JPH08104138A - 自動車用内装部品におけるポケット構造 - Google Patents

自動車用内装部品におけるポケット構造

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JPH08104138A
JPH08104138A JP23991794A JP23991794A JPH08104138A JP H08104138 A JPH08104138 A JP H08104138A JP 23991794 A JP23991794 A JP 23991794A JP 23991794 A JP23991794 A JP 23991794A JP H08104138 A JPH08104138 A JP H08104138A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車用内装部品のポケット構造において、
ポケット部下縁に形成されるパーティングラインを廃止
して、外観を向上させるとともに、ポケット部の背面パ
ネルを構成するトリム材の取付構造を簡素化することを
目的としている。 【構成】 ドアポケット部の表面パネルを構成するトリ
ム材の下側端末に外周フランジ部を設け、この外周フラ
ンジ部によりポケット部の背面パネルを構成するトリム
材の下端縁を被覆して、従来のパーティングラインを廃
止するとともに、外周フランジ部と車体パネルとの間に
背面側トリム材の下端縁を挾持固定することにより、ポ
ケット部の構造を簡素化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車用内装部品の
ポケット構造に係り、特に、ポケット部下端側の美観を
向上させるとともに、取付固定点を低減することによ
り、組み付け作業性を向上させた自動車用内装部品にお
けるポケット構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ドアトリムや、リヤサイドトリ
ム等、前席あるいは後席の乗員の身近な箇所に設定され
る自動車用内装部品には、備品を収容するためのポケッ
トが設定されることが多い。
【0003】図11,図12はドアトリムの表面下側に
設置されるドアポケット構造を示すもので、図面におい
て、ドアトリム1は、芯材2の表面に表皮材3を被覆貼
着して構成されており、ドアトリム1の表面下側に合成
樹脂の射出成形からなるドアポケット4が設置されてお
り、このドアポケット4は、内面に取付用ボス4aが複
数箇所に突設形成され、ドアトリム1の裏面側からビス
5を介してドアトリム1に対してドアポケット4を固定
するようにしている。
【0004】また、ドアトリム1の特に下端縁に沿う車
体パネル6への取り付けは、ドアトリム1のビス孔1a
を車体パネル6の取付孔6aに合わせて、ビス7により
締め付け固定して取り付けられている。
【0005】また、図13,図14に示すように、ドア
トリム1にポケット用開口8aを設け、開口8aの下方
を室内側に膨出形成し、膨出部8bの裏面側に裏当て板
8cを設置してドアポケット8を構成するものもあり、
この場合には、芯材2の裏面側から取付用ボス2aを突
設形成し、裏当て板8cをビス5を介して取り付けて、
ドアポケット8を構成する表面側パネル並びに背面側パ
ネルを固定するとともに、ドアトリム1はその下端縁に
沿って、ビス7により車体パネル6に取り付けられてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のド
アトリム1におけるドアポケット構造においては、図1
1,図12に示す別体のドアポケット4を取り付ける場
合においては、ドアポケット4の外周端末とドアトリム
1との間のパーティングが目立ち、体裁の悪いものとな
っている。
【0007】また、ドアポケット4の下端側をドアトリ
ム1に取り付けるため、ビス5等、取付備品を多く必要
とし、取付工数がかさむとともに、車体パネル6にはビ
ス5を逃げるためのエンボス部6bを設定するなど、加
工工数がかさみ、しかも車体パネル6の所定箇所にエン
ボス加工を施す必要があるなどパネル加工上の制約が多
いという問題点があった。
【0008】また、図13,図14に示すドアトリム1
と一体にドアポケット8を設定する場合においては、パ
ーティングが形成されないため、美観の低下を誘発する
という不具合は解消されているものの、ドアトリム1の
ポケット設置箇所に裏当て板8cをビス5を介して取り
付けなければならず、一体型のドアポケットタイプでも
取付工数がかさみ、かつ、車体パネル6にビス5との干
渉を避けるためのエンボス部6bを加工しなければなら
ない等、上述した従来例と同様の欠点があった。
【0009】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、ドアトリムやリヤコーナートリムの表面下
側にポケット構造を設定した内装部品におけるポケット
構造において、別物のポケットメンバーを設置する場
合、トリムと一体にポケットを形成する場合等、種々の
仕様において、ポケット外周部の見栄えが良く、美観上
好ましいとともに、取付ビス等の取付備品の削減、取付
工数の簡素化が図れ、かつ、車体パネルにおける造形上
の制約を緩和できる内装部品におけるポケット構造を提
供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、車体パネルに内装され、表面下側にポケ
ット部を設置した自動車用内装部品において、前記ポケ
ット部の表面パネルを構成するトリム材の下縁に沿っ
て、ポケットの背面パネルを構成するトリム材を覆う外
周フランジ部を設け、この外周フランジ部と車体パネル
との間に背面側トリム材の下端縁を挾持するように外周
フランジ部を車体パネルに取り付けたことを特徴とす
る。
【0011】
【作用】以上の構成から明らかなように、ポケット部の
表面パネルを構成するトリム材の下縁に沿って外周フラ
ンジ部が形成され、この外周フランジ部がポケット部の
背面パネルを構成するトリム下縁端末を被覆しているた
め、ポケット外周部に従来のように2部品のパーティン
グラインが形成されることがない。
【0012】更に、ポケット部の表面パネルを構成する
トリム材の外周フランジ部を車体パネルに固定すれば、
この外周フランジ部と車体パネルとの間にポケット部の
背面パネルを構成するトリム材の下端末が挾持固定され
るため、ポケット背面パネルを構成するトリム材の下縁
に取付点を別途設定する必要がない。
【0013】また、ポケット背面パネルを構成するトリ
ム材の下縁に沿って、ビス止め部を設定しないため、車
体パネルに、ビス等の取付備品との干渉を避けるための
エンボス加工が不要となる。
【0014】
【実施例】以下、本発明に係る自動車用内装部品におけ
るポケット構造の実施例について、添付図面を参照しな
がら詳細に説明する。
【0015】尚、以下に説明する各実施例は、自動車用
ドアトリムのドアポケット構造に適用したものである。
【0016】図1、乃至図4は本発明に係るポケット構
造の第1実施例を示すもので、図1はドアポケットを設
置したドアトリムを示す正面図、図2は同ドアトリムの
背面図、図3は同ドアトリムにおけるドアポケット部の
構成を示す断面図、図4はドアポケット構造の変形例を
示す断面図である。
【0017】図5,図6は本発明の第2実施例であり、
図5はドアポケットを装備したドアトリムを示す正面
図、図6はドアポケットの取付構造を示す断面図であ
る。
【0018】更に、図7,図8は本発明の第3実施例を
示すもので、図7はドアポケットを設置したドアトリム
を示す外観図、図8は同ドアポケット構造を示す断面
図、図9,図10は第3実施例におけるドアポケット構
造の変形例を示す各説明図である。
【0019】まず、本発明の第1実施例について、図
1、乃至図4に基づいて詳細に説明する。
【0020】図面において、本発明に係る自動車用ドア
トリム10は、上下に2分割されたアッパー側トリム2
0とロア側トリム30とから構成されており、アッパー
側トリム20とロア側トリム30とを一部ラップさせ
て、ビス等により両者を接合固定して構成されている。
【0021】また、アッパー側トリム20とロア側トリ
ム30との外観上の対比効果により、意匠性を高めるた
めに、図示はしないがアッパー側トリム20としては、
合成樹脂の射出成形により成形した芯材の表面に、装飾
性並びに手触り感を向上させるために、合成樹脂シート
や布地等の表皮材を被覆貼着して構成されており、ロア
側トリム30は、合成樹脂の製品面とすることで、シン
プルな外観を与えている。
【0022】上記ロア側トリム30は、合成樹脂の射出
成形体から構成されており、前部側にスピーカーグリル
31が形成されているとともに、ほぼ中央にドアポケッ
ト部32が設定されている。
【0023】尚、図中符号33はポケット用開口を示
す。
【0024】そして、図2に示すように、ロア側トリム
30のドアポケット部32の背面側には、ハードボード
からなる裏当て板40が取付られており、ロア側トリム
30のビス孔34にビス35を介して、アッパー側トリ
ム20に対してロア側トリム30を接合固定する際、裏
当て板40に形成されたビス孔41にビス42を挿通さ
せて、裏当て板40の上縁に沿っては、アッパー側トリ
ム20に対して裏当て板40を固定するとともに、裏当
て板40の両サイドについては、ロア側トリム30に対
して裏当て板40を固定している。
【0025】ところで、本発明は、図3に示すように、
ロア側トリム30のドアポケット部32と裏当て板40
とをドアインナーパネル50に対して簡単かつ美麗に取
り付けられるドアポケット構造を提供することにある。
【0026】すなわち、ドアポケット部32の下端に
は、外周フランジ部36が形成されており、この外周フ
ランジ部36をドアインナーパネル50の取付孔51に
ビス37を挿入して固定する際、裏当て板40の下端縁
43が外周フランジ部36とドアインナーパネル50と
の間に挾持固定される。
【0027】したがって、従来のように、ドアトリムと
ドアポケットとのパーティングラインが形成され、美観
の低下を招くことがないとともに、裏当て板40の下端
縁43はビス止め等、面倒な固定作業を必要とすること
なく、ロア側トリム30におけるドアポケット部32を
ビス37によりドアインナーパネル50に取付固定する
際、同時に裏当て板40の下縁側が固定でき、裏当て板
40の取付作業が簡素化でき、ビス等の取付備品も節約
できるという利点がある。
【0028】加えて、ドアインナーパネル50の加工に
ついても、裏当て板40の下縁側を固定するための取付
用ビスを廃止したため、ビスとの干渉を避けるためのエ
ンボス加工等が不要になるという利点もある。
【0029】次に、図4は、本発明の第1実施例におけ
る変形例を示すもので、ロア側トリム30をドアインナ
ーパネル50に取り付ける手段として、樹脂クリップ5
2を使用した実施例である。
【0030】すなわち、ロア側トリム30の下側内面、
すなわち、ドアポケット部32の下側内面にエンボス状
のクリップ座38が形成されており、このクリップ座3
8に樹脂クリップ52を予め装着しておき、ドアインナ
ーパネル50の取付孔53に樹脂クリップ52を嵌着す
ることにより、ロア側トリム30をドアインナーパネル
50に取り付ければ良い。
【0031】その際、クリップ座38の上方に裏当て板
40の表面を押圧するリブ39が形成されており、樹脂
クリップ52を介してドアインナーパネル50にロア側
トリム30を取り付ければ、リブ39の先端により裏当
て板40は、ロア側トリム30とドアインナーパネル5
0との間に挾持固定され、上述した作用効果を備えると
ともに、本実施例においては、樹脂クリップ52を使用
するため、ビス37が廃止でき、ビス37の頭部が外部
に目立つことがないため、更に美観が向上するという利
点がある。
【0032】次に、図5,図6は、本発明に係るドアポ
ケット構造の第2実施例を示すもので、この実施例は、
ドアトリム10の表面下側に別体の樹脂成形体からなる
ドアポケットメンバー60を装着するという構成であ
る。
【0033】本実施例においては、ドアトリム10にお
いては、芯材11の表面に表皮材12を被覆貼着して構
成されており、芯材11としては、繊維板,複合樹脂板
等を所要形状にプレス成形してなり、表皮材12は、合
成樹脂シート裏面に発泡層を裏打ちした積層シート等、
クッション性の良好な素材が使用されている。
【0034】そして、ドアトリム10の表面下側に、合
成樹脂の射出成形体からなるドアポケットメンバー60
が装着されるが、この実施例においても、ドアポケット
メンバー60の下縁に沿って外周フランジ部61が設定
されており、ドアポケットメンバー60の外周フランジ
部61をドアインナーパネル50の取付孔51内にビス
37を介して固定した際、ドアトリム10の下端縁13
がドアポケットメンバー60の外周フランジ部61とド
アインナーパネル50との間に挾持固定される。
【0035】したがって、本実施例においても、ドアト
リム10とドアポケットメンバー60との間のパーティ
ングラインが廃止できるため、ドアポケットメンバー6
0の下縁に沿う体裁が良好であるとともに、ドアポケッ
トメンバー60とドアトリム10との間のビス止め構造
も廃止でき、取付工数の簡素化並びに取付備品の節約
等、第1実施例と同様の効果を有する。
【0036】次に、図7,図8は、本発明に係るポケッ
ト構造の第3実施例を示すもので、同様にドアトリムの
ドアポケット構造に適用した実施例について説明する。
【0037】図7,図8に示すように、本実施例におけ
るドアトリム10は、芯材11と表皮材12とにより構
成されているが、表面下側を室内側に膨出形成するとと
もに、ポケット用開口14を所定箇所に開口形成するこ
とにより、ドアポケット部15をドアトリム10に一体
形成した仕様のトリム構成である。
【0038】この実施例は、第1実施例と基本的に同一
構成であり、ポケットの背面パネルを構成する裏当て板
40の下端縁43は、ドアポケット部15下縁に形成さ
れている外周フランジ部16により覆われ、この外周フ
ランジ部16をビス37を介してドアインナーパネル5
0に締め付け固定したとき、この外周フランジ部16と
ドアインナーパネル50との間に裏当て板40の下端縁
43が挾持固定されるという構成である。
【0039】すなわち、第1実施例がアッパー側トリム
20とロア側トリム30との分割構成でドアトリム10
を構成しているのに対して、この第3実施例においては
ドアポケット部15を一体成形したドアトリム10とい
うように、仕様が異なるだけで、ドアポケット部15の
表面パネルを構成するドアトリム10の下縁に形成され
ている外周フランジ部16により裏当て板40の下端縁
43を被覆するとともに、外周フランジ部16とドアイ
ンナーパネル50との間に裏当て板40の下端縁43を
挾持固定することにより、外観見栄えの向上、並びに取
付工数の低減という同様の作用効果を備えている。
【0040】尚、ポケット用開口14周縁には、フレー
ム状の樹脂成形体からなるポケットエスカッション17
が取り付けられている。
【0041】次いで、図9,図10は上記第3実施例の
更に変形例を示すもので、図9においては、裏当て板4
0に替えて、バスタブ型のポケットメンバー70がドア
ポケット部15内部に装着されており、このポケットメ
ンバー70の下縁にリブ71が下方向に延設形成されて
おり、ドアトリム10の下端縁に形成された外周フラン
ジ部16をドアインナーパネル50に取り付ける際、外
周フランジ部16とドアインナーパネル50との間にこ
のリブ71を挾持固定するものである。
【0042】すなわち、この変形例は、裏当て板40と
ポケットエスカッション17とを一体化したものである
ため、ポケットエスカッション17と裏当て板40とを
取り付ける作業に比較すれば、図9に示すように、バス
タブ型のポケットメンバー70を適用したほうが組付性
が向上するという利点がある。
【0043】同様に、図10に示すように、裏当て板4
0の下側表面にドアポケット15内面側に向けて突出す
る突起44を形成した場合においても、ドアトリム10
の下端に沿って設けられた外周フランジ部16をドアイ
ンナーパネル50に固定した際、裏当て板40の下端縁
43が上記突起44により押圧され、かつ、下端縁43
が外周フランジ部15とドアインナーパネル50との間
に挾持されるため、より強固な取り付けが可能になると
ともに、突起44の下方に連設して補強リブ45等が容
易に形成されるため、ドアポケット部14の補強機能を
強化できるという利点がある。
【0044】以上、第1実施例乃至第3実施例に基づい
て本発明をドアトリム10に適用したドアポケット構造
について説明したが、2ドアハードトップ車等の後席側
方に設置されるリヤサイドトリム等のポケット構造に本
発明を適用することも可能であり、内装部品のポケット
構造として有効に利用できる。
【0045】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明に係る内装部
品におけるポケット構造は、以下に記載する格別の作用
効果を有する。
【0046】(1)ポケット部の表面パネルを構成する
トリム材の下端縁に外周フランジ部を設定し、ポケット
部の背面パネルを構成するトリム材の下端縁をこの外周
フランジ部により被覆するという構成であるため、ポケ
ット部の下端縁の外観は、従来のように2部品のパーテ
ィングラインが形成されることがなく、シンプルな外観
が得られ、ポケット部の下側外観を向上させるという効
果を有する。
【0047】(2)ポケット部の表面パネルを構成する
トリム材の下端縁に外周フランジ部を設定し、この外周
フランジ部を車体パネルに固定する際、外周フランジ部
と車体パネルとの間にポケット部の背面パネルを構成す
るトリム材の下端縁を挾持固定するという構成であるた
め、ポケット部の背面パネルを構成するトリム材の下端
縁をビス止め固定する従来構造に比べ、ビス等の取付備
品を節約でき、かつ、取付工数も簡素化できる等、ポケ
ット部の組付作業性を大幅に向上させることができると
いう効果を有する。
【0048】(3)ポケット部の表面パネルを構成する
トリム材の下端縁に外周フランジ部を設け、この外周フ
ランジ部と車体パネルとの間にポケット部の背面パネル
を構成するトリム材の下端縁を挾持固定するという構成
であるため、ポケット部の背面パネルを構成するトリム
材の下端縁をビス止めすることが不要となり、ビスの頭
部との干渉を避けるために、車体パネルにエンボス加工
を施す必要がなくなり、車体パネルの加工工数を簡素化
できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るポケット構造を適用した自動車用
ドアトリムの第1実施例を示す正面図。
【図2】図1に示す自動車用ドアトリムの背面図。
【図3】図1中III −III 線断面図。
【図4】図3に示す取付構造の変形例を示す断面図。
【図5】本発明に係るポケット構造を適用した自動車用
ドアトリムの第2実施例を示す正面図。
【図6】図5中VI−VI線断面図。
【図7】本発明に係るポケット構造を適用した自動車用
ドアトリムの第3実施例を示す正面図。
【図8】図7中VIII−VIII線断面図。
【図9】本発明に係る第3実施例の変形例を示す説明
図。
【図10】本発明に係る第3実施例の変形例を示す説明
図。
【図11】ドアポケットを装備した従来の自動車用ドア
トリムを示す外観図。
【図12】図11中XII −XII 線断面図。
【図13】ドアポケットを装備した従来の自動車用ドア
トリムを示す外観図。
【図14】図13中XIV −XIV 線断面図。
【符号の説明】
10 自動車用ドアトリム 11 芯材 12 表皮材 13 下端縁 15 ドアポケット部 16 外周フランジ部 20 アッパー側トリム 30 ロア側トリム 32 ドアポケット部 36 外周フランジ部 37 ビス 40 裏当て板 43 下端縁 50 ドアインナーパネル 60 ポケットメンバー 62 外周フランジ部 70 ポケットメンバー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体パネルに内装され、表面下側にポケ
    ット部を設置した自動車用内装部品において、 前記ポケット部の表面パネルを構成するトリム材の下縁
    に沿って、ポケットの背面パネルを構成するトリム材を
    覆う外周フランジ部を設け、この外周フランジ部と車体
    パネルとの間に背面側トリム材の下端縁を挾持するよう
    に外周フランジ部を車体パネルに取り付けたことを特徴
    とする自動車用内装部品におけるポケット構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003057519A3 (en) * 2002-01-07 2003-10-16 Intier Automotive Closures Inc Trim hardware carrier
US6979047B2 (en) 2002-01-07 2005-12-27 Intier Automotive Closures Inc. Trim door hardware carrier and methods of assembling vehicle door
CN109383407A (zh) * 2017-08-03 2019-02-26 丰田纺织株式会社 车辆内饰部件

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