JP2000006747A - 自動車乗員頭部の保護バッグ - Google Patents
自動車乗員頭部の保護バッグInfo
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- JP2000006747A JP2000006747A JP10175986A JP17598698A JP2000006747A JP 2000006747 A JP2000006747 A JP 2000006747A JP 10175986 A JP10175986 A JP 10175986A JP 17598698 A JP17598698 A JP 17598698A JP 2000006747 A JP2000006747 A JP 2000006747A
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- Japan
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- linear connecting
- vehicle
- connecting portion
- occupant
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
- B60R21/16—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
- B60R21/23—Inflatable members
- B60R21/231—Inflatable members characterised by their shape, construction or spatial configuration
- B60R21/232—Curtain-type airbags deploying mainly in a vertical direction from their top edge
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
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- B60R21/23—Inflatable members
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- B60R21/233—Inflatable members characterised by their shape, construction or spatial configuration comprising a plurality of individual compartments; comprising two or more bag-like members, one within the other
- B60R2021/23316—Inner seams, e.g. creating separate compartments or used as tethering means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Air Bags (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 バッグの各部分の膨張の時間差が小さく、全
体として急速に膨張する自動車乗員頭部の保護バッグを
提供することを目的とする。 【解決手段】 バッグ1は、乗員対向面側シート2と車
外対向面側シート3とを重ね合わせ、周縁部を結合する
ことにより、両シート2,3の間に導入室7及び主室8
を形成したものである。横方向線状結合部10は、主室
8の前側の側部のうち導入室7の下縁側に連なってお
り、そこから後方に略水平に延在している。この線状結
合部10の後端は、主室8内の途中で止まっている。縦
方向線状結合部22は、この横方向線状結合部10の後
端から下方に延設され、縦方向線状結合部21は横方向
線状結合部10の途中から下方に延設されている。縦方
向線状結合部21,22の下端は、主室8の下縁からは
離隔しており、小室8b,8c,8dは縦方向線状結合
部21,22の下方部分を介して互いに連通している。
体として急速に膨張する自動車乗員頭部の保護バッグを
提供することを目的とする。 【解決手段】 バッグ1は、乗員対向面側シート2と車
外対向面側シート3とを重ね合わせ、周縁部を結合する
ことにより、両シート2,3の間に導入室7及び主室8
を形成したものである。横方向線状結合部10は、主室
8の前側の側部のうち導入室7の下縁側に連なってお
り、そこから後方に略水平に延在している。この線状結
合部10の後端は、主室8内の途中で止まっている。縦
方向線状結合部22は、この横方向線状結合部10の後
端から下方に延設され、縦方向線状結合部21は横方向
線状結合部10の途中から下方に延設されている。縦方
向線状結合部21,22の下端は、主室8の下縁からは
離隔しており、小室8b,8c,8dは縦方向線状結合
部21,22の下方部分を介して互いに連通している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車乗員頭部の
保護バッグに係り、詳しくは自動車の側面衝突時や横転
時等にサイドドアの窓等に沿って膨張するバッグに関す
る。さらに詳しくは、2枚のシートを重ね合わせ、それ
らの周縁を結合して車両前後方向に延在する空室を形成
すると共に、この空室内において2枚のシートを線状結
合部によって結合しているタイプの自動車乗員頭部の保
護バッグに関する。
保護バッグに係り、詳しくは自動車の側面衝突時や横転
時等にサイドドアの窓等に沿って膨張するバッグに関す
る。さらに詳しくは、2枚のシートを重ね合わせ、それ
らの周縁を結合して車両前後方向に延在する空室を形成
すると共に、この空室内において2枚のシートを線状結
合部によって結合しているタイプの自動車乗員頭部の保
護バッグに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のタイプの自動車乗員頭部の保護
バッグはWO96/26087に記載されており、とく
にそのFIG1及びFIG9に示されている。この公知
のバッグにあっては、空室はバッグの上縁に沿ってバッ
グの車両前方側の端部(前端部)から車両後方側の端部
(後端部)まで延在するダクト部と、該ダクト部に連な
り下方に向って延びる多数のセル部とからなる。セル部
同士の間の部分では乗員対向面側シートと車外対向面側
シートとが接合されている。
バッグはWO96/26087に記載されており、とく
にそのFIG1及びFIG9に示されている。この公知
のバッグにあっては、空室はバッグの上縁に沿ってバッ
グの車両前方側の端部(前端部)から車両後方側の端部
(後端部)まで延在するダクト部と、該ダクト部に連な
り下方に向って延びる多数のセル部とからなる。セル部
同士の間の部分では乗員対向面側シートと車外対向面側
シートとが接合されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】WO96/26087
のバッグにあっては、ガスはダクト部の車両後端側から
ダクト部内に流入し、車両後方側のセル部から順番に膨
張するようになるため、前端側のセル部が後端側のセル
部に比べかなり遅れて膨張する。
のバッグにあっては、ガスはダクト部の車両後端側から
ダクト部内に流入し、車両後方側のセル部から順番に膨
張するようになるため、前端側のセル部が後端側のセル
部に比べかなり遅れて膨張する。
【0004】本発明は、バッグの各部分の膨張の時間差
が小さく、全体として急速に膨張する自動車乗員頭部の
保護バッグを提供することを目的とする。
が小さく、全体として急速に膨張する自動車乗員頭部の
保護バッグを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の自動車乗員頭部
の保護バッグは、自動車の室内の天井部と側面部との交
叉隅部付近に配置され、導入されるガスによって該側面
部に沿って下方に膨張するバッグであって、乗員対向面
側シートと車外対向面側シートとを重ね合わせ、両シー
トを外縁に沿って結合することにより該シートの間にガ
スが充満する自動車前後方向に長い空室を形成してな
り、該シート同士は該空室内の一部において線状結合部
によって結合されており、該空室の長手方向の端部にガ
ス導入口が設けられている自動車乗員頭部の保護バッグ
において、該空室は、ガスの導入室と、該導入室に連通
した主室とからなり、該導入室は該主室の車両前後方向
の側部の上部に連なっており、前記線状結合部は、主室
の該側部の略中間部から車両前後方向に向って延在した
横方向線状結合部として設けられていることを特徴とす
るものである。
の保護バッグは、自動車の室内の天井部と側面部との交
叉隅部付近に配置され、導入されるガスによって該側面
部に沿って下方に膨張するバッグであって、乗員対向面
側シートと車外対向面側シートとを重ね合わせ、両シー
トを外縁に沿って結合することにより該シートの間にガ
スが充満する自動車前後方向に長い空室を形成してな
り、該シート同士は該空室内の一部において線状結合部
によって結合されており、該空室の長手方向の端部にガ
ス導入口が設けられている自動車乗員頭部の保護バッグ
において、該空室は、ガスの導入室と、該導入室に連通
した主室とからなり、該導入室は該主室の車両前後方向
の側部の上部に連なっており、前記線状結合部は、主室
の該側部の略中間部から車両前後方向に向って延在した
横方向線状結合部として設けられていることを特徴とす
るものである。
【0006】例えば、導入室は主室の車両前方側の上部
に連なり、横方向線状結合部は主室の車両前方側から後
方に向って延在する。
に連なり、横方向線状結合部は主室の車両前方側から後
方に向って延在する。
【0007】他の例にあっては、導入室は主室の車両後
方側の上部に連なり、横方向線状結合部は主室の車両後
方側から前方に向って延在する。
方側の上部に連なり、横方向線状結合部は主室の車両後
方側から前方に向って延在する。
【0008】かかる自動車乗員頭部の保護バッグにあっ
ては、導入室から主室に導入されたガスは、横方向線状
結合部に沿って流れ、横方向線状結合部の端部に到った
ところで該横方向線状結合部を回り込んで横方向線状結
合部の下側に入り込む。このようにまずガスが主室上部
を流れ主室上部の全体が膨張した後、ガスが横方向線状
結合部の下側の各部分を十分に膨張させるようになるた
め、バッグの後端側も前端側からほとんど遅れることな
く膨張するようになる。
ては、導入室から主室に導入されたガスは、横方向線状
結合部に沿って流れ、横方向線状結合部の端部に到った
ところで該横方向線状結合部を回り込んで横方向線状結
合部の下側に入り込む。このようにまずガスが主室上部
を流れ主室上部の全体が膨張した後、ガスが横方向線状
結合部の下側の各部分を十分に膨張させるようになるた
め、バッグの後端側も前端側からほとんど遅れることな
く膨張するようになる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の形態につ
いて次に図面を参照して説明する。
いて次に図面を参照して説明する。
【0010】図1は第1の実施の形態に係る自動車乗員
頭部の保護バッグ1を示すものであり、(a)図はバッ
グ1の正面図、(b)図、(c)図はそれぞれ(a)図
のB−B線、C−C線に沿う断面図である。
頭部の保護バッグ1を示すものであり、(a)図はバッ
グ1の正面図、(b)図、(c)図はそれぞれ(a)図
のB−B線、C−C線に沿う断面図である。
【0011】このバッグ1は、乗員対向面側シート2と
車外対向面側シート3とを重ね合わせ、これらシート
2,3の周縁部を結合(4は縫目を示す。)することに
より、両シート2,3の間に空室(導入室7及び主室
8)を形成したものである。符号5は、このバッグ1を
自動車のルーフサイドメンバ及びAピラー(いずれも図
示略)に取り付けるためのリベット等の留付具の挿通孔
を示す。
車外対向面側シート3とを重ね合わせ、これらシート
2,3の周縁部を結合(4は縫目を示す。)することに
より、両シート2,3の間に空室(導入室7及び主室
8)を形成したものである。符号5は、このバッグ1を
自動車のルーフサイドメンバ及びAピラー(いずれも図
示略)に取り付けるためのリベット等の留付具の挿通孔
を示す。
【0012】上記の導入室7はAピラーに沿って延在し
ており、その前端にはガス導入口6が設けられ、後端は
主室8の前側の側部の上部に連なっている。
ており、その前端にはガス導入口6が設けられ、後端は
主室8の前側の側部の上部に連なっている。
【0013】この主室8内においてシート2,3同士は
横方向線状結合部10及び縦方向線状結合部21,22
によって結合されている。この結合は、縫合、接着、溶
着などのいずれでも良い。
横方向線状結合部10及び縦方向線状結合部21,22
によって結合されている。この結合は、縫合、接着、溶
着などのいずれでも良い。
【0014】横方向線状結合部10は、主室8の前側の
側部のうち導入室7の下縁側に連なっており、そこから
後方に略水平に延在している。この線状結合部10の後
端は、主室8内の途中で止まっている。
側部のうち導入室7の下縁側に連なっており、そこから
後方に略水平に延在している。この線状結合部10の後
端は、主室8内の途中で止まっている。
【0015】縦方向線状結合部22は、この横方向線状
結合部10の後端から下方に延設され、縦方向線状結合
部21は横方向線状結合部10の途中から下方に延設さ
れている。これらの縦方向線状結合部21,22の下端
は、主室8の下縁からは離隔しており、小室8b,8
c,8dは縦方向線状結合部21,22の下方部分を介
して互いに連通している。
結合部10の後端から下方に延設され、縦方向線状結合
部21は横方向線状結合部10の途中から下方に延設さ
れている。これらの縦方向線状結合部21,22の下端
は、主室8の下縁からは離隔しており、小室8b,8
c,8dは縦方向線状結合部21,22の下方部分を介
して互いに連通している。
【0016】このバッグ1は、導入室7を含む前部が自
動車のAピラーに沿って折り畳まれた状態で設置され、
主室8を含む後部がルーフサイドレール(図示略)に沿
って折り畳まれた状態で設置される。
動車のAピラーに沿って折り畳まれた状態で設置され、
主室8を含む後部がルーフサイドレール(図示略)に沿
って折り畳まれた状態で設置される。
【0017】折り畳まれたバッグ1はカバーで覆われ
る。このカバーは、バッグ1が膨張するときに裂けるよ
う構成されている。
る。このカバーは、バッグ1が膨張するときに裂けるよ
う構成されている。
【0018】自動車が側面衝突したり横転すると、イン
フレータ(図示略)が作動し、ガス導入口6から導入室
7にガスが流入する。このガスは、導入室7から主室8
内に流入し、横方向線状結合部10の上側を車両前後方
向に延在する小室8a内を後方(図1(a)の右方)に
向って流れる。そして、縦方向線状結合部22の後方側
の小室8bに入り、次いで縦方向線状結合部22,21
の下側を追って小室8c,8dに入る。
フレータ(図示略)が作動し、ガス導入口6から導入室
7にガスが流入する。このガスは、導入室7から主室8
内に流入し、横方向線状結合部10の上側を車両前後方
向に延在する小室8a内を後方(図1(a)の右方)に
向って流れる。そして、縦方向線状結合部22の後方側
の小室8bに入り、次いで縦方向線状結合部22,21
の下側を追って小室8c,8dに入る。
【0019】このように導入室7からのガスがまず小室
8a,8bを膨張させるので、バッグ1の上部が長手方
向において殆ど時間差なくほぼ同時に膨らむ。その後、
小室8c,8dが膨張する。このようにガスが小室8a
を通り抜けて8bにまで達するので、バッグ1の上部は
前側から後側までほぼ同時に膨張する。そしてこれによ
りバッグ1を覆っていたカバーが車両前後方向に断裂す
るので、その後小室8c,8dが車両ウインドウ又はド
アに沿って速やかに膨張する。
8a,8bを膨張させるので、バッグ1の上部が長手方
向において殆ど時間差なくほぼ同時に膨らむ。その後、
小室8c,8dが膨張する。このようにガスが小室8a
を通り抜けて8bにまで達するので、バッグ1の上部は
前側から後側までほぼ同時に膨張する。そしてこれによ
りバッグ1を覆っていたカバーが車両前後方向に断裂す
るので、その後小室8c,8dが車両ウインドウ又はド
アに沿って速やかに膨張する。
【0020】図2,3は、第2、第3の実施の形態に係
るバッグ32,33の正面図であり、横方向線状結合部
として相互に離隔して2条の線状結合部11,12が設
けられている。線状結合部12は線状結合部11の延長
線上に位置する。
るバッグ32,33の正面図であり、横方向線状結合部
として相互に離隔して2条の線状結合部11,12が設
けられている。線状結合部12は線状結合部11の延長
線上に位置する。
【0021】図2では縦方向線状結合部21,22が横
方向線状結合部11,12の後端から下方に延設され、
線状結合部11,12及び線状結合部12,22がL字
形となっているが、図3では縦方向線状結合部21,2
2が横方向線状結合部11,12の途中から下方に延設
され、線状結合部11,12及び線状結合部12,22
がT字形となっている。
方向線状結合部11,12の後端から下方に延設され、
線状結合部11,12及び線状結合部12,22がL字
形となっているが、図3では縦方向線状結合部21,2
2が横方向線状結合部11,12の途中から下方に延設
され、線状結合部11,12及び線状結合部12,22
がT字形となっている。
【0022】図2,3のバッグ32,33も図1のバッ
グ1と同様にきわめて急速に膨張しうる。
グ1と同様にきわめて急速に膨張しうる。
【0023】図1〜3では縦方向線状結合部21,22
が下端ほど車両後方へなびくように斜めとなっている
が、図4〜6に示す第4〜6の実施の形態に係るバッグ
34,35,36の如く縦方向線状結合部21,22は
ほぼ鉛直に延設されても良い。
が下端ほど車両後方へなびくように斜めとなっている
が、図4〜6に示す第4〜6の実施の形態に係るバッグ
34,35,36の如く縦方向線状結合部21,22は
ほぼ鉛直に延設されても良い。
【0024】図7は第7の実施の形態に係るバッグ37
の正面図である。このバッグ37では2本の横方向線状
結合部41,42のみが設けられている。上側の横方向
線状結合部41は、主室8の前側の側部のうち導入室7
の下縁部分に連なり、そこから後方に向って略水平に延
在し、主室8内の途中で止っている。
の正面図である。このバッグ37では2本の横方向線状
結合部41,42のみが設けられている。上側の横方向
線状結合部41は、主室8の前側の側部のうち導入室7
の下縁部分に連なり、そこから後方に向って略水平に延
在し、主室8内の途中で止っている。
【0025】下側の横方向線状結合部42は、この上側
の横方向線状結合部41と略並行である。
の横方向線状結合部41と略並行である。
【0026】この下側の横方向線状結合部42の前端及
び後端は主室8の前側の側部及び後側の側部のいずれか
らも離隔している。
び後端は主室8の前側の側部及び後側の側部のいずれか
らも離隔している。
【0027】このバッグ37のガス導入口6にインフレ
ータからガスが導入された場合、ガスは小室8aから8
bに流れ、次いで横方向線状結合部41,42間の小室
8e及び横方向線状結合部42の下側の小室8fを同時
に流れ、横方向線状結合部42の前方の小室8gにまで
流れる。
ータからガスが導入された場合、ガスは小室8aから8
bに流れ、次いで横方向線状結合部41,42間の小室
8e及び横方向線状結合部42の下側の小室8fを同時
に流れ、横方向線状結合部42の前方の小室8gにまで
流れる。
【0028】このバッグ37も前記の各バッグ1,32
〜36と同様に急速に膨張する。
〜36と同様に急速に膨張する。
【0029】上記実施の形態にあっては、導入室7をA
ピラーに沿って配置し主室8を前席の側方に配置してい
るが、導入室7をCピラーに沿って配置し、主室8を後
席の側方に配置しても良い。
ピラーに沿って配置し主室8を前席の側方に配置してい
るが、導入室7をCピラーに沿って配置し、主室8を後
席の側方に配置しても良い。
【0030】また、本発明にあっては、主室8を前席側
方から後席側方にまで連なるように長いものとしても良
い。この場合、導入室7はAピラーに沿って配置しても
良く、Cピラーに沿って配置しても良い。
方から後席側方にまで連なるように長いものとしても良
い。この場合、導入室7はAピラーに沿って配置しても
良く、Cピラーに沿って配置しても良い。
【0031】
【発明の効果】以上の通り、本発明の自動車乗員頭部の
保護バッグは、従来のものに比べ全体として急速に膨張
する。また、このため、インフレータとして小容量のも
のを用いることも可能となる。
保護バッグは、従来のものに比べ全体として急速に膨張
する。また、このため、インフレータとして小容量のも
のを用いることも可能となる。
【図1】第1の実施の形態に係る自動車乗員頭部の保護
バッグの構成図である。
バッグの構成図である。
【図2】第2の実施の形態に係る自動車乗員頭部の保護
バッグの構成図である。
バッグの構成図である。
【図3】第3の実施の形態に係る自動車乗員頭部の保護
バッグの構成図である。
バッグの構成図である。
【図4】第4の実施の形態に係る自動車乗員頭部の保護
バッグの構成図である。
バッグの構成図である。
【図5】第5の実施の形態に係る自動車乗員頭部の保護
バッグの構成図である。
バッグの構成図である。
【図6】第6の実施の形態に係る自動車乗員頭部の保護
バッグの構成図である。
バッグの構成図である。
【図7】第7の実施の形態に係る自動車乗員頭部の保護
バッグの構成図である。
バッグの構成図である。
1,32,33,34,35,36,37 自動車乗員
頭部の保護バッグ 2 乗員対向面側シート 3 車外対向面側シート 4 縫目 6 ガス導入口 7 導入室 8 主室 8a,8b,8c,8d,8e,8f,8g 小室 10,11,12,41,42 横方向線状結合部 21,22 縦方向線状結合部
頭部の保護バッグ 2 乗員対向面側シート 3 車外対向面側シート 4 縫目 6 ガス導入口 7 導入室 8 主室 8a,8b,8c,8d,8e,8f,8g 小室 10,11,12,41,42 横方向線状結合部 21,22 縦方向線状結合部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 増田 泰士 東京都港区六本木1丁目4番30号 タカタ 株式会社内 Fターム(参考) 3D054 AA02 AA03 AA04 AA07 AA16 AA18 AA20 BB21 CC04 CC08 CC32 EE09 EE20
Claims (6)
- 【請求項1】 自動車の室内の天井部と側面部との交叉
隅部付近に配置され、導入されるガスによって該側面部
に沿って下方に膨張するバッグであって、乗員対向面側
シートと車外対向面側シートとを重ね合わせ、両シート
を外縁に沿って結合することにより該シートの間にガス
が充満する自動車前後方向に長い空室を形成してなり、
該シート同士は該空室内の一部において線状結合部によ
って結合されており、 該空室の長手方向の端部にガス導入口が設けられている
自動車乗員頭部の保護バッグにおいて、 該空室は、ガスの導入室と、該導入室に連通した主室と
からなり、 該導入室は該主室の車両前後方向の側部の上部に連なっ
ており、前記線状結合部は、主室の該側部の略中間部か
ら車両前後方向に向って延在した横方向線状結合部とし
て設けられていることを特徴とする自動車乗員頭部の保
護バッグ。 - 【請求項2】 請求項1において、前記線状結合部に連
なり下方に向って延在する縦方向線状結合部が設けられ
ていることを特徴とする自動車乗員頭部の保護バッグ。 - 【請求項3】 請求項2において、前記横方向線状結合
部の延長方向に第2の横方向線状結合部が設けられ、該
第2の横方向線状結合部から第2の縦方向線状結合部が
下方に延設されていることを特徴とする自動車乗員頭部
の保護バッグ。 - 【請求項4】 請求項2又は3において、縦方向線状結
合部の下端は前記主室の下縁から離隔していることを特
徴とする自動車乗員頭部の保護バッグ。 - 【請求項5】 請求項1において、前記横方向線状結合
部の下方に、該横方向線状結合部と略並行に第3の横方
向線状結合部が設けられており、該第3の横方向線状結
合部の長手方向の両端は、主室の車両前方側の側部及び
車両後方側の側部のいずれからも離隔していることを特
徴とする自動車乗員頭部の保護バッグ。 - 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれか1項におい
て、前記導入室の下方に前記乗員対向面側シートと車外
対向面側シートとのうち少なくとも一方のシートが張り
出しており、この張り出した部分のシートの下縁は前記
主室の下側のシート下縁と同等又はそれよりも下位に位
置していることを特徴とする自動車乗員頭部の保護バッ
グ。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10175986A JP2000006747A (ja) | 1998-06-23 | 1998-06-23 | 自動車乗員頭部の保護バッグ |
US09/336,970 US6237937B1 (en) | 1998-06-23 | 1999-06-21 | Protective bag for vehicle occupant's head |
EP99304865A EP0967126B1 (en) | 1998-06-23 | 1999-06-22 | Protective bag for vehicle occupant's head |
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