JPH09184170A - 建設機械の油圧駆動装置 - Google Patents

建設機械の油圧駆動装置

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JPH09184170A
JPH09184170A JP8000668A JP66896A JPH09184170A JP H09184170 A JPH09184170 A JP H09184170A JP 8000668 A JP8000668 A JP 8000668A JP 66896 A JP66896 A JP 66896A JP H09184170 A JPH09184170 A JP H09184170A
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hydraulic
valve
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剛志 中村
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東一 平田
Genroku Sugiyama
玄六 杉山
Tsukasa Toyooka
司 豊岡
Youichi Furuwatari
陽一 古渡
Hiroji Ishikawa
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Abstract

(57)【要約】 【課題】特定作業時に操作レバーの操作で自動的にリリ
ーフ圧を増減させることにより、作業性を向上すること
ができる建設機械の油圧駆動装置を提供する。 【解決手段】重負荷作業時において、ブームシリンダ2
を操作しようとするときにはブーム用流量制御弁4をス
トロークさせるために必要なパイロット圧が大きくな
り、操作レバー6Aの操作量が比較的大きくなる。この
とき圧力センサ12によって操作量がパイロット配管8
0a,b内の最大圧力Paとして検出され駆動信号生成
部60に入力されていることから、操作量がある程度大
きくなって検出圧力Pa>Paoとなると、OR選択部7
0を介し、電磁切換弁30が連通位置に切り換えられ、
油圧源32からの圧油が管路85を介してリリーフ弁1
0の背室に導かれ、油圧ポンプ1の吐出圧最大値を制限
するリリーフ弁10のリリーフ圧が、自動的にP0から
1に増圧される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、油圧ショ
ベル等の建設機械に備えられる油圧駆動装置に係わり、
特に、油圧ポンプの吐出圧を規定するリリーフ圧を増圧
可能な手段を備えた建設機械の油圧駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の油圧駆動装置の構成例を
図17及び図18により説明する。図17は、この油圧
駆動装置の油圧回路図であり、図18は、選択スイッチ
のON・OFFに対するリリーフ圧の変化を表す図であ
る。図17において、この油圧駆動装置は、例えば油圧
ショベル等の建設機械に備えられるものであり、油圧ポ
ンプ1と、油圧ポンプの吐出圧を規定するリリーフ弁1
0と、この油圧ポンプ1から吐出される圧油によって駆
動され、油圧ショベルのブームを駆動するブームシリン
ダ2と、アームを駆動するアームシリンダ3と、油圧ポ
ンプ1とブームシリンダ2との間に接続され、油圧パイ
ロット弁6の操作によるパイロット圧信号で制御され、
ブームシリンダ2に供給される圧油の流量を制御するセ
ンタバイパス型のブーム用流量制御弁4と、油圧ポンプ
1とアームシリンダ3との間に接続され、油圧パイロッ
ト弁7の操作によるパイロット圧信号で制御され、アー
ムシリンダ3に供給される圧油の流量を制御するセンタ
バイパス型のアーム用流量制御弁5と、アーム用流量制
御弁5のセンタバイパスラインの下流側に設けられた絞
り手段33と、この絞り手段により発生した制御圧力に
応じて、油圧ポンプ1に対して公知のネガコン制御を行
うレギュレータ34と、操作レバー6A及び図示しない
油圧源(例えば補助油圧ポンプ)からの圧油を操作レバ
ー6Aの操作量に応じて減圧しパイロット圧を発生させ
る減圧弁6Bを備えた操作レバー装置6と、操作レバー
装置6からのパイロット圧を流量制御弁4に導くパイロ
ット管路80a,bと、操作レバー7A及び図示しない
油圧源からの圧油を操作レバー7Aの操作量に応じて減
圧しパイロット圧を発生させる減圧弁7Bを備えた操作
レバー装置7と、操作レバー装置7からのパイロット圧
を流量制御弁5に導くパイロット管路90a,bと、リ
リーフ弁の設定圧力を一定値だけ変更させる信号を出力
する選択スイッチ25と、この選択スイッチ25から信
号が入力され、その入力信号に応じて切換信号を出力す
る制御装置20と、制御装置20から出力された切換信
号に応じて、油圧源(例えば補助油圧ポンプ)32から
の制御圧力を減圧し管路85を介してリリーフ弁10の
背室に供給し、リリーフ弁10のリリーフ圧力を増減す
る電磁切換弁30とを有している。
【0003】選択スイッチ25によるリリーフ圧の切り
換えを図18により説明する。例えば、油圧ポンプ1の
吐出圧の最大値をP0とするべくリリーフ弁10の設定
圧をP0とした場合において、オペレータが選択スイッ
チ25をONにし制御装置20にON信号が入力される
と、制御装置20から電磁切換弁30へ切換信号が出力
され、これによって油圧源32からの圧油がリリーフ弁
10の背室に吐出され背室に圧力P1−P0が発生する。
すなわちリリーフ弁10の設定圧が図示のように増圧さ
れて、リリーフ圧がP1となる。
【0004】このようなリリーフ圧の増圧により、例え
ば油圧ショベルの重負荷作業時や吊り荷作業時等におい
て、ブームを動作中に所定リリーフ圧で動作不能となっ
た場合であっても、他のアクチュエータの動作、例えば
アームクラウド等を行うことなく作業を行うことが可能
となった。
【0005】上記構成に類似する油圧駆動装置に関する
公知技術例としては、例えば、米国特許5081838
号公報に記載のものがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の油圧駆動装置においては、以下の課題が存在する。
すなわち、リリーフ圧を増圧させる際にはいちいち選択
スイッチを押す必要があり、オペレータによる作業性が
悪かった。
【0007】本発明の目的は、特定作業時に操作レバー
の操作で自動的にリリーフ圧を増減させることにより、
作業性を向上することができる建設機械の油圧駆動装置
を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によれば、原動機により駆動される油圧ポン
プと、この油圧ポンプからの吐出油により駆動されるア
クチュエータと、前記油圧ポンプからの吐出油を前記ア
クチュエータに導く流量制御弁と、前記流量制御弁のス
トローク量を制御する操作手段と、前記油圧ポンプの吐
出圧の最大値を制限するためのリリーフ圧を設定するリ
リーフ弁と、このリリーフ弁により設定される前記リリ
ーフ圧の値を増減させるリリーフ圧変更手段とを備えた
建設機械の油圧駆動装置において、前記操作手段の操作
量を検出し対応する操作量信号を出力する操作量検出手
段と、前記操作量検出手段からの操作量信号に応じて、
前記リリーフ圧変更手段によるリリーフ圧増減を行うか
行わないかを切り換える変更切換手段とを備えたことを
特徴とする建設機械の油圧駆動装置が提供される。すな
わち、オペレータが建設機械の作業機、例えば油圧ショ
ベルのアームを操作することを意図してアーム用の操作
手段を操作すると、これに応じてアーム用流量制御弁が
ストロークされ、これによって原動機により駆動される
油圧ポンプからの吐出油が対応するアクチュエータ、す
なわちアームシリンダに導かれてアームシリンダが駆動
し、アームダンプ又はアームクラウドが行われる。そし
てこのとき、油圧ポンプ吐出圧の最大値がリリーフ弁で
設定されるリリーフ圧で制限されているが、このリリー
フ圧の値は、リリーフ圧変更手段、すなわち例えば油圧
源からの圧油をリリーフ弁背室に管路を介して導くこと
により増減可能となっている。ここで、本発明において
は、操作量検出手段で、操作手段の操作量を検出すると
ともに対応する操作量信号として出力し、変更切換手段
で、操作量信号に応じてリリーフ圧変更手段によるリリ
ーフ圧増減を行うか行わないかを切り換える。すなわち
例えば、油圧源からの圧油をリリーフ弁背室に導く管路
を連通・遮断する電磁弁を設けるとともに、操作量信号
と所定のしきい値との大小に応じて電磁弁の連通位置・
遮断位置を切り換えるように駆動する切換制御手段を設
ける。これにより、例えば重負荷作業時や吊り荷作業時
等において、高圧を必要とするアクチュエータを操作す
るためにリリーフ圧を増圧させたい場合に、例えば操作
手段の操作量がある程度大きくなればリリーフ圧変更手
段によって自動的にリリーフ圧が増圧されるので、従来
のように増圧させるための選択スイッチ等をいちいち手
動で操作する必要がなくなり、操作性・作業性を向上す
ることができる。
【0009】好ましくは、前記建設機械の油圧駆動装置
において、前記リリーフ圧変更手段は、所定の吐出圧を
発生させる油圧源と、この油圧源からの圧油を前記リリ
ーフ弁の背室に導く管路とを備えており、前記変更切換
手段は、前記リリーフ圧変更手段に備えられた管路に設
けられ該管路を連通・遮断する電磁弁と、前記操作量検
出手段からの操作量信号が入力され、該操作量信号が所
定のしきい値未満のときには前記電磁弁を遮断位置に駆
動する切換信号を出力し、該操作量信号が所定のしきい
値以上のときには前記電磁弁を連通位置に駆動する切換
信号を出力する切換制御手段とを有することを特徴とす
る建設機械の油圧駆動装置が提供される。
【0010】また好ましくは、前記建設機械の油圧駆動
装置において、前記変更切換手段に対し、前記操作量検
出手段からの操作量信号の値に関係なく、前記リリーフ
圧変更手段によるリリーフ圧増減を行うように切り換え
る指示を出力する変更切換指示手段をさらに有すること
を特徴とする建設機械の油圧駆動装置が提供される。こ
れにより、常時増圧を行うように手動で指示することが
可能となるので、さらに使い勝手をよくすることができ
る。
【0011】さらに好ましくは、前記建設機械の油圧駆
動装置において、前記変更切換指示手段は、ON位置及
びOFF位置を備えたON・OFF式スイッチであるこ
とを特徴とする建設機械の油圧駆動装置が提供される。
【0012】また好ましくは、前記建設機械の油圧駆動
装置において、前記変更切換指示手段は、ロータリ式ス
イッチであることを特徴とする建設機械の油圧駆動装置
が提供される。
【0013】また好ましくは、前記建設機械の油圧駆動
装置において、前記変更切換指示手段は、ON位置及び
OFF位置を備えたシーソー型2位置切換式スイッチで
あることを特徴とする建設機械の油圧駆動装置が提供さ
れる。
【0014】また好ましくは、前記建設機械の油圧駆動
装置において、前記変更切換手段による切換動作を有効
にするか無効にするかを選択する変更切換選択手段をさ
らに有することを特徴とする建設機械の油圧駆動装置が
提供される。
【0015】さらに好ましくは、前記建設機械の油圧駆
動装置において、掘削作業モードを選択するモード選択
手段をさらに有し、かつ、前記変更切換選択手段におけ
る選択は、前記モード選択手段による選択と連動してい
ることを特徴とする建設機械の油圧駆動装置が提供され
る。これにより、変更切換選択手段による選択を、例え
ば、重掘削モード・掘削モード・微操作モード等の掘削
作業モードを選択するモード選択手段における選択と連
動させれば、重掘削モードのときのみ変更切換手段の切
換を行って自動増圧とし、他の掘削モード・微操作モー
ドのときには自動増圧を行わないようにすることができ
るので、さらに使い勝手をよくすることができる。
【0016】さらに好ましくは、前記建設機械の油圧駆
動装置において、前記モード選択手段は、ON位置及び
OFF位置を備えたシーソー型2位置切換式スイッチで
あることを特徴とする建設機械の油圧駆動装置が提供さ
れる。
【0017】また好ましくは、前記建設機械の油圧駆動
装置において、前記モード選択手段は、ロータリ式スイ
ッチであることを特徴とする建設機械の油圧駆動装置が
提供される。
【0018】また好ましくは、前記建設機械の油圧駆動
装置において、前記モード選択手段は、ON位置及びO
FF位置を備えたON・OFF式スイッチを複数個組み
合わせて構成されていることを特徴とする建設機械の油
圧駆動装置が提供される。
【0019】また好ましくは、前記建設機械の油圧駆動
装置において、前記流量制御弁は、パイロット操作式の
弁であり、前記操作手段は、操作レバーと、油圧源から
の圧油を減圧し前記操作レバーの操作位置に応じたパイ
ロット圧を発生させる減圧弁と、この減圧弁からのパイ
ロット圧を前記流量制御弁の駆動部に導くパイロット配
管とを備えており、前記操作量検出手段は、前記パイロ
ット配管内のパイロット圧を検出する圧力センサーであ
ることを特徴とする建設機械の油圧駆動装置が提供され
る。
【0020】また好ましくは、前記建設機械の油圧駆動
装置において、前記流量制御弁はパイロット操作式の弁
であり、前記操作手段は電気式操作レバーを備えてお
り、前記操作量検出手段は前記電気式操作レバーの操作
位置を検出し対応する信号を出力するポテンショメータ
であり、かつ、前記操作手段は、前記ポテンショメータ
から出力された信号に応じて駆動され、油圧源からの圧
油を減圧しパイロット圧を発生させる電磁弁と、この電
磁弁からのパイロット圧を前記流量制御弁の駆動部に導
くパイロット配管とをさらに備えていることを特徴とす
る建設機械の油圧駆動装置が提供される。
【0021】また好ましくは、前記建設機械の油圧駆動
装置において、前記操作量検出手段は、前記流量制御弁
のストローク量を検出するストロークセンサーであるこ
とを特徴とする建設機械の油圧駆動装置が提供される。
【0022】また好ましくは、前記建設機械の油圧駆動
装置において、前記流量制御弁は、パイロット操作式の
弁であり、前記操作手段は、操作レバーと、油圧源から
の圧油を減圧し前記操作レバーの操作位置に応じたパイ
ロット圧を発生させる減圧弁と、この減圧弁からのパイ
ロット圧を前記流量制御弁の駆動部に導くパイロット配
管とを備えており、前記操作量検出手段は、前記パイロ
ット配管内のパイロット圧を検出しそのパイロット圧の
大小に応じてON・OFF動作する圧力スイッチである
ことを特徴とする建設機械の油圧駆動装置が提供され
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照しつつ説明する。本発明の第1の実施形態を図1〜
図3により説明する。本実施形態は、建設機械として油
圧ショベルを例にとった場合の実施形態である。本実施
形態による油圧駆動装置の油圧回路図を図1に示す。
【0024】図1において、本実施形態による油圧駆動
装置は、図示しないエンジンによって駆動される油圧ポ
ンプ1と、油圧ポンプ1の吐出圧を規定するリリーフ弁
10と、この油圧ポンプ1から吐出される圧油によって
駆動され、油圧ショベルのブームを駆動するブームシリ
ンダ2と、アームを駆動するアームシリンダ3と、油圧
ポンプ1とブームシリンダ2との間に接続され、パイロ
ット圧信号でストローク量を制御され、ブームシリンダ
2に供給される圧油の流量を制御するセンタバイパス型
のブーム用流量制御弁4と、油圧ポンプ1とアームシリ
ンダ3との間に接続され、パイロット圧信号でストロー
ク量を制御され、アームシリンダ3に供給される圧油の
流量を制御するセンタバイパス型のアーム用流量制御弁
5と、アーム用流量制御弁5のセンタバイパスラインの
下流側に設けられた絞り手段33と、この絞り手段33
により発生した制御圧力に応じて、油圧ポンプ1に対し
て公知のネガコン制御を行うレギュレータ34と、操作
レバー6A及び図示しない油圧源(例えば補助油圧ポン
プ)からの圧油を操作レバー6Aの操作量に応じて減圧
しパイロット圧を発生させる減圧弁6Bを備えた操作レ
バー装置6と、操作レバー装置6からのパイロット圧を
流量制御弁4の駆動部に導くパイロット管路80a,b
内の最大圧力Paを検出する圧力センサー12と、操作
レバー7A及び図示しない油圧源からの圧油を操作レバ
ー7Aの操作量に応じて減圧しパイロット圧を発生させ
る減圧弁7Bを備えた操作レバー装置7と、操作レバー
装置7からのパイロット圧を流量制御弁5の駆動部に導
くパイロット管路90a,b内の最大圧力Pbを検出す
る圧力センサー13と、圧力センサー12,13からの
検出信号に応じて駆動信号を出力する制御装置20と、
制御装置20から出力された駆動信号に応じて、油圧源
(例えば補助油圧ポンプ)32からの圧力を減圧し管路
85を介してリリーフ弁10の背室に供給し、リリーフ
圧力を増減する電磁切換弁30とを有している。
【0025】制御装置20内における制御機能を表す機
能ブロック図を図2に示す。図2において、制御装置2
0は、圧力センサー12からの検出信号に応じて電磁切
換弁30のON・OFF駆動信号を生成する第1の駆動
信号生成部60と、圧力センサー13からの検出信号P
bに応じて電磁切換弁30のON・OFF駆動信号を生
成する第2の駆動信号生成部61とを備えている。すな
わち、第1及び第2の駆動信号生成部60,61はそれ
ぞれ、圧力センサー12,13から検出された圧力値P
a,Pbの値が所定のしきい値Pao,Pbo未満のときには
電磁切換弁30を遮断位置に駆動するOFF駆動信号を
出力し、圧力値Pa,Pbの値がPao,Pbo以上のときに
は電磁切換弁30を連通位置に駆動するON駆動信号を
出力する。制御装置20はまた、第1及び第2の駆動信
号生成部60,61のどちらかがON信号を生成・出力
したとき、ON信号を選択して電磁切換弁30へ出力す
るOR選択部70を有している。
【0026】電磁切換弁30に入力される駆動信号と、
リリーフ弁10によって設定されるリリーフ圧との関係
の一例を図3に示す。図3は、例えば油圧ポンプ1の吐
出圧の最大値をP0とするべくリリーフ弁10の設定圧
をP0とした場合を表している。すなわちこの場合、電
磁切換弁30にON信号が入力すると、管路85が連通
して油圧源32からの圧油がリリーフ弁10の背室に吐
出され背室に圧力P1−P0が発生し、リリーフ弁10の
設定圧が図示のように増圧されてリリーフ圧がP1に変
わり、電磁切換弁30にOFF信号が入力すると、管路
85が遮断されてリリーフ圧がP0に戻るようになって
いる以上のように構成した本実施形態の油圧駆動装置に
おいては、例えば、オペレータが例えば油圧ショベルの
アームを操作することを意図して操作レバー7Aを操作
すると、これに応じてアーム用流量制御弁5がストロー
クされ、これによって油圧ポンプ1からの吐出油がアー
ムシリンダ3,3に導かれてアームシリンダ3,3が駆
動し、アームダンプ動作又はアームクラウド動作が行わ
れる。またブームの操作に関しても同様にして、ブーム
上げ又はブーム下げ動作が行われる。
【0027】ここで例えば、重負荷作業時や吊り荷作業
時等において、動作のために高圧が必要な状態となって
いるアクチュエータ(例えばブームシリンダ2又はアー
ムシリンダ3)を操作しようとするときには、対応する
流量制御弁(例えばブーム用流量制御弁4又はアーム用
流量制御弁5)をストロークさせるために必要なパイロ
ット圧が大きくなり、結果として対応する操作レバー6
A又は7Aの操作量が比較的大きくなる。するとこのと
き、圧力センサ12又は13によって操作レバー6A又
は7Aの操作量がパイロット配管80a,b又は90
a,b内の最大圧力Pa又はPbとして検出され、対応す
る検出信号として駆動信号生成部60又は61に入力さ
れていることから、操作量がある程度大きくなって検出
圧力Pa>Pao又はPb>Pboとなると、OR選択部70
を介し、電磁切換弁30が連通位置に切り換えられるこ
とになる。これによって、油圧源32からの圧油が管路
85を介してリリーフ弁10の背室に導かれ、油圧ポン
プ1の吐出圧最大値を制限するリリーフ弁10のリリー
フ圧が、自動的にP0からP1に増圧される。したがっ
て、従来のように増圧させるための選択スイッチ等をい
ちいち手動で操作する必要がなくなり、操作性・作業性
を向上することができる。
【0028】本発明の第2の実施形態を図4及び図5に
より説明する。本実施形態は、操作量の値に関係なく自
動増圧をするように指示入力可能な指示手段を設けた実
施形態である。本実施形態による油圧駆動装置の油圧回
路図を図4に示す。第1の実施形態と同等の部材には同
一の符号を付す。図4において、本実施形態の油圧駆動
装置が第1の実施形態と異なる主要な点は、制御装置2
20に対して操作量の値に関係なく自動増圧をするよう
に指示入力するON・OFFスイッチ225が設けられ
ている点と、これに応じて制御装置220内の機能が制
御装置20と若干異なっている点である。この制御装置
220内における制御機能を表す機能ブロック図を図5
に示す。
【0029】図5において、第1の実施形態における図
2と異なる点は、第1及び第2の駆動信号生成部60,
61からのON・OFF駆動信号に加えて、ON・OF
Fスイッチ225からも、電磁切換弁30のON駆動信
号又はOFF駆動信号がOR選択部70に入力されてい
る点である。
【0030】上記以外の構成及び機能は、第1の実施形
態とほぼ同様である。
【0031】本実施形態によれば、第1の実施形態と同
様の効果に加えて、ON・OFFスイッチ225を手動
操作でONにすることにより、常時増圧を行うようにす
ることができるので、さらに使い勝手を良くすることが
できる。また、ON・OFFスイッチ225をOFFに
することで、第1の実施形態と同様の操作量に応じた自
動増圧を行うこともできる。
【0032】本発明の第3の実施形態を図6及び図7に
より説明する。本実施形態は、自動増圧機能の有効・無
効を選択入力可能な手段を、掘削作業モードを選択する
作業選択スイッチと連動させて設けた実施形態である。
本実施形態による油圧駆動装置の油圧回路図を図6に示
す。第1及び第2の実施形態と同等の部材には同一の符
号を付す。図6において、本実施形態の油圧駆動装置が
第1の実施形態と異なる主要な点は、制御装置320に
対し、重掘削モード・掘削モード・微操作モードの掘削
作業モードを選択入力する3位置式のロータリースイッ
チ327が設けられている点と、これに応じて制御装置
320内の機能が制御装置20と若干異なっている点で
ある。
【0033】ロータリースイッチ327による作業モー
ドの選択は、既にこの種の機能として公知のものと同様
であり、特に図示しないが、例えば、掘削作業モードの
選択が行われることで、その作業モードに適合した特性
のネガコン制御が油圧ポンプ1に行われるようにレギュ
レータ34内のテーブルが変化したり、油圧ポンプ1を
駆動するエンジンの回転数が変化したりするものであ
る。
【0034】制御装置320内における制御機能を表す
機能ブロック図を図7に示す。図7において、第1の実
施形態における図2と異なる点は、第1及び第2の駆動
信号生成部60,61から出力されOR選択部70で選
択されたON・OFF駆動信号が、ロータリスイッチ3
27からの開信号・閉信号で開閉されるスイッチ部39
0により、導通・遮断が切り換えられるようになってい
ることである。すなわち、ロータリースイッチ327で
重掘削モードが選択されたときには閉信号がスイッチ部
390に出力されてスイッチ部390が閉じ状態とな
り、自動増圧機能が有効に作用する。またロータリース
イッチ327で掘削モード・微操作モードが選択された
ときには開信号がスイッチ部390に出力されてスイッ
チ部390が開き状態となり、OR選択部70からの駆
動信号は遮断されるので、自動増圧機能は無効とされ
る。
【0035】上記以外の構成及び機能は、第1の実施形
態とほぼ同様である。
【0036】本実施形態によれば、第1の実施形態と同
様の効果に加えて、作業モードの選択に対応して自動増
圧機能の実行・中止も選択でき、すなわち特定の作業
(上記の例では重掘削作業)時以外には自動増圧機能を
中止することできるので、さらに使い勝手を良くするこ
とができる。
【0037】なお、上記実施形態においては、ロータリ
ースイッチ327によって重掘削モード・掘削モード・
微操作モードの掘削作業モードを選択する構成としが、
作業モードはこれに限られるものではなく、また自動増
圧機能を行うのも重掘削作業に限られるものでもない。
また、ロータリースイッチ327は3位置式のものを使
用したが、これに限られるものではなく、4位置式以上
のものや2位置式のものを用いても良い。これらの場合
も、各作業モードに対し、ON駆動信号かOFF駆動信
号を適宜割り当てることで、同様の効果を得る。
【0038】本発明の第4の実施形態を図8及び図9に
より説明する。本実施形態は、第2の実施形態のON・
OFFスイッチと第3の実施形態のロータリースイッチ
とを共に備える場合の実施形態である。本実施形態によ
る油圧駆動装置の油圧回路図を図8に示す。第1〜第3
の実施形態と同等の部材には同一の符号を付す。図8に
おいて、本実施形態の油圧駆動装置が第1の実施形態と
異なる主要な点は、制御装置420に対して操作量の値
に関係なく自動増圧をするように指示入力する第1の実
施形態と同様のON・OFFスイッチ225が設けられ
ている点と、重掘削モード・掘削モード・微操作モード
の掘削作業モードを選択入力する第2の実施形態と同様
の3位置式のロータリースイッチ327が設けられてい
る点と、これらに応じて制御装置420内の機能が若干
異なっている点である。
【0039】制御装置420内における制御機能を表す
機能ブロック図を図9に示す。図9において、第1の実
施形態における図2と異なる点は、第3の実施形態同
様、OR選択部70で選択されたON・OFF駆動信号
が、ロータリスイッチ327からの開信号・閉信号で開
閉されるスイッチ部390により、導通・遮断されるよ
うになっており、さらにそのスイッチ部390の後に設
けられたOR選択部470に、ON・OFFスイッチ2
25からの電磁切換弁30のON駆動信号又はOFF駆
動信号が入力されていることである。すなわち、ロータ
リースイッチ327で重掘削モードが選択されたときに
は閉信号がスイッチ部390に出力されてスイッチ部3
90が閉じ状態となり、自動増圧機能が有効に作用す
る。またロータリースイッチ327で掘削モード・微操
作モードが選択されたときには開信号がスイッチ部39
0に出力されてスイッチ部390が開き状態となり、O
R選択部70からの駆動信号は遮断されるので、自動増
圧機能は無効とされる。但しこの場合も、ON・OFF
スイッチ225を手動操作でONにすることにより、常
時増圧を行うようにすることができる。
【0040】上記以外の構成及び機能は、第1の実施形
態とほぼ同様である。
【0041】本実施形態によれば、第2の実施形態によ
る作用効果と第3の実施形態による作用効果とを合わせ
た効果が得られる。すなわち、ON・OFFスイッチ2
25をOFFにすれば、作業モードの選択に対応して自
動増圧機能の実行・中止を選択し、特定の作業(上記の
例では重掘削作業)時にのみ自動増圧機能をはたらか
せ、操作量に応じた自動増圧を行うことができる。また
ON・OFFスイッチ225を手動操作でONにするこ
とにより、常時増圧を行うようにすることができる。
【0042】本発明の第5の実施形態を図10及び図1
1により説明する。本実施形態は、他のタイプの操作量
検出手段・指示入力手段・選択入力手段を設けた実施形
態である。本実施形態による油圧駆動装置の油圧回路図
を図10に示す。第1〜第4の実施形態と同等の部材に
は同一の符号を付す。図10において、本実施形態の油
圧駆動装置が第4の実施形態と異なる主要な点は、操作
レバー6,7の操作量検出手段として、圧力センサー1
2,13の代わりに、流量制御弁4,5のストローク量
を直接検出するストロークセンサー16,17を設けた
ことと、操作量の値に関係なく自動増圧をするように指
示入力する手段として、ON・OFFスイッチ225の
代わりに、シーソー型の2位置切換式スイッチ524を
設けたことと、掘削作業モードを選択するとともに自動
増圧機能の有効・無効を選択入力する作業選択スイッチ
として、ロータリスイッチ327の代わりに、シーソー
型の2位置切換式スイッチ529を設けたことと、これ
に応じて制御装置520内の機能が制御装置420と若
干異なっていることとである。
【0043】制御装置520内における制御機能を表す
機能ブロック図を図11に示す。図11において、既に
上述したセンサー及びスイッチの違いを除き、第4の実
施形態における図9と異なる点は、第1及び第2の駆動
信号生成部560,561が、ストロークセンサー51
6,517からの検出信号Sa,Sbに応じて電磁切換弁
30のON・OFF駆動信号を生成するようになってい
る点である。すなわち、第1及び第2の駆動信号生成部
560,561はそれぞれ、ストロークセンサー51
6,517から検出された圧力値Sa,Sbの値が所定の
しきい値Sao,Sbo未満のときには電磁切換弁30を遮
断位置に駆動するOFF駆動信号を出力し、圧力値
a,Sbの値がSao,Sbo以上のときには電磁切換弁3
0を連通位置に駆動するON駆動信号を出力する。
【0044】上記以外の構成及び機能は、第4の実施形
態とほぼ同様である。
【0045】本実施形態によっても、第4の実施形態と
同様の効果を得る。
【0046】本発明の第6の実施形態を図12及び図1
3により説明する。本実施形態は、他のタイプの操作量
検出手段を設けた実施形態である。本実施形態による油
圧駆動装置の油圧回路図を図12に示す。第1〜第4の
実施形態と同等の部材には同一の符号を付す。図12に
おいて、本実施形態の油圧駆動装置が第4の実施形態と
異なる主要な点は、操作レバー6,7の操作量検出手段
として、圧力センサー12,13の代わりに、所定圧力
値を境に電磁切換弁30のON・OFF駆動信号を切り
換えて出力する圧力スイッチ618,619を設けた点
と、これに応じて制御装置620内の機能が制御装置4
20と若干異なっている点である。
【0047】制御装置620内における制御機能を表す
機能ブロック図を図13に示す。図13において、第4
の実施形態における図9と異なる点は、第1及び第2の
駆動信号生成部60,61が省略され、圧力スイッチか
らのON・OFF駆動信号が直接OR選択部70に入力
されている点である。
【0048】本実施形態によっても、第4の実施形態と
同様の効果を得る。
【0049】本発明の第7の実施形態を図14〜図16
により説明する。第1〜第6の実施形態と同等の部材・
機能には同一の符号を付す。
【0050】本実施形態による油圧駆動装置の油圧回路
図を図14に示す。
【0051】図14において、本実施形態による油圧駆
動装置は、図示しないエンジンによって駆動される油圧
ポンプ1と、油圧ポンプ1の吐出圧を規定するリリーフ
弁10と、この油圧ポンプ1から吐出される圧油によっ
て駆動され、油圧ショベルのブームを駆動するブームシ
リンダ2と、アームを駆動するアームシリンダ3と、油
圧ポンプ1とブームシリンダ2との間に接続され、パイ
ロット圧信号でストローク量を制御され、ブームシリン
ダ2に供給される圧油の流量を制御するセンタバイパス
型のブーム用流量制御弁4と、油圧ポンプ1とアームシ
リンダ3との間に接続され、パイロット圧信号によって
ストローク量を制御され、アームシリンダ3に供給され
る圧油の流量を制御するセンタバイパス型のアーム用流
量制御弁5と、アーム用流量制御弁5のセンタバイパス
ラインの下流側に設けられた絞り手段33と、この絞り
手段33により発生した制御圧力に応じて、油圧ポンプ
1に対して公知のネガコン制御を行うレギュレータ34
と、操作レバー708A及び操作レバー708Aの操作
位置を検出し対応する操作量信号を出力するポテンショ
メータ708Bを備えた操作レバー装置708と、操作
レバー709A及び操作レバー709Aの操作位置を検
出し対応する電流信号(操作量信号)ia,ibを出力す
るポテンショメータ709Bを備えた操作レバー装置7
09と、ポテンショメータ708B,709Bからの操
作量信号ia,ibが入力され、これに応じたメータリン
グ用駆動信号及びリリーフ圧増圧用駆動信号(ともに後
述)を出力する制御装置720と、制御装置720から
出力されたメータリング用駆動信号に応じて油圧源(例
えば補助油圧ポンプ)781a,b及び791a,bか
らの圧力を減圧しパイロット圧を発生させる電磁切換弁
782a,b及び792a,bと、電磁切換弁782
a,b及び792a,bからのパイロット圧を流量制御
弁4,5の駆動部に導く管路80a,b及び90a,b
と、制御装置720から出力されたリリーフ圧増圧用駆
動信号に応じて油圧源(例えば補助油圧ポンプ)32か
らの圧力を減圧し管路85を介してリリーフ弁10の背
室に供給し、リリーフ圧力を増減する電磁比例弁731
と、制御装置720に対して操作量の値に関係なく自動
増圧をするように指示入力する2位置式のロータリース
イッチ726と、制御装置720に対し、重掘削モード
・掘削モード・微操作モードの掘削作業モードを選択入
力可能に構成されている組み合わせON・OFFスイッ
チ728とを有している。
【0052】ロータリースイッチ726は、リリーフ圧
を常時増圧するように指示するためにON信号を出力す
るON位置と、リリーフ圧を操作量に応じて適宜増圧す
るように指示するためにOFF信号を出力するOFF位
置との2位置が切換可能となっている。また組み合わせ
ON・OFFスイッチ728は、3つのON・OFFス
イッチが並べられて構成されており、ある1つのものが
ONになると他のものはすべてOFFになるようになっ
ている。またこの組み合わせON・OFFスイッチ72
8による作業モードの選択は、既にこの種の機能として
公知のものと同様であり、特に図示しないが、例えば、
掘削作業モードの選択が行われることで、その作業モー
ドに適合した特性のネガコン制御が油圧ポンプ1に行わ
れるようにレギュレータ34内のテーブルが変化した
り、油圧ポンプ1を駆動するエンジンの回転数が変化し
たりするものである。
【0053】制御装置720内における制御機能のう
ち、メータリングに関する制御機能を行う部分の詳細構
成を図15に示す。これは、この種の機能として既に公
知のものと同様である。図15において、制御装置72
0は、ポテンショメータ708B,709Bから出力さ
れるアナログの操作量信号ia,ibをデジタル信号に変
換するA/D変換器720aと、マイクロコンピュータ
からなり、A/D変換器720aから入力された信号に
基づいて所定の演算を行う演算部720bと、演算部7
20bから出力された信号をアナログ信号に変換するD
/A変換器720dと、D/A変換器720dからの信
号に応じて電磁切換弁782a,b及び792a,bに
駆動信号を出力する電磁切換弁駆動回路720cとを備
えている。これにより、オペレータが操作レバー708
A,709Aを操作すると、ポテンショメータ708
B,709Bで検出した操作量に応じた所要の駆動信号
が電磁切換弁駆動回路720cから電磁切換弁782
a,b及び792a,bに出力され、油圧源781a,
b及び791a,bからの圧油が該当する電磁切換弁を
介して対応する流量制御弁4,5の駆動部に与えられて
その流量制御弁が切り換えられるので、操作レバー70
8A,709Aの操作量に対応する速度でブームシリン
ダ2及びアームシリンダ3を作動させることができる。
【0054】次に、制御装置720内における制御機能
のうち、リリーフ圧増圧に関する制御機能を表す機能ブ
ロック図を図16に示す。図16において、制御装置7
20は、ポテンショメータ708Bからの操作量信号i
aに応じて電磁比例弁731のON・OFF駆動信号を
生成する第1の駆動信号生成部760と、ポテンショメ
ータ709Bからの操作量信号ibに応じて電磁比例弁
731のON・OFF駆動信号を生成する第2の駆動信
号生成部761とを備えている。すなわち、第1及び第
2の駆動信号生成部760,761はそれぞれ、ポテン
ショメータ709A,Bからの電流値ia,ibの値が所
定のしきい値iao,ibo未満のときには電磁比例弁73
1を遮断位置に駆動するOFF駆動信号を出力し、
a,ibの値がiao,ibo以上のときには電磁比例弁7
31を連通位置に駆動するON駆動信号を出力する。
【0055】制御装置720はまた、OR選択部70を
備えており、第1及び第2の駆動信号生成部760,7
61のどちらかがON信号を生成・出力したときには、
このOR選択部70によってON信号が選択される。
【0056】制御装置720はさらに、組み合わせON
・OFFスイッチ728からの開信号・閉信号で開閉さ
れるスイッチ部390を備えており、OR選択部70で
選択されたON・OFF駆動信号は、このスイッチ部3
90により導通・遮断が切り換えられるようになってい
る。すなわち、組み合わせON・OFFスイッチ728
で重掘削モードが選択されたときには閉信号がスイッチ
部390に出力されてスイッチ部390が閉じ状態とな
り、自動増圧機能が有効に作用する。また組み合わせO
N・OFFスイッチ728で掘削モード・微操作モード
が選択されたときには開信号がスイッチ部390に出力
されてスイッチ部390が開き状態となり、OR選択部
70からの駆動信号は遮断されるので、自動増圧機能は
無効とされる。
【0057】制御装置720はさらに、スイッチ部39
0の後に設けられたOR選択部470を備えており、こ
のOR選択部470に、ロータリースイッチ726から
電磁比例弁731のON駆動信号又はOFF駆動信号が
入力されている。第1及び第2の駆動信号生成部76
0,761のいずれもがOFF駆動信号を出力したり、
スイッチ部390が開き状態となったりして自動増圧機
能が無効とされたとしても、ロータリースイッチ726
をON位置にしてON駆動信号を出力してやることで、
OR選択部470で最終的にON駆動信号が選択される
ようになっている。また、電磁比例弁731に入力され
る駆動信号と、リリーフ弁10によって設定されるリリ
ーフ圧との関係は、第1の実施形態と同様、例えば、図
3で示されるようになっている。すなわち、電磁比例弁
731にON信号が入力すると、管路85が連通して油
圧源32からの圧油がリリーフ弁10の背室に吐出され
背室に圧力P1−P0が発生し、リリーフ弁10の設定圧
が図示のように増圧されてリリーフ圧がP1に変わり、
電磁比例弁731にOFF信号が入力すると、管路85
が遮断されてリリーフ圧がP0に戻るようになってい
る。
【0058】以上のように構成した本実施形態の油圧駆
動装置によっても、第4の実施形態と同様の効果を得
る。すなわち例えば、オペレータが例えば油圧ショベル
のアームを操作することを意図して操作レバー709A
を操作すると、これに応じてアーム用流量制御弁5がス
トロークされ、これによって油圧ポンプ1からの吐出油
がアームシリンダ3,3に導かれてアームシリンダ3,
3が駆動し、アームダンプ動作又はアームクラウド動作
が行われる。またブームの操作に関しても同様にして、
ブーム上げ又はブーム下げ動作が行われる。
【0059】ここで例えば、組み合わせON・OFFス
イッチ728を重掘削モードにして重負荷作業を行って
いる場合において、動作のために高圧が必要な状態とな
っているアクチュエータ(例えばブームシリンダ2又は
アームシリンダ3)を操作しようとするときには、対応
する流量制御弁(例えばブーム用流量制御弁4又はアー
ム用流量制御弁5)をストロークさせるために必要なパ
イロット圧が大きくなり、結果として対応する操作レバ
ー708A又は709Aの操作量が比較的大きくなる。
するとこのとき、ポテンショメータ70B又は709B
によって操作レバー708A又は709Aの操作量が電
流信号ia又はibとして検出され、駆動信号生成部76
0又は761に入力されていることから、操作量がある
程度大きくなって検出圧力ia>iao又はib>iboとな
ると、OR選択部70を介し、ON駆動信号がスイッチ
部390に出力される。そしてこのときスイッチ部39
0は導通状態となっているから、OR選択部470を介
し、電磁比例弁731が連通位置に切り換えられること
になる。これによって、油圧源32からの圧油が管路8
5を介してリリーフ弁10の背室に導かれ、油圧ポンプ
1の吐出圧最大値を制限するリリーフ弁10のリリーフ
圧が、自動的にP0からP1に増圧される(図3参照)。
したがって、従来のように増圧させるための選択スイッ
チ等をいちいち手動で操作する必要がなくなり、操作性
・作業性を向上することができる。
【0060】また、重掘削作業以外の作業時には、組み
合わせスイッチ728を掘削モード・微操作モードにす
ることにより作業モードに応じて自動増圧機能の実行・
中止を選択することできる。さらに、ロータリースイッ
チ726を手動操作でONにすることにより、操作レバ
ー708A,708Bの操作量や操作モードの選択に関
係なく常時増圧を行うようにすることができ、さらに使
い勝手を良くすることができる。
【0061】なお上記第1〜第7の実施形態において
は、操作レバーの操作量に応じてリリーフ圧を自動的に
増圧する場合を説明したが、これに限られず、例えば、
駆動信号生成部60,61内のテーブルを変更する等を
行うことで、操作レバーの操作量に応じてリリーフ圧を
自動的に減圧することもできる。この場合も同様に、作
業性を向上する効果がある。
【0062】また上記第1〜第7の実施形態において
は、作業機及びアクチュエータとして油圧ショベルのア
ーム・ブーム及びアームシリンダ・ブームシリンダを例
にとって説明したが、これに限られるものでない。すな
わち、油圧ショベルの他のアクチュエータや、他の建設
機械の油圧アクチュエータに関しても、動作させるため
に高圧を要しリリーフ圧を増圧させたい状況が有り得る
場合には適用可能であり、同様の効果を得る。
【0063】
【発明の効果】本発明によれば、例えば重負荷作業時や
吊り荷作業時等において、高圧を必要とするアクチュエ
ータを操作するためにリリーフ圧を増圧させたい場合
に、例えば操作手段の操作量がある程度大きくなればリ
リーフ圧変更手段によって自動的にリリーフ圧が増圧さ
れるので、従来のように増圧させるための選択スイッチ
等をいちいち手動で操作する必要がなくなり、操作性・
作業性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による油圧駆動装置の
油圧回路図である。
【図2】図1に示された制御装置内における制御機能を
表す機能ブロック図である。
【図3】図1に示された電磁切換弁に入力される駆動信
号と、リリーフ弁によって設定されるリリーフ圧との関
係の一例を表す図である。
【図4】本発明の第2の実施形態による油圧駆動装置の
油圧回路図である。
【図5】図4に示された制御装置内における制御機能を
表す機能ブロック図である。
【図6】本発明の第3の実施形態による油圧駆動装置の
油圧回路図である。
【図7】図6に示された制御装置内における制御機能を
表す機能ブロック図である。
【図8】本発明の第4の実施形態による油圧駆動装置の
油圧回路図である。
【図9】図8に示された制御装置内における制御機能を
表す機能ブロック図である。
【図10】本発明の第5の実施形態による油圧駆動装置
の油圧回路図である。
【図11】図10に示された制御装置内における制御機
能を表す機能ブロック図である。
【図12】本発明の第6の実施形態による油圧駆動装置
の油圧回路図である。
【図13】図12に示された制御装置内における制御機
能を表す機能ブロック図である。
【図14】本発明の第7の実施形態による油圧駆動装置
の油圧回路図である。
【図15】図14に示された制御装置内における制御機
能のうち、メータリングに関する制御機能を行う部分の
詳細構成を表す図である。
【図16】図14に示された制御装置内における制御機
能のうち、リリーフ圧増圧に関する制御機能を表す機能
ブロック図である。
【図17】従来技術による油圧駆動装置の油圧回路図で
ある。
【図18】図17に示された選択スイッチのON・OF
Fに対するリリーフ圧の変化を表す図である。
【符号の説明】
1 油圧ポンプ 2 ブームシリンダ 3 アームシリンダ 4 ブーム用流量制御弁 5 アーム用流量制御弁 6,7 操作レバー装置 10 リリーフ弁 12 圧力センサー 13 圧力センサー 20 制御装置 30 電磁切換弁 32 油圧源 60 第1の駆動信号生成部 61 第2の駆動信号生成部 70 OR選択部 85 管路 220 制御装置 225 ON・OFFスイッチ 320 制御装置 327 ロータリースイッチ 390 スイッチ部 420 制御装置 516,517 ストロークセンサー 520 制御装置 524 2位置切換式スイッチ 529 2位置切換式スイッチ 618,619 圧力スイッチ 620 制御装置 708,709 操作レバー装置 720 制御装置 726 ロータリースイッチ 728 組み合わせON・OFFスイッチ 731 電磁比例弁 781a,b 油圧源 782a,b 電磁切換弁 791a,b 油圧源 792a,b 電磁切換弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 豊岡 司 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 古渡 陽一 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機エ ンジニアリング株式会社内 (72)発明者 石川 広二 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原動機により駆動される油圧ポンプと、
    この油圧ポンプからの吐出油により駆動されるアクチュ
    エータと、前記油圧ポンプからの吐出油を前記アクチュ
    エータに導く流量制御弁と、前記流量制御弁のストロー
    ク量を制御する操作手段と、前記油圧ポンプの吐出圧の
    最大値を制限するためのリリーフ圧を設定するリリーフ
    弁と、このリリーフ弁により設定される前記リリーフ圧
    の値を増減させるリリーフ圧変更手段とを備えた建設機
    械の油圧駆動装置において、 前記操作手段の操作量を検出し対応する操作量信号を出
    力する操作量検出手段と、 前記操作量検出手段からの操作量信号に応じて、前記リ
    リーフ圧変更手段によるリリーフ圧増減を行うか行わな
    いかを切り換える変更切換手段とを備えたことを特徴と
    する建設機械の油圧駆動装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の建設機械の油圧駆動装置
    において、前記リリーフ圧変更手段は、所定の吐出圧を
    発生させる油圧源と、この油圧源からの圧油を前記リリ
    ーフ弁の背室に導く管路とを備えており、前記変更切換
    手段は、前記リリーフ圧変更手段に備えられた管路に設
    けられ該管路を連通・遮断する電磁弁と、前記操作量検
    出手段からの操作量信号が入力され、該操作量信号が所
    定のしきい値未満のときには前記電磁弁を遮断位置に駆
    動する切換信号を出力し、該操作量信号が所定のしきい
    値以上のときには前記電磁弁を連通位置に駆動する切換
    信号を出力する切換制御手段とを有することを特徴とす
    る建設機械の油圧駆動装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の建設機械の油圧駆動装置
    において、前記変更切換手段に対し、前記操作量検出手
    段からの操作量信号の値に関係なく、前記リリーフ圧変
    更手段によるリリーフ圧増減を行うように切り換える指
    示を出力する変更切換指示手段をさらに有することを特
    徴とする建設機械の油圧駆動装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の建設機械の油圧駆動装置
    において、前記変更切換指示手段は、ON位置及びOF
    F位置を備えたON・OFF式スイッチであることを特
    徴とする建設機械の油圧駆動装置。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の建設機械の油圧駆動装置
    において、前記変更切換指示手段は、ロータリ式スイッ
    チであることを特徴とする建設機械の油圧駆動装置。
  6. 【請求項6】 請求項3記載の建設機械の油圧駆動装置
    において、前記変更切換指示手段は、ON位置及びOF
    F位置を備えたシーソー型2位置切換式スイッチである
    ことを特徴とする建設機械の油圧駆動装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の建設機械の油圧駆動装置
    において、前記変更切換手段による切換動作を有効にす
    るか無効にするかを選択する変更切換選択手段をさらに
    有することを特徴とする建設機械の油圧駆動装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の建設機械の油圧駆動装置
    において、掘削作業モードを選択するモード選択手段を
    さらに有し、かつ、前記変更切換選択手段における選択
    は、前記モード選択手段による選択と連動していること
    を特徴とする建設機械の油圧駆動装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の建設機械の油圧駆動装置
    において、前記モード選択手段は、ON位置及びOFF
    位置を備えたシーソー型2位置切換式スイッチであるこ
    とを特徴とする建設機械の油圧駆動装置。
  10. 【請求項10】 請求項8記載の建設機械の油圧駆動装
    置において、前記モード選択手段は、ロータリ式スイッ
    チであることを特徴とする建設機械の油圧駆動装置。
  11. 【請求項11】 請求項8記載の建設機械の油圧駆動装
    置において、前記モード選択手段は、ON位置及びOF
    F位置を備えたON・OFF式スイッチを複数個組み合
    わせて構成されていることを特徴とする建設機械の油圧
    駆動装置。
  12. 【請求項12】 請求項1記載の建設機械の油圧駆動装
    置において、前記流量制御弁は、パイロット操作式の弁
    であり、前記操作手段は、操作レバーと、油圧源からの
    圧油を減圧し前記操作レバーの操作位置に応じたパイロ
    ット圧を発生させる減圧弁と、この減圧弁からのパイロ
    ット圧を前記流量制御弁の駆動部に導くパイロット配管
    とを備えており、前記操作量検出手段は、前記パイロッ
    ト配管内のパイロット圧を検出する圧力センサーである
    ことを特徴とする建設機械の油圧駆動装置。
  13. 【請求項13】 請求項1記載の建設機械の油圧駆動装
    置において、前記流量制御弁はパイロット操作式の弁で
    あり、前記操作手段は電気式操作レバーを備えており、
    前記操作量検出手段は前記電気式操作レバーの操作位置
    を検出し対応する信号を出力するポテンショメータであ
    り、かつ、前記操作手段は、前記ポテンショメータから
    出力された信号に応じて駆動され、油圧源からの圧油を
    減圧しパイロット圧を発生させる電磁弁と、この電磁弁
    からのパイロット圧を前記流量制御弁の駆動部に導くパ
    イロット配管とをさらに備えていることを特徴とする建
    設機械の油圧駆動装置。
  14. 【請求項14】 請求項1記載の建設機械の油圧駆動装
    置において、前記操作量検出手段は、前記流量制御弁の
    ストローク量を検出するストロークセンサーであること
    を特徴とする建設機械の油圧駆動装置。
  15. 【請求項15】 請求項1記載の建設機械の油圧駆動装
    置において、前記流量制御弁は、パイロット操作式の弁
    であり、前記操作手段は、操作レバーと、油圧源からの
    圧油を減圧し前記操作レバーの操作位置に応じたパイロ
    ット圧を発生させる減圧弁と、この減圧弁からのパイロ
    ット圧を前記流量制御弁の駆動部に導くパイロット配管
    とを備えており、前記操作量検出手段は、前記パイロッ
    ト配管内のパイロット圧を検出しそのパイロット圧の大
    小に応じてON・OFF動作する圧力スイッチであるこ
    とを特徴とする建設機械の油圧駆動装置。
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