JPH10268776A - ライナレスラベルの製造方法 - Google Patents

ライナレスラベルの製造方法

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JPH10268776A
JPH10268776A JP9093115A JP9311597A JPH10268776A JP H10268776 A JPH10268776 A JP H10268776A JP 9093115 A JP9093115 A JP 9093115A JP 9311597 A JP9311597 A JP 9311597A JP H10268776 A JPH10268776 A JP H10268776A
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label
adhesive layer
layer
printed
ink
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JP9093115A
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Tsuneyuki Amano
恒行 天野
Naohiro Shirahama
直弘 白浜
Katsuya Kume
克也 久米
Itsuro Takenoshita
逸郎 竹ノ下
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Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 粘着層をカバーするセパレータなしのライナ
レスな状態の粘着層付きラベルシートの巻回体を用い
て、インクからなる耐久性に優れる情報を現場にて臨機
に付与してラベルを形成でき、形成したものをそれに予
め付与した粘着層を介して被着体に簡便に固着できるラ
ベルの製造方法の開発。 【解決手段】 被印刷基材(1)の片面に粘着層(2)
を有するラベルシート(3)における粘着層をその被印
刷基材の背面に接着してロール状とした巻回体(31)
より巻戻したラベルシート部分の被印刷基材の背面にイ
ンクによる印刷(56)を施すと共に、所定長さに切断
(7)する現場発行可能なライナレスラベル(32)の
製造方法。 【効果】 ラベルの実用時にゴミ等の不要品となる粘着
層カバー用のセパレータを不要化できて省資源が図られ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、粘着層をカバーするセパ
レータなしで巻回体とし、現場で臨機にパターン等を印
刷してラベルを発行し、その粘着層を介して被着体に接
着固定できるライナレスラベルの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ラベルシートにプリンタを介しイ
ンク情報を現場にて印刷してバーコードラベルや銘板ラ
ベル等の各種のラベルを臨機に発行でき、ラベルシート
に予め付与した粘着層を介して被着体に接着固定できる
ラベルの製造方法としては、被印刷基材に設けた粘着層
をセパレータでカバーしたラベルシートの巻回体を巻戻
しつつ印刷する方法が知られていた。この場合、粘着層
をカバーするセパレータは必須でありそれなしでは、巻
回体の巻戻しが困難となり、またプリンタ内の部品に接
着してラベルを製造できない。
【0003】しかしながら、セパレータは、被着体に接
着する際に粘着層より剥離する必要があり、薄くて柔軟
なため粘着層より剥離しにくく、剥がされたセパレータ
はゴミ等の不要品となる問題点があった。
【0004】一方、ディレイド・タックタイプや印刷済
タイプ、粘着層と離型層を交互に積層して被印刷基材で
粘着層をサンドイッチしたタイプや感熱発色タイプから
なる、粘着層をカバーするセパレータを不要化したライ
ナレスなラベルシートも提案されている。
【0005】しかしながら、ディレイド・タックタイプ
には、粘着性を発現させるための加熱の手段や手間を要
し、ブロッキング防止等のために高温下に置けない問題
点があった。また印刷済タイプには、印刷が予め完了し
た状態にあるので現場で臨機に所定事項を印刷してラベ
ルを発行できない問題点があった。さらにサンドイッチ
タイプでは、ラベルシートの表裏に印刷できる複雑な印
刷機構を備える必要のある問題点があった。他方、感熱
発色タイプには、耐光性や耐水性、耐薬品性や耐湿性、
耐熱性等に乏しく、付与した情報の消色やにじみやかぶ
りなどが生じて目視やバーコードリーダで読み取りにく
く、屋外での使用に耐えない問題点があった。
【0006】
【発明の技術的課題】本発明は、粘着層をカバーするセ
パレータなしのライナレスな状態の粘着層付きラベルシ
ートの巻回体を用いて、インクからなる耐久性に優れる
情報を現場にて臨機に付与してラベルを形成でき、形成
したものをそれに予め付与した粘着層を介して被着体に
簡便に固着できるラベルの製造方法の開発を課題とす
る。
【0007】
【課題の解決手段】本発明は、被印刷基材の片面に粘着
層を有するラベルシートにおける粘着層をその被印刷基
材の背面に接着してロール状とした巻回体より巻戻した
ラベルシート部分の被印刷基材の背面にインクによる印
刷を施すと共に、所定長さに切断することを特徴とする
現場発行可能なライナレスラベルの製造方法を提供する
ものである。
【0008】
【発明の効果】本発明によれば、ライナレスなラベルシ
ートの巻回体を用いて、インクからなる耐久性に優れる
情報を現場にて臨機に付与してラベルを形成でき、形成
したものをそれに予め付与した粘着層を介して被着体に
簡便に固着できるラベルを製造することができる。従っ
てラベルの実用時にゴミ等の不要品となる粘着層カバー
用のセパレータを不要化できて省資源を図ることができ
る。
【0009】
【発明の実施形態】本発明の製造方法は、被印刷基材の
片面に粘着層を有するラベルシートにおける粘着層をそ
の被印刷基材の背面に接着してロール状とした巻回体よ
り巻戻したラベルシート部分の被印刷基材の背面にイン
クによる印刷を施すと共に、所定長さに切断してライナ
レスラベルを得るものであり、ラベルを現場にて臨機に
発行することが可能なものである。
【0010】本発明を実施するラベル発行装置を図1に
例示した。この装置によれば、一対のエンボスロールを
用いたピンチロール61,62からなる巻戻し機構6を
介して、ラベルシート3をその巻回体31より巻戻しつ
つ印刷機構部5に導入し、巻戻したラベルシート部分の
被印刷基材の背面に、印刷データに基づいてインクから
なる情報56を印刷した後、後続のカット機構7に導入
してラベルシートを所定の寸法で切断してラベル32を
連続的に形成することができる。
【0011】ラベルシートとしては、被印刷基材の片面
に粘着層を有するものが用いられる。その例を図2、図
3に示した。1が被印刷基材、2が粘着層であり、11
は被印刷層、12は補強層、21は内部粘着層、22は
外部粘着層である。なお図2は、ラベル32としたもの
を示しており、56がラベルシート3の被印刷基材1の
背面、すなわち粘着層を付設していない面に付与したイ
ンク情報である。
【0012】ラベルシートは、被印刷基材の片面に粘着
層を有して被印刷基材の背面と粘着面とが表面に露出し
たシート状物であればよい。従って被印刷基材や粘着層
は、単層物や2層又は3層以上の複層物として適宜な層
形態を有するものであってよい。ちなみに図2の例で
は、被印刷基材1と粘着層2が単層物からなり、従って
2層構造のラベルシートを形成している。一方、図3の
例では、被印刷基材1が背面を形成する被印刷層11と
粘着層を支持する補強層12の2層からなり、また粘着
層2も内部粘着層21と外部粘着層22が重畳した2層
からなっている。
【0013】被印刷基材としては、背面に印刷されるイ
ンクを受容して定着させると共に、他面に付設される粘
着層を支持し、かつその粘着層と前記背面を介して剥離
可能に接着するものが用いられる。好ましく用いうる被
印刷基材は、少なくともその背面がインクの定着性に優
れると共に、粘着層との接着力が弱くて剥離に大きな力
を要しないものである。
【0014】前記の好ましく用いうる被印刷基材の例と
しては、基材の全体をインク受容性樹脂と低接着性樹脂
との混合層で形成したものや、かかる混合層を補強層等
の上に設けて背面を形成したもの、紙や樹脂等からなる
インク受容層の上に薄層又は多孔性若しくはメッシュ状
の低接着性樹脂層を設けて背面を形成したものや、補強
層等の上にかかるインク受容層と低接着性樹脂層を設け
て背面を形成したものなどがあげられる。
【0015】また被印刷基材をある種の粘着層との接着
力が低く、かつある種の印刷インクを受容する樹脂で形
成したものや、補強層等の上にかかる樹脂層を設けて背
面を形成したものなども好ましく用いうる。この場合に
は、前記樹脂層との接着力が低い粘着層を有するラベル
シートとして、その樹脂層が受容する前記のインクを用
いて印刷することにより目的のラベルとされる。
【0016】前記において、インクを耐久性よく定着さ
せるためなどに用いるインク受容性の樹脂としては、熱
定着型や乾燥型等の適宜なインクによる印刷が可能なも
のを用いることができ特に限定はない。ちなみにその例
としてはポリエチレンやポリプロピレンの如きポリオレ
フィン、ポリアミドやポリエステル、ポリ酢酸ビニルや
エチレン・酢酸ビニル共重合体、ウレタン系ポリマーや
ポリ(メタ)アクリル酸アルキルエステルの如きアクリ
ル系ポリマー、ポリ塩化ビニルやスチレン系ポリマー、
シリコーン系ポリマーや天然ゴム、ポリイソブチレンや
ポリイソプレン、クロロプレンゴムやイソプレン・イソ
ブチレンゴム、ニトリルブチルゴムやスチレン・ブタジ
エンゴム、スチレン・ブタジエン・スチレンゴムやスチ
レン・イソプレン・スチレンゴム、スチレン・エチレン
・ブタジエンゴムやスチレン・エチレン・ブチレン・ス
チレンゴム、スチレン・イソプレン・プロピレン・スチ
レンゴムやエチレン・プロピレンターポリマーの如きプ
ラスチック系やゴム系のポリマー、それらのブレンド物
などがあげられる。
【0017】また粘着層との接着力の低下等を目的に用
いる低接着性の樹脂としては、例えばシリコーン系や長
鎖アルキル系やフッ素系等の粘着シートで公知の剥離コ
ート用樹脂、低分子量のポリエチレン、リン酸エステル
系界面活性剤、ポリプロピレン、ゴム系ポリマーなどの
適宜なものを用いうる。就中、剥離コート用樹脂、特に
シリコーン系樹脂が好ましく用いうる。
【0018】混合層を形成する場合、接着力の低下性や
インク定着性の低下防止などの点より、インク受容性樹
脂と低接着性樹脂の好ましい混合割合は、インク受容性
樹脂100重量部あたり、低接着性樹脂0.01〜10
重量部、就中0.1〜8重量部、特に1〜5重量部であ
る。
【0019】一方、インク受容層上に低接着性樹脂を薄
層として設ける方式は、その薄層化にて低接着性樹脂に
よる粘着層との接着力の低下を達成しつつ、インクの定
着性を維持することを目的とする。かかる場合の低接着
性樹脂層の厚さは、前記目的の点より0.01〜10μ
m、就中0.05〜5μm、特に0.1〜2μmとするこ
とが好ましい。
【0020】またインク受容層上に低接着性樹脂からな
る多孔性ないしメッシュ状の層を設ける方式は、低接着
性樹脂による粘着層との接着力の低下を達成しつつ、低
接着性樹脂間の間隙を介してインクの定着を可能とする
ことを目的とする。かかる目的の点より、インク受容層
上に多孔性ないしメッシュ状の低接着性樹脂層が占める
割合は、1〜90%、就中2〜70%、特に5〜50%
であることが好ましい。さらにこの場合の低接着性樹脂
層の厚さは、前記目的の点より0.01〜100μm、
就中0.05〜50μm、特に0.1〜20μmとするこ
とが好ましい。
【0021】なお多孔性ないしメッシュ状の低接着性樹
脂層は、適宜な方式で形成することができ、可及的に低
接着性樹脂間の間隙が均等に分布したものであることが
好ましい。ちなみに多孔性ないしメッシュ状の低接着性
樹脂層の形成は、例えばグラビア印刷方式やスクリーン
印刷方式、フォトレジストによるパターン形成方式、乾
式や湿式による公知の多孔質膜形成方式、メルトブロー
方式やカーテンスプレー方式、多孔性ないしメッシュ状
のフィルムの貼合せ方式などの適宜な方式にて行うこと
ができる。
【0022】他方、上記したある種の粘着層と低接着性
で、かつある種の印刷インクを受容する樹脂の例として
は、ポリエチレンやポリプロピレンの如きポリオレフィ
ン系樹脂、シリコーン系ポリマー、ゴム系ポリマー、長
鎖アルキル系ポリマーなどがあげられる。前記樹脂の分
子量は、インクとの馴染性などにより適宜に決定しう
る。ちなみにポリオレフィン系樹脂の場合には耐溶剤性
やインク定着性などの点より、粘度平均分子量に基づい
て5百〜600万が好ましい。
【0023】上記において、樹脂からなる被印刷基材又
はその背面層ないし薄層や多孔性等の低接着性樹脂層を
支持するインク受容層の形成は、1種又は2種以上の樹
脂を成形方式や塗布方式等の適宜な方式でフィルム状や
多孔質状等に造膜することにより行いうる。その造膜に
際しては、繊維等の補強材、シリカやチタニア、アルミ
ナや亜鉛華、ジルコニアや酸化カルシウム、マイカの如
き顔料等の適宜な着色剤、酸化防止剤などの適宜な添加
物を配合することもできる。添加物の配合量は、印刷性
などの点より30重量%以下が好ましい。
【0024】上記のラベルシートは、片面に被印刷基材
の背面が露出し、他面に粘着層が露出する状態にあれば
よいから、図3に例示の如く被印刷基材の背面層11と
外部粘着層22の間には、補強層12や内部粘着層21
などの適宜な層を介在させることができる。
【0025】前記の補強層は、被印刷基材の補強などを
目的にラベルの用途等に応じて必要により使用されるも
のである。従って補強層としては、樹脂の塗布層やフィ
ルム、繊維や布、紙や不織布、金属箔やネット、ワイヤ
などの適宜なものを用いうる。補強層の耐熱性等の物性
については、ラベルの用途等に応じて適宜に決定してよ
く、例えばポリエステルやポリイミド、フッ素樹脂やポ
リアミドの如き耐熱性樹脂からなる補強層なども用いう
る。なお補強層の選択で、ラベルシートないしラベルの
物性を容易に制御することができる。また付与するイン
ク情報とのコントラストの向上等の必要に応じての対策
は、補強層に施すこともできる。
【0026】補強層を有するラベルシートの形成は、例
えば熱ラミネート法や押出コーティング法等の適宜な方
式で補強層上に上記した被印刷基材の背面層を付設する
方式、補強層に溶液状ないし熔融状の被印刷基材の形成
材を含浸させる方式、被印刷基材内に補強層を介在させ
る方式などの適宜な方式で行うことができる。
【0027】従って被印刷基材の一般的な形態として
は、各種の紙シート、樹脂からなるフィルムやシートや
発泡シート、あるいは樹脂からなる繊維や布や不織布、
さらには紙やフィルム、発泡シートや布等の前記した素
材の2種以上を用いたラミネート体や、かかる素材と金
属箔等の補強基材を併用した複合シートなどがあげられ
る。なお巻回性や曲面密着性等の点よりは、柔軟性に優
れる被印刷基材としたものが好ましい。
【0028】ちなみに紙からなる被印刷基材に接着力が
低い粘着層を設けたラベルシートなどは、紙が良好なイ
ンク受容性を示して熱転写式やインクジェット式やレー
ザービームプリン式等の各種のプリンタにて良好な印刷
処理を施すことができる。
【0029】またシリコーン樹脂等の低接着性樹脂とポ
リエステル樹脂等のインク受容性樹脂との混合層や、イ
ンク受容性樹脂層の上に低接着性樹脂の薄層を有するも
のからなる被印刷基材や、かかる層をポリプロピレン合
成紙等の補強層の上に有する被印刷基材にゴム系等の汎
用な粘着層を設けたラベルシートは、昇華性インクのイ
ンクリボン等を介して昇華熱転写式のプリンタにて良好
な印刷処理を施すことができる。
【0030】さらに親水性樹脂等からなるインク受容性
樹脂層の上にシリコーン樹脂等の低接着性樹脂からなる
多孔質層を有する被印刷基材や、かかる層を紙等の補強
層の上に有する被印刷基材にアクリル系等の汎用な粘着
層を設けたラベルシートは、インクジェット式のプリン
タにて良好な印刷処理を施すことができる。
【0031】被印刷基材又はその背面層の厚さは、ラベ
ルの用途などに応じて適宜に決定してよい。一般には、
インクの定着性や強度などの点より0.1〜500μ
m、就中0.5〜100μm、特に1〜50μmの厚さと
される。補強層を併用する場合でもインクの定着性や強
度などの点より被印刷基材の背面層は、0.1μm以
上、就中0.5μm以上、特に1μm以上の厚さとするこ
とが好ましい。
【0032】粘着層は、ラベルとした場合に被着体に簡
便に接着するためのものであるが、本発明においてはセ
パレータによるカバーなしで粘着層をその背面の被印刷
基材に接着して巻回体とした場合に、容易に巻戻せるこ
とを達成するために被印刷基材の背面に対する接着力
が、180度ピール値(剥離速度300mm/分)に基づ
いて300gf/50mm以下の粘着層とすることが好まし
い。就中、プリンタ等を介した自動的な巻戻性と、被着
体に対する接着力の調和性などの点より1〜200gf
/50mm、特に5〜150gf/50mmの粘着層とすること
が好ましい。
【0033】粘着層の形成には、例えばゴム系粘着剤や
アクリル系粘着剤、シリコーン系粘着剤やビニルアルキ
ルエーテル系粘着剤、ポリビニルアルコール系粘着剤や
ポリビニルピロリドン系粘着剤、ポリアクリルアミド系
粘着剤やセルロース系粘着剤などの適宜な粘着剤を用い
ることができる。被印刷基材の背面との低い接着力性、
その初期接着力の維持性、従って巻回体とした場合の巻
戻しの容易性と安定性、被着体に対する接着固定の安定
性などの点より好ましい粘着層は、ウレタン系粘着剤、
ポリエステル系粘着剤、ポリアミド系粘着剤の1種又は
2種以上を用いて形成したものである。
【0034】なお上記した被印刷基材と、その背面に対
して低接着力を示す粘着層と印刷インクとの特殊な組合
せからなるものとしては、例えば必要に応じシリコーン
樹脂等の低接着性樹脂を配合したポリオレフィン系樹脂
層又はその層を紙等の補強層で支持したものなどからな
る被印刷基材に、前記のポリエステル系粘着剤等の低接
着力粘着層を設けたラベルシートに、ポリオレフィン系
樹脂と着色剤を成分とするインクをインクリボン等を介
して溶融熱転写する方式などによる組合せがあげられ
る。
【0035】粘着層の形成は、例えばカレンダーロール
法等の圧延方式、ドクターブレード法やグラビアロール
コータ法等の塗工方式などの適宜な方式でセパレータ上
に粘着層を設けて、それを被印刷基材の所定面上に移着
する方式や、被印刷基材の所定面に直接塗工する方式な
どの適宜な方式で行うことができる。
【0036】粘着層の厚さは、被印刷基材の背面に対す
る低接着力の達成や、市販のプリンタ等に装着する場合
のラベルシートとしての適性などの点より、0.01〜
500μmとすることが好ましく、均一厚の粘着層の安
定した形成性などを加味した場合には0.5〜100μ
m、就中1〜50μm、特に2〜20μmとすることが好
ましい。
【0037】粘着層は、図3に例示した如く被印刷基材
の背面に対する低い接着力を維持しつつ、ラベルとした
場合における被着体に対する固着力の向上などを目的
に、同種又は異種の粘着剤からなる2層以上の粘着層の
重畳層として形成することもできる。その場合、内部に
設ける粘着層は、巻回体とした場合の締め付けによる流
出(はみ出し)の防止、又は被着体に対する固着力の向
上効果などの点より、常温、かつ周波数1Hzでの複素
剛性率が104〜107dyne/cm2の粘着層とすることが
好ましい。
【0038】内部粘着層の形成には、上記に例示した粘
着剤などの適宜な粘着性物質を用いることができ、強い
接着力を発現する粘着剤が好ましく用いうる。内部粘着
層の厚さは、ラベルの使用目的による必要な固着力など
に応じて適宜に決定することができる。一般には、1〜
500μm、就中100μm以下、特に20〜50μmと
される。
【0039】本発明においてラベルシートは、その粘着
層をシートを形成する被印刷基材の自背面に接着してロ
ール状の巻回体とした状態で使用される。その場合、巻
回体における粘着層は、被印刷基材の外側に位置しても
よいし、内側に位置してもよい。静電気等による粉塵類
の付着などによる粘着層の汚染を防止する点よりは、粘
着層を被印刷基材の内側に位置させた巻回処理が好まし
い。ラベルシートを巻回体とすることにより、長尺のラ
ベルシートをコンパクトな状態でラベル発行装置内に格
納することができる。
【0040】上記した図1のラベル発行装置において符
号の4は、導電板等からなる除電機構(アース)であ
り、巻回体31よりラベルシート3を巻戻す際などに発
生する静電気でラベルシートが帯電してシートにゴミ等
が付着しやすくなることなどの防止を目的とする。図例
では、静電気の発生源となりやすいラベルシートの巻戻
し部の近傍における巻回体31に対して除電機構4を接
触配置した状態を示しているが、除電機構は巻回体やラ
ベルシートの巻戻し部分を含めた適宜な位置に1又は2
以上を配置することができ、巻戻したラベルシートの搬
送路に必要に応じて配置されるガイドや保持板などに除
電機構を兼ねさせることもできる。
【0041】一方、印刷機構部5は、プラテンロール5
1の上に配置したサーマルヘッド52とインクリボン5
3とその繰出しリール54と巻取りリール55からなる
熱転写式のものよりなるが、本発明においては例えばイ
ンクジェット式印刷方式やレーザービームプリンタ式印
刷方式などの如く、熱定着型や乾燥型等のインクにて印
刷する適宜な印刷機構部とすることができる。
【0042】また巻戻しによるラベルシートの円滑な順
送りなどを目的とする巻戻し機構は、ベルトコンベア式
等のピンチロール式以外の適宜な機構とすることがで
き、巻回体31の後部近傍やカット機構7の前部などの
適宜な位置に複数を配置することもできる。
【0043】なお、空気中暴露によるラベルシートの搬
送路の汚染などによる印刷面や粘着面の汚染を抑制する
点などより、ラベルシートを巻回体より巻戻して切断す
るまでの間の長さ、すなわち巻回体よりのラベルシート
の巻戻し長さは、短いこと、就中、初期長状態の巻回体
における10周分以下、特に5周分以下とすることが好
ましい。
【0044】印刷を施したラベルシート部分を切断して
ラベル32とするためのカット機構7は、ラベルシート
を所定の寸法で切断するものであればよく、切断刃をカ
ム等を介し制御して間歇動作させ、それにより所定寸法
に切断する機構などの適宜な機構にて形成することがで
きる。
【0045】図1の例では、カット機構7は、切断刃7
1とそれを保持する押え台72とそれを固定した連係板
73、及びその押え台に対向配置された受け台74とそ
れを固定するハウジング等からなる支持体75よりな
り、その切断刃71が前記の印刷機構5と連動して間歇
的に図外の駆動源と連結した連係板73を介し矢印の如
く押え台72と一体的に上下動して、受け台74上に配
置されたラベルシートを切断するようになっている。
【0046】また図例のカット機構7では、その受け台
74が図4に例示の如く、印刷後のラベルシート3を切
断して得たラベル32を、その粘着層(2)の全面又は
一部を介し接着保持して仮止めし、ラベルの落下を予防
してラベル32を被着体に接着する際の利便を図るよう
になっている。なおラベルの仮止め機構は、図例に限定
されないが、仮止め機構のラベル粘着面と接着する面
は、ラベルの剥離回収性や剥離時の破損防止などの点よ
り、ラベルとの接着力が300gf/50mm以下、就中2
00gf/50mm以下、特に150gf/50mm以下の材料
で形成されていることが好ましい。
【0047】本発明においては、前記の仮止め機構に加
えて、仮止め機構の接着部位に接着したラベルを除去す
るまで、次の印刷を停止する機構、さらにはその接着部
位に接着したラベルを除去すると、自動的に次の印刷を
開始してラベルを形成する機構を必要に応じ付加するこ
ともできる。これにより、ラベル同士の接着やラベル出
口でのシート詰りなどの防止、さらには同一ラベルや通
し番号ラベルなどの被着体の接着作業を過誤なく効率的
に行うことなどが可能となる。
【0048】前記図例の装置では図4に例示の如く、カ
ット機構7における受け台74に貫通孔76を設けてそ
の裏面に赤外線式等のセンサ77を配置し、そのセンサ
を介し受け台におけるラベルの有無を検知して、巻回体
の巻戻し機構と印刷機構の制御部に信号を送り、ラベル
がある間は次の印刷を停止するようになっている。また
ラベルが取り除かれると当該制御部に信号を送って印刷
と巻回体の巻戻しが再開されるようになっている。
【0049】なお本発明においては、前記の仮止め方式
に代えて、ラベルシートを切断して得たラベルをその粘
着層を介して目的とする被着体に直接接着するものとす
ることができる。かかる直接接着機構は、従来のラベラ
ー等に準じた機構にて達成することができる。
【0050】印刷機構部を介してラベルシートに付与す
るインク情報は、例えば印字パターンや絵柄パターンや
バーコードパターンなどの任意な文字や図形や記号など
で形成することができる。従って、識別ラベルなどの適
宜な情報ラベルを形成することができる。また単品や一
定数のラベルを現場等で臨機に発行することができる。
なおラベルシートには、定形のフォーマットやロゴマー
ク、定形文字や地模様などの現場等で臨機に付与する必
要のないパターンなどを予め印刷処理しておくこともで
きる。
【0051】上記においてラベル発行装置は、ラベルシ
ートの粘着層と接触する搬送部等の部分が上記仮止め機
構に準じて粘着層と弱い接着力となるように処理されて
いることが好ましい。かかる処理は、例えばポリオレフ
ィンやシリコーン樹脂等からなるロールの使用、ポリオ
レフィンやシリコーンやフッ素樹脂の塗工ないし焼付等
による被覆処理などの適宜な方式で行うことができる。
【0052】また前記の低接着力化処理は、ラベル発行
装置における、ラベルシートの粘着層と接触する部分の
シート出口等を含めた全部に施すことが好ましい。ちな
みに上記した図1の装置では、印刷機構部5におけるプ
ラテンロール51、巻戻し機構6における下側のロール
62が低接着力化処理の対象とされる。なおラベルシー
トの粘着層と接触する搬送路等の部分は、搬送の円滑性
などの点よりロールやベルト等による可動式に形成され
ていることが好ましい。
【0053】本発明の方法を実施するためのラベル発行
装置は、空気中暴露によるラベルシートの搬送路の汚染
等による印刷面や粘着面の汚染などを抑制する点などよ
り、ハウジングで覆われていることが好ましく、就中ラ
ベルシートの巻回体、その巻戻し部分及びそれを切断し
て得たラベルの合計搬送路長の90%以上がハウジング
で覆われていることが好ましい。またハウジングにおけ
るラベル出口や冷却送風孔等の開口部の面積が20%以
下であることが好ましい。
【0054】ちなみに図5に、ハウジングを設けた熱転
写式のラベル発行装置(プリンタ)を例示した。このプ
リンタは、バーコードラベルを製造するためのものであ
り、8がハウジングである。このプリンタによれば、ラ
ベルシート3がその巻回体31より、プリンタ内の金属
製の除電ロール41と幅方向を位置決めするポリオレフ
ィン製のガイド91を介し、ポリオレフィン製の搬送ロ
ール92にて連続的に巻戻され、シートの先端位置を割
出すセンサ93を介しインクリボン94とサーマルヘッ
ド95とポリオレフィンコートのプラテンロール96か
らなる印刷機構部9に導かれる。
【0055】印刷機構部では、インクリボンのインクが
図外の印刷データに基づいて作動するサーマルヘッドの
発生熱を介し溶融され、その溶融部分がプラテンロール
を介した押圧力でラベルシートの被印刷基材背面に熱転
写され、形成目的のバーコードパターンが定着して剥離
プレート97を介し被印刷基材背面に密着したインクリ
ボンのインク層が分離されて印刷され、インクリボンが
回収リール98に巻取られる。
【0056】ついで、印刷後のラベルシートは、検証機
構10を介して印刷状態の良否が検査され、検証機構と
連動のカット機構20に到達してラベルシートの幅方向
に切断され、その切断片からなるバーコードラベル33
が形成される。なお不良品の場合には、検証機構の制御
部に記憶される。
【0057】前記検査後のバーコードラベルは、図6に
示した如くハウジングに設けた出口81より受け台82
の上に供給される。この受け台82は、矢印の如く前後
動及び回転動等を介してプリンタより供給されたバーコ
ードラベルを、プリンタ外に配置した可動式アーム83
の先端に設けた貼着ヘッド84に受渡しするように制御
部を介してコントロールされている。
【0058】前記受け台の受渡し動作に対し貼着ヘッド
84は、減圧吸引等を介してバーコードラベル33を保
持回収し、ベルトコンベア40を介し搬送されてくる被
接着体30に矢印の如き前後動により接近し、そのロー
ル部85を介してバーコードラベル33を接着固定する
ように制御部を介してコントロールされており、それに
よりプリンタで形成したバーコードラベルを被着体に直
接接着処理するようになっている。
【0059】前記においてバーコードラベルが不良品の
場合には、前記の検証機構を介した制御部の記憶に基づ
いて受け台82が図外の集め箱上に移動してそれを廃棄
し、そのときラベル発行装置の制御部が発する信号を受
けて、ベルトコンベアが停止するようになっている。な
お図6中の符号86は、ラベルの接着位置を調節するた
めのハンドルである。
【図面の簡単な説明】
【図1】ラベルの製造方法の説明図
【図2】ラベル及びラベルシート例の断面図
【図3】他のラベルシート例の断面図
【図4】カット機構例の説明図
【図5】ラベル発行装置例の説明図
【図6】ラベルの接着機構の説明図
【符号の説明】
3:ラベルシート 1:被印刷基材 2:粘着層 31:巻回体 32,33:ラベル 56:インク情報 4,41:除電機構 5,9 :印刷機構部 6,92:巻戻し機構 7,20:カット機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹ノ下 逸郎 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号 日東 電工株式会社内

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被印刷基材の片面に粘着層を有するラベ
    ルシートにおける粘着層をその被印刷基材の背面に接着
    してロール状とした巻回体より巻戻したラベルシート部
    分の被印刷基材の背面にインクによる印刷を施すと共
    に、所定長さに切断することを特徴とする現場発行可能
    なライナレスラベルの製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、巻回体がラベルシー
    トの粘着層を内側にして巻回処理したものである製造方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、印刷の方式が
    熱転写方式、インクジェット方式又はレーザービームプ
    リンタ方式である製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3において、被印刷基材の少
    なくとも背面側がインクを受容し、かつ粘着層に対し低
    い接着力を示す単層又は複層からなる層として形成され
    たものである製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項4において、被印刷基材の少なく
    とも背面側がインク受容性樹脂と低接着性樹脂の混合層
    からなる製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項4において、被印刷基材の少なく
    とも背面側がインク受容層の上に、薄層又は多孔性若し
    くはメッシュ状の低接着性樹脂層を有するものからなる
    製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項1〜3において、被印刷基材の少
    なくとも背面側が粘着層との接着力が低く、かつ印刷イ
    ンクを受容する樹脂層からなり、しかも粘着層が前記樹
    脂層との接着力が低いものからなると共に、印刷インク
    に前記樹脂層が受容しうるものを用いる製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7において、粘着層が同種又
    は異種の粘着剤からなる2層以上の重畳層よりなる製造
    方法。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8において、粘着層の被印刷
    基材の背面に対する接着力が300gf/50mm以下であ
    る製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9において、粘着層と接触
    する部分の粘着層との接着力が300gf/50mm以下の
    ラベル発行装置を用いる製造方法。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10において、ラベルシー
    トより切断して得たラベルをその粘着層の全面又は一部
    を介して、接着力が300gf/50mm以下の部位に接着
    する機構を有するラベル発行装置を用いる製造方法。
  12. 【請求項12】 請求項11において、ラベル発行装置
    が、接着部位に接着したラベルを除去するまで、次の印
    刷を停止する機構を有するものである製造方法。
  13. 【請求項13】 請求項11又は12において、ラベル
    発行装置が、接着部位に接着したラベルを除去すると、
    自動的に次の印刷を開始してラベルを形成する機構を有
    するものである製造方法。
  14. 【請求項14】 請求項1〜10において、ラベルシー
    トより切断して得たラベルをその粘着層を介して目的と
    する被着体に直接接着する機構を有するラベル発行装置
    を用いる製造方法。
  15. 【請求項15】 請求項10〜15において、ラベル発
    行装置が、ラベルシートの巻回体、その巻戻し部分及び
    それを切断して得たラベルの合計搬送路長の90%以上
    をハウジングで覆うものであり、かつそのハウジングの
    開口部面積が20%以下のものである製造方法。
  16. 【請求項16】 請求項1〜15において、巻回体又は
    そのラベルシートの巻戻し部分に対して除電機構を配置
    してなる製造方法。
  17. 【請求項17】 請求項1〜16において、ラベルシー
    トに予め印刷処理によるパターンを施したものを用いる
    製造方法。
  18. 【請求項18】 請求項1〜17において、巻回体より
    のラベルシートの巻戻し長さを、初期長状態の巻回体に
    おける10周分以下とする製造方法。
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