JPH09197015A - 大規模回路テスト方式 - Google Patents

大規模回路テスト方式

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JPH09197015A
JPH09197015A JP8025774A JP2577496A JPH09197015A JP H09197015 A JPH09197015 A JP H09197015A JP 8025774 A JP8025774 A JP 8025774A JP 2577496 A JP2577496 A JP 2577496A JP H09197015 A JPH09197015 A JP H09197015A
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JP
Japan
Prior art keywords
clock
scan path
test
flip
circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP8025774A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Tanabe
俊之 田辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH09197015A publication Critical patent/JPH09197015A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】LSI内の1相同期クロック動作のフリップフ
ロップ(F/F)に対してのみならず、多相クロック動
作のF/Fに対してもスキャンパステスト機能を果た
し、多機能で複雑な回路を含むLSIの高い故障検出を
可能とする。 【解決手段】マスター・スレーブ型スキャンパス用F/
F1、2、5、6と、スキャンクロックとして立ち上が
りエッジの異なる2相クロックを発生するクロック発生
回路4と、通常動作時のクロックと、スキャンクロック
をモード切替信号にて切り替えるセレクタ1を備え、通
常動作時において、スキャンパス用F/F1、2、5と
異なる位相のクロックで作動するF/F6の前段にスキ
ャンクロックとの切替を行うセレクタ7を挿入し、セレ
クタ7をスキャンパステスト時にはスキャンクロックに
切替えて、F/F6を含むスキャンパスを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路の
テスト方式に関し、特に大規模集積回路の故障検出テス
トにおける検出効率を向上するテスト方式に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路中の複数のフリップフロ
ップ(F/F)をシフトレジスタのように連結して(こ
れを「スキャンパス」という)、外部端子からテスト信
号を入力し、組み合わせ回路部の動作結果をシフトレジ
スタ化したフリップフロップを介して読み出すことによ
ってテストの容易化を図るスキャンパステスト方式の従
来の方式は、例えば図6に示すような回路構成を形成し
ている。
【0003】従来のスキャンパステスト方式は、全ての
D型フリップフロップ(D−F/F)が1相のクロック
で動作することを原則とし、回路内のD−F/Fのデー
タの直前にセレクタを挿入し、スキャンパステスト時に
おいて、セレクタは図6に実線で示すスキャンパステス
ト用データを選択し、全D−F/Fを1つのシフトレジ
スタ構成とし、全D−F/Fに対しスキャンパステスト
用のデータを入力して、テスト機能を果たしている。な
お、図6において各D−F/Fの直前のセレクタの入力
及びD−F/Fの出力として破線で示す信号は通常デー
タを示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のス
キャンパス方式においては、1相のクロックにて動作す
るD−F/F以外は、シフトレジスタ構成が成り立たな
いため、非同期にて動作しているD−F/Fは、スキャ
ンパステスト方式による故障検出テストから除外され
る。
【0005】このため、近年の多機能かつ大規模集積回
路(LSI)において、上記従来の方式では、故障検出
率の向上は望めないという問題点が生じるに至ってい
る。
【0006】従って、本発明は、上記事情に鑑みて為さ
れたものであって、その目的は、LSI内の1相同期ク
ロック動作のフリップフロップに対してのみならず、多
層クロック動作のフリップフロップに対してもスキャン
パステスト機能を果たすことを可能とし、多機能で複雑
な回路を含むLSIに対しても、高い故障検出を可能と
する新規なテスト方式を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、マスター・スレーブ方式のスキャンパス
用のフリップフロップ回路と、前記スキャンパス用のフ
リップフロップ回路を動作させるためのスキャンパステ
スト用のクロックを発生するクロックパタン発生回路
と、通常動作モード用のクロックと前記スキャンパステ
スト用のクロックとをテストモード信号にて切り替える
セレクタ回路と、を備え、前記各フリップフロップ回路
は、スキャンパステスト時に、前記スキャンパステスト
用のクロックで動作し、通常動作モード時において、前
記スキャンパス用のフリップフロップ回路と異なるクロ
ックで非同期的に動作するマスター・スレーブ方式のフ
リップフロップ回路に対して、その前段に前記スキャン
パステスト用クロックとの切替を行うためのセレクタ回
路を備え、該セレクタ回路をスキャンパステスト時に前
記スキャンパステスト用のクロックに切替えてスキャン
パスを形成し、故障検出テストを行うことを特徴とする
大規模集積回路のテスト方式を提供する。
【0008】本発明は、スキャンパステスト用のフリッ
プフロップ回路を、マスター回路及びスレーブ回路にて
構成し、スキャンパステスト時に、マスター側フリップ
フロップ回路とスレーブ側フリップフロップ回路に、そ
れぞれ異なった位相のクロックパルスを入力し、非同期
回路に対しても、スキャンパスを形成して、故障の検出
を行うように構成したことにより、非同期回路を多数含
んでなる(すなわち、例えば共通のシステムクロック以
外にこのシステムクロックと異なるタイミングエッジ又
は他のクロックで駆動される回路を含む多相クロック設
計方式の)、多機能な大規模集積回路に対して、有効に
故障の検出が可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して以下に詳細に説明する。図1は、本発明の一
実施形態に係るスキャンパス方式の構成を示す図であ
る。
【0010】図1を参照して、クロック発生器4は、ス
キャンパステスト時、立ち上げエッジの異なる2相のク
ロックを発生する。すなわち、端子SC、SC2から2
相のスキャンクロックが出力される。
【0011】フリップロップ1、2、5、6は、マスタ
ー回路とスレーブ回路で構成されたマスター・スレーブ
型のスキャンパス用フリップフロップ回路であり、スキ
ャンパステスト時において、クロック発生器4で発生さ
れた2相クロックをそれぞれマスター回路及びスレーブ
回路に入力する。
【0012】図2は、図1に示したクロック発生器4の
回路構成の一例を示している。入力されたクロック信号
CLKの正転及び反転信号をD型フリップフロップでそ
れぞれ分周し、これらの出力の論理積及び論理和をとる
ことによって、図3のタイミング図に示すように、スキ
ャンパステスト用の立ち上がりエッジが同期しない2相
クロックを端子SC、SC2に出力する。
【0013】また、本実施形態において、フリップフロ
ップ1、2、5、6は、いずれも、例えば図4に示すよ
うな構成とされている。すなわち、これらのフリップフ
ロップは、互いに異なる位相のクロックでデータを取り
込むマスター回路とスレーブ回路の2つのフリップフロ
ップを有しており、マスター回路のデータ入力として、
通常データ(D)とスキャン入力データ(SI)を入力
とし、端子SMC(Scan Mode Control)に入力される
第1のモード切替信号a(通常動作モードとスキャンパ
ステスト動作モードの切替制御信号)により、これらの
入力を切替えるセレクタの出力が入力される。
【0014】そして、マスター回路を構成するD型フリ
ップフロップのクロック入力は、クロック発生器4の端
子SC、SC2から出力される2相クロック(図3参
照)の否定論理和(NOR)出力が供給され、スレーブ
回路を構成するD型フリップフロップのクロック入力
は、クロック発生器4の端子SCから出力されるスキャ
ンクロックが供給され、これらのフリップフロップのラ
ッチタイミングを定めるクロック入力は立ち上がりエッ
ジは、図5にタイミングチャート(図5のSCとNOR
参照)で示すように互いに相違している。スレーブ回路
を構成するフリップフロップの出力Qは出力端子Q、S
Qに供給され、通常データ出力、スキャン出力データと
して出力される。
【0015】再び図1を参照して、セレクタ3は、第2
のモード切替信号b(通常動作モードとスキャンパステ
スト動作モードの切替制御信号)の極性により、通常動
作時のクロック(通常クロック)と、スキャンパステス
ト時のクロック(クロック発生回路4の端子SCから出
力されるスキャンクロック)と、を切り替えて出力する
選択器である。
【0016】セレクタ7は、通常動作時には、他のスキ
ャンパス用フリップフロップ1、2、5のクロック信号
とは異なるクロック信号で動作するフリップフロップ6
に対して、スキャンパステスト時において、第2のモー
ド切替信号bによりクロック発生回路4の端子SCから
出力されるスキャンパス信号に切替えてフリップフロッ
プ6のSC端子に入力するための選択器である。
【0017】通常動作時、スキャンパス用フリップフロ
ップ1、2、5は、同一のクロック(すなわち通常クロ
ック)で動作するフリップフロップであるが、フリップ
フロップ6のみ、他のスキャンパス用フリップフロップ
1、2、5とは異なるクロックで動作している。すなわ
ち、フリップフロップ6を動作させるクロックは、スキ
ャンパス用フリップフロップ1、2のデータ出力端子Q
からそれぞれ出力されるデータを入力する組合せ回路8
で組み合わせて作成されたものである。このため、従来
のスキャンパステスト方式では、テスト不可能であり、
スキャンパステストから除外されていた(従来の方式で
はフリップフロップ6はスキャンパスから外される)。
【0018】これに対して、本実施形態においては、セ
レクタ7を、フリップフロップ6のクロック入力の前段
に配置することにより、スキャンパステスト時に、フリ
ップフロップ6を駆動するクロックはクロック発生器4
から出力されるスキャンクロックに切り替わり、フリッ
プフロップ6は、スキャンパステスト可能となる(すな
わちスキャンパス用フリップフロップとして作動す
る)。
【0019】なお、図1には、通常動作時にフリップフ
ロップ6に対して供給されるクロックの一例として、ス
キャンパス用フリップフロップ1、2のデータ出力端子
Qからそれぞれ出力されるデータを入力する組合せ回路
8で組み合わせて作成されるクロックを示したが、本発
明はこれに限定されるものでなく、例えば、通常動作時
に供給されるクロック(システムクロック)と相違する
クロックで駆動されるマスタ・スレーブ方式のフリップ
フロップに対しても、スキャンパステスト時にスキャン
クロックを供給するように切替制御することにより、こ
のフリップフロップをスキャンパスに挿入することがで
きる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
非同期回路を多数含んでなる多機能な大規模集積回路に
対して、有効に故障の検出が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施形態におけるクロック発生器の
構成の一例を示す図である。
【図3】本発明の一実施形態におけるクロック発生器で
出力される2相クロックのタイミングチャートである。
【図4】本発明の一実施形態におけるスキャンパス用フ
リップフロップの構成を示す図である。
【図5】図4のマスター回路及びスレーブ回路のタイミ
ングチャートである。
【図6】従来のスキャンパス方式のテスト回路を記述し
た回路図である。
【符号の説明】
1、2、5、6 フリップロップ 4 クロック発生回路 3、7 セレクタ回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マスター・スレーブ方式のスキャンパス用
    のフリップフロップ回路と、 スキャンパステスト用のクロックを発生するクロックパ
    タン発生回路と、 通常動作モード用のクロックと前記スキャンパステスト
    用のクロックとをテストモード信号にて切り替えるセレ
    クタ回路と、を備え、 前記各フリップフロップ回路は、スキャンパステスト時
    に、前記スキャンパステスト用のクロックで動作し、 通常動作モード時において、前記スキャンパス用のフリ
    ップフロップ回路と異なるクロックで非同期的に動作す
    るマスター・スレーブ方式のフリップフロップ回路に対
    して、その前段に前記スキャンパステスト用クロックと
    の切替を行うためのセレクタ回路を備え、該セレクタ回
    路をスキャンパステスト時に前記スキャンパステスト用
    のクロックに切替え、スキャンパスを形成し、故障検出
    テストを行うことを特徴とする大規模集積回路のテスト
    方式。
  2. 【請求項2】前記クロック発生回路が、立ち上がりエッ
    ジが互いに異なる2相クロックを発生することを特徴と
    する請求項1記載の大規模集積回路のテスト方式。
  3. 【請求項3】マスター・スレーブ方式の複数のスキャン
    パス用のフリップフロップと、スキャンパス用フリップ
    フロップ専用の2相クロックを発生するクロック発生回
    路を備え、 通常動作モード時に前記スキャンパス用のフリップフロ
    ップを駆動するクロックと異なるタイミングクロックで
    作動するマスター・スレーブ方式のフリップフロップに
    対して、スキャンパステストモード時に、スキャンパス
    クロックを供給するようにクロック信号の切替えを行う
    手段を備え、スキャンパステストモード時に、通常動作
    モード時に前記異なるタイミングクロックで作動するフ
    リップフロップをスキャンパスを構成するシフトレジス
    タに挿入して、故障検出テストを行うことを特徴とする
    大規模集積回路のテスト方式。
JP8025774A 1996-01-19 1996-01-19 大規模回路テスト方式 Pending JPH09197015A (ja)

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JP8025774A JPH09197015A (ja) 1996-01-19 1996-01-19 大規模回路テスト方式

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JPH09197015A true JPH09197015A (ja) 1997-07-31

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990029918A (ko) * 1997-09-18 1999-04-26 디어터 크리스트, 베르너 뵈켈 전자 회로의 테스트 방법

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990029918A (ko) * 1997-09-18 1999-04-26 디어터 크리스트, 베르너 뵈켈 전자 회로의 테스트 방법

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990601