JP3111720B2 - 車両用始動停止装置 - Google Patents

車両用始動停止装置

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JP3111720B2
JP3111720B2 JP04361532A JP36153292A JP3111720B2 JP 3111720 B2 JP3111720 B2 JP 3111720B2 JP 04361532 A JP04361532 A JP 04361532A JP 36153292 A JP36153292 A JP 36153292A JP 3111720 B2 JP3111720 B2 JP 3111720B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は車両用始動停止装置に
係り、特に車両の停止時に所定の運転状態の場合にエン
ジンを停止させるべく動作させるとともに、クラッチの
踏み込み動作にてエンジンを再始動させる車両用始動停
止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両には、不要な停止時にエンジンを停
止させるとともに、クラッチの踏み込み動作にて簡単に
エンジンを再始動できる車両用始動停止装置を採用した
ものもある。
【0003】また、この車両用始動停止装置は、渋滞時
や信号待ち等の比較的停止時間の長い場合、つまり不要
な停止時にエンジンを自動的に停止させ、燃費を向上さ
せている。
【0004】前記車両用始動停止装置としては、特開昭
63−75323号公報に開示されるものがある。この
公報に開示される車両用自動停止・始動装置は、エンジ
ンの停止−回転及びアイドル−オフアイドルを識別検知
してイグニションスイッチが点火位置にあるエンジン停
止時にオフアイドルとしたときスタータモータを駆動さ
せるスタータモータ通電制御回路と、車両の停車−走行
を識別検知する走行検知器と、走行検知器からの電気信
号により車両走行時は不作動状態を維持する停止回路制
御器と、停止回路制御器が車両停止により作動したとき
所定時間経過後に停止信号を発する遅延回路と、エンジ
ン動力伝達装置のクラッチを切るかまたは変速機を中立
位置としたときに遅延回路の停止信号発生を許す停止信
号制御器と、停止信号によってエンジンを停止させるエ
ンジン停止回路と、停止信号によって前照灯を消灯させ
る前照灯消灯回路とを有している。
【0005】また、実公平2−24655号公報に開示
されるものがある。この公報に開示されるエンジンの自
動始動停止装置は、トルクコンバータを用いた自動変速
機と、この自動変速機のドライブ位置とニュートラル位
置を選択し変速位置を切り替える変速レバーと、エンジ
ンを始動させるスタータの通電制御を行うスタータ制御
装置と、イグニション点火回路の通電制御を行うイグニ
ション制御装置と、車両の車速を検出する車速検出手段
と、エンジンの始動後、車速検出手段により車速ゼロが
検出された場合にイグニション制御装置を作動させてエ
ンジンを停止させると。ともに、エンジン停止後、変速
レバーをニュートラル位置にシフトさせる停止制御手段
と、停止制御手段によるエンジン停止後に変速レバーが
ドライブ位置にシフトされ且つアクセルが踏込まれてい
ない場合にイグニション制御装置の動作によりイグニシ
ョン点火回路を通電するとともに、スタータ制御装置の
動作によりスタータの通電を行う再始動制御手段とを有
している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の車両
用始動停止装置においては、クラッチの開放状態且つエ
ンジン回転数がアイドル状態にあり、電気負荷が無入力
の場合に、エンジンを停止させ、クラッチの踏み込み動
作によって再始動させるものがある。
【0007】また、クラッチの踏み込み動作によって再
始動させた際には、一定の時間だけエンジンの自動停止
を禁止すべく制御している。
【0008】この結果、一定時間だけエンジンの自動停
止を禁止させるシステムの場合、エンジンの停止から再
始動までの時間が短く、且つその状態を頻繁に起こす可
能性があり、車両用始動停止装置の本来の目的である燃
費の向上が果たされず、経済的に不利であるという不都
合があるとともに、スタータの耐久性や、運転フィーリ
ングを悪化させてしまい、実用上不利であるという不都
合があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述不都合を除去するために、車両の停止時に所定の運転
状態の場合にエンジンを停止させるべく動作させ、クラ
ッチの踏み込み動作にてエンジンを再始動させるととも
に再始動直後のエンジンの自動停止動作を所定時間だけ
禁止する車両用始動停止装置において、所定時間内のエ
ンジンの停止した回数を計測し、この計測されたエンジ
ンの停止回数が所定回数まではエンジンの自動停止まで
の時間を変更することなく、前記計測されたエンジンの
停止回数が前記所定回数を超えた場合には前記停止回数
に対応して設定された遅延時間の設定データによってエ
ンジンの自動停止までの時間を遅延すべく制御する制御
手段を設けたことを特徴とする。
【0010】
【作用】上述の如く発明したことにより、制御手段が作
動すると、所定時間内のエンジンの停止した回数を計測
し、この計測されたエンジンの停止回数が所定回数まで
はエンジンの自動停止までの時間を変更することなく、
計測されたエンジンの停止回数が所定回数を超えた場合
には停止回数に対応して設定された遅延時間の設定デー
タによってエンジンの自動停止までの時間を遅延すべく
制御することにより、エンジンの作動時間が短時間であ
る場合には、次回の作動時の充電時間を長くし得て、適
正な充電時間を確保することができ、バッテリやスター
タの保護が確実に果たされ、実用上有利であるととも
に、短時間に車両が停止・発進を繰り返すような渋滞時
等の場合には、エンジンが停止するのを避けることがで
き、燃費を良好な状態に維持し得て、経済的に有利であ
り、また、制御手段内のプログラムの変更のみで対処す
ることができることにより、構成が複雑化することがな
く、製作が容易で、コストを低廉とし得て、経済的に有
利とすることができる。
【0011】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細
に説明する。
【0012】図1〜図5はこの発明の実施例を示すもの
である。図3において、2は車両用始動停止装置、4は
制御手段である。
【0013】この車両用始動停止装置2の制御手段4の
入力側には、図示しないエンジンの状態を検出して信号
を出力するエンジン回転検出手段6と、実車速に対応す
る信号を出力する車速センサ8と、運転者の発進・停止
の意志を確認するために再始動時のスイッチとなる図示
しないクラッチペダルの踏み込み動作を検出するクラッ
チスイッチ10と、このシステムの作動・停止・キャン
セルを決定するERSスイッチ12と、図示しないエア
コン(A/C)のON動作時やヘッドライト(図示せ
ず)のON動作時等の電気負荷検出手段14とが夫々接
続されている。
【0014】また、前記制御手段4の出力側には、スタ
ータを回転させるスタートリレー16と、メイン電源を
切断してエンジンを停止させるストップリレー18とが
夫々接続される。
【0015】そして、前記制御手段4は、車両の停止時
に所定の運転状態の場合にエンジンを停止させるべく動
作させ、クラッチの踏み込み動作にてエンジンを再始動
させるとともに、再始動直後のエンジンの自動停止動作
を所定時間だけ禁止する機能を有しており、上述の機能
に、所定時間内のエンジンの停止した回数を計測しこの
計測されたエンジンの停止回数に応じてエンジンの自動
停止までの時間を変更、例えば自動停止を解除してエン
ジンの自動停止までの時間を遅延させるべく制御する機
能を付加する構成とする。
【0016】詳述すれば、前記制御手段4は、運転状態
を検出する入力側のエンジン回転検出手段6や車速セン
サ8、クラッチスイッチ10、ERSスイッチ12、電
気負荷検出手段14からの各種検出信号を夫々入力し、
この各種検出信号と所定時間内に計測されたエンジンの
停止した回数とによって次回の自動停止の実施、解除を
判定して出力側のスタートリレー16あるいはストップ
リレー18に制御信号を出力するものである。
【0017】次に図1の制御用フローチャートに沿って
作用を説明する。
【0018】前記エンジンの図示しないイグニション
(IG)がON状態となると、制御手段4が作動し、制
御用プログラムがスタートする。
【0019】そして、ERSスイッチ12がONである
か否かの判断(100)を行い、この判断(100)が
NO、つまりERSスイッチ12がOFFの場合には、
スタートリレー16とストップリレー18とを夫々OF
F(138)させて判断(100)に戻り、判断(10
0)がYES、つまりERSスイッチ12がON動作す
ると、スタートリレー16がONであるか否かの判断
(102)に移行する。
【0020】この判断(102)がYESの場合には、
後述するエンジン回転数が500rpm以上であるか否
かの判断(132)に移行させ、判断(102)がNO
の場合には、車速センサエラーか否かの判断(104)
を行う。
【0021】この車速センサエラーか否かの判断(10
4)とは、車速センサの故障中に禁止条件とするもので
あり、判断(104)がNOの場合には、電気負荷がO
Nであるか否かの判断(106)を行い、判断(10
4)がYESの場合には、後述するストップリレー18
のOFF(124)に移行させる。
【0022】また、電気負荷がONであるか否かの判断
(106)とは、車速センサエラーか否かの判断(10
4)と同様に、電気負荷入力がある際に禁止条件とする
ものであり、判断(106)がNO、つまり禁止条件が
成立していない場合には、始動直後であるか否かの判断
(108)を行い、この判断(108)がNOの場合に
は、ストップリレー18がONであるか否かの判断(1
10)を行い、前記判断(108)がYESの場合に
は、後述するストップリレー18のOFF(124)に
移行させる。
【0023】上述のストップリレー18がONであるか
否かの判断(110)がYESの場合には、後述するイ
グニション(IG)の無入力状態が、例えば0.2秒間
経過したか否かの判断(122)に移行させ、判断(1
10)がNOの場合には、車速が1秒間だけ無入力状態
であるか否かの判断(112)を行う。
【0024】この車速が1秒間だけ無入力状態であるか
否かの判断(112)がNOの場合には、後述するイグ
ニション(IG)の無入力状態が、例えば0.5秒間経
過したか否かの判断(126)に移行させ、判断(11
2)がYESの場合には、クラッチスイッチ10がOF
Fであるか否かの判断(114)を行う。
【0025】ここで、車速が1秒間無入力状態であるか
否かの判断(112)やクラッチスイッチ10がOFF
であるか否かの判断(114)は、運転者に車両の停止
と発進との意志があるか否かを判定するためのものであ
る。
【0026】上述の判断(114)がNOの場合には、
判断(112)のものと同様に、後述するイグニション
(IG)の無入力状態が、例えば0.5秒間経過したか
否かの判断(126)に移行させ、判断(114)がY
ESの場合には、ストップ回数に1を加え(116)、
その後に禁止フラグが0であるか否かの判断(118)
を行う。
【0027】前記判断(118)がNOの場合には、後
述するイグニション(IG)の無入力状態が、例えば
0.5秒間経過したか否かの判断(126)に移行さ
せ、判断(118)がYESの場合には、ストップリレ
ー18をONさせ(120)、エンジンをストップさせ
る。つまり、上述の判断(112)、(114)、(1
18)がNO、つまり条件が成立しない場合には、スタ
ートリレー16のON(再始動)を判定すべく移行する
ものである。
【0028】そして、ストップリレー18のON動作
(120)後に、イグニション(IG)の無入力状態
が、例えば0.2秒間経過したか否かの判断(122)
を行い、この判断(122)がNO、つまりエンジンの
停止が完了していない場合には、ERSスイッチ12が
ONであるか否かの判断(100)に戻り、判断(12
2)がYES、つまり完全にエンジンが停止したと判定
される場合には、ストップリレー18をOFFさせる
(124)。この状態は、無入力状態となるまで、スト
ップリレー18をONさせるものである。
【0029】また、再始動を行うか否かの判定のため
に、イグニション(IG)の無入力状態が、例えば0.
5秒間経過したか否かの判断(126)とクラッチスイ
ッチ10がONであるか否かの判断(128)とを行
い、これらの判断(126)、(128)がNOの場合
には、再始動の意志がないものとみなし、ERSスイッ
チ12がONであるか否かの判断(100)に戻り、判
断(126)、(128)の夫々がYESの場合には、
再始動の意志があるものと判定し、スタートリレー16
をON動作(130)させ、再始動を開始させる。
【0030】次に、再始動が完了したか否かを判定する
ために、エンジン回転数が500rpm以上であるか否
かの判断(132)とクラッチスイッチ10が0.1秒
間ONしたか否の判断(134)を行うものであり、判
断(132)がNOの場合には、クラッチスイッチ10
が0.1秒間ONしたか否の判断(134)に移行さ
せ、判断(132)がYESの場合には、スタートリレ
ー16をOFFさせる(136)。
【0031】また、判断(134)がYESの場合に
は、ERSスイッチ12がONであるか否かの判断(1
00)に戻り、判断(134)がNOの場合には、スタ
ートリレー16のOFF動作(136)に移行させる。
つまり、エンジン回転数が500rpm以上であるか否
かの判断(132)がNO及びクラッチスイッチ10が
0.1秒間ONしたか否の判断(134)がNOの場合
に、再始動が完了したものと判定し、スタートリレー1
6をOFF動作させている。そして、ERSスイッチ1
2がONであるか否かの判断(100)に戻る。
【0032】以上のように、エンジンの自動停止や再始
動を行うものであるが、次に図2の割り込み用フローチ
ャートについて説明する。
【0033】割込み動作が一定の時間毎に発生すると
(200)、禁止フラグの状態により禁止フラグのセッ
ト/クリアが行われる。つまり、禁止フラグが1である
か否かの判断(202)を行い、この判断(202)が
NOの場合は、禁止フラグがセットされてないと判断
し、メインルーチンにてカウントされたストップ回数が
あらかじめ設定された第1設定値(COUNT1)以上
であるか否かの判断(204)を行う。
【0034】前記判断(204)がYESの場合には、
禁止フラグを1とし(206)、ストップ回数をクリア
して(208)RTI(210)に移行させ、前記判断
(204)がNOの場合には、ストップ回数をクリアし
(208)、次回の割り込みのためのイニシャライズを
行い、RTI(210)に移行させている。
【0035】また、前記判断(202)がYESの場
合、つまり、禁止フラグがセットされている場合は、ス
トップ回数があらかじめ設定された第2設定値(COU
NT2)よりも小さいか否かの判断(212)を行い、
この判断がYESの場合は、禁止フラグを0として禁止
フラグをクリアし、処理(208)に移行している。前
記判断(212)がNOの場合には、直接処理(20
8)に移行している。
【0036】ここで、禁止フラグをみる前でストップ回
数の加算するという処理(116)を行っているため、
前者のストップ回数は実際に停止した回数となるが、後
者のストップ回数は停止条件を満たした回数となる。
【0037】これにより、所定時間内のエンジンの停止
した回数を計測し、その計測データにより次回の再始動
直後の自動停止の実施、解除を判定すべく設定すること
ができ、エンジンの作動時間が短時間である場合には、
エンジンの自動停止を解除することによって次回の作動
時の充電時間を長くし得て、適正な充電時間を確保する
ことができ、バッテリやスタータの保護が確実に果たし
得て、実用上有利である。
【0038】また、短時間に車両が停止・発進を繰り返
すような渋滞時等の場合には、エンジンが停止するのを
避けることができ、燃費を良好な状態に維持し得て、経
済的に有利である。
【0039】更に、前記制御手段4内のプログラムの変
更のみで対処することができることにより、構成が複雑
化することがなく、製作が容易で、コストを低廉とし得
て、経済的に有利である。
【0040】なお、この発明は上述実施例に限定される
ものではなく、種々の応用改変が可能である。
【0041】例えば、車両に搭載されるエンジンを、電
子燃料噴射方式を採用したエンジンとし、燃料噴射パル
スを停止させてエンジンのみを停止させる構成のものに
も、この発明の始動停止装置を使用することが可能であ
る。
【0042】また、この発明の実施例においては、スト
ップ回数によって次回の自動停止の実施、解除を判定す
る割り込み用フローチャートを使用し、所定時間内に計
測されたエンジンの停止回数に応じてエンジンの自動停
止までの時間を変更すべく制御する構成としたが、次回
のエンジンの自動停止までの時間を遅延すべく、図4に
示す割り込み用フローチャートを使用し、所定時間内に
計測されたエンジンの停止回数に応じてエンジンの自動
停止までの時間を変更すべく制御することも可能であ
る。
【0043】さすれば、割り込みの動作が発生すると
(300)、ディレイ(遅延)中か否かの判断(30
2)を行い、この判断(302)がNOの場合は、後述
する回数をカウントする時間が経過したか否かの判断
(312)を行う。前記判断(302)の遅延時間は、
図5に示す如く、エンジンのストップ回数に対応して設
定されるものである。
【0044】また、前記判断(302)がYESの場合
には、エンジンのストップ回数が第2設定値(COUN
T2)未満であるか否かの判断(304)を行い、この
判断(304)がYESの場合は、禁止フラグを0にし
(306)、後述する判断(312)に移行している。
【0045】前記判断(304)がNOの場合には、遅
延時間たる所定のディレイ時間が経過したか否かの判断
(308)を行う。この判断(308)がNOの場合
は、後述する判断(312)に移行し、判断(308)
がYESの場合には、禁止フラグを0にし(310)、
回数カウント時間が経過したか否かの判断(312)を
行う。この判断(312)がNOの場合は、RTI(3
20)に移行させる。
【0046】前記判断(312)がYESの場合には、
ストップ(停止)回数が第1設定値(COUNT1)以
上であるか否かの判断(314)を行い、この判断(3
14)がNOの場合には、ストップ回数をクリアさせる
処理(318)に移行し、前記判断(314)がYES
の場合は、図5に示す如く、ストップ回数に対応して設
定された遅延時間の設定データによってディレイ(遅
延)時間を設定するとともに、禁止フラグを1(31
6)とした後にストップ回数をクリア(318)し、R
TI(320)に移行している。
【0047】これにより、上述した実施例と同様に、所
定時間内のエンジンの停止した回数を計測し、その計測
データにより次回の自動停止までの時間を遅延すべく設
定することができ、エンジンの作動時間が短時間である
場合には、次回の自動停止までの時間を遅延することに
よって次回の作動時の充電時間を長くし得て、適正な充
電時間を確保することができ、バッテリやスタータの保
護が確実に果たし得て、実用上有利である。
【0048】また、上述した実施例と同様に、短時間に
車両が停止・発進を繰り返すような渋滞時等の場合に
は、次回の自動停止までの時間を遅延してエンジンが停
止するのを避けることができ、燃費を良好な状態に維持
し得て、経済的に有利である。
【0049】更に、上述した実施例と同様に、制御手段
内のプログラムの変更のみで対処することができること
により、構成が複雑化することがなく、製作が容易で、
コストを低廉とし得て、経済的に有利である。
【0050】
【発明の効果】以上詳細に説明した如くこの発明によれ
ば、所定時間内のエンジンの停止した回数を計測し、こ
の計測されたエンジンの停止回数が所定回数まではエン
ジンの自動停止までの時間を変更することなく、計測さ
れたエンジンの停止回数が所定回数を超えた場合には停
止回数に対応して設定された遅延時間の設定データによ
ってエンジンの自動停止までの時間を遅延すべく制御す
る制御手段を設けたことにより、エンジンの作動時間が
短時間である場合には、次回の作動時の充電時間を長く
し得て、適正な充電時間を確保することができ、バッテ
リやスタータの保護が確実に果たされ、実用上有利であ
るとともに、短時間に車両が停止・発進を繰り返すよう
な渋滞時等の場合には、エンジンが停止するのを避ける
ことができ、燃費を良好な状態に維持し得て、経済的に
有利である。また、制御手段内のプログラムの変更のみ
で対処することができることにより、構成が複雑化する
ことがなく、製作が容易で、コストを低廉とし得て、経
済的に有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す車両用始動停止装置の
制御用フローチャートである。
【図2】車両用始動停止装置の割り込み用フローチャー
トである。
【図3】車両用始動停止装置のブロック図である。
【図4】この発明のその他の実施例を示す車両用始動停
止装置の割り込み用フローチャートである。
【図5】ストップ(停止)回数とディレイ(遅延)時間
との関係で設定データを示す図である。
【符号の説明】
2 車両用始動停止装置 4 制御手段 6 エンジン回転検出手段 8 車速センサ 10 クラッチスイッチ 12 ERSスイッチ 14 電気負荷検出手段 16 スタートリレー 18 ストップリレー

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の停止時に所定の運転状態の場合に
    エンジンを停止させるべく動作させ、クラッチの踏み込
    み動作にてエンジンを再始動させるとともに再始動直後
    のエンジンの自動停止動作を所定時間だけ禁止する車両
    用始動停止装置において、所定時間内のエンジンの停止
    した回数を計測しこの計測されたエンジンの停止回数
    が所定回数まではエンジンの自動停止までの時間を変更
    することなく、前記計測されたエンジンの停止回数が前
    記所定回数を超えた場合には前記停止回数に対応して設
    定された遅延時間の設定データによってエンジンの自動
    停止までの時間を遅延すべく制御する制御手段を設けた
    ことを特徴とする車両用始動停止装置。
JP04361532A 1992-12-28 1992-12-28 車両用始動停止装置 Expired - Lifetime JP3111720B2 (ja)

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