JPH11222790A - スクリーン装置及び精選方法 - Google Patents
スクリーン装置及び精選方法Info
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- JPH11222790A JPH11222790A JP2420698A JP2420698A JPH11222790A JP H11222790 A JPH11222790 A JP H11222790A JP 2420698 A JP2420698 A JP 2420698A JP 2420698 A JP2420698 A JP 2420698A JP H11222790 A JPH11222790 A JP H11222790A
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】製紙原料から異物を良好に分離するスクリーン
装置を提供する。 【解決手段】スクリーン装置１は、製紙原料受け入れ槽
２と、槽２に製紙原料を供給する供給通路５と、槽２を
第１の室12と第２の室13に区分する第１の開口部を有し
た円筒型の第１のスクリーン11と、第１の室12内に設け
られ、中央部に大きな開口を有し、第１の室12内に受け
入れた製紙原料中の異物を分別する第２の開口部を有し
たプレ−ト形状の第２のスクリーン14と、槽２内に設け
られた回転軸15と、この回転軸15に取り付けられ、第２
のスクリーン14の中央部に設けられた大きな開口に位置
する回転体16と、この回転体16に取り付けられ、回転軸
15の長手方向に対して略直交する方向であって、第２の
開口部に対向するように設けられた第１の撹拌部材16ａ
と、回転体16に取り付けられ、回転軸15の長手方向に対
して略平行であって、第１の開口部に対向するように設
けられた第２の撹拌部材16ｂ等より成る。
装置を提供する。 【解決手段】スクリーン装置１は、製紙原料受け入れ槽
２と、槽２に製紙原料を供給する供給通路５と、槽２を
第１の室12と第２の室13に区分する第１の開口部を有し
た円筒型の第１のスクリーン11と、第１の室12内に設け
られ、中央部に大きな開口を有し、第１の室12内に受け
入れた製紙原料中の異物を分別する第２の開口部を有し
たプレ−ト形状の第２のスクリーン14と、槽２内に設け
られた回転軸15と、この回転軸15に取り付けられ、第２
のスクリーン14の中央部に設けられた大きな開口に位置
する回転体16と、この回転体16に取り付けられ、回転軸
15の長手方向に対して略直交する方向であって、第２の
開口部に対向するように設けられた第１の撹拌部材16ａ
と、回転体16に取り付けられ、回転軸15の長手方向に対
して略平行であって、第１の開口部に対向するように設
けられた第２の撹拌部材16ｂ等より成る。
Description
【０００１】本発明は、スクリーン装置及び精選方法に
係り、特に、製紙原料から異物を良好に分離することが
できるスクリーン装置及び精選方法に関する。
係り、特に、製紙原料から異物を良好に分離することが
できるスクリーン装置及び精選方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、パルパーで新聞古紙を離解し、離
解後、平板に直径が４〜６mm程度の穴を開けた平板スト
レーナーを介して新聞古紙に含まれる異物を排除し、そ
の後、精選された製紙原料を受入槽へと導いていた。
解後、平板に直径が４〜６mm程度の穴を開けた平板スト
レーナーを介して新聞古紙に含まれる異物を排除し、そ
の後、精選された製紙原料を受入槽へと導いていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、平板ス
トレーナーのみで新聞古紙に含まれる異物を排除しよう
としても、異物除去効果が弱く、精選された製紙原料中
に異物が含まれてしまい、異物分離が良好でなく、後の
工程で、異物を除去しなければならないという問題点が
あった。
トレーナーのみで新聞古紙に含まれる異物を排除しよう
としても、異物除去効果が弱く、精選された製紙原料中
に異物が含まれてしまい、異物分離が良好でなく、後の
工程で、異物を除去しなければならないという問題点が
あった。
【０００４】本発明は、前記問題点を除去するようにし
たスクリーン装置及び精選方法を提供することを目的と
している。
たスクリーン装置及び精選方法を提供することを目的と
している。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のスクリーン装置は、製紙原料を受け入れる
槽と、この槽に前記製紙原料を供給する供給通路と、前
記槽を第１の室と第２の室に区分する第１の開口部を有
した円筒型の第１のスクリーンと、第１の室内に設けら
れ、中央部に大きな開口を有し、第１の室内に受け入れ
た製紙原料中の異物を分別する第２の開口部を有したプ
レ−ト形状の第２のスクリーンと、前記槽内に設けられ
た回転軸と、この回転軸に取り付けられ、前記第２のス
クリーンの中央部に設けられた大きな開口に位置する回
転体と、この回転体に取り付けられ、前記回転軸の長手
方向に対して略直交する方向であって、前記第２の開口
部に対向するように設けられた第１の撹拌部材と、前記
回転体に取り付けられ、前記回転軸の長手方向に対して
略平行であって、前記第１の開口部に対向するように設
けられた第２の撹拌部材と、前記槽内の前記第２のスク
リーンの上流側であって、前記製紙原料に含まれる異物
を前記槽外へ排出する第１の排出通路と、前記槽内の前
記第２のスクリーンの下流側であって、前記第２のスク
リーンを通過し、前記第１のスクリーンを通過しない前
記製紙原料に含まれる異物を前記槽外へ排出する第２の
排出通路と、前記第２の室に連通し、前記第２のスクリ
ーン及び前記第１のスクリーンを通過し、精選された前
記製紙原料を前記槽外へ排出する第３の排出通路とを設
け、前記第１の開口部の大きさを前記第２の開口部の大
きさより小さく形成するものである。
に、本発明のスクリーン装置は、製紙原料を受け入れる
槽と、この槽に前記製紙原料を供給する供給通路と、前
記槽を第１の室と第２の室に区分する第１の開口部を有
した円筒型の第１のスクリーンと、第１の室内に設けら
れ、中央部に大きな開口を有し、第１の室内に受け入れ
た製紙原料中の異物を分別する第２の開口部を有したプ
レ−ト形状の第２のスクリーンと、前記槽内に設けられ
た回転軸と、この回転軸に取り付けられ、前記第２のス
クリーンの中央部に設けられた大きな開口に位置する回
転体と、この回転体に取り付けられ、前記回転軸の長手
方向に対して略直交する方向であって、前記第２の開口
部に対向するように設けられた第１の撹拌部材と、前記
回転体に取り付けられ、前記回転軸の長手方向に対して
略平行であって、前記第１の開口部に対向するように設
けられた第２の撹拌部材と、前記槽内の前記第２のスク
リーンの上流側であって、前記製紙原料に含まれる異物
を前記槽外へ排出する第１の排出通路と、前記槽内の前
記第２のスクリーンの下流側であって、前記第２のスク
リーンを通過し、前記第１のスクリーンを通過しない前
記製紙原料に含まれる異物を前記槽外へ排出する第２の
排出通路と、前記第２の室に連通し、前記第２のスクリ
ーン及び前記第１のスクリーンを通過し、精選された前
記製紙原料を前記槽外へ排出する第３の排出通路とを設
け、前記第１の開口部の大きさを前記第２の開口部の大
きさより小さく形成するものである。
【０００６】また、本発明の精選方法は、製紙原料を槽
に受け入れ、この槽に受け入れた前記製紙原料を第２の
撹拌部材により撹拌し、前記製紙原料に含まれている異
物を第２のスクリーンを通過させないことにより分別
し、前記第２のスクリーンを通過した前記製紙原料を前
記槽内に設けた第１の撹拌部材により撹拌し、前記製紙
原料に含まれている異物を第１のスクリーンを通過させ
ないことにより分別し、前記第１のスクリーンの第１の
開口部の大きさを前記第２のスクリーンの第２の開口部
の大きさより小さく形成し、前記製紙原料を前記槽内に
設けた第２のスクリーン、第１のスクリーンを通過させ
て精選するものである。
に受け入れ、この槽に受け入れた前記製紙原料を第２の
撹拌部材により撹拌し、前記製紙原料に含まれている異
物を第２のスクリーンを通過させないことにより分別
し、前記第２のスクリーンを通過した前記製紙原料を前
記槽内に設けた第１の撹拌部材により撹拌し、前記製紙
原料に含まれている異物を第１のスクリーンを通過させ
ないことにより分別し、前記第１のスクリーンの第１の
開口部の大きさを前記第２のスクリーンの第２の開口部
の大きさより小さく形成し、前記製紙原料を前記槽内に
設けた第２のスクリーン、第１のスクリーンを通過させ
て精選するものである。
【０００７】また、本発明の精選方法は、パルパーで離
解された製紙原料を槽に受け入れ、この槽に受け入れた
前記製紙原料を第２の撹拌部材により撹拌し、前記製紙
原料に含まれている異物を第２のスクリーンを通過させ
ないことにより分別し、前記第２のスクリーンを通過し
た前記製紙原料を前記槽内に設けた第１の撹拌部材によ
り撹拌し、前記製紙原料に含まれている異物を第１のス
クリーンを通過させないことにより分別し、前記第１の
スクリーンの第１の開口部の大きさを前記第２のスクリ
ーンの第２の開口部の大きさより小さく形成し、前記製
紙原料を前記槽内に設けた第２のスクリーン、第１のス
クリーンを通過させて精選することを特徴とする精選方
法ものである。
解された製紙原料を槽に受け入れ、この槽に受け入れた
前記製紙原料を第２の撹拌部材により撹拌し、前記製紙
原料に含まれている異物を第２のスクリーンを通過させ
ないことにより分別し、前記第２のスクリーンを通過し
た前記製紙原料を前記槽内に設けた第１の撹拌部材によ
り撹拌し、前記製紙原料に含まれている異物を第１のス
クリーンを通過させないことにより分別し、前記第１の
スクリーンの第１の開口部の大きさを前記第２のスクリ
ーンの第２の開口部の大きさより小さく形成し、前記製
紙原料を前記槽内に設けた第２のスクリーン、第１のス
クリーンを通過させて精選することを特徴とする精選方
法ものである。
【０００８】
【実施例】本発明の一実施例のスクリーン装置及び精選
方法について、図面を参照して説明する。図１におい
て、１は、スクリーン装置で、スクリーン装置１は、製
紙原料中に含まれるプラスチック等の異物を取り除いて
精選する装置である。このスクリーン装置１は、例え
ば、パルパー２と接続して使用される。
方法について、図面を参照して説明する。図１におい
て、１は、スクリーン装置で、スクリーン装置１は、製
紙原料中に含まれるプラスチック等の異物を取り除いて
精選する装置である。このスクリーン装置１は、例え
ば、パルパー２と接続して使用される。
【０００９】即ち、パルパー２はコンベア３で搬送され
る製紙原料４を受け入れ、水と共に撹拌し離解する装置
で、パルパー２で離解された製紙原料４は、供給通路５
を介してスクリーン装置１の槽６に供給され、スクリー
ン装置１で精選された製紙原料４は、ポンプ７により第
３の排出通路８を介して受入槽９へと導かれる。
る製紙原料４を受け入れ、水と共に撹拌し離解する装置
で、パルパー２で離解された製紙原料４は、供給通路５
を介してスクリーン装置１の槽６に供給され、スクリー
ン装置１で精選された製紙原料４は、ポンプ７により第
３の排出通路８を介して受入槽９へと導かれる。
【００１０】次に、スクリーン装置１を図２乃至図５を
参照して説明すると、槽２は、第１の開口部11ａを有し
た円筒型の第１のスクリーン11により、第１の室12と第
２の室13に区分される。第１のスクリーン11は、後述す
る第２のスクリーン14を通過してきた製紙原料中に含ま
れる異物を分別するもので、円筒型の第１のスクリーン
11の第１の開口部11ａは、例えば、円筒型の側面に直径
が２mm〜６mmの丸穴を多数設けたものである。
参照して説明すると、槽２は、第１の開口部11ａを有し
た円筒型の第１のスクリーン11により、第１の室12と第
２の室13に区分される。第１のスクリーン11は、後述す
る第２のスクリーン14を通過してきた製紙原料中に含ま
れる異物を分別するもので、円筒型の第１のスクリーン
11の第１の開口部11ａは、例えば、円筒型の側面に直径
が２mm〜６mmの丸穴を多数設けたものである。
【００１１】そして、第１の室12内には中央部に大きな
開口14ａを有したプレ−ト形状の第２のスクリーン14が
設けられている。プレ−ト形状の第２のスクリーン14
は、例えば、平板に直径が10mm〜50mmの丸穴を多数設け
たものである。このように、第１のスクリーン11の第１
の開口部11ａの大きさを第２のスクリーン14の第２の開
口部14ｂの大きさより小さく形成し、第２のスクリーン
14で大きな異物を分別し、その後、第１のスクリーン11
で第２のスクリーン14を通過してきた小さな異物を分別
するようにしている。
開口14ａを有したプレ−ト形状の第２のスクリーン14が
設けられている。プレ−ト形状の第２のスクリーン14
は、例えば、平板に直径が10mm〜50mmの丸穴を多数設け
たものである。このように、第１のスクリーン11の第１
の開口部11ａの大きさを第２のスクリーン14の第２の開
口部14ｂの大きさより小さく形成し、第２のスクリーン
14で大きな異物を分別し、その後、第１のスクリーン11
で第２のスクリーン14を通過してきた小さな異物を分別
するようにしている。
【００１２】また、槽２内には図示しないモーターによ
って駆動する回転軸15が設けられ、この回転軸15には回
転体16が取り付けられ、回転体16は第２のスクリーン14
に設けられた開口14ａに位置し、より詳しくは、回転体
16の先端が第２のスクリーン14の中央部に設けられた大
きな開口14ａより突出するように位置している。
って駆動する回転軸15が設けられ、この回転軸15には回
転体16が取り付けられ、回転体16は第２のスクリーン14
に設けられた開口14ａに位置し、より詳しくは、回転体
16の先端が第２のスクリーン14の中央部に設けられた大
きな開口14ａより突出するように位置している。
【００１３】この回転体16の外周には、第１の撹拌部材
16ａが取り付けられ、第１の撹拌部材16ａは、回転軸15
の長手方向（図３のＹ方向）に対して略直交する方向で
あって、第２の開口部14ｂに対向するように複数設けら
れている。
16ａが取り付けられ、第１の撹拌部材16ａは、回転軸15
の長手方向（図３のＹ方向）に対して略直交する方向で
あって、第２の開口部14ｂに対向するように複数設けら
れている。
【００１４】また、回転体16には第２の撹拌部材16ｂが
取り付けられている。この第２の撹拌部材16ｂは回転軸
15の長手方向（図３のＹ方向）に対して略平行であっ
て、第１の開口部11a に対向するように複数設けられて
いる。
取り付けられている。この第２の撹拌部材16ｂは回転軸
15の長手方向（図３のＹ方向）に対して略平行であっ
て、第１の開口部11a に対向するように複数設けられて
いる。
【００１５】また、槽２内の第２のスクリーン14の上流
側には第１の排出通路21が設けられ、第１の排出通路21
は製紙原料に含まれる異物を槽２外へ排出するもので、
22は、第１の排出通路21の通路を開閉する開閉バルブで
ある。
側には第１の排出通路21が設けられ、第１の排出通路21
は製紙原料に含まれる異物を槽２外へ排出するもので、
22は、第１の排出通路21の通路を開閉する開閉バルブで
ある。
【００１６】また、槽２内の第２のスクリーン14の下流
側には第２の排出通路23が設けられ、第２の排出通路23
は、第２のスクリーン14を通過し、第１のスクリーン11
を通過しない製紙原料に含まれる異物を槽２外へ排出す
るもので、第２のスクリーン14には、第２の排出通路23
の通路を開閉する開閉バルブ（図示せず）が設けられて
いる。
側には第２の排出通路23が設けられ、第２の排出通路23
は、第２のスクリーン14を通過し、第１のスクリーン11
を通過しない製紙原料に含まれる異物を槽２外へ排出す
るもので、第２のスクリーン14には、第２の排出通路23
の通路を開閉する開閉バルブ（図示せず）が設けられて
いる。
【００１７】また、第３の排出通路８は、第２の室13に
連通し、第２のスクリーン14及び第１のスクリーン11を
通過し、精選された製紙原料を槽２外へ排出している。
連通し、第２のスクリーン14及び第１のスクリーン11を
通過し、精選された製紙原料を槽２外へ排出している。
【００１８】従って、パルパー２で離解された製紙原料
が供給通路５を介して槽６に供給されると、槽２に受け
入れられた製紙原料は、第２の撹拌部材16ａにより撹拌
され、製紙原料に含まれている異物は第２のスクリーン
14を通過できず、第２のスクリーン14により比較的大き
な異物が第２のスクリーン14の上流側に留まることによ
り分別される。比較的大きな異物は、第１の排出通路21
を介して槽２外へ排出される。
が供給通路５を介して槽６に供給されると、槽２に受け
入れられた製紙原料は、第２の撹拌部材16ａにより撹拌
され、製紙原料に含まれている異物は第２のスクリーン
14を通過できず、第２のスクリーン14により比較的大き
な異物が第２のスクリーン14の上流側に留まることによ
り分別される。比較的大きな異物は、第１の排出通路21
を介して槽２外へ排出される。
【００１９】そして、第２のスクリーン14を通過した製
紙原料は槽２内に設けた第１の撹拌部材16ｂにより撹拌
され、製紙原料に含まれている異物は第１のスクリーン
11を通過できず、第１のスクリーン11により比較的小さ
な異物が第１のスクリーン11の上流側に留まることによ
り分別される。上流側に留まった比較的小さな異物第２
の排出通路23を介して槽２外へ排出される。
紙原料は槽２内に設けた第１の撹拌部材16ｂにより撹拌
され、製紙原料に含まれている異物は第１のスクリーン
11を通過できず、第１のスクリーン11により比較的小さ
な異物が第１のスクリーン11の上流側に留まることによ
り分別される。上流側に留まった比較的小さな異物第２
の排出通路23を介して槽２外へ排出される。
【００２０】その結果、製紙原料は槽２内に設けた第２
のスクリーン14、第１のスクリーン11を通過して精選さ
れ、ポンプ７により第３の排出通路８を介して受入槽９
へと導かれる。
のスクリーン14、第１のスクリーン11を通過して精選さ
れ、ポンプ７により第３の排出通路８を介して受入槽９
へと導かれる。
【００２１】なお、図６に示すように、槽２内の第２の
スクリーン14の下流側に設けた第２の排出通路23を通路
24を介して槽戻り供給通路25から槽２内に製紙原料を戻
して第２の撹拌部材16ａ、第１の撹拌部材16ｂにより撹
拌しても良い。
スクリーン14の下流側に設けた第２の排出通路23を通路
24を介して槽戻り供給通路25から槽２内に製紙原料を戻
して第２の撹拌部材16ａ、第１の撹拌部材16ｂにより撹
拌しても良い。
【００２２】
【発明の効果】請求項１記載のスクリーン装置によれ
ば、槽内に開口部の大きさの異なるスクリーンを複数設
け、しかも、複数のスクリーンの内、下流側のスクリー
ンの開口部の大きさを上流側のスクリーンの開口部の大
きさより小さく形成しているため、装置全体をそれ程大
きくしないで、精選された製紙原料に従来よりも異物が
含まれないようにすることができる。
ば、槽内に開口部の大きさの異なるスクリーンを複数設
け、しかも、複数のスクリーンの内、下流側のスクリー
ンの開口部の大きさを上流側のスクリーンの開口部の大
きさより小さく形成しているため、装置全体をそれ程大
きくしないで、精選された製紙原料に従来よりも異物が
含まれないようにすることができる。
【００２３】請求項２記載の精選方法によれば、槽内に
開口部の大きさの異なるスクリーンを複数設け、しか
も、複数のスクリーンの内、下流側のスクリーンの開口
部の大きさを上流側のスクリーンの開口部の大きさより
小さく形成しているため、装置全体をそれ程大きくしな
いで、精選された製紙原料に従来よりも異物が含まれな
いようにすることができる。
開口部の大きさの異なるスクリーンを複数設け、しか
も、複数のスクリーンの内、下流側のスクリーンの開口
部の大きさを上流側のスクリーンの開口部の大きさより
小さく形成しているため、装置全体をそれ程大きくしな
いで、精選された製紙原料に従来よりも異物が含まれな
いようにすることができる。
【００２４】請求項３記載の精選方法によれば、槽内に
開口部の大きさの異なるスクリーンを複数設け、しか
も、複数のスクリーンの内、下流側のスクリーンの開口
部の大きさを上流側のスクリーンの開口部の大きさより
小さく形成しているため、装置全体をそれ程大きくしな
いで、精選された製紙原料に従来よりも異物が含まれな
いようにすることができる。
開口部の大きさの異なるスクリーンを複数設け、しか
も、複数のスクリーンの内、下流側のスクリーンの開口
部の大きさを上流側のスクリーンの開口部の大きさより
小さく形成しているため、装置全体をそれ程大きくしな
いで、精選された製紙原料に従来よりも異物が含まれな
いようにすることができる。
【図１】図１は、本発明の一実施例のスクリーン装置を
他の機器と接続した状態の概略的説明図である。
他の機器と接続した状態の概略的説明図である。
【図２】図２は、図１のスクリーン装置の概略的断面図
である。
である。
【図３】図３は、図２のスクリーン装置を拡大して示す
概略的拡大断面図である。
概略的拡大断面図である。
【図４】図４は、図３のＸ−Ｘ線による概略的断面図で
ある。
ある。
【図５】図５は、図２のスクリーン装置の第１のスクリ
ーンと第２の撹拌部材との関係を示す概略的斜視図であ
る。
ーンと第２の撹拌部材との関係を示す概略的斜視図であ
る。
【図６】図６は、図１記載と異なる他の実施例を説明す
るための概略的説明図である。
るための概略的説明図である。
１ スクリーン装置 ２ 槽 ５ 供給通路 11 第１のスクリーン 12 第１の室 13 第２の室 14 第２のスクリーン 15 回転軸 16 回転体 16ａ 第１の撹拌部材 16ｂ 第２の撹拌部材
Claims (3)
- 【請求項１】製紙原料を受け入れる槽と、 この槽に前記製紙原料を供給する供給通路と、 前記槽を第１の室と第２の室に区分する第１の開口部を
有した円筒型の第１のスクリーンと、 第１の室内に設けられ、中央部に大きな開口を有し、第
１の室内に受け入れた製紙原料中の異物を分別する第２
の開口部を有したプレ−ト形状の第２のスクリーンと、 前記槽内に設けられた回転軸と、 この回転軸に取り付けられ、前記第２のスクリーンの中
央部に設けられた大きな開口に位置する回転体と、 この回転体に取り付けられ、前記回転軸の長手方向に対
して略直交する方向であって、前記第２の開口部に対向
するように設けられた第１の撹拌部材と、 前記回転体に取り付けられ、前記回転軸の長手方向に対
して略平行であって、前記第１の開口部に対向するよう
に設けられた第２の撹拌部材と、 前記槽内の前記第２のスクリーンの上流側であって、前
記製紙原料に含まれる異物を前記槽外へ排出する第１の
排出通路と、 前記槽内の前記第２のスクリーンの下流側であって、前
記第２のスクリーンを通過し、前記第１のスクリーンを
通過しない前記製紙原料に含まれる異物を前記槽外へ排
出する第２の排出通路と、 前記第２の室に連通し、前記第２のスクリーン及び前記
第１のスクリーンを通過し、精選された前記製紙原料を
前記槽外へ排出する第３の排出通路とを設け、 前記第１の開口部の大きさを前記第２の開口部の大きさ
より小さく形成することを特徴とするスクリーン装置。 - 【請求項２】製紙原料を槽に受け入れ、 この槽に受け入れた前記製紙原料を第２の撹拌部材によ
り撹拌し、前記製紙原料に含まれている異物を第２のス
クリーンを通過させないことにより分別し、 前記第２のスクリーンを通過した前記製紙原料を前記槽
内に設けた第１の撹拌部材により撹拌し、前記製紙原料
に含まれている異物を第１のスクリーンを通過させない
ことにより分別し、 前記第１のスクリーンの第１の開口部の大きさを前記第
２のスクリーンの第２の開口部の大きさより小さく形成
し、前記製紙原料を前記槽内に設けた第２のスクリー
ン、第１のスクリーンを通過させて精選することを特徴
とする精選方法。 - 【請求項３】パルパーで離解された製紙原料を槽に受け
入れ、 この槽に受け入れた前記製紙原料を第２の撹拌部材によ
り撹拌し、前記製紙原料に含まれている異物を第２のス
クリーンを通過させないことにより分別し、 前記第２のスクリーンを通過した前記製紙原料を前記槽
内に設けた第１の撹拌部材により撹拌し、前記製紙原料
に含まれている異物を第１のスクリーンを通過させない
ことにより分別し、 前記第１のスクリーンの第１の開口部の大きさを前記第
２のスクリーンの第２の開口部の大きさより小さく形成
し、前記製紙原料を前記槽内に設けた第２のスクリー
ン、第１のスクリーンを通過させて精選することを特徴
とする精選方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02420698A JP3190303B2 (ja) | 1998-02-05 | 1998-02-05 | スクリーン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02420698A JP3190303B2 (ja) | 1998-02-05 | 1998-02-05 | スクリーン装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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1998
- 1998-02-05 JP JP02420698A patent/JP3190303B2/ja not_active Expired - Fee Related
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