JPH09259004A - デバッグ方法 - Google Patents

デバッグ方法

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JPH09259004A
JPH09259004A JP8071671A JP7167196A JPH09259004A JP H09259004 A JPH09259004 A JP H09259004A JP 8071671 A JP8071671 A JP 8071671A JP 7167196 A JP7167196 A JP 7167196A JP H09259004 A JPH09259004 A JP H09259004A
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JP8071671A
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Nobutaka Takano
信貴 高野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】装置の運用を停止せずにトレースポイントが設
定でき、デバッグコマンドの実行終了時に操作を伴わず
に制御プログラムを再実行させる 【解決手段】パソコン32は、装置31に複数のデバッ
グコマンドを送り、この装置31は、これを受け、この
コマンドにより指定されたアドレスをトレースポイント
とし、このトレースポイントにある制御プログラム1の
命令を例外発生命令に置き換え、この制御プログラム1
の命令と前記複数のデバッグコマンドとを共通領域4に
格納する。トレースポイントの例外発生命令が制御プロ
グラム1により実行されたとき、例外処理プログラム3
が実行され共通領域4に格納された制御プログラム1の
命令を前記トレースポイントのアドレスに戻し、共通領
域4に格納された複数のデバッグコマンドを順次実行し
てデバッグを行い、この実行結果をパソコン32に送
り、中断中の制御プログラム1の実行を再開する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデバッグ方法に関
し、特にリモート端末からの操作により装置内の制御プ
ログラムをデバッグするデバッグ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のデバッグ方法は、開発途
中又は開発後に不具合の発生したCPUを組み込んだ装
置内の制御プログラムをデバッグするため、このCPU
の動作をシミュレートするインサーキットエミュレータ
(以後ICEと記述する)をこの装置に設定したり、特
開平02ー186448号公報に開示されているよう
に、デバッグ環境を提供する専用回路を備えた集積回路
と専用ソフトウェアを予めこの装置に組み込み、これら
のICEや専用回路を用いている。このICEや専用回
路を用いた方法は、制御プログラムを停止させてトレー
スポイントを設定し、設定後この制御プログラムを再開
させ、この制御プログラムがトレースポイントの命令を
実行するとこの制御プログラムが停止し、この停止の状
態でデバッグコマンドを実行させ、デバッグコマンドの
実行後、あらためてこの制御プログラムを再開させてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のデバッ
グ方法は、制御プログラムを停止させてトレースポイン
トを設定しているので、この設定期間は装置の制御が停
止するため、特にこの装置と他の装置とを連携して稼働
する場合には、この設定期間には他の装置も停止させる
必要があり、自装置の運用が停止するばかりでなく他の
装置の運用も停止するという問題がある。又、デバッグ
コマンドの実行後にこの制御プログラムを再実行させる
ためには、制御プログラムを再開させる操作をあらため
て行う必要があるので、操作者がこの装置を監視しデバ
ッグコマンドの実行の終了を確認する必要があり手間が
掛かると言う問題がある。
【0004】本発明の目的はこのような従来の欠点を除
去するため、トレースポイントを設定するときに装置の
運用を停止する必要がなく、デバッグコマンドの実行が
終了したときに制御プログラムを再実行させるための操
作を行う必要がないデバッグ方法を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のデバッグ方法
は、リモート端末からの操作により装置内の制御プログ
ラムをデバッグするデバッグ方法において、前記制御プ
ログラムを停止させずにデバッグコマンドの設定ができ
るようにしている。
【0006】また、本発明のデバッグ方法の前記デバッ
グコマンドの設定は、前記制御プログラムの実行を中断
させるアドレスをトレースポイントとし、このトレース
ポイントで前記制御プログラムの実行が中断したときに
実行させるデバッグコマンドを複数個指定できるように
している。
【0007】また、本発明のデバッグ方法は、リモート
端末からの操作により装置内の制御プログラムをデバッ
グするデバッグ方法において、デバッグコマンドの実行
が終了したとき前記制御プログラムの実行を再開するよ
うにしている。
【0008】また、本発明のデバッグ方法は、前記制御
プログラムの実行により予め制御されている前記装置に
前記リモート端末から前記複数のデバッグコマンドを送
り、この送られた前記複数のデバッグコマンドを前記装
置内に予め格納したデバッグ支援プログラムにより受
け、この受けた前記複数のデバッグコマンドのうちの一
つのデバッグコマンドにより指定されたアドレスをトレ
ースポイントとし、このトレースポイントに予め格納さ
れた前記制御プログラムの命令を読み出し、前記装置内
に予め格納した例外処理プログラムを実行させるための
例外発生命令を前記トレースポイントに設定し、前記読
み出した前記制御プログラムの命令と前記複数のデバッ
グコマンドとを前記装置内の共通領域に格納し、前記制
御プログラムが前記トレースポイントに設定された前記
例外発生命令を実行したときに前記制御プログラムの実
行を中断し、前記例外処理プログラムを実行して、前記
共通領域に格納された前記制御プログラムの命令を読み
出し、この読み出した命令を前記トレースポイントのア
ドレスに格納し、前記共通領域に格納された前記複数の
デバッグコマンドを順次実行してデバッグを行い、前記
複数のデバッグコマンドの実行が終了したときにこの実
行結果と例外処理の終了を示すコマンドとを前記デバッ
グ支援プログラムに通知し、前記デバッグ支援プログラ
ムにより前記実行結果と前記終了を示すコマンドとを受
けてこの実行結果を前記リモート端末に送り、前記中断
中の前記制御プログラムを再実行させ、前記リモート端
末により前記実行結果を受けてこれを表示するようにし
ている。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0010】図3は本発明の実施の形態で使用するシス
テムの一例を示す図であり、このシステムは、端末プロ
グラム5によりデバッグの操作を行う例えばパソコン等
のリモート端末32(以後パソコン32と記載)と、こ
のパソコン32からの操作によりデバッグされる装置3
1とにより構成している。この装置31は、CPU33
と、この装置31を制御する制御プログラム1と,この
制御プログラム1のデバッグを支援するデバッグ支援プ
ログラム2と,複数のデバッグコマンドを連続して実行
する例外処理プログラム3とを予め格納した例えばRO
M等の第1のメモリ34(以後ROM34と記載)と、
この装置31の起動時にROM34から転送された制御
プログラム1と,デバッグ支援プログラム2と,例外処
理プログラム3とを格納しデバッグ支援プログラム2か
ら例外処理プログラム3へデータを伝達するための共通
領域4を有する例えばRAM等の第2のメモリ35(以
後RAM35と記載)と、この装置31の機能を実現す
るための各種デバイス36と、パソコン32と通信する
ためのシリアルIO37(以後SIO37と記載)とに
より構成している。
【0011】図1は、本発明のデバッグ方法の一つの実
施の形態を示すブロック図である。
【0012】図1に示す本実施の形態のデバッグ方法
は、パソコン32と装置31との電源を投入し、装置3
1内のROM34に予め格納した制御プログラム1と,
デバッグ支援プログラム2と,例外処理プログラム3と
をRAM35に転送し、この制御プログラム1を実行し
てこの装置31の制御を開始する。
【0013】パソコン32は端末プログラム5により、
装置31にこの装置31の制御プログラム1をデバッグ
するための複数のデバッグコマンドを送り(S1)、こ
の装置31は、パソコン32から送られた複数のデバッ
グコマンドをこの装置31内のRAM35に格納したデ
バッグ支援プログラム2により受け、この複数のデバッ
グコマンドのうちの一つのデバッグコマンドにより指定
されたアドレスをトレースポイントとし(S2)、この
トレースポイントに予め格納された制御プログラム1の
命令を読み出し(S3)、装置31内のRAM35に格
納した例外処理プログラム3を実行させるための例外発
生命令をこのトレースポイントに設定し(S4)、前記
読み出した制御プログラム1の命令と前記複数のデバッ
グコマンドとを装置31内の共通領域4に格納する(S
5)。
【0014】トレースポイントに設定した例外発生命令
が制御プログラム1により実行されたとき、この制御プ
ログラム1は実行が中断され前記例外処理プログラム3
が実行を開始する。そして、この例外処理プログラム3
により共通領域4に格納された制御プログラム1の命令
を読み出し(S6)、この読み出した命令を前記トレー
スポイントのアドレスに格納し(S7)、共通領域4に
格納された複数のデバッグコマンドを順次実行してデバ
ッグを行い(S8)、複数のデバッグコマンドの実行が
終了したときにこの実行結果と例外処理の終了を示すコ
マンドとをデバッグ支援プログラム2に通知する(S
9)。
【0015】デバッグ支援プログラム2は、前記実行結
果と例外処理の終了を示すコマンドとを受けてこの実行
結果をパソコン32に送る(S10)。
【0016】パソコン32はこの実行結果受けこれを表
示する(S11)。
【0017】前記ステップS10でパソコン32への実
行結果の転送が終了すると前記中断中の制御プログラム
1が実行を再開する(S12)。
【0018】次に、本実施の形態のデバッグ方法の動作
を図2、図3、図4、図5、図6、図7、および図8を
参照して詳細に説明する。
【0019】図2は、本発明の実施の形態の動作の一例
を示す流れ図であり、パソコン32内の端末プログラム
5と装置31内の複数のプログラムとが並行して動作す
る様子を示している。
【0020】図4は、デバッグ支援プログラムの動作の
一例を示す流れ図であり、この動作の例は、パソコン3
2又は例外処理プログラム3から送られてくるコマンド
を受信するまでウエイトしコマンドが送られてきたとき
このコマンドを受信し(S41)、受信したコマンドが
デバッグコマンドか否かを調査し(S42)、調査した
結果がデバッグコマンドを示す場合にはこのデバッグコ
マンドを実行するコマンド実行処理プログラムを実行し
(S43)、このコマンド実行処理プログラムの実行終
了後にステップS45へ続き制御を続行する。前記ステ
ップS42で調査した結果がデバッグコマンドを示さな
い場合には、前記受信したコマンドが例外処理プログラ
ム3の実行の終了を示す例外処理終了コマンドか否かを
調査し(S44)、調査した結果が例外処理終了コマン
ドを示す場合は、前記例外処理終了コマンドおよびこの
コマンドと共に受信するデバッグコマンドの実行結果又
はステップS43で実行したコマンド実行処理プログラ
ムでのデバッグコマンドの実行結果をパソコン32に送
信し(S45)、ステップS41へ続き制御を続行す
る。ステップS44で調査した結果が例外処理終了コマ
ンドを示さない場合には前記ステップS41へ続き制御
を続行する。
【0021】図5は、コマンド実行処理プログラムの動
作の一例を示す流れ図であり、この動作の例は、実行す
べきコマンドを識別し(S51)、この識別した結果が
メモリセットコマンドを示す場合はこのコマンドにより
指定されたアドレスにこのコマンドにより指定された命
令や情報等のデータを設定し(S52)、コマンド実行
処理プログラムを終了する。前記ステップS51で識別
した結果がメモリフィルコマンドを示す場合はこのコマ
ンドにより指定されたアドレスからこのコマンドにより
指定されたアドレスまでこのコマンドにより指定された
データを設定し(S53)、コマンド実行処理プログラ
ムを終了する。前記ステップS51で識別した結果がメ
モリダンプコマンドを示す場合はこのコマンドにより指
定されたアドレスに格納してあるデータをパソコン32
に表示するために読み出し(S54)、コマンド実行処
理プログラムを終了する。前記ステップS51で識別し
た結果がメモリムーブコマンドを示す場合はこのコマン
ドにより指定されたアドレスに格納されたデータをこの
コマンドにより指定されたアドレスに格納し(S5
5)、コマンド実行処理プログラムを終了する。前記ス
テップS51で識別した結果がトレースポイント設定コ
マンドを示す場合はトレースポイント設定処理プログラ
ムを実行し(S56)、このトレースポイント設定処理
プログラムの実行終了後にこのコマンド実行処理プログ
ラムを終了する。
【0022】図6は、トレースポイント設定処理プログ
ラムの動作の一例を示す流れ図であり、このプログラム
はコマンド実行処理プログラムがトレースポイント設定
コマンドを識別したときに起動される。このトレースポ
イント設定処理プログラムの動作の例は、制御プログラ
ム1のトレースポイントに予め格納された制御プログラ
ム1の命令を取り出し、この命令を装置31内の共通領
域4に格納して保存し(S61)、装置31内に予め格
納した例外処理プログラム3を実行させるための例外発
生命令を制御プログラム1のトレースポイントに設定し
(S62)、前記トレースポイント設定コマンドの受信
時にこのコマンドに続けてパソコン32から読み込んだ
デバッグコマンドを、これらのコマンド内から終了コマ
ンドを検出するまでパソコン32から読み込んだ順に共
通領域4に格納する。
【0023】すなわち、トレースポイント設定コマンド
に続けてパソコン32から読み込んだデバッグコマンド
を調べ(S63)、この調べた結果がメモリセットコマ
ンドを示す場合はメモリセットコマンドを共通領域4に
設定し(S64)、前記ステップS63へ続き制御を続
行する。前記ステップS63で調べた結果がメモリフィ
ルコマンドを示す場合はメモリフィルコマンドを共通領
域4に設定し(S65)、前記ステップS63へ続き制
御を続行する。前記ステップS63で調べた結果がメモ
リダンプコマンドを示す場合はメモリダンプコマンドを
共通領域4に設定し(S66)、前記ステップS63へ
続き制御を続行する。前記ステップS63で調べた結果
がメモリムーブコマンドを示す場合はメモリムーブコマ
ンドを共通領域4に設定し(S67)、前記ステップS
63へ続き制御を続行する。前記ステップS63で識別
した結果が終了コマンドを示す場合は終了コマンドを共
通領域4に設定し(S68)、トレースポイント設定処
理プログラムを終了する。
【0024】図7は、共通領域の構造の一例を示す図で
あり、共通領域4に制御プログラム1のトレースポイン
トの命令とメモリセット,メモリダンプ,終了等の複数
のデバッグコマンドとが格納されていることを示してい
る。
【0025】図8は、例外処理プログラムの動作の一例
を示す流れ図であり、このプログラムは制御プログラム
1がトレースポイントに設定された例外発生命令を実行
したときに起動される。この例外処理プログラム3の動
作の例は、共通領域4に格納して保存されているこのト
レースポイントの制御プログラム1の命令を読み出しこ
のトレースポイントに設定し(S81)、共通領域4に
格納してある複数のデバッグコマンドを終了コマンドが
検出されるまで格納順に読み出し、デバッグコマンドの
機能に従ってデバッグする。
【0026】すなわち、共通領域4から読み出したデバ
ッグコマンドを調べ(S82)、この調べた結果がメモ
リセットコマンドを示す場合はこのコマンドにより指定
されたアドレスにこのコマンドにより指定された命令や
情報等のデータを設定し(S83)、前記ステップS8
2へ続き制御を続行する。前記ステップS82で調べた
結果がメモリフィルコマンドを示す場合はこのコマンド
により指定されたアドレスからこのコマンドにより指定
されたアドレスまでこのコマンドにより指定されたデー
タを設定し(S84)、前記ステップS82へ続き制御
を続行する。前記ステップS82で調べた結果がメモリ
ダンプコマンドを示す場合はこのコマンドにより指定さ
れたアドレスに格納してあるデータをパソコン32に表
示するために読み出し(S85)、前記ステップS82
へ続き制御を続行する。前記ステップS82で調べた結
果がメモリムーブコマンドを示す場合はこのコマンドに
より指定されたアドレスに格納されたデータをこのコマ
ンドにより指定されたアドレスに格納し(S86)、前
記ステップS82へ続き制御を続行する。前記ステップ
S82で識別した結果が終了コマンドを示す場合は例外
処理終了コマンドと前記デバッグコマンドの実行結果と
をデバッグ支援プログラム2に通知し(S87)、例外
処理プログラム3を終了する。
【0027】図2において、パソコン32と装置31と
の電源を投入すると、装置31内のROM34に予め格
納した制御プログラム1と,デバッグ支援プログラム2
と,例外処理プログラム3とがRAM35に転送され、
この転送された制御プログラム1が実行されこの装置3
1の制御が開始される(S21)。
【0028】パソコン32は端末プログラム5により、
装置31にこの装置31の制御プログラム1をデバッグ
するための例えばトレースポイント設定コマンド以外の
デバッグコマンドを送る(S22)。
【0029】この装置31の制御プログラム1は実行を
中断し、デバッグ支援プログラム2により、図4および
図5に示すように、パソコン32から送られたデバッグ
コマンドを受信し、このデバッグコマンドの種類を識別
して実行しデバッグコマンドの実行結果をパソコン32
に送る(S23)。
【0030】パソコン32はこの結果を受けて表示し
(S24)、制御プログラム1は制御を再開する(S2
5)。
【0031】次に、例えばトレースポイント設定コマン
ドとこのコマンド以外の複数のデバッグコマンドとをパ
ソコン32から送ると(S26)、この装置31の制御
プログラム1は実行を中断し、デバッグ支援プログラム
2により図4に示すように、パソコン32から送られた
デバッグコマンドを受け、図5で示すように、このデバ
ッグコマンドの種類を識別しトレースポイント設定処理
プログラムを起動し図6で示すように、トレースポイン
トの制御プログラム1の命令を共通領域4に格納して保
存しこのトレースポイントに例外発生命令を設定し、ト
レースポイント設定コマンドに続く複数のデバッグコマ
ンドを共通領域4に順次格納する(S27)。
【0032】デバッグコマンドの共通領域4への格納が
終了すると、制御プログラム1は制御を再開し、前記ス
テップS27で設定したトレースポイントの例外発生命
令を実行すると、この制御プログラム1は制御を中断
し、例外処理プログラム3が起動する(S28)。
【0033】起動した例外処理プログラム3は図8で示
すように、共通領域4に格納して保存したトレースポイ
ントの制御プログラム1の命令をこのトレースポイント
に設定し、共通領域4に格納された複数のデバッグコマ
ンドを終了コマンドを検出するまで格納順に実行し、例
外処理終了コマンドとデバッグコマンド実行結果とをデ
バッグ支援プログラム2に通知する(S29)。
【0034】デバッグ支援プログラム2は、図4に示す
ように、この例外処理終了コマンドとデバッグコマンド
の実行結果とを受けて、この実行結果をパソコン32に
送る(S30)。
【0035】パソコン32は前記実行結果受けこれを表
示する(S31)。
【0036】前記ステップS30のパソコン32への実
行結果の転送が終了すると前記中断中の制御プログラム
1が実行を再開する(S32)、以上の説明では、デバ
ッグコマンドを、トレースポイント設定コマンドやメモ
リセットコマンド等の基本的な数種類のコマンドに限定
して記述したが、これらのコマンドにこだわる必要はな
い。又、デバッグコマンドの機能はその一例を記述した
ものでありこの機能にこだわる必要はない。さらに、ト
レースポイントが一つの場合について記述したが、複数
のトレースポイントの場合も同様である。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のデバッグ
方法によれば、制御プログラム1を停止させずにデバッ
グコマンドの設定ができるので、この設定期間に自装置
31や他の装置31の運用を停止さる必要がない。
【0038】又、デバッグコマンドの実行が終了したと
き制御プログラム1の実行を再開するようにしたので、
制御プログラム1を再開させる操作をあらためて行う必
要がないため、操作者がこの装置31を監視しデバッグ
コマンドの実行の終了を確認する手間が掛からない。
【0039】さらに、トレースポイントで実行させるデ
バッグコマンドを複数個指定できるようにしたので、デ
バッグ対象プログラムの任意のアドレスで複数のデバッ
グ処理を連続して行えるため、必要なデバッグ情報を短
時間で得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデバッグ方法の一つの実施の形態を示
すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態の動作の一例を示す流れ図
である。
【図3】本発明の実施の形態で使用するシステムの一例
を示す図である。
【図4】デバッグ支援プログラムの動作の一例を示す流
れ図である。
【図5】コマンド実行処理プログラムの動作の一例を示
す流れ図である。
【図6】トレースポイント設定処理プログラムの動作の
一例を示す流れ図である。
【図7】共通領域の構造の一例を示す図である。
【図8】例外処理プログラムの動作の一例を示す流れ図
である。
【符号の説明】
1 制御プログラム 2 デバッグ支援プログラム 3 例外処理プログラム 4 共通領域 5 端末プログラム 31 装置 32 リモート端末(パソコン) 33 CPU 34 第1のメモリ(ROM) 35 第2のメモリ(RAM) 36 各種デバイス 37 シリアルIO(SIO)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リモート端末からの操作により装置内の
    制御プログラムをデバッグするデバッグ方法において、 前記制御プログラムを停止させずにデバッグコマンドの
    設定ができるようにしたことを特徴とするデバッグ方
    法。
  2. 【請求項2】 前記デバッグコマンドの設定は、前記制
    御プログラムの実行を中断させるアドレスをトレースポ
    イントとし、このトレースポイントで前記制御プログラ
    ムの実行が中断したときに実行させるデバッグコマンド
    を複数個指定できるようにしたことを特徴とする請求項
    1記載のデバッグ方法。
  3. 【請求項3】 リモート端末からの操作により装置内の
    制御プログラムをデバッグするデバッグ方法において、 デバッグコマンドの実行が終了したとき前記制御プログ
    ラムの実行を再開するようにしたことを特徴とするデバ
    ッグ方法。
  4. 【請求項4】 前記制御プログラムの実行により予め制
    御されている前記装置に前記リモート端末から前記複数
    のデバッグコマンドを送り、 この送られた前記複数のデバッグコマンドを前記装置内
    に予め格納したデバッグ支援プログラムにより受け、こ
    の受けた前記複数のデバッグコマンドのうちの一つのデ
    バッグコマンドにより指定されたアドレスをトレースポ
    イントとし、このトレースポイントに予め格納された前
    記制御プログラムの命令を読み出し、前記装置内に予め
    格納した例外処理プログラムを実行させるための例外発
    生命令を前記トレースポイントに設定し、前記読み出し
    た前記制御プログラムの命令と前記複数のデバッグコマ
    ンドとを前記装置内の共通領域に格納し、 前記制御プログラムが前記トレースポイントに設定され
    た前記例外発生命令を実行したときに前記制御プログラ
    ムの実行を中断し、前記例外処理プログラムを実行し
    て、前記共通領域に格納された前記制御プログラムの命
    令を読み出し、この読み出した命令を前記トレースポイ
    ントのアドレスに格納し、前記共通領域に格納された前
    記複数のデバッグコマンドを順次実行してデバッグを行
    い、前記複数のデバッグコマンドの実行が終了したとき
    にこの実行結果と例外処理の終了を示すコマンドとを前
    記デバッグ支援プログラムに通知し、 前記デバッグ支援プログラムにより前記実行結果と前記
    終了を示すコマンドとを受けてこの実行結果を前記リモ
    ート端末に送り、 前記中断中の前記制御プログラムを再実行させ、 前記リモート端末により前記実行結果を受けてこれを表
    示するようにしたことを特徴とする請求項1、2又は3
    記載のデバッグ方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000076094A (ja) * 1998-09-03 2000-03-14 Ricoh Co Ltd シミュレータ
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