JPH0969933A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH0969933A
JPH0969933A JP7245489A JP24548995A JPH0969933A JP H0969933 A JPH0969933 A JP H0969933A JP 7245489 A JP7245489 A JP 7245489A JP 24548995 A JP24548995 A JP 24548995A JP H0969933 A JPH0969933 A JP H0969933A
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JP
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JP7245489A
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English (en)
Inventor
Kazuoki Hanazawa
和興 花沢
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Data Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カバーシート等、一部の内容に相違がある原
稿を自動的に順次同報送信する。 【構成】 原稿記憶部14には、全ての宛先に共通の共
通原稿が記憶されている。これは宛先毎に毎回読み出さ
れる。カバーシート記憶部15には、各宛先に対応する
別々の内容のカバーシートが記憶されている。順次同報
送信を行う場合、宛先毎に電話番号が読み出されるが、
これに対応するカバーシートがその都度カバーシート記
憶部15から読み出され、同報送信制御部5によって合
成されて送信される。カバーシートだけでなく原稿に共
通部分と宛先毎に別個の部分とが含まれているような場
合にも同様の手順で順次自動的に同報送信ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリによる順
次同報送信を行う場合に、宛先毎に異なる内容の原稿等
を共通の内容の原稿に含めて送信できるファクシミリ装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置には、多数の宛先に対
し共通の内容の原稿を自動的に順次送信する同報送信機
能を備えたものがある。このようなファクシミリ装置で
は、送信すべき原稿やカバーシートを一旦画像メモリへ
蓄積し、送信処理が開始されると、宛先へのダイヤルを
行う毎にこの原稿を読み出して送信するという動作を繰
り返す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来のファクシミリ装置による同報送信には次のよう
な解決すべき課題があった。例えば、複数の宛先に対し
送信すべき本文の部分は共通でも、ある宛先に対しては
「至急処理して下さい」というメッセージを付け加え、
他の宛先に対しては「ご参考まで」というメッセージを
付け加えたい場合がある。ところが、原稿を一括して予
め画像メモリに格納しておき、順次同報送信を行う従来
の装置では、宛先毎に別々のコメントを差し挟むことが
できない。従って、このような場合には、宛先毎に、そ
れぞれ別々のコメントを書き入れたカバーシートを作成
し、個別に各宛先に対しファクシミリ送信を行うように
していた。即ち、このような場合には同報送信機能を利
用できない。しかしながら、送信すべき宛先が多数ある
場合には、同報送信機能を利用する場合に比べて利用者
の手間が無視できないほど多くなるという問題があっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の点を解決
するため次の構成を採用する。本発明のファクシミリ装
置は、同一内容の共通原稿を一括して複数箇所に同報送
信するためにその共通原稿を記憶する原稿記憶部と、送
信先別に用意されたカバーシートを送信先に対応させて
記憶するカバーシート記憶部と、カバーシート付きの送
信を要求されたとき、その送信要求に従って、カバーシ
ートを順次読み出して、原稿と共に該当する相手先に自
動送信する同報送信制御部を備える。
【0005】また、別の発明のファクシミリ装置は、同
一内容の共通原稿を一括して複数箇所に同報送信するた
めにその原稿を記憶する共通原稿記憶部と、送信先別に
用意された個別原稿を送信先に対応させて記憶する個別
原稿記憶部と、同報送信要求に従って、個別原稿を順次
読み出して、共通原稿と共に該当する相手先に自動送信
する同報送信制御部を備える。
【0006】
【作用】原稿記憶部には、全ての宛先に共通の共通原稿
が記憶されている。これは宛先毎に毎回読み出される。
カバーシート記憶部には、各宛先に対応する別々の内容
のカバーシートが記憶されている。順次同報送信を行う
場合、宛先毎に電話番号が読み出されるが、これに対応
するカバーシートがその都度カバーシート記憶部から読
み出され、同報送信制御部によって合成されて送信され
る。カバーシートだけでなく原稿に共通部分と宛先毎に
別個の部分とが含まれているような場合にも同様の手順
で順次自動的に同報送信ができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明を図の実施例を用いて詳細に説
明する。図1は、本発明のファクシミリ装置実施例を示
す機能ブロック図である。この説明の前に、まず本発明
のファクシミリ装置の全体構成を説明する。図2は、本
発明のファクシミリ装置のハードウェアブロック図であ
る。図の装置は、読取り部1、記録部2、操作表示部
3、符号/復号化部4、同報送信制御部5、変復調部
6、回線制御部7を備えている。この装置の概略構成は
従来のファクシミリ装置と同様で、回線8を介して他の
ファクシミリ装置と接続され、画像データの送受信を行
う。
【0008】読取り部1は、原稿やカバーシート等、送
信すべき文書等を読み取る部分である。記録部2は受信
した原稿を印刷する部分である。操作表示部3は電話番
号を入力したりあるいは一定のガイダンスに従ってこの
装置の機能を操作する部分である。本発明においては、
この操作表示部3によってカバーシート付きの順次同報
送信や一部異なる原稿を含む順次同報送信の指示を入力
する。符号/復号化部4はファクシミリ装置に一般的に
備えられた画像データの圧縮及び復元を行う部分であ
る。変復調部6、回線制御部7はファクシミリ装置の送
受信データを回線8に送り出すための通信制御を行う部
分である。
【0009】同報送信制御部5には、この装置の全体を
制御するプロセッサ(CPU)11と、その動作用プロ
グラムを格納したROM(リード・オンリ・メモリ)1
2が設けられている。また、この他に同報送信制御部5
には、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)13が設
けられる。ここには、本発明において同報送信の対象と
なる原稿記憶部14、カバーシート記憶部15、通信情
報管理メモリ34及び電話番号メモリ33が設けられて
いる。原稿記憶部14には、全ての宛先に対して共通の
内容の共通原稿が記憶される。また、カバーシート記憶
部15には、宛先毎に異なるメッセージ等を使用した個
別のカバーシートが記憶される。通信情報管理メモリ3
4には同報送信制御のためのデータが、電話番号メモリ
33には宛先の電話番号が記憶される。なお、以下の例
では、このファクシミリ装置の送信機能を中心に説明を
進める。従って、この図2に示したCPU11は、同報
送信制御部5の一部として表した。しかしこのCPU1
1は、図示しない各種の受信機能ブロックと共に、ファ
クシミリ受信機能も制御することはいうまでもない。
【0010】図3には、送信前の各画像データの内容説
明図を示す。図に示すように、上記RAM13には共通
原稿51と、宛先毎のカバーシート50A,50B,5
0Cが記憶されている。本発明においては、このような
画像データを用意すると共に、宛先毎にそれぞれ該当す
るカバーシートを選択して共通原稿51と共に順次同報
送信を行う。
【0011】図4には、受信時の画像データ説明図を示
す。図の(a)には、宛先Aに対する送信分、(b)に
は宛先Bに対する送信分、(c)には宛先Cに対する送
信分が図示されている。即ち、例えば宛先Aについて
は、「A様」という見出しから始まり、この宛先固有の
内容を記載したカバーシート50Aが共通原稿51に付
加されてファクシミリ送信される。他の宛先B,Cにつ
いても同様である。
【0012】以上のような機能を実現するために、本発
明の装置は図1に示すような機能ブロック構成とされ
る。このブロックに示された電話番号指示入力部22、
宛先別カバーシート選択指示入力部23は、いずれも図
2に示した操作表示部3によって実現する。画像入力部
21は、読取り部1により実現し、ここから原稿やカバ
ーシート等の送信すべき画像データが入力される。入力
データ頁検出部24は、入力データ即ち原稿が何ページ
あるかを検出する部分で、画像メモリデータ入力指示部
25は、原稿記憶部14やカバーシート記憶部15に対
し該当する画像データを記憶させるための制御を行う。
また、その記憶内容を管理するために、通信情報管理メ
モリ34に対し所定の管理データを格納する制御を行
う。なお、これらの記憶内容については、後で図5〜図
8を用いて詳しく説明する。
【0013】電話番号指示入力部22は、送信宛先の電
話番号を指定したりあるいは既に登録されている送信宛
先を指示するために使用される。また、電話番号メモリ
指示部31により電話番号メモリ33に格納された電話
番号は、利用者の指示した順に読み出され送信制御に利
用される。入力電話番号数検出部32は、順次同報送信
等が要求された場合に、何件電話番号が登録され送信先
が指定されたかを検出し、これを通信情報管理メモリ3
4に格納する制御を行う部分である。宛先別カバーシー
ト選択指示入力部23は、どの宛先に対しどのカバーシ
ートを送信するかの指定を行う部分である。宛先別カバ
ーシート用メモリ指示部35によってその指示が通信情
報管理メモリ34に格納される。
【0014】同報送信制御部5には、画像データ読出し
部41、読出し画像データ指示部42及び各宛先画像デ
ータ送信インタフェース部43が設けられている。画像
データ読出し部41は読出し画像データ指示部42の指
示に従って通信情報管理メモリ34に格納された情報を
参照しながら原稿記憶部14やカバーシート記憶部15
から原稿あるいはカバーシートを選択的に読み出す制御
を行う部分である。読出し画像データ指示部42は、順
次同報送信のために登録され指定された電話番号を、電
話番号メモリ33から読み出す。
【0015】更に、読出し画像データ指示部42は、通
信情報管理メモリ34の内容を参照しながら画像データ
読出し部41に対して、どのカバーシートを読み出し、
どの原稿を読み出すかの指示を行う。また、各宛先画像
データ送信インタフェース部43には画像データ読出し
部41から送信対象となる画像データが送り込まれ、読
出し画像データ指示部42から電話番号データが送り込
まれる。これらがこのインタフェース部43により制御
され、図2に示した符号/復号化部4や変復調部6等を
介して回線8に送り出される構成になっている。
【0016】図5には、上記原稿記憶部14やカバーシ
ート記憶部15に記憶された画像データの内容を説明す
る。原稿記憶部14やカバーシート記憶部15は、先に
説明したように、図2に示した装置に設けられたRAM
13に割り付けられる。例えば、この図に示すように、
3種類の宛先毎のカバーシートが1000番地〜130
0番地に格納されている。また、全ての宛先に対して共
通の内容の原稿は、その後の1300番地〜2000番
地の3ページにわたって格納されている。
【0017】このようなデータを管理するための通信情
報管理メモリの内容を図6に示す。図に示すように、こ
れから宛先別にカバーシートを振り分けながら順次同報
送信を行うための画像データが、メモリ中にどのように
格納されているかをこの通信情報管理メモリに格納して
おく。これは、図2に示したRAM13のm番地〜m+
12番地に書き込む。即ち、m番地にカバーシートがあ
るかどうかの情報、m+1番地に宛先数、m+2番地に
原稿ページ数、m+3番地,m+4番地,m+5番地に
は、それぞれ各宛先の電話番号アドレス、m+6番地〜
m+8番地には各宛先毎のカバーシートを格納したメモ
リの先頭アドレス、m+9番地〜m+11番地までは共
通原稿の各ページの先頭アドレスというように、必要な
情報が格納されている。図1に示した同報送信制御部5
はこのような通信情報管理メモリの内容を参照しなが
ら、カバーシートがある場合には各宛先の電話番号アド
レス従って電話番号を読み出すとともに、これに対応す
るカバーシートをカバーシート記憶部15から読み出
し、更に原稿記憶部14から原稿を読み出して送信する
といった操作を行う。
【0018】図7には、電話番号メモリの内容説明図を
示す。図1に示した電話番号メモリ33には、この図に
示すように、宛先毎の電話番号が格納されている。これ
も図2に示したRAM13に割り付けられる。
【0019】図8には、通信トランザクション管理エリ
アの説明図を示す。上記のような同報送信処理をそれぞ
れ別々の対象に対して行う場合には、例えばこの図に示
すようなトランザクション管理エリアに必要な管理情報
を格納し、連続的に実行することができる。即ち、図に
示すように、メモリのn番地に次の読み込み通信トラン
ザクションの管理エリアのアドレスを表示する。更に、
n+1番地には次の送信通信トランザクション管理エリ
アのアドレスを表示する。n+3番地以下には各通信毎
のカバーシートの有無情報格納アドレスが表示されてい
る。n番地もn+1番地も、その初期値はn+2であ
る。そして1つ目の同報通信の読み込み動作が行われる
と、n+2番地に図6に示したような1つ目用の通信情
報管理メモリのカバーシート有無情報部分のアドレスが
格納される。この読み込み動作が完了するとn番地はn
+3に更新される。同様にして、2つ目の同報通信の読
み込み動作が行われると、n+3番地に図6に示したよ
うな2つ目用の通信情報管理メモリのカバーシート有無
情報部分のアドレスが格納される。この読み込み動作が
完了するとn番地はn+4に更新される。こうして、n
番地の内容は、n+2から、読み込みの終了した同報通
信の分だけ進んでいく。一方、送信動作はn+1番地の
内容に従って実行される。初期値がn+2だから、先ず
n+2番地に格納されたアドレスから送信処理を開始す
る。1つ目の同報通信が終了すると、n+1番地の内容
はn+2からn+3に進む。そして同様にして2つ目の
送信処理を開始する。このように、n番地とn+1番地
に示したポインタによって、この実施例では、読み込み
処理と送信処理とを、同時に並行して互いに独立に実行
することができる。従って、読み込み処理が停止中で
も、既に読み込んだデータがあれば、送信処理が独自に
実行される。このとき、既に読み込んだデータがあるか
どうかの判断が必要となる。これは、例えばn番地とn
+1番地のポインタの内容を比較することにより行われ
る。n番地の値がn+1番地の値よりも大きければ、読
み込んだデータが未だ送信されずに残っていると判断す
る。n番地の値がn+1番地の値と等しければ、読み込
んだデータは全て送信済みと判断する。このトランザク
ション管理エリアは、このような役割を果たす。概略は
以上のとおりであるが、図9と図10のフローチャート
を用いてさらに具体的にその読み込みと送信動作を説明
する。
【0020】〈動作〉以上の本発明のファクシミリ装置
は、次のように動作する。以下、図9と図10を用いて
原稿を読み込み送信準備を行うための動作を説明する。
図9及び図10は、原稿等の読み込み動作フローチャー
トである。まず、このフローチャート中では、画像メモ
リを図に示すようにM1、通信情報管理メモリをM2、
電話番号メモリをM3と略記することにする。まず、操
作者が原稿をセットし、図2に示す読取り部1がその原
稿の読取りを開始する。この段階で、図2に示すCPU
11は通信情報管理メモリ即ちM2のアドレスポインタ
をm番地に設定する。
【0021】次に、操作者はカバーシートの有無を指定
する。これは図2に示す操作表示部3により行われる。
ここで、ステップS2において、カバーシートがあると
いう指定が行われるとステップS3に進み、通信情報管
理メモリM2のm番地にカバーシートがあるというデー
タを格納する。カバーシートの無い場合にはステップS
4において、同じくm番地にカバーシート無しというデ
ータを格納する。次に、ステップS5において、通信情
報管理メモリであるM2のアドレスポインタをm+3番
地に設定する。図6に示すように、これに続いて電話番
号アドレスの入力を行うための準備である。
【0022】ここで、操作者がステップS6〜ステップ
S8において、宛先を必要な数だけ指定する。即ち、操
作者がステップS6において、宛先Aを指定すると、指
定された宛先の電話番号メモリM3のアドレス即ち10
0番地が図6に示す通信情報管理メモリM2のm+3番
地に格納される。次に、ステップS7において、この通
信情報管理メモリのアドレスポインタをインクリメント
する。そして、ステップS8において、スタートキーが
押し下げられたかどうかが判断される。宛先指定が終了
するとこのスタートキーが押し下げられる。更に、他の
宛先を入力する場合には、ステップS6、ステップS7
を繰り返す。
【0023】宛先Bを指定した場合には、今度は図6に
示すようにm+4番地に宛先Bの電話番号アドレス11
0番地が格納され、宛先Cを指定した場合には、次のm
+5番地に電話番号アドレス120番地が格納される。
図7に示す電話番号メモリに、丁度このアドレスに該当
する場所にそれぞれの電話番号が格納されていることは
先に説明した通りである。ステップS8でスタートキー
が押し下げられると、宛先指定が終了する。そして、図
10に示したステップS9に移り、図6に示した通信情
報管理メモリM2のm+1番地に、こうして繰り返され
てカウントされた宛先数3が格納される。
【0024】なお、この場合には、アドレスポインタは
操作しない。即ち、電話番号アドレスが入力された最後
のm+6番地がそのままアドレスポインタとして保持さ
れる。次に、ステップS10において、M2のm+6番
地に画像メモリの空きエリアの先頭番地を格納する。即
ち、画像メモリの1000番地から原稿を読み込むため
に、m+6番地に1000番地というアドレスが書き込
まれる。ここで、ステップS11において、原稿を1枚
読み込む。即ち、ここでは最初の1枚目のカバーシート
が読み込まれる。そして、ステップS12において、通
信情報管理メモリのアドレスポインタがインクリメント
され、今度はm+7となる。
【0025】ステップS13において、次の原稿がある
かどうかが判断され、まだ原稿が5枚ほど残っているた
めステップS10に戻る。2枚目の原稿を読む場合には
ステップS10において、図5に示した画像メモリのア
ドレス1100番地が通信情報管理メモリのm+7番地
に格納される。同様の処理を繰り返し、3枚のカバーシ
ートがそれぞれ画像メモリの1000番地、1100番
地、1200番地以下に格納され、本文である共通原稿
が3ページ分、それぞれ1300番地、1600番地、
1800番地以下に格納されて通信情報管理メモリのm
+6〜m+11番地まで画像データの格納場所登録処理
が終了する。
【0026】こうして、ステップS13からステップS
14に移ると、通信情報管理メモリのm+12番地に対
し画像メモリの空きエリアの先頭番地、即ち図5に示し
たように、2000番地というデータが格納される。こ
うして、その後のデータ格納のための先頭番地を通信情
報管理メモリに表示しておく。更に、ステップS15に
おいて、以上の処理により確定した原稿ページ数をM2
のm+2番地へ格納する。なお、この数は実際の読取り
原稿枚数から宛先数を差し引いた数になる。宛先数分の
カバーシートが含まれているからである。
【0027】次に、図11を用いて、上記のようなカバ
ーシートと共通原稿の送信動作を説明する。図11は、
送信動作の説明図のためのフローチャートである。ま
ず、ステップS1において、図6に示した通信情報管理
メモリの最初のm番地を読み取り、カバーシートがある
かどうかを認識する。また、宛先制御のための宛先ポイ
ンタをm+3に設定し、カバーシート読込みのためのカ
バーシートポインタをm+3+Nに設定する。このNは
宛先数である。次のステップS2において、まずカバー
シートがある場合と無い場合とで処理を分ける。カバー
シートがある場合には、ステップS3において、本文ポ
インタをm+3+2×Nに設定する。この本文ポインタ
というのは本文読込みのための制御に使用されるポイン
タである。図6に示すm+3番地から宛先数の2倍だけ
先にあるm+9番地から本文が格納されている。これを
本文ポインタに設定するために、ステップS3の処理を
行う。
【0028】カバーシートが無い場合には、ステップS
4の処理によって、丁度カバーシートが無い分だけ手前
の番地を本文ポインタに設定する。次に、ステップS5
において、通信情報管理メモリの宛先ポインタで示され
るアドレスによって、図7に示す電話番号メモリの該当
する宛先の電話番号を読み取る。即ち、通信情報管理メ
モリのm+3番地を読み取ることによって、図7に示す
電話番号メモリの100番地に書き込まれた電話番号を
読み出す。そしてダイヤルを行う。なお、このとき、宛
先ポインタは“1”だけインクリメントしておく。即
ち、宛先ポインタがN+3の場合にはN+4にインクリ
メントされる。
【0029】そして、今度はステップS6において、同
様にカバーシートの有無で処理を分ける。カバーシート
がある場合には、ステップS7において、カバーシート
ポインタで示される画像データを1ページ送信する。即
ち、ここで、図6に示したm+6番地に格納されたカバ
ーシートのアドレスに従って図5に示す画像メモリを読
む。これによって、丁度その電話番号に対応するカバー
シートが読み出される。そして、ステップS8におい
て、カバーシートポインタを“1”だけインクリメント
する。即ち、図6に示す例では、宛先Aに対するカバー
シートがm+6番地の指示によって読み出された場合、
カバーシートポインタは次のm+7番地にインクリメン
トされる。
【0030】カバーシートが無い場合には、このステッ
プS7、ステップS8の処理はパスする。そして、次の
ステップS9において、本文ポインタで示される画像デ
ータを1ページ送信する。宛先がAの場合、図6に示す
m+9番地の内容を読み、図5に示す画像メモリの13
00番地から本文の画像データを読み込む。この本文は
共通原稿に該当する。ステップS10では本文ポインタ
を“1”だけインクリメントし、ステップS11では送
信ページ数が原稿ページ数と等しくなったかどうかを判
断する。全ての共通原稿に対する送信が終了すると、こ
のステップS11を抜けてステップS12に移る。ステ
ップS12では、送信宛先数分の処理が終了したかどう
かを判断する。他の宛先があればステップS2に戻る。
【0031】以上の処理によって、ステップS2〜ステ
ップS5において、電話番号を順次読み出し、順次同報
送信の相手先をダイヤルし、ステップS6〜ステップS
8の処理によって、その相手先の電話番号に対応するカ
バーシートを読み出す。そして、ステップS9〜ステッ
プS12の処理によって共通原稿を読み出して全ての共
通原稿を送信する。このようにして、カバーシートがそ
れぞれ異なる同報送信が可能となる。
【0032】以上説明したように、この実施例では、宛
先毎に順次個別のカバーシートが読み出され、共通原稿
とともに相手先に送信される。なお、上記実施例では、
予め宛先が登録されている場合を説明したが、操作者が
宛先の電話番号をその都度入力するようにしてもよい。
この場合は、上記電話番号メモリに電話番号が順次格納
され、その後同報送信が開始される。また、画像メモリ
へ蓄積される画像データは一括して全ての原稿を読み取
って蓄積した後、符号化して送信しても良いし、読み取
った原稿の画像データを符号化してから蓄積し送信時に
はそのまま符号化されたデータを送信するようにしても
よい。
【0033】更に、本発明は上記のように、宛先毎にカ
バーシートを用意し、共通原稿とともに送信するだけで
なく、原稿の一部が共通であって、他の部分は宛先毎に
異なるといった場合に、宛先毎に異なる個別原稿を丁度
カバーシートと同様に取り扱い、順次同報送信機能を利
用することができる。また、本発明は、送信機能と受信
機能の両方を持つ通常のファクシミリ装置のみならず、
送信機能のみを持つ送信専用の装置に対しても適用する
ことができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明した本発明のファクシミリ装置
は、同一内容の共通原稿を一括して複数箇所に同報送信
する場合に、共通原稿とカバーシートとをそれぞれ別個
に記憶し、カバーシート付きの送信が要求された場合に
は、宛先毎にカバーシートを順次読み出して、共通原稿
とともに自動送信するようにしたので、宛先毎に異なる
カバーシートを含む順次同報送信が可能となる。また、
カバーシートのみならず宛先毎に用意された個別原稿を
含む原稿を順次同報送信することが可能になる。これに
よって、ファクシミリ利用者の便宜を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファクシミリ装置実施例を示す機能ブ
ロック図である。
【図2】本発明のファクシミリ装置ハードウェアブロッ
ク図である。
【図3】送信前の画像データ説明図である。
【図4】受信時の画像データ説明図である。
【図5】画像メモリの内容説明図である。
【図6】通信情報管理メモリの内容説明図である。
【図7】電話番号メモリの内容説明図である。
【図8】通信トランザクション管理メモリの内容説明図
である。
【図9】原稿等読込み動作フローチャート(その1)で
ある。
【図10】原稿等読込み動作フローチャート(その2)
である。
【図11】送信動作フローチャートである。
【符号の説明】
5 同報送信制御部 14 原稿記憶部 15 カバーシート記憶部 21 画像入力部 22 電話番号指示入力部 23 宛先別カバーシート選択指示入力部 26 通信情報管理メモリ 33 電話番号メモリ 34 通信情報管理メモリ 30 画像メモリ 41 画像データ読出し部 42 読出し画像データ指示部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一内容の共通原稿を一括して複数箇所
    に同報送信するためにその共通原稿を記憶する原稿記憶
    部と、 送信先別に用意されたカバーシートを送信先に対応させ
    て記憶するカバーシート記憶部と、 カバーシート付きの送信を要求されたとき、その送信要
    求に従って、前記カバーシートを順次読み出して、前記
    原稿と共に該当する相手先に自動送信する同報送信制御
    部を備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 同一内容の共通原稿を一括して複数箇所
    に同報送信するためにその原稿を記憶する共通原稿記憶
    部と、 送信先別に用意された個別原稿を送信先に対応させて記
    憶する個別原稿記憶部と、 同報送信要求に従って、前記個別原稿を順次読み出し
    て、前記共通原稿と共に該当する相手先に自動送信する
    同報送信制御部を備えたことを特徴とするファクシミリ
    装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006033610A (ja) * 2004-07-20 2006-02-02 Canon Inc 画像通信装置および画像通信方法、並びにコンピュータプログラム及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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