JP4073648B2 - 液封入式防振装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば自動車のデファレンシャルやエンジンの支持機構、あるいはサスペンション機構等の一部に組み込まれて、車体側に伝達される振動を減衰するための液封入式防振装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、自動車のデファレンシャルやエンジンの支持機構、あるいはサスペンション機構等の一部には、車体側に伝達される振動を減衰するため、液封入式防振装置が組み込まれることがある。図18、図19、図20及び図21に、液封入式防振装置の一例を示す。図18は液封入式防振装置の外筒取付前の状態を示す斜視図である。
【0003】
この液封入式防振装置は、鋼製の内筒101と、内筒101の外方に間隔をあけて配置されたアルミニウム製の外筒102と、内外筒101、102間に介設されたゴム状弾性体製の防振基体103とを備えており、内筒101がデフケースに取り付けられ、外筒102が車体側に取り付けられて、両者を防振的に連結する。
【0004】
防振基体103の外周側には、外筒102と防振基体103との間に介在される鋼製の中間筒104が固着されている。この中間筒104は、防振基体103の軸方向両端付近に固着される中間リング105と、両中間リング105を軸方向に接続する接続部106とからなり、その中間リング105が外筒102の内周面に固定されて、外筒102の内周面に防振基体103が固定される。
【0005】
中間リング105の外周面には、ゴム状弾性体製の二条の突条107が形成され、外筒102と中間リング105との間をシールすると共に、両者が接触しないようにして、異種金属が接触したときの電位差による腐食を防止している。
【0006】
防振基体103の外周側で、両中間リング105間には、隔壁108で仕切られた二つの空間109が形成されており、外筒102を液槽内で縮径して中間リング105に固定することにより、外筒102で空間109が囲まれて、オリフィス110で連通された二つの液室111が構成される。
【0007】
図19は外筒の縮径前の中間リング付近の拡大断面図、図20は外筒の縮径後の中間リング付近の拡大断面図、図21は車体側開口への外筒圧入時の中間リング付近の拡大断面図である。液槽内で外筒102を縮径して、その内周面が両突条107に接触したとき、外筒102と中間リング105と、突条107とで囲まれる空間112が外部と遮断される。この空間112内の液113は、外筒102の縮径完了後も、この空間112内に残存する。
【0008】
この液封入式防振装置を車体側に取り付けるとき、車体側メンバーの開口に圧入される外筒102が縮径され、液113が封じ込められた空間112の容積が小さくなる。そのため、液113の一部が、液室111と反対側の突条107と、外筒102との間を通って外部に漏出する恐れがある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、外筒を取付部材の開口に圧入固定する際に、液の漏出を防止できる液封入式防振装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、内筒と、該内筒の外方に間隔をあけて配置された外筒と、内外筒間に介設されたゴム状弾性体製の防振基体と、該防振基体の外周側と前記外筒の内周面との間に介在された中間リングとを備え、前記中間リングよりも軸方向中央側で、防振基体の外周側に形成された空間が、前記外筒で囲まれて液室とされた液封入式防振装置において、前記外筒と中間リングとが互いに異種金属とされ、前記中間リングの外周面にゴム状弾性体製の二条の突条が形成され、液室側の突条に切欠が形成されたことを特徴とする液封入式防振装置を提供する。
【0011】
すなわち、本発明は、外筒の縮径や、防振基体の外筒への圧入等によって、外筒と防振基体とを固定できるように、防振基体の外周側と外筒の内周面との間に中間リングを介在させ、この中間リングの外周面に、ゴム状弾性体製の二条の突条を形成して、液室からの液の漏出と、異種金属である外筒及び中間リングの接触とを防止した液封入式防振装置を前提として、両突条のうち、液室側の突条に切欠を形成するものである。
【0012】
この液封入式防振装置では、取付部材の開口に圧入固定する際、外筒が縮径されることによって、外筒と中間リングと両突条とで囲まれた空間に封じ込められた液が、この空間から排出される。液室側の突条に切欠を形成することにより、封じ込められた液を液室側に逃がして、外部に液が漏出しないようにすることができる。
【0013】
なお、外筒と防振基体との固定部は、その全ての部分に中間リングを介在させる必要はなく、液室の軸方向両端側のうち、一方では、中間リングを介在させて外筒と防振基体とを固定し、他方では、外筒と防振基体とを直接に接着してもよい。この場合、例えば、外筒と直接に接着された側の防振基体の圧縮を伴って、液槽内で、外筒を縮径する。あるいは、中間リングが軸方向で外筒の外側に位置するように防振基体を形成し、液糟内で、防振基体の変形を伴って、中間リングを軸方向に押し込んで外筒の内側に圧入することにより、液室に液を封入する。
【0014】
また、本発明は、上記液封入式防振装置において、前記中間リングが、液室の軸方向両側で、防振基体の外周側に固着され、両側の中間リングが接続部によって接続されて防振基体と外筒との間に介在される中間筒が構成されたことを特徴とする液封入式防振装置を提供する。
【0015】
すなわち、本発明は、液室の軸方向両側の防振基体外周側に、接続部で軸方向に接続された中間リングを固着するものであり、外筒がない状態で防振基体を成形することができ、その成形を簡単にすることができる。また、液室の軸方向両側の間隔を一定にして、液室の容積を所定の大きさにすることができる。
【0016】
また、上記液封入式防振装置において、前記外筒はアルミニウム製とされ、前記中間リングは鋼製とされたことを特徴とする液封入式防振装置を提供することにより、本発明の液封入式防振装置の好適な態様を提供することができる。
【0017】
すなわち、車体側メンバーをアルミニウム製として車体の軽量化を図る場合、外筒をアルミニウム製とすることにより、外筒と車体側メンバーとの電位差による腐食を防止できる。一方、中間リングを鋼製とすることにより、その寸法を小さくして液封入式防振装置の小型化を図ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る液封入式防振装置の実施に形態について、図面を用いて説明する。図1は本発明の液封入式防振装置の外筒取付前の状態を示す斜視図、図2はその平面図、図3はその正面図、図4はその右側面図、図5はその左側面図、図6はそのA−A断面図、図7はそのB−B断面図、図8はその中間リング付近の拡大断面図、図9はその突条の切欠の断面図、図10はその切欠の正面図である。図11は外筒取付後の状態を示す正面図、図12はそのC−C断面図、図13はそのD−D断面図、図14は車体側メンバーの開口に圧入された状態を示す軸方向断面図である。
【0019】
この液封入式防振装置は、鋼製の内筒1と、内筒1の外方に間隔をあけて配置されたアルミニウム製の外筒2と、内外筒1、2間に介設されたゴム状弾性体製の防振基体3とを備えており、その軸方向を略水平方向に向けて配置されて、内筒1がデフケースに取り付けられ、外筒2が車体側に取り付けられて、両者を防振的に連結する。
【0020】
内筒1は、筒部4と底部5とからなる略カップ状とされ、デフケースに突設されて底部5のボルト孔6を貫通するボルトに、筒部4の内部でナットを螺合することにより、デフケースにボルト締結される。また、外筒2は、筒状とされ、車体側メンバーの開口に圧入固定される。
【0021】
防振基体3は、軸方向に平行かつ互いに平行な二つの面で、上下部分が切り欠かれた略リング状とされる。この防振基体3の内周面は、内筒1の外周面に固着され、防振基体3の外周側には、外筒2と防振基体3との間に介在される鋼製の中間筒7が固着されている。
【0022】
中間筒7は、防振基体3の軸方向両端付近に固着される筒状の二つの中間リング8と、両中間リング8を軸方向に接続し、防振基体3の上下面を除く外周面に固着された板状の二つの接続部9とからなり、その中間リング8が外筒2の内周面に固定されて、外筒2の内周面と防振基体3とを結合する。
【0023】
防振基体3の軸方向両端部で、上下部分の中間リング8との間は、防振基体3と連続して形成されるゴム状弾性膜10で塞がれており、防振基体3の上下の二つの空間は、その外周側を外筒2で囲まれて、内部に液が封入された液室11a、11bとされる。
【0024】
両液室11a、11bを連続させる外筒2と接続部9との隙間12には、両液室11a、11b間を遮断するゴム状弾性体製の隔壁13a、13bが配されている。このうち、一方の隔壁13aの中央付近には、オリフィス14が形成され、両液室11a、11bを連通させている。
【0025】
内外筒1、2が上下方向に相対的に振動するとき、液がオリフィス14を通って両液室11a、11b間を移動することにより、その振動を減衰する。なお、高周波振動時には、ゴム状弾性膜10が変形することにより、オリフィス14を通過する液の流速が大きくなりすぎないようにしている。
【0026】
液室11a、11b内には、内筒1に固着された合成樹脂製のストッパ15が突出形成されている。このストッパ15は、その外周側の中央付近を除いて、防振基体3と連続するストッパゴム状弾性部16で覆われており、液との摩擦を大きくして減衰効果を高めると共に、上下方向の振動時に、外筒2に当接して過大な変位を阻止する。
【0027】
中間リング8の外周面の軸方向両端部には、周方向に連続する二条の突条17a、17bが形成され、異種金属である外筒2と中間リング8とが接触しないようにしている。この突条17は、防振基体3、あるいはゴム状弾性膜10と連続して、中間リング8の内周面から軸方向両端面を巻き込むようにして形成され、その外周面には、外筒2と中間リング8との間をシールする山部18が形成されている。
【0028】
両突条17a、17bのうち、液室11a、11b側の突条17bには、四つの切欠19が周方向に等間隔で形成されている。この切欠19は、中間リング8の軸方向端面部分に形成されている。
【0029】
次に、この液封入式防振装置に液を封入して車体側に装着する様子について説明する。まず、図1〜図10に示す外筒取付前の状態で、中間リング8を縮径して防振基体3を予圧縮してその耐久性を高める。このとき、中間リング8の軸方向中央付近がゴム状弾性体で覆われていないため、中間リング8を容易に縮径することができる。
【0030】
中間リング8に外嵌した外筒2を液槽内で縮径し、その両端を内向きにかしめて中間リング8に固定して、液室11a、11bに液を封入する。なお、この状態では、外筒2と中間リング8と両突条17a、17bとで囲まれた空間内に液が封じ込められている。
【0031】
外筒2を車体側フレームの開口内周縁に設けたカラー20に圧入して、液封入式防振装置の車体側への装着が完了する。この外筒2の圧入時には、外筒2が縮径され、外筒2と中間リング8と両突条17a、17bとで囲まれた空間の容積が小さくなる。このとき、空間内に封じ込められた液は、突条17bの切欠19部分から液室11a、11bに流れ込む。
【0032】
上記構成によれば、外筒2と中間リング8とを接触させないための突条17a、17bのうち、液室11a、11b側の突条17bに切欠19を形成するため、外筒2の車体側への圧入時で、両突条17a、17b間の液圧が大きくなったとき、液が液室11a、11b側に逃がして、外部に漏出しないようにすることができる。また、切欠19は、中間リング8の軸方向端面部分に形成するため、外筒2の圧入時のように液圧が極端に大きくならないときには、そのシール機能を損なうことはない。
【0033】
なお、本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内において適宜変更を加えることができる。例えば、図15、図16及び図17に示すように、上述の実施形態と同様、液室11a、11b側の突条21bに、切欠19を形成するだけでなく、突条21bに山部を形成せずに、液室11a、11bと反対側の突条21aに二山の山部22を形成し、突条21bの軸方向幅を突条21aの軸方向幅よりも短くして、突条21aのシール機能を突条21bのシール機能よりも高くしてもよい。
【0034】
液室11a、11bと反対側の突条21aのシール機能を、液室11a、11b側の突条21bのシール機能よりも高めることにより、両突条21a、21b間に封じ込められた液を液室11a、11bに逃がして、車体側への外筒2の圧入時に、液の漏出をより確実に防止できる。
【0035】
【発明の効果】
以上の説明から明らかな通り、本発明によると、中間リングの外周面に形成する二条の突条のうち、液室側の突条に切欠を形成するため、車体側への外筒圧入時に、両突条間の液を液室側に逃がして外部への漏出を防止できる。
【0036】
その結果、外筒と中間リングとを異種金属とする場合に、液を漏出させることなく、外筒と中間リングとが接触しないようにして、電位差による腐食を防止することができる。そのため、外筒及び車体側フレームをアルミニウム製として車体の軽量化を図り、中間リングを鋼製として液封入式防振装置の小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液封入式防振装置の外筒取付前の状態を示す斜視図
【図2】その平面図
【図3】その正面図
【図4】その右側面図
【図5】その左側面図
【図6】そのA−A断面図
【図7】そのB−B断面図
【図8】その中間リング付近の拡大断面図
【図9】その突条の切欠の断面図
【図10】その切欠の正面図
【図11】外筒取付後の状態を示す正面図
【図12】そのC−C断面図
【図13】そのD−D断面図
【図14】車体側メンバーの開口に圧入された状態を示す軸方向断面図
【図15】別の実施形態の中間リング付近の拡大断面図
【図16】その突条の切欠の断面図
【図17】その切欠の正面図
【図18】従来の液封入式防振装置の外筒取付前の状態を示す斜視図
【図19】外筒の縮径前の中間リング付近の拡大断面図
【図20】外筒の縮径後の中間リング付近の拡大断面図
【図21】車体側開口への外筒圧入時の中間リング付近の拡大断面図
【符号の説明】
1 内筒
2 外筒
3 防振基体
7 中間筒
8 中間リング
9 接続部
11a 液室
11b 液室
17a 突条(液室と反対側)
17b 突条(液室側)
18 山部
19 切欠

Claims (3)

  1. 内筒と、該内筒の外方に間隔をあけて配置された外筒と、内外筒間に介設されたゴム状弾性体製の防振基体と、該防振基体の外周側と前記外筒の内周面との間に介在された中間リングとを備え、前記中間リングよりも軸方向中央側で、防振基体の外周側に形成された空間が、前記外筒で囲まれて液室とされた液封入式防振装置において、前記外筒と中間リングとが互いに異種金属とされ、前記中間リングの外周面にゴム状弾性体製の二条の突条が形成され、液室側の突条に切欠が形成されたことを特徴とする液封入式防振装置。
  2. 前記中間リングが、液室の軸方向両側で、防振基体の外周側に固着され、両側の中間リングが接続部によって接続されて防振基体と外筒との間に介在される中間筒が構成されたことを特徴とする請求項1記載の液封入式防振装置。
  3. 前記外筒はアルミニウム製とされ、前記中間リングは鋼製とされたことを特徴とする請求項1又は2記載の液封入式防振装置。
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