JPH09320206A - 記録情報再生装置 - Google Patents

記録情報再生装置

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JPH09320206A
JPH09320206A JP13178696A JP13178696A JPH09320206A JP H09320206 A JPH09320206 A JP H09320206A JP 13178696 A JP13178696 A JP 13178696A JP 13178696 A JP13178696 A JP 13178696A JP H09320206 A JPH09320206 A JP H09320206A
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Hideki Hayashi
英樹 林
Masaru Umezawa
勝 梅澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小なる回路規模にて高密度記録媒体から高い
信頼性をもって情報再生を行える記録情報再生装置を提
供することを目的とする。 【解決手段】 ビタビ復号器における予測値の各々を、
記録媒体から読み取られた読取信号をサンプリングして
得られた読取サンプル系列中におけるゼロクロス時点に
最も近い位置に存在するゼロクロスサンプルの値、及び
ゼロクロスサンプルの前後に隣接するサンプルの値の夫
々に等しい値に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体に記録さ
れている記録情報の再生を行う記録情報再生装置に関す
る。
【0002】
【背景技術】記録媒体として光ディスクを用いた記録再
生系では、その記録情報の高密度化、及び再生性能の向
上を目的として、RLL(run length limited)変調符
号を採用する場合が多い。又、高密度記録媒体から、高
い信頼性をもって情報再生を行える再生信号処理方式と
して、PRML(partial response maximum likelihoo
d)方式が研究、実用化されている。PRML方式で
は、記録再生系の周波数特性をパーシャルレスポンス特
性に等化して考え、記録媒体から読み取られた読取信号
に対して最尤復号の一種であるビタビ復号を行うことに
より、最も確からしいデータ系列を再生する。
【0003】かかるPRML方式では、記録再生系の種
類に応じて、幾つかのパーシャルレスポンスモデルを想
定する。例えば、光ディスク再生系では、(1+D)で
表されるPR(1、1)、及び(1+D)2で表される
PR(1、2、1)、更に、(1+D)3で表されるP
R(1、3、3、1)等が用いられる。又、磁気記録再
生系では、(1−D)(1+D)で表されるPR4、及び
(1−D)(1+D)2で表されるEPR4、更に、(1
−D)(1+D)3で表されるEEPR4等が用いられ
る。
【0004】この際、一般に、記録媒体の記録密度が高
くなるほど、後の方のより次数の高いパーシャルレスポ
ンスモデルを想定したビタビ復号器を用いる必要があ
る。ところが、高次のパーシャルレスポンスモデルを想
定してビタビ復号器を構築しようとすると、その回路規
模もかかる次数に応じて大になるという問題が発生す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の目的
は、小なる回路規模にて、高密度記録媒体から高い信頼
性をもって情報再生を行える記録情報再生装置を提供す
ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による記録情報再
生装置は、記録媒体に記録された情報データの再生を行
う記録情報再生装置であって、前記記録媒体から記録情
報の読み取りを行ってアナログの読取信号を得る情報読
取手段と、前記読取信号をサンプリングしてディジタル
の読取サンプル系列に変換するA/D変換器と、前記読
取サンプル系列と複数の予測値各々との誤差に基づいて
情報データの復号を行うビタビ復号器とを有し、前記予
測値の各々は、前記読取サンプル系列中におけるゼロク
ロス時点に最も近い位置に存在するゼロクロスサンプル
の値、及び前記ゼロクロスサンプルの前後に隣接するサ
ンプル各々の値に夫々等しい値であることを特徴とす
る。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、本発明による記録情報再
生装置の構成の一例を示す図である。尚、かかる図1に
示される記録情報再生装置においては、記録媒体として
DVD(ディジタルビデオディスク)を対象としてお
り、その情報記録時のRLL変調方式として8/16変
調を採用しているものとする。
【0008】図1において、この記録情報再生装置にセ
ットされた例えばDVDである記録ディスク11には、
ディジタル音声、ディジタル映像、及びコンピュータデ
ータの如き情報データが8/16変調されて記録されて
いる。ピックアップ12は、かかる記録ディスク11か
ら記録情報の読み取りを行って得られたアナログの読取
信号をRFアンプ13に供給する。RFアンプ13は、
かかる読取信号を所望に増幅してA/D変換器14に供
給する。
【0009】A/D変換器14は、後述するクロック発
生回路15から供給されてくるサンプリングクロック信
号に応じて上記読取信号をサンプリングして順次、ディ
ジタルの読取サンプル値に変換し、この読取サンプル値
の系列からなる読取サンプル系列pを得る。クロック発
生回路15は、かかる読取サンプル系列pに基づいて位
相補正した所定周波数のクロック信号を発生し、これを
上記サンプリングクロック信号としてA/D変換器14
に供給する。
【0010】予測値生成回路16は、先ず、読取サンプ
ル系列p中におけるゼロクロス時点に最も近い位置に存
在するゼロクロスサンプルv、及びこのゼロクロスサン
プルの前後に隣接する正極性のサンプルu及び負極性の
サンプルw各々を抽出する。次に、これらゼロクロスサ
ンプルv、正極性のサンプルu及び負極性のサンプルw
各々の平均レベルを求めこれらを夫々予測値y0、予測
値y+、及び予測値y-としてビタビ復号器17に供給す
る。
【0011】ビタビ復号器17は、上記読取サンプル系
列pと、予測値y0、予測値y+、及び予測値y- 各々
との二乗誤差を求め、この二乗誤差の累算値が最小とな
るようなデータ系列を最も確からしいデータ系列として
復号し、これをRLL復号器18に供給する。RLL復
号器18は、かかるデータ系列をRLL復号したものを
再生データとして出力する。
【0012】図2は、上記予測値生成回路16の内部構
成の一例を示す図である。又、図3は、かかる図2に示
される予測値生成回路16の内部動作波形の一例を示す
図である。図2において、Dフリップフロップ161
は、上述の如く、A/D変換器14から供給されてくる
読取サンプル系列pを1サンプリングクロック分だけ遅
延した遅延読取サンプル系列qをDフリップフロップ1
62、163及び加算器164の各々に供給する。Dフ
リップフロップ163は、かかる遅延読取サンプル系列
qを更に1サンプリングクロック分だけ遅延した遅延読
取サンプル系列qqをセレクタ170及び171の各々
に供給する。
【0013】加算器164は、上記読取サンプル系列p
と、遅延読取サンプル系列qとの加算を行うことによ
り、補間読取サンプル系列rを求める。かかる補間読取
サンプル系列rのMSB(most significant bit)は、
Dフリップフロップ165及び排他的論理和回路166
からなるゼロクロスタイミング検出回路に供給される。
このゼロクロスタイミング検出回路は、かかる補間読取
サンプル系列rのMSBであるビット信号sの信号論理
値が「1」から「0」、あるいは、「0」から「1」へ
と推移したことを検出した場合、すなわち、補間読取サ
ンプル系列rの極性が変化した場合にゼロクロスタイミ
ング信号tを発生し、これをDフリップフロップ16
7、168及び169の各々に供給する。
【0014】セレクタ170は、上記読取サンプル系列
pのMSBの信号論理値が「0」、すなわち、読取サン
プル系列pにおけるサンプル値が正極性である場合に
は、かかる読取サンプル系列pをDフリップフロップ1
67に供給する。一方、セレクタ170は、上記読取サ
ンプル系列pのMSBの信号論理値が「1」、すなわ
ち、読取サンプル系列pにおけるサンプル値が負極性で
ある場合には、遅延読取サンプル系列qqをDフリップ
フロップ167に供給する。
【0015】セレクタ171は、上記遅延読取サンプル
系列qqのMSBの信号論理値が「0」、すなわち、遅
延読取サンプル系列qqにおけるサンプル値が正極性で
ある場合には、読取サンプル系列pをDフリップフロッ
プ169に供給する。一方、セレクタ171は、上記遅
延読取サンプル系列qqのMSBの信号論理値が
「1」、すなわち、遅延読取サンプル系列qqにおける
サンプル値が負極性である場合には、かかる遅延読取サ
ンプル系列qqをDフリップフロップ169に供給す
る。
【0016】Dフリップフロップ167は、ゼロクロス
タイミング信号tが供給された時のみ、セレクタ170
から供給された読取サンプル系列(読取サンプル系列
p、又は遅延読取サンプル系列qqのいずれか一方)を
取り込み、これを正極性サンプルuとして平均化回路1
72に供給する。平均化回路172は、例えば、IIR
(infinite impulse response)ディジタルフィルタ等か
ら構成され、上記正極性サンプルuの平均値を求めてこ
れを予測値y+として出力する。Dフリップフロップ1
62は、ゼロクロスタイミング信号tが供給された時の
み、遅延読取サンプル系列qを取り込み、これをゼロク
ロスサンプルvとして平均化回路173に供給する。平
均化回路173は、例えば、IIRディジタルフィルタ
等から構成され、かかるゼロクロスサンプルvの平均値
を求めてこれを予測値y0として出力する。Dフリップ
フロップ169は、ゼロクロスタイミング信号tが供給
された時のみ、セレクタ171から供給された読取サン
プル系列(読取サンプル系列p、又は遅延読取サンプル
系列qqのいずれか一方)を取り込み、これを負極性サ
ンプルwとして平均化回路174に供給する。平均化回
路174は、例えば、IIRディジタルフィルタ等から
構成され、上記負極性サンプルwの平均値を求めてこれ
を予測値y-として出力する。
【0017】すなわち、読取サンプル系列pからゼロク
ロスタイミングが検出された時、セレクタ170及び1
71各々には、このゼロクロスタイミングよりも1サン
プリングクロック前の読取サンプル値と、かかるゼロク
ロスタイミングよりも1サンプリングクロック後の読取
サンプル値とが供給されている。このゼロクロスタイミ
ングの前後に存在する読取サンプル値の極性は、互いに
反転したものである。そこで、Dフリップフロップ16
7は、このゼロクロスタイミングの前後に存在する読取
サンプル値の内、正極性のサンプル値を取り込みこれを
正極性サンプルuとしている。又、Dフリップフロップ
169は、このゼロクロスタイミングの前後に存在する
読取サンプル値の内、負極性のサンプル値を取り込みこ
れを負極性サンプルwとしているのである。
【0018】図4は、ビタビ復号器17の内部構成を示
す図である。図4に示されるが如く、ビタビ復号器17
は、メトリック演算回路170及びパスメモリ180か
ら構成されている。図5は、かかるメトリック演算回路
170の内部構成を示す図である。図5において、減算
器SB2は、上記読取サンプル系列pから予測値y-を
減算した値をDフリップフロップDC2に供給する。D
フリップフロップDC2は、かかる減算器SB2から供
給された値を上記サンプリングクロック毎に取り込みこ
れを2乗回路M2に供給する。尚、かかるDフリップフ
ロップDC2は、この減算器SB2から供給された値の
MSBが「1」、すなわち、減算器SB2から供給され
た値が負の値である場合には、その取り込んだ値をクリ
アして、「0」を2乗回路M2に供給する。
【0019】減算器SB3は、上記読取サンプル系列p
から予測値y0を減算した値をDフリップフロップD1
に供給する。DフリップフロップD1は、かかる減算器
SB3から供給された値を上記サンプリングクロック毎
に取り込みこれを2乗回路M3に供給する。減算器SB
4は、上記読取サンプル系列pから予測値y+を減算し
た値をDフリップフロップDC1に供給する。Dフリッ
プフロップDC1は、かかる減算器SB4から供給され
た値を上記サンプリングクロック毎に取り込みこれを2
乗回路M4に供給する。尚、かかるDフリップフロップ
DC1は、この減算器SB4から供給された値のMSB
が「0」、すなわち、減算器SB4から供給された値が
正の値である場合には、その取り込んだ値をクリアし
て、「0」を2乗回路M4に供給する。
【0020】2乗回路M2〜M4の各々からは、夫々、 (読取サンプル系列p−予測値y-)2 (読取サンプル系列p−予測値y0)2 (読取サンプル系列p−予測値y+)2 なる2乗誤差値がDフリップフロップD2〜D4の各々
に供給される。
【0021】DフリップフロップD2〜D4の各々は、
上記サンプリングクロック毎にこれら2乗誤差値を取り
込んで、これらをブランチメトリック値λ2〜λ4とす
る。加算器AD2は、ブランチメトリック値λ2と、D
フリップフロップD9から供給されたパスメトリック値
L100とを加算して得られた加算値を選択回路S1に
供給する。加算器AD3は、ブランチメトリック値λ2
と、DフリップフロップD6から供給されたパスメトリ
ック値L000とを加算して得られた加算値を選択回路
S1及びDフリップフロップD7の各々に供給する。比
較器C1は、上記パスメトリック値L100とパスメト
リック値L000との大小比較を行い、パスメトリック
値L100≧パスメトリック値L000なるときに、パ
ス選択信号SEL000を“0”とする一方、パスメト
リック値L100<パスメトリック値L000なるとき
に、SEL000を“1”とする。選択回路S1は、か
かるパス選択信号SEL000が“0”である場合、す
なわち、パスメトリック値L100がパスメトリック値
L000以上の値である場合には、加算器AD3の加算
結果を選択してこれをDフリップフロップD6に供給す
る一方、パス選択信号SEL000が“1”である場
合、すなわち、パスメトリック値L100がパスメトリ
ック値L000よりも小なる値である場合には、加算器
AD2の加算結果を選択してこれをDフリップフロップ
D6に供給する。DフリップフロップD6は、選択回路
S1から供給された加算結果を、上記サンプリングクロ
ック毎に取り込んで、これをパスメトリック値L000
として加算器AD3、及び比較器C1に夫々帰還供給す
る。
【0022】DフリップフロップD7は、加算器AD3
から供給された加算結果を、上記サンプリングクロック
毎に取り込んで、これをパスメトリック値L001とし
て加算器AD4に帰還供給する。加算器AD4は、ブラ
ンチメトリック値λ3と、DフリップフロップD7から
供給されたパスメトリック値L001とを加算して得ら
れた加算結果をDフリップフロップD8に供給する。D
フリップフロップD8は、加算器AD4から供給された
加算結果を、上記サンプリングクロック毎に取り込ん
で、これをパスメトリック値L011として加算器AD
7及び比較器C2の各々に帰還供給する。加算器AD5
は、ブランチメトリック値λ3と、Dフリップフロップ
D10から供給されたパスメトリック値L110とを加
算して得られた加算結果をDフリップフロップD9に供
給する。DフリップフロップD9は、加算器AD5から
供給された加算結果を、上記サンプリングクロック毎に
取り込んで、これをパスメトリック値L100として加
算器AD2及び比較器C1の各々に帰還供給する。加算
器AD6は、ブランチメトリック値λ4と、後述するD
フリップフロップD11から供給されたパスメトリック
値L111とを加算して得られた加算結果をDフリップ
フロップD10、及び選択回路S2に供給する。Dフリ
ップフロップD10は、加算器AD6から供給された加
算結果を、上記サンプリングクロック毎に取り込んで、
これをパスメトリック値L110として加算器AD5に
帰還供給する。
【0023】加算器AD7は、ブランチメトリック値λ
4と、DフリップフロップD8から供給されたパスメト
リック値L011とを加算して得られた加算結果を選択
回路S2に供給する。比較器C2は、パスメトリック値
L111とパスメトリック値L011との大小比較を行
い、パスメトリック値L111≧パスメトリック値L0
11なるときに、パス選択信号SEL111を“0”と
する一方、パスメトリック値L111<パスメトリック
値L011なるときに、SEL111を“1”とする。
選択回路S2は、かかるパス選択信号SEL111が
“0”である場合、すなわち、パスメトリック値L11
1がパスメトリック値L011以上の値である場合に
は、加算器AD7の加算結果を選択してこれをDフリッ
プフロップD11に供給する一方、パス選択信号SEL
111が“1”である場合、すなわち、パスメトリック
値L111がパスメトリック値L011よりも小なる値
である場合には、加算器AD6の加算結果を選択してこ
れをDフリップフロップD11に供給する。Dフリップ
フロップD11は、選択回路S2から供給された加算結
果を、上記サンプリングクロック毎に取り込んで、これ
をパスメトリック値L111として加算器AD6及び比
較器C2に夫々帰還供給する。
【0024】図6は、パスメモリ180の内部構成の一
例を示す図である。パスメモリ180は、パス選択信号
SEL000及びパス選択信号SEL111各々の値に
応じて、論理値「1」又は論理値「0」のデータ系列を
更新しつつこれを復号データ系列として出力する。図5
に示される選択回路S10〜S17の各々は、供給され
るパス選択信号SEL000及びパス選択信号SEL1
11の論理値が「0」のときは、図中の下方入力端P0
から供給された信号の論理値を次段のDフリップフロッ
プに中継出力する一方、パス選択信号SEL000及び
パス選択信号SEL111の論理値が「1」のときは、
図中の上方入力端P1から供給された信号の論理値を次
段のDフリップフロップD10、D15、D20、D2
5、D30、D35、D40及びD45に中継出力す
る。DフリップフロップD10〜D15、D20〜D2
5、D30〜D35、及びD40〜D45の各々は、供
給されてくる信号の論理値を、上記サンプリングクロッ
ク毎に取り込みこれを次段に中継出力する。多数決回路
40は、DフリップフロップD40〜D45各々から供
給されてくる信号の論理値「0」又は「1」の内で、多
い方の論理値を選択してこれを復号データとして出力す
る。
【0025】尚、図6においては、回路段数を4段とし
た場合の例を示しているが、実際には、10段から10
0段程度で構成される。以上の如く、本発明による記録
情報再生装置においては、ビタビ復号器17において用
いる予測値の各々を、読取サンプル系列p中におけるゼ
ロクロス時点に最も近い位置に存在するゼロクロスサン
プルの値、及びゼロクロスサンプルの前後に隣接するサ
ンプル各々の値に夫々等しい値に設定する構成としたの
である。
【0026】すなわち、情報データをRLL変調符号化
してCD、あるいはDVDの如き光ディスクに記録する
際には、ピットエッジ記録と呼ばれる記録方式を採用す
る。これは、記録パルスと等しい長さのピット及びラン
ドを光ディスク上に形成するものであり、かかるピット
両端のエッジ部が記録情報を担うものとなる。この光デ
ィスクから記録情報の再生を行う際には、かかるピット
両端のエッジ部に対応する読取信号のゼロクロス点に基
づいて記録情報の再生を行う。従って、かかる読取信号
をA/D変換して得られた読取サンプル系列を用いるビ
タビ復号においても、ゼロクロス時点及びそのゼロクロ
ス時点の前後に存在する読取サンプルが、記録情報の大
部分を担っていると考えられる。一方、ピット及びラン
ドの中央部に対応する、ゼロクロス時点から離れた時点
での読取信号は、アシンメトリと呼ばれるピット長の伸
縮に起因して、上下非対称となることがある。つまり、
ゼロクロス時点から離れた位置での読取信号に対応した
読取サンプルは、そのデータとしての信頼性が低く、そ
れ故に、ビタビ復号では、かかる読取サンプルからで
は、正確に復号するのが困難となる。
【0027】そこで、本発明においては、データとして
信頼性の高いゼロクロス時点の読取サンプル及びその前
後に存在する読取サンプルのみを重視してビタビ復号を
行う。図4に示されるメトリック演算回路170におい
ては、ゼロクロス時点から離れた時点に存在する、絶対
値の大なる読取サンプルが供給されてきた場合には、こ
の際の二乗誤差値を強制的に「0」にすることにより、
ビタビ復号の性能劣化を防止している。かかる動作は、
上述した如きDフリップフロップDC1及びDC2のク
リア動作にて実現している。
【0028】従って、本発明によれば、ビタビ復号を実
施する際に必要となる予測値は、予測値y-、予測値y
0、及び予測値y+の3つで事足りるので、図5のメト
リック演算回路、図6のパスメモリともに、より小さい
回路規模で済む。従って、復号性能を劣化させることな
く、小なる回路規模にて、高密度記録媒体から高い信頼
性をもって情報再生を行えるようになるのである。
【0029】尚、上記実施例においては、3つの予測値
y-、予測値y0、及び予測値y+各々を、予測値生成回
路16にて逐次、読取サンプル系列pから求めるように
している。しかしながら、これら3つの予測値を予め実
験によって求めておき、これらを図7に示されるが如
く、CPU(中央処理装置)20にてビタビ復号器17
に供給する構成としても良い。
【0030】例えば、単層構造のDVD、2層構造のD
VD、追記型DVD、書き換え可能なDVD、更にCD
の如き光ディスクのいずれからでも記録情報の再生が可
能な記録情報再生装置においては、これら各ディスク毎
に最適な3つの予測値y-、予測値y0、及び予測値y+
各々を記憶しておき、再生対象となるディスクの判別結
果に応じた予測値y-、予測値y0、及び予測値y+をビ
タビ復号器17に供給するのである。
【0031】図8は、本発明の他の実施例による記録情
報再生装置の構成を示す図である。図8において、ピッ
クアップ12は、記録ディスク11から記録情報の読み
取りを行って得られたアナログの読取信号をRFアンプ
13に供給する。RFアンプ13は、かかる読取信号を
所望に増幅したものを減算器21に供給する。減算器2
1は、RFアンプ13から供給された読取信号から、後
述する誤差信号eを減算した誤差補正読取信号をA/D
変換器14に供給する。A/D変換器14は、後述する
クロック発生回路15から供給されてくるサンプリング
クロック信号に応じて上記誤差補正読取信号をサンプリ
ングして順次、ディジタルの読取サンプル値に変換し、
この読取サンプル値の系列からなる読取サンプル系列p
を得る。クロック発生回路15は、かかる読取サンプル
系列pに基づいて位相補正した所定周波数のクロック信
号を発生し、これを上記サンプリングクロック信号とし
てA/D変換器14に供給する。レベル補正回路22
は、読取サンプル系列p中から、ゼロクロス時点に最も
近い位置に存在するゼロクロスサンプルを抽出し、この
サンプル値に対応したレベルを有する誤差信号eを発生
してこれを減算器21に帰還供給する。
【0032】かかる減算器21及びレベル補正回路22
の動作により、A/D変換器14から出力される読取サ
ンプル系列p中のゼロクロスサンプルの値は、実際に0
レベルとなる。予測値生成回路16’は、読取サンプル
系列p中から、ゼロクロスサンプルの前後に存在する正
極性のサンプルu及び負極性のサンプルw各々を抽出
し、これら正極性のサンプルu及び負極性のサンプルw
各々の平均レベルを夫々予測値y+、及び予測値y-とし
てビタビ復号器17に供給する。ビタビ復号器17に
は、更に、固定値の0が予測値の1つとして供給され
る。
【0033】すなわち、かかる図8に示される構成にお
いては、上記減算器21及びレベル補正回路22の動作
により、読取サンプル系列p中のゼロクロスサンプルの
値は、必ず0レベルとなるので、予測値y0としては、
固定値の0レベルをそのまま用いれば良いのである。か
かる構成によれば、図2及び図5に示される予測値y0
に関する回路部を省略することが出来る。
【0034】又、光ディスク再生系の周波数特性は高域
減衰特性であるから、RLL変調符号を用いて記録した
場合の読取信号波形においては、最短ランレングス波形
の振幅が最小となる。よって、光ディスクに記録されて
いるRLL変調符号化信号を読み取る場合には、この最
短ランレングス波形が読み取りエラーを起こす確率が高
い。
【0035】そこで、上記予測値生成回路16による予
測値y+、及び予測値y-の検出においては、ゼロクロス
時点の前後の正負サンプルを全て検出するのではなく、
ランレングスが最短である場合にのみ検出する構成とし
ても良い。そして、この最短ランレングス波形に対応し
た予測値を設定することにより、ビタビ復号回路17の
復号エラーを更に低減させることが可能となる。
【0036】又、上記予測値生成回路16による予測値
y+、及び予測値y-の検出においては、最短ランレング
ス波形の振幅が最小となる性質を利用して、ゼロクロス
時点の前後のサンプル値の最小値を検出するようにして
も良い。更に、かかる予測値生成回路16による予測値
y+、及び予測値y-の検出においては、予測値y+、及
び予測値y-が正負対称であると近似して、サンプル値
の絶対値を検出するようにしても良い。この際、検出さ
れた絶対値を正極性としたものを予測値y+とし、負極
性としたものを予測値y-とするのである。
【0037】又、上記実施例においては、予測値が3つ
の場合について述べたが、これに限定されるものではな
い。例えば、予測値を4つの如き偶数個としても構わな
い。この際、A/D変換器14におけるサンプリングク
ロックは、ゼロクロス時点と逆位相とし、ゼロクロス時
点の前後各2クロックの計4サンプルを予測値とする。
【0038】又、上記RLL変調符号は、8/16変調
符号化に限定されるものではなく、例えば、(1、7)
RLL変調符号、(2、7)RLL変調符号、及びEF
M(eight to fourteen modulation)符号等、種々の転
用が可能である。又、予測値の個数、変調符号の種類に
応じてビタビ復号回路の構成は種々に改変可能である。
【0039】
【発明の効果】上記したことから明らかなように、本発
明による記録情報再生装置によれば、その復号性能を劣
化させることなくビタビ復号器の回路規模を小にするこ
とが出来る。よって、小なる回路規模の再生装置にて、
RLL変調符号化して高密度記録された記録媒体から信
頼性の高い情報再生が行えるようになるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による記録情報再生装置の構成の一例を
示す図である。
【図2】予測値生成回路16の内部構成を示す図であ
る。
【図3】予測値生成回路16の内部動作波形を示す図で
ある。
【図4】ビタビ復号器17の構成を示す図である。
【図5】メトリック演算回路170の内部構成を示す図
である。
【図6】パスメモリ180の内部構成の一例を示す図で
ある。
【図7】本発明の他の実施例による記録情報再生装置の
構成を示す図である。
【図8】本発明の他の実施例による記録情報再生装置の
構成を示す図である。
【主要部分の符号の説明】
14 A/D変換器 16 予測値生成回路 17 ビタビ復号器 21 減算器 22 レベル補正回路 170 メトリック演算回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に記録された情報データの再生
    を行う記録情報再生装置であって、 前記記録媒体から記録情報の読み取りを行ってアナログ
    の読取信号を得る情報読取手段と、前記読取信号をサン
    プリングしてディジタルの読取サンプル系列に変換する
    A/D変換器と、前記読取サンプル系列と複数の予測値
    各々との誤差に基づいて情報データの復号を行うビタビ
    復号器とを有し、 前記予測値の各々は、前記読取サンプル系列中における
    ゼロクロス時点に最も近い位置に存在するゼロクロスサ
    ンプルの値、及び前記ゼロクロスサンプルの前後に隣接
    するサンプル各々の値に夫々等しい値であることを特徴
    とする記録情報再生装置。
  2. 【請求項2】 記録媒体に記録された情報データの再生
    を行う記録情報再生装置であって、 前記記録媒体から記録情報の読み取りを行ってアナログ
    の読取信号を得る情報読取手段と、 前記読取信号をサンプリングしてディジタルの読取サン
    プル系列に変換するA/D変換器と、 前記読取サンプル系列と複数の予測値各々との誤差に基
    づいて情報データの復号を行うビタビ復号器と、 前記読取サンプル系列中におけるゼロクロス時点に最も
    近い位置に存在するゼロクロスサンプル及び前記ゼロク
    ロスサンプルの前後に隣接するサンプル各々を抽出し、
    これらを夫々前記予測値とする予測値生成手段とを有す
    ることを特徴とする記録情報再生装置。
  3. 【請求項3】 記録媒体に記録された情報データの再生
    を行う記録情報再生装置であって、 前記記録媒体から記録情報の読み取りを行ってアナログ
    の読取信号を得る情報読取手段と、 前記読取信号から誤差信号を減算して誤差補正読取信号
    を得る減算器と、 前記誤差補正読取信号をサンプリングしてディジタルの
    読取サンプル系列に変換するA/D変換器と、 前記読取サンプル系列中におけるゼロクロス時点に最も
    近い位置に存在するゼロクロスサンプルを抽出し、この
    サンプル値に対応したレベルを有する信号を前記誤差信
    号として発生するレベル補正手段と、 前記読取サンプル系列と複数の予測値各々との誤差に基
    づいて情報データの復号を行うビタビ復号器とを有し、 前記予測値の各々は、ゼロレベル及び前記ゼロクロスサ
    ンプルの前後に隣接するサンプル各々の値に夫々等しい
    値であることを特徴とする記録情報再生装置。
  4. 【請求項4】 前記記録媒体は光ディスクであり、前記
    情報データはRLL変調符号化されて前記光ディスクに
    記録されていることを特徴とする請求項1、2及び3記
    載の記録情報再生装置。
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