JPH08180678A - ダイナミック型ram - Google Patents

ダイナミック型ram

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Publication number
JPH08180678A
JPH08180678A JP6337975A JP33797594A JPH08180678A JP H08180678 A JPH08180678 A JP H08180678A JP 6337975 A JP6337975 A JP 6337975A JP 33797594 A JP33797594 A JP 33797594A JP H08180678 A JPH08180678 A JP H08180678A
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JP
Japan
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signal
circuit
clock signal
input
delay
Prior art date
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Application number
JP6337975A
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English (en)
Inventor
Takeshi Shibata
健 柴田
Tsuratoki Ooishi
貫時 大石
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Hitachi Ltd
Hitachi Consumer Electronics Co Ltd
Japan Display Inc
Original Assignee
Hitachi Device Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Hitachi Consumer Electronics Co Ltd
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Publication date
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Priority to TW084112007A priority patent/TW306062B/zh
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Priority to US08/576,491 priority patent/US5754838A/en
Publication of JPH08180678A publication Critical patent/JPH08180678A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/22Read-write [R-W] timing or clocking circuits; Read-write [R-W] control signal generators or management 
    • G11C7/222Clock generating, synchronizing or distributing circuits within memory device
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/10Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers
    • G11C7/1072Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers for memories with random access ports synchronised on clock signal pulse trains, e.g. synchronous memories, self timed memories
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/22Read-write [R-W] timing or clocking circuits; Read-write [R-W] control signal generators or management 

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 広い動作周波数範囲での安定した動作を可能
にしたダイナミック型RAMを提供する。 【構成】 シンクロナスDRAMにおいて、PLL回路
又はDLL回路により外部から供給されたクロック信号
に同期した内部クロック信号を形成し、外部から供給さ
れたモード設定情報に基づいてPLL回路の可変周波数
範囲又はDLL回路の可変遅延時間を変化させる切り替
え回路を設ける。 【効果】 内部クロック信号をPLL回路又はDLL回
路で形成しているので、高い周波数でも安定して外部ク
ロック信号と同期を採ることができるとともに、その動
作範囲を切り替えることにより低い動作周波数までの広
い動作周波数範囲を実現することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ダイナミック型RA
M(ランダム・アクセス・メモリ)に関し、特に外部端
子から供給されるクロック信号に同期して書き込みと読
み出しが行われるシンクロナスDRAM(ダイナミック
型RAM)に利用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】シンクロナスDRAMについては、例え
ば、1993年1月18日、株式会社日立製作所発行の
『HM5216800,HM5416800シリーズ
データブック』等に記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】半導体集積回路の製造
技術の進展に伴い、シンクロナスDRAMもその例外で
はなくいっそうの高速化が進められている。このような
内部回路の高速化に対応してクロック信号も高い周波数
にされる。しかしながら、クロック信号の高周波数化に
伴い、MOS回路により構成される入力バッファにおけ
る信号遅延が無視でなきなくなる。そこで、本願発明者
においては、シンクロナスDRAMの回路動作に必要な
内部クロック信号を公知のPLL(フェーズ・ロックド
・ループ)回路又はDLL(ディレイ・ロックド・ルー
プ)回路を利用して内部回路で発生させることを考え
た。このようにすることにより、入力バッファでの信号
遅延を実質的に無くしたり、あるいは必要に応じて外部
から供給されるクロック信号を分周していったん低い周
波数に変換してシンクロナスDRAMに入力し、内部の
PLL回路でもと周波数に戻して高い周波数で、しかも
外部のシステムクロックに同期した内部クロック信号を
形成することができる。
【0004】しかしながら、シンクロナスDRAMのユ
ーザーにおいてはそれが組み込まれるシステムに対応し
た動作周波数で動作させるものである。つまり、いかに
高速動作が可能なシンクロナスDRAMであっても、そ
れが搭載されるマイクロコンピュータ等の情報処理シス
テムの性能が低ければ、それに対応した動作が要求され
る。この場合、シンクロナスDRAMそのものは上限の
動作周波数以下ならばそれに対応して十分に動作するも
のであるが、上記のようにPLL回路やDLL回路を用
いて内部クロック信号を形成する方式にすると、PLL
回路における可変動作周波数や、DLL回路における可
変遅延時間そのものが比較的狭いために実際上の動作周
波数が限られてしまう。このため、PLL回路やDLL
回路により内部クロック信号を形成しようとすると、低
速用、中速用及び高速用等のように動作速度別に用意さ
れた複数種類の品種を形成することが必要となり、それ
ぞれに対応した製品開発や、製品管理が必要となって量
産性が損なわれてしまうという問題の生じることが明ら
かとなった。
【0005】この発明の目的は、広い動作周波数範囲で
の安定した動作を可能にしたダイナミック型RAMを提
供することにある。この発明の前記ならびにそのほかの
目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面か
ら明らかになるであろう。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、シンクロナスDRAMにお
いて、PLL回路又はDLL回路により外部から供給さ
れたクロック信号に同期した内部クロック信号を形成
し、外部から供給されたモード設定情報に基づいてPL
L回路の可変周波数範囲又はDLL回路の可変遅延時間
を変化させる切り替え回路を設ける。
【0007】
【作用】上記した手段によれば、内部クロック信号をP
LL回路又はDLL回路で形成しているので、高い周波
数でも安定して外部クロック信号と同期を採ることがで
きるとともに、その動作範囲を切り替えることにより低
い動作周波数までの広い動作周波数範囲を実現すること
ができる。
【0008】
【実施例】図1には、この発明に係るダイナミック型R
AM(シンクロナスDRAM)の一実施例の要部ブロッ
ク図が示されている。同図には、シンクロナスDRAM
のうち、入出力バッファと、それに関連する内部回路が
代表として例示的に示されている。
【0009】クロック入力バッファ(Clock Input
Buffer)1は、外部クロックCLKの他に、チップセレ
クト信号/CS、ロウアドレスストローブ信号/RA
S、カラムアドレスストローブ信号/CAS及びライト
イネーブル信号/WE等の制御信号を受けて、内部動作
に必要な各種制御信号を形成する。そして、従来のシン
クロナスDRAMと異なり、外部クロックCLKがその
まま内部クロックとして用いられるのではなく、クロッ
ク入力バッファ1に含まれるPLL回路により内部クロ
ックが形成される。
【0010】つまり、外部クロックCLKは、PLL回
路の位相比較器に入力されて、ここで内部クロックと比
較され、外部クロックCLKに対応して内部クロックの
位相制御(周波数制御)が行われて、外部クロックと同
期した内部クロックが形成される。この構成では、外部
クロックCLKをそのまま内部クロックとして用いる従
来回路に比べて、入力バッファでの信号遅延を実質的に
無くすことができ、外部クロックCLKの高周波数化に
も十分対応できるようにされる。
【0011】アドレス入力バッファ(Address Input
Buffer)2は、後述するように時系列的に入力される
アドレス信号を取り込む。このアドレス入力バッファ2
からは、ロウ系アドレス信号やカラム系アドレス信号の
他に、モード設定に用いられるコード情報Code も取り
込まれる。このコード情報Code は、モードデコーダ
(Mode Decoder) 5に含まれるモードレジスタにセッ
トされ、モードデコーダ5によって解読され、それに対
応した動作を実現するための制御信号が形成される。
【0012】データ入力バッファ(Data Input Buf
fer)3は、入出力端子I/Oから供給される書き込み信
号を取り込み、図示しないメモリアレイ( Memory arra
y)に書き込みデータData として伝えられる。データ出
力バッファ(Data OutputBuffer)4は、メモリアレ
イ( Memory array)から読み出された読み出しデータD
ata を外部端子I/Oから送出させる。
【0013】ラス系コントロール回路(RAS系Contr
ol) 6は、モードデコーダ5の出力により、ロウ系アド
レスカウンタ(Row系Address Counter) 7と、ロウ
系アドレスプレデコーダ(Row系Address pre- Decod
er) 10を制御して、ロウ系のアドレス選択動作を制御
する。上記ロウ系アドレスカウンタ7には、ロウアドレ
ス信号(Row Address) が初期値として入力される。
ロウ系アドレスプレデコーダ10は、アドレス信号を解
読してバンク0と1(Bank-0 とBank-1)にプレデコー
ドされたアドレス信号( Row Address')を送出する。
【0014】バンクコントロール回路(Bank Contro
l) 9は、モードデコーダ5からの出力信号により、カ
ラム系アドレスカウンタ(Column 系Address Count
er) 8と、カラム系アドレスプレデコーダ(Column A
ddress pre- Decoder) 12を制御して、ロウ系のアド
レス選択動作を制御する。カラム系アドレスカウンタ8
には、カラムアドレス信号(Column Address) が初期
値として入力される。このカラム系アドレスカウンタ8
は、バーストカウンタ(Burst Counter )とも呼ばれ
る。カラム系アドレスプレデコーダ12 は、アドレス信
号を解読してメモリアレイ( Memory array)にプレデコ
ードされたアドレス信号( Column Address')を送出す
る。
【0015】ロウ系アドレスプレデコーダ10には、冗
長回路(Redundancy)11が設けられ、不良のワード線
が冗長ワード線に置き替えられる。同様に、カラム系ア
ドレスプレデコーダ12には、冗長回路(Redundancy)
13が設けられ、不良のデータ線が冗長データ線に置き
替えられる。
【0016】図2には、上記シンクロナスDRAM(以
下、単にSDRAMという)の一実施例のブロック図が
示されている。同図に示されたSDRAMは、特に制限
されないが、公知の半導体集積回路の製造技術によって
単結晶シリコンのような1つの半導体基板上に形成され
る。同図においては、シンクロナスDRAMの全体回路
の理解を容易にするため、図1と同じ回路ブロックであ
っても全体的に統一させるために別の回路記号により表
している。
【0017】この実施例のSDRAMは、メモリバンク
A(BANKA)を構成するメモリアレイ200Aと、
メモリバンク(BANKB)を構成するメモリアレイ2
00Bを備える。それぞれのメモリアレイ200Aと2
00Bは、マトリクス配置されたダイナミック型メモリ
セルを備え、図に従えば同一列に配置されたメモリセル
の選択端子は列毎のワード線(図示せず)に結合され、
同一行に配置されたメモリセルのデータ入出力端子は行
毎に相補データ線(図示せず)に結合される。
【0018】上記メモリアレイ200Aの図示しないワ
ード線はロウデコーダ201Aによるロウアドレス信号
のデコード結果に従って1本が選択レベルに駆動され
る。メモリアレイ200Aの図示しない相補データ線は
センスアンプ及びカラム選択回路202Aに結合され
る。センスアンプ及びカラム選択回路202Aにおける
センスアンプは、メモリセルからのデータ読出しによっ
て夫々の相補データ線に現れる微小電位差を検出して増
幅する増幅回路である。それにおけるカラムスイッチ回
路は、相補データ線を各別に選択して相補共通データ線
204に導通させるためのスイッチ回路である。カラム
スイッチ回路はカラムデコーダ203Aによるカラムア
ドレス信号のデコード結果に従って選択動作される。
【0019】メモリアレイ200B側にも同様にロウデ
コーダ201B,センスアンプ及びカラム選択回路20
2B,カラムデコーダ203Bが設けられる。上記相補
共通データ線204は入力バッファ210の出力端子及
び出力バッファ211の入力端子に接続される。入力バ
ッファ210の入力端子及び出力バッファ211の出力
端子は16ビットのデータ入出力端子I/O0〜I/O
15に接続される。
【0020】アドレス入力端子A0〜A9から供給され
るロウアドレス信号とカラムアドレス信号はカラムアド
レスバッファ205とロウアドレスバッファ206にア
ドレスマルチプレクス形式で取り込まれる。供給された
アドレス信号はそれぞれのバッファが保持する。ロウア
ドレスバッファ206はリフレッシュ動作モードにおい
てはリフレッシュカウンタ208から出力されるリフレ
ッシュアドレス信号をロウアドレス信号として取り込
む。カラムアドレスバッファ205の出力はカラムアド
レスカウンタ207のプリセットデータとして供給さ
れ、カラムアドレスカウンタ207は後述のコマンドな
どで指定される動作モードに応じて、上記プリセットデ
ータとしてのカラムアドレス信号、又はそのカラムアド
レス信号を順次インクリメントした値を、カラムデコー
ダ203A,203Bに向けて出力する。
【0021】コントローラ212は、特に制限されない
が、クロック信号CLK、クロックイネーブル信号CK
E、チップセレクト信号/CS、カラムアドレスストロ
ーブ信号/CAS(記号/はこれが付された信号がロウ
イネーブルの信号であることを意味する)、ロウアドレ
スストローブ信号/RAS、及びライトイネーブル信号
/WEなどの外部制御信号と、アドレス入力端子A0〜
A9からの制御データとが供給され、それらの信号のレ
ベルの変化やタイミングなどに基づいてSDRAMの動
作モード及び上記回路ブロックの動作を制御するための
内部タイミング信号を形成するもので、そのためのコン
トロールロジック(図示せず)とモードレジスタ30を
備える。
【0022】クロック信号CLKは、前記のようにPL
L回路(又はDLL回路)の位相比較器に入力され、こ
こで形成された内部クロックとの同期をとるために用い
られる。PLL回路により形成された内部クロックは、
SDRAMのマスタクロックとされ、その他の外部入力
信号は当該内部クロック信号の立ち上がりエッジに同期
して有意とされる。チップセレクト信号/CSはそのロ
ウレベルによってコマンド入力サイクルの開始を指示す
る。チップセレクト信号/CSがハイレベルのとき(チ
ップ非選択状態)やその他の入力は意味を持たない。但
し、後述するメモリバンクの選択状態やバースト動作な
どの内部動作はチップ非選択状態への変化によって影響
されない。/RAS,/CAS,/WEの各信号は通常
のDRAMにおける対応信号とは機能が相違され、後述
するコマンドサイクルを定義するときに有意の信号とさ
れる。
【0023】クロックイネーブル信号CKEは次のクロ
ック信号の有効性を指示する信号であり、当該信号CK
Eがハイレベルであれば次のクロック信号CLKの立ち
上がりエッジが有効とされ、ロウレベルのときには無効
とされる。さらに、図示しないがリードモードにおい
て、出力バッファ211に対するアウトプットイネーブ
ルの制御を行う外部制御信号もコントローラ212に供
給され、その信号が例えばハイレベルのときには出力バ
ッファ211は高出力インピーダンス状態にされる。
【0024】上記ロウアドレス信号は、クロック信号C
LK(内部クロック信号)の立ち上がりエッジに同期す
る後述のロウアドレスストローブ・バンクアクティブコ
マンドサイクルにおけるA0〜A8のレベルによって定
義される。
【0025】A9からの入力は、上記ロウアドレススト
ローブ・バンクアクティブコマンドサイクルにおいてバ
ンク選択信号とみなされる。即ち、A9の入力がロウレ
ベルの時はメモリバンクBANKAが選択され、ハイレ
ベルの時はメモリバンクBANKBが選択される。メモ
リバンクの選択制御は、特に制限されないが、選択メモ
リバンク側のロウデコーダのみの活性化、非選択メモリ
バンク側のカラムスイッチ回路の全非選択、選択メモリ
バンク側のみの入力バッファ210及び出力バッファ2
11への接続などの処理によって行うことができる。
【0026】後述のプリチャージコマンドサイクルにお
けるA8の入力は相補データ線などに対するプリチャー
ジ動作の態様を指示し、そのハイレベルはプリチャージ
の対象が双方のメモリバンクであることを指示し、その
ロウレベルは、A9で指示されている一方のメモリバン
クがプリチャージの対象であることを指示する。
【0027】上記カラムアドレス信号は、クロック信号
CLK(内部クロック)の立ち上がりエッジに同期する
リード又はライトコマンド(後述のカラムアドレス・リ
ードコマンド、カラムアドレス・ライトコマンド)サイ
クルにおけるA0〜A7のレベルによって定義される。
そして、この様にして定義されたカラムアドレスはバー
ストアクセスのスタートアドレスとされる。
【0028】次に、コマンドによって指示されるSDR
AMの主な動作モードを説明する。 (1)モードレジスタセットコマンド(Mo) 上記モードレジスタ30をセットするためのコマンドで
あり、/CS,/RAS,/CAS,/WE=ロウレベ
ルによって当該コマンド指定され、セットすべきデータ
(レジスタセットデータ)はA0〜A9を介して与えら
れる。レジスタセットデータは、特に制限されないが、
バーストレングス、CASレイテンシイ、ライトモード
などとされる。特に制限されないが、設定可能なバース
トレングスは、1,2,4,8,フルページ(256)
とされ、設定可能なCASレイテンシイは1,2,3と
され、設定可能なライトモードは、バーストライトとシ
ングルライトとされる。
【0029】上記CASレイテンシイは、後述のカラム
アドレス・リードコマンドによって指示されるリード動
作において/CASの立ち下がりから出力バッファ21
1の出力動作までに内部クロック信号の何サイクル分を
費やすかを指示するものである。読出しデータが確定す
るまでにはデータ読出しのための内部動作時間が必要と
され、それを内部クロック信号の使用周波数に応じて設
定するためのものである。換言すれば、周波数の高い内
部クロック信号を用いる場合にはCASレイテンシイを
相対的に大きな値に設定し、周波数の低い内部クロック
信号を用いる場合にはCASレイテンシイを相対的に小
さな値に設定する。
【0030】(2)ロウアドレスストローブ・バンクア
クティブコマンド(Ac) これは、ロウアドレスストローブの指示とA9によるメ
モリバンクの選択を有効にするコマンドであり、/C
S,/RAS=ロウレベル、/CAS,/WE=ハイレ
ベルによって指示され、このときA0〜A8に供給され
るアドレスがロウアドレス信号として、A9に供給され
る信号がメモリバンクの選択信号として取り込まれる。
取り込み動作は上述のように内部クロック信号の立ち上
がりエッジに同期して行われる。例えば、当該コマンド
が指定されると、それによって指定されるメモリバンク
におけるワード線が選択され、当該ワード線に接続され
たメモリセルがそれぞれ対応する相補データ線に導通さ
れる。
【0031】(3)カラムアドレス・リードコマンド
(Re) このコマンドは、バーストリード動作を開始するために
必要なコマンドであると共に、カラムアドレスストロー
ブの指示を与えるコマンドであり、/CS,/CAS=
ロウレベル、/RAS,/WE=ハイレベルによって指
示され、このときA0〜A7に供給されるカラムアドレ
スがカラムアドレス信号として取り込まれる。これによ
って取り込まれたカラムアドレス信号はバーストスター
トアドレスとしてカラムアドレスカウンタ207に供給
される。これによって指示されたバーストリード動作に
おいては、その前にロウアドレスストローブ・バンクア
クティブコマンドサイクルでメモリバンクとそれにおけ
るワード線の選択が行われており、当該選択ワード線の
メモリセルは、内部クロック信号に同期してカラムアド
レスカウンタ207から出力されるアドレス信号に従っ
て順次選択されて連続的に読出される。連続的に読出さ
れるデータ数は上記バーストレングスによって指定され
た個数とされる。また、出力バッファ211からのデー
タ読出し開始は上記CASレイテンシイで規定される内
部クロック信号のサイクル数を待って行われる。
【0032】(4)カラムアドレス・ライトコマンド
(Wr) ライト動作の態様としてモードレジスタ30にバースト
ライトが設定されているときは当該バーストライト動作
を開始するために必要なコマンドとされ、ライト動作の
態様としてモードレジスタ30にシングルライトが設定
されているときは当該シングルライト動作を開始するた
めに必要なコマンドとされる。更に当該コマンドは、シ
ングルライト及びバーストライトにおけるカラムアドレ
スストローブの指示を与える。当該コマンドは、/C
S,/CAS,/WE=ロウレベル、/RAS=ハイレ
ベルによって指示され、このときA0〜A7に供給され
るアドレスがカラムアドレス信号として取り込まれる。
これによって取り込まれたカラムアドレス信号はバース
トライトにおいてはバーストスタートアドレスとしてカ
ラムアドレスカウンタ207に供給される。これによっ
て指示されたバーストライト動作の手順もバーストリー
ド動作と同様に行われる。但し、ライト動作にはCAS
レイテンシイはなく、ライトデータの取り込みは当該カ
ラムアドレス・ライトコマンドサイクルから開始され
る。
【0033】(5)プリチャージコマンド(Pr) これは、A8,A9によって選択されたメモリバンクに
対するプリチャージ動作の開始コマンドとされ、/C
S,/RAS,/WE=ロウレベル、/CAS=ハイレ
ベルによって指示される。
【0034】(6)オートリフレッシュコマンド このコマンドはオートリフレッシュを開始するために必
要とされるコマンドであり、/CS,/RAS,/CA
S=ロウレベル、/WE,CKE=ハイレベルによって
指示される。
【0035】(7)バーストストップ・イン・フルペー
ジコマンド フルページに対するバースト動作を全てのメモリバンク
に対して停止させるために必要なコマンドであり、フル
ページ以外のバースト動作では無視される。このコマン
ドは、/CS,/WE=ロウレベル、/RAS,/CA
S=ハイレベルによって指示される。
【0036】(8)ノーオペレーションコマンド(No
p) これは実質的な動作を行わないこと指示するコマンドで
あり、/CS=ロウレベル、/RAS,/CAS,/W
Eのハイレベルによって指示される。
【0037】SDRAMにおいては、一方のメモリバン
クでバースト動作が行われているとき、その途中で別の
メモリバンクを指定して、ロウアドレスストローブ・バ
ンクアクティブコマンドが供給されると、当該実行中の
一方のメモリバンクでの動作には何ら影響を与えること
なく、当該別のメモリバンクにおけるロウアドレス系の
動作が可能にされる。例えば、SDRAMは外部から供
給されるデータ、アドレス、及び制御信号を内部に保持
する手段を有し、その保持内容、特にアドレス及び制御
信号は、特に制限されないが、メモリバンク毎に保持さ
れるようになっている。或は、ロウアドレスストローブ
・バンクアクティブコマンドサイクルによって選択され
たメモリブロックにおけるワード線1本分のデータがカ
ラム系動作の前に予め読み出し動作のために図示しない
ラッチ回路にラッチされるようになっている。
【0038】したがって、データ入出力端子I/O0〜
I/O15においてデータが衝突しない限り、処理が終
了していないコマンド実行中に、当該実行中のコマンド
が処理対象とするメモリバンクとは異なるメモリバンク
に対するプリチャージコマンド、ロウアドレスストロー
ブ・バンクアクティブコマンドを発行して、内部動作を
予め開始させることが可能である。
【0039】SDRAM22は、クロック信号CLK
(内部クロック信号)に同期してデータ、アドレス、制
御信号を入出力できるため、DRAMと同様の大容量メ
モリをSRAMに匹敵する高速動作させることが可能で
あり、また、選択された1本のワード線に対して幾つの
データをアクセスするかをバーストレングスによって指
定することによって、内蔵カラムアドレスカウンタ20
7で順次カラム系の選択状態を切り換えていって複数個
のデータを連続的にリード又はライトできることが理解
されよう。
【0040】図3には、上記PLL回路の一実施例の回
路図が示されている。上記クロック入力バッファを通し
て入力された外部クロック信号CLKは、位相周波数比
較器(以下、単に位相比較器という)の一方の入力に供
給される。電圧制御型発振回路(以下、単にVCOとい
う)で形成され内部クロック信号clkは、一定遅延段
を介して上記位相比較器の他方の入力に供給される。位
相比較器は、上記2つのクロックCLKと内部クロック
clkとの位相(周波数)比較を行い、その位相差に対
応したアップ信号UPとダウン信号DWNを形成する。
【0041】上記位相比較器で形成されたアップ信号U
Pとダウン信号DWNとは、チャージポンプ回路に入力
される。このチャージポンプ回路は、上記アップ信号U
Pのパルス幅(位相差)に対応してキャパシタをチャー
ジアップさせて制御電圧VCを高くし、ダウン信号DW
Nのパルス幅(位相差)に対応してキャパシタをディス
チャージさせて制御電圧VCを低くさせる。つまり、チ
ャージポンプ回路は、上記のようなアップ信号UP又は
ダウン信号DWNを積分して直流化するというループフ
ィルタを構成するものである。
【0042】VCOは、電圧可変遅延段を環状に縦列接
続したリングオシレータからなり、上記制御信号VCに
よりその遅延段の遅延時間が制御される。VCOは、こ
のような遅延時間の逆比に対応して発振周波数が決めら
れ、電圧制御型発振回路として動作させられる。つま
り、内部クロックclkの位相(周波数)が外部クロッ
クCLKに対して遅れて(周波数が低くされて)いる場
合には、位相比較器は上記位相差に対応したアップ信号
UPを形成するのでチャージポンプ回路が制御電圧VC
を高する。この制御電圧VCが高くされること応じて、
電圧可変遅延段の遅延時間が短くされて内部クロックc
lkの位相が進められ(周波数が高くされ)て外部クロ
ックCLKと同期がとられる。
【0043】逆に、内部クロックclkの位相(周波
数)が外部クロックCLKに対して進んでいる(周波数
が高くさている)場合には、位相比較器は上記位相差に
対応したダウン信号DWNを形成するのでチャージポン
プ回路が制御電圧VCを低くする。この制御電圧VCが
低くされること応じて、電圧可変遅延段の遅延時間が長
くされて内部クロックclkの位相が遅らされ(周波数
が低くされ)て外部クロックCLKと同期がとられる。
【0044】この実施例では、特に制限されないが、位
相比較器は入力バッファを通した外部クロックCLK
と、一定遅延段を通した内部クロックclkとを比較し
ている。このような一定遅延段を設け、それを入力バッ
ファの信号伝達遅延時間と一致させることにより、外部
端子に供給されるクロックCLKと、内部回路で発生さ
れる内部クロックclkとを完全に同期させることがで
きる。これにより、この実施例のシンクロナスDRAM
では、クロック信号を取り込む入力バッファでの信号遅
延を考慮しないで、専ら内部回路の動作上限周波数に対
応した高い周波数での動作が可能にされる。
【0045】図4には、上記DLL回路の一実施例の回
路図が示されている。上記クロック入力バッファを通し
て入力された外部クロック信号CLKは、一方において
位相周波数比較器(以下、単に位相比較器という)の一
方の入力に供給され、他方において電圧可変遅延段に入
力される。この電圧可変遅延段により遅延されて形成さ
れた内部クロックclkは、上記位相比較器の他方の入
力に供給される。位相比較器は、上記2つのクロックC
LKと内部クロックclkとの位相(周波数)比較を行
い、その位相差に対応したアップ信号UPとダウン信号
DWNを形成する。
【0046】上記位相比較器で形成されたアップ信号U
Pとダウン信号DWNとは、前記同様なチャージポンプ
回路に入力される。このチャージポンプ回路は、上記ア
ップ信号UPのパルス幅(位相差)に対応してキャパシ
タをチャージアップさせて制御電圧VCを高くし、ダウ
ン信号DWNのパルス幅(位相差)に対応してキャパシ
タをディスチャージさせて制御電圧VCを低くさせる。
【0047】電圧可変遅延段は、上記制御信号VCによ
りその遅延時間が制御される。つまり、内部クロックc
lkは、上記電圧可変遅延段により外部クロックCLK
に対して1周期遅れた同じ周波数のクロックとされる。
この内部クロックclkの位相が外部クロックCLKに
対して遅れている場合には、位相比較器は上記位相差に
対応したアップ信号UPを形成するのでチャージポンプ
回路が制御電圧VCを高する。この制御電圧VCが高く
されること応じて、電圧可変遅延段の遅延時間が短くさ
れて内部クロックclkの位相が進められて外部クロッ
クCLKと同期がとられる。
【0048】逆に、内部クロックclkの位相が外部ク
ロックCLKに対して進んでいる場合には、位相比較器
は上記位相差に対応したダウン信号DWNを形成するの
でチャージポンプ回路が制御電圧VCを低くする。この
制御電圧VCが低くされること応じて、電圧可変遅延段
の遅延時間が長くされて内部クロックclkの位相が遅
らされて外部クロックCLKと同期がとられる。
【0049】外部クロックCLKを取り込み入力バっフ
ァでの信号遅延が問題になるなら、前記図3の実施例と
同様に入力バッファの信号伝播遅延時間に対応した一定
遅延段により内部クロックclkを遅延させて位相比較
器に入力するものであってもよい。このようにすれば、
前記同様に外部端子に供給されるクロックCLKと、内
部回路で発生される内部クロックclkとを同期させる
ことができる。
【0050】図4には、上記一定遅延段の一実施例の回
路図が示されている。ゲートが定常的に回路の接地電位
が接続されたPチャンネル型MOSFETQ1で形成し
た電流を、ダイオード形態のNチャンネル型MOSFE
TQ2に流すようにし、このMOSFETQ2と電流ミ
ラー形態にされたNチャンネル型MOSFETQ4とQ
5を設け、CMOSインバータ回路を構成するNチャン
ネル型MOSFETQ10とQ12と直列接続させる。
上記MOSFETQ1で形成された電流は、MOSFE
TQ2と電流ミラー形態にされたNチャンネル型MOS
FETQ3を介してダイオード形態にされたPチャンネ
ル型MOSFETQ6に流すようにし、このMOSFE
TQ6と電流ミラー形態にされたPチャンネル型MOS
FETQ7とQ8を設け、CMOSインバータ回路を構
成するPチャンネル型MOSFETQ9とQ11と直列
接続させる。
【0051】これにより、Pチャンネル型MOSFET
Q9とNチャンネル型MOSFETQ10及びPチャン
ネル型MOSFETQ11とNチャンネル型MOSFE
TQ12からなるCMOSインバータ回路は、MOSF
ETQ1で形成された電流に対応した出力電流を形成す
るので、その出力電流に対応して信号遅延時間が決めら
れる。この実施例では、特に制限されないが、入力信号
INはインバータ回路N1を通して入力段のCMOSイ
ンバータ回路Q9,Q10に供給され、出力段のCMO
Sインバータ回路Q11,Q12の出力信号はインバー
タ回路N2を通して出力信号OUTが出力される。
【0052】図6には、チャージポンプ回路の一実施例
の回路図が示されている。この実施例では、アップ信号
/UPを受けるPチャンネル型MOSFETQ1と、ダ
ウン信号DWNを受けるNチャンネル型MOSFETQ
2、及びこれらのMOSFETQ1とQ2を通してチャ
ージアップ/ディスチャージが行われるキャパシタCか
ら構成される。アップ信号/UPのロウレベルに対応し
てPチャンネル型MOSFETQ1がオン状態となり、
キャパシタCを充電して制御電圧VCを高くする。逆
に、ダウン信号DWNのハイレベルに応じてNチャンネ
ル型MOSFETQ2がオン状態となり、キャパシタC
をディスチャージさせて制御電圧を低くする。
【0053】上記チャージポンプ回路において、電源依
存性を無くすために、Pチャンネル型MOSFETQ1
と電源電圧VCCとの間に定電流源を設けて単位時間当
たりのチャージアップ電流を一定にし、Nチャンネル型
MOSFETQ2と回路の接地電位との間に定電流源を
設けて単位時間当たりのディスチャージ電流を一定する
ことが望ましい。
【0054】図7には、図3のPLL回路に用いられる
リングオシレータ(VCO)の一実施例の回路図が示さ
れている。PLL回路は、VCOの可変周波数範囲が比
較的狭いことにより、その動作周波数範囲も比較的狭く
される。リングオシレータにより構成されたVCOにお
いては、例えば中心周波数を約100MHz程度に設定
しようとすると、約160MHzから50MHz程度の
範囲でしか発振周波数を可変にすることができない。
【0055】現在のSDRAMでは、3通りのCASレ
イテンシイに対応して、動作周波数は30〜50MHz
と、50〜100MHz及び100〜150MHzにそ
れぞれ決められている。このため、現在のSDRAMに
おいてもワートスケースを考慮すると、上記150MH
zでの安定した動作を行うようにすると約30MHzの
ような最も低い動作周波数において、逆に約30MHz
での安定した動作を行うようにすると150MHzのよ
うな最も高い動作周波数においてPLL回路の動作が不
安定になる可能性がある。ただし、上記のような30M
Hz〜150MHzのような動作周波数範囲ならPLL
回路やDLL回路を用いることなく、外部端子から供給
されたクロック信号を入力バッファを通してそのまま内
部クロックとして用いてもさほどの問題ない。
【0056】しかしながら、半導体集積回路の製造技術
の進展に伴い、近い将来には動作周波数を最高で約30
0MHzまで高くすることは可能である。このような高
い周波数で動作させようとした場合には、入力バッファ
での信号遅延が無視でなきなくなり、前記のようなPL
L回路やDLL回路が必要とされる。しかし、ユーザー
において、その用途や既存のシステムに適合させるため
に、約300MHzでも動作可能なSDRAMを上記約
30MHzや50MHzのような低い周波数でも使用で
きることが便利である。
【0057】内部回路の動作そのものは、十分な時間マ
ージンがあるから上記約30MHzや50MHzのよう
な低い周波数でも十分に動作可能である。しかしなが
ら、PLL回路やDLL回路により内部クロックを形成
するものとした場合には、かかるPLL回路やDLL回
路の可変周波数範囲や可変遅延時間が上記30MHz〜
300MHzに対応した広い動作周波数とすることが必
要とされるが、そのような動作周波数範囲のリングオシ
レータを実現することは不可能である。
【0058】この実施例では、制御電圧によるリングオ
シレータの可変周波数範囲には前記のような限界がある
ため、リングオシレータを構成するインバータ回路(遅
延回路)の段数を切り替えるようにして、実質的な動作
周波数範囲を広くできるようにするものである。特に制
限されないが、この実施例では3通りの動作周波数範囲
に切り替え可能にされる。
【0059】つまり、段数切り替え用として、2段のイ
ンバータ回路、4段のインバータ回路及び8段のインバ
ータ回路が用意される。同図には、4段のインバータ回
路による電圧可変遅延段が代表として例示的に示されて
いるように、4つのCMOSインバータ回路が縦列接続
される。そして、これらのCMOSインバータ回路のN
チャンネル型MOSFET及びPチャンネル型MOSF
ETのそれぞれには、前記図5で説明したと同様な動作
電流を流すNチャンネル型MOSFETとPチャンネル
型MOSFETが直列形態に設けられる。図5の一定遅
延段と異なる点は、上記動作電流を流すNチャンネル型
MOSFETのゲートには、制御電圧VCが供給され、
ここで電圧/電流変換動作が行われる。また、制御電圧
VCは、Nチャンネル型MOSFETにより電流信号に
変換されて、ダイオード形態にされたPチャンネル型M
OSFETに流すようにし、かかるPチャンネル型MO
SFETと上記動作電流を流すPチャンネル型MOSF
ETとが電流ミラー形態にされる。このようにして、上
記4段のCMOSインバータ回路は、それぞれの動作電
流が制御電圧VCに対応して変化させられ、電圧可変遅
延段としての動作を行うようにされる。
【0060】上記2段のインバータ回路、4段のインバ
ータ回路及び8段のインバータ回路の入力aには、帰還
信号が共通に供給される。これら2段のインバータ回
路、4段のインバータ回路及び8段のインバータ回路の
それぞれの出力信号は、出力選択回路としてのトライス
テートバッファを介して1つが選ばれて、前記同様な3
段のインバータ回路を通して帰還される。内部クロック
clkは、波形整形回路としての2つのインバータ回路
を介して出力される。
【0061】上記3つのトライステートバッファは、特
に制限されないが、アドレス信号A8とA9を受ける論
理回路により1つが動作状態にされ、残り2つが出力ハ
イインピーダンス状態にされる。トライステートバッフ
ァは、その1つが代表として例示的に示されているよう
に、CMOSインバータ回路を構成するPチャンネル型
MOSFETとNチャンネル型MOSFETにそれぞれ
Pチャンネル型MOSFETとNチャンネル型MOSF
ETとが直列接続され、制御信号BとTが供給される。
制御信号Bがロウレベルで、制御信号Tがハイレベルな
ら上記のPチャンネル型MOSFETとNチャンネル型
MOSFETとがオン状態となって、CMOSインバー
タ回路の動作が有効とされて、出力信号が形成される。
上記制御信号Bがハイレベルで、制御信号Tがロウレベ
ルなら上記Pチャンネル型MOSFETとNチャンネル
型MOSFETとがオフ状態になり、CMOSインバー
タ回路の出力をハイインピーダンス状態にさせる。
【0062】アドレス信号A8がハイレベルで、アドレ
ス信号A9がロウレベルなら2段のインバータ回路の出
力に設けられたトライステートバッファが動作状態にさ
れ、最も短い遅延信号を出力するので、例えば300M
Hz〜200MHzのような高い可変周波数範囲とされ
る。アドレス信号A8がロウレベルでアドレス信号A9
がハイレベルなら、4段のインバータ回路の出力に設け
られたトライステートバッファが動作状態にされ、中間
的な遅延信号を出力するので、例えば200MHz〜1
00MHzのような中間的な可変周波数範囲とされる。
そして、アドレス信号A8とA9が共にロウレベルなら
8段のインバータ回路の出力に設けられたトライステー
トバッファが動作状態にされ、最も長い遅延信号を出力
するので、例えば100MHz〜50MHzのような低
い可変周波数範囲とされる。
【0063】上記アドレス信号A8とA9は、後述する
ようなモードレジスタに記憶され、コマンドの設定によ
り外部から指定できるようにされる。また、CASレイ
テンシイによって動作周波数が変わるため、CASレイ
テンシイの設定モードにより自動的に上記PLL回路
(DLL回路)の可変周波数範囲も同時に設定するよう
にすることが便利である。
【0064】図8には、上記PLL回路又はDLL回路
に用いられる位相比較器の一実施例の回路図が示されて
いる。位相比較器は、特に制限されないが、図示のよう
なインバータ回路、論理回路及び複合論理ゲート回路か
ら構成され、図9のタイミング図に示すように、2つの
クロック信号CLKとclkの位相差に対応したパルス
幅を持つようにされたアップ信号UP又はDWN信号を
形成する。
【0065】図10には、モードレジスタの設定タイミ
ング図が示されている。信号/CS、/RAS、/CA
S、/WEがロウレベルにされることにより、当該モー
ドレジスタセットコマンドが指定され、セットすべきデ
ータ(レジスタセットデータ)はA0〜A11を介して
与えられる。レジスタセットデータは、図11に示すよ
うに、アドレスA0〜A2の3ビットにより4通りのバ
ーストレングス(1、2、4、8)が指定され、アドレ
スA3により2通りのバーストタイプ(シーケンシャル
とインターリーブ)が指定され、アドレスA4〜A6の
3ビットにより、CASレイテンシが指定される。そし
て、将来使用する場合の予備として設けられているアド
レスA8〜A11のうち、アドレスA8とA9により、
前記PLL回路(又はDLL回路)の動作周波数範囲を
指定する。
【0066】図12には、この発明に係るSDRAMの
リードサイクルの一例を説明するためのタイミング図が
示されている。/CSと/RASのロウレベルより、ロ
ウアドレスR:aが取り込まれる。また、アドレスA1
1(バンクセレクトBS)のロウレベルにより、バンク
−0がアクティブにされてバンク−0に対してロウ系の
アドレス選択動作が開始される。3クロック後に、/C
ASがロウレベルにされて、カラムアドレスC:aが取
り込まれてカラム系の選択動作が開始される。
【0067】CASレイテンシイが3にされてるとする
と、3クロック後に出力信号aが出力される。バースト
リードが指定されているなら、以後クロックに同期して
データa+1、a+2、a+3が順次に出力される。こ
のような読み出し動作と平行して、アクティブバンク−
1の指定と、それに対応したロウアドレスR:bと、そ
れから3クロック遅れてカラムアドレスC:bが入力さ
れる。これにより、3クロック後にデータb、b+1、
b+2、b+3が順次に読み出される。
【0068】リードバンク−1を指定してカラムアドレ
スC:b’を入力すると、引き続いてそれより3クロッ
クに遅れてデータb’とb’+1が出力される。2クロ
ック後に、リードバック−1を指定してカラムアドレス
C:b”を入力するとb’がb”に置き替えられるので
それより3クロックに遅れてデータb”とb”+1、
b”+2、b”+3が出力される。
【0069】図13には、この発明に係るSDRAMの
ライトサイクルの一例を説明するためのタイミング図が
示されている。/CSと/RASのロウレベルより、ロ
ウアドレスR:aが取り込まれる。また、アドレスA1
1(バンクセレクトBS)のロウレベルにより、バンク
−0がアクティブにされてバンク−0に対してロウ系の
アドレス選択動作が開始される。3クロック後に、/C
ASがロウレベルにされて、カラムアドレスC:aが取
り込まれてカラム系の選択動作が開始され、それと同時
に入力された書き込み信号aが選択されたメモリセルに
書き込まれ、以下バーストライトに対応してカラムアド
レスが更新されて、データa+1、a+2、a+3がク
ロックに同期して書き込まれる。
【0070】このようなバースト書き込み動作と平行し
て、アクティブバンク−1の指定と、それに対応したロ
ウアドレスR:bと、それから3クロック遅れてカラム
アドレスC:bが入力され、書き込みデータbが書き込
まれる。以下、上記同様にb+1、b+2、b+3がク
ロックに同期して順次に書き込まれる。以下、ライトバ
ンク−1を指定してカラムアドレスC:b’を入力し、
書き込みデータb’とb’+1を入力し、リードバック
−1を指定してカラムアドレスC:b”を入力すると、
カラムアドレスがb’からb”に置き替えられるので、
それよに対応したデータb”とb”+1、b”+2、
b”+3が順次に書き込まれる。
【0071】図14には、この発明が適用されたダイナ
ミック型RAMを用いたパーソナルコンピュータシステ
ムの一実施例の構成図が示されている。同図(A)には
その外観の要部概略図が示され、同図(B)にはそのブ
ロック図が示されている。
【0072】フロッピーディスクドライブFDD及び主
記憶メモリとしての本発明が適用されたDRAMによる
ファイルメモリfileM,バッテリバックアップとし
てのSRAMを内蔵したシステムである。そして、入出
力装置をキーボードKB及びディスプレイDPとし、フ
ロッピーディスクFDが上記フロッピーディスクドライ
ブFDDに挿入される。このことによってソフトウェア
としての上記フロッピーディスクFDおよびハードウェ
アとしての上記ファイルメモリfileMに情報を記憶
できるデスクトップタイプパソコンとなる。
【0073】本実施例ではデスクトップタイプパソコン
について適用した例について記載したが、ノート型パソ
コン等についても適用が可能であり、補助機能としてフ
ロッピーディスクを例として記載したが特に限定されな
い。
【0074】同図(B)において、この実施例のパーソ
ナルコンピュータは、本情報機器としての中央処理装置
CPU,上記情報処理システム内に構築したI/Oバ
ス,BUS Unit,主記憶メモリや拡張メモリなど
高速メモリをアクセスするメモリ制御ユニットMemo
ry Controll Unit、主記憶メモリとし
ての本発明に係るDRAM(SDRAM)及び拡張RA
M(SDRAM),基本制御プログラム等が格納された
EPROM(フラッシュEPROM)、先端にキーボー
ドが接続されたキーボードコントローラKBDC等によ
って構成される。
【0075】表示アダプタとしてのDisplay a
dapterがI/Oバスに接続され、上記Displ
ay adapterの先端にはディスプレイが接続さ
れている。そして、上記I/Oバスにはパラレルポート
Parallel PortI/F,マウス等のシリア
ルポートSerial Port I/F、フロッピー
ディスクドライブFDD、上記I/OバスよりのHDD
I/Fに変換するバッファコントローラHDD buf
ferが接続される。上記メモリ制御ユニットMemo
ry Control Unitからのバスと接続され
て拡張RAM及び主記憶メモリとしての本発明に係るS
DRAMが接続されている。拡張RAMも特に制限され
ないが、この発明に係るSDRAMにより構成される。
【0076】このパーソナルコンピュータシステムの動
作の概略について説明する。電源が投入されて、動作を
開始するとまず上記中央処理装置CPUは、上記ROM
を上記I/Oバスを通してアクセスし、初期診断、初期
設定を行なう。そして、補助記憶装置からシステムプロ
グラムを主記憶メモリとしての本発明のDRAMにロー
ドする。上記中央処理装置CPUは、上記I/Oバスを
通してHDDコントローラにHDDをアクセスするもの
として動作する。システムプログラムのロードが終了す
ると、ユーザの処理要求に従い、処理を進めていく。
【0077】ユーザは上記I/Oバス上のキーボードコ
ントローラKBDCや表示アダプタDisplay a
dapterにより処理の入出力を行ないながら作業を
進める。そして、必要に応じてパラレルポートPara
llel Port I/F、シリアルポートSeri
al Port I/Fに接続された入出力装置を活用
する。また、本体上の主記憶メモリとしての本発明に係
るSDRAMでは主記憶容量が不足する場合は、拡張R
AMにより主記憶を補う。また、図にはハードディスク
ドライブHDDとして記載したが、フラッシュメモリF
EPROMを用いたフラッシュファイルに置き換えるこ
とも可能である。
【0078】上記の実施例から得られる作用効果は、下
記の通りである。すなわち、 (1) シンクロナスDRAMにおいて、PLL回路又
はDLL回路により外部から供給されたクロック信号に
同期した内部クロック信号を形成し、外部から供給され
たモード設定情報に基づいてPLL回路の可変周波数範
囲又はDLL回路の可変遅延時間を変化させる切り替え
回路を設けることにより、高い周波数でも安定して外部
クロック信号と同期を採ることができるととともに、そ
の動作範囲を切り替えることにより低い周波数までの広
い動作周波数範囲を実現することができるという効果が
得られる。
【0079】(2) PLL回路を構成するリングオシ
レータの可変周波数範囲又はDLL回路を構成する遅延
回路の可変遅延範囲を変化させる切り替え回路は、単位
のインバータ回路の段数の切り替えにより行うようにす
ることにより、簡単な構成により必要に応じた広い動作
周波数範囲を確保することができるという効果が得られ
る。
【0080】(3) 上記単位のインバータ回路の段数
の切り替えは、モードレジスタにより設定されたCAS
レイテンシイに対応して内部回路により自動的に行うよ
うにすることにより、使い勝手が良くすることができる
という効果が得られる。
【0081】(4) PLL回路又はDLL回路の位相
比較器に入力される内部クロックは、外部端子から供給
されたクロック信号を取り込む入力バッファに対応した
遅延量を持つ遅延回路により遅延させることにより、入
力バッファでの信号遅延が相殺されるために、外部端子
に供給されるクロックと内部クロックとを正確に同期さ
せることができるという効果が得られる。
【0082】以上本発明者よりなされた発明を実施例に
基づき具体的に説明したが、本願発明は前記実施例に限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種
々変更可能であることはいうまでもない。例えば、開発
設計時や製品検査等のために通常の動作周波数に対して
極端に遅くされたクロックでの動作も可能にするため
に、PLL回路又はDLL回路の動作周波数をそれに合
わせて低いものを用意したり、あるいは試験モードのと
きにはPLL回路又はDLL回路の動作を停止させて外
部端子から供給されたクロック信号をそのままスルーさ
せて内部クロックとして用いるような機能を設けてもよ
い。このような試験モードの設定も、上記モードレジス
タにより行うことが便利である。
【0083】この発明は、外部端子から供給されたクロ
ック信号に同期して入力信号の取り込みや、出力信号の
送出を及びそれぞれに対応して内部回路の動作タイミン
グが制御されるシンクロナスDRAM等のダイナミック
型RAMに広く利用できるものである。
【0084】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、シンクロナスDRAMにお
いて、PLL回路又はDLL回路により外部から供給さ
れたクロック信号に同期した内部クロック信号を形成
し、外部から供給されたモード設定情報に基づいてPL
L回路の可変周波数範囲又はDLL回路の可変遅延時間
を変化させる切り替え回路を設けることにより、高い周
波数でも安定して外部クロック信号と同期を採ることが
できるととともに、その動作範囲を切り替えることによ
り低い周波数までの広い動作周波数範囲を実現すること
ができる。
【0085】PLL回路を構成するリングオシレータの
可変周波数範囲又はDLL回路を構成する遅延回路の可
変遅延範囲を変化させる切り替え回路は、単位のインバ
ータ回路の段数の切り替えにより行うようにすることに
より、簡単な構成により必要に応じた広い動作周波数範
囲を確保することができる。
【0086】上記単位のインバータ回路の段数の切り替
えは、モードレジスタにより設定されたCASレイテン
シイに対応して内部回路により自動的に行うようにする
ことにより、使い勝手が良くすることができる。
【0087】PLL回路又はDLL回路の位相比較器に
入力される内部クロックは、外部端子から供給されたク
ロック信号を取り込む入力バッファに対応した遅延量を
持つ遅延回路により遅延させることにより、入力バッフ
ァでの信号遅延が相殺されるために、外部端子に供給さ
れるクロックと内部クロックとを正確に同期させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るダイナミック型RAM(シンク
ロナスDRAM)の一実施例を示す要部ブロック図であ
る。
【図2】この発明に係るシンクロナスDRAMの一実施
例を示すブロック図である。
【図3】上記シンクロナスDRAMの内部クロックを形
成するPLL回路の一実施例を示す回路図である。
【図4】上記シンクロナスDRAMの内部クロックを形
成するDLL回路の一実施例を示す回路図である。
【図5】図3の一定遅延段の一実施例を示す回路図であ
る。
【図6】上記PLL回路又はDLL回路に用いられるチ
ャージポンプ回路の一実施例を示す回路図である。
【図7】図3のPLL回路に用いられるリングオシレー
タの一実施例を示す回路図である。
【図8】上記PLL回路又はDLL回路に用いられる位
相比較器の一実施例を示す回路図である。
【図9】上記位相比較器の動作の一例を説明するための
タイミング図である。
【図10】モードレジスタの設定動作を説明するための
タイミング図である。
【図11】モードレジスタにより設定されるアドレスと
動作モードの一実施例を説明するための構成図である。
【図12】この発明に係るSDRAMのリードサイクル
の一例を説明するためのタイミング図である。
【図13】この発明に係るSDRAMのライトサイクル
の一例を説明するためのタイミング図である。
【図14】この発明が適用されたダイナミック型RAM
を用いたパーソナルコンピュータシステムの一実施例を
示す構成図である。
【符号の説明】
1…クロック入力バッファ、2…アドレス入力バッフ
ァ、3…データ入力バッファ、4…データ出力バッフ
ァ、5…モードデコーダ、6…ラスコントロール回路、
7…ロウ系アドレスカウンタ、8…カラム系アドレスカ
ウンタ、9…バンクコントロール回路、10…ロウ系ア
ドレスプレデコーダ、11…ロウ系冗長回路、12…カ
ラム系アドレスプレデコーダ、13…カラム系冗長回
路、22…SDRAM、30…モードレジスタ、200
A,200B…メモリアレイ、201A,201B…ロ
ウデコーダ、202A,202B…センスアンプ及びカ
ラム選択回路、203A,203B…カラムデコーダ、
205…カラムアドレスバッファ、206…ロウアドレ
スバッファ、207…カラムアドレスカウンタ、208
…リフレッシュカウンタ、210…入力バッファ、21
1…出力バッファ、212…コントローラ。CPU…中
央処理装置、DP…ディスプレイ、FDD…フロッピー
ディスクドライブ、FD…フラッピーディスク、fil
e M…ファイルメモリ、KB…キーボード、KBDC
…キーボードコントローラ、HDD…ハードディスクド
ライブ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部端子から供給されたクロック信号と
    内部クロック信号とを比較する位相比較器と、かかる位
    相比較器の出力信号を直流化するループフィルタと、か
    かるループフィルタにより形成された制御電圧により単
    位のインバータ回路の信号遅延量が制御され、その発振
    信号に基づいて上記内部クロック信号が形成されるリン
    グオシレータと、外部から供給されたモード設定情報に
    基づいて上記リングオシレータの可変周波数範囲を変化
    させる切り替え回路とを備えたPLL回路と、上記内部
    クロック信号に同期して少なくともアドレス信号、制御
    信号及び書き込み信号の入力と、読み出し信号の出力と
    が制御される入出力インターフェイスを備えてなること
    を特徴とするダイナミック型RAM。
  2. 【請求項2】 外部端子から供給されたクロック信号と
    内部クロック信号とを比較する位相比較器と、かかる位
    相比較器の出力信号を直流化するループフィルタと、か
    かるループフィルタにより形成された制御電圧により単
    位のインバータ回路の信号遅延量が制御され、上記外部
    から供給されたクロック信号を遅延させる遅延回路と、
    外部から供給されたモード設定情報に基づいて上記遅延
    回路の可変遅延範囲を変化させる切り替え回路とを備え
    たDLL回路と、上記内部クロック信号に同期して少な
    くともアドレス信号、制御信号及び書き込み信号の入力
    と、読み出し信号の出力とが制御される入出力インター
    フェイスを備えてなることを特徴とするダイナミック型
    RAM。
  3. 【請求項3】 上記リングオシレータの可変周波数範囲
    又は遅延回路の可変遅延範囲を変化させる切り替え回路
    は、単位のインバータ回路の段数の切り替えにより行わ
    れものであることを特徴とする請求項1又は請求項2の
    ダイナミック型RAM。
  4. 【請求項4】 上記単位のインバータ回路の段数の切り
    替えは、モードレジスタにより設定されたCASレイテ
    ンシイに対応して内部回路により自動的に行われるもの
    であることを特徴とする請求項3のダイナミック型RA
    M。
  5. 【請求項5】 上記位相比較器に入力される内部クロッ
    クは、外部端子から供給されたクロック信号を取り込む
    入力バッファに対応した遅延量を持つ遅延回路により遅
    延させられるものであることを特徴とする請求項1、請
    求項2、請求項3又は請求項4のダイナミック型RA
    M。
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