JPH08226014A - ヒンダードアミンおよび紫外線吸収剤の相乗的混合物による着色繊維の安定化 - Google Patents
ヒンダードアミンおよび紫外線吸収剤の相乗的混合物による着色繊維の安定化Info
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Abstract
的混合物により安定化された着色繊維を提供する。 【解決手段】着色熱可塑性樹脂、特に着色ポリプロピレ
ン繊維は、化学線の劣化作用に対して、ヒンダードアミ
ン光安定剤および紫外線吸収剤、例えばo−ヒドロキシ
フェニルベンゾトリアゾールもしくはo−ヒドロキシフ
ェニル−s−トリアジンの相乗的組み合わせにより安定
化される。
Description
よび紫外線吸収剤の相乗的混合物による着色繊維の安定
化に関する。
レン繊維は、化学線の劣化作用に対して、ヒンダードア
ミン光安定剤および紫外線吸収剤、例えばo−ヒドロキ
シフェニルベンゾトリアゾールもしくはo−ヒドロキシ
フェニル−s−トリアジンの相乗的組み合わせにより安
定化される。
ポリマー材料全体に分散された場合および/もしくは多
種の異なる顔料タイプが存在する場合に紫外線吸収剤の
効果は欠如することが知られていることと照らして考え
てみると、前記の予期せぬ結果は非常に驚くべきもので
ある。
線の劣化作用は、長年に渡って認められてきた問題であ
り、それは非常に多くの商業活動を誘引してきた。ポリ
マー系を安定化するための1つの良く知られた方法は、
紫外線吸収剤、例えばo−ヒドロキシフェニルベンゾト
リアゾールもしくはo−ヒドロキシフェニル−s−トリ
アジンの添加であり、それは入射する紫外線放射を優先
的に吸収することにより、ポリマーを保護する。他の良
く知られている方法には、種々のヒンダードアミン光安
定剤(HALS)の添加が含まれ、それはポリマーの崩
壊を種々の光に誘発された酸化連鎖反応を終了すること
により制限する。あるポリマー系においてはこれら2つ
のタイプの安定剤の組み合わせが特に効果的であること
が証明されている。
の安定化には特別の難点がある。それは主として繊維の
厚みによるものであって、本発明の範囲内においては5
0ミクロン厚に満たない、しばしば50ミクロン厚には
るかに満たない繊維の厚みによるものである。断面積が
小さいと、光が繊維中を通り抜ける距離が短くなるの
で、繊維本体中に分散された慣用濃度の紫外線吸収剤の
安定化効果はカールソン( Carlsson )およびワイルズ
(wiles )によるビアーズロウ オブ アブソープティ
ビィティー( Beer's Law of Absorptivity)[ ジャーナ
ルオブマクロモルキュルサイエンスレビュー、マクロモ
リュキュルケミストリー(J.Macromol.Sci.,Rev.Macrom
ol.Chem.)C14(2),155(1976)] に従って証明されるよう
に、最小になるものと予測される。繊維の表面上部はま
た紫外線吸収剤の効果をさらに制限する表面の酸化を特
に鋭敏なものにする。
問題は、紫外線吸収剤を材料表面に濃縮し、そして紫外
線光がポリマー中に侵入することを効果的に妨げること
により多少未然に防ぐことができる。米国特許発明明細
書第4895981号および同第4964871号は、
染浴塗布(dye bath application)により紫外線吸収剤
で表面処理された繊維を開示している。
収剤の有用性が制限されるので、ヒンダードアミン(H
ALS)は繊維の紫外線安定化において重要な役割を果
たすものと推測されるので、ヒンダードアミンはポリプ
ロピレン繊維の安定化において主要である[ウィスダ
ム、ポリプロピレン繊維の安定化、第7回国際学会、ポ
リマーの安定化および制御された崩壊における利点、1
985/Wishman,Stabilization of Polypropylene fib
er, 7th International Conf.,Advances in theStabili
zation and Controlled Degradation of Polymers, 19
85]。しかしながら、顔料の存在は安定化の問題を非常
に複雑なものとする。顔料自身はポリマー組成物におい
て耐光堅牢度(lightfastness )の度合の変更を示すだ
けではなく、また顔料は安定剤もしくはプロデグラダン
ト(prodegradants )として作用し得るからである。さ
らに、いくつかの顔料は他の添加剤と時々有利に、時々
不利に相互作用しあうことが知られているが、しかし、
これらの相乗作用は十分に理解されておらず、また現在
予測することができない[ピー.ピー.クレムチャッ
ク、ポリマー フォトケミストリー 3,1(1983)/P.P.
Klemchuk,Polymer Photochemistry 3,1(1983)]。
いてしばしば挙げられる例は、前記のウィスダムの文献
中において見いだされる。ポリプロピレン繊維において
ピグメントレッド144は、ニッケル安定剤と使用した
場合に安定剤であるが、しかしヒンダードアミンビス
(2,2,6,6−テトラメチルピペリジニ−4−イ
ル)セバケート(商標名TINUVIN 770 (チバ−ガイギー
社))の存在下においてはプロデグラダントである。ピ
グメントレッド144は他の特定されていないHALS
安定剤と一緒になって良好な挙動を示す。ピグメントイ
エロー93はその他の非−安定化系において安定剤とし
て作用し、ニッケル安定剤とともにでは中立であるが、
しかしTINUVIN 770 と一緒にでは使用した場合プロデグ
ラダントである。
た、最近の商業用用途に要求される光安定性を提供しな
い。米国特許発明明細書第5190710号は、HAL
Sと3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシベンゾエ
ート(3,5−DHBZ)の相乗的混合物を、着色ポリ
オレフィン薄フィルムもしくは着色ポリオレフィン繊維
の安定化のために教示している。顔料の相互作用の複雑
な性質による、色彩堅牢性(colorfastness )および物
理的特性保持における改良は、フタロシアニンブルー、
フタロシアニングリーンおよびアゾレッド顔料について
みられるが、アゾオレンジもしくはアゾイエロー顔料に
ついては見られない。米国特許発明明細書第52233
39号はアゾレッド着色ポリプロピレン繊維を安定化す
るのに有用なHALS部分および3,5−DHBZ部分
の双方を含有している化合物を開示している。
使用することは、米国特許発明明細書第4314933
号、同第4619956号および同第5221287号
において教示され知られているにもかかわらず、着色繊
維における前記組み合わせの利点は教示されていない。
ポリアミド繊維は、例えばHALSと紫外線吸収剤の組
み合わせにより安定化されているにもかかわらず、この
特許は特に、表面に安定剤を濃縮するプレスパン(pres
pun )繊維の表面処理を教示している。さらに、これは
繊維中に最適濃度で分散させたHALSおよび紫外線吸
収剤を提供する本発明とはまったく異なるものである。
また、この文献は、HALSおよび紫外線吸収剤の組み
合わせから生じる相乗作用(synergy )を開示していな
いばかりか、むしろ一の安定剤系ともう一つのそれとの
単純な和により予測される重要でない効果だけを明示し
ているにすぎない。
アクリル酸、アルキドもしくはポリエステル熱硬化性樹
脂をベースとした二層コーティング系における、ヒンダ
ードアミンと紫外線吸収剤例えばベンゾフェノン、オキ
サニリド、ベンゾトリアゾール、アクリル酸誘導体およ
び有機ニッケル化合物との組み合わせの使用を開示して
いる。これらのコーティング系は本発明とは異なるポリ
マー支持体を示しているばかりでなく、最小で65ない
し70ミクロン厚のラッカー膜を作り出すものである。
と組み合わさったヒンダードアミンをさらに含有する有
機顔料を含有する合成ポリマーコーティングの安定化方
法を教示している。多種の有機顔料、選択されたヒンダ
ードアミンおよび選択された紫外線吸収剤は、有機顔料
の存在下においてさえ相乗的なヒンダードアミンと紫外
線吸収剤の組み合わせを含めて開示されている。ポリプ
ロピレンフィルムおよびポリプロピレンシートは支持体
として記載されているが、しかしこの文献においてはポ
リプロピレン繊維について言及も示唆もされていない。
一般的なHALSとo−ヒドロキシフェニル−s−トリ
アジン紫外線吸収剤の相乗的組み合わせを提供してい
る。該特許は、フィルムもしくはコーティングを形成す
る多種の樹脂およびこれにより作られる成形物品におけ
る前記組み合わせの使用を教示している。好ましい支持
体は酸触媒された熱硬化性アクリル樹脂もしくはアルキ
ド樹脂である。これらのコーティング系は熱可塑性繊維
とは異なるポリマー技術を示しており、またこの特許の
ラッカーは2mils(50ミクロン)厚である。繊維
はこの特許で言及も示差もなされていない。米国特許発
明明細書第4314933号および同第4619956
号は繊維の非常に薄いという性質のために、前記特許の
コーティングよりもはるかに薄く、前記繊維の表面上部
が酸化に暴露され紫外線吸収剤の適用可能性を厳格に制
限するので、繊維技術に適用できない。
710号において非着色ポリプロピレンについて示され
たデータと一致しており、該文献は低レベルのピペリジ
ニル誘導HALS約0.3%もしくはそれ以下と低レベ
ルの紫外線吸収剤約0.3%もしくはそれ以下との組み
合わせが、50ミクロン厚領域でHALS自身よりもほ
んのわずかにより大きい重要でない安定化を与えること
を記載している。繊維中の顔料の存在がこの予測を大き
く変えるものであると当業者を信じさせるものは何もな
い。
度な濃度の紫外線吸収剤をHALSと一緒に着色繊維に
混入することは続いて得られる繊維組成物の光安定性を
顕著に増加させることはまったく驚くべきことである。
この増加した光安定性は色彩保留性(color retention
)および物理的特性、例えば引っ張り強度の維持の双
方により測定される。実施例に示されるように、この光
安定性の増加は与えられた全濃度のHALSおよび紫外
線吸収剤が全濃度のHALS単独を凌ぐ性能を示すの
で、真に相乗的なものである。紫外線吸収剤単独は同じ
着色繊維に対する安定性にほとんど何ら関与しないの
で、本発明の安定剤の組み合わせに見られるこの印象的
な増加はなおさら驚くべきものである。
組み合わせが多種多様な顔料タイプに関連しているの
で、それが一般に適用できることである。上記したよう
に、顔料の相互作用は複雑でありまた予測できないもの
である。例えば、米国特許明細書第5190710号
は、アゾレッド着色系を安定化するが、しかしアゾオレ
ンジ系もしくはアゾイエロー系を安定化しない方法を記
載している。それに対して、本発明の方法はこれらの系
の各々を安定化しそして多種の顔料タイプに幅広く適用
できる。
線吸収剤およびヒンダードアミンの相乗的組み合わせに
より安定化された着色熱可塑性ポリマー繊維に関する。
オレフィン、ポリアミドもしくはポリエステル、特にポ
リマーはポリプロピレン、ポリアミドもしくはポリエス
テルである繊維に関する。最も好ましいものはポリプロ
ピレンである。
した熱可塑性ポリマーより作られている。前記繊維はポ
リオレフィン、ポリアミドもしくはポリエステル、例え
ばポリプロピレン、ポリカプロラクタム(ナイロン
6)、ポリ(ヘキサメチレンアジピン酸アミド)(ナイ
ロン66)、ポリ(エチレンテレフタレート)PETも
しくはポリエチレングリコールもしくは変性されたカル
ボン酸例えばナフタレンジカルボキシレートとのPET
コポリマーである。
シフェニルベンゾトリアゾール、o−ヒドロキシフェニ
ル−s−トリアジン、2−ヒドロキシベンゾフェノン、
ベンゾキサジノン、α−シアノアクリレート、オキサニ
リドおよびニッケル錯体よりなる群から選択される。好
ましくは紫外線吸収剤はベンゾトリアゾールもしくはs
−トリアジンである。
剤およびヒンダードアミンの相乗的組み合わせにより安
定化された着色熱可塑性ポリマー繊維であって、それは
2−ヒドロキシベンゾフェノンもしくはベンゾエートを
含有していないものである。
置換されているすべてのヒンダードアミンは本発明にお
いて有用であるけれども、より特には、ヒンダードアミ
ンは2,2,6,6−テトラメチルピペリジンより誘導
されるものである。
熱可塑性繊維に基づいて0.25ないし6%、好ましく
は0.3ないし3重量%、および最も好ましくは0.5
ないし2.5重量%である。ヒンダードアミンの有効量
は熱可塑性繊維に基づいて0.05ないし5重量%、好
ましくは0.1ないし2.5重量%、最も好ましくは
0.2ないし1.5重量%である。紫外線吸収剤の有効
量は熱可塑性繊維に基づいて0.05ないし5重量%、
好ましくは0.1ないし3重量%、最も好ましくは0.
3ないし1.5重量%である。
ドロキシ−3−第三−ブチル−5−[2−(メトキシカ
ルボニル)エチル]フェニル}−2H−ベンゾトリアゾ
ール、2−[2−ヒドロキシ−3,5−ジ(α,α−ジ
メチルベンジル)フェニル]−2H−ベンゾトリアゾー
ル、2,4−ジフェニル−6−(2−ヒドロキシ−4−
ヘキシルオキシフェニル)−s−トリアジン、2,4−
ビス(2,4−ジメチルフェニル)−6−(2−ヒドロ
キシ−4−オクチルオキシフェニル)−s−トリアジ
ン、2−(2−ヒドロキシ−3−α−クミル−5−第三
−オクチルフェニル)−2H−ベンゾトリアゾール、5
−ベンゼンスルホニル−2−(2−ヒドロキシ−3,5
−ジ−第三−ブチルフェニル)−2H−ベンゾトリアゾ
ール、2−ヒドロキシ−4−ドデシルオキシベンゾフェ
ノン、および2−ヒドロキシ−4−オクチルオキシ−ベ
ンゾフェノンである。
(2−ヒドロキシエチル)−2,2,6,6−テトラメ
チル−4−ヒドロキシ−ピペリジンおよび琥珀酸の重縮
合生成物、4,4’−ヘキサメチレン−ビス(アミノ−
2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジン)および
2,4−ジクロロ−6−第三−オクチルアミノ−s−ト
リアジンの重縮合生成物、4,4’−ヘキサメチレン−
ビス(アミノ−2,2,6,6−テトラメチル−ピペリ
ジン)および2,4−ジクロロ−6−モルホリノ−s−
トリアジンの重縮合生成物、ポリ[メチル3−(2,
2,6,6−テトラメチルピペリジニ−4−イルオキ
シ)プロピル]シロキサン、ビス(2,2,6,6−テ
トラメチルピペリジニ−4−イル)シクロヘキシレンジ
オキシジメチルマロネート、1,3,5−トリス{N−
シクロヘキシル−N−[2−(2,2,6,6−テトラ
メチルピペラジノ−3−オニ−4−イル)エチル]アミ
ノ−s−トリアジン、N,N’,N’’,N’’’−テ
トラキス[4,6−ビス(ブチル−(2,2,6,6−
テトラメチルピペリジニ−4−イル)アミノ)−s−ト
リアジニ−2−イル]−1,10−ジアミノ−4,7−
ジアザデカン、および2,2,6,6−テトラメチルピ
ペリジニ−4−イル炭素原子数16ないし20のアルカ
ノエートである。
−ヒドロキシ−3−第三−ブチル−5−[2−(メトキ
シカルボニル)エチル]フェニル}−2H−ベンゾトリ
アゾール、2−[2−ヒドロキシ−3,5−ジ(α,α
−ジメチルベンジル)フェニル]−2H−ベンゾトリア
ゾール、2,4−ジフェニル−6−(2−ヒドロキシ−
4−ヘキシルオキシフェニル)−s−トリアジン、2,
4−ビス(2,4−ジメチルフェニル)−6−(2−ヒ
ドロキシ−4−オクチルオキシフェニル)−s−トリア
ジン、もしくは2−(2−ヒドロキシ−3−α−クミル
−5−第三−オクチルフェニル)−2H−ベンゾトリア
ゾールであり、およびヒンダードアミンは1−(2−ヒ
ドロキシエチル)−2,2,6,6−テトラメチル−4
−ヒドロキシ−ピペリジンおよび琥珀酸の重縮合生成
物、4,4’−ヘキサメチレン−ビス(アミノ−2,
2,6,6−テトラメチル−ピペリジン)および2,4
−ジクロロ−6−第三−オクチルアミノ−s−トリアジ
ンの重縮合生成物、4,4’−ヘキサメチレン−ビス
(アミノ−2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジ
ン)および2,4−ジクロロ−6−モルホリノ−s−ト
リアジンの重縮合生成物、もしくはN,N’,N’’,
N’’’−テトラキス[4,6−ビス(ブチル−(2,
2,6,6−テトラメチルピペラジニ−4−イル)アミ
ノ)−s−トリアジニ−2−イル]−1,10−ジアミ
ノ−4,7−ジアザデカンである。
的なもしくは慣用の方法により、例えば溶融紡糸、溶液
(乾燥)紡糸もしくは薄いフィルムのフィブリル化を使
用して作られる。個々のフィラメントは典型的には約5
0ミクロンもしくはそれ以下である。これらはより高い
デニールのマルチフィラメント糸に束ねされる。製造さ
れた最終物品は所望により異なるポリマーの個々の糸で
ある。
組成物に関し、それは (a)有機もしくは無機顔料、および (b)有効安定化量の(i)ヒンダードアミン、および
(ii)紫外線吸収剤の混合物よりなる。
ii)は基本的には本発明の着色および安定化された繊
維について上記されたものである。
ンゾトリアゾール、o−ヒドロキシフェニル−s−トリ
アジン、2−ヒドロキシベンゾフェノン、ベンゾキサジ
ノン、α−シアノアクリレート、オキサニリド、ニッケ
ル錯体およびベンゾエートよりなる群より選択される。
ゾールもしくはs−トリアジンである。
6,6−テトラメチルピペリジンより誘導される。
剤の組み合わせの有効量が、顔料に基づいて10ないし
50重量%であって、ヒンダードアミンの有効量が、顔
料に基づいて1ないし49重量%であり、また紫外線吸
収剤の有効量が、顔料に基づいて1ないし49重量%で
あるものである。
紫外線吸収剤は2−{2−ヒドロキシ−3−第三−ブチ
ル−5−[2−(メトキシカルボニル)エチル]フェニ
ル}−2H−ベンゾトリアゾール、2−[2−ヒドロキ
シ−3,5−ジ(α,α−ジメチルベンジル)フェニ
ル]−2H−ベンゾトリアゾール、2,4−ジフェニル
−6−(2−ヒドロキシ−4−ヘキシルオキシフェニ
ル)−s−トリアジン、2,4−ビス(2,4−ジメチ
ルフェニル)−6−(2−ヒドロキシ−4−オクチルオ
キシフェニル)−s−トリアジン、2−(2−ヒドロキ
シ−3−α−クミル−5−第三−オクチルフェニル)−
2H−ベンゾトリアゾール、5−ベンゼンスルホニル−
2−(2−ヒドロキシ−3,5−ジ−第三−ブチルフェ
ニル)−2H−ベンゾトリアゾール、2−ヒドロキシ−
4−ドデシルオキシベンゾフェノン、もしくは2−ヒド
ロキシ−4−オクチルオキシ−ベンゾフェノンである。
ヒンダードアミンは、1−(2−ヒドロキシエチル)−
2,2,6,6−テトラメチル−4−ヒドロキシ−ピペ
リジンおよび琥珀酸の重縮合生成物、4,4’−ヘキサ
メチレン−ビス(アミノ−2,2,6,6−テトラメチ
ル−ピペリジン)および2,4−ジクロロ−6−第三−
オクチルアミノ−s−トリアジンの重縮合生成物、4,
4’−ヘキサメチレン−ビス(アミノ−2,2,6,6
−テトラメチル−ピペリジン)および2,4−ジクロロ
−6−モルホリノ−s−トリアジンの重縮合生成物、ポ
リ[メチル3−(2,2,6,6−テトラメチルピペリ
ジニ−4−イルオキシ)プロピル]シロキサン、ビス
(2,2,6,6−テトラメチルピペリジニ−4−イ
ル)シクロヘキシレンジオキシジメチルマロネート、
1,3,5−トリス{N−シクロヘキシル−N−[2−
(2,2,6,6−テトラメチルピペラジノ−3−オニ
−4−イル)エチル]アミノ−s−トリアジン、N,
N’,N’’,N’’’−テトラキス[4,6−ビス
(ブチル−(2,2,6,6−テトラメチルピペラジニ
−4−イル)アミノ)−s−トリアジニ−2−イル]−
1,10−ジアミノ−4,7−ジアザデカン、もしくは
2,2,6,6−テトラメチルピペリジニ−4−イル炭
素原子数16ないし20のアルカノエートである。
−ヒドロキシ−3−第三−ブチル−5−[2−(メトキ
シカルボニル)エチル]フェニル}−2H−ベンゾトリ
アゾール、2−[2−ヒドロキシ−3,5−ジ(α,α
−ジメチルベンジル)フェニル]−2H−ベンゾトリア
ゾール、2,4−ジフェニル−6−(2−ヒドロキシ−
4−ヘキシルオキシフェニル)−s−トリアジン、2,
4−ビス(2,4−ジメチルフェニル)−6−(2−ヒ
ドロキシ−4−オクチルオキシフェニル)−s−トリア
ジン、もしくは2−(2−ヒドロキシ−3−α−クミル
−5−第三−オクチルフェニル)−2H−ベンゾトリア
ゾールであり、およびヒンダードアミンは、1−(2−
ヒドロキシエチル)−2,2,6,6−テトラメチル−
4−ヒドロキシ−ピペリジンおよび琥珀酸の重縮合生成
物、4,4’−ヘキサメチレン−ビス(アミノ−2,
2,6,6−テトラメチル−ピペリジン)および2,4
−ジクロロ−6−第三−オクチルアミノ−s−トリアジ
ンの重縮合生成物、4,4’−ヘキサメチレン−ビス
(アミノ−2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジ
ン)および2,4−ジクロロ−6−モルホリノ−s−ト
リアジンの重縮合生成物、もしくはN,N’,N’’,
N’’’−テトラキス[4,6−ビス(ブチル−(2,
2,6,6−テトラメチルピペリジニ−4−イル)アミ
ノ)−s−トリアジニ−2−イル]−1,10−ジアミ
ノ−4,7−ジアザデカンである。
顔料はアゾ、アゾメチン、メチン、アントラキノン、フ
タロシアニン、ペリノン、ペリレン、ジオキサジン、ジ
アリールジケトピロロピロール、チオインジゴ、イミノ
イソインドリン、イミノイソインドリノン、キナクリド
ン、キナクリドンキノン、フラバトロン、インダンスロ
ン、アントラピリミジンおよびキノフタロン顔料、およ
びアゾ、アゾメチンおよびメチン顔料の金属錯体顔料で
ある顔料群より選択された顔料である。
中の顔料は、フタロシアニン、アントラキノン、ペリレ
ン、ジアリールジケトピロロピロール、イミノイソイン
ドリノン、キナクリドン、インダンスロン、モノアゾ、
ジアゾおよびアゾメチン顔料より選択された顔料であ
る。
顔料は、無機物でありまた金属酸化物、つまりアンチモ
ンイエロー、クロム酸鉛、クロム硫酸鉛、モリブデン酸
鉛、ウルトラマリンブルー、コバルトブルー、マンガン
ブルー、酸化クロムグリーン、水和酸化クロムグリー
ン、コバルトグリーン、およびまた硫化金属、カドミウ
ムスルホセレニド、亜鉛フェライト、カドミウム−水銀
スルフィド、バナジン酸ビスマスおよび混合酸化金属
(MMO)より選択される。
中の無機顔料は、クロム酸鉛、クロム硫酸鉛、モリブデ
ン酸鉛および酸化鉄より選択される。
合のよい段階において、慣用の技術により容易に有機ポ
リマー中に混入することができる。例えば、安定剤は乾
燥粉末形態にあるポリマーと混合され得るか、もしくは
安定剤の懸濁液もしくは乳濁液はポリマーの溶液、懸濁
液もしくは乳濁液と混合され得る。得られる安定化され
た本発明のポリマー組成物は、所望によりまた約0.0
1ないし約5重量%、好ましくは約0.025ないし約
2重量%、および特に約0.1ないし約1重量%の種々
の慣用の添加剤、例えば以下に列記する物質もしくはそ
れらの混合物を含有することができる。
−第三ブチル−4−メチルフェノール、2−第三ブチル
−4,6−ジメチルフェノール、2,6−ジ−第三ブチ
ル−4−エチルフェノール、2,6−ジ−第三ブチル−
4−n−ブチルフェノール、2,6−ジ−第三ブチル−
4−イソブチルフェノール、2,6−ジ−シクロペンチ
ル−4−メチルフェノ−ル、2−(α−メチルシクロヘ
キシル)−4,6−ジメチルフェノール、2,6−ジオ
クタデシル−4−メチルフェノ−ル、2,4,6−トリ
−シクロヘキシルフェノール、2,6−ジ−第三ブチル
−4−メトキシメチルフェノール、
2,6−ジ−第三ブチル−4−メトキシフェノール、
2,5−ジ−第三ブチル−ヒドロキノン、2,5−ジ−
第三−アミル−ヒドロキノン、2,6−ジフェニル−4
−オクタデシルオキシフェノール、
ーテル、例えば2,2′−チオビス(6−第三ブチル−
4−メチルフェノール)、2,2′−チオビス(4−オ
クチルフェノール)、4,4′−チオビス(6−第三ブ
チル−3−メチルフェノール)、4,4′−チオビス
(6−第三ブチル−2−メチルフェノール)、
えば2,2′−メチレン−ビス(6−第三ブチル−4−
メチルフェノール)、2,2′−メチレン−ビス(6−
第三ブチル−4−エチルフェノール)、2,2′−メチ
レン−ビス[4−メチル−6−(α−メチルシクロヘキ
シル)フェノール]、2,2′−メチレン−ビス(4−
メチル−6−シクロヘキシルフェノール)、2,2′−
メチレン−ビス(6−ノニル−4−メチルフェノー
ル)、2,2′−メチレン−ビス [6−(α−メチルベ
ンジル)−4−ノニルフェノール] 、2,2′−メチレ
ン−ビス [6−(α,α−ジメチルベンジル)−4−ノ
ニルフェノール] 、2,2′−メチレン−ビス(4,6
−ジ−第三ブチルフェノール)、2,2′−エチリデン
−ビス(4,6−ジ−第三ブチルフェノール)、2,
2′−エチリデン−ビス(6−第三ブチル−4−イソブ
チルフェノール)、4,4′−メチレン−ビス(2,6
−ジ−第三ブチル−フェノール)、4,4′−メチレン
−ビス(6−第三ブチル−2−メチルフェノール)、
1,1−ビス(5−第三ブチル−4−ヒドロキシ−2−
メチルフェニル)ブタン、2,6−ジ(3−第三ブチル
−5−メチル−2−ヒドロキシベンジル)−4−メチル
フェノール、1,1,3−トリス(5−第三ブチル−4
−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)ブタン、1,1−
ビス(5−第三ブチル−4−ヒドロキシ−2−メチルフ
ェニル)−3−n−ドデシルメルカプトブタン、エチレ
ングリコールビス[3,3−ビス(3′−第三ブチル−
4′−ヒドロキシフェニル)ブチレート] 、ジ(3−第
三ブチル−4ーヒドロキシ−5−メチルフェニル)ジシ
クロペンタジエン、ジ[2−(3′−第三ブチル−2′
−ヒドロキシ−5′−メチルベンジル)−6−第三ブチ
ル−4−メチルフェニル]テレフタレート
3,5−トリ(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキ
シベンジル)−2,4,6−トリメチルベンゼン、ジ−
(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシベンジル)
スルフィド、3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシ
ベンジル−メルカプト−酢酸イソオクチルエステル、ビ
ス(4−第三ブチル−3−ヒドロキシ−2,6−ジメチ
ルベンジル)ジチオールテレフタレート、1,3,5−
トリス−(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシベ
ンジル)イソシアヌレート、1,3,5−トリス−(4
−第三ブチル−3−ヒドロキシ−2,6−ジメチルベン
ジル)イソシアヌレート、3,5−ジ−第三ブチル−4
−ヒドロキシベンジル−ホスホン酸ジオクタデシルエス
テル、3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシベンジ
ル−ホスホン酸モノエチルエステル、カルシウム塩。
ばラウリン酸4−ヒドロキシアニリド、ステアリン酸4
−ヒドロキシアニリド、2,4−ビス−オクチルメルカ
プト−6−(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシ
アミノ)−s−トリアジン、オクチル−N−(3,5−
ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシアミノ)−カルバメー
ト。
−4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸の下記の一価
または多価アルコールとのエステル、例えば、メタノー
ル、オクタデカノール、1,6−ヘキサンジオール、ネ
オペンチルグリコール、チオジエチレングリコール、ジ
エチレングリコール、トリエチレングリコール、ペンタ
エリトリトール、トリス(ヒドロキシエチル)イソシア
ヌレート、ジ(ヒドロキシエチル)シュウ酸ジアミド
ドロキシ−3−メチルフェニル)プロピオン酸の下記の
一価または多価アルコールとのエステル、例えば、メタ
ノール、オクタデカノール、1,6−ヘキサンジオー
ル、ネオペンチルグリコール、チオジエチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、
ペンタエリトリトール、トリス(ヒドロキシエチル)イ
ソシアヌレート、ジ(ヒドロキシエチル)シュウ酸ジア
ミド
−4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸のアミド、例
えば、N,N′−ジ(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒ
ドロキシフェニルプロピオニル)ヘキサメチレンジアミ
ン、N,N′−ジ(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒド
ロキシフェニルプロピオニル)トリメチレンジアミン、
N,N′−ジ(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキ
シフェニルプロピオニル)ヒドラジン。
フェニルアミン、N−フェニル−1−ナフチルアミン、
N−(4−第三−オクチルフェニル)−1−ナフチルア
ミン、4,4’−ジ−第三−オクチル−ジフェニルアミ
ン、N−フェニルベンジルアミンと2,4,4−トリメ
チルペンテンの反応生成物、ジフェニルアミンと2,
4,4−トリメチルペンテンの反応生成物、N−フェニ
ル−1−ナフチルアミンと2,4,4−トリメチルペン
テンの反応生成物。
リアゾール 、例えば、5’−メチル−、3’、5’−ジ
−第三ブチル−、5’−第三ブチル−、5’−(1,
1,3,3−テトラメチルブチル)−、5−クロロ−
3’,5’−ジ−第三ブチル−、5−クロロ−3’−第
三ブチル−5’−メチル−、3’−第二−ブチル−5’
−第三ブチル−、4’−オクトキシ−、3’,5’−ジ
−第三−アミル−、3’,5’−ビス−(α,α−ジメ
チルベンジル)−、3’−第三ブチル−5’−(2−
(オメガ−ヒドロキシ−オクタ−(エチレンオキシ)カ
ルボニル−エチル)−、3’−ドデシル−5’−メチル
−、および3’−第三−ブチル−5’−(2−オクチル
オキシカルボニル)エチル−、およびドデシル化−5’
−メチル誘導体。
ン、例えば4−ヒドロキシ−、4−メトキシ−、4−オ
クトキシ−、4−デシルオキシ−、4−ドデシルオキシ
−、4−ベンジルオキシ−、4,2′,4′−トリヒド
ロキシ−および2′−ヒドロキシ−4,4′−ジメトキ
シ誘導体。
のエステル、例えばフェニル=サリチレート、4−第三
ブチルフェニル=サリチレート、オクチルフェニル=サ
リチレート、ジベンゾイルレゾルシノール、ビス(4−
第三ブチルベンゾイル)レゾルシノール、ベンゾイルレ
ゾルシノール、2,4−ジ−第三ブチルフェニル=3,
5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシベンゾエート、お
よびヘキサデシル=3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒド
ロキシベンゾエート、
−シアノ−β, β−ジフェニル−アクリレートもしくは
イソオクチルα−シアノ−β, β−ジフェニル−アクリ
レート、メチルα−カルボメトキシ−シンナメート、メ
チルα−シアノ−β−メチル−p−メトキシ−シンナメ
ート、ブチルα−シアノ−β−メチル−p−メトキシ−
シンナメート、メチルα−カルボメトキシ−p−メトキ
シシンナメート、N−(β−カルボメトキシ−β−シア
ノビニル) −2−メチルインドリン。
2′−チオビス−[4−(1,1,3,3−テトラメチ
ルブチル) −フェノール]のニッケル錯体,例えば1:
1または1:2錯体であって,所望によりn−ブチルア
ミン、トリエタノールアミンもしくはN−シクロヘキシ
ル−ジ−エタノールアミンのような他の配位子を伴うも
の、ニッケルジブチルジチオカルバメート、4−ヒドロ
キシ−3,5−ジ−第三ブチルベンジルホスホン酸モノ
アルキルエステル例えばメチル、エチルあもしくはブチ
ルエステルのニッケル塩、ケトキシム例えば、2−ヒド
ロキシ−4−メチル−フェニルウンデシルケトキシムの
ニッケル錯体、1−フェニル−4−ラウロイル−5−ヒ
ドロキシピラゾールのニッケル錯体であって,所望によ
り他の配位子を伴うもの。
(2,2,6,6−テトラメチルピペリジル)セバケー
ト、ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチルピペリジ
ル)セバケート、ビス(1,2,2,6,6−ペンタメ
チルピペリジル)n−ブチル−3,5−ジ−第三ブチル
−4−ヒドロキシベンジルマロネート、1−ヒドロキシ
エチル−2,2,6,6−テトラメチル−4−ヒドロキ
シピペリジンと琥珀酸との縮合生成物、N,N′−
(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)ヘ
キサメチレンジアミンと4−第三オクチルアミノ−2,
6−ジクロロ−1,3,5−s−トリアジンとの縮合生
成物、トリス(2,2,6,6−テトラメチルピペリジ
ル)ニトリロトリアセテート、テトラキス(2,2,
6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)−1,2,
3,4−ブタンテトラカルボキシレート、1,1′−
(1,2−エタンジイル)−ビス(3,3,5,5−テ
トラメチルピペラジノン),ジ(1−オクチルオキシ−
2,2,6,6−テトラメチルピペリジニ−4−イル)
セバケート、ジ(1−オクチルオキシ−2,2,6,6
−テトラメチルピペリジニ−4−イル)サクシネート、
1−オクチルオキシ−2,2,6,6−テトラメチル−
4−ヒドロキシ−ピペリジン、ポリ−{[6−第三−オ
クチルアミノ−s−トリアジン−2,4−ジイル][2
−(1−シクロヘキシルオキシ−2,2,6,6−テト
ラメチルピペリジニ−4−イル)イミノ−ヘキサメチレ
ン−[4−(1−シクロヘキシルオキシ−2,2,6,
6−テトラメチルピペリジニ−4−イル)イミノ]、
2,4,6−トリス[N−(1−シクロヘキシルオキシ
−2,2,6,6−テトラメチルピペリジニ−4−イ
ル)−n−ブチルアミノ]−s−トリアジン。
−ジオクチルオキシオキサニリド、2,2′−ジオクチ
ルオキシ−5,5′−ジ−第三ブトキサニリド、2,
2′−ジドデシルオキシ−5,5′−ジ−第三ブチルオ
キサニリド、2−エトキシ−2′−エチル−オキサニリ
ド、N,N′−ビス(3−ジメチルアミノプロピル)オ
キサミド、2−エトキシ−5−第三ブチル−2′−エチ
ルオキサニリドおよび該化合物と2−エトキシ−2′−
エチル−5,4′−ジ−第三ブトキサニリドとの混合
物,o−およびp−メトキシ−二置換オキサニリドの混
合物およびo−およびp−エトキシ−二置換オキサニリ
ドの混合物。
アジン、例えば2,6−ビス(2,4−ジメチルフェニ
ル)−4−(2−ヒドロキシ−4−オクチルオキシフェ
ニル)−s−トリアジン、2,6−ビス(2,4−ジメ
チルフェニル)−4−(2,4−ジヒドロキシフェニ
ル)−s−トリアジン、2,4−ビス(2,4−ジヒド
ロキシフェニル) −6−(4−クロロフェニル)−s−
トリアジン、2,4−ビス[2−ヒドロキシ−4−(2
−ヒドロキシ−エトキシ)フェニル]−6−(4−クロ
ロフェニル)−s−トリアジン、2,4−ビス[2−ヒ
ドロキシ−4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル]
−6−(4−ブロモフェニル)−s−トリアジン、2,
4−ビス[2−ヒドロキシ−4−(2−ヒドロキシ−4
−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル]−6−(2,
4−ジメチルフェニル)−s−トリアジン、2,4−ビ
ス[2−ヒドロキシ−4−(2−アセトキシエトキシ)
フェニル]−6−(4−クロロフェニル)−s−トリア
ジン、2,4−ビス(2,4−ジヒドロキシフェニル)
−6−(2,4−ジメチルフェニル)−s−トリアジ
ン。
ジフェニルシュウ酸ジアミド、N−サリチラル−N′−
サリチロイルヒドラジン、N,N′−ビス(サリチロイ
ル)ヒドラジン、N,N′−ビス(3,5−ジ−第三ブ
チル−4−ヒドロキシフェニルプロピオニル)ヒドラジ
ン、3−サリチロイルアミノ−1,2,4−トリアゾー
ル、ビス(ベンジリデン)シュウ酸ジヒドラジド。
例えばトリフェニルホスフィット、ジフェニルアルキル
ホスフィット、フェニルジアルキルホスフィット、トリ
(ノニルフェニル)ホスフィット、トリラウリルホスフ
ィット、トリオクタデシルホスフィット、ジステアリル
ペンタエリトリトールジホスフィット、トリス(2,4
−ジ−第三ブチルフェニル)ホスフィット、ジ−イソデ
シルペンタエリトリトールジホスフィット、ジ(2,4
−ジ−第三ブチルフェニル)−ペンタエリトリトールジ
ホスフィット、トリステアリルソルビトールトリホスフ
ィット、テトラキス−(2,4−ジ−第三−ブチルフェ
ニル)4,4’−ジフェニルイレンジホスホナイト。
プロピオン酸のエステル、例えばラウリル、ステアリ
ル、ミリスチルまたはトリデシルエステル、メルカプト
ベンズイミダゾール、または2−メルカプトベンズイミ
ダゾールの亜鉛塩、ジブチルジチオカルバミン酸亜鉛、
ジオクタデシルジスルフィド、ペンタエリトリトールテ
トラキス(β−ドデシルメルカプト)プロピオネート。
ジベンジルヒドロキシルアミン、N,N−ジエチルヒド
ロキシルアミン、N,N−ジオクチルヒドロキシルアミ
ン、N,N−ジラウリルヒドロキシルアミン、N,N−
ジテトラデシルヒドロキシルアミン、N,N−ジヘキサ
デシルヒドロキシルアミン、N,N−ジオクタデシルヒ
ドロキシルアミン、N−ヘキサデシル−N−オクタデシ
ル−ヒドロキシルアミン、N−ヘプタデシル−N−オク
タデシルヒドロキシルアミン、水素化タロウアミンから
誘導されたN,N−ジアルキルヒドロキシルアミン。
ルファ−フェニルニトロン、N−エチル−アルファ−メ
チルニトロン、N−オクチル−アルファ−ヘプチルニト
ロン、N−ラウリル−アルファ−ウンデシルニトロン、
N−テトラデシル−アルファ−トリデシルニトロン、N
−ヘキサデシル−アルファ−ペンダデシルニトロン、N
−オクタデシル−アルファ−ヘプタデシルニトロン、N
−ヘキサデシル−アルファ−ヘプタデシルニトロン、N
−オクタデシル−アルファ−ペンタデシルニトロン、N
−ヘプタデシル−アルファ−ヘプタデシルニトロン、N
−オクタデシル−アルファ−ヘキサデシルニトロン、水
素化タロウアミンから誘導されたN,N−ジアルキルヒ
ドロキシルアミンから誘導されたニトロン。
および/またはリン化合物と組合せた銅塩、および二価
マンガンの塩。
ン、ポリビニルピロリドン、ジシアンジアミド、トリア
リルシアヌレート、尿素誘導体、ヒドラジン誘導体、ア
ミン、ポリアミド、ポリウレタン、高級脂肪酸のアルカ
リ金属塩およびアルカリ土類金属塩、例えばステアリン
酸Ca塩、ステアリン酸Zn塩、ステアリン酸Mg塩、
リシノール酸Na塩およびパルミチン酸K塩、カテコー
ルアンチモン塩およびカテコール錫塩。
香酸、アジピン酸、ジフェニル酢酸。
カルシウム、ケイ酸塩、ガラス繊維、アスベスト、タル
ク、カオリン、雲母、硫酸バリウム、金属酸化物および
水酸化物、カーボンブラック、グラファイト。
滑剤、乳化剤、顔料、螢光増白剤、防炎加工剤、静電防
止剤、発泡剤およびチオ相乗剤例えば、ジラウリルチオ
ジプロピオネートもしくはジステアリルチオジプロピオ
ネート。
ずれかにより着色され得る。有用な種類の有機顔料の例
は、アゾ、アゾメチン、メチン、アントラキノン、フタ
ロシアニン、ペリノン、ペリレン、ジオキサジン、ジア
リールジケトピロロピロール、チオインジゴ、イミノイ
ソインドリン、イミノイソインドリノン、キナクリド
ン、キナクリドンキノン、フラバントロン、インダンス
ロン、アントラピリミジンおよびキノフタロン顔料、お
よびまたアゾ、アゾメチンおよびメチン顔料の金属錯体
顔料である、良好な耐熱性を有する顔料が特に適してい
る。
ントラキノン、ペリレン、ジアリールジケトピロロピロ
ール、イミノイソインドリノン、イミノイソインドリ
ン、キナクリドン、インダンスロン、モノアゾ、ジアゾ
およびアゾメチン顔料である。
化鉄、アンチモンイエロー、クロム酸鉛、クロム硫酸
鉛、モリブデン酸鉛、ウルトラマリンブルー、コバルト
ブルー、マンガンブルー、酸化クロムグリーン、水和酸
化クロムグリーン、コバルトグリーン、およびまた硫化
金属、例えば硫化カドミウム、硫化セリウム、硫化亜
鉛、三硫化アンチモン、カドミウムスルホセレニド、亜
鉛フェライト、カドミウム−水銀スルフィド、バナジン
酸ビスマスおよび混合酸化金属(MMO)である。
酸鉛、モリブデン酸鉛および酸化鉄である。
可塑性ポリマー、特にナイロンもしくはポリエステル中
に溶解し得る。これらの顔料にはアントラキノンの誘導
体、1:2のクロム錯体、ペリノン顔料、フタロシアニ
ン顔料、ペリレン顔料、多環式顔料、ピラゾロン顔料、
キノフタロン顔料、モノアゾ顔料、ピリドン顔料、ポリ
メチン顔料、クマリン顔料、キノリン顔料、ジスアゾ顔
料、アゾ顔料およびチオインジゴ顔料が含まれる。
剤、顔料および/もしくは安定化された顔料組成物は熱
可塑性ポリマー中に慣用の方法により導入される。これ
は繊維紡糸プロセス中に行われるかもしくはそれ以前の
配合段階、例えばコンパウンド押出しにおいて行われ得
る。顔料/ヒンダードアミン/紫外線吸収剤の熱可塑性
材料への混入は、熱可塑性ポリマーの顆粒もしくは粉末
を細かく粉砕された顔料粉末および安定剤で被覆するか
もしくは混合することにより、または顆粒もしくは粉末
粒子をポリマー中、ポリマーブレンド中、有機溶媒中、
水中の顔料および2種の安定剤の溶液もしくは分散剤
で、処理しそして溶媒を取り除くことにより達成され得
る。ここで安定化された熱可塑性ポリマーは、知られて
いる慣用の方法により繊維に変換され得る。
ける顔料の分散はカラーコンセントレートとして良く知
られている。これらは10ないし80重量%の顔料を多
種のポリマー中に含有しており、また顔料分散会社(pi
gment dispersion house) により商業的に提供される。
理想的には、本発明の顔料、ヒンダードアミンおよび紫
外線吸収剤は、単軸スクリュー押出し機もしくは二軸ス
クリュー押出し機、バッチ式もしくは連続式バンバリー
ミキサーもしくは二本ロール配合ミルを使用してキャリ
アー樹脂中に配合される。
ンおよび紫外線吸収剤は、当業者に知られているフラッ
シング技術により、高速混合機例えば、ヘンシェルミキ
サーもしくはシグマブレードミキサーを使用してキャリ
アー樹脂中に混入される。
た、熱可塑性樹脂のコーティングもしくはキャリアー樹
脂との配合前に、顔料とプレブレンドすることができ
る。さらに、HALSおよび紫外線吸収剤を顔料合成の
最終段階においてまたはテキスチャー向上剤を含むもし
くは含まない特製の水性顔料分散剤中に直接加え、そし
て顔料添加混合物をろ過、乾燥および微粉砕により単離
することができる。
いで、もしくは好ましくはテキスチャー向上剤の存在下
において微粉砕することにより、60ないし90重量%
の顔料と、10ないし40重量%の紫外線吸収剤および
/もしくはヒンダードアミンとの混合物は優秀な色彩お
よび安定性の結果を与えることが見いだされた。種々の
粉砕方法が考えられ得たにもかかわらず、好ましい方法
においては、水性顔料懸濁液、好ましくは粗顔料は紫外
線吸収剤および/もしくはヒンダードアミンと共に、鉛
直もしくは水平ボールミル、例えばDYNO−ミル中に
おいて微粉砕されて、そして続いてろ過および乾燥によ
り単離することにより均質の安定化された顔料組成物を
収量した。
子数が18に満たない脂肪酸、例えばステアリン酸もし
くはベヘン酸、もしくはそれらのアミドもしくは金属
塩、好ましくはカルシウム塩もしくはマグネシウム塩、
並びに可塑剤、ワックス、樹脂酸、例えばアビエチン酸
もしくはそれらの金属塩、コロホニウム(ロジン)、脂
肪族アルコール例えばステアリルアルコールのアルキル
フェノール、もしくはビシナルジオール例えばドデカン
−1,2−ジール、コロホニウム/マレエート樹脂もし
くはコロホニウム/フマレート樹脂もしくは高分子分散
剤である。テキスチャー向上剤は最終的に安定化された
顔料組成物に基づいて、好ましくは0.1ないし30重
量%、最も好ましくは2ないし15重量%の量で加えら
れる。
収剤の組み合わせは、ある特定の繊維用途において、そ
の他よりも有益であることは明らかである。例えば、一
種のヒンダードアミン/紫外線吸収剤の組み合わせはジ
アゾピグメントレッド144で着色されたポリプロピレ
ンに対して相乗的安定化を与える一方で、同一の組み合
わせがイソインドリノンピグメントイエロー110で着
色したポリプロピレンに使用された場合相乗作用は見ら
れない。しかしながら、イソインドリノンピグメントイ
エロー110で着色されたポリプロピレンに使用するた
めに、異なるヒンダードアミンが置き換えて併用された
ときは、相乗的安定化作用が再び観察された。
は1つよりも多い紫外線吸収剤が、本発明の範囲内にお
いて単一の安定剤の組み合わせ中において使用され得る
ことが期待される。
るためにしばしば染められる。本発明の繊維は同一の方
法により処理され得ること、およびさらに着色繊維の安
定化がこのプロセス中に、付加的なヒンダードアミンお
よび/もしくは紫外線吸収剤を、該プロセスに使用され
る染浴を経由して添加することにより生じ得ることが期
待される。着色繊維の他の慣用の改良は本発明の新規繊
維を使用して行うことができる。
あり、いかなる方法によっても本発明の範囲を限定する
ものではない。
繊維試料は、顔料、ホスフィット、フェノール性抗酸化
剤もしくはヒドロキシルアミン、金属ステアレート、紫
外線吸収剤もしくはヒンダードアミン光安定剤または紫
外線吸収剤およびヒンダードアミン光安定剤の組み合わ
せを含有する繊維等級のポリプロピレンを押し出すこと
により製造される。他には顔料は安定剤と混合されそし
てその後にダイノミル(dynomill)されて安定化された顔
料組成物を与える。この安定化された顔料組成物はその
後繊維に紡糸される前にポリプロピレン中に混入され
る。
樹脂〔商標名プロファックス6301(PROFAX 6301)、ハイ
モント(Himont) 〕より製造された顔料コンセントレートと
して、2成分を高剪断混合機中において25%の顔料お
よび75%の樹脂の比率において混合し、得られる樹脂
/顔料混合物をワバッシ圧縮成形機(Wabash Compressio
n Molder) (型式#30−1515−4T3)上におい
て薄いシートにプレスし、そしてその後、減じた濃度に
おいて分散させるためにシートを細かいチップに分割し
新しいポリプロピレン樹脂の中に加えた。
顔料原液は樹脂に基づいた重量百分率として示される。
ィット、0ないし1.25%のフェノール性抗酸化剤、
0ないし0.1%のヒドロキシアミン、0.05ないし
0.1%のステアリン酸カルシウム、0ないし1.25
%の紫外線吸収剤および/もしくは0ないし1.25%
のヒンダードアミン安定剤を含有する。材料はタンブル
ドライヤー中においてドライブレンドし、汎用スクリュ
ー(24:1L/D)を備えたSuperior/MP
M1インチ(2.54cm)単軸スクリュー押出し機も
しくはブラベンダーPL2000 1.25インチ
(3.175cm)単軸スクリュー押出し機において4
75°F(246℃)にて押し出し、水浴中において冷
却しそしてペレットにした。得られたペレットを約52
5°F(274℃)において、41個の孔、三角紡糸口
金(delta configuration)を取りつけた、HILLS
Research Fiber Extruder (型式#REM−3P−2
4)において繊維に紡糸した。延伸トウを3.2:1の
延伸率において引き伸ばし、615/41の最終デニー
ルを製造した。
バーアナリシス編機 (Lawson-Hemphill Fiber Analysis
Knitter) 上でソックスに編み上げ、これを適当な長さ
に切り取りそしてブラックパネル温度89℃、0.55
W/m2 、340ナノメーターおよび50%相対湿度に
おいてアトラスCi65キセノンアークウエザロメータ
ー中において暴露した〔自動車技術協会 SAE J 1885 試
験法(Society of Automotive Engineers SAE J 1885 T
est Procedure ) 〕。
trophotometer で反射光モードによりASTMD224
4−79に従って、およそ100時間の間隔で測色をな
すことにより試験した。破滅的破損(catastrophic fai
lure) について、同一だが、分離された試料を約24時
間毎に試験した。
−[2−(メトキシカルボニル)エチル]フェニル}−
2H−ベンゾトリアゾール、 UVA2:2−[2−ヒドロキシ−3,5−ジ(α,α
−ジメチルベンジル)フェニル]−2H−ベンゾトリア
ゾール、 UVA3:2,4−ジフェニル−6−(2−ヒドロキシ
−4−ヘキシルオキシフェニル)−s−トリアジン、 HALS1:N,N’,N’’,N’’’−テトラキス
[4,6−ビス(ブチル−(2,2,6,6−テトラメ
チルピペリジニ−4−イル)アミノ−)−s−トリアジ
ニ−2−イル]−1,10−ジアミノ−4,7−ジアザ
デカン、 HALS2:4,4’−ヘキサメチレン−ビス(アミノ
−2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジン)および
2,4−ジクロロ−6−第三−オクチルアミノ−s−ト
リアジンの重縮合生成物、 PHOS1:トリス(2,4−ジ−第三−ブチルフェニ
ル)ホスフィット、 AOA:トリス(3,5−ジ−第三−ブチル−4−ヒド
ロキシベンジル)イソシアヌレート、 HAA:米国特許発明明細書第5013510号もしく
は同第4898901号の方法によるN,N−ジ(水素
化タロウ)アミンの直接酸化により作られた、 N,N−ジアルキルヒドロキシルアミン生成物 C.Iピグメントレッド144 C.I No.20735
(ジアゾ種) C.Iピグメントイエロー110 C.I No.56280(
イソインドリノン種) C.Iピグメントイエロー62 C.I No.13940(
モノアゾ種) C.Iピグメントイエロー147 C.I No.60645(
アントラキノン種) C.Iピグメントイエロー95 C.I No.20034(
ジアゾ種) C.Iピグメントバイオレット19 C.I No.73900(
キナクリドン種)
維試料は通常上記の方法により製造される。ポリプロピ
レンは顔料(各試料において同定されている)、0.0
5重量%のステアリン酸カルシウム、0.05重量%の
PHOS1、0.05重量%のHAAおよびHALS1
もしくはHALS2のみ、UVA1、UVA2もしくは
UVA3のみ、もしくはHALSおよびUVAの相乗的
組み合わせを含有している。
2 において暴露され、該暴露において生じた彩色の変化
(デルタE)が測定された。デルタE値がより低いほど
着色繊維がより良好に安定化されたことを示す。
25重量%のC.Iピグメントレッド144で着色され
ている。 UVA(%濃度) HALS(%濃度) 1041KJ/m2 に おけるデルタE値 UVA1(1.25%) − 繊維破損 − HALS1(1.25%) 10.9 UVA1(1.25%) HALS1(0.75%) 5.5 同じ全濃度でのUVA1およびHALS1の相乗的組み
合わせは、デルタE値を同じ全濃度のHALS1単独が
使用された場合のデルタE値から約50%下降させた。
UVA1は繊維を十分に保護せず、かつ繊維破損は10
41KJ/m2暴露をなす前に生じた。
25重量%のC.Iピグメントレッド144により着色
されている。 UVA(%濃度) HALS(%濃度) 1041KJ/m2 に おけるデルタE値 UVA2(1.25%) − 繊維破損 − HALS1(1.25%) 10.9 UVA2(1.25%) HALS1(0.75%) 7.5 同じ全濃度でのUVA2およびHALS1の相乗的組み
合わせは、デルタE値を同じ全濃度のHALS1単独が
使用された場合のデルタE値から約30%下降させた。
UVA2は繊維を十分に保護せず、かつ繊維破損は10
41KJ/m2暴露をなす前に生じた。
25重量%のC.Iピグメントレッド144により着色
されている。 UVA(%濃度) HALS(%濃度) 1041KJ/m2 に おけるデルタE値 U VA3(1.25%) − 繊維破損 − HALS1(1.25%) 10.9 UVA3(1.25%) HALS1(0.75%) 8.2 同じ全濃度でのUVA3およびHALS1の相乗的組み
合わせは、デルタE値を同じ全濃度のHALS1単独が
使用された場合のデルタE値から約25%下降させた。
UVA3は繊維を十分に保護せず、かつ繊維破損は10
41KJ/m2暴露をなす前に生じた。
25重量%のC.Iピグメントレッド144により着色
されている。 UVA(%濃度) HALS(%濃度) 1041KJ/m2 に おけるデルタE値 UVA1(1.25%) − 繊維破損 − HALS2(1.25%) 11.8 UVA1(1.25%) HALS2(0.75%) 7.7 同じ全濃度でのUVA1およびHALS2の相乗的組み
合わせは、デルタE値を同じ全濃度のHALS2単独が
使用された場合のデルタE値から約35%下降させた。
UVA1は繊維を十分に保護せず、かつ繊維破損は10
41KJ/m2暴露をなす前に生じた。
25重量%のC.Iピグメントレッド144により着色
されている。 UVA(%濃度) HALS(%濃度) 1041KJ/m2 に おけるデルタE値 U VA2(1.25%) − 繊維破損 − HALS2(1.25%) 11.8 UVA2(0.5%) HALS2(0.75%) 7.4 同じ全濃度でのUVA2およびHALS2の相乗的組み
合わせは、デルタE値を同じ全濃度のHALS2単独が
使用された場合のデルタE値から約37%下降させた。
UVA2は繊維を十分に保護せず、かつ繊維破損は10
41KJ/m2暴露をなす前に生じた。
25重量%のC.Iピグメントレッド144により着色
されている。 UVA(%濃度) HALS(%濃度) 1041KJ/m2 に おけるデルタE値 U VA1(1.0%) − 繊維破損 − HALS1(1.0%) 10.2 UVA1(0.5%) HALS1(0.5%) 5.9 同じ全濃度でのUVA1およびHALS1の相乗的組み
合わせは、デルタE値を同じ全濃度のHALS1単独が
使用された場合のデルタE値から約42%下降させた。
UVA1は繊維を十分に保護せず、かつ繊維破損は10
41KJ/m2暴露をなす前に生じた。
25重量%のC.Iピグメントレッド144により着色
されている。 UVA(%濃度) HALS(%濃度) 1041KJ/m2 に おけるデルタE値 U VA3(1.0%) − 繊維破損 − HALS1(1.0%) 10.2 UVA3(0.5%) HALS1(0.5%) 7.3 同じ全濃度でのUVA3およびHALS1の相乗的組み
合わせは、デルタE値を同じ全濃度のHALS1単独が
使用された場合のデルタE値から約28%下降させた。
UVA3は繊維を十分に保護せず、かつ繊維破損は10
41KJ/m2暴露をなす前に生じた。
25重量%のC.Iピグメントレッド110により着色
されている。 UVA(%濃度) HALS(%濃度) 1041KJ/m2 に おけるデルタE値 UVA1(1.25%) − 繊維破損 − HALS1(1.25%) 4.0 UVA1(0.5%) HALS1(0.75%) 2.4 同じ全濃度でのUVA1およびHALS1の相乗的組み
合わせは、デルタE値を同じ全濃度のHALS1単独が
使用された場合のデルタE値から約42%下降させた。
UVA1は繊維を十分に保護せず、かつ繊維破損は10
41KJ/m2暴露をなす前に生じた。
されていない。 UVA(%濃度) HALS(%濃度) 1041KJ/m2 に おけるデルタE値 U VA2(1.25%) − 繊維破損 − HALS1(1.25%) 0.9 UVA2(1.25%) HALS1(0.75%) 0.6 これらのデータはポリプロピレン繊維が着色されていな
い場合に、安定剤の同一全濃度での紫外線吸収剤および
ヒンダードアミン安定剤の併用により相乗作用が観察さ
れたことを示している。
25%のC.Iピグメントレッド144により着色され
ている。以下のデータは安定剤全濃度の3つの異なるレ
ベルにおいて、紫外線吸収剤およびヒンダードアミン安
定剤の組み合わせが着色プロピレン繊維中に使用された
場合に、同一の相乗作用が観察されたことを示してい
る。 UVA(%濃度) HALS(%濃度) 1041KJ/m2 に おけるデルタE値 U VA2(1.25%) − 繊維破損 − HALS1(1.25%) 7.4 UVA2(0.31%) HALS1(0.94%) 4.2 UVA2(0.625%) HALS1(0.625%) 4.7 UVA2(0.94%) HALS1(0.31%) 4.7 UVA2(0.75%) − 繊維破損 − HALS1(0.75%) 6.1 UVA2(0.19%) HALS1(0.56%) 5.3 UVA2(0.375%) HALS1(0.375%) 4.2 UVA2(0.56%) HALS1(0.19%) 5.2 UVA2(0.25%) − 繊維破損 − HALS1(0.25%) 10.1 UVA2(0.06%) HALS1(0.19%) 9.3 UVA2(0.125%) HALS1(0.125%) 9.5 UVA2(0.19%) HALS1(0.06%) 7.0
ALS1の相乗的組み合わせは、同一全濃度におけるH
ALS1単独が使用された場合の値と比較してデルタE
値を顕著に下げた。UVA2は繊維を十分に保護せず、
かつ繊維破損は1041KJ/m2 暴露をなす前に生じ
た。
製造されたポリプロピレン繊維をソックスに編み上げ、
そしてキセノンアークウエザロメーター(Xenon Arc We
ather-Ometer) 中において化学線に暴露した。24時間
毎に破滅的な破損(catastrophic failure) について暴
露されたソックスを試験した。この試験における破損
は、刃先のないガラス棒でひっかいた場合のソックスの
物理的破損を観察することにより決定した。この破滅的
な破損が生じるまでの時間が長ければ長いほど、安定剤
系はより効果的である。
察された通り、相乗的安定化は、紫外線吸収剤とヒンダ
ードアミン安定剤の組み合わせが着色ポリプロピレン系
において使用された場合に生じた。しかしながら、実施
例9において見られる変色データとは異なり、相乗作用
はまたこの試験操作における非着色ポリプロピレン繊維
中においても生じた。
25重量%のC.Iピグメントレッド144により着色
されている。UVA(%濃度) HALS(%濃度) 破損までの日数 UVA1(1.25%) − 22 − HALS1(1.25%) 127 UVA1(0.5%) HALS1(0.75%) 137 同じ全濃度でのUVA1およびHALS1の相乗的組み
合わせは、着色ポリプロピレンを同一全濃度におけるH
ALS1単独が使用された場合よりも顕著に紫外線暴露
に耐えるものとした。UVA1は繊維を十分に保護せ
ず、そして繊維の破損がわずか22日後に生じた。
25重量%のC.Iピグメントレッド144により着色
されている。UVA(%濃度) HALS(%濃度) 破損までの日数 UVA2(1.25%) − 15 − HALS1(1.25%) 127 UVA2(0.5%) HALS1(0.75%) 155 同じ全濃度でのUVA2およびHALS1の相乗的組み
合わせは、着色ポリプロピレンを同一全濃度におけるH
ALS1単独が使用された場合よりも顕著に紫外線暴露
から保護した。UVA2は繊維を十分に保護せず、そし
て繊維の破損がわずか15日後に生じた。
25重量%のC.Iピグメントレッド144により着色
されている。UVA(%濃度) HALS(%濃度) 破損までの日数 UVA3(1.25%) − 15 − HALS1(1.25%) 127 UVA3(0.5%) HALS1(0.75%) 173 同じ全濃度でのUVA3およびHALS1の相乗的組み
合わせは、着色ポリプロピレンを同一全濃度におけるH
ALS1単独が使用された場合よりも顕著に紫外線暴露
から保護した。UVA3は繊維を十分に保護せず、そし
て繊維の破損はわずか15日後に生じた。
25重量%のC.Iピグメントレッド144により着色
されている。UVA(%濃度) HALS(%濃度) 破損までの日数 UVA1(1.25%) − 22 − HALS2(1.25%) 127 UVA1(0.5%) HALS2(0.75%) 137 同じ全濃度でのUVA1およびHALS2の相乗的組み
合わせは、着色ポリプロピレンを同一全濃度におけるH
ALS1単独が使用された場合よりも顕著に紫外線暴露
から保護した。UVA1は繊維を十分に保護せず、そし
て繊維の破損はわずか22日後に生じた。
25重量%のC.Iピグメントレッド144により着色
されている。UVA(%濃度) HALS(%濃度) 破損までの日数 UVA2(1.25%) − 15 − HALS2(1.25%) 127 UVA2(0.5%) HALS2(0.75%) 151 同じ全濃度でのUVA2およびHALS2の相乗的組み
合わせは、着色ポリプロピレンをデルタE値を同じ全濃
度のHALS2単独が使用された場合よりも顕著に紫外
線暴露から保護した。UVA1は繊維を十分に保護せ
ず、そして繊維の破損はわずか15日後に生じた。
25重量%のC.Iピグメントレッド144により着色
されている。UVA(%濃度) HALS(%濃度) 破損までの日数 UVA3(1.0%) − 11 − HALS1(1.0%) 116 UVA3(0.5%) HALS1(0.5%) 151 同じ全濃度でのUVA3およびHALS1の相乗的組み
合わせは、着色ポリプロピレンを同一全濃度におけるH
ALS1単独が使用された場合よりも顕著に紫外線暴露
から保護した。UVA3は繊維を十分に保護せず、そし
て繊維の破損はわずか11日後に生じた。
し着色されていない。 UVA(%濃度) HALS(%濃度) 破損までの日数 UVA2(1.25%) − 19 − HALS1(1.25%) 111 UVA2(0.5%) HALS1(0.75%) >144 同じ全濃度でのUVA2およびHALS1の相乗的組み
合わせは、着色ポリプロピレンを同一全濃度におけるH
ALS1単独が使用された場合よりも顕著に紫外線暴露
から保護した。UVA2は繊維を十分に保護せず、そし
て繊維の破損はわずか19日後に生じた。
25%のC.Iピグメントレッド144により着色され
ている。以下のデータは3つの異なる安定剤全濃度にお
いて、紫外線吸収剤およびヒンダードアミン安定剤の組
み合わせが着色プロピレン繊維中に使用された場合に、
同一の相乗作用が観察されたことを示している。UVA(%濃度) HALS(%濃度) 破損までの日数 UVA2(1.25%) − 10 − HALS1(1.25%) 122 UVA2(0.31%) HALS1(0.94%) 137 UVA2(0.625%) HALS1(0.625%) 129 UVA2(0.94%) HALS1(0.31%) 91 UVA2(0.75%) − 9 − HALS1(0.75%) 86 UVA2(0.19%) HALS1(0.56%) 89 UVA2(0.375%) HALS1(0.375%) 87 UVA2(0.56%) HALS1(0.19%) 63 UVA2(0.25%) − 8 − HALS1(0.25%) 53 UVA2(0.06%) HALS1(0.19%) 59 UVA2(0.125%) HALS1(0.125%) 42 UVA2(0.19%) HALS1(0.06%) 38
S1の相乗的組み合わせは、同一全濃度におけるHAL
S1単独が使用された場合と比較して顕著に破損までの
日数を延ばした。UVA2のみが使用された場合それは
繊維を十分に保護しなかった。
を使用することの適用可能性を確認するために、ポリプ
ロピレン繊維を製造しそしてキセノンアークウエザロメ
ータ中において489.9KJ/m2 までの紫外線暴露
で試験し、デルタE値を測定した。
ポリプロピレンはアモコ7200P(Amoco 7200P)であ
る。顔料コンセントレートは、ポリエチレンワックスお
よび表面活性剤が存在する場合に、水性練り技術(aque
ous milling techniques) により作られた。ポリプロピ
レン、コンセントレートおよび安定剤のパウダー−パウ
ダーブレンドをその後作り、そして安定化されたポリプ
ロピレン繊維を紡糸するために使用した。デルタE値の
測定をハンターラブ ウルトラスキャンを使用して行っ
た。
エロー62で着色し、そして0.6重量%のヒンダード
アミンのみによりもしくはこれと0.5重量%の紫外線
吸収剤との組み合わせにより安定化させた。 安定剤(濃度) 165.4KJ/m2 330.8KJ/m2 489.9 KJ/m2 におけるデルタE値 におけるデルタE値 におけるデルタE値 HALS1(0.6%) 3.6 5.9 9.4 HALS1(0.6%)オヨヒ゛ 2.3 3.3 4.3 UVA1(0.5%) HALS1(0.6%)オヨヒ゛ 3.4 3.9 5.0 UVA2(0.5%) 紫外線吸収剤およびヒンダードアミンの双方を含有する
着色繊維は、ヒンダードアミンのみを含有する着色繊維
よりも約50%遅く退色した。付加的に、ヒンダードア
ミンのみを含有する多くの着色繊維は、暴露の間に繊維
表面の腐食もしくは白亜化を被ったが、一方、紫外線吸
収剤をも含有する着色繊維は大いに白亜化を減少させ
た。
エロー147で着色し、そして0.6重量%のヒンダー
ドアミンのみによりもしくは0.5重量%の紫外線吸収
剤との組み合わせにより安定化させた。 安定剤(濃度) 165.4KJ/m2 330.8KJ/m2 489.9 KJ/m2 におけるデルタE値 におけるデルタE値 におけるデルタE値 HALS1(0.6%) 1.9 3.5 5.6 HALS1(0.6%)オヨヒ゛ 1.7 2.5 3.1 UVA1(0.5%) HALS1(0.6%)オヨヒ゛ 1.6 2.8 3.6 UVA2(0.5%) 紫外線吸収剤およびヒンダードアミンの双方を含有する
着色繊維は、ヒンダードアミンのみを含有する着色繊維
よりも約50%遅く退色した。
エロー95で着色し、そして0.6重量%のヒンダード
アミンのみによりもしくはこれと0.0833重量%の
紫外線吸収剤との組み合わせにより安定化させた。 安定剤(濃度) 165.4KJ/m2 330.8KJ/m2 489.9 KJ/m2 におけるデルタE値 におけるデルタE値 におけるデルタE値 HALS1(0.6%) 4.8 11.4 16.1 HALS1(0.6%)オヨヒ゛ 3.5 7.9 11.6 UVA1(0.0833%) HALS1(0.6%)オヨヒ゛ 3.7 8.0 11.7 UVA2(0.0833%) 紫外線吸収剤およびヒンダードアミンの双方を含有する
着色繊維は、ヒンダードアミンのみを含有する着色繊維
よりも約50%遅く退色した。
〔商標名クロモフタルイエローGR(CROMOPHTAL Yellow
GR,)チバガイギー社〕71gを含有する水性の顔料プ
レスケーキ165gを分散させた。その後、ドデカン−
1,2−ジオール3gおよび2−{2−ヒドロキシ−3
−第三−ブチル−5−[2−(メトキシカルボニル)エ
チル]フェニル}−2H−ベンゾトリアゾール24gを
加えた。混合物をガラスビーカー中に攪拌しながら均質
に分散させた。顔料添加剤混合物を約1mm直径のガラ
スビーズ480ないし570mlで満たされた600m
lスチール混合チャンバーを備えた、KDL DYNO
ミル〔ウイリー エー.バコーフェン、バーゼル、スイ
ス(Willy A.Bachofen,Basel,Switzerland 〕中で40分
間20ないし25℃において3000rpmの攪拌速度
および400mL/分のパンピング速度(pumping rate)
にて完全に粉砕した。プラスチックディスク攪拌機は1
0.2m/秒の速度で回転した。微粉砕された顔料/安
定剤混合物を含有する水性懸濁液をろ過し、水で洗浄し
そしてその後乾燥させた。
ダードアミン(HALS1もしくはHALS2)と共に
ポリプロピレン中に混和されて、C.I.ピグメントイ
エロー95で着色されまたベンゾトリアゾールおよび前
記ヒンダードアミンで安定化されたポリプロピレン繊維
と比べて向上された彩色特性および改良された光安定化
を有する紡糸繊維を与えたが、該顔料および安定剤は慣
用の方法により別々にポリプロピレンに加えられてい
る。
を、着色ポリアミドナイロン6もしくは66と置き換え
た場合に、ヒンダードアミンと紫外線吸収剤の組み合わ
せは、いずれか一方の安定剤のみを使用した場合に比べ
てはるかに優れた相乗的安定化をポリアミド繊維に対し
て与えた。
を、着色ポリ(エチレンテレフタレート)FET繊維と
置き換えた場合に、ヒンダードアミンと紫外線吸収剤の
組み合わせは、いずれか一方の安定剤のみを使用した場
合に比べてはるかに優れた相乗的安定化をポリエステル
繊維に対して与えた。
5重量%のC.Iピグメントバイオレット19により着
色されている。 UVA(%濃度) HALS(%濃度) 2930KJ/m2 におけるデルタE値 UVA1(1.0%) − 繊維破損 − HALS1(1.0%) 4.5 UVA1(0.5%) HALS1(0.5%) 0.9 同じ全濃度でのUVA1およびHALS1の相乗的組み
合わせは、デルタE値を同じ全濃度のHALS1単独が
使用された場合のデルタE値から約80%下降させた。
UVA1は繊維を十分に保護せず、かつ繊維破損は29
30KJ/m2暴露をなす前に生じた。
5重量%のC.Iピグメントバイオレット19により着
色されている。 UVA(%濃度) HALS(%濃度) 2930KJ/m2 におけるデルタE値 UVA2(1.0%) − 繊維破損 − HALS1(1.0%) 4.5 UVA2(0.5%) HALS1(0.5%) 1.4 同じ全濃度でのUVA1およびHALS1の相乗的組み
合わせは、デルタE値を同じ全濃度のHALS1単独が
使用された場合のデルタE値から約70%下降させた。
UVA2は繊維を十分に保護せず、かつ繊維破損は29
30KJ/m2暴露をなす前に生じた。
5重量%のC.Iピグメントバイオレット19により着
色されている。 UVA(%濃度) HALS(%濃度) 2930KJ/m2 におけるデルタE値 UVA3(1.0%) − 繊維破損 − HALS1(1.0%) 4.5 UVA3(0.5%) HALS1(0.5%) 2.4 同じ全濃度でのUVA1およびHALS1の相乗的組み
合わせは、デルタE値を同じ全濃度のHALS1単独が
使用された場合のデルタE値から約50%下降させた。
UVA3は繊維を十分に保護せず、かつ繊維破損は29
30KJ/m2暴露をなす前に生じた。
19ないし21において与えられた方法により製造され
た。ポリプロピレン〔アモコ7200P(Amoco7200P)〕
は0.2重量%のC.I.ピグメントイエロー95、
0.1重量%のステアリン酸カルシウム、0.075重
量%のPHOS1、および0.075重量%のAOAを
含有している。ポリプロピレンおよび安定剤並びに0.
067重量%のUVA2(仮にそれが存在する場合に
は)を、ペブルミルするかもしくは好ましくは実施例2
2の操作に従ったダイノミル(dynomill)を行った。繊維
に紡糸する前に、0.6重量%のHALS1をダイノミ
ルした混合物およびポリプロピレンで パウダーブレン
ドした。 安定剤* 165.4KJ/m2 330.8KJ/m2 489.9KJ/m2 ( 濃度) における における における デルタE値 デルタE値 デルタE値 HALS1(0.6%) 7.0 14.8 22.3 (ダイノミルされている −色彩強度100%) HALS1(0.6%) 7.5 18.6 23.8 (ペブルミルされている −色彩強度93%) HALS1(0.6%) 4.7 8.7 12.3 +UVA1(0.067%) (ダイノミルされている −色彩強度108%) HALS1(0.6%) 5.9 10.1 15.4 +UVA2(0.067%) (ダイノミルされている −色彩強度102%) *デルタE値を顕著に減少させたことの他に、UVAの
存在は繊維の白化もしくは表面の白亜化を減少させた。
顔料濃度0.08%を使用してこれらの実験を繰り返し
た場合に、低濃度においてさえUVAの使用はデルタE
値を減少させるのに効果的であった。
19ないし21において与えられた方法により製造され
た。この実施例において、UVAはポリプロピレンおよ
び他の安定剤中に、ダイノミル段階の前にもしくはHA
LS成分と共に紡糸段階の直前に加えられた。ポリプロ
ピレン〔アモコ7200P(Amoco7200P)〕は0.25重
量%のC.I.ピグメントイエロー95、0.1重量%
のステアリン酸カルシウム、0.075重量%のPHO
S1、および0.075重量%のAOAを含有してい
る。ダイノミルを実施例22において与えられた操作に
従って行った。ダイノミル段階の前もしくは紡糸段階の
前のいずれかにおいて、0.083重量%のUVA1も
しくはUVA2を加えた。繊維に紡糸する前に、0.6
重量%のHALS2をダイノミルした混合物(およびU
VA1もしくは2)およびポリプロピレンでパウダーブ
レンドした。 安定剤* 165.4KJ/m2 330.8KJ/m2 489.9KJ/m2 ( 濃度) における における における デルタE値 デルタE値 デルタE値 HALS2(0.6%) 5.2 10.3 15.1 (ダイノミルされている) HALS2(0.6%) 3.5 7.9 11.6 +UVA1(0.0833%) (ダイノミルされている、 UVAは紡糸段階で加えた) HALS2(0.6%) 4.7 8.7 12.3 +UVA1(0.0833%) (ダイノミルされている、 UVAはダイノミル段階で加えた) HALS2(0.6%) 3.7 8.0 11.7 +UVA2(0.0833%) (ダイノミルされている、 UVAは紡糸段階で加えた) HALS2(0.6%) 3.3 7.9 10.7 +UVA2(0.0833%) (ダイノミルされている、 UVAはダイノミル段階で加えた) ダイノミル段階でUVAを加えたときに、耐光堅牢度に
おいて小さいがしかし識別できる利点を有した。本発明
の顔料組成物を含有する繊維は、安定化された顔料組成
物がコミル(comil) により、例えばダイノミルにより製
造された場合に、より高い彩度を示した。
S1およびUVA2の混合物と併用し、その後化学線に
暴露したときに、顔料は長期間に渡って変色および色彩
強度の減少に抵抗し続けた。
Claims (15)
- 【請求項1】 有効量の紫外線吸収剤およびヒンダード
アミンの相乗的組み合わせにより安定化された着色熱可
塑性ポリマー繊維。 - 【請求項2】 熱可塑性ポリマーはポリオレフィン、ポ
リアミドもしくはポリエステルであるところの請求項1
記載の繊維。 - 【請求項3】 ポリマーはポリプロピレン、ポリアミド
もしくはポリエステルであるところの請求項2記載の繊
維。 - 【請求項4】 ポリマーはポリプロピレン、ポリカプロ
ラクタム(ナイロン6)、ポリ(ヘキサメチレンアジパ
ミド)(ナイロン66)、ポリ(エチレンテレフタレー
ト)PETもしくはPETコポリマーであるところの請
求項3記載の繊維。 - 【請求項5】 紫外線吸収剤は2−ヒドロキシフェニル
ベンゾトリアゾール、o−ヒドロキシフェニル−s−ト
リアジン、2−ヒドロキシベンゾフェノン、ベンゾキサ
ジノン、α−シアノアクリレート、オキサニリドおよび
ニッケル錯体よりなる群から選択されるところの請求項
1記載の繊維。 - 【請求項6】 紫外線吸収剤はベンゾトリアゾールもし
くはs−トリアジンであるところの請求項2記載の繊
維。 - 【請求項7】 ヒンダードアミンは2,2,6,6−テ
トラメチルピペリジンより誘導されるところの請求項1
記載の繊維。 - 【請求項8】 本発明の安定剤の組み合わせの有効量
は、熱可塑性繊維に基づいて0.25ないし6%であ
り、ヒンダードアミンの有効量は熱可塑性繊維に基づい
て0.05ないし5重量%であり、および紫外線吸収剤
の有効量は熱可塑性繊維に基づいて0.05ないし5重
量%であるところの請求項1記載の繊維。 - 【請求項9】 紫外線吸収剤は2−{2−ヒドロキシ−
3−第三−ブチル−5−[2−(メトキシカルボニル)
エチル]フェニル}−2H−ベンゾトリアゾール、 2−[2−ヒドロキシ−3,5−ジ(α,α−ジメチル
ベンジル)フェニル]−2H−ベンゾトリアゾール、 2,4−ジフェニル−6−(2−ヒドロキシ−4−ヘキ
シルオキシフェニル)−s−トリアジン、 2,4−ビス(2,4−ジメチルフェニル)−6−(2
−ヒドロキシ−4−オクチルオキシフェニル)−s−ト
リアジン、 2−(2−ヒドロキシ−3−α−クミル−5−第三−オ
クチルフェニル)−2H−ベンゾトリアゾール、 5−ベンゼンスルホニル−2−(2−ヒドロキシ−3,
5−ジ−第三−ブチルフェニル)−2H−ベンゾトリア
ゾール、 2−ヒドロキシ−4−ドデシルオキシベンゾフェノン、
もしくは2−ヒドロキシ−4−オクチルオキシ−ベンゾ
フェノンであるところの請求項1記載の繊維。 - 【請求項10】 ヒンダードアミンは1−(2−ヒドロ
キシエチル)−2,2,6,6−テトラメチル−4−ヒ
ドロキシ−ピペリジンおよび琥珀酸の重縮合生成物、 4,4’−ヘキサメチレン−ビス(アミノ−2,2,
6,6−テトラメチル−ピペリジン)および2,4−ジ
クロロ−6−第三−オクチルアミノ−s−トリアジンの
重縮合生成物、 4,4’−ヘキサメチレン−ビス(アミノ−2,2,
6,6−テトラメチル−ピペリジン)および2,4−ジ
クロロ−6−モルホリノ−s−トリアジンの重縮合生成
物、 ポリ[メチル3−(2,2,6,6−テトラメチルピペ
リジニ−4−イルオキシ)プロピル]シロキサン、 ビス(2,2,6,6−テトラメチルピペリジニ−4−
イル)シクロヘキシレンジオキシジメチルマロネート、 1,3,5−トリス{N−シクロヘキシル−N−[2−
(2,2,6,6−テトラメチルピペラジノ−3−オニ
−4−イル)エチル]アミノ−s−トリアジン、 N,N’,N’’,N’’’−テトラキス[4,6−ビ
ス(ブチル−(2,2,6,6−テトラメチルピペリジ
ニ−4−イル)アミノ)−s−トリアジニ−2−イル]
−1,10−ジアミノ−4,7−ジアザデカン、もしく
は2,2,6,6−テトラメチルピペリジニ−4−イル
炭素原子数16ないし20のアルカノエートであるとこ
ろの請求項1記載の繊維。 - 【請求項11】 熱可塑性ポリマーは、アゾ、アゾメチ
ン、メチン、アントラキノン、フタロシアニン、ペリノ
ン、ペリレン、ジオキサジン、ジアリルジケトピロロピ
ロール、チオインジゴ、イミノイソインドリン、イミノ
イソインドリノン、キナクリドン、キナクリドンキノ
ン、フラバトロン、インダンスロン、アントラピリミジ
ンおよびキノフタロン顔料、およびアゾ、アゾメチンお
よびメチンの金属錯体顔料である顔料群より選択された
顔料により着色されているか、金属酸化物、アンチモン
イエロー、クロム酸鉛、クロム硫酸鉛、モリブデン酸
鉛、ウルトラマリンブルー、コバルトブルー、マンガン
ブルー、酸化クロムグリーン、水和酸化クロムグリー
ン、コバルトグリーン、およびまた硫化金属、カドミウ
ムスルホセレニド、亜鉛フェライト、カドミウム−水銀
スルフィド、バナジン酸ビスマスおよび混合酸化金属
(MMO)より選択された顔料により着色されていると
ころの請求項1記載の繊維。 - 【請求項12】 顔料は有機顔料であるところの請求項
1記載の繊維。 - 【請求項13】 (a)有機もしくは無機顔料、および (b)有効安定化量の(i)ヒンダードアミン、および
(ii)紫外線吸収剤の混合物よりなる安定化された顔
料組成物。 - 【請求項14】 本発明の安定剤の組み合わせの有効量
は、顔料に基づいて10ないし50重量%であって、ヒ
ンダードアミンの有効量は、顔料に基づいて1ないし4
9重量%であり、また紫外線吸収剤の有効量は、顔料に
基づいて1ないし49重量%であるところの請求項13
記載の組成物。 - 【請求項15】 有機もしくは無機顔料を、顔料に基づ
いて10ないし50重量%の安定剤の混合物と粉砕する
ことよりなる請求項13記載の安定化された顔料組成物
の製造方法であって、前記混合物は、顔料に基づいて1
ないし49重量%のヒンダードアミン、および顔料に基
づいて1ないし49重量%の紫外線吸収剤であるところ
の請求項13記載の安定化された顔料組成物の製造方
法。
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