JPH099330A - 移動通信システムの無線ゾーン間チャネル切替 方式 - Google Patents

移動通信システムの無線ゾーン間チャネル切替 方式

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JPH099330A
JPH099330A JP15316895A JP15316895A JPH099330A JP H099330 A JPH099330 A JP H099330A JP 15316895 A JP15316895 A JP 15316895A JP 15316895 A JP15316895 A JP 15316895A JP H099330 A JPH099330 A JP H099330A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ゾーン間チャネル切替時における制御回線のト
ラヒック減少および基地局における信号処理の負担軽減
を図る。 【構成】無線ゾーン4−1に属する基地局2−2は移動
局3に隣接無線ゾーンの使用している通信チャネル情報
をTDMスロットの通信チャネル情報チャネルで伝送す
る。移動局3はこのチャネル情報を記憶しておく。移動
局3が地点Aから地点Bに移動して基地局2−2からの
下り通信チャネルTch2の受信レベルが低下すると、
移動局3は隣接無線ゾーンの下り通信チャネルの受信レ
ベルを測定する。この測定結果を受けて、移動局3は通
信チャネルを最も高い受信レベルを示す基地局2−1の
通信チャネルTch1に切り替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は制御局に統括され複数の
無線ゾーンの各各ごとに配置される基地局と上記無線ゾ
ーンを自在に移動するとともに通信チャネルを用いて上
記基地局との間で通信する複数の移動局とを備え、上記
移動局が上記無線ゾーンを移動しても上記基地局および
上記通信チャネルを切り替えて通信を維持する移動通信
システムの無線ゾーン間チャネル切替方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の移動通信システムの無線
ゾーン間チャネル切替方式,例えばセルラー方式の自動
車電話方式等では、基地局の一つとの間で通信中の移動
局は、隣接する無線ゾーンの基地局が送信する制御チャ
ネルの受信レベルおよび通信中の通信チャネルの受信レ
ベルを絶えず測定している。通信中の通信チャネルの受
信電界レベルが所定値より低下すると、この移動局は、
在圏する無線ゾーンから離れつつあると判断し、通信チ
ャネルを制御チャネルの受信レベルが高く,また所定の
条件を満たす隣接無線ゾーンの通信チャネルに切り替え
る。この通信チャネル切替においては、チャネル切替先
の基地局は新たに通信チャネルを割り当てるために、移
動局との間で制御チャネルでの制御信号の送受信を行
い、この制御信号の送受信の後にはじめて切替先の基地
局との間で通信を開始し、同時に切替前の基地局との間
の通信を終了させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の移動通信シ
ステムの無線ゾーン間チャネル切替方式では、多数の移
動局が複数の基地局間を移動する際に、チャネル切替用
制御信号の送受信を行うので、基地局と移動局との間お
よび基地局と制御局との間における制御チャネルおよび
有線制御回線のトラヒックが増大し、また通信チャネル
切替に伴なう基地局での信号処理の負荷が大きくなると
いう問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明による移動通信シ
ステムの無線ゾーン間チャネル切替方式は、複数の無線
ゾーンの各各にそれぞれ配置されるとともに制御局に統
括される基地局と、前記無線ゾーンを自在に移動すると
ともに通信チャネルを用いて前記基地局との間で通信す
る複数の移動局とを備え、前記移動局が前記無線ゾーン
を移動しても前記基地局および前記通信チャネルを切り
替えて前記通信を維持する移動通信システムの無線ゾー
ン間チャネル切替方式において、前記基地局の各各が、
隣接する無線ゾーンで使用している前記通信チャネルの
情報である隣接ゾーン通信チャネル情報を報知する通信
チャネル情報報知手段を備え、前記移動局の各各が、前
記基地局から受けた前記隣接ゾーン通信チャネルの情報
を前記通信の開始直後から記憶する通信チャネル情報記
憶手段と、通信中の前記基地局からの前記通信チャネル
の品質を検出する通信品質検出手段と、前記通信チャネ
ルの品質劣化が検出されると前記隣接ゾーン通信チャネ
ルの下り受信レベルを測定する受信レベル測定手段と、
前記通信チャネルを最も高い受信レベルが測定された自
無線ゾーンまたは前記隣接無線ゾーンの通信チャネルに
設定する通信チャネル切替手段とを備える。
【0005】前記移動通信システムの無線ゾーン間チャ
ネル切替方式の第1の実施態様は、前記基地局が、前記
隣接ゾーン通信チャネル情報を前記移動局に送信中の前
記通信チャネルに常に乗せて送信する構成をとることが
できる。
【0006】前記移動通信システムの無線ゾーン間チャ
ネル切替方式の第2の実施態様は、前記基地局が、前記
隣接ゾーン通信チャネル情報を前記移動局に送信中の前
記通信チャネルに間欠的に乗せて送信する構成をとるこ
とができる。
【0007】前記移動通信システムの無線ゾーン間チャ
ネル切替方式の第3の実施態様は、前記移動局の各各
が、複数の前記移動局を複数群にグルーピングしたうち
の群内の移動局とのみグループ通信を行い、前記移動局
の各群には、予め定めたTDMチャネルである前記通信
チャネルを割当てている構成をとることができる。
【0008】前記移動通信システムの無線ゾーン間チャ
ネル切替方式の第4の実施態様は、前記移動局の各各
が、限定された前記無線ゾーンでのみ通信できる構成を
とることができる。
【0009】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0010】図1は本発明の一実施例による移動通信シ
ステムのシステム構成図である。
【0011】この移動通信システムは複数,ここでは5
つの無線ゾーン4−1,4−2,4−3,4−4および
4−5をサービスエリアとしている。無線ゾーン4−
1,4−2,4−3,4−4および4−5には基地局2
−1,2−2,2−3,2−4および2−5がそれぞれ
配置され、基地局2−1ないし2−5は有線回線で制御
局1に接続されまた統括されている。移動局3は無線ゾ
ーン4−1ないし4−5を自在に移動するとともに通信
チャネルTchを用いて基地局2−1ないし2−5うち
の所定の条件を満たす局との間で通信する。なお、この
移動通信システムは移動局3と同じ機能を有する複数の
移動局を含んでいる。
【0012】いま、移動局3が無線ゾーン4−2のほぼ
中心にある地点Aにあり、この移動局3は通信チャネル
Tch2を通じて基地局2−2と通信している。なお一
般には、移動局3は基地局2−2を介してさらに別の基
地局および移動局と通信することが多い。次に、移動局
3が無線ゾーン4−2の周辺地点Bを経て無線ゾーン4
−1内の地点Cに移動すると、移動局3は地点B付近で
通信チャネルTch2を基地局4−1の通信チャネルT
ch1に切り替えて基地局2(基地局2−1ないし2−
5のいずれかを表わす)との通信を維持する。
【0013】上述した移動通信システムの無線ゾーン間
チャネル切替についてさらに詳しく説明する。
【0014】移動局3と通信中の基地局2−2は、隣接
する無線ゾーン4−1,4−3,4−4および4−5で
使用している通信チャネルの情報,つまり隣接する基地
局4−1,4−3,4−4および4−5で使用している
通信チャネルの情報である隣接ゾーン通信チャネル情報
を通信中の通信チャネルTch2を用いて移動局3に報
知している。
【0015】移動局3は基地局2−2から受けた隣接ゾ
ーン通信チャネル情報を通信の開始直後から通信チャネ
ル情報記憶部に記憶する。移動局3は、また、基地局2
−2が送信する通信チャネルTch2の品質,例えば受
信レベルを通信品質検出部で絶えず検出している。移動
局3が地点Bに移動し、上記通信品質検出部が通信チャ
ネルTch2の品質劣化を検出すると、移動局3の内蔵
する受信レベル測定部が、既に記憶している隣接無線ゾ
ーンの基地局2−1,2−3,2−4および2−5で使
用している全ての通信チャネルTch1,Tch3,T
ch4およびTch5の下り受信レベルを測定する。移
動局3は地点Bでは基地局4−1で使用している通信チ
ャネルTch1の受信レベルを最も高く測定するので、
移動局3は通信チャネル切替部によって通信チャネルT
ch2を基地局4−1の通信チャネルTch1に切り替
える。この後、移動局3は無線ゾーン4−1内の地点C
に移動するが、切替後の通信チャネルTch1を維持し
て基地局2−1との間の通信を継続する。
【0016】図2は本実施例の基地局2から移動局3へ
送る通信チャネルTchの信号構成図であり、(a)お
よび(b)の2信号構成例を示している。また、図3は
通信チャネルTchに含まれる隣接ゾーン通信チャネル
情報の信号構成図である。ここに示した通信チャネルT
chはTDM方式の1スロットである。なお、通信用チ
ャネルTchは、複数の無線チャネル(周波数チャネ
ル)のいずれかと複数のTDMスロットのいずれかとの
組み合せで識別される必要がある。
【0017】図2(a)を参照すると、この通信チャネ
ルTchは、この通信チャネルのオーバーヘッドを伝送
する無線制御チャネル(RCCH)と、隣接ゾーン通信
チャネル情報を伝送する通信チャネル情報チャネル(C
CTCH)と、通信情報を伝送する情報チャネル(TC
H)と、上記情報チャネルに付随した制御用情報を伝送
する低速付随制御チャネル(SACCH)とを含むTD
Mチャネルである。この通信チャネルTchを用いる
と、基地局2は通信チャネルTchの送信ごとに隣接ゾ
ーン通信チャネル情報を送信できる。なお、情報チャネ
ルでは音声信号,データ信号,通話制御信号等を伝送
し、低速付随制御チャネルは情報チャネルの種別を示す
信号を伝送する。
【0018】図2(b)を参照すると、この通信チャネ
ルTchは、この通信チャネルのオーバーヘッドを伝送
する無線制御チャネル(RCCH)と、通信情報を伝送
する情報チャネル(TCH)と、上記情報チャネルに付
随して制御用情報を伝送する低速付随制御チャネル(S
ACCH)とを含むTDMチャネルである。情報チャネ
ル(TCH)では音声信号,データ信号,通話制御信号
および隣接ゾーン通信チャネル情報等を伝送し、低速付
随制御チャネルは情報チャネルの種別を示す信号を伝送
する。この通信チャネルTchを用いる場合には、基地
局2は隣接ゾーン通信チャネル情報を情報チャネルTC
Hに間欠的に乗せて伝送することができる。
【0019】図3を参照すると、図2(a)の通信チャ
ネル情報チャネル(CCTCH)または図2(b)の情
報チャネル(TCH)に乗せて伝送される隣接ゾーン通
信チャネル情報は、該当する基地局2の無線ゾーンに隣
接する無線ゾーン(隣接無線ゾーン)の数nと、隣接無
線ゾーンの符号と、隣接無線ゾーンの各各に対応する通
信チャネル情報とからなる。通信チャネル情報は無線チ
ャネル番号と同じ意味を持つ周波数番号とTDMチャネ
ルのスロット番号とからなる。なお、基地局2の使用で
きる通信チャネルTchは周波数番号とスロット番号の
組み合せによる一般に複数チャネルである。
【0020】図1および図3を併せ参照すると、移動局
3が地点Aにいるときには、移動局3は基地局2−2か
ら下り通信チャネルTch2を受けている。基地局2−
2の隣接無線ゾーンは無線ゾーン2−1,2−3,2−
4および2−5である。従って、基地局2−2は、隣接
無線ゾーン数4,基地局2−1,2−3,2−4および
2−5の符号,およびこれら基地局で使用している通信
チャネルTch,例えばTch1,Tch3,Tch4
およびTch5にそれぞれ対応する周波数番号およびス
ロット番号からなる隣接ゾーン通信チャネル情報を通信
チャネルTch2に乗せて送信する。
【0021】図4は本実施例に用いた基地局2のブロッ
ク図である。
【0022】基地局2は、制御装置21と、自局のI
D,隣接無線ゾーンの符号,隣接無線ゾーンで使用中の
通信チャネルTchの情報(隣接ゾーン通信チャネル情
報,つまり周波数番号およびスロット番号),等を記憶
しておくメモリ22と、スロットごとに周波数を変える
ことが可能なホッピングシンセサイザ23と、送信機2
4と、受信機25と、アンテナ共用器26と、アンテナ
27とを備えている。なお、隣接ゾーン通信チャネル情
報は制御局1を介して隣接無線ゾーンから集められる。
また、メモリ22には通信チャネルTchとして自局で
使用中の周波数番号およびスロット番号も記憶されてい
る。制御装置21は次のTDMスロットが通信チャネル
であれば、メモリ22の情報から、ホッピングシセサイ
ザ23に周波数番号を指定し、送信機24に対して自局
のIDおよび隣接ゾーン通信チャネル情報を含んだ通信
チャネルTchを送出するように指示する。
【0023】図5は本実施例に用いた移動局3のブロッ
ク図である。
【0024】移動局3は、制御装置31と、基地局2か
ら受けた隣接ゾーン通信チャネル情報を通信の開始直後
から記憶するメモリ32と、制御装置31の指示により
受信する通信チャネルTchごとに周波数を変えるシン
セサイザ33と、送信機34と、受信機35と、アンテ
ナ共用器36と、アンテナ37と、基地局2から受ける
通信チャネルTchの受信レベル,信号誤り率等の受信
品質および隣接無線ゾーンで使用中の通信チャネルの受
信レベルを測定する品質測定装置38とを備える。
【0025】図6は本実施例の移動局3の動作を示すフ
ローチャートである。
【0026】図1,図5および図6を併せ参照すると、
移動局3は無線ゾーン4−1内の地点Aにおいて基地局
2−2と通信チャネルTch2を使用して通信を開始す
る。移動局3は下り通信チャネルTchをアンテナ3
7,アンテナ共用器36および受信機35を介して制御
装置31に受ける。メモリ32は、通信開始直後から、
下り通信チャネルTch2によって伝送されている隣接
ゾーン通信チャネル情報を制御装置31から受けて記憶
している(ステップ1)。移動局3が無線ゾーン4−2
内にいるときに通信が終了すると(ステップ2のy)、
制御装置31は基地局2−2との通信を終了させる(ス
テップ3)。
【0027】通信の継続中(ステップ2のn)には、品
質測定装置38が下り通信チャネルTch2の受信レベ
ルを絶えず測定している(ステップ4)。この受信レベ
ルが所定レベル以上であれば(ステップ5のn)、移動
局3はステップ2からの動作を繰り返し、制御装置31
は基地局2−2と通信チャネルTchを用いた通信を継
続させる。ここで、移動局3が無線ゾーン4−1寄りの
無線ゾーン4−2の端にある地点Bに移動すると、品質
測定装置38が下り通信チャネルTch2の受信レベル
劣化を検出して制御装置31に知らせる(ステップ5の
y)。
【0028】通信中の通信チャネルTch2の受信レベ
ル劣化の検出報告を受けると、制御装置31はメモリ3
2に記憶している隣接無線ゾーンの基地局2−1,2−
3,2−4および2−5で使用している全ての通信チャ
ネルTch1,Tch3,Tch4およびTch5の下
り受信レベルを品質測定装置38に測定させる(ステッ
プ6およびステップ7のn)。全隣接無線ゾーンの基地
局からの下り通信チャネルの受信レベル測定が終了する
と(ステップ7のy)、制御装置31はシンセサイザ3
3の周波数を制御して受信機35の通信チャネルTch
を自無線ゾーンの基地局2−2および隣接無線ゾーンの
基地局からの下り通信チャネルTch1〜Tch5のう
ちの最も受信レベルの高い通信チャネルに設定する。地
点Bでは品質測定装置38が基地局4−1で使用してい
る通信チャネルTch1の受信レベルを最も高く測定す
るので、制御装置31は受信機35の受信していた通信
チャネルTch2を基地局4−1の通信チャネルTch
1に切り替える(ステップ8)。この後、移動局3は、
ステップ2の動作に戻り、基地局2−1との間の通信を
切替後の通信チャネルTch1を維持して継続する。こ
の状態は移動局3が無線ゾーン4−1内の地点Cに移動
しても続く。
【0029】以上、実施例を用いて説明した本発明によ
る移動通信システムの無線ゾーン間チャネル切替方式
は、公共業務用デジタル移動通信システムやMCAシス
テムに代表されるグループ通信用の移動通信システムに
特に有効である。グループ通信ではサービスエリア内の
移動局を複数の群にグルーピングし、移動局は群内の移
動局N局と1対N通信を行う。このようなグループ通信
の場合には、基地局2の各各は、移動局の各群ごとに通
信チャネルTchを予め定め、この通信チャネルTch
を用いて間断なく通信できるようにすることが多い。こ
のように各移動局群の使用する通信チャネルを予め定め
ておくと、移動局3における通信チャネル選局の負担が
軽くなる。
【0030】なお、本発明による移動通信システムの無
線ゾーン間チャネル切替方式は、従来からあるMCAシ
ステムのように、移動局3が通信できる無線ゾーン4の
範囲を限定してよいことは勿論である。この場合には、
基地局2または移動局3に通信できる相手局を限定する
機能を設けておく。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、複数の基
地局の各各が、隣接する無線ゾーンで使用している前記
通信チャネルの情報である隣接ゾーン通信チャネル情報
を報知する通信チャネル情報報知手段を備え、複数の移
動局の各各が、前記基地局から受けた前記隣接ゾーン通
信チャネルの情報を前記通信の開始直後から記憶する通
信チャネル情報記憶手段と、通信中の前記基地局からの
前記通信チャネルの品質を検出する通信品質検出手段
と、前記通信チャネルの品質劣化が検出されると前記隣
接ゾーン通信チャネルの下り受信レベルを測定する受信
レベル測定手段と、前記通信チャネルを最も高い受信レ
ベルが測定された自無線ゾーンまたは前記隣接無線ゾー
ンの通信チャネルに設定する通信チャネル切替手段とを
備えるので、チャネル切替用の制御信号の送受信を一切
必要とせずに前記移動局が単独で通信チャネルの切り替
えを実行でき、チャネル切替時において無線および有線
制御回線のトラヒックを軽減できるとともに基地局での
信号処理の負荷軽減ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のシステム構成図である。
【図2】本実施例の基地局2から移動局3へ送る通信チ
ャネルTchの信号構成図であり、(a)は第1の例,
(b)は第2の例を示している。
【図3】通信チャネルTchに含まれる隣接ゾーン通信
チャネル情報の信号構成図である。
【図4】本実施例に用いた基地局2のブロック図であ
る。
【図5】本実施例に用いた移動局3のブロック図であ
る。
【図6】本実施例の移動局3の動作を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 制御局 2−1〜2−5 基地局 3 移動局 4−1〜4−5 無線ゾーン 21 制御装置 22 メモリ 23 ホッピングシンセサイザ 24 送信機 25 受信機 26 アンテナ共用器 27 アンテナ 31 制御装置 32 メモリ 33 シンセサイザ 34 送信機 35 受信機 36 アンテナ共用器 37 アンテナ 38 品質測定装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の無線ゾーンの各各にそれぞれ配置
    されるとともに制御局に統括される基地局と、前記無線
    ゾーンを自在に移動するとともに通信チャネルを用いて
    前記基地局との間で通信する複数の移動局とを備え、前
    記移動局が前記無線ゾーンを移動しても前記基地局およ
    び前記通信チャネルを切り替えて前記通信を維持する移
    動通信システムの無線ゾーン間チャネル切替方式におい
    て、 前記基地局の各各が、隣接する無線ゾーンで使用してい
    る前記通信チャネルの情報である隣接ゾーン通信チャネ
    ル情報を報知する通信チャネル情報報知手段を備え、 前記移動局の各各が、前記基地局から受けた前記隣接ゾ
    ーン通信チャネルの情報を前記通信の開始直後から記憶
    する通信チャネル情報記憶手段と、通信中の前記基地局
    からの前記通信チャネルの品質を検出する通信品質検出
    手段と、前記通信チャネルの品質劣化が検出されると前
    記隣接ゾーン通信チャネルの下り受信レベルを測定する
    受信レベル測定手段と、前記通信チャネルを最も高い受
    信レベルが測定された自無線ゾーンまたは前記隣接無線
    ゾーンの通信チャネルに設定する通信チャネル切替手段
    とを備えることを特徴とする移動通信システムの無線ゾ
    ーン間チャネル切替方式。
  2. 【請求項2】 前記基地局が、前記隣接ゾーン通信チャ
    ネル情報を前記移動局に送信中の前記通信チャネルに常
    に乗せて送信することを特徴とする請求項1記載の移動
    通信システムの無線ゾーン間チャネル切替方式。
  3. 【請求項3】 前記基地局が、前記隣接ゾーン通信チャ
    ネル情報を前記移動局に送信中の前記通信チャネルに間
    欠的に乗せて送信することを特徴とする請求項1記載の
    移動通信システムの無線ゾーン間チャネル切替方式。
  4. 【請求項4】 前記移動局の各各が、複数の前記移動局
    を複数群にグルーピングしたうちの群内の移動局とのみ
    グループ通信を行い、 前記移動局の各群には、予め定めたTDMチャネルであ
    る前記通信チャネルが割当てられていることを特徴とす
    る請求項1記載の移動通信システムの無線ゾーン間チャ
    ネル切替方式。
  5. 【請求項5】 前記移動局の各各が、限定された前記無
    線ゾーンでのみ通信できることを特徴とする請求項1記
    載の移動通信システムの無線ゾーン間チャネル切替方
    式。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001031962A1 (fr) * 1999-10-27 2001-05-03 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Terminal de communication mobile et procede de gestion de transfert
US7254409B2 (en) 2000-04-14 2007-08-07 Ntt Docomo, Inc. Multicast service providing system, multicast service providing method, information distributor, radio terminal, and radio base station
US8364196B2 (en) 2000-01-17 2013-01-29 Sisvel International S.A. Cell reselection signalling method
JP2020053830A (ja) * 2018-09-27 2020-04-02 株式会社日立国際電気 Fdmaデジタル無線システム

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