JPH1077937A - エンジンの自動停止始動装置及び方法 - Google Patents

エンジンの自動停止始動装置及び方法

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JPH1077937A
JPH1077937A JP8234984A JP23498496A JPH1077937A JP H1077937 A JPH1077937 A JP H1077937A JP 8234984 A JP8234984 A JP 8234984A JP 23498496 A JP23498496 A JP 23498496A JP H1077937 A JPH1077937 A JP H1077937A
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宏 田代
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    • Y02T10/40Engine management systems

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドライバの操作が容易で、安全性に優れ、ス
ムーズな停止・発進・後退を行うことができるエンジン
の自動停止始動装置を提供することである。 【解決手段】 エンジン1が自動停止した状態におい
て、自動変速機3のシフトレバー8がリバースレンジに
位置することを、リバーススイッチ9bの出力から検出
すると、制御ECU1は、その状態が一定時間継続した
か否かを判定し、一定期間継続すれば、エンジン4を始
動する。スムーズな後退を可能とするため、シフトレバ
ー8がリバースレンジに入れられている間は、エンジン
1の自動停止を行わない。ブレーキ13が踏み込まれて
いる状態でのみ、シフトレバー8のリバースレンジへの
切り換えを可能とすることにより、後方へのスムーズな
発進を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、交差点等でエン
ジンを自動的に停止し、さらに、自動的に始動すること
により、燃料を節約し、排気ガスを低減するエンジンの
自動停止始動装置及び方法に関し、特に、自動変速機を
備えた車両に用いられるエンジンの自動停止始動装置及
び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】市街走行時に、交差点等で車両が停止し
た場合、所定の停止条件下でエンジンを停止させ、その
後、所定の始動条件下でエンジンを始動させることによ
り、燃料を節約し、排気ガスを低減させる自動停止始動
装置が知られている。この種の装置の従来技術として、
例えば、特開昭57−186063号に開示されたもの
がある。
【0003】特開昭57−186063号に開示された
技術は、自動停止始動装置と自動変速機を使用している
場合、車速が0で、自動変速機がニュートラルレンジに
設定され、さらに、サイドブレーキが引かれた等の停止
条件が成立した場合、エンジンを停止させ、サイドブレ
ーキの解除によりエンジンを始動する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特開昭57−1860
63号に開示された自動停止始動装置では、自動停止始
動処理のために、シフトレバー及びサイドブレーキの操
作が必要であり、操作がわずらわしい場合がある。この
ため、エンジン停止の回数が減り、燃費への貢献も少な
くなる可能性がある。
【0005】そこで、自動変速機がドライブレンジもし
くはリバースレンジに設定されている場合でも、車速が
0等の所定の条件を満足する場合には、エンジンを停止
することも考えられる。この場合は、アクセルペダルを
踏み込むことにより、エンジンの再始動を行うようにす
ればよい。
【0006】しかし、エンジンが停止しているときは、
エンジンの駆動力により油圧を発生するオイルポンプ
(油圧ポンプ)も停止してしまうので、自動変速機の作
動油圧も低下しており、クラッチは解放されている。そ
して、再始動後、エンジン回転数の上昇とともに自動変
速機の作動油圧も上昇し、十分な動作油圧が得られたと
ころでクラッチが結合して、例えば、1速に入ることに
なる。このとき、アクセルペダルの踏み込みにより、エ
ンジンが再始動されるため、エンジンは高い回転数とな
っているので、クラッチ結合時に、エンジントルクが急
激に駆動力としてタイヤに伝わると共にショックが発生
し、スムーズに発進することができないという問題点が
ある。そして、特に、車両の後退時においてはスムーズ
な発進が要求される。
【0007】この発明は、上記実状に鑑みてなされたも
ので、エンジンの自動停止始動装置を備えた車両のスム
ーズな発進を可能とすることを目的とする。また、この
発明は、ドライバの操作性に優れたエンジンの自動停止
始動装置及び方法を提供することを他の目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1によれば、前記
エンジンが自動停止された状態において、シフトレバー
がリバースレンジに位置することを検出し、前記エンジ
ンを始動する手段が設けられている。従って、エンジン
が自動停止した状態において、シフトレバーをリバース
レンジに設定するだけで、エンジンが始動(再始動)さ
れる。
【0009】請求項2によれば、前記シフトレバーがリ
バースレンジに設定されている継続時間を測定し、リバ
ースレンジの選択が一定時間以上継続した場合のみ、前
記エンジンを始動する。エンジン停止後、シフトレバー
がリバースレンジを通り越してパーキングレンジに入る
場合もある。この構成によれば、このような場合にエン
ジンが始動するという動作を防止できる。
【0010】請求項3によれば、前記シフトレバーがリ
バースレンジに入れられている間は、エンジンの自動停
止を禁止する。従って、後退時のスムーズな運転が可能
となる。
【0011】請求項4によれば、前記ブレーキの踏み込
み時のみ前記シフトレバーのリバースレンジへの切り換
えを可能とする。従って、リバースレンジの選択と同時
に車両が後方に発進することが防止できる。
【0012】請求項5によれば、始動後のエンジンの回
転速度又は車速の少なくとも一方を継続的に検出し、検
出値が基準値以下のみの場合に、前記自動停止始動装置
による前記エンジンの停止を禁止する手段を備える。こ
の構成によれば、エンジン始動後、基準となる回転速度
又は車速のみで走行している場合は、エンジンが自動停
止しない。従って、クリーピング現象を利用するような
ごく低速での走行や、車庫入れ等でスムーズな運転が可
能となる。
【0013】請求項6によれば、エンジンの停止後、前
記変速段がリバースに設定されていると判定された場合
に、前記エンジンを始動させる。従って、エンジンが自
動停止した状態において、変速段をリバースに設定する
だけで、エンジンが始動(再始動)される。
【0014】請求項7によれば、変速段がリバースに設
定されている継続時間を測定し、所定の時間継続した場
合に、エンジンを始動する。従って、一時的なリバース
ギアの選択による誤始動を防止できる。
【0015】請求項8によれば、前記変速段がリバース
に設定されている間は、エンジンの自動停止を禁止す
る。従って、後退時の低速でのスムーズな運転が可能と
なる。
【0016】請求項9によれば、前記ブレーキの踏み込
み時のみ、前記変速段の前記リバースへの切り換えを可
能とする。従って、リバースへの切り替えと同時に車両
が後方に発進することを防止できる。
【0017】請求項10によれば、始動後のエンジンの
回転速度又は車速の少なくとも一方を連続的に検出し、
検出値が基準値以下のみの場合に、エンジンの停止を禁
止する。この構成によれば、クリーピング現象を利用す
るようなごく低速での走行や、車庫入れ等でスムーズな
運転が可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態にか
かるエンジンの自動停止始動装置を図面を参照して説明
する。図1は、この実施の形態のエンジンの自動停止始
動装置の構成を示す。図示するように、エンジン1に
は、燃料を噴射するフューエルインジェクタ7、エンジ
ン1を始動するスタータ2、燃料に点火するイグナイタ
15等が設置されている。また、エンジン1の出力軸
(回転軸)には、図示しない流体継手(流体クラッチ)
を介して自動変速機3が接続され、自動変速機3の出力
はタイヤに伝達される。
【0019】自動変速機3は、複数のギアと変速段の切
り替えに応じてギアを相互に適宜連結するためのクラッ
チ等を備える。各クラッチは油圧ポンプが発生する油圧
により駆動される。従って、エンジン1の停止中は、シ
フトレバー8がドライブ等のレンジに入れられていて
も、油圧が低いため、クラッチが係合しておらず、実質
的にニュートラル状態である。エンジン1が始動し、十
分な回転数が得られたところで、油圧が上昇して、クラ
ッチが係合する。
【0020】自動変速機3はシフトレバー8によって変
速レンジ(パーキング、リバース、ニュートラル、ドラ
イブ、セカンド、ロー)が選択され、各レンジが選択さ
れたとき、そのレンジを示す信号を出力するシフトレン
ジスイッチ群9(パーキングスイッチ9a、リバースス
イッチ9b、ニュートラルスイッチ9c、ドライブスイ
ッチ9d、セカンドスイッチ9e、ロースイッチ9f)
と車速を検出する車速センサ11を備える。
【0021】シフトレバー8のレンジと、後述する制御
ECU(電子制御装置)4からの制御信号により、自動
変速機3の変速段(ギア位置)の設定が定まる。例え
ば、シフトレバー8がリバースレンジに設定されている
ときには、自動変速機3の変速段はリバース(リバース
ギア)に設定される。
【0022】また、自動変速機3は、例えば、ブレーキ
ペダル13が踏み込まれると、ロックを解除して、シフ
トレバー8をリバースレンジに入れることを可能とする
ロック機構を備える。このロック機構により、後述する
ように、シフトレバー8をリバースレンジに入れること
により、自動的にエンジン1が始動した場合でも、後方
への急発進を防止できる。
【0023】エンジン1のインテークマニホールド部に
は、アクセルペダル23と連動して動作するスロットル
バルブ5と、スロットルバルブ5の開度を検出するスロ
ットル位置センサ5aと、スロットルバルブ5が全閉状
態にあることを検出するアイドルスイッチ6とが配置さ
れている。
【0024】エンジン1を含む車両全体の動作、特に、
この実施の形態に特有なエンジン自動停止始動制御は制
御ECU4により実行される。即ち、制御ECU4は、
車両内に配置された各種センサからの検出信号に基づい
て、スロットルバルブ5、フューエルインジェクタ7
等、及び、エンジン1が停止していることを報知するエ
ンジン停止モニタ19を制御する。また、スタータリレ
ー12を介してスタータ2の駆動・停止を制御する。各
種センサとしては、前述のスロットル位置センサ5a、
アイドルスイッチ6、シフトレンジスイッチ群9、車速
センサ11等に加えて、ブレーキペダル13の状態を検
出するブレーキスイッチ14、ドライバにより操作さ
れ、エンジン1の自動停止及び始動(再始動)を行うか
否かを指示するアイドルストップ許可スイッチ20、エ
ンジン冷却水の温度を測定する温度センサ21、エンジ
ン1の回転数を検出する回転数センサ22等を含む。
【0025】制御ECU4は、図2に示すように、MP
U(マイクロプロセッサユニット)41と、メモリ42
と、入出力インタフェース43等を備える。MPU41
は、入出力インタフェース43を介してセンサ群44か
ら各種検出信号を入力して、メモリ42に格納し、格納
した検出信号をメモリ42に記憶されたプログラムに従
って処理し、入出力インタフェース43を介して各種制
御信号を出力する。
【0026】次に、制御ECU4が実行する、車両全体
の制御動作を図3及び図4のフローチャートを参照して
説明する。
【0027】図3は、制御ECU4が実行する制御処理
のメインルーチンを示している。このメインルーチン
は、例えば、イグニッションキーのオンにより開始さ
れ、ステップS1では、エンジン1の制御と通常走行時
の変速制御を実行する。即ち、制御ECU4は、センサ
群44から入力される検出信号が示すエンジン1の各状
態からフューエルインジェクタ7に燃料噴射信号を供給
し、イグナイタ15に点火信号を供給して、エンジン1
の回転を制御する。また、車速センサ11から供給され
る車速情報やスロットル位置センサ5a,アイドルスイ
ッチ6から供給されるスロットル開度情報等に基づい
て、自動変速機3に制御信号を供給し、自動変速機3の
変速制御を実施する。
【0028】次に、フローは、ステップS11に進み、
回転数センサ22からの検出信号に基づいて、エンジン
1の回転数が基準値A rpm(例えば、1500rpm)
を超えたか否かを判別し、超えている場合には、アイド
ルストップ許可フラグISを「1」(オン)に設定する
(ステップS12)。エンジン1の回転数が基準値Arp
mを超えていなければ、ステップS2にジャンプする。
エンジン1の回転数が基準値A rpmを一度でも越えた
ら、このアイドルストップ許可フラグISはエンジン1
が停止されるまでは「1」のままである。次のステップ
S2では、エンジン自動停止始動制御を実行している。
【0029】図4は、エンジン自動停止始動制御S2の
詳細を示すフローチャートである。まず、ステップS2
1でドライバがアイドル時のエンジン1の停止を許可し
ているか否かをアイドルストップ許可スイッチ20の状
態から判定する。アイドルストップ許可スイッチ20が
オフの場合、即ち、ドライバがエンジン1の自動停止を
許可していない場合は、このルーチンから抜けてメイン
ルーチンにリターンし、エンジン1の自動停止始動操作
を行わない。
【0030】アイドルストップ許可スイッチ20がオン
の場合、即ち、ドライバがアイドリング時のエンジン1
の停止を許可している場合は、ステップS22に進み、
アイドルストップ許可フラグISが「1」か否かを判定
する。
【0031】アイドルストップ許可フラグISが「0」
(オフ)であると判断された場合、即ち、エンジン1の
始動後、エンジン1の回転数が基準値Arpm(例えば1
500rpm)以下でのみ走行している場合は、このル
ーチンから抜ける。これにより、低速運転時には、エン
ジン1が自動停止しなくなり、クリーピング現象を利用
するようなごく低速での走行や、車庫入れ等でスムーズ
な運転が可能となる。ステップS11で、エンジン1の
回転数の代わりに車速センサ11で検出した車両の速度
を判定条件としても、同様の制御が可能である。
【0032】ステップS22で、アイドルストップ許可
フラグISが「1」(オン)であると判断された場合、
即ち、エンジン1の回転数が基準値Arpmを超えた場合
は、ステップS23に進み、リバーススイッチ9bがオ
フかどうか、即ち、シフトレバー8がリバースレンジに
入れられていないかどうかを判定する。リバーススイッ
チ9bがオン(リバースレンジに入れられている)と判
断された場合、このルーチンから抜ける。これにより、
車両の後退中のエンジン1の自動停止をキャンセルして
いる。
【0033】ステップS23で、リバーススイッチ9b
がオフ(リバースレンジに入れられていない)と判断さ
れた場合、エンジン停止条件を判別するため、ステップ
S24で、車両が停止状態か否かを車速センサ11の出
力信号から判別し、ステップS25でスロットルバルブ
5が全閉か否かをアイドルスイッチ6の検出信号から判
別する。
【0034】ステップS24、S25で、車速が0でな
く、及び/又は、スロットルバルブ5が全閉ではない
(アイドルスイッチ6がオフ)と判別された場合、この
ルーチンから抜ける。
【0035】ステップS24、S25で、車速が0で且
つスロットルバルブ5が全閉であると判断された場合、
フローはステップS26に進む。ステップS26ではブ
レーキスイッチ14から供給されるブレーキ信号がオン
(ブレーキペダル13が踏み込まれている)か否か、温
度センサ21の検出信号から、エンジン冷却水の温度が
基準温度以上か否か、ターンシグナルの使用状況等の他
のエンジン停止条件を判別し、全てが肯定判定されれば
ステップS27に進む。一方、一つでも条件を満足しな
ければ、このルーチンを抜ける。
【0036】ステップS27では、ステップS23〜S
26で肯定判定された状態が基準時間(例えば2秒)継
続したか否かをソフトウエアタイマ等を用いて判別し、
継続しなければ、このルーチンを抜ける。一方、継続し
たと判別された場合には、エンジン1を停止するため、
ステップS28に移る。
【0037】ステップS28ではエンジン1を停止する
ため、フューエルインジェクタ7に燃料カット信号を供
給し、イグナイタ15に点火カット信号を供給し、アイ
ドル回転数を調整するアイドルスピードコントロールバ
ルブ(ISCV)を全閉にする信号を送る。また、ドラ
イバーにエンジン停止を知らせるため、エンジン停止モ
ニタ19の表示も実行する。そして、ステップS29で
アイドルストップ許可フラグISを「0」(オフ)にす
る。
【0038】次に、ステップS30で、アイドルスイッ
チ6の状態が判別され、オンならば、後述するステップ
S31に進み、オフならば、ステップS32に進む。
【0039】ドライバーが、発進するためにアクセルペ
ダル23を踏み込むと、アクセルペダル23の動きに連
動してスロットルバルブ5が開き、アイドルスイッチ6
がオフする。アイドルスイッチ6のオフが、ステップS
30で判別され、フローはステップS32に進む。な
お、誤動作防止のため、スロットル位置センサ5aによ
り得られるスロットルバルブ5の開度がある開度以上で
あることを追加の条件としても良い。
【0040】ステップS32において、制御ECU4
は、スタータリレー12を介してスタータ2を駆動し、
フューエルインジェクタ7に燃料噴射信号を供給して燃
料を噴射させ、イグナイタ15に点火信号を供給して発
火させてエンジン1を始動(再始動)し、アイドリング
のスピードを設定するISCV信号を供給する。また、
エンジン停止モニタ19の表示を消す。
【0041】なお、ステップS23でリバーススイッチ
9bのオン・オフを判別しているので、フローがステッ
プS30からステップS32に進むのは、リバーススイ
ッチ9bがオフ、即ち、シフトレバー8がリバースレン
ジ以外のレンジに設定されている場合である。従って、
シフトレバー8がリバースレンジに設定された状態で、
アクセルペダル23の踏み込みにより、エンジン1が始
動し、車両が後方に発進することはない。
【0042】一方、ステップS30においてアイドルス
イッチ6がオンのままであると判別された場合、リバー
ススイッチ9bのオン・オフから、シフトレバー8がリ
バースレンジに入っているか否かを判別する(ステップ
S31)。リバーススイッチ9bがオフ、即ち、シフト
レバー8がリバースレンジに入っていないと判断された
場合、ステップS28に進み、エンジン1を停止した状
態を維持する。
【0043】これに対し、リバーススイッチ9bがオ
ン、即ち、シフトレバー8がリバースレンジに入ってい
ると判断された場合、ステップS32に進み、エンジン
1を始動する。
【0044】ステップS23で、リバーススイッチ9b
のオン・オフを判別しているので、ステップS31でリ
バーススイッチ9bがオンであると判断されるのは、シ
フトレバー8が他のレンジからリバースレンジに入れら
れた時である。また、シフトレバー8をリバースレンジ
に入れるためには、ロック機構により、ブレーキペダル
13を踏み込んでいる必要がある。また、フローがステ
ップS30からステップS31に進むのは、アイドルス
イッチ6がオフ、即ち、アクセルペダル23が踏み込ま
れていない状態である。
【0045】従って、シフトレバー8がリバースレンジ
に入れられ、エンジン1が自動始動された時は、ブレー
キペダル13が踏み込まれ、且つ、アクセルペダル23
が踏み込まれていない状態にある。このため、エンジン
1が自動始動して、油圧ポンプによる油圧が上がり、自
動変速機3のクラッチが係合しても、ブレーキがタイヤ
を押さえるため、車両は停止した状態を維持し、エンジ
ン1の出力が急激にタイヤに伝達され、車両が大きく動
き出すことがない。その後、ブレーキペダル13が弛め
られ、アクセル23が踏み込まれると、エンジン1の出
力がタイヤに伝達され、車両がスムーズに後方に発進す
る。
【0046】ステップS32でエンジン1が始動した
後、回転数センサ22の検出信号からエンジン1の回転
数を判断し、基準回転数B rpm(例えば400rpm)
以上であるか否かにより、エンジン1が完爆したか否か
を判別する(ステップS33)。エンジン1が完爆して
いない場合、フローはステップS30にリターンし、上
述の処理を繰り返す。一方、エンジン1が完爆した場
合、フローはステップS34に進み、スタータリレー1
2をオフして、スタータ2をオフする。
【0047】以上の処理が終了した後、自動停止始動ル
ーチンから抜け、図3のステップS1に戻る。
【0048】以上の構成とすることにより、この実施の
形態のエンジン1の自動停止始動装置及び方法によれ
ば、エンジン1が自動停止した状態で、シフトレバー8
をリバースレンジに入れるだけで、エンジン1を始動す
ることができる(ステップS31、S32)。従って、
運転が非常に容易になる。しかも、車両を後方にスムー
ズに発進させることができる。また、シフトレバー8が
ドライブレンジ等に入れられている場合には、アクセル
ペダル23を踏み込むだけで、エンジン1を始動するこ
とができる。
【0049】また、ステップS23の判別工程により、
自動変速機3がリバースレンジに入れられている間は、
エンジン1の自動停止を禁止するので、後退時に一時的
に低速になったり停止しても、エンジン1が停止するこ
とがなく、スムーズな運転が可能となる。
【0050】また、ロック機構により、ブレーキペダル
13が踏み込まれた状態の時のみシフトレバー8をリバ
ースレンジに切り換えることが可能である。また、アク
セルペダル23が踏み込まれていない時にのみ、リバー
スレンジの選択によりエンジン1が自動始動される。従
って、油圧ポンプによる油圧が上昇し、自動変速機3の
クラッチが結合しても、ブレーキによりタイヤが押さえ
られ、車両は実質的に停止したままである。その後、ブ
レーキペダル13が弛められ、アクセルペダル23が踏
み込まれた時に、タイヤが駆動される。従って、自動変
速機3のクラッチ係合時に、エンジントルクが急激に駆
動力としてタイヤに伝達されることや、発進時のショッ
クの発生が防止され、スムーズな後退が可能となる。
【0051】また、流体継手(流体クラッチ)を使用し
ているので、エンジン1の出力トルクがある程度自動変
速機3に伝達される。このため、通常の油圧式自動変速
機を備えた車両と同様にクリープ現象が発生し、後退時
のごく低速での走行、たとえば、車庫入れなどをスムー
ズに行うことができる。また、ステップS23の判別に
より、後退時に一時的に自動車が停止してもエンジン1
が停止せず、車庫入れなどの場合でも、クリープ現象を
維持できる。
【0052】なお、図4に破線で示すように、ステップ
S31のオン判定とステップS32の間に、リバースレ
ンジがある一定時間(例えば0.5秒)継続した場合に
はステップS32でエンジン1を始動し、継続しない場
合は、ステップS31に戻るという判断ステップを挿入
してもよい(ステップS40)。こうすることで、シフ
トレバー8が、リバースレンジを通過してパーキングレ
ンジ等に入る時等に、エンジン1を始動することを防止
できる。
【0053】ステップS30のエンジン1の始動条件と
して、例えば、「ブレーキスイッチ14のオフ」を採用
してもよい。また、「アイドルスイッチ6のオフ」と
「ブレーキスイッチ14のオフ」を共に始動条件として
もよい。
【0054】上述の例では、シフトレバー8をリバース
レンジに入れる条件を「ブレーキペダル13を踏んでい
ること」としたが、リバースレンジの選択と同時に車両
が後方へ発進することができるならば、ロック機構の構
造は任意である。例えば、シフトレバー8の上端にボタ
ンを配置し、このボタンを押しながらシフトレバー8を
操作することを、リバースレンジに入れる条件としても
よい。この場合、例えば、制御ECU4は、操作ボタン
の操作に応答して、駆動輪に自動的にブレーキをかける
ように制御する。また、リバースレンジに入れる条件と
して、「エンジン1の回転速度が一定値以下」を付け加
えてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる自動停止始動装置
のブロック図である。
【図2】図1に示す制御ECUの構成を示すブロック図
である。
【図3】図1の自動停止始動装置の制御動作を示すメイ
ンルーチンフローチャートである。
【図4】図3のメインルーチンにおける自動停止始動制
御を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 エンジン 2 スタータ 3 自動変速機 4 制御ECU 5 スロットルバルブ 5a スロットル位置センサ 6 アイドルスイッチ 7 フューエルインジェクタ 8 シフトレバー 9 シフトレンジスイッチ群 11 車速センサ 12 スタータリレー 13 ブレーキペダル 14 ブレーキスイッチ 15 イグナイタ 19 エンジン停止モニタ 20 アイドルストップ許可スイッチ 21 温度センサ 22 回転数センサ 23 アクセルペダル 41 MPU(マイクロプロセッサユニット) 42 メモリ 43 入出力インタフェース

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定条件に従ってエンジンを自動的に停
    止又は始動させる自動停止始動装置において、 エンジンに接続された変速機の変速段を変更するための
    シフトレバーと、 前記シフトレバーの位置を検出するシフトレバー位置検
    出手段と、 前記エンジンの停止状態において、前記シフトレバー位
    置検出手段による前記シフトレバーがリバースレンジに
    位置するとの検出に応答し、前記エンジンを始動する始
    動手段と、 を備える、ことを特徴とするエンジンの自動停止始動装
    置。
  2. 【請求項2】 前記始動手段は、前記シフトレバー位置
    検出手段の出力から、前記シフトレバーがリバースレン
    ジに設定されている継続時間を測定するタイマと、 前記シフトレバーがリバースレンジに設定されている状
    態が所定の時間継続していると前記タイマが測定した場
    合に、前記エンジンを始動する手段を備える、ことを特
    徴とする請求項1に記載のエンジンの自動停止始動装
    置。
  3. 【請求項3】 前記シフトレバー位置検出手段の検出に
    従って、前記シフトレバーがリバースレンジに入れられ
    ている間は、エンジンの自動停止を禁止する手段を備え
    ることを特徴とする請求項1又は2に記載のエンジンの
    自動停止始動装置。
  4. 【請求項4】 前記エンジンを搭載した車両の移動を制
    限するブレーキと、該ブレーキをかけている時にのみ、
    前記シフトレバーのリバースレンジへの切り換えを可能
    とする手段を備える、 ことを特徴とする請求項1、2又は3に記載のエンジン
    の自動停止始動装置。
  5. 【請求項5】 始動後の前記エンジンの回転速度又は前
    記エンジンが搭載された車両の速度の少なくとも一方を
    継続的に検出する検出手段と、前記検出手段の検出値が
    基準値以下のみの場合に、前記自動停止始動装置による
    前記エンジンの停止を禁止する手段と、を備える、こと
    を特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載にエ
    ンジンの自動停止始動装置。
  6. 【請求項6】 所定の停止条件に従ってエンジンを停止
    させる停止工程と、 前記エンジンに連結された変速機の変速段がリバースに
    設定されているか否かを判定するレンジ判定工程と、 前記レンジ判定工程により、前記変速段がリバースに設
    定されていると判定された場合に、前記エンジンを始動
    させる始動工程と、 を備える、ことを特徴とするエンジンの自動停止始動方
    法。
  7. 【請求項7】 前記始動工程は、前記変速段がリバース
    に設定されている継続時間を測定する測定工程と、 前記測定工程により、前記変速段がリバースに設定され
    ている状態が所定の時間継続したと判断された場合に、
    前記エンジンを始動する工程を備える、ことを特徴とす
    る請求項6に記載のエンジンの自動停止始動方法。
  8. 【請求項8】 前記レンジ判定工程の検出に従って、前
    記変速段がリバースに設定されている間は、エンジンの
    自動停止を禁止する工程を備える、ことを特徴とする請
    求項6又は7に記載のエンジンの自動停止始動方法。
  9. 【請求項9】 前記エンジンを搭載した車両の移動を制
    限する移動制限工程と、 前記移動制限工程により前記車両の移動が制限されてい
    る時にのみ、前記変速段のリバースへの切り換えを可能
    とする工程と、 を備える、ことを特徴とする請求項6、7又は8に記載
    のエンジンの自動停止始動方法。
  10. 【請求項10】 始動後の前記エンジンの回転速度又は
    前記エンジンが搭載された車両の速度の少なくとも一方
    を連続的に検出する検出工程と、前記検出工程の検出値
    が基準値以下のみの場合に、前記停止工程による前記エ
    ンジンの停止を禁止する工程と、を備える、ことを特徴
    とする請求項6乃至9のいずれか1項に記載にエンジン
    の自動停止始動方法。
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