JP3059910B2 - 低温ショーケース - Google Patents

低温ショーケース

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JP3059910B2
JP3059910B2 JP7101155A JP10115595A JP3059910B2 JP 3059910 B2 JP3059910 B2 JP 3059910B2 JP 7101155 A JP7101155 A JP 7101155A JP 10115595 A JP10115595 A JP 10115595A JP 3059910 B2 JP3059910 B2 JP 3059910B2
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秀厚 和田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、断熱壁内に前面が開口
した貯蔵室を構成し、この貯蔵室に商品陳列用の棚を複
数段架設した低温ショーケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種低温ショーケースは、例
えば実公平5−10217号公報(F25D17/0
8)に示される如く、断熱壁内に前面が開口した貯蔵室
を構成すると共に、この貯蔵室内には商品陳列用の棚が
複数段架設していた。また、貯蔵室の底板下方の断熱壁
の底壁上に冷却器が配置され、この冷却器の前側には送
風機が取り付けられたファンケースが設けられていた。
【0003】そして、この送風機が運転されると、前上
方に位置した吸込口から貯蔵室内の冷気が吸引され、後
方の冷却器に吹き付けられる。この冷却器と熱交換した
冷気はダクトを経て貯蔵室内に吐出され、これによっ
て、貯蔵室内は所定の温度に冷却されるものであった。
一方、貯蔵室の開口中央部の内側には、前記ファンケー
スの上方に位置して中央支柱(前記公報では削除されて
いる)が上下に渡り設けられ、前記棚の前端中央部はこ
の中央支柱によって支持されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで、上記中央支柱
には棚上の商品の荷重が加わるものであるが、係る中央
支柱の下端は従来では前記底板付近に止められ、それよ
り下方は前記公報に示される如くファンケースの下側に
取り付けられた脚部材と、ファンケースの上側に取り付
けられた補強金具によって底壁上に支持される構造とさ
れていた。
【0005】そのため、構造が複雑化してコストの高騰
を引き起こすと共に、送風機を交換する際にはこれらの
各部材を分解しなければならなくなる。特に、棚からの
荷重が補強部材などを介してファンケースに加わり、フ
ァンケースが下方に歪むため、ファンケースを取り外し
て送風機を交換する場合には、棚上の商品も撤去しなけ
ればならなくなり、メンテナンス作業が極めて煩雑なも
のとなっていた。
【0006】また、係る分割継ぎ足し方式にて棚からの
荷重を受けることになるので、強度上の問題も生じる
が、特に、前後幅の小さい薄型のショーケースではこれ
に対処するための補強構造を採れなくなる問題もあっ
た。本発明は、係る従来の技術的課題を解決するために
成されたものであり、中央支柱下部の構造を簡略化しつ
つ、強度を向上させた低温ショーケースを提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の低温ショーケー
スは、断熱壁内に前面が開口した貯蔵室を構成すると共
に、この貯蔵室には商品陳列用の棚を複数段架設して成
るものであって、断熱壁の底壁上に設けられた冷却器
と、この冷却器の前側において相互に間隔を存して並設
された複数のファンケースと、各ファンケースにそれぞ
れ取り付けられた送風機と、貯蔵室の開口中央部内側に
上下に渡って設けられ、各棚を支持する中央支柱とを備
えており、この中央支柱の下部はファンケース相互の間
隔を通過して底壁上面に当接しているものである。
【0008】請求項2の発明の低温ショーケースは、上
記において冷却器の前端と各ファンケースの後端を近接
させたものである。
【0009】
【作用】本発明の低温ショーケースによれば、断熱壁の
底壁上に設けられた冷却器の前側に、相互に間隔を存し
て複数のファンケースを並設し、このファンケースに送
風機を取り付けると共に、貯蔵室の開口中央部内側に上
下に渡って、棚を支持する中央支柱を設け、この中央支
柱の下部はファンケース相互の間隔を通過させて底壁上
面に当接させたものであるから、中央支柱の下端が直接
底壁に支持されるかたちとなる。
【0010】従って、棚からの荷重は中央支柱を介して
断熱壁の底壁に加わり、受け止められることになるの
で、コストの高騰を抑制しつつ、中央支柱の十分な強度
を維持することが可能となる。特に、中央支柱はファン
ケースに何等干渉しないから、送風機の交換などのメン
テナンスのためにファンケースを取り外す作業も容易に
行えるようになる。
【0011】また、請求項2の発明の低温ショーケース
によれば、上記に加えて冷却器の前端と各ファンケース
の後端を近接させたものであるから、冷却器とファンケ
ース間からの冷気漏洩を抑制して円滑な冷気循環を達成
させることが可能となるものである。
【0012】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の実施例を詳述す
る。図1は本発明の低温ショーケース1の斜視図、図2
は低温ショーケース1下部の縦断側面図、図3は冷却器
2とファンケース3、4の平面図をそれぞれ示してい
る。低温ショーケース1は、断面略コ字状の断熱壁6
と、この断熱壁6の両側に取り付けられた断熱側板7、
7とから構成されている。断熱壁6の背壁6A及び天壁
6B内側には間隔を存して仕切板8が取り付けられると
共に、仕切板8の下端には断熱壁6の底壁6Cの上方に
間隔を存して底板9が着脱可能に取り付けられている。
【0013】そして、断熱壁6と仕切板8及び底板9間
には一連のダクト11が構成されると共に、仕切板8及
び底板9の内側に前面が開口(12)した貯蔵室13が
構成されている。また、この貯蔵室13の開口12は中
央部及び右側に回動自在にそれぞれ枢支された2枚のガ
ラス扉14、16にて開閉自在に閉塞されている。ま
た、底板9下方のダクト11内には冷却装置に含まれる
冷却器2とファンケース3、4が底壁6C上に取り付け
られている。この冷却器2は、前後方向に指向して左右
に所定間隔で複数枚設けられた熱交換フィン26・・
と、この熱交換フィン26・・を貫通して設けられた蛇
行状の冷媒配管27とから成る。
【0014】前記ファンケース3、4は冷却器2の前側
に位置して相互に間隔Gを存して左右に並設されてい
る。各ファンケース3、4は図4に示す如く前方に低く
傾斜した前面3A、4Aにそれぞれ円形の透孔31、3
2が穿設されており、外側には側壁(4Bのみ示す)を
有している。そして、上記各透孔31、32に対応して
ファンケース3、4内にはプロペラファン式の送風機3
3、34がそれぞれ取り付けられている。また、各ファ
ンケース3、4の後縁は冷却器2の熱交換フィン26・
・の前縁に近接して配置されている。
【0015】底板9の前端と開口12下縁間には前記ダ
クト11に連通した吸込口36が形成され、この吸込口
36には複数のスリットが形成された吸込口ガード37
が取り付けられている。また、開口12上縁にはダクト
11に連通した図示しない吐出口が形成されている。一
方、貯蔵室13の開口12の中央部、即ち、2枚のガラ
ス扉14、16が隣接する位置の内側(後方)には上下
に渡って中央支柱42が取り付けられている。この中央
支柱42は図4に示す如く断面略コ字状の比較的厚肉の
鋼鈑から成り、上端は断熱壁6の天壁6B下面に固定さ
れると共に、下端はファンケース3、4間の間隔Gを通
過して断熱壁6の底壁6C上面に当接し、そこに固定さ
れている。尚、底板9及び吸込口ガード37の中央前端
部には切欠9A、37Aがそれぞれ形成され、中央支柱
42はこの切欠9A及び37Aを通過してダクト11内
に進入する。
【0016】そして、貯蔵室13内には商品陳列用の棚
41・・・が複数段架設されるが、前記中央支柱42は
各棚41・・の中央よりの隅部を支持する。尚、44は
開口12縁に取り付けられた蛍光灯である。以上の構成
で、貯蔵室13内には食品などの商品が収納され、各棚
41・・上に陳列される。この陳列された商品の荷重は
棚41・・を介して中央支柱42に加わるが、中央支柱
42の下端は直接底壁6Cに支持されているので、棚4
1・・からの荷重は中央支柱42を介して断熱壁6の底
壁6Cに加わり、受け止められることになる。
【0017】従って、従来に比べて簡素な構造によりコ
ストの高騰を抑えつつ、中央支柱42の十分な強度を維
持することができると共に、中央支柱42はファンケー
ス3、4に係合若しくは固定されておらず、それらと何
等干渉しないから、送風機33、34の交換などのメン
テナンスのためにファンケース3、4を取り外す作業も
容易に行える。
【0018】そして、図示しない冷却装置及び送風機3
3、34が運転されると、後方の冷却器2に冷気が吐出
され、ダクト11内を上昇して前記吐出口より貯蔵室1
3内に冷気が吹き出される。貯蔵室13内に吹き出され
た冷気は、そこを循環して棚41・・上の商品を冷却し
た後、吸込口36からダクト11内に帰還して送風機3
3、34に吸引される。これによって、貯蔵室13内の
商品は所定の冷蔵温度(若しくは冷凍温度)に維持され
る。
【0019】このとき、冷却器2の熱交換フィン26前
縁と各ファンケース3、4の後縁は近接しているので、
冷却器2とファンケース3、4間からの冷気漏洩が抑制
され、円滑な冷気循環が達成されるようになる。尚、中
央支柱42の後側には両ファンケース3、4間に渡りテ
ープなどを取り付けて間隔Gを閉塞すれば、冷却器2に
跳ね返って来る冷気の漏洩なども有効に阻止することが
可能となる。また、実施例では二個のファンケース3、
4を並設したが、それに限らず、更に多数のファンケー
スを並設し、中央部に位置した部分のみ間隔Gを形成し
ても差し支えない。
【0020】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、断熱
壁の底壁上に設けられた冷却器の前側に、相互に間隔を
存して複数のファンケースを並設し、このファンケース
に送風機を取り付けると共に、貯蔵室の開口中央部内側
に上下に渡って、棚を支持する中央支柱を設け、この中
央支柱の下部はファンケース相互の間隔を通過させて底
壁上面に当接させたものであるから、中央支柱の下端が
直接底壁に支持されるかたちとなる。
【0021】従って、棚からの荷重は中央支柱を介して
断熱壁の底壁に加わり、受け止められることになるの
で、コストの高騰を抑制しつつ、中央支柱の十分な強度
を維持することが可能となる。特に、中央支柱はファン
ケースに何等干渉しないから、送風機の交換などのメン
テナンスのためにファンケースを取り外す作業も容易に
行えるようになる。
【0022】また、請求項2の発明によれば、上記に加
えて冷却器の前端と各ファンケースの後端を近接させた
ものであるから、冷却器とファンケース間からの冷気漏
洩を抑制して円滑な冷気循環を達成させることが可能と
なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の低温ショーケースの斜視図である。
【図2】本発明の低温ショーケース下部の縦断側面図で
ある。
【図3】冷却器とファンケースの平面図である。
【図4】ファンケースの側面図である。
【符号の説明】
1 低温ショーケース 2 冷却器 3、4 ファンケース 6 断熱壁 6C 底壁 13 貯蔵室 33、34 送風機 41 棚 42 中央支柱 G 間隔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25D 17/08 320 F25D 25/02 A47F 3/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断熱壁内に前面が開口した貯蔵室を構成
    すると共に、この貯蔵室には商品陳列用の棚を複数段架
    設して成る低温ショーケースにおいて、 前記断熱壁の底壁上に設けられた冷却器と、この冷却器
    の前側において相互に間隔を存して並設された複数のフ
    ァンケースと、このファンケースに取り付けられた送風
    機と、前記貯蔵室の開口中央部内側に上下に渡って設け
    られ、前記各棚を支持する中央支柱とを備え、この中央
    支柱の下部は前記ファンケース相互の間隔を通過して前
    記底壁上面に当接していることを特徴とする低温ショー
    ケース。
  2. 【請求項2】 冷却器の前端と各ファンケースの後端を
    近接させたことを特徴とする請求項1の低温ショーケー
    ス。
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