JP2000197093A - 無線通信装置及びその制御方法 - Google Patents

無線通信装置及びその制御方法

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JP2000197093A
JP2000197093A JP36912698A JP36912698A JP2000197093A JP 2000197093 A JP2000197093 A JP 2000197093A JP 36912698 A JP36912698 A JP 36912698A JP 36912698 A JP36912698 A JP 36912698A JP 2000197093 A JP2000197093 A JP 2000197093A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通話の切断とゾーン面積の縮小を招くことな
く、高速移動時のゾーン切替え(ハンドオーバ)を行
う。 【解決手段】 基地局からの受信レベルの時間的な変動
傾向から移動機の移動速度を表す情報を取得し、該情報
に基づいてハンドオーバしきい値を変化させるようにし
た。高速移動時と低速移動時の各々に適合したしきい値
を設定することができ、高速移動時のハンドオーバ処理
を早めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信装置及び
その制御方法に関し、例えば、PHS(personalhandy-
phone system)方式の無線通信装置及びその制御方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】PHS方式の移動電話システムは、図8
に示すように、サービスエリア1を複数のゾーン(セル
ともいう)2に分け、各ゾーン2の中央部付近に設置さ
れた基地局3を介して、一般加入電話機、ISDN端
末、自動車電話機又は他のPHS端末と移動機4との間
で音声やデータの送受信を行うというものであり、携帯
・自動車電話システムと同様の小ゾーン方式の移動通信
システムを構成するが、携帯・自動車電話のゾーン半径
が数Kmであるのに対して、PHS方式のそれは数10
0mと狭い点で相違する。
【0003】PHS方式における無線回線は、1.9G
Hz帯で計77チャネル(チャネル番号1〜77)確保
されており、現在、そのうちの40チャネルが屋外公衆
で利用されている。チャネル番号のいくつかは各事業者
用の制御チャネル(12、18、73、75及び77)
である。各チャネルの伝送方式は、TDMA(時分割多
元接続)/TDD(時分割双方向伝送)方式であり、T
DMAによって送受それぞれ四つのスロットを確保する
とともに、TDDで送受信の双方向通信を可能にしてい
る。
【0004】図9は、1回線当たりのスロット構成図で
あり、T1〜T4は基地局3からの送信に用いられる送
信スロット、R1〜R4は基地局3への受信に用いられ
る受信スロットである。
【0005】送受信スロットの1組(T1及びR1)は
チャネル割当処理等に用いられる制御用スロットであ
り、残りのスロットの組(T2とR2、T3とR3、T
4とR4)を各移動機4に動的に割り当て(チャネル番
号の割り当てと合わせてリンクチャネル割り当てとい
う)、1回線当たり同時に3台の移動機4との間で多元
接続を行う。
【0006】図10は、リンクチャネル割り当ての一例
であり、この例では、送受信スロットの3番目(T3及
びR3)を任意の移動機4に割り当てている。すなわ
ち、移動機4は、制御チャネル(チャネル番号12、1
8、73、75又は77のうちの一つ)を用いて基地局
3にリンクチャネル確立要求を出し、基地局3からのリ
ンクチャネル割り当て(12、18、73、75又は7
7以外の一つのチャネル番号とそのスロット番号;スロ
ット番号はこの場合T3及びR3)を受け取ると、この
割り当てチャネルを用いて以降の呼設定等処理及び通信
シーケンスを実行する。
【0007】ところで、移動通信システムにあっては、
歩行や車両などによる移動を伴う通信が行われた場合
に、しばしば一つのゾーンから他のゾーンへと位置が変
化することがあり、一の基地局から他の基地局への切替
え機能(いわゆるハンドオーバ機能)が欠かせない。
【0008】図11は、ハンドオーバ機能の模式図であ
り、5は切替元の基地局(以下「一の基地局」)、6は
一の基地局5の有効電波エリア(受信不能の不感帯レベ
ルLL以上の電界強度のエリア)、7は切替先の基地局
(以下「他の基地局」)、8は他の基地局7の有効電波
エリア、9a〜9cは同一の移動機(但し、位置が異な
る)である。
【0009】移動機9aは一の基地局5の有効電波エリ
ア6に位置し、且つ、他の基地局7の有効電波エリア8
からは外れている。したがって、移動機9aは一の基地
局5との間で通信を行うが、例えば、両エリア6、8の
オーバラップ部分に位置したときは、何れの基地局5、
7とも通信を行うことができる。
【0010】ここに、6a、8aは両有効電波エリア
6、8の電界強度を示す特性線である。なお、一般に電
界強度は電波発射点(図では基地局5、7の位置)から
の距離の4乗に反比例して減少するが、図では単純な曲
線で描いている。
【0011】従来のハンドオーバ機能は、移動機9bの
受信レベルが所定のしきい値SL(以下「ハンドオーバ
しきい値」という)を下回ったときに、他の基地局7に
対してリンクチャネル確立要求を出し、他の基地局7か
らのリンクチャネル割り当てを受け取ると、そのチャネ
ル及びスロットを用いて他の基地局7と移動機9b、9
cとの間で通信を継続するというものである。これによ
れば、一の基地局5のゾーンから他の基地局7のゾーン
へと位置を変化する移動機9a、9b及び9cの通信を
途絶することなく、ゾーンの切替え(ハンドオーバ)を
行うことができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のハンドオーバ機能にあっては、移動機9bの受信レ
ベルが単にハンドオーバしきい値SLを下回ったとき
に、他の基地局7に対してリンクチャネル確立要求を出
すというものであったため、例えば、移動機9bの移動
速度が速い場合は、上記しきい値判定を行っている間に
一の基地局5の有効電波エリア6を外れてしまうことが
あり、通話が切断されてしまうという問題点があった。
【0013】これは、ハンドオーバしきい値SLが固定
値であって、且つ、しきい値判定の開始タイミングta
から有効電波エリア6を外れるタイミングtbまでの間
にごく僅かな余裕時間Δtしかないからであり、歩行程
度のゆっくりした速度であれば、かかる余裕時間Δtで
も充分であるが、例えば、自動車や電車などで高速移動
している際には短すぎる時間であるからである。
【0014】なお、ハンドオーバしきい値SLをあらか
じめ高めに設定しておけば、taを前にずらしてΔtを
長くでき、早めのハンドオーバを行うことができるもの
の、そうすると、実質的なゾーン面積の縮小を招くから
好ましくない。
【0015】したがって、本発明が解決しようとする課
題は、通話の切断とゾーン面積の縮小を招くことなく、
高速移動時のゾーン切替え(ハンドオーバ)を行うこと
にある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、基地局からの
受信レベルの時間的な変動傾向から移動機の移動速度を
表す情報を取得し、該情報に基づいてハンドオーバしき
い値を変化させるようにした。
【0017】具体的には、請求項1記載の無線通信装置
は、基地局からの受信レベルの時間的な変動傾向を把握
する把握手段と、前記変動傾向から移動機の移動速度を
表す情報を取得する取得手段と、前記情報に基づいてハ
ンドオーバしきい値を変化させる変化手段と、を備えた
ことを特徴とし、請求項2記載の無線通信装置は、請求
項1記載の無線通信装置において、前記把握手段は、基
地局からの現在と過去の少なくとも二つの受信レベルの
変動を把握することを特徴とし、請求項3記載の無線通
信装置は、請求項1記載の無線通信装置において、前記
把握手段は、基地局からの現在と過去の二つの受信レベ
ルを検出し、該二つの受信レベルの値から一次関数直線
を求め、該関数直線の傾きを時間的な変動傾向として把
握することを特徴とし、請求項4記載の無線通信装置
は、請求項2又は請求項3記載の無線通信装置におい
て、前記受信レベルは、複数の受信スロットの受信レベ
ルを平均化した値であることを特徴とし、請求項5記載
の無線通信装置の制御方法は、基地局からの受信レベル
の時間的な変動傾向を把握する第1ステップと、前記変
動傾向から移動機の移動速度を表す情報を取得する第2
ステップと、前記情報に基づいてハンドオーバしきい値
を変化させる第3ステップと、を含むことを特徴とし、
請求項6記載の無線通信装置の制御方法は、請求項5記
載の無線通信装置の制御方法において、前記第1ステッ
プは、基地局からの現在と過去の少なくとも二つの受信
レベルの変動を把握することを特徴とし、請求項7記載
の無線通信装置の制御方法は、請求項5記載の無線通信
装置の制御方法において、前記第1ステップは、基地局
からの現在と過去の二つの受信レベルを検出し、該二つ
の受信レベルの値から一次関数直線を求め、該関数直線
の傾きを時間的な変動傾向として把握することを特徴と
し、請求項8記載の無線通信装置の制御方法は、請求項
6又は請求項7記載の無線通信装置の制御方法におい
て、前記受信レベルは、複数の受信スロットの受信レベ
ルを平均化した値であることを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を適用したPHS
方式の携帯電話装置のブロック図であり、10は主とし
て1.9GHz帯の周波数域に同調したアンテナ、11
はアンテナ10を送受信で共有する送受共有部、12は
送信信号の増幅等を行う送信部、13は受信信号の増幅
等を行う受信部、14は送信信号/受信信号の変調/復
調を行う変復調部、15は送受信信号のTDMA/TD
D処理等を行うチャネルコーデック部、16は音声信号
のADPCM処理等を行う音声コーデック部、17は音
声の送受話を行う送受話器、18はチャネルコーデック
部15を制御してリンクチャネル確立シーケンスなどの
携帯電話機の動作制御を行う制御部である。
【0019】図2は、制御部18のブロック図であり、
18aは携帯電話機の動作制御プログラム及び通信制御
プログラムを実行するCPU(発明の要旨に記載の把握
手段、取得手段及び変化手段に相当)、18bは該プロ
グラムを格納するROM、18cはCPU18aの作業
領域として用いられるRAM、18dは電話番号や送受
信情報又は動作メッセージ等を表示する表示部、18e
は電話番号入力用のキー群を含むキー入力部、18fは
チャネルコーデック15などとの間でデータの入出力を
行う入出力部である。
【0020】RAM18cには、同図右側に示すように
複数個(図では便宜的に5個)の領域が確保されてお
り、これらの領域は後述のレベル記憶領域M1〜M5と
して使用される。
【0021】図3は、本実施の形態における通信制御プ
ログラムのフローチャートである。このフローチャート
は、所定の発呼/着呼操作(例えばフックボタン操作)
に応答して制御部18のCPU18aで実行される。
【0022】このプログラムは、まず、(S1)CS
(Cell Station;基地局)からの制御チャネル(チャネ
ル番号1〜77のうち当該事業者に割り当てられた制御
チャネル)を捕捉して最寄りのCS検索を行い、次に、
(S2)そのCSに対してリンクチャネル確立要求を出
し、(S3)CSからリンクチャネル割り当て(チャネ
ル番号1〜77のうち制御チャネル以外の一つのチャネ
ル番号とそのスロット番号)を受け取ると、(S4)割
り当てられたチャネル番号の周波数とスロットに切替
え、(S5)バースト信号や所定の制御情報のやり取り
を行って呼設定等処理を実行し、(S6)通信シーケン
スを行って(S7)、通信を完了すると、(S8)チャ
ネルを解放してプログラムを終了するというものであ
る。
【0023】ここで、本実施の形態の特徴は、通信処理
S6の実行中に、定期的に破線で示す処理を行う点にあ
る。
【0024】すなわち、この特徴的な処理は、CSから
の受信レベルを検出するステップS10と、検出した受
信レベルを時系列的にRAM18cのレベル記憶領域M
1〜M5に記憶するステップS11と、レベル記憶領域
M1〜M5に記憶した記憶値の変動量を演算するステッ
プS12と、該変動量が所定値以上であるか否かを判定
するステップS13と、ステップS13の判定結果がY
ESのときに高しきい値を選択してハンドオーバしきい
値とするステップS14と、ステップS13の判定結果
がNOのときに低しきい値を選択してハンドオーバしき
い値とするステップS15と、該ハンドオーバしきい値
を用いてCSの切替え処理(ハンドオーバ処理)を行う
ステップS16とを備えるというものである。
【0025】図4は、ステップS16におけるハンドオ
ーバ処理のフローチャートである。このフローチャート
では、(S17)CSからの受信レベルを検出し、(S
18)その受信レベルとハンドオーバしきい値(上記ス
テップS13の判定結果に応じた高しきい値又は低しき
い値)を比較して、受信レベルがハンドオーバしきい値
を下回るときに、(S19)切替え先CSにリンクチャ
ネル確立要求を出し、(S20)そのCSからのリンク
チャネル割り当てを受け付けると、(S21)その割り
当てチャネルのチャネル番号と割り当てスロットに切替
え、(S22)呼設定等処理を行った後、図3の通信処
理にリターンする。
【0026】図5〜図7は、レベル記憶領域M1〜M5
の記憶内容と移動機の移動状態との関係図であり、図5
は停止中(移動速度ゼロ)の場合、図6は低速移動の場
合、図7は高速移動の場合を示す図である。
【0027】図5において、L1は停止位置におけるC
Sからの受信レベルであり、レベル記憶領域M1〜M5
の各領域には、図3のステップS11の定期的実行に伴
って同一の値(L1)が記憶されている。かかる記憶値
の変動量は、例えば、M1とM2の差、M2とM3の
差、M3とM4の差及びM4とM5の差で与えられ、時
系列的にM1→M2→M3→M4→M5と記憶されたと
すると、最新の変動量はM4とM5の差で与えられる。
フェージングやマルチパスなどの影響を無視すれば、停
止中の変動量は当然のことながらゼロになる。
【0028】一方、低速移動の場合は、その移動速度を
一定とすると、図6に示すように、レベル記憶領域M1
〜M5の各領域には、図3のステップS11の定期的実
行に伴って徐々に減少する値(L10、L11、……)
が記憶され、かかる記憶値の変動量も停止中と同様にM
1とM2の差、M2とM3の差、M3とM4の差及びM
4とM5の差で与えられるが、その変動量、例えば最新
の変動量(M4−M5)は、L13>L14であるか
ら、停止中と違って負の値になる。
【0029】かかる変動量の振る舞いは、高速移動の場
合も同様である。すなわち、図7に示すように、レベル
記憶領域M1〜M5の各領域には、図3のステップS1
1の定期的実行に伴って徐々に減少する値(L21、L
22、……)が記憶され、その変動量、例えば最新の変
動量(M4−M5)も、L24>>L25であるから、負
の値になるが、変動量の大きさに着目すると、低速移動
に対して高速移動の場合は明らかに大きくなる。
【0030】したがって、図3のステップS13の判定
基準値(図では“所定値”)を負の適切な値に設定する
ことにより、高速移動時と低速移動時を正しく判別する
ことができ、高速移動の場合に高しきい値を選択(図3
のステップS14)するとともに、低速移動の場合に低
しきい値を選択(図3のステップS14)することがで
きる。その結果、図4のステップ18で用いるしきい値
(ハンドオーバしきい値)を移動機の速度に合わせて可
変とすることができ、高速移動の場合のハンドオーバ処
理を早めて(図11のtaを前にずらすことに相当)、
通話の切断や実質的なゾーン縮小を招くことなく、ゾー
ン切替え(ハンドオーバ)を行うことができるという格
別の効果が得られるのである。
【0031】なお、以上の説明では、RAM18cに複
数個の領域(M1〜M5)を確保し、通信処理中に定期
的にCSからの受信レベルを検出しながら各領域に記憶
して、その記憶値の差から受信レベルの変動量を求めて
いるが、これに限らない。要は、CSからの受信レベル
の時間的な変動傾向を把握できればよく、例えば、現在
と過去の少なくとも二つの時点の受信レベルを検出し
て、その差を変動量としてもよい。この場合、RAM1
8cの確保領域を二つにできる。さらに、現在と過去の
少なくとも二つの時点の受信レベルから一次関数直線を
求めてもよい。該関数直線の傾きで移動機の移動速度を
表すことができる(傾きが急な場合は高速移動であ
る)。
【0032】また、実際の運用にあたっては、フェージ
ングやマルチパス若しくはノイズの影響に伴う受信レベ
ルの一時的変動に考慮を払わなければならない。これに
は、図3のステップS10や図17のステップS17に
おける受信レベルの検出を平均値による検出にするのが
効果的である。
【0033】例えば、図3のステップS10における受
信レベルの検出を3〜5スロット程度の平均値……時間
長でみると3スロット×5ms=15msの時間平均値
乃至5スロット×5ms=25msの時間平均値……と
し、図4のステップS17における受信レベルの検出を
20スロット程度の平均値……時間長でみると20スロ
ット×5ms=100msの時間平均値……としてもよ
い。1スロット程度の変動があった場合でも移動速度と
ハンドオーバの判定への影響を軽減でき、ハンドオーバ
処理の安定性を向上できる。さらに、移動速度の検出
は、上記受信レベルの変化に限定されることなく、例え
ば、GPS等の位置検出システムにより検出された位置
の時間的変化に基づいて移動速度を検出してもよい。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、基地局からの受信レベ
ルの時間的な変動傾向から移動機の移動速度を表す情報
を取得し、該情報に基づいてハンドオーバしきい値を変
化させるようにしたので、高速移動時と低速移動時の各
々に適合したしきい値を設定することができ、高速移動
時のハンドオーバ処理を早めることができる。
【0035】したがって、通話の切断とゾーン面積の縮
小を招くことなく、高速移動時のゾーン切替え(ハンド
オーバ)を行うことができるという格別の効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態のブロック図である。
【図2】制御部のブロック図である。
【図3】通信制御プログラムのフローチャートである。
【図4】ハンドオーバ処理のフローチャートである。
【図5】レベル記憶領域の記憶内容と移動機の移動状態
(停止中)との関係図である。
【図6】レベル記憶領域の記憶内容と移動機の移動状態
(低速移動時)との関係図である。
【図7】レベル記憶領域の記憶内容と移動機の移動状態
(高速移動時)との関係図である。
【図8】小ゾーン方式の概念図である。
【図9】PHS方式のフレーム構成図である。
【図10】チャネル割り当ての一例図である。
【図11】ハンドオーバの説明図である。
【符号の説明】
18a CPU(把握手段、取得手段、変化手段)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地局からの受信レベルの時間的な変動
    傾向を把握する把握手段と、 前記変動傾向から移動機の移動速度を表す情報を取得す
    る取得手段と、 前記情報に基づいてハンドオーバしきい値を変化させる
    変化手段と、 を備えたことを特徴とする無線通信装置。
  2. 【請求項2】 前記把握手段は、基地局からの現在と過
    去の少なくとも二つの受信レベルの変動を把握すること
    を特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
  3. 【請求項3】 前記把握手段は、基地局からの現在と過
    去の二つの受信レベルを検出し、該二つの受信レベルの
    値から一次関数直線を求め、該関数直線の傾きを時間的
    な変動傾向として把握することを特徴とする請求項1記
    載の無線通信装置。
  4. 【請求項4】 前記受信レベルは、複数の受信スロット
    の受信レベルを平均化した値であることを特徴とする請
    求項2又は請求項3記載の無線通信装置。
  5. 【請求項5】 基地局からの受信レベルの時間的な変動
    傾向を把握する第1ステップと、 前記変動傾向から移動機の移動速度を表す情報を取得す
    る第2ステップと、 前記情報に基づいてハンドオーバしきい値を変化させる
    第3ステップと、 を含むことを特徴とする無線通信装置の制御方法。
  6. 【請求項6】 前記第1ステップは、基地局からの現在
    と過去の少なくとも二つの受信レベルの変動を把握する
    ことを特徴とする請求項5記載の無線通信装置の制御方
    法。
  7. 【請求項7】 前記第1ステップは、基地局からの現在
    と過去の二つの受信レベルを検出し、該二つの受信レベ
    ルの値から一次関数直線を求め、該関数直線の傾きを時
    間的な変動傾向として把握することを特徴とする請求項
    5記載の無線通信装置の制御方法。
  8. 【請求項8】 前記受信レベルは、複数の受信スロット
    の受信レベルを平均化した値であることを特徴とする請
    求項6又は請求項7記載の無線通信装置の制御方法。
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