JPH08261535A - 排塵装置、半導体処理装置及び蒸着装置 - Google Patents

排塵装置、半導体処理装置及び蒸着装置

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JPH08261535A
JPH08261535A JP6441195A JP6441195A JPH08261535A JP H08261535 A JPH08261535 A JP H08261535A JP 6441195 A JP6441195 A JP 6441195A JP 6441195 A JP6441195 A JP 6441195A JP H08261535 A JPH08261535 A JP H08261535A
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JP
Japan
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chamber
gas
vapor deposition
semiconductor processing
dust
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Pending
Application number
JP6441195A
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English (en)
Inventor
Katsuhiko Endo
勝彦 遠藤
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】物の製造、加工、処理等の行われるチャンバー
の内部機構に悪影響を及ぼすことなく、チャンバー内の
各部に生じた塵を、容易且つ効果的に除去することので
きる排塵装置を得る。 【構成】 物の製造、加工、処理等が行われるチャンバ
ー1内に気体を供給する気体供給源10と、そのチャン
バー1内の気体を排気する排気手段17とを設けたもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は排塵装置、半導体処理装
置及び蒸着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CVD(Chemical Vapor Deposition)
(化学気相成長)、真空蒸着等を行う半導体成膜装置で
は、チャンバー内でウェーハに対し成膜処理を行うが、
ウェーハ以外の治具、チャンバーの内壁等に、成膜処理
に伴って、成膜原料から生成する生成物が大量に付着
し、又、その一部が剥離して塵(ダスト)等となって、
チャンバー内を浮遊したり、ウェーハ以外の治具、チャ
ンバーの内壁等に再度付着したりする。このため、かか
る半導体成膜装置の実稼働率は頗る低くなる。
【0003】又、チャンバー内で基材上に蒸着により磁
性材料を付着させて磁気テープ、磁気ディスク等の磁気
媒体を製造する装置や、チャンバー内で液晶装置の基板
上に蒸着によりITO膜(酸化インジウム膜)からなる
電極を形成する装置等においても、ウェーハ以外の治
具、チャンバーの内壁等に、蒸着処理に伴って、蒸着材
料が大量に付着し、又、その一部が剥離して塵(ダス
ト)等となって、チャンバー内を浮遊したり、被蒸着物
以外の治具、チャンバーの内壁等に再度付着したりす
る。このため、蒸着装置の実稼働率は頗る低くなる。
【0004】そこで、かかるチャンバー内を清浄化する
方法としては、プラズマクリーニング法やメカニカルク
リーニング法がある。プラズマクリーニング法は、チャ
ンバー内に浸食性ガスを封入した状態で、チャンバーの
周囲にコイルを配して、これに高周波電流を流すか、チ
ャンバー内に1対の対向電極を配して、それら間に高周
波電圧を印加して、チャンバー内にプラズマを発生させ
てクリーニングを行う方法である。又、メカニカルクリ
ーニング法は、チャンバー内の治具、チャンバー内壁等
を、擦ったり、生成物を剥離させたり、拭いたりしてク
リーニングを行う方法で、このクリーニングは、通常
は、成膜処理を何回か行った後の定期メンテナンス時に
実施される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】プラズマクリーニング
法は、半導体処理の行われるチャンバーの内壁や治具に
薄く付着している生成物の除去や局部的な清浄化は可能
であるが、全体的な清浄化は困難であるし、又、浸食性
ガスを使用するため、チャンバーの内部機構に悪影響を
及ぼすおそれがある。
【0006】メカニカルクリーニング法は、チャンバー
の内壁や治具に厚く付着している生成物の除去や全体的
な清浄化は可能であるが、このメカニカルクリーニング
によって、チャンバー内に生成物の塵(ダスト)等が浮
遊し、又、これが再度チャンバー内の各部に付着するお
それがある。
【0007】かかる点に鑑み、本発明は、物の製造、加
工、処理等の行われるチャンバーの内部機構に悪影響を
及ぼすことなく、チャンバー内の各部に生じた塵(ダス
ト)を、容易且つ効果的に除去することのできる排塵装
置を提案しようとするものである。
【0008】本発明は、半導体処理が行われるチャンバ
ーの内部機構に悪影響を及ぼすことなく、チャンバー内
の各部に生じた塵(ダスト)を、容易且つ効果的に除去
することのできる半導体処理装置を提案しようとするも
のである。
【0009】本発明は、蒸着が行われるチャンバーの内
部機構に悪影響を及ぼすことなく、チャンバー内の各部
に生じた塵(ダスト)を、容易且つ効果的に除去するこ
とのできる蒸着装置を提案しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、物の製造、加
工、処理等を行うチャンバー内に気体を供給する気体供
給源と、そのチャンバー内の気体を排気する排気手段と
を設けたことを特徴とする排塵装置である。
【0011】
【作用】かかる本発明によれば、気体供給源からチャン
バー内に気体を供給し、その気体を排気手段によって外
部に排気することによって、チャンバー内の塵を外部に
排出する。
【0012】
【実施例】以下に、半導体成膜装置としてのプラズマC
VD装置に本発明を適用した実施例を詳細に説明する。
1は円筒、角筒等の筒状チャンバーで、その内周面に対
向する如くシールド板2が配されている。所定の気体の
封入されたチャンバー1内に、互いに対向する上下の電
極(電極板)3、7が、その各対向面が平行となるよう
に配されている。上側の電極3上にシールド板4が設け
られている。下側の電極7上には半導体ウェーハ8が載
置されている。これら電極3、7は、それぞれチャンバ
ー1の外側に貫通する如く電極3、7に取付けられた棒
5、9によって、上下に移動せしめられる。そして、プ
ラズマCVD処理時に、上下の電極3、7間に高周波電
圧が印加されて、チャンバー1内に封入された気相原料
がプラズマ化される。
【0013】ボンベ、又は、ボンベとポンプ等からなる
気体供給源(ガス供給源)10が、チャンバー1内に連
通するパイプ11を通じて、例えば、チャンバー1の天
板に取付けられている。パイプ11の途中には、気体内
の塵(ダスト)等を除去するフィルタ12及びバルブ1
3が取付けられている。
【0014】排気ポンプ(真空ポンプ、電気掃除機等も
可)17が、チャンバー1内に連通するパイプ14を通
じて、チャンバー1の底板に取付けられている。パイプ
14の途中にはバルブ15が設けられている。
【0015】ウェーハ8に対するプラズマCVD処理に
よる半導体成膜処理が終了した後、先ず、チャンバー1
内の治具、チャンバー内壁等を、擦ったり、生成物を剥
離させたり、拭いたりしてメカニカルクリーニングを行
う。しかる後、バルブ13、15を開放し、気体供給源
10からの空気等の浸食性のない加圧された気体を、パ
イプ11を通じてフィルタ12に供給して清浄化した
後、バルブ11を通じて、チャンバー1内に大量に吹き
出させると共に、チャンバー1内の気体をパイプ14を
通じて排気ポンプ17によって排気する。この場合、チ
ャンバー1内が、チャンバー1内の塵を十分排除できる
ような圧力(例えば、1気圧に近い圧力、又は、それ以
上高い圧力)になるように、気体の供給及び排気の状態
を設定する。かくして、チャンバー1内の各部に残存
し、剥離し易くなっているCVD処理による生成物のダ
スト(塵)等16が、その気体によって吹き飛ばされて
剥離して、その生成物のダスト(塵)16がチャンバー
1内の気体中に浮遊し、パイプ14を通じてその気体と
共に、排気ポンプ17によって外部に排出されて、チャ
ンバー1の内部は清浄化される。
【0016】尚、気体供給源10よりのパイプ11を、
チャンバー1内に導入し、そのパイプ11の複数箇所に
ノズルを設けて、チャンバー1内の塵(ダスト)等を除
去すべき複数の部分に局部的に気体を吹きつけるように
しても良い。
【0017】又、実施例の半導体成膜装置によるチャン
バー内の清浄化は、これ単独に行うことができるが、上
述したメカニカルクリーニングの後に行うと、一層効果
的である。
【0018】本発明は、上述のプラズマCVD装置の他
に、熱CVD装置、レーザ光を用いた光CVD装置や、
抵抗加熱法、電子ビーム加熱法、レーザビーム加熱法、
高周波加熱法、アーク蒸発法、フラッシュ蒸発法等の蒸
発方式の異なる各種真空蒸着装置等及びこれらを利用し
た半導体処理装置に適用することができる。
【0019】
【発明の効果】上述せる本発明の排塵装置によれば、物
の製造、加工、処理等が行われるチャンバー内に気体を
供給する気体供給源と、そのチャンバー内の気体を排気
する排気手段とを設けたので、チャンバーの内部機構に
悪影響を及ぼすことなく、物の製造、加工、処理等によ
ってチャンバー内の各部に生じた塵(ダスト)等を、チ
ャンバーの内部機構に悪影響を及ぼすことなく、容易且
つ効果的に除去することができる。特に、チャンバー内
の各治具間の狭い所の塵(ダスト)等をも効果的に除去
することができる。
【0020】上述せる本発明の半導体処理装置によれ
ば、チャンバー内で半導体処理を行うようにした半導体
処理装置において、チャンバー内に気体を供給する気体
供給源と、チャンバー内の気体を排気する排気手段とを
設けたので、チャンバーの内部機構に悪影響を及ぼすこ
となく、半導体処理によってチャンバー内の各部に生じ
た塵(ダスト)等を、チャンバーの内部機構に悪影響を
及ぼすことなく、容易且つ効果的に除去することができ
る。特に、チャンバー内の各治具間の狭い所の塵(ダス
ト)等をも効果的に除去することができる。尚、本発明
を半導体ウェーハに対する半導体成膜装置に適用すると
きは、特に効果的である。
【0021】上述せる本発明の蒸着装置によれば、蒸着
処理が行われるチャンバー内に気体を供給する気体供給
源と、そのチャンバー内の気体を排気する排気手段とを
設けたので、蒸着処理によってチャンバー内の各部に生
じた塵(ダスト)等を、チャンバーの内部機構に悪影響
を及ぼすことなく、容易且つ効果的に除去することがで
きる。特に、チャンバー内の各治具間の狭い所の塵(ダ
スト)等をも効果的に除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す略線的側面図である。
【符号の説明】
1 チャンバー 2 シールド板 3 電極 4 電極シールド板 5 棒 7 電極 8 ウェーハ 9 棒 10 気体供給源 11 パイプ 12 フィルタ 13 バルブ 14 パイプ 15 バルブ 16 ダスト(塵) 17 排気ポンプ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物の製造、加工、処理等が行われるチャ
    ンバー内に気体を供給する気体供給源と、 上記チャンバー内の気体を排気する排気手段とを設けた
    ことを特徴とする排塵装置。
  2. 【請求項2】 チャンバー内で半導体処理を行うように
    した半導体処理装置において、 上記チャンバー内に気体を供給する気体供給源と、 上記チャンバー内の気体を排気する排気手段とを設けた
    ことを特徴とする半導体処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の半導体処理装置におい
    て、 上記半導体処理は、半導体ウェーハに対する半導体成膜
    処理であることを特徴とする半導体処理装置。
  4. 【請求項4】 蒸着処理が行われるチャンバー内に気体
    を供給する気体供給源と、 上記チャンバー内の気体を排気する排気手段とを設けた
    ことを特徴とする蒸着装置。
JP6441195A 1995-03-23 1995-03-23 排塵装置、半導体処理装置及び蒸着装置 Pending JPH08261535A (ja)

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JP6441195A JPH08261535A (ja) 1995-03-23 1995-03-23 排塵装置、半導体処理装置及び蒸着装置

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JP (1) JPH08261535A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009127981A (ja) * 2007-11-27 2009-06-11 Semiconductor Energy Lab Co Ltd クリーンルーム、成膜方法、および半導体装置の作製方法
JP2010001554A (ja) * 2008-06-23 2010-01-07 Canon Inc 堆積物除去方法

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