JPH09320290A - シフトレジスタ - Google Patents

シフトレジスタ

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JPH09320290A
JPH09320290A JP8138312A JP13831296A JPH09320290A JP H09320290 A JPH09320290 A JP H09320290A JP 8138312 A JP8138312 A JP 8138312A JP 13831296 A JP13831296 A JP 13831296A JP H09320290 A JPH09320290 A JP H09320290A
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JP
Japan
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clock signal
flip
input terminal
signal
flops
Prior art date
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Withdrawn
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JP8138312A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Kawamura
裕二 川村
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】クロックスキューが大きい場合であっても、シ
フト動作が正常に行なわれるシフトレジスタを提供す
る。 【解決手段】イネーブル信号が論理0にあるか論理1に
あるかに応じて、それぞれ、クロック信号をそのまま通
過させ、あるいはそのクロック信号の論理を反転して通
過させるクロック信号反転回路が内蔵されたフリップフ
ロップ12、14と、クロック信号反転回路をもたない
フリップフロップ11、13とを交互に接続してシフト
レジスタ16を構成し、これにより隣り合うフリップフ
ロップに入力されるクロック信号の位相のずれ(クロッ
クスキュー)が大きい場合であっても正常なシフト動作
を行なうようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路の
テスト容易化手法の1つであるスキャンパステストに用
いられる、スキャンパス回路を構成する際に好適なシフ
トレジスタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、半導体集積回路のテスト容易
化手法の1つとしてスキャンパス回路を用いた手法が知
られている。この手法は、フリップフロップを複数接続
したシフトレジスタを用いてスキャンパス回路を構成
し、このスキャンパス回路を制御して半導体集積回路の
テストを行なう手法である。
【0003】図3は、従来のシフトレジスタを用いたス
キャンパス回路を示す図である。図3に示すシフトレジ
スタ36は4つのフリップフロップ31,32,33,
34から構成されている。これら4つのフリップフロッ
プ31,32,33,34のデータ信号入力端子Dは、
組合せ回路35に接続されている。また、4つのフリッ
プフロップ31,32,33,34のイネーブル信号入
力端子TEは互いに接続されている。また、4つのフリ
ップフロップ31,32,33,34のクロック信号入
力端子Cも互いに接続されている。さらに、フリップフ
ロップ31,32,33の出力端子Qは、それぞれ、フ
リップフロップ32,33,34のテスト信号入力端子
TIおよび組み合わせ回路35の入力に接続されてい
る。このように、4つのフリップフロップ31,32,
33,34が順次に接続されてシフレジスタ36が構成
されている。
【0004】4つのフリップフロップ31,32,3
3,34のデータ信号入力端子Dには、組合せ回路35
からのデータが入力される。また、フリップフロップ3
1のテスト信号入力端子TIには、4つのフリップフロ
ップ31,32,33,34の初期化を行うためのスキ
ャン入力データScan−Inが入力される。また、4
つのフリップフロップ31,32,33,34それぞれ
のイネーブル信号入力端子TEには、スキャンイネ−ブ
ル信号Scan−Enが入力される。さらに、4つのフ
リップフロップ31,32,33,34のクロック信号
入力端子Cには、クロック信号CLKが入力される。
【0005】これら4つのフリップフロップ31,3
2,33,34は、イネーブル信号入力端子TEに入力
されるスキャンイネーブル信号Scan−Enが論理1
にあるときに、クロック信号入力端子Cにクロック信号
CLKが入力されると、そのクロック信号CLKの立上
りに同期して、各フリップフロップ31,32,33,
34のテスト信号入力端子TIに入力されている信号が
取り込まれる。また、イネーブル信号入力端子TEに入
力されるスキャンイネーブル信号Scan−Enが論理
0にあるときに、クロック信号入力端子端子Cにクロッ
ク信号CLKが入力されると、そのクロック信号CLK
の立上りに同期して、データ信号入力端子Dに入力され
ている信号が取り込まれる。このように、これらフリッ
プフロップ31,32,33,34は、テスト信号入力
端子TIから入力される信号とデータ信号入力端子Dか
ら入力される信号との2つの信号のうちの1つをスキャ
ンイネーブル信号の論理に応じて選択するマルチプレク
サを内蔵したマルチプレクサ内蔵型のフリップフロップ
である。このようなフリップフロップ31,32,3
3,34を用いてシフトレジスタ36を構成し、スキャ
ンパス回路が実現されている。
【0006】このスキャンパス回路による組合せ回路3
5のテストは、以下の(1)〜(3)の動作を繰返すこ
とにより行なわれる。 (1)先ず、4つのフリップフロップ31,32,3
3,34のイネーブル信号入力端子TEに入力されるス
キャンイネーブル信号Scan−Enが論理1にあると
きに、クロック信号入力端子Cにクロック信号CLKが
入力される。すると、そのクロック信号CLKの立上り
に同期して、フリップフロップ31にスキャン入力デー
タScan−Inが時系列的に順次取り込まれ、これら
フリップフロップ31,32,33,34に初期化デー
タがセットされる。
【0007】(2)次に、イネーブル信号入力端子TE
に入力されているスキャンイネ−ブル信号Scan−E
nが論理0に変化し、クロック信号入力端子Cにクロッ
ク信号CLKが入力されると、そのクロック信号CLK
の立上りに同期して、4つのフリップフロップ31,3
2,33,34それぞれに、組合わせ回路35からのデ
ータ信号が取り込まれる。
【0008】(3)次に、イネーブル信号入力端子TE
に入力されているスキャンイネーブル信号Scan−E
nが再度論理1に変化し、クロック信号入力端子Cにク
ロック信号CLKが入力されると、そのクロック信号C
LKの立上りに同期して、フリップフロップ34の出力
端子Qから、(2)で取り込まれた組合せ回路35から
のデータ信号がスキャン出力信号Scan−Outとし
て時系列的に出力される。このスキャン出力信号Sca
n−Outを観測することにより組合せ回路35の良否
を判定する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述したシ
フトレジスタ36からなるスキャンパス回路では、クロ
ック信号線の引き回しやクロックツリーのバッファ段数
の違い等により、隣り合うフリップフロップに入力され
るクロック信号の位相のずれ(クロックスキュー)が大
きくなるとシフト動作が正常に行なわれず、スキャンパ
ス回路による正常なテストを行なうことができなくなる
という問題がある。
【0010】本発明は、上記事情に鑑み、クロックスキ
ューが大きい場合であってもシフト動作が正常におこな
われるシフトレジスタを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明のシフトレジスタは、それぞれが、直列信号入力端子
と、並列信号入力端子と、出力端子と、上記直列信号入
力端子から入力される直列信号と上記並列信号入力端子
から入力される並列信号との2つの信号の中から内部に
取り込む信号を選択するイネーブル信号を入力するイネ
ーブル信号入力端子と、所定のクロック信号を入力する
クロック信号入力端子とを備え、前段の出力端子と次段
の直列信号入力端子とが順次に接続されてなる複数のフ
リップフロップからなり、上記イネーブル信号が所定の
第1の論理にあるときに上記クロック信号のパルスに同
期して各フリップフロップの並列信号入力端子から入力
される信号を各フリップフロップの内部に取り込むとと
もに、上記イネーブル信号が上記第1の論理とは異なる
第2の論理にあるときに上記クロック信号のパルスに同
期して各フリップフロップに取り込まれているデータを
シフトするシフトレジスタにおいて、上記複数のフリッ
プフロップのうち接続順に一つおきのフリップフロップ
が、上記イネーブル信号が上記第1の論理にあるかある
いは上記第2の論理にあるかに応じて、それぞれ、上記
クロック信号をそのまま通過させ、あるいはこのクロッ
ク信号の論理を反転して通過させるクロック信号反転回
路を備え、この一つおきのフリップフロップが、このク
ロック信号反転回路を通過したクロック信号により動作
するものであることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て説明する。図1は、本発明の一実施形態のシフトレジ
スタを用いたスキャンパス回路を示す図である。ここに
示すシフトレジスタ16は、この図1に示された構成で
見る限りは図3に示す従来のシフトレジスタ36と同様
であるが、このシフトレジスタ16を構成する4つのフ
リップフロップ11,12,13,14のうち一つおき
の2つのフリップフロップ12,14の内部構成が従来
のものとは異なっている。
【0013】図2は、図1に示すシフトレジスタを構成
する4つのフリップフロップ11,12,13,14の
うち、特徴的な構成を有する2つのフリップフロップ1
2,14のうちの1つを示す図(a)と、そのフリップ
フロップに内蔵されるクロック信号反転回路を示す図
(b)である。図2(a)に示すフリップフロップ20
は、図1に示す組合せ回路15からのデータが入力され
るデータ信号入力端子(本発明にいう並列信号入力端
子)Dと、初期化用のデータあるいは図1に示す組合せ
回路15からの取り込み済のデータが入力されるテスト
信号入力端子(本発明にいう直列信号入力端子)TI
と、スキャンイネーブル信号Scan−Enが入力され
るイネーブル信号入力端子TEと、クロック信号CLK
が入力されるクロック信号入力端子Cと、出力端子Qと
を備えており、さらに、このフリップフロップ20は、
図2(b)に示すクロック信号反転回路21が内蔵され
ている。
【0014】このクロック信号反転回路21は2つのバ
ッファ22,23を備えている。バッファ22は、出力
側がハイインピーダンス状態に保持されるモードと、入
力側の信号の極性を反転して出力側に伝達するモードと
に切り換えるスキャンイネーブル信号Scan−Enが
入力される端子を有し、バッファ23は、出力側がハイ
インピーダンス状態に保持されるモードと、入力側の信
号を出力側に伝達するモードとに切り換えるスキャンイ
ネーブル信号Scan−Enが入力される端子を有して
いる。これら端子は互いに接続され、さらにイネーブル
信号入力端子TEに接続されている。また、バッファ2
2,23の入力側は互いに接続され、さらにクロック信
号入力端子Cに接続されている。また、2つのバッファ
22,23の出力側も互いに接続されている。
【0015】クロック信号反転回路21は、イネーブル
信号入力端子TEに入力されたキャンイネーブル信号S
can−Enが論理0にある状態で、クロック信号CL
Kが入力されると、スキャンイネーブル信号Scan−
Enが論理0にあるので、バッファ22の出力側はハイ
インピーダンス状態に保持されるモードになり、バッフ
ァ23は入力側のクロック信号CLKを出力側に伝達す
るモードになる。このため、クロック信号CLKはその
ままバッファ23の出力側に伝達され、クロック信号反
転回路21をそのまま通過する。一方、クロック信号反
転回路21のイネーブル信号入力端子TEに入力される
スキャンイネーブル信号Scan−Enが論理1にある
状態で、クロック信号CLKが入力されると、スキャン
イネーブル信号Scan−Enが論理1の状態にあるの
で、今度はバッファ23の出力側がハイインピーダンス
状態に保持されるモードになり、バッファ22は入力側
のクロック信号CLKの論理を反転して出力側に伝達す
るモードになる。このため、論理が反転したクロック信
号CLKがバッファ22の出力側に伝達され、クロック
信号反転回路21を通過する。
【0016】このようなクロック信号反転回路21が内
蔵されたフリップフロップ20では、イネーブル入力端
子TEに入力されるスキャンイネーブル信号Scan−
Enが論理1の状態にあるときに、クロック信号入力端
子Cにクロック信号CLKが入力されると、クロック信
号反転回路21からは極性が反転したクロック信号が出
力されるので、その極性が反転したクロック信号の立上
りに同期して、すなわち、クロック信号入力端子Cに入
力されたときのクロック信号CLKの立下りに同期し
て、テスト信号入力端子TIに入力された信号が取り込
まれる。また、イネーブル信号入力端子TEに入力され
るスキャンイネーブル信号Scan−Enが論理0の状
態にあるときに、クロック信号入力端子Cにクロック信
号CLKが入力されると、クロック信号反転回路21か
らはクロック信号入力端子Cに入力されたクロック信号
CLKがそのまま出力されるので、クロック信号CLK
の立上りに同期して、データ信号入力端子Dに入力され
た信号が取り込まれる。
【0017】フリップフロップ20は、このようなクロ
ック信号反転回路21を備えたマルチプレクサ内蔵型の
フリップフロップである。図1を参照して説明を続行す
る。図1に示すシフトレジスタ16は4つのフリップフ
ロップ11,12,13,14から構成されている。
【0018】図1に示す4つのフリップフロップ11,
12,13,14のデータ信号入力端子Dは、組合せ回
路15に接続されている。また、4つのフリップフロッ
プ11,12,13,14のイネーブル信号入力端子T
Eは互いに接続されている。また、フリップフロップ1
1,12,13,14のクロック信号入力端子Cも互い
に接続されている。さらに、フリップフロップ11,1
2,13の出力端子Qはそれぞれ、フリップフロップ1
2,13,14のテスト信号入力端子TIおよび組み合
わせ回路15の入力に接続されている。4つのフリップ
フロップ11,12,13,14のうち2つのフリップ
フロップ11,13は、図3に示す従来のシフトレジス
タ36に用いられているフリップフロップと同じ構成を
有するフリップフロップであり、残りの2つのフリップ
フロップ12,14は、上述したとおり、いずれも図2
(a)に示すフリップフロップ20と同一の構成のフリ
ップフロップである。このように、クロック信号反転回
路をもたないフリップフロップと図2(b)に示すクロ
ック信号反転回路21が内蔵されたフリップフロップと
を交互に接続することにより本発明の一実施形態のシフ
トレジスタ16を構成し、そのシフトレジスタ16によ
りスキャンパス回路が実現されている。
【0019】このスキャンパス回路による組合せ回路1
5のテストは、以下の(1)〜(3)の動作を繰返すこ
とにより行なわれる。 (1)先ず、4つのフリップフロップ11,12,1
3,14のイネーブル入力端子TEに入力されるスキャ
ンイネーブル信号Scan−Enが論理1にあるとき
に、クロック信号入力端子Cにクロック信号CLKが入
力されると、クロック信号CLKに同期して、フリップ
フロップ11,12,13,14にスキャン入力データ
Scan−Inが時系列的に順次取り込まれ、これらフ
リップフロップ11,12,13,14に初期化データ
がセットされる。ここで、クロック信号反転回路をもた
ないフリップフロップ11,13では、クロック信号C
LKの立上りに同期して、初期化データが取り込まれ、
図2(b)に示すようなクロック信号反転回路が内蔵さ
れたフリップフロップ12,14では、そのクロック信
号反転回路で反転されたクロック信号CLKの立上り
(即ち、クロック信号入力端子Cに入力されたクロック
信号CLKの立下り)に同期して、初期化データが取り
込まれる。
【0020】(2)次に、イネーブル信号入力端子TE
に入力されているスキャンイネ−ブル信号Scan−E
nが論理0に変化し、クロック信号入力端子Cにクロッ
ク信号CLKが入力されると、そのクロック信号CLK
に同期して、4つのフリップフロップ11,12,1
3,14それぞれに、組合わせ回路15からのデータ信
号が取り込まれる。ここで、クロック信号反転回路をも
たないフリップフロップ11,13では、クロック信号
CLKの立上りに同期して組合わせ回路15からのデー
タ信号が取り込まれ、またクロック信号反転回路が内蔵
されたフリップフロップ12,14では、そのクロック
信号反転回路でそのまま通過されたクロック信号CLK
の立上り(即ち、クロック信号入力端子Cに入力された
クロック信号CLKの立上り)に同期して、組合わせ回
路15からのデータ信号が取り込まれる。
【0021】(3)次に、イネーブル信号入力端子TE
に入力されているスキャンイネーブル信号Scan−E
nが再度論理1に変化し、クロック信号入力端子Cにク
ロック信号CLKが入力される。すると、クロック信号
反転回路をもたないフリップフロップ11,13では、
それぞれ、クロック信号CLKの立上りに同期して、ス
キャン入力データScan−In,フリップフロップ1
1の出力端子Qからのデータ信号が取り込まれる。一
方、クロック信号反転回路が内蔵されたフリップフロッ
プ12,14では、そのクロック信号反転回路で反転さ
れたクロック信号CLKの立上り(即ち、クロック信号
入力端子Cに入力されたクロック信号CLKの立下り)
に同期して、フリップフロップ11,13の出力端子Q
からのデータ信号が取り込まれる。ここで、フリップフ
ロップ14から出力されたデータ信号、即ちスキャン出
力信号Scan−Outを観測することにより組合せ回
路15の良否を判定する。
【0022】このように本発明の一実施形態のシフトレ
ジスタ16では、クロック信号反転回路をもたないフリ
ップフロップと、図2(b)に示すようなクロック信号
反転回路が内蔵されたフリップフロップとが交互に接続
されており、隣り合うフリップフロップは互いに異なる
クロックエッジにより動作するため、クロックスキュー
が大きくなってもシフトレジスタの誤動作を確実に防止
することができる。
【0023】また本発明の一実施形態のシフトレジスタ
16では、シフト動作にあたり、クロック信号反転回路
が内蔵されたフリップフロップにより、クロック信号の
極性を反転させているので、このシフトレジスタ16の
シフト動作に必要なクロックサイクル数は、従来のシフ
トレジスタ36のシフト動作に必要なクロックサイクル
数と比較して半分で済む。
【0024】さらに本発明の一実施形態のシフトレジス
タ16では、従来のシフトレジスタの、クロック信号反
転回路をもたないフリップフロップを、図2(b)に示
すようなクロック信号反転回路を備えたフリップフロッ
プに入れ換えるだけで済むため、配線等の修正を行うこ
ともなく、ATPGに使用されるのツールにも容易に本
実施形態のシフトレジスタを適用することができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のシフトレ
ジスタは、クロックスキューが大きい場合であってもシ
フト動作が正常におこなわれるとともに、シフト動作に
必要なクロックサイクル数が、従来のシフトレジスタの
シフト動作に必要なクロックサイクル数の半分で済むと
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のシフトレジスタを用いた
スキャンパス回路を示す図である。
【図2】図1に示すシフトレジスタを構成する4つのフ
リップフロップ11,12,13,14のうち、特徴的
な構成を有する2つのフリップフロップ12,14のう
ちの1つを示す図(a)と、そのフリップフロップに内
蔵されるクロック信号反転回路を示す図(b)である。
【図3】従来のシフトレジスタを用いたスキャンパス回
路を示す図である。
【符号の説明】
11,12,13,14,20 フリップフロップ 15 組合せ回路 21 クロック信号反転回路 22,23 バッファ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれが、直列信号入力端子と、並列
    信号入力端子と、出力端子と、前記直列信号入力端子か
    ら入力される直列信号と前記並列信号入力端子から入力
    される並列信号との2つの信号の中から内部に取り込む
    信号を選択するイネーブル信号を入力するイネーブル信
    号入力端子と、所定のクロック信号を入力するクロック
    信号入力端子とを備え、前段の出力端子と次段の直列信
    号入力端子とが順次に接続されてなる複数のフリップフ
    ロップからなり、前記イネーブル信号が所定の第1の論
    理にあるときに前記クロック信号のパルスに同期して各
    フリップフロップの並列信号入力端子から入力される信
    号を該各フリップフロップの内部に取り込むとともに、
    前記イネーブル信号が前記第1の論理とは異なる第2の
    論理にあるときに前記クロック信号のパルスに同期して
    各フリップフロップに取り込まれているデータをシフト
    するシフトレジスタにおいて、 前記複数のフリップフロップのうち接続順に一つおきの
    フリップフロップが、前記イネーブル信号が前記第1の
    論理にあるかあるいは前記第2の論理にあるかに応じ
    て、それぞれ、前記クロック信号をそのまま通過させ、
    あるいは該クロック信号の論理を反転して通過させるク
    ロック信号反転回路を備え、該一つおきのフリップフロ
    ップが該クロック信号反転回路を通過したクロック信号
    により動作するものであることを特徴とするシフトレジ
    スタ。
JP8138312A 1996-05-31 1996-05-31 シフトレジスタ Withdrawn JPH09320290A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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