JPH10103467A - 自動変速機の変速制御装置 - Google Patents

自動変速機の変速制御装置

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JPH10103467A
JPH10103467A JP8259734A JP25973496A JPH10103467A JP H10103467 A JPH10103467 A JP H10103467A JP 8259734 A JP8259734 A JP 8259734A JP 25973496 A JP25973496 A JP 25973496A JP H10103467 A JPH10103467 A JP H10103467A
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容量の大きなRAMを使用しないと、手動変
速モードの場合に変速ショックが大きくなってしまう。 【解決手段】 複数の摩擦係合要素11に対する油圧を
選択的に供給することによって複数の変速段を達成し得
る自動変速機12において、車両の運転状態に基づいて
所定の変速段が達成される自動変速モードおよび手動操
作により所定の変速段が達成される手動変速モードの何
れかを選択する変速モード選択手段と、実際の変速状態
に基づいて摩擦係合要素11に対する油圧を最適化する
学習制御手段26と、手動変速モードが選択されている
場合に学習制御手段26の作動を禁止する学習制御禁止
手段27と、手動変速モードによる変速操作が所定領域
における車両の運転状態の場合に学習制御禁止手段27
の作動を解除する学習制御禁止解除手段28とを具え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動変速機の変速
制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の摩擦係合要素に対する油圧を選択
的に供給することによって複数の変速段を達成し得る自
動変速機においては、車両の運転状態、例えばスロット
ル開度などのエンジン負荷や車両の走行速度(以下、車
速と記述する)に基づき、あらかじめ設定された変速領
域のマップから所定の変速段が自動的に達成される自動
変速モードと、運転者の手動操作によって所望の変速段
が達成される手動変速モードとを選択できるようにした
ものが知られている。
【0003】また、上述した摩擦係合要素に対する油圧
を選択的に供給するためのスプール弁やばねなどの製品
のばらつきなどに基づく個々の自動変速機の変速性能の
相違や、摩擦係合要素の経時変化によって変速ショック
が増大するのを防止するため、変速開始から変速終了ま
での目標とする変速時間(以下、これを目標変速時間と
呼称する)に対して実際の変速時間(以下、これを実変
速時間と呼称する)を収束させる、いわゆる変速時間の
学習制御を行うようにしたものが特開昭63−9286
3号公報や特開平1−169164号公報で周知であ
る。この変速時間の学習制御は、変速開始から変速終了
までの目標とする変速時間と実際の変速時間とを比較
し、あらかじめマップなどに記憶された油圧値を補正
し、そして次回の変速時に補正された油圧を出力するこ
とにより、目標変速時間に対して実変速時間を収束させ
るようにしたものである。
【0004】ところで、自動変速モードにおける変速時
間の学習制御を行う場合、あらかじめ変速が行われる車
両の運転状態が一義的に決まっているため、学習内容を
記憶するRAMの容量も限られたもので済む。しかし、
手動変速モードにおいて変速時間の学習制御を行おうと
した場合、任意の車両の運転状態で変速操作が行われる
可能性があるため、その学習内容を記憶する必要上、容
量の膨大なRAMを使用する必要がある上、制御ロジッ
クが複雑化してしまうという問題が起こる。
【0005】このような問題を避けるため、例えば特開
平5−332437号公報に開示された従来の自動変速
機の変速制御装置では、手動変速モードが選択された場
合に、変速時間の学習制御を禁止することにより、制御
ロジックを簡略化して少ない容量のRAMを使用できる
ように配慮している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】特開平5−33243
7号公報に開示された従来の自動変速機の変速制御装置
の場合、自動変速モードをほとんど選択せず、手動変速
モードを長時間に亙って継続的に選択して車両を走行さ
せ続けるような場合、この間、変速時間の学習制御がほ
とんど行われないこととなる。この結果、変速ショック
が増大したり、摩擦係合要素の耐久性が劣化したりする
のを防止することができない。
【0007】なお、自動変速モードによる車両の走行割
合が充分多く、手動変速モードを短時間のみ選択して車
両を走行させるような場合には、上述した不具合は発生
しない。
【0008】
【発明の目的】本発明の目的は、容量の大きなRAMを
使用することなく、手動変速モードにおいても変速ショ
ックを少なくすることが可能な自動変速機の変速制御装
置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による自動変速機
の変速制御装置は、複数の摩擦係合要素に対する油圧を
選択的に供給することによって複数の変速段を達成し得
る自動変速機において、車両の運転状態に基づいて所定
の変速段が達成される自動変速モードおよび手動操作に
より所定の変速段が達成される手動変速モードの何れか
を選択する変速モード選択手段と、実際の変速状態に基
づいて前記摩擦係合要素に対する油圧を最適化する学習
制御手段と、前記手動モードが選択されている場合に前
記学習制御手段の作動を禁止する学習制御禁止手段と、
前記手動変速モードによる変速操作が所定領域における
車両の運転状態の場合に前記学習制御禁止手段を作動さ
せない学習制御禁止解除手段とを具えたことを特徴とす
るものである。
【0010】本発明によると、変速モード選択手段が車
両の運転状態に基づいて所定の変速段が達成される自動
変速モードおよび手動操作により所定の変速段が達成さ
れる手動変速モードの何れかを選択する。
【0011】自動変速モードが選択されている場合、車
両の運転状態に基づいて複数の摩擦係合要素に対する油
圧を選択的に供給することにより、所定の変速段が達成
される。この時、学習制御手段は、実際の変速状態に基
づいて摩擦係合要素に対する油圧を最適化する。
【0012】また、手動変速モードが選択されている場
合、手動操作により複数の摩擦係合要素に対する油圧が
選択的に供給され、所望の変速段が達成される。この
時、学習制御禁止手段は学習制御手段の作動を禁止する
が、この手動変速モードにおける変速操作が所定領域に
おける車両の運転状態の場合、学習制御禁止解除手段は
学習制御禁止手段を作動させない。そして、学習制御手
段は、実際の変速状態に基づいて摩擦係合要素に対する
油圧を最適化する。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明による自動変速機の変速制
御装置において、車両の運転状態は、車速およびスロッ
トル開度であっても良く、学習制御手段は、変速開始か
ら変速終了までの目標とする変速時間に対して実際の変
速時間が収束するように、摩擦係合要素に対する油圧を
最適化するものであっても良い。また、学習制御禁止解
除手段は、手動変速モードによるアップシフトの変速操
作が所定領域における車両の運転状態の場合に学習制御
禁止手段を作動させないものであっても良く、自動変速
モードによる変速操作が行われる領域とほぼ対応した領
域を所定領域とすることが好ましい。
【0014】
【実施例】本発明による自動変速機の変速制御装置を前
進4段の自動変速機に応用した一実施例について、図1
〜図3を参照しながら詳細に説明する。
【0015】本実施例の概略構造を表す図1に示すよう
に、複数の摩擦係合要素11を具えた自動変速機12
は、CPU13からの指令に基づき、油圧制御ユニット
14を介して所定の変速段を達成するものであり、車両
の運転状態に基づいて所定の変速段が自動的に達成され
る自動変速モードと、運転者の手動操作によるセレクト
レバー15(図2参照)の変速操作に応じて所望の変速
段が達成される手動変速モードとを具えている。
【0016】本実施例における変速モードパターンを表
す図2に示すように、セレクトレバー15は、自動変速
モード領域ZA か、あるいはこの自動変速領域ZA に接
続する手動変速モード領域ZM にシフト操作することが
できるようになっており、手動変速モード領域ZM に設
けた手動変速モードスイッチ16によって、セレクトレ
バー15が手動変速モード領域ZM にあるか否かが検出
される。
【0017】自動変速モード領域ZA では、P, R,
N, D, 3, 2, 1のセレクト位置が設定されており、
Pレンジは中立状態で図示しない変速機出力軸が機械的
に固定される位置、Rレンジは後進段が選択される位
置、Nレンジは中立状態が選択される位置、Dレンジは
1〜4速の間で自動変速が行われる位置、3レンジは1
速〜3速の間で自動変速が行われる位置、2レンジは1
速と2速との間で自動変速が行われる位置、1レンジは
1速固定の位置である。この自動変速モード領域ZA
のセレクトレバー15のセレクト位置は、インヒビタス
イッチ17によって検出される。
【0018】また、手動変速モード領域ZM におけるセ
レクトレバー15は、ばね力によって図2に示す如き中
立位置に付勢され、この手動変速モード領域ZM におけ
るセレクトレバー15の移動端には、アップシフトスイ
ッチ18とダウンシフトスイッチ19とが組み込まれて
いる。そして、セレクトレバー15をHレンジ側にずら
す度に、すなわちアップシフトスイッチ18に押し当て
る度に、アップシフト操作が4速に達するまで行われ、
逆にセレクトレバー15をLレンジ側にずらす度に、す
なわちダウンシフトスイッチ19に押し当てる度に、ダ
ウンシフト操作が1速に達するまで行われる。
【0019】なお、本実施例では変速モードパターンを
自動変速モード領域ZA と手動変速モード領域ZM とに
分けたが、セレクトレバー15のセレクト位置をP,
R, N, D, Tとし、図示しないステアリングホイール
などに手動操作のアップシフトスイッチおよびダウンシ
フトスイッチを組み込み、セレクトレバーがTレンジに
ある時にこれらアップシフトスイッチやダウンシフトス
イッチを手動操作することにより、変速操作が可能とな
るような構造を採用してもよい。
【0020】CPU13に組み込まれた変速指令部20
には、手動変速モードスイッチ16およびアップシフト
スイッチ18やダウンシフトスイッチ19のオン/オフ
信号と、車両の運転状態を検出するための各種センサ、
例えば車速センサ21およびエンジン負荷センサとして
のスロットル開度センサ22からの検出信号と、上述し
たインヒビタスイッチ17からの検出信号とがそれぞれ
入力されるようになっている。そして、運転者がセレク
トレバー15を手動変速モード領域ZM にシフトする
と、手動変速モードスイッチ16がオン状態となって手
動変速モードが選択され、自動変速モード領域ZA にシ
フトすると、手動変速モードスイッチ16がオフ状態と
なって自動変速モードが選択される。
【0021】CPU13の変速指令部20には、あらか
じめ車速とスロットル開度に応じて所定の変速領域を設
定した図3に示す如き自動変速モード用の変速マップが
記憶され、自動変速モードが選択されている場合には、
車速とスロットル開度とに基づいて図3の変速マップに
従った所定の変速段が自動的に達成されるようになって
いる。ここで、図3中で実線はアップシフトの場合を示
し、破線はダウンシフトの場合を示す。また、11 ←1
2 のダウンシフト線は、変速前の変速段が2速以上の場
合でセレクトレバー15を1レンジに選択した時、実際
に2速から1速にダウンシフトされる境界を示す。
【0022】前記油圧制御ユニット14は、変速指令部
20からの指令に基づいて複数の摩擦係合要素11に対
する油圧を選択的に供給する変速アクチュエータ23
と、この変速アクチュエータ23を介して所定の摩擦係
合要素11に供給される油圧を制御するための油圧調整
アクチュエータ24とを具えており、油圧調整アクチュ
エータ24は、CPU13に組み込まれた油圧指令部2
5からの指令に基づいて摩擦係合要素11に供給される
油圧を最適に制御する。具体的には、スロットル開度と
変速の種類、つまり何段から何段への変速操作であるか
によって予め設定された基本の油圧値を後述する油圧補
正値設定部33からの油圧補正値で補正することによ
り、摩擦係合要素11に供給される最適油圧値が油圧指
令部25にて設定される。
【0023】前記CPU13には、油圧調整アクチュエ
ータ24によって調整される油圧を実際の変速状態に基
づいて最適化するための学習制御部26と、手動変速モ
ードが選択されている場合に、この学習制御部26によ
る学習制御を禁止する学習制御禁止部27と、手動変速
モードによる変速操作が後述する所定領域における車両
の運転状態の場合にのみ、この学習制御禁止部27を作
動させない学習制御禁止解除部28とが組み込まれてお
り、このため、学習制御禁止部27および学習制御禁止
解除部28には、手動変速モードスイッチ16からのオ
ン/オフ信号がそれぞれ出力され、さらに学習制御禁止
解除部28には手動変速モードスイッチ16, アップシ
フトスイッチ18, ダウンシフトスイッチ19, 車速セ
ンサ21, スロットル開度センサ22, インヒビタスイ
ッチ17からの信号がそれぞれ入力されるようになって
いる。
【0024】前記学習制御部26は、変速指令部20か
らの変速指令信号に基づき、変速開始から変速終了まで
の時間をカウントする変速時間検出部29と、この変速
時間検出部29によって検出された実変速時間を一時的
に記憶する変速時間記憶部30と、車両の所定の運転状
態に基づいてあらかじめ目標変速時間が設定された目標
変速時間設定部31と、変速時間記憶部30に記憶され
た実変速時間と目標変速時間設定部31から読み出され
た目標変速時間とを比較してその差を算出する比較部3
2と、この比較部32によって算出された時間差に応じ
て油圧指令部25から出力される油圧値を補正するため
の油圧補正値設定部33とを具え、この油圧補正値設定
部33からの油圧補正値が油圧指令部25に出力される
ようになっている。
【0025】なお、本実施例では、自動変速モードが選
択された場合でも、例えば自動変速機油の油温が所定温
度以下、例えば40℃以下の場合や、スロットル開度が
所定開度以下、例えば10%以下の場合には、制御の安
定性の観点から、学習制御を行わないようにしている。
このため、学習制御禁止解除部28と共に学習制御禁止
部27に図示しない油温センサやスロットル開度センサ
22などからの検出情報が入力され、自動変速モードお
よび手動変速モードの如何に拘らず、自動変速機油の油
温が所定温度以下となっている場合や、スロットル開度
が所定開度以下の場合には、学習制御部26による学習
制御が行われないようになっている。
【0026】このように、学習制御禁止部27から学習
制御禁止の信号が学習制御部26に出力された場合、変
速時間検出部29は今回の変速の実変速時間を検出せ
ず、変速時間記憶部30は前回の実変速時間をそのまま
記憶した状態にあり、比較部31は前回の実変速時間と
目標変速時間との比較を行わず、油圧補正値設定部30
は前回の変速時に出力された油圧補正値を油圧指令部2
5に再度出力する。また、本実施例における学習制御禁
止解除部28での上述した所定領域は、手動変速モード
を選択している状態で、運転者が図3に示すアップシフ
ト線近傍の斜線領域にてセレクトレバー15をHレンジ
側にアップシフト操作した場合である。つまり、この斜
線領域にて運転者がアップシフト操作を行った場合、学
習制御禁止解除部28は、学習制御禁止部27から学習
制御部26への学習制御禁止の出力を停止させることに
より、学習制御部26によって学習制御が行われること
となる。
【0027】なお、自動変速モードにおけるアップシフ
ト線に沿って形成された図3中の交差斜線の領域は、手
動変速モードを選択中の場合、学習制御禁止部27から
学習制御部26への学習制御禁止の出力を学習制御禁止
解除部28によって停止させ、油圧指令部25が学習制
御部26から出力される油圧補正値を採用して学習制御
を行う領域である。この領域は、各アップシフトの種
類、つまり1速から2速、1速から3速、1速から4
速、2速から3速、2速から4速、3速から4速へのア
ップシフトの種類に応じてそれぞれ異なった値を持つよ
うに、学習制御禁止解除部28に記憶されている。つま
り、本実施例では各アップシフトの種類およびスロット
ル開度に対応する最低車速および最高車速を学習制御禁
止解除部28にて読み出し、車速がこれら最低車速と最
高車速との間にあるか否かを判定することによって、現
在の車両の運転状態が図3中の交差斜線で示す学習制御
許可領域内にあるか否かを学習制御禁止解除部28にて
判定するようにしている。
【0028】このような本実施例の処理の流れを図4に
示す。すなわち、S1のステップにて車両の運転状態と
して車速センサ21やスロットル開度センサ22からの
情報が読み込まれ、S2のステップにてセレクトレバー
15が自動変速モード領域ZA のDレンジおよび3レン
ジおよび2レンジおよび1レンジか、あるいは手動変速
モード領域ZM にあるか否か、つまり前進段のレンジが
選択されているか否かを判定する。
【0029】このS2のステップにてセレクトレバー1
5が前進段のレンジに選択されていないと判断した場合
には、図示しないメインの処理に戻り、再びS1のステ
ップが繰り返される。また、セレクトレバー15が前進
段のレンジに選択されていると判断した場合には、S3
のステップに移行して手動変速モードスイッチ16がオ
フ状態となっているか否かが判定される。
【0030】このS3のステップにて手動変速モードス
イッチ16がオフ状態である、すなわち自動変速モード
が選択されていると判断した場合には、S4のステップ
に移行して図3の変速マップに基づき、変速が必要であ
るか否かが判定される。このS4のステップにて現在の
車両の運転状態では変速が必要ではないと判断した場合
には、図示しないメインの処理に戻り、再びS1のステ
ップが繰り返される。また、S4のステップにて変速が
必要であると判断した場合には、S5のステップに移行
して現在の車両の運転状態が学習制御可能な領域にある
か否かを判定する。
【0031】このS5のステップにて現在の車両の運転
状態が学習制御可能な領域にない、つまり自動変速機油
の油温が所定温度以下となっていたり、あるいはスロッ
トル開度が所定開度以下となっているため、安定した制
御が見込めないと判断した場合には、図示しないメイン
の処理に戻り、再びS1のステップが繰り返される。ま
た、このS5のステップにて現在の車両の運転状態が学
習制御可能な領域にあると判断した場合には、S6のス
テップに移行して前回の実変速時間と目標変速時間とを
比較し、油圧補正値を学習制御部26にて算出する。
【0032】そして、S7のステップにてこの油圧補正
値を油圧指令部25に出力し、この油圧指令部25は、
油圧補正値と基本となる油圧値とから最適油圧値を算出
し、この最適油圧値を形成するための油圧指令信号をS
8のステップにて油圧調整アクチュエータ24に出力
し、さらにS9のステップにて変速指令信号を出力す
る。また、S10のステップにて今回の実変速時間を測
定し、これをS11のステップにて記憶した後、図示し
ないメインの処理に戻り、再びS1のステップが繰り返
される。
【0033】これに対し、S3のステップにて手動変速
モードスイッチ16がオフ状態となっていない、すなわ
ち手動変速モードが選択されていると判断した場合に
は、S12のステップに移行してアップシフトスイッチ
18やダウンシフトスイッチ19がオンとなったか否
か、すなわち変速信号が変速指令部20に入力されたか
否かが判定され、ここでアップシフトスイッチ18やダ
ウンシフトスイッチ19がオフ状態のままである、つま
り運転者が変速を希望していないと判断した場合には、
図示しないメインの処理に戻り、再びS1のステップが
繰り返される。また、S12のステップにてアップシフ
トスイッチ18やダウンシフトスイッチ19がオンとな
った、つまり運転者が変速を希望していると判断した場
合には、S13のステップに移行してこれがアップシフ
トスイッチ18のオン信号であるか否かを判定する。
【0034】このS13のステップにてアップシフトス
イッチ18のオン信号が入力されたと判断した場合に
は、S14のステップに移行して現在の車両の運転状態
が図3中の交差斜線で示す手動変速モードの学習制御許
可領域内にあるか否かを判定し、現在の車両の運転状態
が手動変速モードの学習制御許可領域内にあると判断し
た場合には、S6のステップに移行して前回の実変速時
間と目標変速時間とを比較し、油圧補正値を学習制御部
26にて算出する。
【0035】一方、S14のステップにて現在の車両の
運転状態が手動変速モードの学習制御許可領域内にない
と判断した場合や、S13のステップにてアップシフト
スイッチ18のオン信号ではないと判断した場合には、
学習制御を行わず、S15のステップに移行して前回の
変速時に用いた油圧補正値を読み出し、この油圧補正値
をS16のステップにて油圧指令部25に出力し、油圧
指令部25は、この油圧補正値と基本となる油圧値とか
ら最適油圧値を算出し、この最適油圧値を形成するため
の油圧指令信号をS17のステップにて油圧調整アクチ
ュエータ24に出力し、さらにS18のステップにて変
速指令信号を出力した後、図示しないメインの処理に戻
り、再びS1のステップを繰り返す。
【0036】なお、セレクトレバー15が自動変速モー
ド領域ZA にある場合、3, 2, 1レンジ間でのセレク
トレバー15のセレクト操作に伴う変速、例えば2レン
ジ2速から3レンジ3速への変速や、1レンジから2レ
ンジ2速への変速が、上述した手動変速モードにおける
アップシフト線に沿って形成された図3中の交差斜線の
領域で行われる場合も、変速時間の学習が行われること
は当然である。また、上述した実施例では、各アップシ
フトの種類およびスロットル開度に対応する最低車速お
よび最高車速を学習制御禁止解除部28にて読み出し、
車速がこれら最低車速と最高車速との間にあるか否かを
判定することによって、現在の車両の運転状態が図3中
の交差斜線で示す学習制御許可領域内にあるか否かを学
習制御禁止解除部28にて判定するようにしているが、
各アップシフトの種類およびスロットル開度に対応する
最低スロットル開度および最高スロットル開度を学習制
御禁止解除部28にて読み出し、スロットル開度がこれ
ら最低スロットル開度および最高スロットル開度との間
にあるか否かを判定することによって、現在の車両の運
転状態が図3中の交差斜線で示す学習制御許可領域内に
あるか否かを学習制御禁止解除部28にて判定するよう
にしても良い。
【0037】
【発明の効果】本発明の自動変速機の変速制御装置によ
ると、自動変速モードを選択した時に変速操作が自動的
に行われる所定領域における車両の運転状態で手動変速
モードでの変速操作が行われる場合には、変速時間の学
習制御を行うようにしたので、手動変速モードでの長時
間の走行であっても、変速ショックの増大や摩擦係合要
素の耐久性の低下を抑制することができる。
【0038】また、変速時間の学習制御回数が増加する
ため、手動変速モードから自動変速モードに復帰した直
後に、例え摩擦係合要素に供給すべき油圧が適正値から
外れていたとしても、短時間で適正値に収束させること
が可能となり、変速ショックをより小さくすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動変速機の変速制御装置の一実
施例の制御ブロック図である。
【図2】図1に示した実施例におけるセレクトレバーの
変速モードパターンを表す概念図である。
【図3】図1に示した実施例における変速マップであ
る。
【図4】図1に示した実施例における変速処理のフロー
チャートである。
【符号の説明】
11 摩擦係合要素 12 自動変速機 13 CPU 14 油圧制御ユニット 15 セレクトレバー 16 手動変速モードスイッチ 17 インヒビタスイッチ 18 アップシフトスイッチ 19 ダウンシフトスイッチ 20 変速指令部 21 車速センサ 22 スロットル開度センサ 23 変速アクチュエータ 24 油圧調整アクチュエータ 25 油圧指令部 26 学習制御部 27 学習制御禁止部 28 学習制御禁止解除部 29 変速時間検出部 30 変速時間記憶部 31 目標変速時間設定部 32 比較部 33 油圧補正値設定部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の摩擦係合要素に対する油圧を選択
    的に供給することによって複数の変速段を達成し得る自
    動変速機において、 車両の運転状態に基づいて所定の変速段が達成される自
    動変速モードおよび手動操作により所定の変速段が達成
    される手動変速モードの何れかを選択する変速モード選
    択手段と、 実際の変速状態に基づいて前記摩擦係合要素に対する油
    圧を最適化する学習制御手段と、 前記手動モードが選択されている場合に前記学習制御手
    段の作動を禁止する学習制御禁止手段と、 前記手動変速モードによる変速操作が所定領域における
    車両の運転状態の場合に前記学習制御禁止手段を作動さ
    せない学習制御禁止解除手段とを具えたことを特徴とす
    る自動変速機の変速制御装置。
  2. 【請求項2】 車両の運転状態は、車両の走行速度およ
    びスロットル開度であることを特徴とする請求項1に記
    載の自動変速機の変速制御装置。
  3. 【請求項3】 前記学習制御手段は、変速開始から変速
    終了までの目標とする変速時間に対して実際の変速時間
    が収束するように、前記摩擦係合要素に対する油圧を最
    適化するものであることを特徴とする請求項1または請
    求項2に記載の自動変速機の変速制御装置。
  4. 【請求項4】 前記学習制御禁止解除手段は、前記手動
    変速モードによるアップシフトの変速操作が所定領域に
    おける車両の運転状態の場合に前記学習制御禁止手段を
    作動させないものであることを特徴とする請求項1から
    請求項3の何れかに記載の自動変速機の変速制御装置。
  5. 【請求項5】 前記所定領域は、前記自動変速モードに
    よる変速操作が行われる領域とほぼ対応した領域である
    ことを特徴とする請求項1から請求項4の何れかに記載
    の自動変速機の変速制御装置。
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