JP2770146B2 - 冷蔵ショーケース - Google Patents

冷蔵ショーケース

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JP2770146B2
JP2770146B2 JP7051030A JP5103095A JP2770146B2 JP 2770146 B2 JP2770146 B2 JP 2770146B2 JP 7051030 A JP7051030 A JP 7051030A JP 5103095 A JP5103095 A JP 5103095A JP 2770146 B2 JP2770146 B2 JP 2770146B2
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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、商店やスーパーマーケ
ット等において使用され、商品を冷却しながら陳列する
ようにした、上面が開口する冷蔵ショーケースに関す
る。
【0002】
【従来の技術】上面が開口する冷蔵ショーケースとして
は、例えば図3に示すものがある。(01)は、床面に載置
される基台であり、その上には、内部に断熱材が充填
された側面視U字形をなす外枠(02)が固定されている。
外枠(02)の内には、同じく側面視U字形をなす内枠(0
3)が設けられ、外枠(02)と内枠(03)の間には、冷気循環
用通路(09)が形成されている。
【0003】内枠(03)は、背板(04)と底板(05)と前板(0
6)および側板(07)とからなり、その内部には、商品を陳
列するための商品陳列室(08)が画成されている。冷気循
環用通路(09)には、ファン(010)及び冷却器(011)が配設
され、内枠(03)の背板(04)の上側と前板(06)の上部
は、それぞれ、水平方向を向く冷気吹出口(012)と、そ
れよりも低位置にある冷気吸込口(013)設けられてい
る。
【0004】冷気は、冷気吹出口(012)から吹き出
後、冷気吸込口(013)に吸引され、冷気循環用通路(09)
を通って、再び冷気吹出口(012)へ向かう。その結果、
内枠(03)の上方に水平のエアカーテンが形成され、かつ
冷気の一部は、途中で下降して商品を冷却する。(014)
は、外枠(02)の前部に設けられたダンパーである。
【0005】このような上面が開口する冷蔵ショーケー
スは、上面を板により覆った冷蔵ショーケースに比べ
て、陳列した商品が見やすく、かつ取り出しやすいの
で、購買点数が多くな、商品の回転率が高くなるとい
う長所を有している
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上面が開口する冷蔵シ
ョーケースには、上記のような長所がある反面、陳列ス
ペースが底板(05)上に限られるので、複数の種類の商品
を上下複数段にして陳列すると、下段の商品の銘柄等を
顧客が認識することができなくなり、そのため、商品の
種類が限定されてしまうという問題がある。
【0007】また、上面が開口する冷蔵ショーケース
は、通常、内枠(03)の背板(04)と前板(06)に、それぞ
れ、冷気吹出口(012)及び冷気吸込口(013)が設けられて
いるので、冷気吹出口(012)と冷気吸込口(013)の水平距
離が、両者の高低差に比して長くなり、形成されるエア
カーテンが、ほぼ水平か、それに近い傾斜を有するもの
となる。そのため、冷気吹出口(012)からの吹出力が弱
いと、冷気が冷気吸込口(013)に到達する途中で落下し
てしまい、エアカーテンが十分に形成されない。
【0008】もし、このようなことを防止するために冷
気吹出口(012)の吹出力を強くすると、ファン(09)の負
荷が大なり、電力消費率が高くなるとともに、ファン
(09)の駆動音や冷気の吹出音が大きくなってしまう。
た、冷気吹出口(012)が正しく冷気吸込口(013)の方を向
いていない場合には、冷気が外部に逃げてしまい、効率
良くエアカーテンを形成することができない。
【0009】本発明は、上述のような問題点に鑑みてな
されたもので、多種類の商品を陳列することができ、か
つ水平またはこれに近い傾斜角度のエアカーテンを、フ
ァンの負荷を過大とすることなく、しかも効率良く形成
しうるようにした冷蔵ショーケースを提供することを
目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は、次のようにして解決される。 (1) 上面が開口する外枠と、この外枠の内方に設けら
れ、同じく上面が開口する内枠との間に形成される冷気
循環用通路内に、送風機と冷却器とを配設し、かつ内枠
の背板に冷気吹出口を設けるとともに、前板に冷気吸込
口を設けた冷蔵ショーケースにおいて、前記冷気吹出口
を、冷気吸込口よりも高位置において、冷気吸込口の方
へ向け、かつ前記背板の前面に、冷気吹出口の下方にお
いて、冷気吹出口と冷気吸込口を結ぶ線に近接するとと
もに、前部が冷気吸込口の方向へ向かってやや下傾する
棚板を設け、さらに冷気吹出口と棚板との間において、
背板に、前記冷気循環用通路と連通する通孔を設ける
【0011】(2) 上記(1)項において、棚板の適所
に、その上面より上方へ突出する支板を設ける。
【0012】
【作用】棚板に商品が陳列されるが、冷気吹出口から冷
気吸込口へと向かう冷気のうち、途中で下降する一部の
冷気は、棚板の上面に沿って前方へ流れ、棚板の前端か
効果的に冷気吸込口へ向かう。
【0013】
【実施例】以下、図1を参照して、請求項1記載の本発
明の冷蔵ショーケースの実施例(第1実施例と呼ぶ)を説
明する。なお、図3に示した従来例と同様の部材には、
冒頭の「0」を除た符号を付すに止めて、その詳細な
説明は省略する。
【0014】(16)は、背板(4)の前面に固着されたブラ
ケット(15)上に架設された棚板であり、冷気吹出口(17)
より下方において、冷気吹出口(17)と冷気吸込口(13)を
結ぶ線に近接して設けられ、かつ冷気吸込口(13)の方
向くように、前部がやや下傾されている。(18)は、棚板
(16)の下方の商品を照射するための照明器具である。
【0015】第1実施例の冷気吹出口(17)は、冷気吸込
口(13)を向くようにしてあり、また背板(4)には、背板
(4)の背後の冷気循環用通路(9)と商品陳列室(8)とを
連通する通孔(19)を設けてある。
【0016】このような第1実施例によれば、冷気吹出
口(17)が冷気吸込口(13)を向いているため、冷気冷気
吸込口(13)へ効率良く向かうようになり、さらに冷気吸
込口(13)へ到達する途中で下降した冷気は、棚板(16)の
上面に沿って前方へ流れ、棚板(16)の前端部より冷気吸
込口(13)へと向かうので、確実にエアカーテンを形成し
うる。
【0017】また、底板(5)上に陳列した商品とは別種
類の商品を棚板(16)上に陳列することにより、顧客が双
方の商品の銘柄等をともに認識することができるので、
陳列する商品の種類を増大させることができる。さら
に、背板(4)に設けた通孔(19)から冷気が商品陳列室
(8)へ流れるので、棚板(16)の下方部分も確実に冷却す
ることができる。
【0018】次に、請求項2記載の本発明の実施例(
2実施例と呼ぶ)を、図2を参照しながら説明する。な
お、図1に示す第1実施例のものと同一の部材には、同
一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0019】第2実施例と第1実施例との差異は、棚板
(16)の前端に、棚板(16)の上面より上方へ突出する支板
(20)を設けたことにある。この支板(20)は、通常、商品
の銘柄や価格等を示すものとして用いられる場合が多
く、棚板(16)の中間部に設けることもある。第1実施例
と同様に、棚板(16)の上面に沿って前方へ流れる冷気
は、支板(20)を乗り越えて、一旦上昇させられるので、
冷気吹出口(17)の吹出力が弱い場合でも、冷気が冷気吸
込口(13)へ到達しやすくなり、第1実施例と比して、エ
アカーテンをさらに確実に形成しうる。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果を奏す
ることができる。 (a) 底板上に陳列した商品とは別種類の商品を棚板上
に陳列することにより、顧客が双方の商品の銘柄等をと
もに認識することができるので、陳列する商品の種類を
増大させることができる。また、冷気吸込口へ到達する
途中で下降した冷気は、棚板の上面に沿って前方へ流
れ、棚板の前端部より冷気吸込口へと向かうので、エア
カーテンを確実に形成しうる。
【0021】() 冷気吹出口と棚板間の通孔より吹出
された冷気が、棚板上の商品を冷却するばかりでなく、
冷気吹出口より吹出された冷気の急激な降下を防止し、
棚板と相俟って冷気吸込口に向かうのを補助することが
でき、特に冷気吹出口と棚板との間隔が広く設定された
場合ほど、前記効果を有効に奏して、冷気吹出口より吹
出され降下した冷気による棚板上の商品の急激な冷却も
防止することができる
【0022】() 棚板が冷気吸込口の方を向いている
ので、棚板の上面に沿って前方に流れた冷気が、効率良
く冷気吸込口へ向かうので、エアカーテンをより確実に
形成しうる。
【0023】() 冷気吹出口が冷気吸込口の方向を向
いているため、冷気が効率良く冷気吸込口へ向かうこと
となり、エアカーテンをより確実に形成しうる。
【0024】() 通孔から流れた冷気により商品を冷
却でき、棚板の下方部分も確実に冷却することができ
る。
【0025】() 請求項記載の発明によれば、棚板
の上面に沿って前方へ流れる冷気は、支板を乗り越え
て、一旦上昇させられるので、冷気吹出口の吹出力が弱
い場合でも、冷気が冷気吸込口へ到達しやすくなり、エ
アカーテンをより確実に形成しうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷蔵ショーケースの第1実施例の縦断
側面図である。
【図2】本発明の冷蔵ショーケースの第2実施例の縦断
側面図である。
【図3】従来例である冷蔵ショーケースの縦断側面図で
ある。
【符号の説明】
(1)基台 (2)外枠 (3)内枠 (4)背板 (5)底板 (6)前板 (7)側板 (8)商品陳列室 (9)冷気循環用通路 (10)ファン (11)冷却器 (13)冷気吸込口 (14)ダンパー (15)ブラケット (16)棚板 (17)冷気吹出口 (18)照明器具 (19)通孔 (20)支板

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面が開口する外枠と、この外枠の内方
    に設けられ、同じく上面が開口する内枠との間に形成さ
    れる冷気循環用通路内に、送風機と冷却器とを配設し、
    かつ内枠の背板に冷気吹出口を設けるとともに、前板に
    冷気吸込口を設けた冷蔵ショーケースにおいて、前記冷気吹出口を、冷気吸込口よりも高位置において、
    冷気吸込口の方へ向け、かつ前記背板の前面に、冷気吹
    出口の下方において、冷気吹出口と冷気吸込口を結ぶ線
    に近接するとともに、前部が冷気吸込口の方向へ向かっ
    てやや下傾する棚板を設け、さらに冷気吹出口と棚板と
    の間において、背板に、前記冷気循環用通路と連通する
    通孔を設け たことを特徴とする冷蔵ショーケース。
  2. 【請求項2】 棚板の適所に、その上面より上方へ突出
    する支板を設けた請求項1記載の冷蔵ショーケース。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5851592Y2 (ja) * 1977-12-16 1983-11-24 松下冷機株式会社 エアカ−テン式ショ−ケ−ス
JPS62132395U (ja) * 1986-02-14 1987-08-20
JP2657094B2 (ja) * 1989-04-27 1997-09-24 三洋電機株式会社 ショーケースの整流装置取付方法
JPH0742359Y2 (ja) * 1991-05-13 1995-10-04 富士電機冷機株式会社 オープンショーケース

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