JPH08193639A - 流体封入式防振ブッシュ - Google Patents

流体封入式防振ブッシュ

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JPH08193639A
JPH08193639A JP7005054A JP505495A JPH08193639A JP H08193639 A JPH08193639 A JP H08193639A JP 7005054 A JP7005054 A JP 7005054A JP 505495 A JP505495 A JP 505495A JP H08193639 A JPH08193639 A JP H08193639A
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cushioning
rubber
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順和 中村
Masahiro Shimizu
雅浩 清水
Setsuo Nishi
節夫 西
Atsuhiko Murayama
敦彦 村山
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Toyota Motor Corp
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Sumitomo Riko Co Ltd
Toyota Motor Corp
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    • F16F13/00Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs
    • F16F13/04Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper
    • F16F13/06Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper the damper being a fluid damper, e.g. the plastics spring not forming a part of the wall of the fluid chamber of the damper
    • F16F13/08Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper the damper being a fluid damper, e.g. the plastics spring not forming a part of the wall of the fluid chamber of the damper the plastics spring forming at least a part of the wall of the fluid chamber of the damper
    • F16F13/14Units of the bushing type, i.e. loaded predominantly radially
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F1/00Springs
    • F16F1/36Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers
    • F16F1/38Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers with a sleeve of elastic material between a rigid outer sleeve and a rigid inner sleeve or pin, i.e. bushing-type
    • F16F1/3835Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers with a sleeve of elastic material between a rigid outer sleeve and a rigid inner sleeve or pin, i.e. bushing-type characterised by the sleeve of elastic material, e.g. having indentations or made of materials of different hardness

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 異音等の発生を抑えつつ、支軸部材と筒部材
との相対的変位量を緩衝的に且つ確実に制限することが
出来る、耐久性に優れた変位規制手段の実現。 【構成】 支軸部材12および筒部材14の何れか一
方から流体室58内に突出し、突出先端面46が支軸部
材12および筒部材14の何れか他方に対して直接に対
向せしめられる合成樹脂製の当接部26と、該当接部2
6よりも大きな突出高さで形成されて、当接部26の隣
接面44,44に密接配置された緩衝部42,42とを
含んで、支軸部材12と筒部材14との軸直角方向の相
対的変位量を制限する変位規制手段を構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、ゴム弾性体によって連結された
支軸部材と筒部材の間に流体室を形成し、該流体室に封
入された流体の流動作用に基づいて防振効果を得るよう
にした流体封入式の防振ブッシュに係り、特に、支軸部
材と筒部材の軸直角方向の変位量を制限する変位規制手
段を流体室中に備えた流体封入式防振ブッシュに関する
ものである。
【0002】
【背景技術】従来から、振動伝達系を構成する部材間に
介装される防振連結体乃至は防振支持体の一種として、
支軸金具とその外方に所定距離を隔てて配された筒金具
とを、それらの間に介装されたゴム弾性体にて連結せし
めて、それら支軸金具と筒金具の間に流体室を形成する
ことにより、入力振動に対して封入流体の流動作用に基
づく防振効果が発揮されるようにした流体封入式の防振
ブッシュが知られており、例えば自動車用のストラット
バークッションの如き、サスペンションブッシュ等に用
いられている。
【0003】また、このような防振ブッシュにおいて
は、実開昭63−99050号公報や特開平3−277
845号公報等に開示されているように、流体室内にお
いて支軸金具から筒金具側に向かって突出し、筒金具へ
の当接によって、大きな荷重入力時における支軸金具と
筒金具の相対的な軸直角方向変位量を制限してゴム弾性
体の過大な変形を防止する変位規制手段が、好適に採用
される。そして、かかる変位規制手段は、一般に、支軸
金具に対して軸直角方向外方に突出するストッパ金具を
固着すると共に、該ストッパ金具の突出先端面を緩衝ゴ
ムで覆って筒金具に対向位置せしめた構造とされてい
る。
【0004】ところが、かくの如き従来構造の変位規制
手段では、変位規制手段に入力される荷重が全て緩衝ゴ
ムに作用することとなり、緩衝ゴムに対する大荷重の入
力が避けられないために、緩衝ゴムにおいて十分な耐久
性を確保することが難しいという問題があった。
【0005】なお、実開平4−107539号公報に
は、ストッパ金具の突出先端面の中央部分に凹部を設け
て、該凹部にだけ緩衝ゴムを配設することにより、入力
荷重が小さい間は、緩衝ゴムを筒金具に当接させて弾性
的な変位規制効果を発揮させる一方、入力荷重が大きく
なった場合には、ストッパ金具における緩衝ゴムで覆わ
れていない周方向両側き突出先端面を筒金具に当接させ
て緩衝ゴムの潰れを防止することにより、緩衝ゴムの耐
久性を確保するようにした変位規制手段が開示されてい
る。
【0006】しかしながら、この公報に開示された変位
規制手段においては、入力荷重が大きくなって緩衝ゴム
が大きく変形した際に、該緩衝ゴムがストッパ金具に形
成された凹部の内面に当接することにより打音が発生し
易いという問題があった。また、かかる変位規制手段に
おいては、筒金具の内周面にゴム層が加硫接着されてお
り、このゴム層を介して、ストッパ金具の突出先端面が
筒金具に当接されるために、ストッパ金具の当接時に該
ゴム層の潰れ等に起因する異音も発生し易いという問題
もあった。
【0007】
【解決課題】ここにおいて、本発明は、上述の如き事情
を背景として為されたものであって、その解決課題とす
るところは、異音や打音等の発生を抑えつつ、支軸部材
と筒部材との相対的変位量を緩衝的に且つ確実に制限す
ることが出来ると共に、優れた耐久性が発揮される変位
規制手段を備えた流体封入式防振ブッシュを提供するこ
とにある。
【0008】
【解決手段】そして、かかる課題を解決するために、本
発明の特徴とするところは、支軸部材と、その外方に所
定距離を隔てて配された筒部材とを、ゴム弾性体によっ
て連結せしめて、それら支軸部材と筒部材の間に、所定
の非圧縮性流体が封入された流体室を形成すると共に、
該流体室内において前記支軸部材および前記筒部材の何
れか一方の側から突出し他方の側への当接によってそれ
ら支軸部材と筒部材との軸直角方向の相対変位量を制限
する変位規制手段を設けた流体封入式防振ブッシュにお
いて、前記支軸部材および前記筒部材の何れか一方の側
から突出し、突出先端面において該支軸部材および該筒
部材の何れか他方に対して所定距離を隔てて直接に対向
せしめられる当接部と、該当接部の隣接面に密接して配
設されて、該当接部よりも前記支軸部材または前記筒部
材との対向側に突出し、突出先端面において該支軸部材
または該筒部材に対して対向せしめられる弾性材からな
る前記当接部よりも剛性の低い緩衝部とを含んで、前記
変位規制手段を構成したことにある。
【0009】また、本発明の好ましい第一の態様におい
ては、前記当接部を挟んだ周方向両側において該当接部
よりも低い突出高さで周方向に広がる支持部が設けら
れ、かかる支持部の突出先端面上に前記緩衝部が配設さ
れる。
【0010】更にまた、本発明の好ましい第二の態様に
おいては、前記支持部の突出先端面が、前記当接部から
周方向両側に向かって下傾する傾斜面とされる。
【0011】
【作用・効果】本発明に従う構造とされた流体封入式防
振ブッシュにおいては、入力荷重が比較的小さい間は、
緩衝部が支軸部材または筒部材に当接することにより、
該緩衝部の弾性変形作用によって緩衝的な変位規制効果
が発揮される一方、入力荷重が大きくなった場合には、
当接部が直接に支軸部材または筒部材に当接することに
より、緩衝部への入力荷重の増加が制限されると共に、
確実な変位規制効果が発揮される。
【0012】そこにおいて、緩衝部は、当接部に対して
予め密接して配設されており、当接部から逃げる方向に
変形せしめられることから、緩衝部の変形時にも、該緩
衝部が当接部に当たって打音を生ずることがない。しか
も、緩衝部の変形量は、当接部の突出先端面が支軸部材
または筒部材に直接に当接されることによって確実に制
限されることから、緩衝部の耐久性が有利に確保され
る。
【0013】また、当接部の突出先端面は、緩衝部材や
ゴム層を介することなく、支軸部材または筒部材に対し
て直接に当接されることから、緩衝部材等の潰れ等に起
因する異音の発生が防止されると共に、当接部が緩衝部
よりも剛性の高い部材にて形成されているため、大荷重
入力時にも確実な変位規制機能が発揮され得るのであ
る。
【0014】さらに、本発明の好ましい第一の態様に係
る流体封入式防振ブッシュにおいては、支持部の突出高
さを調節することによって、緩衝部の突出先端面と支軸
部材または筒部材との対向面間距離を目的とする値に保
ちつつ、緩衝部の厚さ寸法を容易に変更することが出来
ることから、変位規制手段によって発揮される変位規制
特性のチューニングが容易となるといった利点がある。
【0015】また、本発明の好ましい第二の態様に係る
流体封入式防振ブッシュにおいては、緩衝部が支軸部材
または筒部材に当接した際の該緩衝部の変形が、支持部
の傾斜面によって、当接部から離れる方向に安定して生
ぜしめられ得、緩衝部における変形集中等が防止される
ことから、より優れた耐久性の向上が図られ得る。
【0016】
【実施例】以下、本発明を更に具体的に明らかにするた
めに、本発明の実施例について、図面を参照しつつ、詳
細に説明する。
【0017】先ず、図1及び図2には、本発明の一実施
例としての自動車用ストラットバークッション10が示
されている。このストラットバークッション10は、支
軸部材としての内筒金具12と、筒部材としての外筒金
具14とが、互いに径方向に所定距離を隔てて配設され
ていると共に、それらの間にゴム弾性体16が介装され
て、内外筒金具12,14が互いに弾性的に連結されて
なる構造を有している。そして、内筒金具12の内孔1
8に図示しない枢軸が挿通されて、該内筒金具12が車
体側に取り付けられる一方、外筒金具14が図示しない
ストラットバーの先端部に形成された装着孔に圧入固定
されることにより、ストラットバーの車体側への取付部
位に介装されて、ストラットバーを車体側に防振連結す
るようになっている。なお、かくの如き装着状態下、ス
トラットバークッション10には、内外筒金具12,1
4間に対し、図1中の上下方向およびそれに対して僅か
に傾斜した方向に相当する径方向に主たる振動荷重が入
力されることとなる。
【0018】より詳細には、内筒金具12は、厚肉の円
筒形状を有しており、更に、その軸方向中央部分の外周
面に対して、ストッパ部材20が固着されている。この
ストッパ部材20は、金属材料等にて形成することも可
能であるが、本実施例では繊維強化されたナイロン66
等の合成樹脂材料によって形成されて、図3及び図4に
も示されているように、全体として略円筒形状を有して
おり、例えば、内筒金具12を配設した成形キャビティ
内に樹脂材料を充填して内筒金具12の外周面上に一体
成形すること等によって、内筒金具12に外挿状態で装
着固定されている。
【0019】また、ストッパ部材20は、径方向一方向
(図3中、左右方向)で対向位置する部分が、それぞれ
球状外周面22,22とされている一方、それに直交す
る径方向(図3中、上下方向)で対向位置する部分に
は、それぞれ軸方向中央部分から径方向外方に向かって
突出するストッパ突起24,24が一体的に形成されて
いる。これらのストッパ突起24,24は、何れも、略
1/4周弱の周方向長さを有していると共に、径方向外
方に行くに従って周方向両側に広がる扇形状を有してい
る。また、各ストッパ突起24の突出先端部は、周方向
中央部分が周方向両側部分よりも一段高くされており、
それによって、かかる突出先端部の周方向中央部分に当
接部26が形成されていると共に、該当接部26を挟ん
だ周方向両側に、該当接部26よりも突出高さの低い支
持部28,28が一体的に形成されている。なお、これ
ら当接部26および支持部28,28の突出先端面は、
何れも、軸方向において略平坦で、且つ周方向において
湾曲して延びる帯状の略円弧状面とされている。
【0020】さらに、図5及び図6に示されているよう
に、ストッパ部材20が装着された内筒金具12の径方
向外方には、全体として薄肉の大径円筒形状を有する金
属スリーブ30が、略同一軸心上において径方向に所定
距離を隔てて配設されている。そして、これら内筒金具
12と金属スリーブ30の間に、全体として略厚肉の円
筒形状を有するゴム弾性体16が介装されており、該ゴ
ム弾性体16の内周面に内筒金具12が、外周面に金属
スリーブ30が、それぞれ加硫接着された一体加硫成形
品32として形成されている。
【0021】また、金属スリーブ30には、周上の一か
所を軸方向に延びる所定幅の切断部34が設けられてい
ると共に、ゴム弾性体16に対して、外周面上から該切
断部34の対向面間にまで延びる切欠溝36が形成され
ている。即ち、金属スリーブ30に縮径力を加えること
により、切欠溝36が潰されて金属スリーブ30が縮径
され、ゴム弾性体16に対して予備圧縮が及ぼされるよ
うになっているのである。
【0022】更にまた、金属スリーブ30には、ストッ
パ部材20のストッパ突起24,24の突出方向外方に
おいてそれぞれ開口する一対の窓部38,38が形成さ
れていると共に、ゴム弾性体16には、ストッパ部材2
0のストッパ突起24,24が配設された部分において
一対のポケット部40,40が形成されており、かかる
ポケット部40,40が、それぞれ、窓部38を通じて
金属スリーブ30の外周面上に開口せしめられている。
なお、各ポケット部40の内部には、その底面の中央部
分から外方に向かってストッパ突起24が突出位置させ
られている。
【0023】また、各ポケット部40内に突出するスト
ッパ突起24の突出先端面には、緩衝部としての緩衝ゴ
ム42,42が、支持部28,28の外周面をそれぞれ
全面に亘って覆うようにして配設され、加硫接着されて
いる。この緩衝ゴム42は、当接部26の突出先端面4
6には配設されておらず、当接部26の突出先端面46
は直接に外部に露呈されている。また、緩衝ゴム42
は、当接部26と支持部28との間の段差面44に対し
て密に接する状態で設けられており、特に本実施例では
段差面44の略全面に対して接着されている。さらに、
かかる緩衝ゴム42は、その突出先端面48が、当接部
26の突出先端面46よりも径方向外方に位置せしめら
れている。即ち、本実施例では、当接部26の周方向両
側に緩衝ゴム42,42が配設されており、これらの緩
衝ゴム42,42は、隣り合う当接部26における隣接
面である段差面44,44に対して、密着して配されて
いるのである。
【0024】なお、本実施例では、各緩衝ゴム42が、
何れも、ゴム弾性体16と一体的に形成されていると共
に、当接部26の突出先端面46を除くストッパ部材2
0の外周面の全面が薄肉のゴム層50で被覆されてお
り、このゴム層50によって、緩衝ゴム42がゴム弾性
体16に対して一体的に接続されていると共に、該緩衝
ゴム42のストッパ部材20への固着力が有利に確保さ
れるようになっている。
【0025】また、金属スリーブ30の外周面には、略
全面に亘って薄肉のシールゴム層52が、ゴム弾性体1
6と一体的に形成されている。更に、図7に示されてい
るように、かかるシールゴム層52には、金属スリーブ
30に切断部34が設けられていない側において、該金
属スリーブ30の外周面上を窓部38,38間に跨がっ
て周方向に延びて、一対のポケット部40,40を相互
に接続する周溝56が形成されている。なお、かかる周
溝50のうち、各ポケット部40に接続される両端部分
は、それぞれ、拡幅されている。また、図面上では必ず
しも明らかでないが、シールゴム層52の表面上には、
その軸方向両端部分を周方向に連続して延びるシールリ
ップ54と、切欠溝36を周方向に挟んだ両側を軸方向
に連続して延びるシールリップと、周溝を跨いで軸方向
に延びるシールリップ54とが、それぞれ一体的に形成
されている。
【0026】さらに、図1及び図2に示されているよう
に、かくの如き一体加硫成形品32に対して、大径円筒
形状を有する外筒金具14が外挿され、八方絞り加工等
で縮径されることにより、金属スリーブ30の外周面に
対して嵌着固定されている。また、外筒金具14の軸方
向両端部は、金属スリーブ30の軸方向端面に対してか
しめ固定されている。なお、この外筒金具14の装着に
よって、金属スリーブ30の切断部34に設けられた切
欠溝36が潰されて金属スリーブ30も縮径されること
により、ゴム弾性体16に対して予備圧縮が加えられて
いる。また、金属スリーブ30と外筒金具14の嵌着面
間では、シールゴム層52およびシールリップ54が挟
圧されており、かかる嵌着面間が流体密にシールされて
いる。
【0027】また、外筒金具14が装着されることによ
り、一体加硫成形品32における一対のポケット部4
0,40が覆蓋されて、それぞれ内部に所定の非圧縮性
流体が封入された一対の流体室58,58が形成されて
いると共に、周溝56が覆蓋されて、それらの流体室5
8,58を相互に連通するオリフィス通路60が形成さ
れている。これにより、前述の如く、図1中の略上下方
向に振動荷重が入力されると、両流体室58,58間で
オリフィス通路60を通じての流体流動が生ぜしめられ
て、かかる流体の共振作用等の流動作用に基づいて防振
効果が発揮されるようになっているのである。
【0028】なお、本実施例では、オリフィス通路60
を通じて流動せしめられる流体の共振作用に基づいてロ
ードノイズ等に相当する周波数域の入力振動に対して有
効な防振効果が発揮されるように、封入流体として、水
やアルキレングリコール,ポリアルキレングリコール,
シリコーン油等の粘度が0.1Pa・s以下の低粘性流
体が好適に採用されると共に、オリフィス通路60の長
さや断面積等が適当にチューニングされる。また、流体
の封入は、例えば、一体加硫成形品32への外筒金具1
4の組付けを流体中で行うこと等によって、有利に為さ
れ得る。
【0029】このようにして形成されたストラットバー
クッション10においては、各流体室58中において、
底面の中央部分からストッパ突起24が突出配置されて
いると共に、かかるストッパ突起24に形成された当接
部26と緩衝ゴム42,42とが、それぞれの突出先端
面46,48において、外筒金具14の内周面62に対
して、径方向に所定距離を隔てて対向せしめられている
のである。ここにおいて、当接部26と外筒金具14の
対向面には、何れもゴム等が設けられておらず、互いに
直接に対向せしめられている。また、緩衝ゴム42,4
2と外筒金具14との対向面間距離:T1は、当接部2
6と外筒金具14との対向面間距離:T2よりも所定量
だけ小さく設定されている。
【0030】そして、主たる振動荷重入力方向(図1中
の略上下方向)に荷重が入力されると、図8に荷重
(W)と内外筒相対変位量(δ)との関係を表す荷重−
変位曲線が示されているように、入力荷重が十分に小さ
い間(図8中のW1の範囲)では、ゴム弾性体16の弾
性変形に基づいて柔らかいばね特性が発揮されるのであ
り、次いで、入力荷重が少し大きくなると(図8中のW
2の範囲)、緩衝ゴム42の突出先端面48が外筒金具
14に当接せしめられて、該緩衝ゴム42の緩衝作用の
下に内筒金具12と外筒金具14の相対変位量(δ)が
制限されることとなり、更に、入力荷重がより大きくな
ると(図8中のW3の範囲)、緩衝ゴム42に加えて当
接部26の突出先端面46も外筒金具14に当接せしめ
られて、緩衝ゴム42のそれ以上の変形が防止されるこ
とにより、内筒金具12と外筒金具14の相対的変位量
(δ)が確実に制限されることとなるのである。なお、
このことから明らかなように、本実施例では、当接部2
6と緩衝ゴム42を含んで、内外筒金具12,14の相
対的変位量を制限する変位規制手段が構成されている。
【0031】そこにおいて、当接部26は、外筒金具1
4に対して、ゴム層等を介することなく直接に当接され
ることから、該当接部26を構成する合成樹脂材料の剛
的特性に基づいて、内外筒金具12,14の相対変位量
が確実に制限され得るのであり、しかも、当接部26の
外筒金具14に対する当接時には、当接前に緩衝ゴム4
2の弾性変形によってエネルギが吸収されて大きな衝撃
や打音の発生が軽減乃至は回避されるのであり、特に本
実施例では、当接の瞬間に、当接部26を構成する合成
樹脂材料の瞬間的な弾性的特性に基づいて、衝撃や打音
が一層効果的に防止され得るのである。
【0032】そして、それ故、上述の如き構造とされた
ストラットバークッション10においては、中間の荷重
領域(図8中のW2の範囲)に適当な緩衝部分を有しつ
つ、内外筒相対変位量(δ)を確実に制限することの出
来る、優れた荷重−変位曲線の立ち上がり特性を得るこ
とが出来るのである。
【0033】また、かかるストラットバークッション1
0においては、緩衝ゴム42の変形量が、当接部26の
外筒金具14への当接によって確実に制限されることか
ら、該緩衝ゴム42が潰れて異音を生ずることが防止さ
れると共に、緩衝ゴム42の過大な変形に起因する亀裂
や剥離等の発生が有効に防止されて、優れた耐久性が発
揮され得るのである。
【0034】しかも、緩衝ゴム42は、当接部26の周
方向両側面(段差面44,44)に対して当初より密着
されていることから、緩衝ゴム42の変形時にも、該緩
衝ゴム42が当接部26に当たって打音を生ずることが
ない。なお、特に本実施例では、緩衝ゴム42が被着さ
れた支持部28の突出先端面が、ストッパ突起24から
周方向両側に向かって下傾した傾斜面状の湾曲面とされ
ていることから、緩衝ゴム42が外筒金具14に当接し
た際、該緩衝ゴム42における弾性変形が、当接部26
から周方向両側に離れる方向により安定して生ぜしめら
れることとなり、局部的な変形等が防止されて一層優れ
た耐久性の向上効果が発揮される。
【0035】また、上述の如き構造とされたストラット
バークッション10においては、当接部26を挟んだ周
方向両側に緩衝ゴム42,42が設けられていることか
ら、ストラットバーの揺動等に伴って荷重入力方向が周
方向の何れの側に変化した場合でも、緩衝ゴム42と当
接部26とによる、上述の如き変位量制限特性が、安定
して発揮されるのである。
【0036】しかも、本実施例では、緩衝ゴム42が、
ストッパ部材20に設けられた支持部28上に設けられ
ていることから、該支持部28の突出高さを調節するこ
とによって、緩衝ゴム42と外筒金具14との対向面間
距離を所定の設定値に保ちつつ、緩衝ゴム42の厚さ寸
法を容易に変更することが出来るのであり、それ故、変
位規制手段によって発揮される変位規制特性のチューニ
ング自由度が大きく確保され得る。
【0037】さらに、本実施例のストラットバークッシ
ョン10においては、大荷重が入力される当接部26と
外筒金具14との当接方向が径方向に一致することか
ら、実開平4−107539号公報に開示されているよ
うにストッパ部材の周方向両側に当接部を設ける場合に
比して、当接部26の耐荷重強度を有効に確保すること
が出来るのであり、それによって当接部26の樹脂化が
有利に実現されるといった利点もある。
【0038】また、本実施例のストラットバークッショ
ン10においては、当接部26の周方向両側に緩衝ゴム
42,42が形成されていることから、それら緩衝ゴム
42,42を形成した場合でも変位規制手段の軸方向長
さ(図2中のL)を小さく設定することが出来るのであ
り、それ故、流体室58の容積が有利に確保されると共
に、内外筒金具12,14のこじり方向の剛性アップが
回避され得て、ストラットバーの揺動抵抗力が低く抑え
られるといった効果も発揮される。
【0039】更にまた、本実施例のストラットバークッ
ション10においては、ストッパ部材20が、ストッパ
突起24,24の対向方向に直交する方向で対向位置せ
しめられた部分が球状外周面22,22をもって形成さ
れていることから、内外筒金具12,14のこじり方向
の剛性が低く抑えられて、ストラットバーの揺動抵抗力
が一層軽減される。
【0040】また、本実施例のストラットバークッショ
ン10においては、ストッパ突起24と緩衝ゴム42,
42を含んで構成されて、流体室58内に突設された変
位規制手段が、全体として、径方向外方に行くに従って
周方向に広がる扇形状とされていることから、流体室5
8の容積を十分に確保しつつ、且つゴム弾性体16によ
って発揮される防振特性に悪影響を及ぼすことなく、当
接部26および緩衝ゴム42,42の外筒金具14に対
する当接面を大きく設定して、耐荷重特性および耐久性
を有利に得ることが出来るのである。
【0041】以上、本発明の実施例について詳述してき
たが、これは文字通りの例示であって、本発明は、かか
る具体例にのみ限定して解釈されるものではない。
【0042】例えば、前記実施例では、一対の流体室5
8,58が形成されていたが、流体室の数は限定される
ものでなく、単一或いは三つ以上の流体室が形成された
防振ブッシュに対しても、本発明は同様に適用され得、
また、複数の流体室を有する場合には、少なくとも一つ
の流体室の内部に変位規制手段を有する防振ブッシュに
対して、本発明は有利に適用され得る。
【0043】また、流体室に封入された流体の粘度や種
類等は、要求される防振特性等に応じて決定されるもの
であって限定されるものでなく、例えば、10Pa・s
以上の粘度を有する高粘性流体を封入して流体のずり剪
断作用に基づく減衰効果を得るようにした防振ブッシュ
等に対しても、本発明は同様に適用され得る。
【0044】更にまた、前記実施例では、緩衝ゴム42
が段差面44(当接部26の周方向両側面)に対して接
着されていたが、該緩衝ゴム42を段差面44に対して
接着することなく、単に密接して配するだけでも良い。
【0045】さらに、外筒金具14は、少なくも当接部
26が当接される場所が、直接に露呈されていれば良
く、例えば、該外筒金具14の内周面に対してシールゴ
ム層52を形成することも可能である。
【0046】また、支軸部材を樹脂材料で形成し、該支
軸部材に対してストッパ部材を一体形成することも可能
であり、そのような場合には、ストッパ部材に対して取
付用の円筒状部を形成する必要はない。更にまた、別途
形成したストッパ部材を支軸部材に対して圧入すること
等により、後工程で固着するようにしても良い。
【0047】更にまた、緩衝部は当接部に隣接配置され
ていれば良く、その配置形態は前記実施例のものに限定
されるものでない。例えば、当接部の軸方向に緩衝部を
隣接配置したり、当接部の周囲に緩衝部を隣接配置した
りすること等も可能である。
【0048】また、変位規制手段の周方向両側面を扇形
状とすることなく、例えば、変位規制手段の突出方向に
平行に延びる面等をもって形成しても良い。
【0049】加えて、本発明は、ストラットバークッシ
ョン以外のサスペンションブッシュや、自動車以外の各
種分野で用いられる流体封入式防振ブッシュに対して
も、同様に適用され得る。
【0050】その他、一々列挙はしないが、本発明は、
当業者の知識に基づいて、種々なる変更,修正,改良等
を加えた態様において実施され得るものであり、また、
そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限
り、何れも、本発明の範囲内に含まれるものであること
は、言うまでもないところである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としてのストラットバークッ
ションを示す横断面図であって、図2におけるI−I断
面に相当する図である。
【図2】図1におけるII−II断面図である。
【図3】図1に示されたストラットバークッションを構
成する内筒金具とストッパ部材を示す軸方向端面図であ
る。
【図4】図3における右側面図である。
【図5】図1に示されたストラットバークッションを構
成する一体加硫成形品を示す横断面図であって、図6に
おけるV−V断面図に相当する図である。
【図6】図5におけるVI−VI断面図である。
【図7】図5におけるA矢視方向の端面図である。
【図8】図1に示されたストラットバークッションの特
性を説明するための荷重−変位量曲線図である。
【符号の説明】
10 ストラットバークッション 12 内筒金具 14 外筒金具 16 ゴム弾性体 20 ストッパ部材 24 ストッパ突起 26 当接部 28 支持部 42 緩衝ゴム 44 段差面 58 流体室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西 節夫 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 村山 敦彦 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支軸部材と、その外方に所定距離を隔て
    て配された筒部材とを、ゴム弾性体によって連結せしめ
    て、それら支軸部材と筒部材の間に、所定の非圧縮性流
    体が封入された流体室を形成すると共に、該流体室内に
    おいて前記支軸部材および前記筒部材の何れか一方の側
    から突出し他方の側への当接によってそれら支軸部材と
    筒部材との軸直角方向の相対変位量を制限する変位規制
    手段を設けた流体封入式防振ブッシュにおいて、 前記支軸部材および前記筒部材の何れか一方の側から突
    出し、突出先端面において該支軸部材および該筒部材の
    何れか他方に対して所定距離を隔てて直接に対向せしめ
    られる当接部と、該当接部の隣接面に密接して配設され
    て、該当接部よりも前記支軸部材または前記筒部材との
    対向側に突出し、突出先端面において該支軸部材または
    該筒部材に対して対向せしめられる弾性材からなる前記
    当接部よりも剛性の低い緩衝部とを含んで、前記変位規
    制手段を構成したことを特徴とする流体封入式防振ブッ
    シュ。
  2. 【請求項2】 前記当接部を挟んだ周方向両側において
    該当接部よりも低い突出高さで周方向に広がる支持部を
    設け、かかる支持部の突出先端面上に前記緩衝部を設け
    た請求項1に記載の流体封入式防振ブッシュ。
  3. 【請求項3】 前記支持部の突出先端面を、前記当接部
    から周方向両側に向かって下傾する傾斜面とした請求項
    2に記載の流体封入式防振ブッシュ。
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