JPS5922685A - 集成材への塗装法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は木質集成材へ強靭な塗膜を成形する塗装法に関
する。

従来より木質などの基材に保護被膜を形成するための塗
装法としては基材に直接液状の塗料をロールコータ−、
フローコーター、エアスプレー、エアレススプレー等の
塗布法で塗布し、常温放置又は加熱することにより塗料
を乾燥硬化させて固化被膜を形成して塗装面としていた
。従って塗布後に乾燥を要し通常は作業性及び塗膜性能
の点か（１） ら加熱法が採用されるため、木質からなる集成材におい
ては乾燥硬化に材自体をも加熱せねばならないために高
温長時間要して熱エネルギーの無駄使いをするのみか材
自体に反りやひび割れを生じることもあった。また得ら
れた塗装面は乾燥による塗膜の肉やせ及びピンホールが
散在するか、または自ずと塗布量が多くな如木目肌を充
分に生かされない塗装面にしか得られなかった。

本発明の目的は木質集成材への塗装に際し、通常の塗布
工程及び乾燥工程を要せず、かつ得られる塗膜は緻密で
均一な塗装面に仕上がる塗装法を提供するにある。

本発明し塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体
、エチレン−酢酸ビニル共重合体などからなるフィルム
又はシート状で、液状の塗料とはなじみが良くて硬化し
た塗膜とはなじみが悪い離型用フィルム（１）に、ウレ
タン系樹脂、アクリル系樹脂など通常の木質材用の塗料
（２）をロールコータ−、フローコーター、エア又はエ
アレススプレーなど通常の塗布器を用いて塗布し、常温
（２） 放置又は加熱することによシ塗膜中の揮発分を取り除い
て高固型分で未硬化状態の塗料（２）コート面を形成す
る。次に集成材（３）表面及び／又は裏面に、前記塗料
（２）コート面を積載しぞ、離型用フィルム（１）を介
してホットプレス（４）にて熱圧することにより塗料（
２）を集成材（３）に転写すると共に硬化させる。次に
硬化１．た塗料（２）面より離型用フイＡ／ム（１）を
＃」離して取り除くことにより集成材（３）の表面に塗
装仕上げする塗装法である。

本発明では、離型用フィルムに塗布した塗料のみを乾燥
するので必要最小量の熱量で乾燥塗膜を得ることができ
、従来法に比べて基材を加熱する熱量を省略できると共
に加熱による基材の反りなどの弊腎も生ぜしめない。次
に高固型分で未硬化状態の塗料コート面を集成材に積載
して離型用フィルムを介して加圧状態で加熱して転写す
ると共に硬化させるので、塗料が木質部に充分に浸透し
て木質表面が樹脂にて複合化されて密着性が優れている
と共に塗膜は肉やせかなくピンホールが生（３） ぜず均一で強靭な仕上がり外観になる。従って塗装膜も
肉薄にし易いので木目肌を充分に現出できる塗装仕上げ
を可能にする。また集成材の反りを鳩正できる。またフ
ィンガージョント部などに生じている空隙部も樹脂が浸
透し強化できる。

以上の如く、本発明の塗装法は緻密で均一な塗装面に仕
上が多木目肌も充分に現出できるので集成材からなるド
ア、柱、装飾品などへの塗装仕上げ法として有用である
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明で使用する塗料コートフィルムの構成図
、第２図は熱圧成型時の構成図、第３図は熱圧塗装成型
後で離型フィルムを狗離している状態図を示す。 １・争φ離型用フィルム　２・・・塗料　３・・・集成
材４−轡・ホットプレス 特許出願人　　アイカ五業株式会社 （４）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 離型用フイ、−齋一料を・−トして乾燥した未硬化状態
   の該塗料コート面を集成材に積載して、離型用フィルム
   を介して熱圧して塗料を集成材に転写及び硬化させたの
   ち、離型用フィルムを＃＋１離して取り除くことにより
   塗装仕上げすることを特徴とする集成材への塗装法。