JPH1151533A - 冷蔵ショーケース - Google Patents

冷蔵ショーケース

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JPH1151533A
JPH1151533A JP20634997A JP20634997A JPH1151533A JP H1151533 A JPH1151533 A JP H1151533A JP 20634997 A JP20634997 A JP 20634997A JP 20634997 A JP20634997 A JP 20634997A JP H1151533 A JPH1151533 A JP H1151533A
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JP
Japan
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wall
cool air
cold air
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storage section
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Withdrawn
Application number
JP20634997A
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English (en)
Inventor
Masashi Masuyama
昌志 増山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okamura Corp
Original Assignee
Okamura Corp
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Publication date
Application filed by Okamura Corp filed Critical Okamura Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 陳列されている商品が上方からも見やすく、
店内の見通しを悪化させることのない冷蔵ショーケース
を提供する。 【解決手段】 冷蔵ショーケースの後壁36と、その前
方に若干の間隔をあけて、内壁37を立設して、後壁3
6と内壁37との間を冷気通路33とするとともに、こ
れらの後壁36と内壁37を透明材で形成し、正面側に
突出している上部の冷気吹出口31及び中間吹出孔37
aから冷気を吹き出して、商品収容部30に陳列されて
いる商品を冷却し、下部の冷気吸込口32から、冷気通
路33内に冷気を吸い込んで熱交換器40によって熱交
換して循環させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商店やスーパーマ
ーケット等で、生鮮食料品等を陳列するのに利用される
冷蔵ショーケースに関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の冷蔵ショーケースの概略
を示す側面図である。この冷蔵ショーケースは、商品収
容部(10)と、冷気通路(12)と、冷気吹出口(14)と、冷気
吸込口(16)等とを具備している。
【0003】商品収容部(10)は、基台(18)上に支持さ
れ、上面には、正面側へ大きく張りだす頂板(8)が取り
付けられている。頂板(8)の下面には、図示しない照明
灯が取り付けられ、商品収容部(10)内に陳列されている
商品を照らすようになっている。
【0004】冷蔵ショーケースの後壁(9)の前側には、
若干の間隔をあけて内壁(9a)が設けられ、両壁(9)、
(9a)間には冷気通路(12)が形成されている。内壁(9a)
の前面には、複数の棚板(20)が片持ち支持されている。
【0005】冷気通路(12)の上端前部には、下方を向く
冷気吹出口(14)が形成され、冷気は、冷気吹出口(14)か
ら商品収容部(10)に沿って、カーテン状に吹き出され
る。
【0006】商品収容部(10)の前面下部には、冷気通路
(12)と連通する冷気吸込口(16)が設けられ、エアカーテ
ンとなって降下してきた冷気を、ファン(22)によって冷
気吸込口(16)から冷気通路(12)内に吸引するようになっ
ている。
【0007】冷気吸込口(16)から吸い込まれた冷気は、
冷気通路(12)の下方に設けた熱交換器(24)において熱交
換されて冷やされた後、ファン(22)の吸引力によって冷
気通路(12)内を上昇し、再び冷気吹出口(14)から吹き出
されて、商品収容部(10)の前面に、エアカーテンとなっ
て降下する。なお、熱交換器(24)は、図示しない冷媒コ
ンプレッサと接続されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述した冷蔵ショーケ
ースを、例えば、商店やスーパーマーケットの中央部分
に設置した際、その高さが余りに高いと、店内その他の
視界が遮られて、顧客に圧迫感を与えるおそれがある。
しかし、前述した従来の冷蔵ショーケースを、そのまま
背丈を低くしたのでは、頂板(8)によって商品収容部(1
0)への視界が遮られ、内側に収容されている商品の陳列
効果が十分に発揮されないこととなる。
【0009】本発明は、従来の技術が有する上述のよう
な問題点に鑑みてなされたもので、陳列されている商品
が見やすく、商品の陳列効果を発揮でき、しかも店内の
見通しを確保することができる冷蔵ショーケースを提供
することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、次のようにし
て上記課題を解決している。 (1)後壁と、その前方に若干の間隔をあけて設けた内壁
との間を冷気通路とするとともに、内壁の前側を商品収
容部とし、かつ前記冷気通路内を上昇した冷気を、商品
収容部へ向かって吹き出させるようにした前面開放型の
冷蔵ショーケースにおいて、前記後壁と内壁を、ともに
透明材からなるものとする。
【0011】(2)上記(1)項において、商品収容部の両
側における側壁をも透明材からなるものとする。
【0012】(3)上記(1)項または(2)項において、内
壁に、冷気の中間吹出孔を設けてなるものとする。
【0013】(4)上記(1)項〜(3)項のいずれかにおい
て、商品収容部の上部をカバーする頂板をも透明材から
なるものとする。
【0014】(5)上記(1)項〜(3)項のいずれかにおい
て、商品収容部の上部が開放されているものとする。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の第1の実施の形態
を、図1、図2を参照しながら説明する。
【0016】図1に示すように、本実施形態の冷蔵ショ
ーケースは、商品収容部(30)と、冷気吹出口(31)と、冷
気吸込口(32)と、冷気通路(33)等とを備えている。
【0017】商品収容部(30)は、床から所定の高さで立
上る基台(34)上に支持され、内部に冷蔵商品が陳列され
るようになっている。図2に示すように、商品収容部(3
0)の両側には、アクリル樹脂板等の透明な材料からなる
側壁(35)が立設され、エアカーテンとなって降下してく
る冷気の拡散を防止している。
【0018】図1に示すように、冷蔵ショーケースの後
壁(36)の前面には、若干の間隔をあけて透明な内壁(37)
が立設され、後壁(36)と内壁(37)との間の空間は、商品
収容部(30)における冷気循環用の冷気通路(33)となって
いる。後壁(36)及び内壁(37)は、ともに、透明なアクリ
ル樹脂板もしくはガラス板等からなり、これらを透して
商品収容部(30)の正面側から、冷蔵ショーケースの後方
を見通すことができるようになっている。内壁(37)の中
間部には、中間吹出孔(37a)が、複数穿設されており、
この中間吹出孔(37a)から冷気が、商品収容部(30)に向
かってほぼ水平に吹き出すようになっている。
【0019】内壁(37)の前面には、商品を陳列するため
の棚板(38)が、3段にわたって取り付けられている。棚
板(38)は、下方に行くにしたがって、奥行寸法が大とな
っており、蛍光灯、又は室内の照明による光が、各棚板
(38)に載置された商品に到達しやすいようになってい
る。冷気通路(33)の最上部には、商品収容部(30)の上部
をほぼ開放するために、奥行き寸法を小とした頂板(28)
が取り付けられ、この頂板(28)の前部下側に設けた冷気
吹出口(31)の近傍には、蛍光灯が挾持される取り付けホ
ルダ(29)が設けられている。
【0020】冷気通路(33)は、商品収容部(30)の前端下
部に設けられた冷気吸込口(32)と、同じく前端上部に設
けられた冷気吹出口(31)とを連通させている。なお、冷
気吹出口(31)は、冷気通路(33)の上部で商品収容部(30)
の正面方向に突出させて、かつ、矢印Aに示すように、
商品収容部(30)の正面側に斜め下方へ向けて、左右方向
に亘って設けられている。冷気吸込口(32)は、上方を向
き、かつ、左右方向に亘って開口しており、冷気吹出口
(31)からエアカーテンとなって吹き出された冷気を吸い
込むことができるようになっている。
【0021】冷気通路(33)の下方空間(33a)内には、送
風機としてのファン(39)及び熱交換器(40)が内臓され、
ファン(39)は、冷気吸込口(32)の近傍に配置されてい
る。基台(34)の内部には、熱交換を行うコンプレッサ(4
1)が設置され、図示しない冷媒管を介して、熱交換器(4
0)と接続されている。
【0022】上記のように構成した本実施形態の冷蔵シ
ョーケースの作用は、次の通りである。
【0023】まず、図1において、熱交換器(40)を通過
した冷気は、冷気通路(33)に沿って上昇し、冷気吹出口
(31)から、商品収容部(30)の正面側にエアカーテンとな
って、矢印に示すように降下していく。冷気は、降下時
において、商品収容部(30)の棚板(38)等に載置されてい
る冷蔵商品を冷却しながら、ファン(39)の吸込圧力によ
って自然に冷気吸込口(32)の方向に導かれる。
【0024】冷気通路(33)内の冷気は、上部の冷気吹出
口(31)から吹き出される他、中間吹出孔(37a)からも、
商品収容部(30)へほぼ水平に吹き出され、棚板(38)上の
商品を冷却する。中間吹出孔(36a)から吹き出された冷
気は、内壁(37)の表裏面の温度差を低減させ、内壁(37)
の結露や、曇りを防止する。これにより、商品収容部(3
0)の裏面側への見通しは確保される。
【0025】商品収容部(30)を降下してきた冷気は、冷
気吸込口(32)から、ファン(39)の吸引力により冷気通路
(33)内に導入され、熱交換機(40)及びコンプレッサ(41)
によって熱交換された後、冷気通路(33)内を上昇し、再
び冷気吹出口(31)から吹き出されて循環する。
【0026】このように、本実施の形態の冷蔵ショーケ
ースによれば、その後壁(36)と、商品収容部(30)の背面
における内壁(37)を、ともに透明な材料で形成している
ので、商品収容部(30)の正面から後方への見通しを確保
できる。また、商品収容部(30)には、大きく前方に張り
出した天井板がないため、冷蔵ショーケースの背丈を低
くした場合でも、視界が遮られることがなく、奥行き側
に収容されている商品についても、陳列効果を十分に発
揮させることができる。
【0027】更に、陳列されている商品の照明として、
店舗内の一般の照明を利用することができ、そのため、
冷蔵ショーケース本体の蛍光灯は、最小限の明るさのも
のですむか、または、なくてもすむ。また、冷蔵ショー
ケースを店内の中央部分に設置して使用した場合でも、
店内の見通しを悪化させることがなく、来店客に圧迫感
を感じさせることもない。
【0028】前述した実施の形態では、コンプレッサ(4
1)を基台(34)の内部空間に配置しているが、冷蔵ショー
ケースの外部に設置することも可能である。これによれ
ば、エアコン等の既に設置されているコンプレッサを共
用でき、設置コストの低減を図ることができる。また、
本実施の形態では、冷気吹出口(31)を正面側に、やや突
出させて設けているが、突出させずに設けることも可能
である。この場合は、商品収容部(30)の上部が完全に開
放されるので、陳列された冷蔵商品への視認性をさらに
向上させることができる。あるいは、頂板(28)を透明な
材料で形成すれば、同様な効果を得ることができる。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果を奏す
ることができる。 (a)請求項1の発明によると、商品収容部の内壁と、シ
ョーケースの後壁を、ともに、透明な材料で形成してい
るので、例えば、商品収容部の正面側から、その後方を
見通すことができ、来店客に与える圧迫感が減少する。
【0030】(b)請求項2の発明によると、商品収容部
の両側の側壁についても透明材で形成したので、冷蔵シ
ョーケースの側方からも陳列されている商品を視認する
ことができる。
【0031】(c)請求項3の発明によると、内壁に、商
品収容部に対して冷気を吹き出す中間吹出孔を設けてい
るので、内壁の表裏面の温度差を少なくすることがで
き、内壁に生じる結露、曇りを防止することが可能とな
る。
【0032】(d)請求項4の発明によると、商品収容部
の上部をカバーする頂板を透明材で形成したので、上方
からでも商品収容部内の商品を視認することができる。
【0033】(e)請求項5の発明によると、商品収容部
の上部が開放されているため、ショーケース本体の背丈
を低くした場合でも視界が遮られることがなく、商品の
陳列効果が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る冷蔵ショーケースの第1の実施形
態を示す側断面図である。
【図2】本発明に係る冷蔵ショーケースの第1の実施形
態を示す正面図である。
【図3】従来の冷蔵ショーケースの概略を示す側断面図
である。
【符号の説明】
(28)頂板 (29)取り付けホルダ (30)商品収容部 (31)冷気吹出口 (32)冷気吸込口 (33)冷気通路 (33a)下方空間 (34)基台 (35)側壁 (36)後壁 (37)内壁 (37a)中間吹出孔 (38)棚板 (39)ファン (40)熱交換器 (41)コンプレッサ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後壁と、その前方に若干の間隔をあけて
    設けた内壁との間を冷気通路とするとともに、内壁の前
    側を商品収容部とし、かつ前記冷気通路内を上昇した冷
    気を、商品収容部へ向かって吹き出させるようにした前
    面開放型の冷蔵ショーケースにおいて、 前記後壁と内壁を、ともに透明材からなるものとした冷
    蔵ショーケース。
  2. 【請求項2】 商品収容部の両側における側壁をも透明
    材からなるものとしたことを特徴とする請求項1記載の
    冷蔵ショーケース。
  3. 【請求項3】 内壁に、冷気の中間吹出孔を設けてなる
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の冷蔵ショーケー
    ス。
  4. 【請求項4】 商品収容部の上部をカバーする頂板をも
    透明材からなるものとしたことを特徴とする請求項1〜
    3のいずれかに記載の冷蔵ショーケース。
  5. 【請求項5】 商品収容部の上部が開放されていること
    を特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の冷蔵ショ
    ーケース。
JP20634997A 1997-07-31 1997-07-31 冷蔵ショーケース Withdrawn JPH1151533A (ja)

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JP20634997A JPH1151533A (ja) 1997-07-31 1997-07-31 冷蔵ショーケース

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JP20634997A Withdrawn JPH1151533A (ja) 1997-07-31 1997-07-31 冷蔵ショーケース

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JP (1) JPH1151533A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009041827A (ja) * 2007-08-08 2009-02-26 Sanden Corp ショーケース
JP2013194987A (ja) * 2012-03-19 2013-09-30 Fuji Electric Co Ltd 冷気循環式の扉付き冷凍・冷蔵ショーケース
JP2019202056A (ja) * 2018-05-25 2019-11-28 東芝キヤリア株式会社 オープンショーケース
JPWO2021130973A1 (ja) * 2019-12-26 2021-07-01

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JPWO2021130973A1 (ja) * 2019-12-26 2021-07-01
WO2021130973A1 (ja) * 2019-12-26 2021-07-01 ルセット・ナイン株式会社 冷却ショーケース

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A300 Withdrawal of application because of no request for examination

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Effective date: 20041005