JPH05284323A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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Publication number
JPH05284323A
JPH05284323A JP4077574A JP7757492A JPH05284323A JP H05284323 A JPH05284323 A JP H05284323A JP 4077574 A JP4077574 A JP 4077574A JP 7757492 A JP7757492 A JP 7757492A JP H05284323 A JPH05284323 A JP H05284323A
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JP
Japan
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Application number
JP4077574A
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English (en)
Inventor
Hirosuke Gotou
寛介 後藤
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ファクシミリ装置に関し、緊急時
などに特定の情報を特定の宛先に対して簡単に送信する
ことが可能であって、送信情報とその宛先や送信先の組
み合わせなどを状況に応じて自由に選択できるようにす
ると共に、複数の送信原稿がメモリに記憶されている状
態で、各原稿間で送信順位を決定する場合に、その送信
順位が全ての送信原稿間で自由に決定や変更ができるよ
うにすることを目的とする。 【構成】 スキャナ部3の原稿台の上に原稿を載置して
操作部2の実行ボタンを押下することにより前処理を開
始し、操作部2のキーボードを使って宛先番号を入力
し、メモリ部5へ記憶される。次に、スキャナタスクが
開始され、原稿をスキャナ部3が走査を行い、画情報を
符号化する。符号化された画情報は画像処理部6に渡さ
れ、データ圧縮処理後、画情報ファイルとしてメモリ部
5に記憶される。原稿送信時は、実行ボタンを押下して
メモリ部5内の画情報と宛先番号とを送信タスクに渡し
て、自動送信するよう構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファクシミリ装置に関
し、特に送信原稿画情報を一旦メモリに記憶して所定の
相手局へ所定の送信原稿を自動送信する機能を持ったフ
ァクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のファクシミリ装置は、原稿画像を
相手局へ送信する際に、まず送信原稿を作成し、該原稿
を送信台の上に載置した後、相手局の宛先番号をダイヤ
ルボタンやワンタッチボタンなどを使って入力すること
により、スキャナで原稿画像を読み取りながら、リアル
タイムで相手局へ画像データを送信していた。
【0003】このため、従来のファクシミリ装置は、原
稿送信時に上記のような一連のファクシミリ送信動作を
オペレータが行わなければならず、面倒であった。ま
た、送信中にスキャナによる読み取りエラーが発生する
と、相手局に正確な情報が伝わらなくなるので、オペレ
ータは送信が確実に行われたかどうかを確認する必要が
あった。
【0004】そこで、近年のファクシミリ装置は、送信
情報を予めメモリに格納させておき、送信時にメモリデ
ータを読み出しながら、ファクシミリの送信データとす
るメモリ送信機能を持ったものがある。これ以外に、例
えば、特開昭64−16170号公報に記載されたファ
クシミリ装置では、送信原稿に添えて原稿の送信先や発
信元の名前、あるいは送信原稿枚数などを記載したヘッ
ダシートの固定フォーマットをメモリに格納しておき、
原稿送信時には、このヘッダシートを印字出力して必要
事項を記入した後、原稿と共に送信するものもある。
【0005】また、例えば、特開平1−129572号
公報に記載されているように、送信画情報を予め記憶す
ることができる大容量メモリを備えたファクシミリ装置
の場合、記憶された送信原稿が複数件ある場合は、送信
順位は記憶順に固定されたり、優先モードを選択して記
憶させると、それ以前に記憶された他の原稿よりも優先
的に送信を行うものがあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のファクシミリ装置にあっては、送信原稿の画
情報がメモリに記憶されていても、送信時には、オペレ
ータが各送信画情報に応じて宛先番号をダイヤルボタン
やワンタッチボタンを使って入力操作を行わなければな
らず、送信動作に手間がかかるという問題があった。特
に、火災発生などのような緊急時には、電話連絡では伝
わり難い火災発生場所をファクシミリ装置によって、簡
単に送信することができれば、正確な情報を伝えること
ができるが、送信操作に手間がかかるため、緊急時に間
に合わなかったり、焦って誤操作すると、先方に確実に
情報を送信することができないという問題があった。
【0007】また、上記したように、メモリに記憶され
た複数の送信原稿の中から送信順位を決定する場合は、
従来は記憶順や優先的に後から記憶させた順に送信順位
が決まっていたため、メモリに記憶された送信原稿全体
の中で送信順位を自由に決定することができないという
問題があった。本発明は、上記従来の課題に鑑みてなさ
れたものであり、緊急時などに特定の情報を特定の宛先
に対して簡単に送信することが可能であって、送信情報
とその宛先や送信先の組み合わせなどを状況に応じて自
由に選択できるようにすると共に、複数の送信原稿がメ
モリに記憶されている状態で、各原稿間で送信順位を決
定する場合に、その送信順位が全ての送信原稿間で自由
に決定や変更が可能なファクシミリ装置を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
相手局に送信する原稿の画情報を一旦メモリに記憶させ
てから相手局へ送信するメモリ送信型のファクシミリ装
置において、少なくとも1頁分の画情報と特定の宛先番
号が記憶可能なメモリ手段と、該メモリ手段に記憶され
ている宛先番号に基づいて自動発呼を行い、同じく記憶
されている画情報を該宛先へ送信させる自動送信制御手
段と、該自動送信制御手段をワンタッチで起動させる簡
易送信指令手段と、を備えたことを特徴とする。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載のフ
ァクシミリ装置において、前記メモリ手段に複数の宛先
番号まで記憶可能であって、前記自動送信制御手段は、
メモリ手段に記憶されている同一画情報を複数の宛先に
対して送信する同報送信機能を有し、前記簡易送信指令
手段によりワンタッチで同報送信機能を選択可能にした
ことを特徴とする。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1記載のフ
ァクシミリ装置において、ワンタッチボタンに対応させ
て複数の宛先番号を登録可能とし、これを選択的に押下
することによって宛先を指定する簡易宛先指定手段と、
ワンタッチボタンに対応させて複数のタイプの文章や画
情報を割り付け、これを選択的に押下することによって
送信内容を指定する簡易送信内容指定手段と、を備え、
前記簡易宛先指定手段と前記簡易送信内容指定手段のそ
れぞれのワンタッチボタンを状況に応じて選択し、宛先
と送信内容との組み合わせ結果を前記メモリ手段に記憶
させて自動送信することを特徴とする。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項3記載のフ
ァクシミリ装置において、前記メモリ手段は複数頁分の
画情報が記憶可能であって、前記簡易宛先指定手段で宛
先を指定すると共に、前記簡易送信内容指定手段により
送信内容を1種類以上指定し、その指定結果をメモリ手
段に記憶させて自動送信することを特徴とする。請求項
5記載の発明は、相手局に送信する原稿の画情報を一旦
メモリに記憶させてから相手局へ送信するメモリ送信型
のファクシミリ装置において、装置を使用する各オペレ
ータが固有の個人識別コードを持ち、該個人識別コード
に基づいて通信管理を行う通信管理手段を有し、該個人
識別コードを前記メモリに記憶された原稿画情報の送信
時における優先性を示す優先コードに変換すると共に、
該優先コードによって送信順位を決定する送信順位管理
手段と、該決定された送信順位や送信原稿のファイル情
報を記憶する記憶手段と、を備え、前記個人識別コード
に基づいて前記メモリに記憶された送信待ち原稿の送信
順位を決定するようにしたことを特徴とする。
【0012】請求項6記載の発明は、請求項5記載のフ
ァクシミリ装置において、ファクシミリを操作すると共
に、その動作状況を表示する操作表示部に前記送信待ち
原稿のファイル情報やその送信順序を表示させる送信待
ち原稿情報表示手段と、該送信待ち原稿情報表示手段の
表示を見ながらファイル情報と送信順序とを指定して送
信順序を変更させる送信順序変更手段と、を備えたこと
を特徴とする。
【0013】
【作用】請求項1記載の発明では、装置設置時などに、
本体のメモリに予めユーザー宅の地図、住所、氏名およ
びメッセージ等が記載された原稿と、例えば消防署など
緊急時に必要な宛先番号とを入力して記憶させておく。
これにより、簡易送信指令手段である緊急ボタンを押下
すると、メモリに記憶された緊急時に必要な情報が、迅
速で正確かつ確実にファクシミリ送信される。
【0014】請求項2記載の発明では、メモリに記憶さ
れる宛先が複数あって、同一画情報を複数の宛先に対し
て同報送信するため、ある受信者が着信に気付かなかっ
たり、留守であっても、他の受信者が気付く可能性が多
く、より確実に情報を伝えることができる。請求項3記
載の発明では、原稿に差し込む文章とその宛先をワンタ
ッチボタンにより自由に組み合わせて選択できるので、
さまざまな状況に応じて適切な原稿を送信することがで
きる。
【0015】請求項4記載の発明では、メモリが複数頁
分の原稿を記憶することができるため、送信したい原稿
を自由にワンタッチボタンで選択し、状況に応じた数種
類の原稿を送信することができる。請求項5記載の発明
では、個人識別コードによって送信順位が決定されるた
め、利用者の使用頻度や重要度により、送信優先順位を
決定することができる。また、送信待ち原稿の全てにつ
いて送信順位がつけられるため、送信原稿を記憶させる
たびに、送信待ち原稿の順位を参照しながら送信順位を
決定することができる。
【0016】請求項6記載の発明では、送信待ち原稿の
送信順位を視覚的に確認しながら指定した原稿の送信順
位が決定できるため、至急送信したい原稿であっても、
メモリ内に記憶されている全ての送信待ち原稿の重要性
や至急性を考慮しながら送信順序を正確に決定すること
ができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。ま
ず、構成を説明する。図1は本発明の一実施例に係るフ
ァクシミリ装置のブロック構成図である。図において、
1はシステム制御部(SCU)であり、内部にCPU
( CentralProcessing Unit )やROM( Read Only Mem
ory ) を持ち、ROMに記憶されているシステムプロ
グラムに従ってファクシミリ装置全体を制御するユニッ
トである。
【0018】2は操作部であり、送信、受信に必要な各
種操作キーやスイッチ類と、動作状況等を表示する液晶
表示装置(LCD)などを備えている。また、本実施例
における機能を実行するためのボタンやワンタッチボタ
ンを備えている。3はスキャナ部であり、原稿を光学的
に走査して得られた画情報に符号化処理を施すものであ
る。
【0019】4はプロッタ部であり、スキャナ部3から
の画像データ、または後述の画像処理部を経由した送信
先からの受信画像データを印字出力等により物理的にイ
メージ化するものである。5はメモリ部であり、符号化
された画情報を画情報ファイルとして格納する。また、
原稿を自動送信する場合の宛先番号を記憶している(請
求項3,4の挿入文章などもここに記憶される)。
【0020】6は画像処理部であり、画情報の圧縮・伸
張処理が行われる。7はCCUであり、網制御部と通信
制御部とで構成されており、これらの制御を行ってい
る。8はシステムバスであり、上記した全ての各部間が
接続され、データの受け渡しが行われる。
【0021】次に、動作を説明する。図2は請求項1記
載の発明に係るファクシミリ装置の一実施例の動作を説
明するフローチャートである。以下に述べる動作は、図
1で示したシステム制御部1のCPUにより、ソフトウ
ェアで実現するものである。まず、オペレータは、スキ
ャナ部3の原稿台の上に原稿を載置して、操作部2の本
機能を選択する実行ボタンを押下する(ステップ10
0)。原稿の有無は、原稿台に設けられたセンサで確認
され(ステップ101)、原稿がある場合は、ステップ
102の前処理が開始される。
【0022】この前処理では、まず宛先番号の入力が行
われる。オペレータは、宛先番号を操作部2のキーボー
ドを使って入力すると、その宛先番号はメモリ部5へ記
憶される。次に、同じくステップ102において、スキ
ャナタスクが開始され、スキャナ部3が原稿の走査を行
い、画情報を符号化する。符号化された画情報は、画像
処理部6に渡され、ここでデータ圧縮処理が施された
後、画情報ファイルとしてメモリ部5に記憶される。
【0023】そして、原稿送信時は、本機能を選択する
実行ボタンを押下する(ステップ100)。この場合
は、ステップ101で原稿台上に原稿がなく、ステップ
103で前処理が開始される。ここでの前処理は、メモ
リ部5内の宛先番号と、画像処理部6を経由した画像デ
ータとを送信タスクに渡す。この送信タスクにより、画
像データは、宛先番号に確実に送信することができる。
送信タスクが終了すると待機状態に戻る。
【0024】このように、送信したい原稿と宛先番号と
を前処理により、予めメモリ部5に記憶させておけば、
本機能実行ボタンを押下するだけで、宛先番号に迅速か
つ確実に所定の原稿を送信することができる。このた
め、火災等の緊急時などに所在地を正確に通報する場合
などに効果がある。図3は請求項2記載の発明に係るフ
ァクシミリ装置の一実施例の動作を説明するフローチャ
ートである。
【0025】図3に示す請求項2の場合も、図2の場合
と同様にオペレータがスキャナ部3の原稿台の上に原稿
を載置し、操作部2の本機能を選択する実行ボタンを押
下し(ステップ200)、原稿の有無を判別し(ステッ
プ201)、原稿がある場合は、ステップ202の前処
理が開始される。この前処理では、同報送信を行う複数
の宛先番号入力が行われ、その宛先番号がメモリ部5へ
記憶される点が図2と異なるが、ステップ202でのス
キャナタスクは同じである。
【0026】そして、原稿送信時は、本機能を選択する
実行ボタンが押下され(ステップ100)、ステップ2
03で前処理が行われる。ここでの前処理は、メモリ部
5内に記憶された1つの宛先番号と、画像処理部6を経
由した画像データとを送信タスクに渡す。この送信タス
クにより、画像データは、宛先番号に確実に送信するこ
とができる。図2の請求項1の場合は、1つの送信タス
クが終了すると待機状態に戻っていたが、請求項2の場
合は、ステップ204で全ての宛先番号へ送信が行われ
たかが判断され、残っている場合は、ステップ205で
宛先番号を更新し、ステップ203の前処理と送信タス
クが繰り返される。全ての宛先番号に画像データが送信
された場合は、待機状態に戻る。
【0027】この実施例の場合は、本機能実行ボタンを
押下するだけで、予め設定しておいた複数の宛先に対し
て同一の画像データが同報送信されるので、より確実に
情報を伝えることができる。図4は請求項3記載の発明
に係るファクシミリ装置の一実施例の動作を説明するフ
ローチャートである。
【0028】図4に示す請求項3の場合は、オペレータ
がスキャナ部3の原稿台の上に原稿を載置し、操作部2
のワンタッチボタンを選択して宛先番号を入力する(ス
テップ300)。そして、ステップ302では、スキャ
ナタスクにより読み込まれた挿入文章も宛先番号と同様
にワンタッチボタンを選択して入力され、メモリ部5に
記憶され前処理が終了する。
【0029】そして、原稿送信時は、ワンタッチボタン
が押下され(ステップ300)、ステップ303では、
選択されたワンタッチボタンにそれぞれ対応する文章や
宛先があるかが確認され、無い場合は送信処理が行われ
ずに待機状態に戻る。ワンタッチボタンに対応する文章
や宛先がある場合は、ステップ304で前処理および送
信タスク処理が行われる。ここでの前処理は、画情報フ
ァイルと挿入文書が画像処理部6に渡され、画像処理部
6での処理により原稿に挿入文書をのせた画像データが
作成される。この画像データとメモリ部5内に記憶され
た宛先番号は、送信タスクに渡される。この送信タスク
により、上記のようにワンタッチボタンを使って作成し
た画像データは、宛先番号に確実に送信することができ
る。
【0030】図5は請求項4記載の発明に係るファクシ
ミリ装置の一実施例の動作を説明するフローチャートで
ある。図5に示す請求項4記載の実施例の場合は、オペ
レータがスキャナ部3の原稿台の上に原稿を載置し、操
作部2のワンタッチボタンを選択し(ステップ40
0)、宛先をメモリ部5に記憶する。請求項4のステッ
プ402における前処理では、画情報ファイルにファイ
ルナンバーが付けられ、メモリ部5に蓄積される。スキ
ャナタスク処理は、請求項1の場合と同様に処理されて
前処理を終了する。
【0031】そして、原稿送信時は、いずれかのワンタ
ッチボタンが押下されると(ステップ400)、ステッ
プ403では、選択されたワンタッチボタンにそれぞれ
対応するファイルや宛先があるかが確認され、無い場合
は送信処理が行われずに待機状態に戻る。ワンタッチボ
タンに対応するファイルナンバーを持つ画情報ファイル
が選択され、請求項1と同様に送信タスクに渡される。
この送信タスクにより、上記のようなワンタッチボタン
を使って作成された画像データは、宛先番号に確実に送
信することができる。
【0032】図6は請求項5および6記載の発明に係る
ファクシミリ装置の一実施例を示すブロック構成図であ
る。図において、11はスキャナ部であり、原稿ファイ
ルの入力を行い、画情報として符号化処理を施すもので
ある。原稿を光学的に走査して得られた画情報に符号化
処理を施すものである。
【0033】12はプロッタ部であり、画情報から原稿
ファイルのコピーを出力するものである。13はライン
バッファであり、スキャナ11からの画情報の入力速度
と、後述の圧縮再生部17での処理速度との整合をとる
ものである。14は操作表示部であり、個人識別コード
または送信原稿のファイルナンバーや送信順序等を入力
する際の操作ユニットであり、操作の確認を行うための
LCD表示画面を備えている。
【0034】15はシステム制御部(SCU)であり、
ROM18に記憶されている制御プロクラムに従って、
システムの制御および請求項5記載における送信順序を
管理するキュー操作を行うものである。16はRAMで
あって、送信待ち原稿ファイルのファイルナンバーや後
述の画像記憶部20内での記憶位置や宛先等のファイル
情報と、送信順序を記憶する。
【0035】17は圧縮再生部であって、画像データの
圧縮および再生が行われる。18はROMであり、19
は通信制御部であり、20は画像情報記憶部であって、
符号化された画情報の蓄積が行われ、送信原稿ファイル
もここに蓄積される。以下、動作を説明する。
【0036】図7は請求項5記載の発明に係る動作フロ
ーチャートである。図7に示されるように、オペレータ
は、操作表示部14を使って個人識別コードを入力後、
宛先を入力し、原稿ファイルを記憶させる。入力された
個人識別コードは、予め決められた優先順位に変換され
て(ステップ500)、原稿ファイルのファイルナンバ
ーや宛先などのファイル情報とともに、キュー管理に渡
される(ステップ501)。
【0037】図8は図7のキュー管理の一実施例を説明
する図である。このキュー管理を行うことによって送信
キューの変更を行うことができる。図8の実施例では、
個人識別コード0004のファイルFをメモリー送信し
ようとする場合に、この個人識別コードの示す優先コー
ドが0004番であるとき、まず、この順位と同じ優先
コードを持つファイル(図8中ではファイルD)を送信
キューの中から検索し、存在する場合は、そのファイル
Dの送信後にファイルFを送信するように、送信キュー
を変更する。また、同じ優先順位が無い場合は、送信キ
ューの中でさらに順位を上げて検索し、同様の操作を繰
り返して検索する。
【0038】このようにして、ファイルがなくなった場
合は、送信キューの先頭にファイルDを配置する。次
に、現在送信中のファイルの送信が終了すると、送信タ
スクに送信キューの先頭ファイルが渡される。図9は請
求項6記載の発明に係る動作フローチャートである。図
9に示されるように、オペレータは、操作表示部14上
の「送信ファイル表示ボタン」を押下し(ステップ60
0)、送信待ち原稿のファイルナンバーと送信順序を確
認する(ステップ601)。次に、変更したいファイル
ナンバーと送信順位を指定する(ステップ602)。こ
の送信順位の変更の指定が行われると、システム制御部
15による内部動作により、前記請求項5記載の場合と
同様に、キュー管理によるキューイング操作が行われ、
送信順に従ってファイルが送信タスクに渡され、順次送
信が行われる。
【0039】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、メモリに
予め特定の原稿画情報と特定の宛先とを入力して記憶さ
せておき、ワンタッチで自動送信させるようにしたの
で、緊急時であっても、必要な情報を、迅速で正確かつ
確実に宛先へ送信することができる。
【0040】請求項2記載の発明では、複数の宛先に対
して同一画情報をワンタッチで自動的に同報送信するよ
うにしたので、より確実に情報を伝えることができる。
請求項3記載の発明では、原稿に挿入する文章とその宛
先をワンタッチボタンにより自由に組み合わせて選択で
きるので、さまざまな状況に応じて適切な原稿を送信す
ることができる。
【0041】請求項4記載の発明では、メモリが複数頁
分の原稿を記憶することができるため、送信したい原稿
を自由にワンタッチボタンで選択し、状況に応じた数種
類の原稿を送信することができる。請求項5記載の発明
では、個人識別コードによって送信順位が決定されるた
め、利用者の使用頻度や重要度により、送信優先順位を
決定することが可能である。また、送信待ち原稿の全て
について送信順位がつけられるため、送信原稿の記憶時
に、現在の送信待ち原稿の順位を参照しながら送信順位
を決めることができる。
【0042】請求項6記載の発明では、送信待ち原稿の
送信順位を視覚的に確認しながら指定した原稿の送信順
位が決定できるので、メモリ内に記憶されている全ての
送信待ち原稿の重要性や至急性を考慮しながら送信順序
を正確に決定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るファクシミリ装置のブ
ロック構成図である。
【図2】請求項1記載の発明に係るファクシミリ装置の
一実施例の動作を説明するフローチャートである。
【図3】請求項2記載の発明に係るファクシミリ装置の
一実施例の動作を説明するフローチャートである。
【図4】請求項3記載の発明に係るファクシミリ装置の
一実施例の動作を説明するフローチャートである。
【図5】請求項4記載の発明に係るファクシミリ装置の
一実施例の動作を説明するフローチャートである。
【図6】請求項5および6記載の発明に係るファクシミ
リ装置の一実施例を示すブロック構成図である。
【図7】請求項5記載の発明に係る動作フローチャート
である。
【図8】図7のキュー管理の一実施例を説明する図であ
る。
【図9】請求項6記載の発明に係る動作フローチャート
である。
【符号の説明】
1 システム制御部 2 操作部 3 スキャナ部 4 プロッタ部 5 メモリ部 6 画像処理部 7 CCU 8 システムバス 11 スキャナ部 12 プロッタ部 13 ラインバッファ 14 操作表示部 15 システム制御部 16 RAM 17 圧縮再生部 18 ROM 19 通信制御部 20 画情報記憶部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】相手局に送信する原稿の画情報を一旦メモ
    リに記憶させてから相手局へ送信するメモリ送信型のフ
    ァクシミリ装置において、 少なくとも1頁分の画情報と特定の宛先番号が記憶可能
    なメモリ手段と、 該メモリ手段に記憶されている宛先番号に基づいて自動
    発呼を行い、同じく記憶されている画情報を該宛先へ送
    信させる自動送信制御手段と、 該自動送信制御手段をワンタッチで起動させる簡易送信
    指令手段と、 を備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のファクシミリ装置におい
    て、 前記メモリ手段に複数の宛先番号まで記憶可能であっ
    て、 前記自動送信制御手段は、 メモリ手段に記憶されている同一画情報を複数の宛先に
    対して送信する同報送信機能を有し、 前記簡易送信指令手段によりワンタッチで同報送信機能
    を選択可能にしたことを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載のファクシミリ装置におい
    て、 ワンタッチボタンに対応させて複数の宛先番号を登録可
    能とし、これを選択的に押下することによって宛先を指
    定する簡易宛先指定手段と、 ワンタッチボタンに対応させて複数のタイプの文章や画
    情報を割り付け、これを選択的に押下することによって
    送信内容を指定する簡易送信内容指定手段と、を備え、 前記簡易宛先指定手段と前記簡易送信内容指定手段のそ
    れぞれのワンタッチボタンを状況に応じて選択し、宛先
    と送信内容との組み合わせ結果を前記メモリ手段に記憶
    させて自動送信することを特徴とするファクシミリ装
    置。
  4. 【請求項4】請求項3記載のファクシミリ装置におい
    て、 前記メモリ手段は複数頁分の画情報が記憶可能であっ
    て、 前記簡易宛先指定手段で宛先を指定すると共に、前記簡
    易送信内容指定手段により送信内容を1種類以上指定
    し、その指定結果をメモリ手段に記憶させて自動送信す
    ることを特徴とするファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】相手局に送信する原稿の画情報を一旦メモ
    リに記憶させてから相手局へ送信するメモリ送信型のフ
    ァクシミリ装置において、 装置を使用する各オペレータが固有の個人識別コードを
    持ち、該個人識別コードに基づいて通信管理を行う通信
    管理手段を有し、 該個人識別コードを前記メモリに記憶された原稿画情報
    の送信時における優先性を示す優先コードに変換すると
    共に、該優先コードによって送信順位を決定する送信順
    位管理手段と、 該決定された送信順位や送信原稿のファイル情報を記憶
    する記憶手段と、 を備え、 前記個人識別コードに基づいて前記メモリに記憶された
    送信待ち原稿の送信順位を決定するようにしたことを特
    徴とするファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】請求項5記載のファクシミリ装置におい
    て、 ファクシミリを操作すると共に、その動作状況を表示す
    る操作表示部に前記送信待ち原稿のファイル情報やその
    送信順序を表示させる送信待ち原稿情報表示手段と、 該送信待ち原稿情報表示手段の表示を見ながらファイル
    情報と送信順序とを指定して送信順序を変更させる送信
    順序変更手段と、 を備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
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