JPH1191492A - 車両乗員拘束装置用ガスバッグ - Google Patents

車両乗員拘束装置用ガスバッグ

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JPH1191492A
JPH1191492A JP10145987A JP14598798A JPH1191492A JP H1191492 A JPH1191492 A JP H1191492A JP 10145987 A JP10145987 A JP 10145987A JP 14598798 A JP14598798 A JP 14598798A JP H1191492 A JPH1191492 A JP H1191492A
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JP
Japan
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gas bag
chamber
gas
chambers
fabric
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JP10145987A
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English (en)
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Dentsu Sutefuan
デンツ ステファン
Ranku Noruberuto
ランク ノルベルト
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TRW Occupant Restraint Systems GmbH
Original Assignee
TRW Occupant Restraint Systems GmbH
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 数秒に及ぶ長い時間にわたる保護が可能で、
しかも乗員の衝撃および緩衝時に、必要程度に衝突エネ
ルギーを散逸する車両乗員拘束装置用のガスバッグを提
供する。 【解決手段】 織物層１０ａ，１０ｂが事実上気密であ
り、ガスバッグの容積が、外縁部１２内で、織物層１０
ａ，１０ｂを部分的に織り合わせることによって、複数
の室３０、３２、３８、４２に分割されており、前記室
３０、３２、３８、４２が、織り合わされた織物層部分
の間に残る少なくとも１つの絞り口３６、４０、４４を
介して互いに連通し、前記室の１つ３０が、膨張器によ
って直接に膨張させられ、残りの室３２、３８、４２
は、絞り口３６、４０、４４を介して間接的に膨張させ
られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両乗員拘束装置
用のガスバッグ、それも外縁部に沿って部分的に相互に
織り合わされた２層の織物からなる形式のものに関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】概ねクッション形状の、膨張可能なガス
バッグを製造する場合には、等しい形状の２枚の繊維材
料が外縁部に沿って互いに結合される。２枚の繊維材料
を外縁部に沿って相互結合するには、通常、縫合による
が、２枚の織物層を互いに織り合わせることで結合し、
結合表面区域に単一ウエブ材料を形成するようにするこ
とも可能である。その種のガスバッグは、ジャカード織
り（Jacquard weave）によって製造される。
【０００３】乗員が、膨張したガスバッグに衝突し、緩
衝されると、ガスバッグに充填されているガスの制御さ
れた逃散により所期のエネルギー散逸が達せられる。衝
突のほんの数十ミリセカンド後に、ガスのほぼ全量が早
やガスバッグから放出されてしまう。引き続く衝撃が生
じ、あるいは車両が転倒した場合には、それ以上の保護
をガスバッグは与えない。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題および課題を解決するた
めの手段】本発明は、数秒に及ぶ長い時間にわたる保護
を与え、しかも乗員の衝撃および緩衝時に、必要程度に
衝突エネルギーを散逸する車両乗員拘束装置用のガスバ
ッグを提供する。この目的を達成するため、ガスバッグ
は、いくつかの特徴を備えている。１つの特徴は、織物
層が実質的に気密な点である。他の特徴は、ガスバッグ
の容積が、外縁部内で２枚の織物層を互いに部分的に織
り合わせることで、複数の室（チャンバ）に分割されて
いる点である。分割されたこれらの室は、織物層の織り
合わされた部分間に残される少なくとも１つの絞り口に
よって連通する。最後の特徴は、複数の室の一部のみ
が、直接に膨張器によって膨張せしめられ、残りの室
は、絞り口を介して間接的に膨張せしめられる点であ
る。外縁部に沿って２枚の織物層を互いに織り合わせる
ことによって、気密結合が可能になる。織物層自体が実
質的に気密であるため、ガスバッグは、最高数秒間にわ
たって緩衝作用を発揮する程度に、全体が気密となる。
複数室へのガスバッグの分割もまた織物層の織り合わせ
により行われているので、縫合による通常の結合技術の
場合とは異なり、ガスバッグの気密性は損なわれない。
【０００５】拘束装置の起動時には、はじめにガスバッ
グの複数室の一部のみが膨張器により膨張せしめられ
る。この室は、経験上、乗員の身体と最初に接触すると
予想される部分である。乗員がガスバッグに衝突する
と、ガスバッグを膨張させたガスは、最初に膨張した室
から移動する。ガスは、絞り口を介して残りの室へ流入
できる。絞り口を通過するさいの抵抗は、エネルギー散
逸の所望の応答が得られるように調整される。連続する
複合衝突の場合、特に車両の転倒の場合や、側面衝突保
護用に頭部区域にガスバッグを設けている場合、乗員
は、ガスバッグの異なる位置に多重衝突する。そのよう
な状況では、ガスバッグを膨張させたガスは、乗員の衝
突した室から残りの室へ移動する。
【０００６】
【発明の実施の形態】本発明のその他の特徴および利点
は、図面についての以下の説明から理解されるだろう。
【０００７】図１に拡張状態で示したガスバッグ１０
は、外縁部１２に沿って重ねて互いに織り合わせた２枚
の織物層から成っている。両織物層の一方は、膨張器に
接続される膨張口（オリフィス）１４を有する。外縁部
１２内で、両織物層は、数箇所の結合箇所で製織により
結合されている。外縁部１２と結合箇所１６とは、いず
れも織り合わせによって気密仕上げになっている。両織
物層自体は実質的に気密である。気密度は、膨張したガ
スバッグの所期の緩衝持続時間によって決定される。必
要な気密度を達成するためには、次の措置を、単独でま
たは組み合わせて行うことが考えられる。 織り合わせた布ブランクを洗浄して、水収縮を生じ
させる。 乾燥させて、熱収縮を生じさせる。 内面を全部または部分的に被覆する。
【０００８】図３から分かるように、両織物層１０ａ，
１０ｂは、結合箇所１６で互いに内部に織り込まれ、単
一の織物ウエブを形成している。結合箇所１６のため、
全体としてのガスバッグ１０の容積は、複数の室に分割
されている。これらの室は、結合箇所１６の間に残され
た絞り口を介して相互に連通している。
【０００９】図４に示した例は、図１に示した例とガス
バッグ容積の分割形態が異なるだけである。細長い結合
帯１８により、ガスバッグ容積が、上方の室と下方の室
とに分割されている。結合帯１８の両端と外縁部１２と
の間には、それぞれ室間に絞り口が設けられている。
【００１０】図５の詳細図から分かるように、ガスバッ
グの織り合わせブランク（余白部分）に沿う織物の切断
線２０は、外縁部１２の外側に位置しているため、外縁
部１２に沿う相互織り合わせ部分が弱体化することはな
い。
【００１１】図１に示したガスバッグの態様は、側面衝
突時の頭部保護用である。
【００１２】図６に示したガスバッグの例は、外縁部１
２に沿って重ねて互いに織り合わせた２枚の織物層から
成っている。これらの織物層は、細長い形状を有する。
なぜなら、拡張状態では、ガスバッグが、ＡピラーとＣ
ピラーとの間に張り渡され、側面衝突時には頭部保護の
ために車両のサイドウィンドーを覆うからである。上縁
部１２ａは、車両の屋根の曲率と合致するように湾曲し
ている一方、下縁部１２ｂは直線状に延在している。上
縁部１２ａの後端と下縁部１２ｂの上方へ折れ曲がった
後端との間には、上縁部１２ａ下の前部ポケット２４ａ
まで延在する管状ディフューザまたは類似の装置用の挿
入口２４が形成されている。ガスバッグ容積は、複数の
室に分割されている。外縁部１２は、細長い主室３０を
規定している。主室よりもかなり小さい第２室３２は、
ガスバッグ後部に、下縁部１２ｂと下縁部から直角に延
びる縁取り部３２ａとにより形成されている。この縁取
り部３２ａは、ガスバッグ高さのほぼ２分の１にわたっ
て延在して前方へ直角に曲がり、次いで角度をなして下
方へ延び、最後に下縁部１２ｂに対し直角に延び、下縁
部１２ｂの近くで終わっている。縁取り部３２ａの端部
と下縁部１２ｂとの間には、室３０、３２を連通する絞
り口３６が形成されている。縁取り部３２ａに沿って、
両織物層が互いに織り合わされている。
【００１３】同じように、第３室３８が、ガスバッグ前
端近くに、下縁部１２ｂと縁取り部３８ａとにより仕切
られて配置されている。主室３０と第３室３８との間に
は、また絞り口４０が設けられている。
【００１４】第４室４２は、ガスバッグ前端に、それも
上縁部１２ａと縁取り部４２ａとの間に形成されてい
る。この室４２は、細長い３角形状を有し、絞り口４４
を介して主室３０に連通している。
【００１５】両織物層は、さらに複数の閉じた環状縁取
り部５０に沿って、上縁部１２ａから僅かな間隔をおい
て互いに織り合わされている。好ましくは細長い形状の
これらの縁取り部５は、固定具用の、詳しく言えば固定
ねじ類用の貫通穴を形成している。
【００１６】さらに、ガスバッグの主室３０内には、下
縁部１２ｂから始まって、主室３０の高さの２分の１余
のところまで延在する２つの湾曲した縁取り部５２が設
けられている。これらの縁取り部５２は、膨張時に、主
としてガスバッグの形状付与に役立つ。縁取り部３２
ａ，３８ａ，４２ａも、ガスバッグの形状付与に役立つ
が、これらの縁取り部の主要な機能は、主室３０の容積
を各室３２、３８、４２に仕切ることである。主室３０
が、挿入口２４から挿入される管状ディフューザによっ
て、ディフーザ起動時に、直接に膨張せしめられるのに
対して、室３２、３８、４２は、絞り口３６、４０、４
４を介して間接的に膨張せしめられる。
【００１７】図７は、両織物層の一方に設けられるガス
出口の可能な形状を示したものである。図示の実施例で
は、このガス出口２８は円形の輪郭を有している。この
輪郭内では、よこ糸とたて糸が浮き織にされている。こ
うすることによって、局所的なガス目標透過度と同時に
濾過効果が得られる。
【００１８】図８と図９とに示したガスバッグの例は、
頭部・胸部領域の側面衝突用であり、起動された状態で
は、ＡピラーからＢピラーへ、またはＢピラーからＣピ
ラーへ延在することになる。その形状は、図１および図
５に示した例の形状と似ているが、若干の別の特徴を有
している。
【００１９】図８に示した例では、縁取り部６０ａによ
って仕切られた狭幅の環状室６０が、外縁部１２内に、
外縁部１２と平行に延在している。この環状室６０は、
ガスバッグの４隅のそれぞれで絞り口６２を介してガス
バッグの内部容積に連通している。ガスバッグ高さの中
間より僅かに上方で、ガスバッグの両織物層が、３個の
縁取り部６４ａ，６４ｂ，６４ｃに沿って互いに織り合
わされている。これらの縁取り部６４ａ，６４ｂ，６４
ｃは、ガスバッグの拡張を織物層の平面に対して横方向
に限定することによって、ガスバッグの付形に実質的に
役立っている。
【００２０】図９の例の特徴は、ガスバッグの両織物層
が織り合わされている外縁部１２が、内側に波形輪郭部
６６を有する点である。この波形輪郭部のために、よこ
糸・たて糸間の荷重分配が改善される。
【００２１】図１０に示したガスバッグの例は、実質的
に図６の実施例に類似している。異なる点は、両織物層
間の織り合わせ部分の中断部６８によって、外縁部１２
に３つのガス出口が設けられている点のみである。これ
らのガス出口によって、ガスバッグの特定の漏れが生
じ、ガスバッグ膨張時または乗員の衝突時に、ガスバッ
グが高くなり過ぎるのを防止する。
【００２２】図１１の例も、図６の例と実質的に類似し
ている。ガスバッグ内圧が、例えば膨張時または乗員の
衝突時に高くなり過ぎないように防止するため、外縁部
１２に３カ所の予定破断箇所７０が設けられている。こ
れらの破断箇所７０は、予め定めたガスバッグ内圧に達
すると破断され、ガスをガスバッグから逃がすことがで
きる。予定破断箇所の区域では、外縁部区域の糸を部分
的にのみ、例えば５本ないし１０本の糸のみを織り合わ
せることで、両織物層間の織り合わせ部分を弱体化する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】側面衝突時に頭部を保護するガスバッグを拡張
状態で示した略示平面図。
【図２】図１のガスバッグの部分拡大図。
【図３】図２のＩＩＩ−ＩＩＩ線に沿って截断した断面
図。
【図４】図１のガスバッグの変更態様を示した側面図。
【図５】図４の符号Ｖの部分の拡大詳細図。
【図６】ＡピラーからＣピラーまで車両の窓を覆う拡張
状態のガスバッグを示した平面図。側面衝突時、この状
態で頭部が効果的に保護される。
【図７】濾過効果を有するガス出口の略示図。
【図８】側面衝突時に頭部および胸部を保護するガスバ
ッグの図。
【図９】図８に示したガスバッグ例の変形形態を示す
図。
【図１０】図６に類似するガスバッグ例を示す平面図。
【図１１】図１０のガスバッグ例の変形形態を示す平面
図。
【符号の説明】
１０ ガスバッグ １２ 外縁部 １２ａ 上縁部 １２ｂ 下縁部 １４ 膨張口 １６ 結合箇所 １８ 結合ストリップ ２０ 切断線 ２４ ディフューザ挿入口 ２４ａ ポケット ３０ 主室 ３２、３８、４２ 室 ３２ａ、３８ａ、４２ａ、５０ 縁取り部 ３６、４０、４４ 絞り口 ６０ 環状チャンバ ６０ａ、６４ａ、６４ｂ、６４ｃ 縁取り部 ６６ 波形輪郭部 ６８ ガス出口 ７０ 予定破断箇所
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ノルベルト ランク ドイツ連邦共和国 ラインツェル，アム ツイーゲルライン ３

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 車両乗員拘束装置用のガスバッグであっ
    て、外縁部（１２）に沿って一部が互いに織り合わされ
    た２層の織物（１０ａ，１０ｂ）を含む形式のものにお
    いて、 ａ）前記織物層（１０ａ，１０ｂ）が事実上気密であ
    り、 ｂ）ガスバッグの容積が、外縁部（１２）内で、織物層
    （１０ａ，１０ｂ）を部分的に織り合わせることによっ
    て、いくつかの室（３０、３２、３８、４２）に分割さ
    れており、 ｃ）前記室（３０、３２、３８、４２）が、織り合わさ
    れた織物層部分の間に残された少なくとも１つの絞り口
    （３６、４０、４４）を介して互いに連通しており、 ｄ）前記複数の室の１部（３０）が、膨張器によって直
    接に膨張せしめられ、残りの室（３２、３８、４２）
    は、絞り口（３６、４０、４４）を介して間接的に膨張
    せしめられることを特徴とする車両乗員拘束装置用ガス
    バッグ。
  2. 【請求項２】 ガスバッグの対応部分に乗員が衝突する
    と、室の１部分（３０）が膨張した後、該室（３０）内
    の圧縮ガスが、残りの室（３２、３８、４２）へ移動す
    ることを特徴とする請求項１に記載されたガスバッグ。
  3. 【請求項３】 前記絞り口（３６、４０、４４）が流れ
    抵抗を有し、該流れ抵抗が、ガスバッグの膨張分による
    乗員の衝撃緩和のさいに発生するエネルギー散逸、例え
    ば設計により予め定めたエネルギー散逸によって決定さ
    れることを特徴とする請求項２に記載されたガスバッ
    グ。
  4. 【請求項４】 前記織物層が、洗浄による水収縮にさら
    されることを特徴とする請求項１から請求項３までのい
    ずれか１項に記載されたガスバッグ。
  5. 【請求項５】 前記織物層が、加熱および乾燥による熱
    収縮にさらされることを特徴とする請求項１から請求項
    ４までのいずれか１項に記載されたガスバッグ。
  6. 【請求項６】 前記織物層が、内側を部分的に被覆され
    ていることを特徴とする請求項１から請求項５までのい
    ずれか１項に記載されたガスバッグ。
  7. 【請求項７】 少なくとも１つのガス出口（２８）が、
    たて糸とよこ糸との局所的な浮き織部分により、織物の
    一方の層に形成されていることを特徴とする請求項１か
    ら請求項６までのいずれか１項に記載されたガスバッ
    グ。
  8. 【請求項８】 少なくとも１つのガス出口が、両織物層
    の織り合わせ部の中断箇所（２８）により、外縁部（１
    ２）に形成されていることを特徴とする請求項１から請
    求項７までのいずれか１項に記載されたガスバッグ。
  9. 【請求項９】 少なくとも１つの予定破断箇所（７０）
    が、両織物層の織り合わせ部を弱体化することにより、
    外縁部（１２）に形成されていることに特徴とする請求
    項１から請求項８までのいずれか１項に記載されたガス
    バッグ。
  10. 【請求項１０】 両織物層が、少なくとも一部分に沿っ
    て、固定具挿入用の閉じた環（５０）の形態で相互に織
    り合わされていることを特徴とする請求項１から請求項
    ９までのいずれか１項に記載されたガスバッグ。
  11. 【請求項１１】 両織物層が、それらの外周に沿って、
    製織（weaving ）によって形成された縁取り部を有し、
    該縁取り部が、波形の内縁部（６６）を有することを特
    徴とする請求項１から請求項１０までのいずれか１項に
    記載されたガスバッグ。
  12. 【請求項１２】 環状の室（６０）が、両織物層の外縁
    部（１２）に沿って形成されていることを特徴とする請
    求項１から請求項１１までのいずれか１項に記載された
    ガスバッグ。
  13. 【請求項１３】 前記環状の室（６０）が、複数の角隅
    領域に内室への絞り口（６２）を有することを特徴とす
    る請求項１２に記載されたガスバッグ。
  14. 【請求項１４】 両織物層の平面に対して横方向のガス
    バッグ拡張が、両織物層が相互に織り合わされている複
    数の直列状の縁取り部（６４ａ，６４ｂ，６４ｃ）によ
    り限定されることを特徴とする請求項１から請求項１３
    までのいずれか１項に記載されたガスバッグ。
  15. 【請求項１５】 ａ）湾曲した上縁部（１２ａ）と事実
    上直線状の下縁部（１２ｂ）とで形成されている細長い
    形状が、Ａピラー・Ｃピラー間の車両サイドウィンドー
    形状に対応しており、 ｂ）細長い主室（３０）が上縁部（１２ａ）と下縁部
    （１２ｂ）との間に形成されており、 ｃ）室（３２）が、ガスバッグの後部で縁取り部（３２
    ａ）により仕切られ、該縁取り部が、下縁部（１２ｂ）
    から始まってガスバッグのほぼ半分の高さまで延在し、
    かつ主室（３０）への絞り口（３６）を有しており、 ｄ）室（３８）が、ガスバッグの前部で縁取り部（３８
    ａ）によって仕切られ、該縁取り部が、下縁部（１２
    ａ）から始まり、ガスバッグのほぼ３分の１の高さまで
    延在し、かつ主室（３０）への絞り口（４０）を有して
    おり、 ｅ）室（４２）が、ガスバッグ前部の、上縁部（１２
    ａ）と縁取り部（４２ａ）との間に形成され、主室（３
    ０）への絞り口（４４）を備え、概して細長い３角形形
    状を有していることを特徴とする請求項１から請求項１
    ４までのいずれか１項に記載されたガスバッグ。
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