JP3609182B2 - 建設機械の油圧駆動装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、油圧ショベル等の建設機械に備えられる油圧駆動装置に係わり、特に、油圧ポンプの吐出圧を規定するリリーフ圧を増圧可能な手段を備えた建設機械の油圧駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の油圧駆動装置の構成例を図17及び図18により説明する。図17は、この油圧駆動装置の油圧回路図であり、図18は、選択スイッチのON・OFFに対するリリーフ圧の変化を表す図である。
図17において、この油圧駆動装置は、例えば油圧ショベル等の建設機械に備えられるものであり、油圧ポンプ1と、油圧ポンプの吐出圧を規定するリリーフ弁10と、この油圧ポンプ1から吐出される圧油によって駆動され、油圧ショベルのブームを駆動するブームシリンダ2と、アームを駆動するアームシリンダ3と、油圧ポンプ1とブームシリンダ2との間に接続され、油圧パイロット弁6の操作によるパイロット圧信号で制御され、ブームシリンダ2に供給される圧油の流量を制御するセンタバイパス型のブーム用流量制御弁4と、油圧ポンプ1とアームシリンダ3との間に接続され、油圧パイロット弁7の操作によるパイロット圧信号で制御され、アームシリンダ3に供給される圧油の流量を制御するセンタバイパス型のアーム用流量制御弁5と、アーム用流量制御弁5のセンタバイパスラインの下流側に設けられた絞り手段33と、この絞り手段により発生した制御圧力に応じて、油圧ポンプ1に対して公知のネガコン制御を行うレギュレータ34と、操作レバー6A及び図示しない油圧源(例えば補助油圧ポンプ)からの圧油を操作レバー6Aの操作量に応じて減圧しパイロット圧を発生させる減圧弁6Bを備えた操作レバー装置6と、操作レバー装置6からのパイロット圧を流量制御弁4に導くパイロット管路80a,bと、操作レバー7A及び図示しない油圧源からの圧油を操作レバー7Aの操作量に応じて減圧しパイロット圧を発生させる減圧弁7Bを備えた操作レバー装置7と、操作レバー装置7からのパイロット圧を流量制御弁5に導くパイロット管路90a,bと、リリーフ弁の設定圧力を一定値だけ変更させる信号を出力する選択スイッチ25と、この選択スイッチ25から信号が入力され、その入力信号に応じて切換信号を出力する制御装置20と、制御装置20から出力された切換信号に応じて、油圧源(例えば補助油圧ポンプ)32からの制御圧力を減圧し管路85を介してリリーフ弁10の背室に供給し、リリーフ弁10のリリーフ圧力を増減する電磁切換弁30とを有している。
【0003】
選択スイッチ25によるリリーフ圧の切り換えを図18により説明する。
例えば、油圧ポンプ1の吐出圧の最大値をPとするべくリリーフ弁10の設定圧をPとした場合において、オペレータが選択スイッチ25をONにし制御装置20にON信号が入力されると、制御装置20から電磁切換弁30へ切換信号が出力され、これによって油圧源32からの圧油がリリーフ弁10の背室に吐出され背室に圧力P−Pが発生する。すなわちリリーフ弁10の設定圧が図示のように増圧されて、リリーフ圧がPとなる。
【0004】
このようなリリーフ圧の増圧により、例えば油圧ショベルの重負荷作業時や吊り荷作業時等において、ブームを動作中に所定リリーフ圧で動作不能となった場合であっても、他のアクチュエータの動作、例えばアームクラウド等を行うことなく作業を行うことが可能となった。
【0005】
上記構成に類似する油圧駆動装置に関する公知技術例としては、例えば、米国特許5081838号公報に記載のものがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の油圧駆動装置においては、以下の課題が存在する。すなわち、リリーフ圧を増圧させる際にはいちいち選択スイッチを押す必要があり、オペレータによる作業性が悪かった。
【0007】
本発明の目的は、特定作業時に操作レバーの操作で自動的にリリーフ圧を増減させることにより、作業性を向上することができる建設機械の油圧駆動装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
(1)上記目的を達成するために、本発明によれば、原動機により駆動される油圧ポンプと、この油圧ポンプからの吐出油により駆動されるアクチュエータと、前記油圧ポンプからの吐出油を前記アクチュエータに導く流量制御弁と、前記流量制御弁のストローク量を制御する操作手段と、前記油圧ポンプの吐出圧の最大値を制限するためのリリーフ圧を設定するリリーフ弁と、このリリーフ弁により設定される前記リリーフ圧の値を増減させるリリーフ圧変更手段とを備えた建設機械の油圧駆動装置において、前記操作手段の操作量を検出し対応する操作量信号を出力する操作量検出手段と、前記操作量検出手段からの操作量信号に応じて、前記リリーフ圧変更手段によるリリーフ圧増減を行うか行わないかを切り換える変更切換手段とを備え、前記リリーフ圧変更手段は、所定の吐出圧を発生させる油圧源と、この油圧源からの圧油を前記リリーフ弁の背室に導く管路とを備えており、前記変更切換手段は、前記リリーフ圧変更手段に備えられた管路に設けられ該管路を連通・遮断する電磁弁と、前記操作量検出手段からの操作量信号が入力され、該操作量信号が所定のしきい値未満のときには前記電磁弁を遮断位置に駆動する切換信号を出力し、該操作量信号が所定のしきい値以上のときには前記電磁弁を連通位置に駆動する切換信号を出力する切換制御手段とを有し、この切換制御手段は、作業の種類やアクチュエータの種類によるアクチュエータの動作に必要な高圧に対応し、前記操作量信号と前記所定のしきい値との大小に応じて前記切換信号を生成するためのテーブルを変更可能に設けた駆動信号生成部を有することを特徴とする建設機械の油圧駆動装置が提供される。
すなわち、オペレータが建設機械の作業機、例えば油圧ショベルのアームを操作することを意図してアーム用の操作手段を操作すると、これに応じてアーム用流量制御弁がストロークされ、これによって原動機により駆動される油圧ポンプからの吐出油が対応するアクチュエータ、すなわちアームシリンダに導かれてアームシリンダが駆動し、アームダンプ又はアームクラウドが行われる。そしてこのとき、油圧ポンプ吐出圧の最大値がリリーフ弁で設定されるリリーフ圧で制限されているが、このリリーフ圧の値は、リリーフ圧変更手段、すなわち例えば油圧源からの圧油をリリーフ弁背室に管路を介して導くことにより増減可能となっている。ここで、本発明においては、操作量検出手段で、操作手段の操作量を検出するとともに対応する操作量信号として出力し、変更切換手段で、操作量信号に応じてリリーフ圧変更手段によるリリーフ圧増減を行うか行わないかを切り換える。すなわち、油圧源からの圧油をリリーフ弁背室に導く管路を連通・遮断する電磁弁を設けるとともに、作業の種類(例えば重負荷作業や吊り荷作業等)やアクチュエータの種類(例えば、アームシリンダやブームシリンダ等)によるアクチュエータの動作に必要な高圧(最大負荷圧)に対応して、前記操作量信号と前記所定のしきい値との大小に応じて前記切換信号を生成するためのテーブルを変更可能に設けた駆動信号生成部を有する切換制御手段を設ける。
これにより、 例えば重負荷作業時や吊り荷作業時等において、高圧を必要とするアクチュエータを操作するためにリリーフ圧を増圧させたい場合に、例えば操作手段の操作量がある程度大きくなればリリーフ圧変更手段によって自動的にリリーフ圧変更手段によって自動的にリリーフ圧が増圧されるので、従来のように増圧させるための選択スイッチ等をいちいち手動で操作する必要がなくなり操作性・作業性を向上することができる。
また作業の種類やアクチュエータの種類等のユーザの使用態様や希望に基づき、アクチュエータの動作に必要な高圧(最大負荷圧)に対応し、操作量信号と所定のしきい値との大小に応じて前記切換信号を生成するためのテーブルを変更可能なので利便性を向上させることができる。
【0010】
(2)上記目的を達成するために、本発明によれば、原動機により駆動される油圧ポンプと、この油圧ポンプからの吐出油により駆動されるアクチュエータと、前記油圧ポンプからの吐出油を前記アクチュエータに導く流量制御弁と、前記流量制御弁のストローク量を制御する操作手段と、前記油圧ポンプの吐出圧の最大値を制限するためのリリーフ圧を設定するリリーフ弁と、このリリーフ弁により設定される前記リリーフ圧の値を増減させるリリーフ圧変更手段とを備えた建設機械の油圧駆動装置において、前記操作手段の操作量を検出し対応する操作量信号を出力する操作量検出手段と、前記操作量検出手段からの操作量信号に応じて、前記リリーフ圧変更手段によるリリーフ圧増減を行うか行わないかを切り換える変更切換手段とを備え、前記リリーフ圧変更手段は、所定の吐出圧を発生させる油圧源と、この油圧源からの圧油を前記リリーフ弁の背室に導く管路とを備えており、前記変更切換手段は、前記リリーフ圧変更手段に備えられた管路に設けられ該管路を連通・遮断する電磁弁と、前記操作量検出手段からの操作量信号が入力され、該操作量信号が所定のしきい値未満のときには前記電磁弁を遮断位置に駆動する切換信号を出力し、該操作量信号が所定のしきい値以上のときには前記電磁弁を連通位置に駆動する切換信号を出力する切換制御手段とを有し、前記変更切換手段に対し、前記操作量検出手段からの操作量信号の値に関係なく、前記リリーフ圧変更手段によるリリーフ圧増減を行うように切り換える指示を出力する変更切換指示手段をさらに有することを特徴とする建設機械の油圧駆動装置が提供される。
これにより、 例えば重負荷作業時や吊り荷作業時等において、高圧を必要とするアクチュエータを操作するためにリリーフ圧を増圧させたい場合に、例えば操作手段の操作量がある程度大きくなればリリーフ圧変更手段によって自動的にリリーフ圧変更手段によって自動的にリリーフ圧が増圧されるので、従来のように増圧させるための選択スイッチ等をいちいち手動で操作する必要がなくなり操作性・作業性を向上することができ、さらに常時増圧を行うように手動で指示することが可能となるので、使い勝手をよくすることができる。
【0011】
(3)また好ましくは、上記(1)または(2)において、前記変更切換指示手段は、ON位置及びOFF位置を備えたON・OFF式スイッチであることを特徴とする建設機械の油圧駆動装置が提供される。
【0012】
(4)さらに好ましくは、上記(1)または(2)において、前記変更切換指示手段は、ロータリ式スイッチであることを特徴とする建設機械の油圧駆動装置が提供される。
【0013】
(5)また好ましくは、上記(1)または(2)において、前記変更切換指示手段は、ON位置及びOFF位置を備えたシーソー型2位置切換式スイッチであることを特徴とする建設機械の油圧駆動装置が提供される。
【0014】
(6)また好ましくは、上記(1)または(2)において、前記変更切換手段による切換動作を有効にするか無効にするかを選択する変更切換選択手段をさらに有することを特徴とする建設機械の油圧駆動装置が提供される。
【0015】
(7)また好ましくは、上記(6)において、掘削作業モードを選択するモード選択手段をさらに有し、かつ、前記変更切換選択手段における選択は、前記モード選択手段による選択と連動していることを特徴とする建設機械の油圧駆動装置が提供される。これにより、変更切換選択手段による選択を、例えば、重掘削モード・掘削モード・微操作モード等の掘削作業モードを選択するモード選択手段における選択と連動させれば、重掘削モードのときのみ変更切換手段の切換をお粉手自動増圧とし、他の掘削モード・微操作モードのときは自動増圧を行わないようにすることができるので、さらに使い勝手をよくすることができる。
【0016】
(8)さらに好ましくは、上記(7)において、前記モード選択手段は、ON位置及びOFF位置を備えたシーソー型2位置切換式スイッチであることを特徴とする建設機械の油圧駆動装置が提供される。
【0017】
(9)さらに好ましくは、上記(7)において、前記モード選択手段は、ロータリ式スイッチであることを特徴とする建設機械の油圧駆動装置が提供される。
【0018】
(10)また好ましくは、上記(7)において、前記モード選択手段は、ON位置及びOFF位置を備えたON・OFF式スイッチを複数個組み合わせて構成されていることを特徴とする建設機械の油圧駆動装置が提供される。
【0019】
(11)また好ましくは、上記(1)または(2)において、前記流量制御弁は、パイロット操作式の弁であり、前記操作手段は、操作レバーと、油圧源からの圧油を減圧し前記操作レバーの操作位置に応じたパイロット圧を発生させる減圧弁と、この減圧弁からのパイロット圧を前記流量制御弁の駆動部に導くパイロット配管とを備えており、前記操作量検出手段は、前記パイロット配管内のパイロット圧を検出する圧力センサーであることを特徴とする建設機械の油圧駆動装置が提供される。
【0020】
(12)また好ましくは、上記(1)又は(2)において、前記流量制御弁はパイロット操作式の弁であり、前記操作手段は電気式操作レバーを備えており、前記操作量検出手段は前記電気式操作レバーの操作位置を検出し対応する信号を出力するポテンショメータであり、かつ、前記操作手段は、前記ポテンショメータから出力された信号に応じて駆動され、油圧源からの圧油を減圧しパイロット圧を発生させる電磁弁と、この電磁弁からのパイロット圧を前記流量制御弁の駆動部に導くパイロット配管とをさらに備えていることを特徴とする建設機械の油圧駆動装置が提供される。
【0021】
(13)また好ましくは、上記(1)または(2)において、前記操作量検出手段は、前記流量制御弁のストローク量を検出するストロークセンサーであることを特徴とする建設機械の油圧駆動装置が提供される。
【0022】
(14)また好ましくは、上記(1)又は(2)において、前記流量制御弁は、パイロット操作式の弁であり、前記操作手段は、操作レバーと、油圧源からの圧油を減圧し前記操作レバーの操作位置に応じたパイロット圧を発生させる減圧弁と、この減圧弁からのパイロット圧を前記流量制御弁の駆動部に導くパイロット配管とを備えており、前記操作量検出手段は、前記パイロット配管内のパイロット圧を検出しそのパイロット圧の大小に応じてON・OFF動作する圧力スイッチであることを特徴とする建設機械の油圧駆動装置が提供される。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面を参照しつつ説明する。
本発明の第1の実施形態を図1〜図3により説明する。本実施形態は、建設機械として油圧ショベルを例にとった場合の実施形態である。
本実施形態による油圧駆動装置の油圧回路図を図1に示す。
【0024】
図1において、本実施形態による油圧駆動装置は、図示しないエンジンによって駆動される油圧ポンプ1と、油圧ポンプ1の吐出圧を規定するリリーフ弁10と、この油圧ポンプ1から吐出される圧油によって駆動され、油圧ショベルのブームを駆動するブームシリンダ2と、アームを駆動するアームシリンダ3と、油圧ポンプ1とブームシリンダ2との間に接続され、パイロット圧信号でストローク量を制御され、ブームシリンダ2に供給される圧油の流量を制御するセンタバイパス型のブーム用流量制御弁4と、油圧ポンプ1とアームシリンダ3との間に接続され、パイロット圧信号でストローク量を制御され、アームシリンダ3に供給される圧油の流量を制御するセンタバイパス型のアーム用流量制御弁5と、アーム用流量制御弁5のセンタバイパスラインの下流側に設けられた絞り手段33と、この絞り手段33により発生した制御圧力に応じて、油圧ポンプ1に対して公知のネガコン制御を行うレギュレータ34と、操作レバー6A及び図示しない油圧源(例えば補助油圧ポンプ)からの圧油を操作レバー6Aの操作量に応じて減圧しパイロット圧を発生させる減圧弁6Bを備えた操作レバー装置6と、操作レバー装置6からのパイロット圧を流量制御弁4の駆動部に導くパイロット管路80a,b内の最大圧力Pを検出する圧力センサー12と、操作レバー7A及び図示しない油圧源からの圧油を操作レバー7Aの操作量に応じて減圧しパイロット圧を発生させる減圧弁7Bを備えた操作レバー装置7と、操作レバー装置7からのパイロット圧を流量制御弁5の駆動部に導くパイロット管路90a,b内の最大圧力Pを検出する圧力センサー13と、圧力センサー12,13からの検出信号に応じて駆動信号を出力する制御装置20と、制御装置20から出力された駆動信号に応じて、油圧源(例えば補助油圧ポンプ)32からの圧力を減圧し管路85を介してリリーフ弁10の背室に供給し、リリーフ圧力を増減する電磁切換弁30とを有している。
【0025】
制御装置20内における制御機能を表す機能ブロック図を図2に示す。
図2において、制御装置20は、圧力センサー12からの検出信号に応じて電磁切換弁30のON・OFF駆動信号を生成する第1の駆動信号生成部60と、圧力センサー13からの検出信号Pに応じて電磁切換弁30のON・OFF駆動信号を生成する第2の駆動信号生成部61とを備えている。すなわち、第1及び第2の駆動信号生成部60,61はそれぞれ、圧力センサー12,13から検出された圧力値P,Pの値が所定のしきい値Pao,Pbo未満のときには電磁切換弁30を遮断位置に駆動するOFF駆動信号を出力し、圧力値P,Pの値がPao,Pbo以上のときには電磁切換弁30を連通位置に駆動するON駆動信号を出力する。
制御装置20はまた、第1及び第2の駆動信号生成部60,61のどちらかがON信号を生成・出力したとき、ON信号を選択して電磁切換弁30へ出力するOR選択部70を有している。
【0026】
電磁切換弁30に入力される駆動信号と、リリーフ弁10によって設定されるリリーフ圧との関係の一例を図3に示す。
図3は、例えば油圧ポンプ1の吐出圧の最大値をPとするべくリリーフ弁10の設定圧をPとした場合を表している。すなわちこの場合、電磁切換弁30にON信号が入力すると、管路85が連通して油圧源32からの圧油がリリーフ弁10の背室に吐出され背室に圧力P−Pが発生し、リリーフ弁10の設定圧が図示のように増圧されてリリーフ圧がPに変わり、電磁切換弁30にOFF信号が入力すると、管路85が遮断されてリリーフ圧がPに戻るようになっている
以上のように構成した本実施形態の油圧駆動装置においては、例えば、オペレータが例えば油圧ショベルのアームを操作することを意図して操作レバー7Aを操作すると、これに応じてアーム用流量制御弁5がストロークされ、これによって油圧ポンプ1からの吐出油がアームシリンダ3,3に導かれてアームシリンダ3,3が駆動し、アームダンプ動作又はアームクラウド動作が行われる。
またブームの操作に関しても同様にして、ブーム上げ又はブーム下げ動作が行われる。
【0027】
ここで例えば、重負荷作業時や吊り荷作業時等において、動作のために高圧が必要な状態となっているアクチュエータ(例えばブームシリンダ2又はアームシリンダ3)を操作しようとするときには、対応する流量制御弁(例えばブーム用流量制御弁4又はアーム用流量制御弁5)をストロークさせるために必要なパイロット圧が大きくなり、結果として対応する操作レバー6A又は7Aの操作量が比較的大きくなる。
するとこのとき、圧力センサ12又は13によって操作レバー6A又は7Aの操作量がパイロット配管80a,b又は90a,b内の最大圧力P又はPとして検出され、対応する検出信号として駆動信号生成部60又は61に入力されていることから、操作量がある程度大きくなって検出圧力P>Pao又はP>Pboとなると、OR選択部70を介し、電磁切換弁30が連通位置に切り換えられることになる。これによって、油圧源32からの圧油が管路85を介してリリーフ弁10の背室に導かれ、油圧ポンプ1の吐出圧最大値を制限するリリーフ弁10のリリーフ圧が、自動的にPからPに増圧される。したがって、従来のように増圧させるための選択スイッチ等をいちいち手動で操作する必要がなくなり、操作性・作業性を向上することができる。
【0028】
本発明の第2の実施形態を図4及び図5により説明する。本実施形態は、操作量の値に関係なく自動増圧をするように指示入力可能な指示手段を設けた実施形態である。
本実施形態による油圧駆動装置の油圧回路図を図4に示す。第1の実施形態と同等の部材には同一の符号を付す。図4において、本実施形態の油圧駆動装置が第1の実施形態と異なる主要な点は、制御装置220に対して操作量の値に関係なく自動増圧をするように指示入力するON・OFFスイッチ225が設けられている点と、これに応じて制御装置220内の機能が制御装置20と若干異なっている点である。この制御装置220内における制御機能を表す機能ブロック図を図5に示す。
【0029】
図5において、第1の実施形態における図2と異なる点は、第1及び第2の駆動信号生成部60,61からのON・OFF駆動信号に加えて、ON・OFFスイッチ225からも、電磁切換弁30のON駆動信号又はOFF駆動信号がOR選択部70に入力されている点である。
【0030】
上記以外の構成及び機能は、第1の実施形態とほぼ同様である。
【0031】
本実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果に加えて、ON・OFFスイッチ225を手動操作でONにすることにより、常時増圧を行うようにすることができるので、さらに使い勝手を良くすることができる。また、ON・OFFスイッチ225をOFFにすることで、第1の実施形態と同様の操作量に応じた自動増圧を行うこともできる。
【0032】
本発明の第3の実施形態を図6及び図7により説明する。本実施形態は、自動増圧機能の有効・無効を選択入力可能な手段を、掘削作業モードを選択する作業選択スイッチと連動させて設けた実施形態である。
本実施形態による油圧駆動装置の油圧回路図を図6に示す。第1及び第2の実施形態と同等の部材には同一の符号を付す。図6において、本実施形態の油圧駆動装置が第1の実施形態と異なる主要な点は、制御装置320に対し、重掘削モード・掘削モード・微操作モードの掘削作業モードを選択入力する3位置式のロータリースイッチ327が設けられている点と、これに応じて制御装置320内の機能が制御装置20と若干異なっている点である。
【0033】
ロータリースイッチ327による作業モードの選択は、既にこの種の機能として公知のものと同様であり、特に図示しないが、例えば、掘削作業モードの選択が行われることで、その作業モードに適合した特性のネガコン制御が油圧ポンプ1に行われるようにレギュレータ34内のテーブルが変化したり、油圧ポンプ1を駆動するエンジンの回転数が変化したりするものである。
【0034】
制御装置320内における制御機能を表す機能ブロック図を図7に示す。
図7において、第1の実施形態における図2と異なる点は、第1及び第2の駆動信号生成部60,61から出力されOR選択部70で選択されたON・OFF駆動信号が、ロータリスイッチ327からの開信号・閉信号で開閉されるスイッチ部390により、導通・遮断が切り換えられるようになっていることである。すなわち、ロータリースイッチ327で重掘削モードが選択されたときには閉信号がスイッチ部390に出力されてスイッチ部390が閉じ状態となり、自動増圧機能が有効に作用する。またロータリースイッチ327で掘削モード・微操作モードが選択されたときには開信号がスイッチ部390に出力されてスイッチ部390が開き状態となり、OR選択部70からの駆動信号は遮断されるので、自動増圧機能は無効とされる。
【0035】
上記以外の構成及び機能は、第1の実施形態とほぼ同様である。
【0036】
本実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果に加えて、作業モードの選択に対応して自動増圧機能の実行・中止も選択でき、すなわち特定の作業(上記の例では重掘削作業)時以外には自動増圧機能を中止することできるので、さらに使い勝手を良くすることができる。
【0037】
なお、上記実施形態においては、ロータリースイッチ327によって重掘削モード・掘削モード・微操作モードの掘削作業モードを選択する構成としが、作業モードはこれに限られるものではなく、また自動増圧機能を行うのも重掘削作業に限られるものでもない。また、ロータリースイッチ327は3位置式のものを使用したが、これに限られるものではなく、4位置式以上のものや2位置式のものを用いても良い。これらの場合も、各作業モードに対し、ON駆動信号かOFF駆動信号を適宜割り当てることで、同様の効果を得る。
【0038】
本発明の第4の実施形態を図8及び図9により説明する。本実施形態は、第2の実施形態のON・OFFスイッチと第3の実施形態のロータリースイッチとを共に備える場合の実施形態である。
本実施形態による油圧駆動装置の油圧回路図を図8に示す。第1〜第3の実施形態と同等の部材には同一の符号を付す。図8において、本実施形態の油圧駆動装置が第1の実施形態と異なる主要な点は、制御装置420に対して操作量の値に関係なく自動増圧をするように指示入力する第1の実施形態と同様のON・OFFスイッチ225が設けられている点と、重掘削モード・掘削モード・微操作モードの掘削作業モードを選択入力する第2の実施形態と同様の3位置式のロータリースイッチ327が設けられている点と、これらに応じて制御装置420内の機能が若干異なっている点である。
【0039】
制御装置420内における制御機能を表す機能ブロック図を図9に示す。
図9において、第1の実施形態における図2と異なる点は、第3の実施形態同様、OR選択部70で選択されたON・OFF駆動信号が、ロータリスイッチ327からの開信号・閉信号で開閉されるスイッチ部390により、導通・遮断されるようになっており、さらにそのスイッチ部390の後に設けられたOR選択部470に、ON・OFFスイッチ225からの電磁切換弁30のON駆動信号又はOFF駆動信号が入力されていることである。すなわち、ロータリースイッチ327で重掘削モードが選択されたときには閉信号がスイッチ部390に出力されてスイッチ部390が閉じ状態となり、自動増圧機能が有効に作用する。またロータリースイッチ327で掘削モード・微操作モードが選択されたときには開信号がスイッチ部390に出力されてスイッチ部390が開き状態となり、OR選択部70からの駆動信号は遮断されるので、自動増圧機能は無効とされる。但しこの場合も、ON・OFFスイッチ225を手動操作でONにすることにより、常時増圧を行うようにすることができる。
【0040】
上記以外の構成及び機能は、第1の実施形態とほぼ同様である。
【0041】
本実施形態によれば、第2の実施形態による作用効果と第3の実施形態による作用効果とを合わせた効果が得られる。すなわち、ON・OFFスイッチ225をOFFにすれば、作業モードの選択に対応して自動増圧機能の実行・中止を選択し、特定の作業(上記の例では重掘削作業)時にのみ自動増圧機能をはたらかせ、操作量に応じた自動増圧を行うことができる。またON・OFFスイッチ225を手動操作でONにすることにより、常時増圧を行うようにすることができる。
【0042】
本発明の第5の実施形態を図10及び図11により説明する。本実施形態は、他のタイプの操作量検出手段・指示入力手段・選択入力手段を設けた実施形態である。
本実施形態による油圧駆動装置の油圧回路図を図10に示す。第1〜第4の実施形態と同等の部材には同一の符号を付す。図10において、本実施形態の油圧駆動装置が第4の実施形態と異なる主要な点は、操作レバー6,7の操作量検出手段として、圧力センサー12,13の代わりに、流量制御弁4,5のストローク量を直接検出するストロークセンサー16,17を設けたことと、操作量の値に関係なく自動増圧をするように指示入力する手段として、ON・OFFスイッチ225の代わりに、シーソー型の2位置切換式スイッチ524を設けたことと、掘削作業モードを選択するとともに自動増圧機能の有効・無効を選択入力する作業選択スイッチとして、ロータリスイッチ327の代わりに、シーソー型の2位置切換式スイッチ529を設けたことと、これに応じて制御装置520内の機能が制御装置420と若干異なっていることとである。
【0043】
制御装置520内における制御機能を表す機能ブロック図を図11に示す。
図11において、既に上述したセンサー及びスイッチの違いを除き、第4の実施形態における図9と異なる点は、第1及び第2の駆動信号生成部560,561が、ストロークセンサー516,517からの検出信号S,Sに応じて電磁切換弁30のON・OFF駆動信号を生成するようになっている点である。すなわち、第1及び第2の駆動信号生成部560,561はそれぞれ、ストロークセンサー516,517から検出された圧力値S,Sの値が所定のしきい値Sao,Sbo未満のときには電磁切換弁30を遮断位置に駆動するOFF駆動信号を出力し、圧力値S,Sの値がSao,Sbo以上のときには電磁切換弁30を連通位置に駆動するON駆動信号を出力する。
【0044】
上記以外の構成及び機能は、第4の実施形態とほぼ同様である。
【0045】
本実施形態によっても、第4の実施形態と同様の効果を得る。
【0046】
本発明の第6の実施形態を図12及び図13により説明する。本実施形態は、他のタイプの操作量検出手段を設けた実施形態である。
本実施形態による油圧駆動装置の油圧回路図を図12に示す。第1〜第4の実施形態と同等の部材には同一の符号を付す。図12において、本実施形態の油圧駆動装置が第4の実施形態と異なる主要な点は、操作レバー6,7の操作量検出手段として、圧力センサー12,13の代わりに、所定圧力値を境に電磁切換弁30のON・OFF駆動信号を切り換えて出力する圧力スイッチ618,619を設けた点と、これに応じて制御装置620内の機能が制御装置420と若干異なっている点である。
【0047】
制御装置620内における制御機能を表す機能ブロック図を図13に示す。
図13において、第4の実施形態における図9と異なる点は、第1及び第2の駆動信号生成部60,61が省略され、圧力スイッチからのON・OFF駆動信号が直接OR選択部70に入力されている点である。
【0048】
本実施形態によっても、第4の実施形態と同様の効果を得る。
【0049】
本発明の第7の実施形態を図14〜図16により説明する。第1〜第6の実施形態と同等の部材・機能には同一の符号を付す。
【0050】
本実施形態による油圧駆動装置の油圧回路図を図14に示す。
【0051】
図14において、本実施形態による油圧駆動装置は、図示しないエンジンによって駆動される油圧ポンプ1と、油圧ポンプ1の吐出圧を規定するリリーフ弁10と、この油圧ポンプ1から吐出される圧油によって駆動され、油圧ショベルのブームを駆動するブームシリンダ2と、アームを駆動するアームシリンダ3と、油圧ポンプ1とブームシリンダ2との間に接続され、パイロット圧信号でストローク量を制御され、ブームシリンダ2に供給される圧油の流量を制御するセンタバイパス型のブーム用流量制御弁4と、油圧ポンプ1とアームシリンダ3との間に接続され、パイロット圧信号によってストローク量を制御され、アームシリンダ3に供給される圧油の流量を制御するセンタバイパス型のアーム用流量制御弁5と、アーム用流量制御弁5のセンタバイパスラインの下流側に設けられた絞り手段33と、この絞り手段33により発生した制御圧力に応じて、油圧ポンプ1に対して公知のネガコン制御を行うレギュレータ34と、操作レバー708A及び操作レバー708Aの操作位置を検出し対応する操作量信号を出力するポテンショメータ708Bを備えた操作レバー装置708と、操作レバー709A及び操作レバー709Aの操作位置を検出し対応する電流信号(操作量信号)i,iを出力するポテンショメータ709Bを備えた操作レバー装置709と、ポテンショメータ708B,709Bからの操作量信号i,iが入力され、これに応じたメータリング用駆動信号及びリリーフ圧増圧用駆動信号(ともに後述)を出力する制御装置720と、制御装置720から出力されたメータリング用駆動信号に応じて油圧源(例えば補助油圧ポンプ)781a,b及び791a,bからの圧力を減圧しパイロット圧を発生させる電磁切換弁782a,b及び792a,bと、電磁切換弁782a,b及び792a,bからのパイロット圧を流量制御弁4,5の駆動部に導く管路80a,b及び90a,bと、制御装置720から出力されたリリーフ圧増圧用駆動信号に応じて油圧源(例えば補助油圧ポンプ)32からの圧力を減圧し管路85を介してリリーフ弁10の背室に供給し、リリーフ圧力を増減する電磁比例弁731と、制御装置720に対して操作量の値に関係なく自動増圧をするように指示入力する2位置式のロータリースイッチ726と、制御装置720に対し、重掘削モード・掘削モード・微操作モードの掘削作業モードを選択入力可能に構成されている組み合わせON・OFFスイッチ728とを有している。
【0052】
ロータリースイッチ726は、リリーフ圧を常時増圧するように指示するためにON信号を出力するON位置と、リリーフ圧を操作量に応じて適宜増圧するように指示するためにOFF信号を出力するOFF位置との2位置が切換可能となっている。
また組み合わせON・OFFスイッチ728は、3つのON・OFFスイッチが並べられて構成されており、ある1つのものがONになると他のものはすべてOFFになるようになっている。またこの組み合わせON・OFFスイッチ728による作業モードの選択は、既にこの種の機能として公知のものと同様であり、特に図示しないが、例えば、掘削作業モードの選択が行われることで、その作業モードに適合した特性のネガコン制御が油圧ポンプ1に行われるようにレギュレータ34内のテーブルが変化したり、油圧ポンプ1を駆動するエンジンの回転数が変化したりするものである。
【0053】
制御装置720内における制御機能のうち、メータリングに関する制御機能を行う部分の詳細構成を図15に示す。これは、この種の機能として既に公知のものと同様である。
図15において、制御装置720は、ポテンショメータ708B,709Bから出力されるアナログの操作量信号i,iをデジタル信号に変換するA/D変換器720aと、マイクロコンピュータからなり、A/D変換器720aから入力された信号に基づいて所定の演算を行う演算部720bと、演算部720bから出力された信号をアナログ信号に変換するD/A変換器720dと、D/A変換器720dからの信号に応じて電磁切換弁782a,b及び792a,bに駆動信号を出力する電磁切換弁駆動回路720cとを備えている。
これにより、オペレータが操作レバー708A,709Aを操作すると、ポテンショメータ708B,709Bで検出した操作量に応じた所要の駆動信号が電磁切換弁駆動回路720cから電磁切換弁782a,b及び792a,bに出力され、油圧源781a,b及び791a,bからの圧油が該当する電磁切換弁を介して対応する流量制御弁4,5の駆動部に与えられてその流量制御弁が切り換えられるので、操作レバー708A,709Aの操作量に対応する速度でブームシリンダ2及びアームシリンダ3を作動させることができる。
【0054】
次に、制御装置720内における制御機能のうち、リリーフ圧増圧に関する制御機能を表す機能ブロック図を図16に示す。
図16において、制御装置720は、ポテンショメータ708Bからの操作量信号iに応じて電磁比例弁731のON・OFF駆動信号を生成する第1の駆動信号生成部760と、ポテンショメータ709Bからの操作量信号iに応じて電磁比例弁731のON・OFF駆動信号を生成する第2の駆動信号生成部761とを備えている。すなわち、第1及び第2の駆動信号生成部760,761はそれぞれ、ポテンショメータ709A,Bからの電流値i,iの値が所定のしきい値iao,ibo未満のときには電磁比例弁731を遮断位置に駆動するOFF駆動信号を出力し、i,iの値がiao,ibo以上のときには電磁比例弁731を連通位置に駆動するON駆動信号を出力する。
【0055】
制御装置720はまた、OR選択部70を備えており、第1及び第2の駆動信号生成部760,761のどちらかがON信号を生成・出力したときには、このOR選択部70によってON信号が選択される。
【0056】
制御装置720はさらに、組み合わせON・OFFスイッチ728からの開信号・閉信号で開閉されるスイッチ部390を備えており、OR選択部70で選択されたON・OFF駆動信号は、このスイッチ部390により導通・遮断が切り換えられるようになっている。すなわち、組み合わせON・OFFスイッチ728で重掘削モードが選択されたときには閉信号がスイッチ部390に出力されてスイッチ部390が閉じ状態となり、自動増圧機能が有効に作用する。また組み合わせON・OFFスイッチ728で掘削モード・微操作モードが選択されたときには開信号がスイッチ部390に出力されてスイッチ部390が開き状態となり、OR選択部70からの駆動信号は遮断されるので、自動増圧機能は無効とされる。
【0057】
制御装置720はさらに、スイッチ部390の後に設けられたOR選択部470を備えており、このOR選択部470に、ロータリースイッチ726から電磁比例弁731のON駆動信号又はOFF駆動信号が入力されている。第1及び第2の駆動信号生成部760,761のいずれもがOFF駆動信号を出力したり、スイッチ部390が開き状態となったりして自動増圧機能が無効とされたとしても、ロータリースイッチ726をON位置にしてON駆動信号を出力してやることで、OR選択部470で最終的にON駆動信号が選択されるようになっている。また、電磁比例弁731に入力される駆動信号と、リリーフ弁10によって設定されるリリーフ圧との関係は、第1の実施形態と同様、例えば、図3で示されるようになっている。すなわち、電磁比例弁731にON信号が入力すると、管路85が連通して油圧源32からの圧油がリリーフ弁10の背室に吐出され背室に圧力P−Pが発生し、リリーフ弁10の設定圧が図示のように増圧されてリリーフ圧がPに変わり、電磁比例弁731にOFF信号が入力すると、管路85が遮断されてリリーフ圧がPに戻るようになっている。
【0058】
以上のように構成した本実施形態の油圧駆動装置によっても、第4の実施形態と同様の効果を得る。
すなわち例えば、オペレータが例えば油圧ショベルのアームを操作することを意図して操作レバー709Aを操作すると、これに応じてアーム用流量制御弁5がストロークされ、これによって油圧ポンプ1からの吐出油がアームシリンダ3,3に導かれてアームシリンダ3,3が駆動し、アームダンプ動作又はアームクラウド動作が行われる。
またブームの操作に関しても同様にして、ブーム上げ又はブーム下げ動作が行われる。
【0059】
ここで例えば、組み合わせON・OFFスイッチ728を重掘削モードにして重負荷作業を行っている場合において、動作のために高圧が必要な状態となっているアクチュエータ(例えばブームシリンダ2又はアームシリンダ3)を操作しようとするときには、対応する流量制御弁(例えばブーム用流量制御弁4又はアーム用流量制御弁5)をストロークさせるために必要なパイロット圧が大きくなり、結果として対応する操作レバー708A又は709Aの操作量が比較的大きくなる。
するとこのとき、ポテンショメータ70B又は709Bによって操作レバー708A又は709Aの操作量が電流信号i又はiとして検出され、駆動信号生成部760又は761に入力されていることから、操作量がある程度大きくなって検出圧力i>iao又はi>iboとなると、OR選択部70を介し、ON駆動信号がスイッチ部390に出力される。そしてこのときスイッチ部390は導通状態となっているから、OR選択部470を介し、電磁比例弁731が連通位置に切り換えられることになる。これによって、油圧源32からの圧油が管路85を介してリリーフ弁10の背室に導かれ、油圧ポンプ1の吐出圧最大値を制限するリリーフ弁10のリリーフ圧が、自動的にPからPに増圧される(図3参照)。したがって、従来のように増圧させるための選択スイッチ等をいちいち手動で操作する必要がなくなり、操作性・作業性を向上することができる。
【0060】
また、重掘削作業以外の作業時には、組み合わせスイッチ728を掘削モード・微操作モードにすることにより作業モードに応じて自動増圧機能の実行・中止を選択することできる。さらに、ロータリースイッチ726を手動操作でONにすることにより、操作レバー708A,708Bの操作量や操作モードの選択に関係なく常時増圧を行うようにすることができ、さらに使い勝手を良くすることができる。
【0061】
なお上記第1〜第7の実施形態においては、操作レバーの操作量に応じてリリーフ圧を自動的に増圧する場合を説明したが、これに限られず、例えば、駆動信号生成部60,61内のテーブルを変更する等を行うことで、操作レバーの操作量に応じてリリーフ圧を自動的に減圧することもできる。この場合も同様に、作業性を向上する効果がある。
【0062】
また上記第1〜第7の実施形態においては、作業機及びアクチュエータとして油圧ショベルのアーム・ブーム及びアームシリンダ・ブームシリンダを例にとって説明したが、これに限られるものでない。すなわち、油圧ショベルの他のアクチュエータや、他の建設機械の油圧アクチュエータに関しても、動作させるために高圧を要しリリーフ圧を増圧させたい状況が有り得る場合には適用可能であり、同様の効果を得る。
【0063】
【発明の効果】
本発明によれば、例えば重負荷作業時や吊り荷作業時等において、高圧を必要とするアクチュエータを操作するためにリリーフ圧を増圧させたい場合に、例えば操作手段の操作量がある程度大きくなればリリーフ圧変更手段によって自動的にリリーフ圧が増圧されるので、従来のように増圧させるための選択スイッチ等をいちいち手動で操作する必要がなくなり、操作性・作業性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による油圧駆動装置の油圧回路図である。
【図2】図1に示された制御装置内における制御機能を表す機能ブロック図である。
【図3】図1に示された電磁切換弁に入力される駆動信号と、リリーフ弁によって設定されるリリーフ圧との関係の一例を表す図である。
【図4】本発明の第2の実施形態による油圧駆動装置の油圧回路図である。
【図5】図4に示された制御装置内における制御機能を表す機能ブロック図である。
【図6】本発明の第3の実施形態による油圧駆動装置の油圧回路図である。
【図7】図6に示された制御装置内における制御機能を表す機能ブロック図である。
【図8】本発明の第4の実施形態による油圧駆動装置の油圧回路図である。
【図9】図8に示された制御装置内における制御機能を表す機能ブロック図である。
【図10】本発明の第5の実施形態による油圧駆動装置の油圧回路図である。
【図11】図10に示された制御装置内における制御機能を表す機能ブロック図である。
【図12】本発明の第6の実施形態による油圧駆動装置の油圧回路図である。
【図13】図12に示された制御装置内における制御機能を表す機能ブロック図である。
【図14】本発明の第7の実施形態による油圧駆動装置の油圧回路図である。
【図15】図14に示された制御装置内における制御機能のうち、メータリングに関する制御機能を行う部分の詳細構成を表す図である。
【図16】図14に示された制御装置内における制御機能のうち、リリーフ圧増圧に関する制御機能を表す機能ブロック図である。
【図17】従来技術による油圧駆動装置の油圧回路図である。
【図18】図17に示された選択スイッチのON・OFFに対するリリーフ圧の変化を表す図である。
【符号の説明】
1 油圧ポンプ
2 ブームシリンダ
3 アームシリンダ
4 ブーム用流量制御弁
5 アーム用流量制御弁
6,7 操作レバー装置
10 リリーフ弁
12 圧力センサー
13 圧力センサー
20 制御装置
30 電磁切換弁
32 油圧源
60 第1の駆動信号生成部
61 第2の駆動信号生成部
70 OR選択部
85 管路
220 制御装置
225 ON・OFFスイッチ
320 制御装置
327 ロータリースイッチ
390 スイッチ部
420 制御装置
516,517 ストロークセンサー
520 制御装置
524 2位置切換式スイッチ
529 2位置切換式スイッチ
618,619 圧力スイッチ
620 制御装置
708,709 操作レバー装置
720 制御装置
726 ロータリースイッチ
728 組み合わせON・OFFスイッチ
731 電磁比例弁
781a,b 油圧源
782a,b 電磁切換弁
791a,b 油圧源
792a,b 電磁切換弁

Claims (14)

  1. 原動機により駆動される油圧ポンプと、この油圧ポンプからの吐出油により駆動されるアクチュエータと、前記油圧ポンプからの吐出油を前記アクチュエータに導く流量制御弁と、前記流量制御弁のストローク量を制御する操作手段と、前記油圧ポンプの吐出圧の最大値を制限するためのリリーフ圧を設定するリリーフ弁と、このリリーフ弁により設定される前記リリーフ圧の値を増減させるリリーフ圧変更手段とを備えた建設機械の油圧駆動装置において、
    前記操作手段の操作量を検出し対応する操作量信号を出力する操作量検出手段と、
    前記操作量検出手段からの操作量信号に応じて、前記リリーフ圧変更手段によるリリーフ圧増減を行うか行わないかを切り換える変更切換手段とを備え、
    前記リリーフ圧変更手段は、所定の吐出圧を発生させる油圧源と、この油圧源からの圧油を前記リリーフ弁の背室に導く管路とを備えており、
    前記変更切換手段は、前記リリーフ圧変更手段に備えられた管路に設けられ該管路を連通・遮断する電磁弁と、前記操作量検出手段からの操作量信号が入力され、該操作量信号が所定のしきい値未満のときには前記電磁弁を遮断位置に駆動する切換信号を出力し、該操作量信号が所定のしきい値以上のときには前記電磁弁を連通位置に駆動する切換信号を出力する切換制御手段とを有し、
    この切換制御手段は、作業の種類やアクチュエータの種類によるアクチュエータの動作に必要な高圧に対応し、前記操作量信号と前記所定のしきい値との大小に応じて前記切換信号を生成するためのテーブルを変更可能に設けた駆動信号生成部を有することを特徴とする建設機械の油圧駆動装置。
  2. 原動機により駆動される油圧ポンプと、この油圧ポンプからの吐出油により駆動されるアクチュエータと、前記油圧ポンプからの吐出油を前記アクチュエータに導く流量制御弁と、前記流量制御弁のストローク量を制御する操作手段と、前記油圧ポンプの吐出圧の最大値を制限するためのリリーフ圧を設定するリリーフ弁と、このリリーフ弁により設定される前記リリーフ圧の値を増減させるリリーフ圧変更手段とを備えた建設機械の油圧駆動装置において、
    前記操作手段の操作量を検出し対応する操作量信号を出力する操作量検出手段と、
    前記操作量検出手段からの操作量信号に応じて、前記リリーフ圧変更手段によるリリーフ圧増減を行うか行わないかを切り換える変更切換手段とを備え、
    前記リリーフ圧変更手段は、所定の吐出圧を発生させる油圧源と、この油圧源からの圧油を前記リリーフ弁の背室に導く管路とを備えており、
    前記変更切換手段は、前記リリーフ圧変更手段に備えられた管路に設けられ該管路を連通・遮断する電磁弁と、前記操作量検出手段からの操作量信号が入力され、該操作量信号が所定のしきい値未満のときには前記電磁弁を遮断位置に駆動する切換信号を出力し、該操作量信号が所定のしきい値以上のときには前記電磁弁を連通位置に駆動する切換信号を出力する切換制御手段とを有し、
    前記変更切換手段に対し、前記操作量検出手段からの操作量信号の値に関係なく、前記リリーフ圧変更手段によるリリーフ圧増減を行うように切り換える指示を出力する変更切換指示手段をさらに有することを特徴とする建設機械の油圧駆動装置。
  3. 請求項1または2記載の建設機械の油圧駆動装置において、
    前記変更切換指示手段は、ON位置及びOFF位置を備えたON・OFF式スイッチであることを特徴とする建設機械の油圧駆動装置。
  4. 請求項1また2記載の建設機械の油圧駆動装置において、
    前記変更切換指示手段は、ロータリ式スイッチであることを特徴とする建設機械の油圧駆動装置。
  5. 請求項1または2記載の建設機械の油圧駆動装置において、
    前記変更切換指示手段は、ON位置及びOFF位置を備えたシーソー型2位置切換式スイッチであることを特徴とする建設機械の油圧駆動装置。
  6. 請求項1または2記載の建設機械の油圧駆動装置において、
    前記変更切換手段による切換動作を有効にするか無効にするかを選択する変更切換選択手段をさらに有することを特徴とする建設機械の油圧駆動装置。
  7. 請求項6記載の建設機械の油圧駆動装置において、
    掘削作業モードを選択するモード選択手段をさらに有し、
    かつ、前記変更切換選択手段における選択は、前記モード選択手段による選択と連動していることを特徴とする建設機械の油圧駆動装置。
  8. 請求項7記載の建設機械の油圧駆動装置において、
    前記モード選択手段は、ON位置及びOFF位置を備えたシーソー型2位置切換式スイッチであることを特徴とする建設機械の油圧駆動装置。
  9. 請求項7記載の建設機械の油圧駆動装置において、
    前記モード選択手段は、ロータリ式スイッチであることを特徴とする建設機械の油圧駆動装置。
  10. 請求項7記載の建設機械の油圧駆動装置において、
    前記モード選択手段は、ON位置及びOFF位置を備えたON・OFF式スイッチを複数個組み合わせて構成されていることを特徴とする建設機械の油圧駆動装置。
  11. 請求項1または2記載の建設機械の油圧駆動装置において、
    前記流量制御弁は、パイロット操作式の弁であり、
    前記操作手段は、操作レバーと、油圧源からの圧油を減圧し前記操作レバーの操作位置に応じたパイロット圧を発生させる減圧弁と、この減圧弁からのパイロット圧を前記流量制御弁の駆動部に導くパイロット配管とを備えており、
    前記操作量検出手段は、前記パイロット配管内のパイロット圧を検出する圧力センサーであることを特徴とする建設機械の油圧駆動装置。
  12. 請求項1または2記載の建設機械の油圧駆動装置において、
    前記流量制御弁はパイロット操作式の弁であり、
    前記操作手段は電気式操作レバーを備えており、
    前記操作量検出手段は前記電気式操作レバーの操作位置を検出し対応する信号を出力するポテンショメータであり、
    かつ、前記操作手段は、前記ポテンショメータから出力された信号に応じて駆動され、油圧源からの圧油を減圧しパイロット圧を発生させる電磁弁と、この電磁弁からのパイロット圧を前記流量制御弁の駆動部に導くパイロット配管とをさらに備えていることを特徴とする建設機械の油圧駆動装置。
  13. 請求項1または2記載の建設機械の油圧駆動装置において、
    前記操作量検出手段は、前記流量制御弁のストローク量を検出するストロークセンサーであることを特徴とする建設機械の油圧駆動装置。
  14. 請求項1または2記載の建設機械の油圧駆動装置において、
    前記流量制御弁は、パイロット操作式の弁であり、
    前記操作手段は、操作レバーと、油圧源からの圧油を減圧し前記操作レバーの操作位置に応じたパイロット圧を発生させる減圧弁と、この減圧弁からのパイロット圧を前記流量制御弁の駆動部に導くパイロット配管とを備えており、
    前記操作量検出手段は、前記パイロット配管内のパイロット圧を検出しそのパイロット圧の大小に応じてON・OFF動作する圧力スイッチであることを特徴とする建設機械の油圧駆動装置。
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