JPH10334391A - 車両走行制御装置 - Google Patents

車両走行制御装置

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JPH10334391A
JPH10334391A JP9147463A JP14746397A JPH10334391A JP H10334391 A JPH10334391 A JP H10334391A JP 9147463 A JP9147463 A JP 9147463A JP 14746397 A JP14746397 A JP 14746397A JP H10334391 A JPH10334391 A JP H10334391A
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traveling
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 道路網が複雑な都市構造において、交通渋滞
自体の発生を計画的に防止しつつ、車両走行制御を行う
ことが困難であった。 【解決手段】 車両走行制御装置10は、車載装置12
から出発地及び目的地を取得すると、出発地を含むブロ
ックエリアと目的地を含むブロックエリアで他の交通要
素と干渉しないように車載装置12を搭載する車両の出
発タイミングと走行経路と走行速度とを走行計画算出部
36が算出し、車載装置12に走行計画を提示する。こ
の時、車両走行制御部10を含む管制塔28は自己が管
理するブロックエリア内の車両を個々に管理し、車両が
一度走行を開始したら他の交通要素が原因となる極端な
減速や停止を行うことなく走行を続けることができるよ
うに、走行計画を作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両走行制御装
置、特に、車両が道路網に含まれる出発地から目的地ま
で走行する時に効率的に当該車両を移動させることので
きる車両走行制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の自動車社会の発達に伴い道路の渋
滞が急増し、その解消が望まれている。
【0003】例えば、道路施設側で対応する場合、幹線
道路や高速道路等においては、通過車両台数や車両の平
均速度等を検出して所定区間の道路が渋滞しているか否
かの判断や、その区間を通過するためにどの位の時間を
必要とするか等を算出して運転者に通知して渋滞を迂回
させたり、認識された交通状況に基づいて進入路の開放
や封鎖を行い意図的に渋滞等の緩和を行いながら車両走
行状態の監視制御を行う交通監視システムが導入されて
いる。
【0004】また、特開平8−249591号公報に
は、環状道路において、内回り道路を使用する場合と外
回り道路を使用する場合とで、どちらが短時間で目的地
に到達できるかを示す経路誘導装置が開示されている。
この装置によれば、所定区間を通過するのに必要な時間
を検出して、その検出結果に基づいて、任意の進入路か
ら所定時間で到達できる環状道路上の位置を提示し、運
転者に渋滞のより少ない経路を選択させると共に、渋滞
した経路の選択を防止することによって渋滞の増大を防
止している。
【0005】一方、各車両側で対応する場合、外部より
交通情報や自車位置を入手して、ナビゲーション装置等
により渋滞の少ないまたは無い道路を探索して運転者を
誘導する装置も実用化され、車両を非渋滞エリアに誘導
することによって渋滞の緩和を行っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の方法で
は、発生した渋滞を緩和するのみで、渋滞の発生の防止
を行うことはできないという問題がある。また、従来の
渋滞緩和は主として別経路の利用によって行われるた
め、余分な経路の走行によるエネルギ(燃料)の消費
や、住宅街や細い道路の走行を強いられるため停止、発
進操作の繰り返しが頻繁に行われるためにエネルギ効率
(燃費)の低下等が発生するという問題がある。
【0007】本発明は、このような問題を解決すること
を課題としてなされたものであり、渋滞の発生自体を計
画的に防止すると共に、エネルギ(燃料)の利用効率を
向上させることのできる車両走行制御装置を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するために、本発明の構成は、道路網を通行する複数の
車両に対する走行制御を行う車両走行制御装置であっ
て、道路網内の個々の車両の出発位置を認識する出発位
置認識手段と、前記車両の移動の目的位置を認識する目
的位置認識手段と、走行開始車両の前記出発位置と目的
位置とに基づいて、当該走行開始車両が他の交通要素と
非干渉で目的位置に到達できる出発タイミングと走行経
路と走行速度とを算出する走行計画算出手段と、前記走
行計画に基づいて道路網内の複数の車両の走行指示を行
う走行指示手段と、を含むことを特徴とする。
【0009】ここで、走行開始車両が他の交通要素と非
干渉で目的位置に到達できるとは、他車両や歩行者等の
存在によって走行開始車両が極端な減速や停止を行うこ
となく出発位置から目的位置まで到達することをいう。
【0010】この構成によれば、道路網内の車両は、他
の交通要素と非干渉になるように出発タイミングと走行
経路と走行速度とが個々に管理され、一度走行を開始し
たら他の交通が原因となる極端な減速や停止を行うこと
なく走行を続けることができるので、渋滞の発生自体を
計画的に防止できると共に、必要以上の減速や加速を必
要としないため車両のエネルギ使用効率を向上させるこ
とができる。
【0011】上記のような目的を達成するために、本発
明の構成は、前記装置において、前記走行計画算出手段
は、前記道路網上で車両の所定方向の走行を所定時間許
可する走行許可ベクトルを設定するベクトル設定手段
と、前記走行許可ベクトルの向きを所定周期で変更する
変更手段と、を含み、当該走行計画算出手段は前記走行
許可ベクトルの向きに基づいて走行計画を算出すること
を特徴とする。
【0012】ここで、走行許可ベクトルとは、例えば一
本道路や交差点における走行可能な方向を示すと共に、
所定台数の車両の走行を許容する量である。
【0013】この構成によれば、走行許可ベクトルに基
づいて走行計画を作成することによって、走行中の車両
が他の交通要素と干渉することなく車両にとって不必要
な極端な減速や停止を必要としない走行計画を容易に作
成することができると共に、走行許可ベクトルの向きを
周期的に変更することによって、任意の方向に車両の誘
導をスムーズに行うことができる。
【0014】上記のような目的を達成するために、本発
明の構成は、前記装置において、さらに、走行計画算出
手段は、道路網上の走行許可ベクトルの有無に応じて道
路横断用歩行者信号機を制御する信号制御手段を含むこ
とを特徴とする。
【0015】この構成によれば、道路網上に走行許可ベ
クトルが存在しないタイミングで歩行者の道路横断を許
可するので、道路横断中の歩行者によって走行中の車両
が極端な減速や停止を行うことが無くなり、車両のエネ
ルギ使用効率を向上させることができると共に、渋滞の
発生を計画的に防止することができる。
【0016】上記のような目的を達成するために、本発
明の構成は、前記装置において、前記車両は、前記走行
計画に基づいて制御される自動運転車両であることを特
徴とする。
【0017】ここで、自動運転車両とは、例えば、車両
外部の環境を認識しつつ目的地まで走行可能な無軌道の
車両や、列車のように軌道上を走行し所定の乗降場所を
巡回する車両である。
【0018】この構成によれば、個々の車両の公共交通
化が可能で、渋滞の発生原因の一つである車両数の増加
を抑制することができる。
【0019】上記のような目的を達成するために、本発
明の構成は、前記装置において、前記道路網は、支線道
路を含む複数のブロックエリアと、前記ブロックエリア
間を接続する幹線道路と、を含み、前記走行計画算出手
段は、前記ブロックエリア毎に車両の管理を行うことを
特徴とする。
【0020】ここで、支線道路とは、例えば、市街地や
所定地域内に設けられた低速走行可能な道路で、ブロッ
クエリアとは支線道路によって往来が可能な生活エリア
である。また、幹線道路とは、前記ブロックエリア間を
結ぶ道路で、例えば高速走行可能道路である。
【0021】この構成によれば、広域エリアを走行開始
車両が移動する場合でも他の交通要素と非干渉になるよ
うに出発タイミングと走行経路と走行速度とがブロック
エリア毎に個々に管理され、一度走行を開始したら他の
交通が原因となる減速や停止を行うことなく走行を続け
ることができる。その結果、渋滞の発生自体を計画的に
防止できると共に、必要以上の減速や加速を必要としな
いため車両のエネルギ使用効率を向上させることができ
る。
【0022】上記のような目的を達成するために、本発
明の構成は、前記装置において、道路網の道路が交差し
て格子道路を形成する場合、格子部分の一方の道路と他
方の道路との長さ比が各道路の設定走行速度の比である
ことを特徴とする。
【0023】この構成によれば、交差点における自車両
の合流や分流のタイミングを他車両に合わせることがで
きるので、渋滞を発生させることなくスムーズな交通の
流れを作ることができる。
【0024】上記のような目的を達成するために、本発
明の構成は、前記装置において、前記走行計画算出手段
は、移動中の走行車両の速度が一定になることを優先し
て走行計画を作成することを特徴とする。
【0025】この構成によれば、車両は不必要な加減速
を行う必要が無く渋滞の発生自体を計画的に防止できる
と共に、車両のエネルギ使用効率を向上させることがで
きる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
(以下、実施形態という)を図面に基づき説明する。
【0027】図1には、本実施形態の車両走行制御装置
10及び制御の対象である車両(不図示)に搭載する車
載装置12,14の構成ブロック図が示されている。ま
た、図2には、本実施形態の車両走行制御装置10を適
用可能な複数のブロックエリア16から成る都市構造1
8の全体構成が一例として示されている。さらに、図3
には、前記ブロックエリア16の詳細が示されている。
図2に示すように、ブロックエリア16は任意の数の集
団を形成し、各ブロックエリア16は高速走行が可能な
幹線道路20で接続されている。この幹線道路20は例
えば高速道路や国道等である。図2は、ブロックエリア
16が円形状に配置されたものと、直線状に配置された
ものとを結合した例を示している。また、各ブロックエ
リア16は、図3に示すように、内部が複数の支線道路
22によって分割された小ブロック24によって構成さ
れている。前記支線道路22は例えば格子状に配置され
た低速走行用の道路である。本実施形態の制御対象であ
る車両は、この小ブロック24間を往来することにな
る。なお、車両の移動は同一のブロックエリア16内部
で行われる場合と、離れた2つのブロックエリア16間
で行われる場合がある。
【0028】前記小ブロック24は、図4に示すように
中央部にオフィスや住宅等の利用空間24aを形成し、
その周囲に歩道24bを形成し、さらにその周囲に車両
26が小ブロック24に発着するための停車帯24cを
形成している。小ブロック24に発着する車両26a
は、支線道路22から前記停車帯24cに進入すること
によって利用者の乗車または降車を可能にしている。ま
た、隣接する小ブロック24間には横断歩道24dが形
成され、歩行者は小ブロック24間を往来することがで
きる。
【0029】また、図3に示すように、ブロックエリア
16間を接続する幹線道路20から当該ブロックエリア
16に進入する入口には、幹線道路20と支線道路22
との走行速度の整合を行うための減速車線20aが設け
られている。同様に、ブロックエリア16から退去する
出口には、加速車線20bが設けられている。つまり、
支線道路22を含むブロックエリア16の周囲には、幹
線道路20が設けられ、車両26は幹線道路20を介し
て異なるブロックエリア16間を往来することができ
る。
【0030】本実施形態の特徴的事項は、前記ブロック
エリア16毎に、当該ブロックエリア16内の全車両の
出発タイミングと走行経路と走行速度を一括的に管理し
て、走行を開始した車両が他の交通と干渉すること無く
目的位置に到達させる制御を行う車両走行制御装置が配
置されているところである。
【0031】図3に示すように、本実施形態の場合、各
エリアブロック16には少なくとも一つの管制塔28が
配設され、当該管制塔の中に車両走行制御装置10が配
置されている。なお、図3の場合、ブロックエリア16
に接続された幹線道路20の入口部分に管制塔28が配
設されているが、この位置は任意であり、また複数の管
制塔によって管制作業を行うようにしてもよい。
【0032】前記管制塔28に配置されている車両走行
制御装置10(以下、単に制御装置10という)は図1
に示すように、管制(制御)対象である車両と交信を行
うための第1通信機30と他の管制塔(他のブロックエ
リアの管制塔28Aや同一ブロックエリア内の他の管制
塔)と交信を行うための第2通信機32を有している。
また、制御装置10は前記第1通信機30を介して車両
から当該車両の出発地と移動の目的地を入手する出発地
・目的地認識部34を有している。この出発地・目的地
認識部34は認識した目的地が自己のブロックエリア内
であるか他ブロックエリア内であるかを識別し、目的地
が自己のブロックエリア内、つまり、車両移動がブロッ
クエリア内で行われる場合、車両の出発タイミングと走
行経路と走行速度を算出する走行計画算出部36に制御
対象になっている車両の出発地と目的地を供給する。走
行計画算出部36は、ブロックエリア内の車両の走行ス
ケジュールを記憶したスケジュールデータベース(D/
B)38を参照しつつ、該当車両が他の交通要素と非干
渉、具体的には、他の車両や歩行者等の存在によって減
速や停止、加速を生じることなく目的位置に到達できる
出発タイミングと走行経路と走行速度を算出して、前記
走行スケジュールの更新を行う。同時に、走行指示部4
0に算出結果を供給し、第1通信機30を介して、出発
地と目的地を送信してきた該当車両に出発タイミングと
走行経路と走行速度を送信する。
【0033】一方、出発地・目的地認識部34が認識し
た目的地が他のブロックエリア内である場合には、第2
通信機32を介して、制御対象の車両の出発地と目的地
の情報を目的地の存在するブロックエリアの管制塔28
Aに送信する。送信を受けた管制塔28Aには前記制御
装置10と同様な構成の車両走行制御装置が配置され、
該当ブロックエリアで他のブロックエリアからの車両の
受け入れが可能であるかを検討し、第2通信手段32を
介して入場の可否を問い合わせてきた管制塔28に返送
する。返送を受けた管制塔28の走行計画算出部36は
前述と同様に、出発タイミングと走行経路と走行速度を
算出して、前記走行スケジュールの更新を行う。同時
に、走行指示部40に算出結果を供給し、第1通信機3
0を介して、出発地と目的地を送信してきた該当車両に
出発タイミングと走行経路と走行速度を送信する。な
お、図1においては、図面の簡略化のため他のブロック
エリアの管制塔28Aの制御部10aの構成は一部省略
しスケジューラとして示している。
【0034】また、図1には制御対象である車両に搭載
される車載装置12,14の構成ブロック図が示されて
る。車載装置12はナビゲーション装置を利用した例
で、利用者が目的地入力部42から移動の目的地を入力
すると、車載通信機44を介して前述した制御装置10
の第1通信機30に目的地を送信する。この時の目的地
入力は、例えば車載ディスプレイ上に表示された地図上
のポイントを指し示すようにしてもよいし、キーボード
等により具体的な名称を入力するようにしてもよい。同
様に、出発地の入力を出発地入力部46から行う。この
出発地も目的地と同様に車載通信機44を介して前述し
た制御装置10の第1通信機30に送信される。なお、
出発地は車両の現在位置であるため、GPS衛星等を利
用して車両の絶対位置を検出して、その情報を直接車載
通信機44を介して前述した制御装置10の第1通信機
30に送信してもよい。
【0035】制御装置10は車両の出発地と目的地を取
得すると、前述したように走行計画を算出し、第1通信
機30から車載通信機44に走行計画を送信する。車載
装置12では走行計画をナビゲーション表示部48に表
示して、利用者に出発タイミングと走行経路と走行速度
を提示する。
【0036】一方、車載装置14は自動運転車両に適用
する例で、例えば、車両外部の環境を認識しつつ目的地
まで走行可能な無軌道の車両や、列車のように軌道上を
走行し所定の乗降場所を巡回する車両に搭載される。車
載装置14の場合も目的地と出発地は車載装置12と同
様に車載通信機44から制御装置10の第1通信機30
に送信される。そして、車載通信機44が前記第1通信
機30を介して走行計画を受信すると、その情報が自動
運転コントローラ50に供給され、車両の自動運転が実
施される。
【0037】続いて、車両の走行計画の算出処理を具体
例を用いて説明する。本実施形態では図5(a)に示す
ように、自己のブロックエリアから他のブロックエリア
に移動する場合と、図5(b)に示すように、他のブロ
ックエリアから自己のブロックエリアに移動する場合
と、図5(c)に示すように、自己のブロックエリア内
で移動を行う場合を説明する。
【0038】前記走行計画算出部36(図1参照)は、
その内部に、図6に矢印(→)で示すような道路網上で
所定台数の車両に対して、所定方向への走行を所定時間
許可する走行許可ベクトル52を設定するベクトル設定
手段を含んでいる。この走行許可ベクトル52は支線道
路22の交差点における車両の直進及び右折または左折
の許可と車両の存在しうる範囲とタイミングを示してい
る。つまり、走行許可ベクトル52が存在しているタイ
ミングのみに車両の走行が可能になる。また、前記走行
計画算出部36は走行許可ベクトル52の方向を図6に
示すように周期的に変更する変更手段を有している。図
6に示す例では、タイミング1〜タイミング4の4種類
のタイミングで走行許可ベクトル52の方向及び存在位
置が順次変化している。なお、支線道路22を巡航走行
する場合、基準速度(例えば、10km/h)が提示さ
れ、基準速度で支線道路22を走行した場合、一つの小
ブロック24の一辺を通過するのに30秒必要な場合に
は、前記タイミング1〜タイミング4の各変更周期は3
0秒になる。また、小ブロック24の一辺の長さが異な
る場合には、最小の長さに合わせて変更周期が決定され
る。従って、走行許可ベクトル52に基づいて走行計画
を作成することによって、走行中の車両の不必要な減速
や停止を容易に防止することができる。また、走行許可
ベクトル52の向きを周期的に変更することによって、
任意の方向に車両の誘導をスムーズに行うことができ
る。
【0039】図5(a)〜(c)に戻って、車両の目的
地毎に走行計画算出手段の処理動作を図1及び図7のフ
ローチャートを用いて説明する。初めに図5(a),
(b)に基づいて自己のブロックエリア16から他のブ
ロックエリア16に移動する場合を示す。なお、本実施
形態の場合、ナビゲーション装置を搭載した車載装置1
2の走行制御を例に取って説明する。まず、車載装置1
2は、車載通信機44を介して出発地(自車位置)54
及び移動の目的地56を自車が存在するブロックエリア
16の管制塔28の制御装置10に出発データとして送
信する。なお、この送信タイミングは、車両の利用者が
出発希望時刻直前に行ってもよいし、予め出発希望時刻
を含んだ出発データを例えば1時間前等に送信するよう
にしてもよい。制御部10が出発データを受信すると
(S100)、出発地・目的地認識部34は、目的地5
6が自己のブロックエリア内部に存在するか否かの判断
を行う(S101)。
【0040】図5(a)のように車両が自己のブロック
エリア16を出て他のブロックエリア16へ移動する場
合、その情報を走行計画算出部36が取得し、当該走行
計画算出部36は目的地56を含むブロックエリアの入
口(減速車線20a;図3参照)に到達する到着予定時
刻を算出する(S102)。ブロックエリア内の移動経
路は任意であるが、例えば、図5(a)の場合上方向を
北とすると、西向きに移動した後北上する方法と、先に
北上した後西向きに移動して出口(加速車線20b)に
向かう方法等がある。前者の場合、図6のタイミング3
で移動を開始すれば、タイミング3→4→1→2→3・
・・の順に走行許可ベクトル52を順に渡っていけば出
口まで車両を誘導することができる。この時、走行計画
算出部36は、出発データを受信したタイミング、また
は出発希望時間からタイミング3までの出発待ち時間を
取得できる。また、出発地54から出口までの経路、距
離、走行速度(例えば10km/h)に基づいて出口に
到達するために必要な必要時間が算出できる。さらに、
加速車線20bにおける速度や加速車線20bの長さ、
目的地56が存在する他のブロックエリアまでの距離と
走行速度(例えば100km/h)から出発地54を含
むブロックエリアから目的地56を含むブロックエリア
まで移動するための必要時間が算出可能である。従っ
て、走行計画算出部36は目的のブロックエリア入口の
到着予定時刻が算出できる。
【0041】続いて、走行計画算出部36は第2通信機
32を介して目的地56を含むブロックエリアの管制塔
28Aに到着予定時刻を通信する(S103)。管制塔
28Aでは、受信した到着予定時刻に車両の受け入れが
可能であるか否かを判断して、その結果を走行指示部4
0及び第2通信機32を介して前記制御部10の第2通
信機32に返送する。そして、制御部10の走行計画算
出部36は到着予定時刻に目的のブロックエリアの入場
が許可されるか否かを認識する(S104)。すなわ
ち、管制塔28Aに含まれる走行計画算出部は自己のブ
ロックエリアの入口である減速車線20a(図3参照)
に同じ時間帯の到着予定時刻に他の車両の進入が重なり
当該減速車線20aの許容量をオーバーするか否かをス
ケジュールD/B38を参照して判断する。同じ時刻帯に
許容量に余裕があれば、減速車線20aに進入可能であ
る。そして、車両は減速車線20aの終端部分で直進ま
たは左折することによってブロックエリア内に進入する
ことができる。すなわち、管制塔28Aは、何時であれ
ば車両の受入が可能であるか(受入可能タイミング)を
認識しているため、当該管制塔28Aの走行計画算出部
は、進入可否の結果と共に何時であれば車両の受け入れ
が可能であるかを制御部10に送信することになる。
【0042】(S104)において、到着予定時刻に目
的ブロックエリアへの入場が許可されない場合、走行計
画算出部36は管制塔28Aから受け取った受入可能タ
イミングを認識する(S105)。そして、受入可能タ
イミングに到達可能な出発タイミングの選定を行う(S
106)。つまり、初回に到着予定時間を算出した時に
使用したタイミング以降の同一タイミング(本実施形態
ではタイミング3)でも車両の出発は可能なので、走行
計画算出部36は、取得した受入可能タイミングと次以
降のタイミング3との一致する時刻、すなわち出発タイ
ミングの選定を行う。
【0043】また、(S104)において、到着予定時
刻に目的ブロックエリアへの入場が許可された場合、走
行計画算出部36は前記到着予定時刻算出に使用した出
発タイミング(本実施形態の場合はタイミング3)にな
ったか否かの判断を行う(S107)。そして、所定の
タイミングになったら、制御装置10の走行指示部40
は第1通信機30を介して車載装置12に出発指示指令
を送信する(S108)。一方、出発タイミングになっ
ていない場合、走行指示部40は第1通信機30を介し
て車載装置12に出発待機状態である旨を送信し(S1
09)、出発タイミングになるのを待つ。なお、出発待
機を示す時に、出発許可時刻を合わせて提示してもよ
い。また、(S104)で入場許可が出た時点で、出発
許可時刻を車載装置12に提示するようにしてもよい。
【0044】次に、ブロックエリア16内における車両
の移動方法を説明する。例えば、図6におけるタイミン
グ3で出発許可の出た車両は、所定の出発タイミングに
なったら出発するが、この出発は、車両が自己のブロッ
クエリア16から他のブロックエリア16に向かうため
出口に移動する場合、タイミング3の走行許可ベクトル
52に存在する車両の流れの最後尾に合流するタイミン
グで出発指示が出される。格子状のブロックエリア16
内において、経路変更は、ある走行許可ベクトル52か
ら方向の異なる走行許可ベクトル52に車両が渡ること
によって行われる。従って、向きの異なる走行許可ベク
トル52が接触しているタイミング(図6の場合、タイ
ミング2、タイミング4)で行われる。このベクトル間
の渡りをスムーズに行うためには、経路変更を行う場
合、ベクトル内に存在する車両集団の先頭に位置する車
両から順次向きの異なる走行許可ベクトル52に移動し
ていく。ここで、ブロックエリア16の出口に向かうた
めには、ブロックエリア16の最外周まで曲がる必要が
無いため、他のブロックエリア16に移動する車両は前
記車両集団の最後尾に初めから合流することになる。な
お、制御部10は自己のブロックエリア16内の車両の
動きを全て認識しているためタイミング3における車両
の最後尾を正確に認識可能で、出発指示を出すことがで
きる。
【0045】図5(b)に示すように、目的地56を含
むブロックエリア16に進入が許可され、減速道路20
aに進入が完了した車両の走行制御は目的地56を含む
ブロックエリア16の管制塔28Aの制御部に引き渡さ
れる。車両の制御を引き継いだ制御部は車両が自己のブ
ロックエリア16の支線道路22に入るタイミングに応
じて、直進するか左折するかを決定する。つまり、支線
道路22に入るタイミングがタイミング1,2の場合は
直進を指示し、タイミング3,4の場合には左折を指示
する。その後は、図6に示すタイミング1〜4に従って
目的地56までの車両の誘導を行う。
【0046】また、(S106)で次の出発タイミング
が選定された場合には、選定した出発タイミングに成っ
たか否かの判断が(S107)で行われ、出発指示(S
108)または出発待機指示(S109)が出される。
なお、(S104)で最初に算出した到着予定時刻に入
場が許可されない場合に、高速道路等を走行中に走行速
度を加減速することによって、入場可能時刻にタイミン
グを合わせることが可能であるが、走行中の速度を一定
に保つことを優先し、出発タイミングを選定することが
望ましい。このように、走行中の速度を一定にすること
により、渋滞の発生自体を防止できると共に、車両のエ
ネルギ使用効率を向上させることができる。
【0047】一方、図7の(S101)において、図5
(c)に示すように車両の出発地54と目的地56とが
同一のブロックエリア16にある場合、すなわち、自己
ブロックエリア16内での移動である場合、図6に示す
タイミング1で出発すれば、走行許可ベクトル52の先
頭に合流することができる。前述したように先頭に位置
する車両から順次向きの異なる走行許可ベクトル52に
移動していくため、先に曲がる車両が車両集団の先頭に
合流する必要がある。なお、方向の異なる走行許可ベク
トル52に移動した車両は移動先の走行許可ベクトルの
最後尾に順次合流していくことになる。従って、出発地
から車両が出発する時に、当該車両より先に経路変更を
行う車両が、合流しようとする車両集団に存在する場合
には、先に曲がる車両の後ろに後から曲がる車両が合流
することになる。
【0048】例えば、図5(c)の上方向を北とする
と、車両が出発地54から目的地56に移動する場合、
単純な移動経路の例として、西に進んだ後南下する経路
と、まず南下して西に進む経路とがある。前者の場合、
図6のタイミング1で西進の集団の先頭で出発し、タイ
ミング4で左折して、西進集団の先頭から南下集団の最
後尾に合流する。また、後者の場合は、タイミング1で
南下集団の先頭で出発し、タイミング2で右折して、南
下集団の先頭から西進集団の最後尾に合流すれば、スム
ーズにブロックエリア内を移動することができる。
【0049】ブロックエリア16内には、多数の利用空
間24aが存在し(図4参照)、歩行者の交通もある。
前述したように支線道路22には歩行者等が横断するた
めの前述した図3〜図6等に示すブロックエリア16は
同一形状の小ブロック24が規則正しく配置されている
例を示しているが、実際の都市構造では、様々な制約が
あり、ブロックエリアやそれを構成する小ブロックの大
きさや形状は様々である。図8には形状や大きさの異な
る小ブロック58a,b,c,d,e・・・で構成され
たブロックエリア60を示している。前記小ブロック5
8a,58b等は図3や図4に示す小ブロック24と同
様に、利用空間、歩道、停車帯、横断歩道等を含んでい
ると共に、図9に示すように、走行許可ベクトルが設定
可能であり、図6と同様に所定の周期で走行許可ベクト
ルの方向が変更される。前記走行許可ベクトルの方向の
変更周期は小ブロック58a,58b等のうち最小の一
辺を基本単位とし、当該基本単位を所定速度(例えば、
10km/h)で通過するために必要な時間で決定され
る。例えば、基本単位を通過するために30秒必要な場
合には、変更周期も30秒である。また、走行許可ベク
トルの長さは、基本単位に存在可能な走行許可ベクトル
の長さ統一される。さらに、各小ブロックにおいて、そ
の一辺の長さが基本単位の整数倍で構成される区画を通
過する車両の速度は一定(例えば、10km/h)であ
るが、整数倍でない区画を車両が通過する場合、速度調
整が適宜行われ、次の交差点で他の方向からの交通との
合流が一致するように制御される。このような都市構造
においても車両の出発タイミング等は、図7のフローチ
ャートに示す手順で決定され、管制塔の制御部から各車
両に走行経路や走行速度と共に出発タイミングの指示が
出される。また、ブロックエリア内に存在する横断歩道
用信号機の制御も前述した例と同様に行われる。
【0050】図10(a)〜(c)には、基準走行速度
の異なる道路が交差する場合、例えば、高速道路62と
一般道路64とが平面で交差する平面交差エリア66が
存在する場合の構成が示されている。前記平面交差エリ
ア66は、高速道路62に対して一般道路64が略直角
に交わる格子形状で構成され、格子の縦横比が高速道路
62と一般道路64との速度比に設定されている。例え
ば、高速道路62と一般道路64が形成する格子部分の
長さの縦横比が5:1の場合、高速道路62の設定走行
速度は100km/hであり、一般道路64の設定走行
速度は20km図10(a)〜(c)には、基準走行速
度の異なる道路の交差する場合、例えば、高速道路62
と一般道路64とが平面で交差する平面交差エリア66
が存在する場合の構成が示されている。前記平面交差エ
リア66は、高速道路62に対して一般道路64が略直
角に交わる格子形状で構成され、格子の縦横比が高速道
路62と一般道路64との速度比に設定されている。例
えば、高速道路62と一般道路64が形成する格子部分
の長さの縦横比が5:1の場合、高速道路62の設置走
行速度は100km/hであり、一般道路64の設定走
行速度は20km/hになる。
【0051】図10(b)は、交通の流れを示したもの
で、太線矢印で示す流れが、20km/hの道路から1
00km/hの道路に移る場合の交通の流れで、細線矢
印で示した流れが、100km/hの道路から20km
/hの道路に移る場合の交通の流れである。
【0052】また、図10(c)には、図6や図9等に
示した走行許可ベクトルのタイミン/hになる。
【0053】なお、以上説明した実施形態では、走行許
可ベクトルの切り換えを4つのタイミングパターンで行
う例を示したが、タイミングパターン数は任意であり、
パタる。
【0054】このように、平面交差エリア66を構成す
る格子の縦横比と交差する道路の速度比とを一致させる
ことによって、走行許可ベクトルを順次切り換える場合
でも、各格子間での車両の移動のタイミングが同期し
て、スムーズな走行制御を行うことができる。
【0055】なお、以上説明した実施形態では、走行許
可ベクトルの切り替えを4つのタイミングパターンで行
う例を示したが、タイミングパターン数は任意であり、
パターン数を増やせば、より待ち時間の少ない効率的な
走行制御を行うことができる。
【0056】また、本実施形態では、ナビゲーション装
置を有する車両の走行制御を例にとって説明したが、自
動走行可能な軌道車両や無軌道車両でも同様の効果を得
ることができると共に、公共車両に本実施形態を適用す
れば、ユーザが目的に応じて所望の車両を呼び出し利用
することが可能で、目的地に到着後は他のユーザが利用
することも可能である。さらに、自動走行車両に本実施
形態を適用する場合、車両の少ない地域や利用頻度の高
い地域に空車両を集中的に移動させることによって効率
的な交通システムを容易に構築することができる。ま
た、利用者は、出発可能時刻を予め認識することが可能
なので、有効な時間利用を行うことができる。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、道路網内の車両は、他
の交通要素と非干渉になるように出発タイミングと走行
経路と走行速度とが個々に管理され、一度走行を開始し
たら他車両が原因となる極端な減速や停止を行うことな
く走行を続けることができるので、渋滞の発生自体を計
画的に防止できる。また、必要以上の減速や加速を必要
としないため車両のエネルギ使用効率を向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る車両走行制御装置の
構成ブロック図である。
【図2】 本発明の実施形態に係る車両走行制御装置を
適用可能な都市構造を示す説明図である。
【図3】 本発明の実施形態に係る車両走行制御装置を
適用可能な都市構造を構成するブロックエリアを説明す
る説明図である。
【図4】 本発明の実施形態に係る車両走行制御装置を
適用可能なブロックエリアを構成する小ブロックの構造
を説明する説明図である。
【図5】 本発明の実施形態に係る車両走行制御装置の
制御により出発地から目的地まで移動する場合の移動例
を説明する説明図である。
【図6】 本発明の実施形態に係る車両走行制御装置の
制御による走行許可ベクトルの存在タイミングを説明す
る説明図である。
【図7】 本発明の実施形態に係る車両走行制御装置の
制御を説明するフローチャートである。
【図8】 本発明の実施形態に係る車両走行制御装置を
適用可能な他の都市構造を示す説明図である。
【図9】 図8に示す都市構造に適用する走行許可ベク
トルの存在タイミングを説明する説明図である。
【図10】 本発明の実施形態に係る車両走行制御装置
を適用可能な平面交差エリアの構成を説明する説明図で
ある。
【符号の説明】
10 車両走行制御装置、12,14 車載装置、28
管制塔、30 第1通信機、32 第2通信機、34
出発地・目的地認識部、36 走行計画算出部、38
スケジュールデータベース、40 走行指示部、42
目的地入力部、44 車載通信機、46 出発地入力
部、48 ナビゲーション表示部、50自動運転コント
ローラ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 道路網を通行する複数の車両に対する走
    行制御を行う車両走行制御装置であって、 道路網内の個々の車両の出発位置を認識する出発位置認
    識手段と、 前記車両の移動目的位置を認識する目的位置認識手段
    と、 走行開始車両の前記出発位置と目的位置とに基づいて、
    当該走行開始車両が他の交通要素と非干渉で目的位置に
    到達できる出発タイミングと走行経路と走行速度とを算
    出する走行計画算出手段と、 前記走行計画に基づいて道路網内の複数の車両の走行指
    示を行う走行指示手段と、 を含むことを特徴とする車両走行制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の装置において、 前記走行計画算出手段は、 前記道路網上で車両の所定方向の走行を所定時間許可す
    る走行許可ベクトルを設定するベクトル設定手段と、 前記走行許可ベクトルの向きを所定周期で変更する変更
    手段と、 を含み、 当該走行計画算出手段は前記走行許可ベクトルの向きに
    基づいて走行計画を算出することを特徴とする車両走行
    制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の装置において、 さらに、前記走行計画算出手段は、 道路網上の走行許可ベクトルの有無に応じて道路横断用
    歩行者信号機を制御する信号制御手段を含むことを特徴
    とする車両走行制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2記載の装置にお
    いて、 前記車両は、 前記走行計画に基づいて制御される自動運転車両である
    ことを特徴とする車両走行制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項1または請求項2記載の装置にお
    いて、 前記道路網は、 支線道路を含む複数のブロックエリアと、 前記ブロックエリア間を接続する幹線道路と、 を含み、 前記走行計画算出手段は、前記ブロックエリア毎に車両
    の管理を行うことを特徴とする車両走行制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項1または請求項2または請求項5
    記載の装置において、 道路網の道路が交差して格子道路を形成する場合、格子
    部分の一方の道路と他方の道路との長さ比が各道路の設
    定走行速度の比であることを特徴とする車両走行制御装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項1または請求項2記載の装置にお
    いて、 前記走行計画算出手段は、 移動中の走行車両の速度が一定になることを優先して走
    行計画を作成することを特徴とする車両走行制御装置。
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