JPH09247410A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH09247410A
JPH09247410A JP8078337A JP7833796A JPH09247410A JP H09247410 A JPH09247410 A JP H09247410A JP 8078337 A JP8078337 A JP 8078337A JP 7833796 A JP7833796 A JP 7833796A JP H09247410 A JPH09247410 A JP H09247410A
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JP8078337A
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Norihiko Kondo
典彦 近藤
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は送信先のカレンダー情報を報知して、
送信先の事情に応じた送信を行えるファクシミリ装置を
提供する。 【解決手段】読取部に原稿がセットされると、時刻・カ
レンダーキーが投入されたかどうかチェックし、時刻・
カレンダーキーが投入されると、カレンダー情報の表示
出力が選択されたと判断して、送信先の電話番号が入力
されるのを待って、当該相手先のカレンダー情報を操作
表示部のディスプレイに送信先電話番号及び送信先時刻
とともに表示出力する(ステップS1〜S4)。その
後、割り込みキーが投入されてカレンダー出力の要求が
あったかチェックし、割り込みキーが投入されると、カ
レンダー出力割り込み処理を行って、カレンダー情報の
記録紙への記録出力を行った後、即時送信するかメモり
送信するかの選択に応じて、送信処理を行う(ステップ
S5〜S15)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
に関し、詳細には、送信先の相手先の休日や営業日等の
カレンダー情報を考慮した送信を行うことのできるファ
クシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置は、その普及に伴って
各種ビジネスにおいて不可欠の情報機器として利用され
るようになってきているとともに、通信コストの低減に
伴って、外国とのファクシミリ通信も盛んに行われるよ
うになってきている。
【0003】従来、外国との通信において時差の問題を
解決すべく、種々の提案がなされている。例えば、入力
された電話番号から相手先の地域名称、月日、曜日また
は時刻を通知する電話装置(特開平6−177947号
公報参照)が提案されており、この電話装置によれば、
相手先との月日、曜日または時刻の違いによる誤解が生
じることを防止することができる。また、従来、送信先
が入力されると、送信先の現在時刻を表示して、送信先
の時刻に基づいて送信時刻を指定することのできる通信
制御装置及び方法(特開平6−284153号公報参
照)が提案されており、この通信制御装置及び方法によ
れば、送信先の時刻に合わせて時刻指定送信を行うこと
ができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電話装置や通信制御装置及び方法によれば、相手先
との時差を考慮した会話や送信を行うことはできるが、
近時、ファクシミリ装置の普及に伴って、相手先が休暇
日であるかどうか等のカレンダー情報に合わせて、適切
なファクシミリ通信を行う必要があり、上記従来技術で
は、相手先のカレンダー情報に合わせたファクシミリ通
信を行うことができない。
【0005】すなわち、ファクシミリ送信を行う相手先
の会社や国等により、休暇の時期や長さが千差万別であ
り、急を要するファクシミリ通信を相手先が休暇中であ
るかどうかを無視して行っても、適切に相手先に伝達す
ることができず、適切なファクシミリ通信を行うことが
できない。
【0006】そこで、請求項1記載の発明は、入力され
た送信先毎のカレンダー情報を記憶しておき、送信先が
入力されると、当該相手先のカレンダー情報を読み出し
て報知することにより、相手先が休暇中であるか否か等
のカレンダー情報が分かるようにし、相手先の休暇等に
合わせて適切にファクシミリ送信を行うことができ、適
切なファクシミリ送信を行うことができるとともに、利
用性の良好なファクシミリ装置を提供することを目的と
している。
【0007】請求項2記載の発明は、相手先のカレンダ
ー情報の記載されたカレンダー情報用紙を読取手段で読
み取って、相手先毎に記憶することにより、相手先毎の
カレンダー情報の入力を簡単に行うことができ、より利
用性の良好なファクシミリ装置を提供することを目的と
している。
【0008】請求項3記載の発明は、相手先毎のカレン
ダー情報を表示出力することにより、相手先のカレンダ
ー情報を視覚により的確に把握できるようにし、より適
切なファクシミリ送信を行うことができるとともに、よ
り一層利用性の良好なファクシミリ装置を提供すること
を目的としている。
【0009】請求項4記載の発明は、相手先のカレンダ
ー情報を記録紙に記録出力することにより、相手先のカ
レンダー情報をより一層的確に視覚で確認することがで
きるようにし、より一層利用性の良好なファクシミリ装
置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明のフ
ァクシミリ装置は、送信先毎の休日や曜日等のカレンダ
ー情報を入力するカレンダー情報入力手段と、前記カレ
ンダー情報入力手段から入力された前記カレンダー情報
を送信先毎に記憶するカレンダー情報記憶手段と、所定
の情報を報知する報知手段と、送信時、送信先が入力さ
れると、前記カレンダー情報記憶手段に記憶されている
当該送信先の前記カレンダー情報を読み出して、前記報
知手段により報知させる制御手段と、を備えることによ
り、上記目的を達成している。
【0011】ここで、カレンダー情報としては、相手先
毎の休日や曜日等だけでなく、年月日や時刻等の種々の
情報を含んでいてもよい。
【0012】上記構成によれば、入力された送信先毎の
カレンダー情報を記憶しておき、送信先が入力される
と、当該相手先のカレンダー情報を読み出して報知する
ことができ、相手先が休暇中であるか等のカレンダー情
報をオペレータに認識させることができる。その結果、
相手先の休暇等に合わせて適切にファクシミリ送信を行
うことができ、ファクシミリ装置の利用性を向上させる
ことができるとともに、適切なファクシミリ送信を行う
ことができる。
【0013】この場合、例えば、請求項2に記載するよ
うに、前記カレンダー情報入力手段は、前記カレンダー
情報の記載された所定のカレンダー情報用紙を読み取る
読取手段であり、前記制御手段は、前記読取手段の読み
取った前記カレンダー情報を前記カレンダー情報記憶手
段に前記送信先に対応させて記憶させるものであっても
よい。
【0014】ここで、カレンダー情報用紙としては、相
手先を特定する情報、例えば、相手先の電話番号と当該
相手先のカレンダー情報、例えば、年月日と休暇情報等
を、例えば、マーク方式により記入されたOMRシート
(Optical Mark Reader シート)等を利用することがで
きる。
【0015】上記構成によれば、相手先のカレンダー情
報の記載されたカレンダー情報用紙を読取手段で読み取
って、相手先毎にカレンダー情報を記憶することがで
き、相手先毎のカレンダー情報の入力を簡単に行うこと
ができる。その結果、ファクシミリ装置の利用性をより
一層向上させることができる。
【0016】また、例えば、請求項3に記載するよう
に、前記報知手段は、前記カレンダー情報を表示出力す
る表示手段であってもよい。
【0017】上記構成によれば、相手先のカレンダー情
報を表示出力することができ、相手先のカレンダー情報
を視覚によりオペレータが的確に把握できるようにする
ことができる。その結果、ファクシミリ装置の利用性を
より一層向上させることができるとともに、より一層適
切なファクシミリ送信を行うことができる。
【0018】さらに、例えば、請求項4に記載するよう
に、前記ファクシミリ装置は、所定の情報を記録紙に記
録出力する記録手段をさらに備え、前記制御手段は、前
記カレンダー情報記憶手段に記憶されている前記カレン
ダー情報を前記録手段により記録出力させるものであっ
てもよい。
【0019】上記構成によれば、相手先のカレンダー情
報を記録紙に記録出力することができ、オペレータが相
手先のカレンダー情報をより一層的確に視覚で確認でき
るようにすることができ、ファクシミリ装置の利用性を
より一層向上させることができるとともに、カレンダー
情報の利用性を向上させることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本
発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定す
る旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもので
はない。
【0021】図1〜図5は、本発明のファクシミリ装置
の一実施の形態を適用したファクシミリ装置を示す図で
あり、図1は、本発明のファクシミリ装置の一実施の形
態を適用したファクシミリ装置1の回路ブロック図であ
る。
【0022】図1において、ファクシミリ装置1は、フ
ァクシミリ制御部2、記憶部3、操作表示部4、NCU
部5、読取部6、画像記録部7及びカレンダー記憶部8
等を備えており、上記各部は、バス9により接続されて
いる。
【0023】ファクシミリ制御部(制御手段)2は、C
PU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only
Memory)及びRAM(Random Access Memory)等を備
え、ROM内には、ファクシミリ装置1のシステムプロ
グラムが格納されているとともに、カレンダー情報報知
・送信処理プログラム、カレンダー情報記録出力処理プ
ログラム及びこれらの各処理プログラムを実行するのに
必要な各種データ及びシステムデータ等が格納されてい
る。ファクシミリ制御部2は、そのCPUがROM内の
プログラムに基づいてRAMをワークメモリとして利用
してファクシミリ装置1の各部を制御し、ファクシミリ
装置1としての基本処理、例えば、送信処理、受信処理
等を実行するとともに、後述するカレンダー情報管理処
理及びカレンダー情報記録出力処理を実行する。また、
ROM内には、予め世界各国の時差情報が当該国の国別
番号や市外局番等と対応させて記憶されており、CPU
は、後述するように、送信時、相手先の電話番号が入力
されると、当該相手先の国別番号や市外局番と対応させ
て記憶されている時差とファクシミリ装置1の設置され
ている場所の現在時刻から相手先の現在時刻を算出す
る。
【0024】記憶部3は、例えば、大容量のRAMある
いはハードディスク装置等で構成され、主に送信原稿の
画情報や受信画情報が蓄積される。記憶部3に蓄積され
た画情報は、ファクシミリ制御部2の制御下で、所定時
期に読み出されて送信処理や記録処理等に供される。
【0025】操作表示部(カレンダー情報入力手段、報
知手段、表示手段)4は、図2に示すように、テンキー
11、アスタリスク(*)キー12、パウンド(#)キ
ー13、スタートキー14、ストップキー15、コピー
キー16、時刻・カレンダーキー17、割り込みキー1
8、ファンクションキー19、通信オプションキー20
及びワンタッチキー21等の各種操作キーを備えるとと
もに、ディスプレイ(例えば、液晶ディスプレイ)22
等を備えており、各操作キーにより送信操作等の各種命
令が入力され、ディスプレイ(報知手段、表示手段)2
2には、操作キーから入力された命令内容やファクシミ
リ装置1からオペレータに通知する各種情報が表示され
る。特に、操作表示部4は、そのテンキー11等を使用
して、送信相手先の電話番号やカレンダー情報等が入力
され、そのディスプレイ22に、送信相手先のカレンダ
ー情報等を表示出力して、オペレータに送信相手先のカ
レンダー情報を報知する。また、後述するように、アス
タリスク(*)キー12は、NOキーとして、パウンド
(#)キー13は、YESキーとして利用され、時刻・
カレンダーキー17は、カレンダー情報の表示を行わせ
る場合等に使用される。さらに、割り込みキー18は、
種々の割り込み処理、特に、カレンダー情報の記録出力
を割り込み処理で行わせる場合に使用される。
【0026】NCU5は、回線L、例えば、公衆電話回
線に接続されており、ファクシミリ制御部2の制御下で
動作して、回線Lからの発呼に対して自動着呼し、ま
た、回線への自動発呼処理を行う。また、NCU5に
は、通信制御部やモデム等が内蔵されており、その通信
制御部により、相手ファクシミリ装置との間でファクシ
ミリ制御信号を交換して、ファクシミリ通信手順を実行
し、また、そのモデムにより、送信信号の変調と受信信
号の復調を行う。
【0027】読取部6は、例えば、CCD(Charge Cou
pled Device)を利用したイメージスキャナ等が利用さ
れており、一般に、ADF(自動原稿送り装置)を備え
ている。ADFには、複数枚の原稿がセットされ、AD
Fは、セットされた原稿を1枚ずつ読取部6の原稿読取
部に送給する。読取部6は、ADFから搬送されてきた
原稿を走査し、原稿の画像を所定の解像度で読み取る。
また、読取部6は、OMRシートを読み取るOMRとし
ても機能し、図3に示すカレンダー入力シート(OMR
シート)30を読み取って、読取結果をファクシミリ制
御部2に出力する。
【0028】カレンダー入力シート30は、図3に示す
ように、該当(相手先)電話番号をマーク指定する相手
先電話番号欄31、カレンダーの年代を西暦でマークす
る年代欄32及び各月毎に当該相手先の休業日(休日)
をマークする休業欄33等で構成されており、必要な部
分を黒く塗りつぶすことによりマークされる。
【0029】画像記録部7としては、例えば、サーマル
素子を利用したサーマル記録装置、あるいは、電子写真
式記録装置等が使用され、画像記録部7は、受信画情報
や読取部6で読み取った画情報を記録紙に記録出力す
る。また、画像記録部7は、カレンダー記憶部8に記憶
されている相手先毎のカレンダー情報を記録紙に記録出
力する。
【0030】カレンダー記憶部8は、主記憶部と着脱式
記憶部を備え、主記憶部としては、読み書きが容易なメ
モリ、例えば、RAM等が、また、着脱式記憶部として
は、例えば、フロッピィディスクの装着されるフロッピ
ィディスクドライブあるいはICカードの装着されるI
Cカードドライブ等が、用いられている。カレンダー記
憶部8は、ファクシミリ制御部2の制御下でその読み書
きが制御され、上記操作表示部4で入力されたカレンダ
ー情報やカレンダー入力シート30を読取部6で読み取
ったカレンダー情報が主記憶部に記憶される。カレンダ
ー記憶部8の着脱式記憶部は、パーソナルコンピュータ
等の情報処理装置で入力されたカレンダー情報がフロッ
ピィディスクやICカードに書き込まれ、このカレンダ
ー情報の書き込まれたフロッピィディスクやICカード
が装着される。カレンダー記憶部8にカレンダー情報の
書き込まれたフロッピィディスクやICカードが装着さ
れると、ファクシミリ制御部2は、フロッピィディスク
やICカードのカレンダー情報をカレンダー記憶部8の
主記憶部に追加して書き込みあるいは主記憶部のカレン
ダー情報と書き換え、また、カレンダー情報記憶部8の
主記憶部のカレンダー情報をフロッピィディスクやIC
カードに書き込んで、他の情報処理装置で利用したり、
編集したりすることを可能としている。
【0031】なお、ファクシミリ装置1は、図1には図
示しないが、他に、画情報の電送時間の短縮化と効率化
及び記憶部3への蓄積の効率化を図るために、画情報を
所定の符号化方式に従って符号化し、また、符号化され
た画情報を復号化する符号化・復号化部や現在時刻を計
時するタイマー等を備えている。
【0032】次に、本実施の形態の作用を説明する。フ
ァクシミリ装置1は、相手先毎のカレンダー情報を入力
して記憶させ、送信時、相手先が入力されると、記憶し
た当該相手先のカレンダー情報を報知し、また、必要に
応じて、記録出力することにより、適切にファクシミリ
送信を行うことができるところにその特徴がある。
【0033】まず、カレンダー情報の入力処理について
説明すると、ファクシミリ装置1のオペレータは、カレ
ンダー情報を、次の3通りの方法で入力することができ
る。
【0034】第1の方法は、ファクシミリ装置1の操作
表示部4のキー操作により入力する方法である。すなわ
ち、操作表示部4からカレンダー情報を入力するには、
オペレータは、カレンダー情報入力モードに設定するた
めの所定のキー操作、例えば、時刻・カレンダーキー1
7とスタートキー14の投入が行い、相手先の電話番号
(ファクシミリ番号)を入力した後、当該相手先のカレ
ンダー情報、例えば、休日を設定する場合には、年と月
を指定して、当該年の当該月の当該相手先の休業の日を
順次操作表示部4のテンキー11により入力する。
【0035】ファクシミリ制御部2は、カレンダー情報
入力モードに設定され、相手先電話番号が入力される
と、当該電話番号をカレンダー記憶部8に相手先情報と
して記憶させ、その後入力される年と月に対応させて、
休業日を順次登録する。
【0036】上記処理を必要な月や年について行い、ま
た、必要な相手先毎に行うことにより、相手先毎のカレ
ンダー情報をカレンダー記憶部8に登録することができ
る。
【0037】第2の方法は、パーソナルコンピュータ等
の情報処理装置で作成したカレンダー情報をフロッピィ
ディスクやICカードに書き込み、このフロッピィディ
スクやICカードをカレンダー記憶部8の着脱式記憶部
に装着して、カレンダー記憶部8の主記憶部に書き込ま
せる方法である。すなわち、ファクシミリ装置1のオペ
レータは、上述のように、相手先の電話番号とカレンダ
ー情報を情報処理装置で作成して、フロッピィディスク
やICカードに書き込み、ファクシミリ装置1のカレン
ダー情報記憶部8にセットして、操作表示部4の所定の
キー操作を行って、フロッピィディスクやICカードの
カレンダー情報をカレンダー記憶部8の主記憶部に書き
込ませる。
【0038】ファクシミリ制御部2は、フロッピィディ
スクやICカードがカレンダー記憶部8に装着され、所
定のキー操作が行われると、フロッピィディスクやIC
カードのカレンダー情報を読み出して、カレンダー記憶
部8の主記憶部に上書きあるいは追加書き込みを行う。
【0039】第3の方法は、図3に示したカレンダー入
力シート30に相手先電話番号や必要なカレンダー情報
をマークして、読取部6に読み取らせることにより、カ
レンダー情報をカレンダー記憶部8に書き込ませる方法
である。すなわち、オペレータは、カレンダー入力シー
ト30の相手先電話番号欄31、年代欄32及び休業欄
33をそれぞれマークし、読取部6にセットして、カレ
ンダー入力シート30を読み取らせる所定のキー操作、
例えば、時刻・カレンダーキー17とコピーキー16を
順次投入する。
【0040】ファクシミリ制御部2は、カレンダー入力
シート30が読取部6にセットされ、時刻・カレンダー
キー17とコピーキー16が投入されると、読取部6を
駆動させて、カレンダー入力シート30を読み取らせ、
読取部6によるカレンダー入力シート30の読取結果か
ら相手先電話番号と必要なカレンダー情報を取得して、
カレンダー記憶部8の主記憶部に、追加登録あるいは書
換登録を行う。
【0041】上述のようにしてカレンダー情報がカレン
ダー記憶部8に登録された状態で、送信操作が行われる
と、相手先のカレンダー情報の報知・送信処理及び記録
出力処理を行う。まず、このカレンダー情報の報知・送
信処理を図4のフローチャートに基づいて説明する。
【0042】ファクシミリ装置1のファクシミリ制御部
2は、読取部6に原稿がセットされると(ステップS
1)、時刻・カレンダーキー17が投入されたかどうか
チェックする(ステップS2)。ステップS2で、時刻
・カレンダーキー17が投入されないときには、ファク
シミリ制御部2は、送信先カレンダー情報の表示処理を
行うことなく、ステップS8に移行する(ステップS
3)。ステップS2で、時刻・カレンダーキー17が投
入されると、ファクシミリ制御部2は、カレンダー情報
の報知を要求していると判断して、送信先がワンタッチ
キー21あるいはテンキー11で入力されるのを待って
(ステップS4)、当該入力された送信先(相手先)の
カレンダー情報をカレンダー記憶部8から読み出し、操
作表示部4のディスプレイ22に、図4に示すように、
送信先電話番号、送信先時刻及びカレンダー情報を表示
出力させる(ステップS5)。この相手先時刻は、上述
のように、ファクシミリ制御部2が入力された相手先電
話番号の国別番号や市外局番からファクシミリ装置1の
設置されている場所との時差を求めて、現在時刻と時差
から算出する。また、図4では、カレンダー情報を送信
先カレンダーとして、「本日は休みです」を表示してい
るが、カレンダー情報としては、これに限るものではな
く例えば、ディスプレイ22に送信日から数日分の月日
を表示して、当該月日が休日であるか稼動日(営業日)
であるかを同時に表示するようにしてもよい。なお、図
4に表示する「本日は休みです」に対応する営業日の表
示としては、例えば、「本日は稼動日です」を表示す
る。また、このカレンダー情報は、操作表示部4のディ
スプレイ22に表示出力するものに限るものではなく、
例えば、音声等により、拡声出力してもよい。
【0043】このように、送信時、送信先のカレンダー
情報が表示出力されるので、相手先が休日であるか稼動
日であるかを適切に判断して、急を要するファクシミリ
原稿を相手先が稼動(営業)している日を選んで、適切
に送信することができ、ファクシミリ装置1の利用性を
向上させることができるとともに、適切なファクシミリ
送信を行うことができる。
【0044】また、送信先のカレンダー情報を表示出力
するので、オペレータに視覚により相手先のカレンダー
情報を認識させることができ、ファクシミリ装置1の利
用性をより一層向上させることができるとともに、適切
なファクシミリ送信を行うことができる。
【0045】さらに、送信先のカレンダー情報ととも
に、送信先の時刻と送信先電話番号を同時に表示してい
るので、相手先を確認することができるとともに、相手
先の時刻を考慮して、すなわち、営業時間であるか、迷
惑となる時間であるか等を考慮して、ファクシミリ送信
することができ、ファクシミリ装置1の利用性をより一
層向上させることができるとともに、適切なファクシミ
リ送信を行うことができる。
【0046】ファクシミリ制御部2は、送信先電話番
号、送信先時刻及びカレンダー情報の表示を行うと、操
作表示部4の割り込みキー18が投入されたかどうかに
より、カレンダー出力割り込み要求があったかどうかチ
ェックし(ステップS6)、割り込みキー18が投入さ
れたときには、後述するカレンダー出力割り込み処理を
行って(ステップS7)、即時送信するかどうかを問い
合わせる情報をディスプレイ22に表示出力する(ステ
ップS8)。
【0047】ステップS6で、割り込みキー18が投入
されないときには、ファクシミリ制御部2は、カレンダ
ー出力割り込み処理を行うことなく、即時送信するかど
うかを問い合わせる表示をディスプレイ22に行う(ス
テップS8)。ステップS8で、即時送信するときに
は、ファクシミリ制御部2は、操作表示部4のスタート
キー14が押下されるのを待って(ステップS9)、読
取部6を駆動して、セットされている原稿を読み取らせ
(ステップS10)、読み取った原稿の画情報を記憶部
3に蓄積することなく、そのまま符号化して、当該相手
先に送信して、処理を終了する(ステップS11)。
【0048】ステップS8で、即時送信しないときに
は、ファクシミリ制御部2は、メモリ送信が選択された
と判断して、送信時刻が入力されるのを待ち(ステップ
S12)、送信時刻が入力されると、入力された送信時
刻を記憶部3に記憶して、スタートキー14が投入され
ると(ステップS13)、読取部6を駆動して、セット
されている原稿を読み取らせる(ステップS14)。
【0049】この場合、ステップS5で、相手先の現在
時刻が表示されるので、送信時刻を相手先の時刻に合わ
せて入力することができ、ファクシミリ装置1の利用性
を向上させることができる。
【0050】ファクシミリ制御部2は、読取部6の読み
取った原稿の画情報を記憶部3に蓄積させ、設定された
送信時刻になるまで、待機して(ステップS15)、送
信時刻になると、記憶部3に蓄積されている当該相手先
の原稿の画情報を読み出して送信するメモリ送信を行い
(ステップS16)、全ての原稿の画情報の送信を完了
すると、処理を終了する。
【0051】次に、上記ステップS7でのカレンダー出
力割り込み処理について、図5のフローチャートに基づ
いて説明する。
【0052】図4のステップS6で割り込みキー18が
押下されると、ファクシミリ制御部2は、カレンダー情
報の記録出力が選択されたと判断して、図5に示すカレ
ンダー出力割り込み処理を行って、カレンダー情報の記
録出力を行う。
【0053】すなわち、割り込みキー18が押下される
と、ファクシミリ制御部2は、図5に示すように、操作
表示部4のディスプレイ22に送信先カレンダーの出力
を行うかどうかを問い合わせる表示を行って、カレンダ
ー出力が選択されたかどうかチェックし(ステップP
1)、カレンダー出力が選択されると、当月分のみのカ
レンダーの出力を行うのかどうかを問い合わせる表示を
ディスプレイ22に行って、当月分のみのカレンダーの
出力が選択されたかどうかチェックする(ステップP
2)。このカレンダーの出力の選択と当月分のみのカレ
ンダーの出力の選択は、操作表示部4の所定のキー、例
えば、パウンド(#)キー13でYESが、アスタリス
ク(*)キー12でNOが選択され、ファクシミリ制御
部2は、これらのいずれのキーが投入されるかにより、
カレンダーの出力の選択と当月分のみのカレンダーの出
力の選択を判別する。
【0054】ステップP2で、当月分のみのカレンダー
の出力が選択されたときには、ファクシミリ制御部2
は、コピーキー16が投入されるのを待って(ステップ
P3)、当月分のカレンダー情報をカレンダー記憶部8
から読み出して、画像記録部7に転送し、画像記録部7
に当月分のカレンダー情報を記録出力させる(ステップ
P4)。
【0055】カレンダー情報の記録出力を完了すると、
ファクシミリ制御部2は、送信操作に戻るかどうかを問
い合わせる表示をディスプレイ22に行って、上記YE
S、NOいずれのキー操作が行われたかにより、送信操
作に戻るかどうかチェックし(ステップP5)、送信操
作に戻らないときには、ステップP1に戻って、上記同
様に処理を行う。ステップP5で、送信操作に戻るとき
には、カレンダー出力割り込み処理を終了して、図4の
カレンダー情報の報知・送信処理のステップS8に戻
る。
【0056】上記ステップP2で、当月分のみのカレン
ダー出力でないときには、ファクシミリ制御部2は、デ
ィスプレイ22にカレンダー情報の出力を行いたい月の
選択を促す表示を行って、操作表示部4の所定のキー操
作、例えば、テンキーの操作により出力したい月が選択
され(ステップP6)、その後、選択の終了を示す所定
のキー操作、例えば、ストップキー15の押下が行われ
ると、記録出力する月を確定して(ステップP7)、コ
ピーキー16が投入されるのを待つ(9ステップP
3)。
【0057】コピーキー16が投入されると、ファクシ
ミリ制御部2は、選択された月のカレンダー情報を順次
カレンダー記憶部8から読み出して、画像記憶部7に転
送し、画像記憶部7により選択された月のカレンダー情
報を順次記録紙に記録出力させ(ステップP4)、選択
された月のカレンダー情報を全て記録出力させると、送
信操作に戻るかチェックする(ステップP5)。ステッ
プP5で、送信操作に戻らないときには、ファクシミリ
制御部2は、ステップP1に戻って、上記同様に処理を
行い、送信操作に戻るときには、図4のステップ87に
戻って、上記カレンダー情報の報知・送信処理を行う。
【0058】このように、カレンダー情報をディスプレ
イ22に表示出力するだけでなく、必要な月のカレンダ
ー情報を記録紙に記録出力させることができ、相手先の
カレンダー情報をより一層的確に把握することができ
る。その結果、ファクシミリ装置1の利用性をより一層
向上させることができるとともに、カレンダー情報の利
用性を向上させることができる。
【0059】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0060】例えば、上記実施の形態において、送信先
カレンダーの出力選択や当月分のみのカレンダー情報の
出力の選択等の選択方法は、上記方法に限るものでない
ことは、いうまでもない。
【0061】また、上記実施の形態においては、カレン
ダー情報として、相手先の休業日や稼動日の情報を主に
取り扱っているが、カレンダー情報としては、これらに
限るものではない。
【0062】
【発明の効果】請求項1記載の発明のファクシミリ装置
によれば、入力された送信先毎のカレンダー情報を記憶
しておき、送信先が入力されると、当該相手先のカレン
ダー情報を読み出して報知することができ、相手先が休
暇中であるか等のカレンダー情報をオペレータに認識さ
せることができる。その結果、相手先の休暇等に合わせ
て適切にファクシミリ送信を行うことができ、ファクシ
ミリ装置の利用性を向上させることができるとともに、
適切なファクシミリ送信を行うことができる。
【0063】請求項2記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、相手先のカレンダー情報の記載されたカレンダ
ー情報用紙を読取手段で読み取って、相手先毎にカレン
ダー情報を記憶することができ、相手先毎のカレンダー
情報の入力を簡単に行うことができる。その結果、ファ
クシミリ装置の利用性をより一層向上させることができ
る。
【0064】請求項3記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、相手先のカレンダー情報を表示出力することが
でき、相手先のカレンダー情報を視覚によりオペレータ
が的確に把握できるようにすることができる。その結
果、ファクシミリ装置の利用性をより一層向上させるこ
とができるとともに、より一層適切なファクシミリ送信
を行うことができる。
【0065】請求項4記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、相手先のカレンダー情報を記録紙に記録出力す
ることができ、オペレータが相手先のカレンダー情報を
より一層的確に視覚で確認できるようにすることがで
き、ファクシミリ装置の利用性をより一層向上させるこ
とができるとともに、カレンダー情報の利用性を向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファクシミリ装置の一実施の形態を適
用したファクシミリ装置の回路ブロック図。
【図2】図1のファクシミリ装置の操作表示部の上面
図。
【図3】図1の読取部で読み取られるカレンダー入力シ
ートの一例を示す図。
【図4】図1のファクシミリ装置によるカレンダー情報
の報知・送信処理を示すフローチャート。
【図5】図4のカレンダー出力割り込み処理の詳細な処
理を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 2 ファクシミリ制御部 3 記憶部 4 操作表示部 5 NCU部 6 読取部 7 画像記録部 8 カレンダー記憶部 9 バス

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信先毎の休日や曜日等のカレンダー情報
    を入力するカレンダー情報入力手段と、前記カレンダー
    情報入力手段から入力された前記カレンダー情報を送信
    先毎に記憶するカレンダー情報記憶手段と、所定の情報
    を報知する報知手段と、送信時、送信先が入力される
    と、前記カレンダー情報記憶手段に記憶されている当該
    送信先の前記カレンダー情報を読み出して、前記報知手
    段により報知させる制御手段と、を備えたことを特徴と
    するファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】前記カレンダー情報入力手段は、前記カレ
    ンダー情報の記載された所定のカレンダー情報用紙を読
    み取る読取手段であり、前記制御手段は、前記読取手段
    の読み取った前記カレンダー情報を前記カレンダー情報
    記憶手段に前記送信先に対応させて記憶させることを特
    徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】前記報知手段は、前記カレンダー情報を表
    示出力する表示手段であることを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2記載のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】前記ファクシミリ装置は、所定の情報を記
    録紙に記録出力する記録手段をさらに備え、前記制御手
    段は、前記カレンダー情報記憶手段に記憶されている前
    記カレンダー情報を前記録手段により記録出力させるこ
    とを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載
    のファクシミリ装置。
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