JPH1052666A - 走行する材料ウェブに液状又はペースト状の媒体を直接又は間接的に塗布する塗布装置 - Google Patents

走行する材料ウェブに液状又はペースト状の媒体を直接又は間接的に塗布する塗布装置

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JPH1052666A
JPH1052666A JP9122341A JP12234197A JPH1052666A JP H1052666 A JPH1052666 A JP H1052666A JP 9122341 A JP9122341 A JP 9122341A JP 12234197 A JP12234197 A JP 12234197A JP H1052666 A JPH1052666 A JP H1052666A
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JP
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lever
doctor
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support beam
shaped
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JP9122341A
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Zygmunt Madrzak
マドルツァク ツィグムント
Manfred Ueberschaer
ユーバーシェール マンフレート
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Voith Sulzer Papiermaschinen GmbH
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    • B05C11/02Apparatus for spreading or distributing liquids or other fluent materials already applied to a surface ; Controlling means therefor; Control of the thickness of a coating by spreading or distributing liquids or other fluent materials already applied to the coated surface
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    • D21H23/32Addition to the formed paper by contacting paper with an excess of material, e.g. from a reservoir or in a manner necessitating removal of applied excess material from the paper
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 単純かつ効果的な塗布装置を提供する。 【解決手段】 塗布装置が、レバー状の圧着機構10に
直接又は間接的に作用する少なくとも1つの弾性的なば
ねエレメント14を有しており、該ばねエレメント14
の戻し力に抗して調節部材12がその作動時に作用する
ようになっており、かつ前記ばねエレメント14が圧着
機構10を調節部材12の不作動時に、該ばねエレメン
トの戻し力によってドクタエレメント6との接触部Kか
ら解除して、ドクタエレメント6を解放するようになっ
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特にペーパ又はボ
ール紙製の走行する材料ウェブに液状又はペースト状の
媒体を直接又は間接的に塗布する塗布装置であって、支
持ビームが設けられており、該支持ビームがその長手方
向において、実質的に材料ウェブの全幅にわたって延在
しており、支持ビームに対向して位置している対応ロー
ラが設けられており、実質的に該対応ローラの全幅にわ
たって延在するドクタエレメントが設けられており、該
ドクタエレメントが保持装置を介して支持ビームに解離
可能に取り付けられており、この場合保持装置が調節部
材と、該調節部材によって操作可能でドクタエレメント
と接触可能なレバー状の圧着機構とを、対応支承部にド
クタエレメントを圧着させるために有しており、かつレ
バー状の圧着機構が、塗布装置を横から見た場合に、対
応ローラと支持ビームとの間の領域に位置しており、支
持ビームに配置されていて押圧装置によって直接又は間
接的に押圧力を負荷可能な押圧エレメントが設けられて
おり、該押圧エレメントによってドクタエレメントが対
応ローラに向けられた端部の領域において、対応ローラ
に押付け可能である形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】このような形式の塗布装置は、ドイツ連
邦共和国特許第3220075号明細書に基づいて公知
であり、長手方向において実質的に材料ウェブの全幅に
わたって延在する支持ビームと、該支持ビームに対向し
て位置している対応ローラと、実質的に対応ローラの全
幅にわたって延びていてドクタブレードの形をしたドク
タエレメントとを有しており、このドクタエレメントは
保持装置を介して支持ビームに解離可能に取り付けられ
ている。保持装置は調節部材と、この調節部材によって
操作可能でかつドクタブレードと接触可能なレバー状の
圧着機構とを、ドクタブレードを対応支承部に圧着させ
るために有している。レバー状の圧着機構は塗布装置を
横から見た場合に、対応ローラと支持ビームとの間の領
域に位置している。さらに塗布装置は、支持ビームに配
置されていて直接又は間接的に押圧装置によって押圧力
を負荷可能な押圧エレメントを有しており、この押圧エ
レメントによってドクタブレードはその対応ローラに向
けられた端部領域において対応ローラに押付け可能であ
る。この公知の構成の特殊性としては次のことが挙げら
れる。すなわちこの公知の構成では、液状又はペースト
状の媒体を導く、塗布装置の圧力室が、ドクタブレード
を固定するもしくはクランプするレバー状の圧着機構と
して構成されている。ドクタブレード自体は、対応ロー
ラとは反対側の狭幅の側縁で、支持ビームの全長にわた
って延在する連続した溝又は支持ビームの対応する突出
部に支持されており、かつ前記圧着機構によって、支持
ビームの側面によって形成された対応支承部に押し付け
られて固定されている。
【0003】上に述べた圧力室の可動の構成に基づい
て、この公知の構成はしかしながらその製造及び保守が
極めて面倒でありひいては高価である。塗布装置の支持
ビームと対応ローラとの間における領域もしくは空間
は、特にローラジオメトリと、運転中に対応ローラに接
触させられるドクタブレードとに基づいて制限されてお
り、しかもレバー状の構成された前記圧力室はその構造
形式と必要な擦過角度(Streichwinckel)とに基づい
て、空間的に制限されて配置され、したがって対応ロー
ラに対してある程度の間隔をおいて位置決めされねばな
らないので、ドイツ連邦共和国特許第3220075号
明細書に記載された解決策によっては全体として嵩張る
塗布装置が生ぜしめられ、このような塗布装置は与えら
れている空間状況を最適に利用することができない。さ
らに公知の解決策において分かっていることとしては次
のことが挙げられる。すなわち公知の構成では、上に述
べたように、支持ビームの全長にわたって延びている連
続する溝か又は支持ビームの相応な突出部にドクタブレ
ードが支承されていることによって、対応ローラに塗布
される塗布媒体又は対応ローラ上を走行する材料ウェブ
に塗布される塗布媒体の塗布状態の不正確さや品質劣化
を生ぜしめることがある。つまり塗布装置の運転時やド
クタブレードの交換時に、液状又はペースト状の媒体の
残留物が支承箇所の領域においてドクタブレードに付着
したままになったり、又はドクタブレードの取外し時に
溝又は突出部及びドクタブレードの側部における対応支
承部に流れてしまう。このようにして残った液状又はペ
ースト状の媒体の残留物によって、特にこのような残留
物が乾燥したり硬化した場合に、新たに固定されるドク
タブレードの当接・支持面がぴったりと正確に合わなく
なったり、ひいては不正確な座着が生ぜしめられること
になり、この結果塗布される媒体の長手方向パターン及
び横方向パターンに、回避不能なほどの又は調整機構に
よっては補償が困難なほどの不均一性が生じてしまう。
また上に述べた残留物は、塗布装置の洗浄を困難にし、
機械の長いアイドリング時間の原因となる。さらにまた
このような公知の塗布装置では、ドクタブレードの保守
又は交換のために繰り返し必要である、保持装置のクラ
ンプ部からのドクタブレードの解除、及びこれに関連し
た保持装置の開放は、実施するのが困難であるか又は従
来欠点のある高価な調節部材構造によってしか行うこと
ができない。つまり保持装置の開放は、しばしば手によ
って行われるが、この際の作業は極めて時間のかかる骨
の折れる仕事である。この結果機械を長時間停止させな
くてはならず、保守コストも高騰する。ドクタブレード
の保持装置の開放をも可能にする従来公知の調節部材
は、このために保持装置においてドクタブレードを固定
するための閉鎖力のみならず、保持装置を開放するため
の力をも準備する必要がある。そしてこれによって、塗
布装置の構造は極めて面倒かつ複雑で不経済なひいては
高価なものになってしまう。
【0004】ドイツ連邦共和国特許第3220075号
明細書に記載の構成と比較可能な別の塗布装置は、WO
93/05887に基づいて公知である。この構成で
は、ドクタブレードをクランプ固定するレバー状の圧着
機構は、リップ状の保持装置の、対応ローラとは反対の
側に配置されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ゆえに本発明の課題
は、従来技術における欠点を可能な限り回避すべく、冒
頭に述べた形式の塗布装置を改良して、単純かつ効果的
な塗布装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、塗布装置が、レバー状の圧着機構
に直接又は間接的に作用する少なくとも1つの弾性的な
ばねエレメントを有しており、該ばねエレメントの戻し
力に抗して調節部材がその作動時に作用するようになっ
ており、かつ前記ばねエレメントが圧着機構を調節部材
の不作動時に、該ばねエレメントの戻し力によってドク
タエレメントとの接触部から解除して、ドクタエレメン
トを解放するようになっている。
【0007】
【発明の効果】すなわち本発明では、特にペーパ又はボ
ール紙製の走行する材料ウェブに液状又はペースト状の
媒体を直接又は間接的に塗布する塗布装置が、長手方向
において実質的に材料ウェブの全幅にわたって延在する
支持ビームと、該支持ビームに対向して位置している対
応ローラと、実質的に該対応ローラの全幅にわたって延
在するドクタエレメントとを有しており、該ドクタエレ
メントが保持装置を介して支持ビームに解離可能に取り
付けられており、この場合保持装置が調節部材と、該調
節部材によって操作可能でドクタエレメントと接触可能
なレバー状の圧着機構とを、対応支承部にドクタエレメ
ントを圧着させるために有しており、かつレバー状の圧
着機構が、塗布装置を横から見た場合に、対応ローラと
支持ビームとの間の領域に位置しており、支持ビームに
配置されていて押圧装置によって直接又は間接的に押圧
力を負荷可能な押圧エレメントが設けられており、該押
圧エレメントによってドクタエレメントが対応ローラに
向けられた端部の領域において、対応ローラに押付け可
能であり、しかも塗布装置が、レバー状の圧着機構に直
接又は間接的に作用する少なくとも1つの弾性的なばね
エレメントを有しており、該ばねエレメントの戻し力に
抗して調節部材がその作動時に作用するようになってお
り、かつ前記ばねエレメントが圧着機構を調節部材の不
作動時に、該ばねエレメントの戻し力によってドクタエ
レメントとの接触部から解除して、ドクタエレメントを
解放するようになっている。
【0008】本発明では「弾性的なばねエレメント」と
いう概念は、基本的には、意図的な目的のために適宜な
いかなる形式のばねエレメントをも含んでおり、例えば
引張りばね、圧縮ばね、板ばね、トーション棒ばね、ニ
ューマチック式のばね装置、金属又はその他の材料から
成る皿ばね及び特にゴムばね、もしくは熱可塑性樹脂、
熱硬化性樹脂及びエラストマ製のばね並びにこれに類し
たものを意味している。ばねエレメントは、戻し力を生
ぜしめない中立位置において、プレロードをかけられて
いても又はかけられていなくてもよい。
【0009】本発明のように構成された塗布装置では、
ドクタエレメントの交換時における作業が特に簡単にな
る。それというのは、弾性的なばねエレメントの戻し力
は調節部材の不作動時に圧着機構を自動的に開放してド
クタエレメントを解放するからである。したがって本発
明による塗布装置では、圧着機構の開放及びドクタエレ
メントの解放のための面倒かつ時間のかかる手による作
業ステップは不要である。本発明では圧着機構の開放機
能が、従来技術とは異なり、圧着機構の調節部材から切
り離されているので、調節部材を著しく単純にすること
ができ、かつ通常は小型にすることができる。例えば片
方において作用する調節部材、つまりドクタエレメント
の圧着及び固定のための力だけを生ぜしめる調節部材を
使用することができ、このような調節部材はその構造に
おいてシンプルでかつ安価である。塗布装置の規定され
た適宜なポジションに調節部材を取り付ける可能性も多
種多様である。さらに、開放機能を引き受けるばねエレ
メントは比較的単純な構成エレメントとして構成するこ
とができ、上に述べたように作業を容易にするのみなら
ず、本発明による塗布装置を製造する場合の製造コスト
低減のためにも役立つ。以下においてさらに詳しく述べ
るように、本発明による構成は、ドクタエレメントと接
触するレバー状の圧着機構の極めて有利な配置形式及び
構成を可能にし、かつ対応ローラと支持ビームとの間に
位置する領域の効果的なスペース利用をも可能にする。
このことはさらに、よりコンパクトな塗布装置の製造を
可能にする。さらにまた、本発明のように構成されてい
ることによって、以下に詳しく述べるように塗布装置の
洗浄もまた簡単に行うことができる。
【0010】本発明の有利な構成では、レバー状の圧着
機構が、単腕レバー状の圧着機構である。このような圧
着機構は構造上特に簡単に実現することができ、極めて
スペースを節減して本発明による塗布装置に組み込むこ
とができる。
【0011】本発明の別の有利な構成では、レバー状の
圧着機構が、2腕レバー状の圧着機構である。この構成
は、対応ローラと支持ビームとの間において取付けのた
めに利用可能な空間へのレバー形状の特に有利な適合を
可能にし、さらにまた、レバー状の圧着機構を操作する
調節部材の、圧着機構の取付け形式に対する簡単かつ有
利な配置形式を可能にする。単腕又は2腕レバー状の圧
着機構の代わりに、基本的にはもちろん、より高価な伝
動機構を介して運動を伝達するその他のレバー状の圧着
機構を使用することも可能である。
【0012】2腕レバー状の圧着機構との関連において
有利な構成では、調節部材が、2腕レバー状の圧着機構
の、ドクタエレメントから離れている方のレバーアーム
の領域に配置されている。塗布装置では通常、対応ロー
ラと支持ビームとの間において利用可能な空間はドクタ
エレメントと対応ローラとの接触点に向かって減じられ
ており、これに対して逆方向つまりドクタエレメントに
対してレバーアームが離れる方向においては、前記空間
は拡大しているので、したがって調節部材はスペースを
節減して、前記空間の拡大する区分に配置されることが
でき、このことは塗布装置の構造スペースに対して有利
な影響を与える。上に述べたような空間状況もしくはス
ペース関係は、ドクタエレメントに近い方のレバーアー
ムよりも離れている方のレバーアームを長く構成するこ
とを可能にし、ひいては単純な手段を用いて有利な伝達
比と高い圧着圧とを得ることを可能にする。
【0013】本発明の別の有利な構成では、2腕レバー
状の圧着機構において、調節部材に所属のレバーアー
ム、つまり離れている方のレバーアームが、対応ローラ
に、向かって湾曲された及び/又は折り曲げられた少な
くとも1つの部分区分を有している。この湾曲された及
び/又は折り曲げられた部分区分は、ある程度の間隔を
もって実質的に対応ローラの輪郭に追従し、これによっ
て、レバーアームと支持ビームとの間に配置されていて
離れている方のレバーアームに対して作用する調節部材
のための空間を提供する。このようにして、対応ローラ
と支持ビームとの間に位置している領域を空間的に最適
に利用することができる。レバー状の圧着機構のレバー
ジオメトリと、対応ローラ及び支持ビームに対する前記
間隔とは、次のように選択されている。すなわちこの場
合圧着機構はその操作時に十分な運動自由度を有し、か
つ特に回転する対応ローラに当接しないようになってい
る。調節部材に所属の離れている方のレバーアームは、
有利には調節部材のために適宜な結合手段又は接触面を
有することができる。
【0014】本発明の別の有利な構成では、弾性的なば
ねエレメントが、レバー状の圧着機構のレバー軸線の直
ぐ近くの領域において、レバー状の圧着機構と支持ビー
ム側の支持面との間に配置されている。ばねエレメント
はこの場合、レバー状の圧着機構と直接接触していても
よく、このようになっていると、ばねエレメントは圧着
機構の操作時に直ちに戻し力を生ぜしめ、又はばねエレ
メントは圧着機構に対してある程度の間隔をおいて配置
されていてもよく、このようになっていると、ばねエレ
メントは圧着機構の操作が進んだときに初めて戻し力を
発揮するようになる。レバー軸線に対する弾性的なばね
エレメントの正確なポジション及びばねエレメントのそ
の都度の構成は、ばねエレメントの戻し力、所望の伝達
比及びレバージオメトリに関連して選択することができ
る。
【0015】本発明の別の有利な構成では、弾性的なば
ねエレメントが、レバー状の圧着機構のレバー軸線を形
成している。ばねエレメントはこの場合つまり2つの機
能、すなわちレバー状の圧着機構の旋回可能な支承と、
圧着機構操作時における戻し作用とを引き受けている。
このような構成において顕著なことは、戻し作用がレバ
ー状の圧着機構の旋回運動と共に生じることである。上
述の2つの機能に基づいて、さらにまたスペースの節減
が達成される。
【0016】これに関連して構造上有利な別の構成で
は、レバー状の圧着機構が、該圧着機構と弾性的なばね
エレメントとを貫通していて直接又は間接的に支持ビー
ムと結合されているスペーサに旋回可能に支承されてい
る。この場合のスペーサは、例えば支持ビームに直接固
定されたピンもしくはボルトであり、このボルトは、ゴ
ムブロック又はこれに類したものとして構成された弾性
的なばねエレメントを、レバー状の圧着機構と支持ビー
ムとの間に空間なしに固定し、かつこのボルトは、レバ
ー状の圧着機構に設けられた孔を介して、レバー状の圧
着機構と結合されている。なおレバー状の圧着機構に設
けられて孔は、ボルトよりも大きな直径を有しており、
これによってレバー状の圧着機構はボルトのところでな
お旋回運動することができる。レバー状の圧着機構の操
作時に圧着機構は旋回運動を行うが、この場合ボルト自
体もしくはボルトに置かれたゴムブロックが枢着点とし
て働く。同時にこの旋回運動時にゴムブロックは変形
し、次いでゴムブロックは戻し力を生ぜしめる。
【0017】本発明の別の有利な構成では、弾性的なば
ねエレメントが、レバー状の圧着機構の一体に組み込ま
れた構成部材である。このようになっていると、レバー
状の圧着機構の構造をさらに簡単化することができ、圧
着機構の本発明による機能のために必要な構成部材の数
を著しく減じることができる。
【0018】この場合に有利な構成では、レバー状の圧
着機構自体が弾性的なばねエレメントとして構成されて
おり、該ばねエレメントの戻し力に抗して調節部材がそ
の作動時に作用し、かつばねエレメントはその戻し力に
よって調節部材の不作動時に圧着機構を、ドクタエレメ
ントとの接触部から解除するようになっている。レバー
状の圧着機構は例えば板ばね状の部材又はこれに類した
ものとして構成されており、そして弾性的なばねエレメ
ント及び/又は適宜な枢着箇所もしくは軸線の機能を引
き受ける。又はレバー状の圧着機構は、所望のレバー軸
線の領域において局部的な肉薄箇所を有していて、この
肉薄箇所に調節部材が直接又は間接的に曲げ力を導入す
るようになっていてもよく、このように構成されている
ことによって、レバー状の圧着機構の曲げ変形を用い
て、ドクタエレメントを固定するための圧着機構の旋回
及び意図的な戻し力を生ぜしめることができる。このよ
うな構成はしかしながら単に純然たる例であり、本発明
を制限するものではない。
【0019】本発明の別の有利な構成では、レバー状の
圧着機構を操作する調節部材が、保持装置の、対応ロー
ラとは反対の側に配置されていて、保持装置を貫通する
単数又は複数のロッド状の力伝達エレメントを有してお
り、該力伝達エレメントがその一方の端部で直接又は間
接的に調節部材と結合され、かつ他方の端部でレバー状
の圧着機構と直接又は間接的に結合されている。このよ
うに構成されていると、調節部材を、上に述べたよう
に、塗布装置の、狭められた調節場所から離れた箇所に
配置することができるのみならず、対応ローラと支持ビ
ームとの間に位置する領域を小さくして、レバー状の圧
着機構の受容及び操作のために必要なスペースに狭める
ことができる。これによって塗布装置は極めてコンパク
トに構成することができる。
【0020】レバー状の圧着機構を操作するための調節
部材としては、例えば適宜な構成を有する圧力ホースの
ようなホース状の圧力部材を使用すると有利である。し
かしながら基本的には他のニューマチック式の調節部材
又はハイドロリック式、機械式、電気式、電磁式の調節
部材及びこれに類したもの並びにこれらの組合せを使用
することができる。
【0021】本発明のさらに別の有利な構成では、弾性
的なばねエレメントが保護カバーを備えており、この保
護カバーは、ばねエレメントを液状又はペースト状の媒
体から保護して、ばねエレメントの機能を付加的に保証
する。レバー状の圧着機構の運転能力を保証するために
本発明の有利な構成では、保護カバーがさらにレバー状
の圧着機構のレバー軸線及び/又は調節部材をも覆って
おり、このような構成は、特に、調節部材が対応ローラ
と支持ビームとの間における領域に配置されている場合
に、有利である。このようになっていると、圧着機構
の、ドクタエレメントに向けられていて液状又はペース
ト状の媒体によって大きな負荷を受ける側を、有利にカ
バーすることができる。保護カバーとしては、特に、レ
バー状の圧着機構の調節運動を実質的な摩耗なしに行う
ことができるフレキシブルな金属薄板、薄いゴムプレー
ト又は繊維材料が適している。
【0022】本発明による塗布装置の洗浄及び保守をし
やすくするために有利な構成では、ドクタエレメントの
長手方向において互いに間隔をおいて並んでいてドクタ
エレメントの対応支承部に解離可能に又は解離不能に取
り付けられている、ドクタエレメントのための少なくと
も2つの載設エレメントが、塗布装置に設けられてい
る。個々の載設エレメントの間における空間はこの場合
次のことを保証する。すなわちこの場合、液状又はペー
スト状の媒体は、冒頭に述べた従来の塗布装置における
ようにドクタエレメントの接触・支持面もしくは対応支
承部のところで集まって固くなることはなく、前記空間
を通って既に塗布装置の運転中に容易に流出することが
できる。液状又はペースト状の媒体の乾燥した又は部分
的に硬化した残留物に起因する、ドクタエレメントの接
触・支持面の嵌合不正確さは、これによって著しく回避
され、固定されるドクタエレメントの正確な座着を実現
することができる。このことはさらに、本発明による塗
布装置によって得られる、塗布媒体の長手方向パターン
及び横方向パターンに対しても有利に作用し、ひいては
得られる最終製品の品質に対しても有利な影響を与え
る。さらにまた塗布装置の洗浄が容易になり、面倒な洗
浄作業に基づく機械の長いアイドリング時間が回避され
る。
【0023】上に述べた利点を生ぜしめる載設エレメン
トとしては、ドクタエレメントを支持するために実質的
に点状の接触面を有している載設エレメントが、特に適
している。ドクタエレメントの支承に対して不都合な影
響を及ぼす、液状又はペースト状の媒体の残留物が、本
発明のように載設エレメントを互いに間隔をおいて配置
したにもかかわらず、なお沈積するような面は、上のよ
うに構成することによって最小になる。これらの載設箇
所における比較的大きな点負荷に基づいて、場合によっ
てはなお存在する媒体残留物は機械的に極めて大きな負
荷を受け、通常この負荷によって既にドクタエレメント
の取付け時に除去される。
【0024】したがって、特に適宜な載設エレメントと
しては、特に円形横断面を有するピン及び/又はボルト
状の部材が挙げられる。このような載設エレメントは、
さらに、単純な孔又はこれに類したものに挿入すること
によって、所望のポジションにおいて固定することがで
きる。
【0025】本発明の別の有利な構成では、載設エレメ
ントが、少なくとも1つの貫通開口を備えたスリーブ状
の載設エレメントである。このような構成は、以下にお
いて述べるように、洗浄装置との関連において最も適し
ている。
【0026】本発明の別の有利な構成では、塗布装置に
さらに少なくとも1つの濯ぎ及び/又は洗浄装置が設け
られており、該濯ぎ及び/又は洗浄装置を用いて、濯ぎ
及び/又は洗浄媒体が、濯ぎ及び/又は洗浄装置と接続
された少なくとも1つの通路を介して、レバー状の圧着
機構及び/又は保持装置及び/又は対応支承部及び/又
はドクタエレメントによって制限された空間に導入可能
である。濯ぎ及び/又は洗浄媒体というのは、液状又は
ペースト状の媒体自体であっても、又は特殊な洗浄剤で
あってもよい。液状又はペースト状の媒体は、機械の運
転継続中に使用するために特に適しており、この場合濯
ぎは沈積を阻止し、これに対して洗浄剤は有利には切り
離された洗浄作業において使用される。このようにし
て、塗布装置の前記領域は、既に運転中においても切り
離された洗浄段階においても、不都合な残留物を効果的
に防止することができる。
【0027】本発明のさらに別の有利な構成では、スリ
ーブ状の載設エレメントが直接及び/又は間接的に、濯
ぎ及び/又は洗浄装置に接続された通路と接続されてお
り、この結果濯ぎ及び/又は洗浄装置からの濯ぎ及び/
又は洗浄媒体が、通路とスリーブ状の載設エレメントの
貫通開口とを通して、レバー状の圧着機構及び/又は保
持装置及び/又は対応支承部及び/又はドクタエレメン
トによって制限された空間に導入可能である。スリーブ
状の載設エレメントはこの場合有利に2つの機能を引き
受け、つまりこの場合載設エレメントは同時に、ドクタ
エレメントの配置のための補助手段としても、濯ぎ及び
/又は洗浄装置の一部としても作用する。濯ぎ及び/又
は洗浄媒体を供給するための通路としては、例えば、ス
リーブ状の載設エレメントが挿入されている孔を用いる
ことができる。洗浄装置に配属された孔端部は、濯ぎ及
び/又は洗浄装置への接続のために適宜なアダプタを使
用することができる。濯ぎ及び/又は洗浄装置とのスリ
ーブ状の載設エレメントの間接的な接続というのは、本
発明では例えば、スリーブ通路にさらに別の通路又は供
給導管が接続されているような接続形式を意味する。通
路又は供給導管にはまた遮断エレメントが設けられてい
てもよい。スリーブ状の載設エレメントを受容する通路
によって、スリーブ状の載設エレメントは容易にピン状
の工具を用いて押圧したり、除去したりすることができ
る。もちろん、上に述べたアダプタ又は遮断エレメント
は、スリーブ状の載設エレメントに開口していない通路
においても使用することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】次に図面につき本発明の実施の形
態を説明する。
【0029】以下の記載及び図面においては、差異を明
らかにする必要がない場合には、繰り返しを避けるため
に、等しい部材及び構成成分には同一符号が付けられて
いる。
【0030】図1には本発明による塗布装置、つまり特
にペーパ又はボール紙製の走行する材料ウェブに液状又
はペースト状の媒体を直接又は間接的に塗布する塗布装
置の第1実施例が横断面図で示されている。塗布装置
は、長手方向において実質的に材料ウェブの全幅にわた
って延在している支持ビーム2と、この支持ビーム2に
対向して位置している対応ローラ4とを有している。こ
の対応ローラ4は、間接的な塗布を行うための塗布ロー
ラであるか又は材料ウェブを支持するローラであり、後
者の場合には、液状又はペースト状の媒体は、走行する
材料ウェブに直接塗布される。実質的に対応ローラ4の
全幅にわたって延在する、ロールドクタの形のドクタエ
レメント6は、保持装置8を介して、支持ビーム2の、
対応ローラ4とは反対側の側縁において、保持ビーム2
に解離可能に取り付けられている。この取付けもしくは
固定は、ドクタエレメント6と接触可能な(符号K参
照)レバー状の圧着機構10を介して行われ、この圧着
機構10は、塗布装置を側方から見てつまり図1に示さ
れた図示形式において、対応ローラ4と支持ビーム2と
の間の領域に位置している。図示の実施例では2腕レバ
ー状の圧着機構として構成されている、このレバー状の
圧着機構10は、以下の記載においては圧着レバー10
と呼ぶ。2腕状の圧着レバー10の、ドクタエレメント
6とは反対側の端部の領域には、圧力ホース12の形の
調節部材が圧着レバー10と支持ビーム2との間におい
て、対応ローラ4と支持ビーム2との間に位置する領域
で支持ビーム2に固定されており、かつ圧着レバー10
を操作するために働く。圧力ホース12の作動もしくは
不作動は、手動式に又は適宜なコントロール装置を介し
て行われる。圧力ホース12の運転のためには、自体公
知の圧力発生装置が設けられている。
【0031】塗布装置はさらに、支持ビームに配置され
ていて直接又は間接的に押圧装置から押圧力を負荷可能
な汎用の押圧エレメント9を備えており、この押圧エレ
メント9を用いてドクタエレメント6は、圧着圧、擦過
角度(Streichwinkel)並びに、対応ローラ4に向けら
れたドクタエレメント端部の領域における横方向パター
ン及び長手方向パターンの調節及び/又は調整のため
に、対応ローラ2に押し付け可能である。
【0032】図1からさらに良好に分かるように、2腕
状の圧着レバー10の、圧力ホース12に配属されたレ
バーアーム10.2は、対応ローラ4に向かって円弧状
に折り曲げられた部分区分10.6を有している。この
部分区分には圧力ホース12が部分的に突入している。
このようにして、対応ローラ4と支持ビーム2との間に
位置していてドクタエレメント6に向かってくさび状に
先細になる領域が、空間的に最適に利用される。
【0033】さらに本発明による塗布装置は、圧着レバ
ーに直接作用する弾性的なばねエレメント14を有して
おり、このばねエレメント14の戻し力に抗して、圧力
ホース12はその作動時に作用し、かつばねエレメント
14は、圧力ホース12の不作動時に圧着ホース10を
戻し力によって、ドクタエレメント6との接触点Kから
解離させて、ドクタエレメント6を開放し、この結果ド
クタエレメント6はその保持装置から取り外すことがで
きる。図示の実施例ではエラストマ材料製の弾性的なば
ねエレメント14は、圧着レバー10のレバー軸線Aの
直ぐ近くの領域において、ドクタエレメント保持装置8
の、対応支承部として作用する支持ビーム側の支持面
8.2と、圧着レバー10との間に配置されており、か
つ、圧着レバー10と弾性的なばねエレメント14とを
貫通するねじボルト16と一緒に、同時に圧着レバー1
0のレバー軸線Aを形成している。ねじボルト16は、
ボルトヘッド16.2に接続する円筒形の部分区分1
6.4を有しており、この部分区分16.4はスペーサ
として作用し、支持ビーム側の支持面8.2とボルトヘ
ッド16.2の下面との間に一定の間隔を生ぜしめる。
圧着レバー10はねじボルト16を貫通させるためにレ
バー軸線Aの領域に孔18を備えており、この孔18
は、ボルト16のスペーサ16.4よりも幾分大きな直
径を有しているので、圧着レバー10はボルト16のと
ころで旋回運動することができる。スリーブ状のゴムブ
ロックとして形成された弾性的なばねエレメント14は
同様に、上に述べた配置形式においてボルト16のスペ
ーサ16.4に載設され、したがって空間なしに圧着レ
バー10と支持ビーム側の支持面8.2との間に固定さ
れている。弾性的なばねエレメント14は圧着レバー1
0と直接接触している。圧力ホース12が、図面に一点
鎖線で示された圧着レバー10の中立ポジションを起点
として操作されると、圧着レバー10はレバー軸線Aを
中心にして旋回し、この際に、弾性的なばねエレメント
14を変形させ、このばねエレメント14の戻し力に抗
して圧力ホース12は作用する。作動させられた圧力ホ
ース12は圧着レバー10をこの際に、図1に実線で示
されているレバーポジションに移動させ、このレバーポ
ジションにおいて、2腕レバーの圧着レバー10の、ド
クタブレード6に向けられたレバーアーム10.4の上
端部はドクタエレメント6と接触し(符号K参照)、ド
クタエレメント6を、保持装置8の側壁8.2によって
形成された対応支承部8.2にしっかりと押し付け、こ
のようにしてドクタエレメント6をその位置において固
定する。圧力ホース12の不作動時には、弾性的なばね
エレメント14は圧着レバー10に対して作用する戻し
力によって自動的に、ドクタエレメント6との接触Kを
解除し、これによってドクタエレメント6の保持装置を
開放して、ドクタエレメント6を解放する。圧着レバー
10はこの場合再び、一点鎖線で示された中立ポジショ
ンを占める。
【0034】図1に示されているようにドクタエレメン
ト6の、対応ローラ4とは反対側の側縁は、ドクタエレ
メント6の長手方向において互いに間隔をおいて並んで
配置されていて対応支承部8.2つまり保持装置8の側
面8.2に解離可能に又は解離不能に挿入されていて側
面から幾分突出している2つ又はそれ以上の載設エレメ
ント20に載設もしくは支持されている。図示の実施例
では孔22に挿入された緊張スリーブ20として形成さ
れているこの載設エレメント20は、ドクタエレメント
6を載設するための実質的に点状の接触面KFを有して
いる。緊張スリーブ20を受容する孔22は、保持装置
8の、対応ローラ4とは反対の側において延長されてい
て、緊張スリーブ20の貫通開口20.2と一緒に通路
22を形成しており、この通路22は適宜なアダプタ2
4及び供給導管26を介して、濯ぎ及び/又は洗浄装置
28と接続されている。このようにして、濯ぎ及び/又
は洗浄装置28からの濯ぎ及び/又は洗浄媒体は、通路
22と緊張スリーブ20の貫通開口20.2とを通し
て、圧着レバー10とドクタエレメント6もしくはその
対応支承部8.2とによって制限された空間の中に導入
可能である。濯ぎ及び/又は洗浄媒体は、液状又はペー
スト状の媒体自体であってもよいし、又は特殊な洗浄媒
体であってもよい。液状又はペースト状の媒体を濯ぎ及
び/又は洗浄媒体として使用する場合、濯ぎ及び/又は
洗浄装置28を循環回路内に配置すると、液状又はペー
スト状の媒体の消費を最小にすることができ、かつ循環
のために必要なポンプ出力を小さく保つことができる。
この回路はポンプ装置の他に、遮断装置、フィルタ装置
及び弁装置並びにこれに類したものを有することができ
る。このような回路は図面を見やすくするために図示さ
れていない。濯ぎ及び/又は洗浄媒体は、塗布装置の運
転継続中にも別個の洗浄作業においても使用することが
でき、ドクタエレメント保持装置8,20及び圧着レバ
ー10における液状又はペースト状の媒体の不都合な堆
積及び残滓を阻止する。濯ぎ及び/又は洗浄装置28と
の接続のために設けられている通路22及び供給導管2
6にもまた、遮断エレメント、弁及びこれに類したもの
を設けることができる。
【0035】図2には、本発明による塗布措置の第2実
施例が概略的に横断面図で示されている。この第2実施
例はその基本構造において、図1に示された実施例の基
本構造に実質的に相当している。この第2実施例ではロ
ールドクタの代わりに、ドクタブレードがドクタエレメ
ント6として使用される。この塗布装置は同様に2腕状
の圧着レバー10を有しており、この圧着レバー10
は、「h」と鏡面対称的な横断面を有する部材30を介
して、支持ビーム2と枢着的に結合されている。図示の
実施例では適宜なプラスチック又は金属材料製のこのh
形の部材30は、圧着レバー10のレバー軸線Aのため
の枢着部の機能と、弾性的なばねエレメント(図1の符
号14参照)の機能とを果たす。図面に示されているよ
うに、h形の部材30は局部的な肉薄箇所30.2を有
しており、この肉薄箇所30.2には調節部材つまり圧
力ホース12が、その作動時に曲げ力を導入し、h形の
部材30を局部的な肉薄箇所30.2の領域において変
形させ、これによってこの肉薄箇所30.2は圧着レバ
ー10のための枢着軸線Aとして働く。圧力ホース12
の力作用によって生じる、h形の部材30の曲げ変形に
基づいて、しかしながらドクタエレメント6を固定する
ための圧着レバー10の旋回運動が生ぜしめられるのみ
ならず、戻し力も生ぜしめられる。この戻し力に抗して
圧力ホースはその作動時に作用し、この戻し力は圧力ホ
ースの不作動時には、圧着レバー10をドクタエレメン
ト6との接触部Kから解除して、該ドクタエレメント6
を解放する。圧着レバー10の中立位置は、図2におい
ては破線で示されている。ドクタエレメント6のための
載設エレメント20として、図2に示された実施例では
単純なピン状の又はボルト状の複数の部材が使用されて
おり、これらの部材は、ドクタエレメント6の対応支承
部8.2を形成する、ドクタエレメント保持装置8の側
面8.2に設けられた相応な孔22に挿入されている。
【0036】図3には、本発明による塗布装置の第3実
施例が概略的に横断面図で示されている。基本構造にお
いて実質的に図1及び図2に示された実施例に相当して
いるこの実施例は、単腕の圧着レバー10を有してお
り、この圧着レバー10は、板ばねの形式で弾性的なば
ねエレメントとして構成されており、つまり別体の弾性
的なばねエレメント14,30が使用される図1及び図
2の実施例とは異なり、一体に組み込まれた構成部材と
してばねエレメントを有している。圧力ホース12はそ
の作動時に、圧着レバー10の戻し力に抗して作用し、
かつ不作動時に圧着レバー10の戻し力はドクタブレー
ド6との接触部Kを解除して、ドクタブレード6を解放
する。ドクタブレード6と圧着レバー10との間におけ
る接触点が存在していない中立位置は、図3では破線で
示されている。
【0037】図3に示された実施例の別の特殊性として
は次のことが挙げられる。すなわちこの図3の実施例で
は、ドクタブレード圧着機構を操作する圧力ホース12
は、ドクタエレメント保持装置8の、対応ローラ4とは
反対の側に配置されていて、ロッド状の単数又は複数の
力伝達エレメント32を有しており、この力伝達エレメ
ント32は、保持装置8に設けられた貫通開口34を介
して保持装置8を貫通しており、力伝達エレメント32
の一方の端部は、直接圧着レバー10と結合されてい
て、他方の端部は間接的に圧力ホース12と関係付けら
れもしくは結合されている。ロッド状の力伝達エレメン
ト32と圧力ホースとの間接的な結合は、図示の実施例
では、実質的にL字形の横断面を有する湾曲部材36を
介して行われ、この湾曲部材36の一方の脚36.2
は、ドクタエレメント保持装置8の、対応ローラ4とは
反対側の領域に固定されている。図3の図示においてほ
ぼ鉛直方向に延びている、湾曲部材36の第2の脚3
6.4には、やはりロッド状の力伝達エレメント32
の、対応ローラ4とは反対側の端部が係合しているが、
この第2の脚36.4は、圧力ホース12の作動時に該
圧力ホースに接触して、調節力をロッド状の力伝達エレ
メント32を用いて単腕の圧着レバー10に伝達する。
圧力ホースの不作動時には湾曲部材36及び圧着レバー
10は、圧着レバー10の戻し力に基づいて、図3に破
線で示された中立ポジションを占める。図1におけるよ
うにスリーブ状の載設エレメント20が使用される場合
には、個々のロッド状の力伝達エレメント32は、載設
エレメント20のための孔22と載設エレメント20の
貫通開口20.2とを貫通することができる。
【0038】単腕の圧着レバー10の代わりにさらに、
前記湾曲部材36が弾性的なばねエレメントとして構成
されていてもよく、このばねエレメントの戻し力に抗し
て圧力ホース12はその作動時に作用し、かつばねエレ
メントはその戻し力に基づいて圧力ホース12の不作動
時には圧着レバー10を、ロッド状の力伝達エレメント
32を介してドクタエレメント6との接触部Kから解除
して、該ドクタエレメント6を解放する。つまりこのよ
うな変化実施例は、ドクタエレメントのレバー状の圧着
機構に対して間接的に作用する弾性的なばねエレメント
を用いた構成である。図3においてさらに分かるよう
に、ロッド状の力伝達エレメント32の、対応ローラ4
とは反対側の端部には、適宜な手動式の又は自動式の調
節装置38が設けられており、この調節装置38を用い
て、単腕の圧着レバー10もしくは湾曲部材36のポジ
ション及びこれらの部材10,36のプレロードを調節
することができる。
【0039】図4には、本発明による塗布装置の第4実
施例が横断面図で概略的に示されている。この変化実施
例の基本構造は、実質的に図1及び図2の基本構造に相
当している。しかしながら図1及び図2に示された実施
例とは異なり、図4の実施例では、保護カバー40が設
けられており、この保護カバー40は圧着レバー10の
レバー軸線Aとばねエレメント14及び圧力ホース12
とを覆っている。薄いゴムプレート又はこれに類したも
のから成るこの保護カバー40は、液状又はペースト状
の媒体によってより大きな負荷を受ける、ドクタブレー
ド6に向けられた側において、レバー軸線領域にわたっ
て延在しており、そしてこのレバー軸線領域及びその下
に配置された圧力ホース12を、液状又はペースト状の
媒体による影響から保護している。支持ビーム2におけ
る圧着レバー10の枢着的な結合は、図示の実施例では
単純な丁番を介して行われ、図4の図示形式ではこれら
の丁番のうちの、圧着レバー10のレバー軸線Aを形成
する部分だけが示されている。
【0040】本発明は、単に一般的な例を示しているに
過ぎない上述の実施例に制限されるものではなく、本発
明の枠を逸脱することなしに、上述の実施例以外にも種
々様々な実施例が可能である。例えば調節部材として
は、上述の圧力ホースとは異なる別の適宜な調節部材を
使用することが可能である。さらに圧着レバーの形状も
しくはドクタブレードの構成形式及びドクタブレード保
持装置の構成形式は、図示及び記載の実施例とは異なっ
ていてもよい。実施例において使用されたばねエレメン
トの代わりに、その他の適宜なばねエレメント、例えば
金属又はその他の材料から成る引張りばね、トーション
棒ばね、皿ばね及び特にゴムばね、もしくは熱可塑性樹
脂、熱硬化性樹脂及びエラストマ製のばね並びにこれに
類したものを使用することができる。ばねエレメント
は、戻し力が発生しない中立位置において、プレロード
をかけられていてもかけられていなくてもよく、また、
レバー状の圧着機構に対する弾性的なばねエレメントの
規定されたポジション又は緊張を与える調節装置が設け
られていてもよい。調節部材からの力をレバー状の圧着
機構に伝達するロッド状の力伝達エレメントを使用する
場合には、力伝達エレメントは支持ビームの構成及びド
クタブレードの保持装置の構成に応じて、支持ビームを
貫通するか又は保持装置を越えて係合作用するようにな
っていてもよい。
【0041】さらにまた、濯ぎ及び/又は洗浄装置との
関連において、濯ぎ及び/又は洗浄媒体を緊張スリーブ
の貫通開口を介して供給することは必ずしも必要なこと
ではない。つまり別体の供給通路及び/又は流出開口を
設けることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による塗布装置の第1実施例を概略的に
示す横断面図である。
【図2】本発明による塗布装置の第2実施例を概略的に
示す横断面図である。
【図3】本発明による塗布装置の第3実施例を概略的に
示す横断面図である。
【図4】本発明による塗布装置の第4実施例を概略的に
示す横断面図である。
【符号の説明】
2 支持ビーム、 4 対応ローラ、 6 ドクタエレ
メント、 8 保持装置、 8.2 支持面、 9 押
圧エレメント、 10 圧着レバー(圧着機構)、 1
0.2 レバーアーム、 10.6 部分区分、 12
圧力ホース(調節部材)、 14 ばねエレメント、
16 ねじボルト、 16.2 ボルトヘッド、 1
6.4 スペーサ、 18 孔、 20 載設エレメン
ト(緊張スリーブ)、 20.2 貫通開口、 22
孔(通路)、 24 アダプタ、26 供給導管、 2
8 濯ぎ及び/又は洗浄装置、 30 部材、 30.
2 肉薄箇所、 32 力伝達エレメント、 34 貫
通開口、36 湾曲部材、 36.2,36.4 脚、
38 調節装置、 40 保護カバー、 Aレバー軸
線、 K 接触部、 KF 接触面

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行する材料ウェブに液状又はペースト
    状の媒体を直接又は間接的に塗布する塗布装置であっ
    て、 支持ビーム(2)が設けられており、該支持ビーム
    (2)がその長手方向において、実質的に材料ウェブの
    全幅にわたって延在しており、 支持ビーム(2)に対向して位置している対応ローラ
    (4)が設けられており、 実質的に該対応ローラ(4)の全幅にわたって延在する
    ドクタエレメント(6)が設けられており、該ドクタエ
    レメント(6)が保持装置(8)を介して支持ビーム
    (2)に解離可能に取り付けられており、 この場合保持装置(8)が調節部材(12)と、該調節
    部材(12)によって操作可能でドクタエレメント
    (6)と接触可能な(K)レバー状の圧着機構(10)
    とを、対応支承部(8.2)にドクタエレメント(6)
    を圧着させるために有しており、かつレバー状の圧着機
    構(10)が、塗布装置を横から見た場合に、対応ロー
    ラ(4)と支持ビーム(2)との間の領域に位置してお
    り、 支持ビームに配置されていて押圧装置によって直接又は
    間接的に押圧力を負荷可能な押圧エレメント(9)が設
    けられており、該押圧エレメント(9)によってドクタ
    エレメント(6)が対応ローラ(4)に向けられた端部
    の領域において、対応ローラ(4)に押付け可能である
    形式のものにおいて、 塗布装置が、レバー状の圧着機構(10)に直接又は間
    接的に作用する少なくとも1つの弾性的なばねエレメン
    ト(14,30)を有しており、該ばねエレメント(1
    4,30)の戻し力に抗して調節部材(12)がその作
    動時に作用するようになっており、かつ前記ばねエレメ
    ント(14,30)が圧着機構(10)を調節部材(1
    2)の不作動時に、該ばねエレメントの戻し力によって
    ドクタエレメント(6)との接触部(K)から解除し
    て、ドクタエレメント(6)を解放するようになってい
    ることを特徴とする、走行する材料ウェブに液状又はペ
    ースト状の媒体を直接又は間接的に塗布する塗布装置。
  2. 【請求項2】 レバー状の圧着機構(10)が、単腕レ
    バー状の圧着機構である、請求項1記載の塗布装置。
  3. 【請求項3】 レバー状の圧着機構(10)が、2腕レ
    バー状の圧着機構である、請求項1記載の塗布装置。
  4. 【請求項4】 調節部材(12)が、2腕レバー状の圧
    着機構(10)の、ドクタエレメント(6)から離れて
    いる方のレバーアーム(10.2)の領域に配置されて
    いる、請求項3記載の塗布装置。
  5. 【請求項5】 2腕レバー状の圧着機構(10)の、調
    節部材(12)に配属されたレバーアーム(10.2)
    が、対応ローラ(4)に、向かって湾曲された及び/又
    は折り曲げられた少なくとも1つの部分区分(10.
    6)を有している、請求項4記載の塗布装置。
  6. 【請求項6】 弾性的なばねエレメント(14,30)
    が、レバー状の圧着機構(10)のレバー軸線(A)の
    直ぐ近くの領域において、レバー状の圧着機構(10)
    と支持ビーム側の支持面(8.2)との間に配置されて
    いる、請求項1から5までのいずれか1項記載の塗布装
    置。
  7. 【請求項7】 弾性的なばねエレメント(14,30)
    が、レバー状の圧着機構(10)のレバー軸線(A)を
    形成している、請求項6記載の塗布装置。
  8. 【請求項8】 レバー状の圧着機構(10)が、該圧着
    機構(10)と弾性的なばねエレメント(14)とを貫
    通していて直接又は間接的に支持ビーム(2)と結合さ
    れているスペーサ(16.2)に旋回可能に支承されて
    いる、請求項7記載の塗布装置。
  9. 【請求項9】 弾性的なばねエレメントが、レバー状の
    圧着機構(10)の一体に組み込まれた構成部材であ
    る、請求項1から8までのいずれか1項記載の塗布装
    置。
  10. 【請求項10】 レバー状の圧着機構(10)が弾性的
    なばねエレメントとして構成されており、該ばねエレメ
    ントの戻し力に抗して調節部材(12)がその作動時に
    作用し、かつばねエレメントはその戻し力によって調節
    部材(12)の不作動時に圧着機構(10)を、ドクタ
    エレメント(6)との接触部(K)から解除して該ドク
    タエレメント(6)を解放するようになっている、請求
    項9記載の塗布装置。
  11. 【請求項11】 レバー状の圧着機構(10)を操作す
    る調節部材(12)が、保持装置(8)の、対応ローラ
    (4)とは反対の側に配置されていて、保持装置(8)
    を貫通する単数又は複数のロッド状の力伝達エレメント
    (32)を有しており、該力伝達エレメント(32)が
    その一方の端部で直接又は間接的に調節部材(12)と
    結合され、かつ他方の端部でレバー状の圧着機構(1
    0)と直接又は間接的に結合されている、請求項1から
    10までのいずれか1項記載の塗布装置。
  12. 【請求項12】 調節部材(12)がホース状の圧力部
    材である、請求項1から11までのいずれか1項記載の
    塗布装置。
  13. 【請求項13】 弾性的なばねエレメント(14)が保
    護カバー(40)を備えている、請求項1から12まで
    のいずれか1項記載の塗布装置。
  14. 【請求項14】 保護カバー(40)がさらにレバー状
    の圧着機構(10)のレバー軸線(A)及び/又は調節
    部材(12)をも覆っている、請求項13記載の塗布装
    置。
  15. 【請求項15】 ドクタエレメント(6)の長手方向に
    おいて互いに間隔をおいて並んでいてドクタエレメント
    (6)の対応支承部(8.2)に解離可能に又は解離不
    能に取り付けられている、ドクタエレメント(6)のた
    めの少なくとも2つの載設エレメント(20)が設けら
    れている、請求項1から14までのいずれか1項記載の
    塗布装置。
  16. 【請求項16】 個々の載設エレメント(20)が、ド
    クタエレメント(6)を支持するために実質的に点状の
    接触面(KF)を有している、請求項15記載の塗布装
    置。
  17. 【請求項17】 載設エレメント(20)がピン及び/
    又はボルト状の部材である、請求項15又は16記載の
    塗布装置。
  18. 【請求項18】 載設エレメント(20)が、少なくと
    も1つの貫通開口(20.2)を備えたスリーブ状の載
    設エレメントである、請求項15又は16記載の塗布装
    置。
  19. 【請求項19】 さらに少なくとも1つの濯ぎ及び/又
    は洗浄装置(28)が設けられており、該濯ぎ及び/又
    は洗浄装置(28)を用いて、濯ぎ及び/又は洗浄媒体
    が、濯ぎ及び/又は洗浄装置(28)と接続された少な
    くとも1つの通路(22)を介して、レバー状の圧着機
    構(10)及び/又は保持装置(8)及び/又は対応支
    承部(8.2)及び/又はドクタエレメント(6)によ
    って制限された空間に導入可能である、請求項18記載
    の塗布装置。
  20. 【請求項20】 スリーブ状の載設エレメント(20)
    が直接及び/又は間接的に、濯ぎ及び/又は洗浄装置
    (28)に接続された通路(22)と接続されており、
    この結果濯ぎ及び/又は洗浄装置(28)からの濯ぎ及
    び/又は洗浄媒体が、通路(22)とスリーブ状の載設
    エレメント(20)の貫通開口(20.2)とを通し
    て、レバー状の圧着機構(10)及び/又は保持装置
    (8)及び/又は対応支承部(8.2)及び/又はドク
    タエレメント(6)によって制限された空間に導入可能
    である、請求項19記載の塗布装置。
JP9122341A 1996-05-13 1997-05-13 走行する材料ウェブに液状又はペースト状の媒体を直接又は間接的に塗布する塗布装置 Pending JPH1052666A (ja)

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