JPH0722949Y2 - 車載用スピーカグリル - Google Patents

車載用スピーカグリル

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JPH0722949Y2
JPH0722949Y2 JP1989130293U JP13029389U JPH0722949Y2 JP H0722949 Y2 JPH0722949 Y2 JP H0722949Y2 JP 1989130293 U JP1989130293 U JP 1989130293U JP 13029389 U JP13029389 U JP 13029389U JP H0722949 Y2 JPH0722949 Y2 JP H0722949Y2
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JP
Japan
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grill
metal net
resin
vehicle
speaker
Prior art date
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JP1989130293U
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JPH0368147U (ja
Inventor
茂邦 平松
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Kasai Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kasai Kogyo Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は車載用スピーカの室内側面を覆うように、ドア
トリム等の内装部品に取付固定される車載用スピーカグ
リルの改良に関する。
《従来の技術》 通常、車載用スピーカはドアトリム,リヤパーセル等の
内装部品の裏面側に収容され、車体パネルに固定された
車載用スピーカの前面側に位置する内装部品に開口を設
け、この開口を覆うように内装部品の表面側に車載用ス
ピーカグリルが取付られている。
第3図は自動車用ドアトリム1に取付けられたスピーカ
グリル2を示す室内側からみた正面図であり、このスピ
ーカグリル2は、第4図に示すように、樹脂製のグリル
ベース3と、このグリルベース3の表面側に取付けられ
るパンチングメタル等の金属製ネット4とから構成され
ており、金属製ネット4の周縁端末は、ドアトリム1の
表皮材1aを傷付けないように、図示するように、グリル
ベース3に形成された溝部5内に挿入され、電磁誘導加
熱等により溶着固定されている。
《考案が解決しようとする課題》 しかしながら、従来のスピーカグリル2においては、グ
リルベース3に、金属製ネット4を挿入するための溝部
5を形成する必要があり、グリルベース3が大型化し、
製品の重量化並びに材料費の高騰に伴うコストアップを
招来するという欠点が指摘されている。
更に、グリルベース3が大型化するため、ドアトリム1
に別部品を取付けている印象を与え、製品としての一体
感がなく、外観意匠性を低下させるという欠点も指摘さ
れている。
この考案は上述の事情に鑑みてなされたもので、本考案
の目的とするところは、ドアトリム等の内装部品に取付
けられる車載用スピーカグリルにおいて、金属製ネット
の外周を支持するグリルベースを小型化することによ
り、軽量化並びにコストダウンが期待できるとともに、
製品の外観意匠性についても向上させた車載用スピーカ
グリルを提供することにある。
《課題を解決するための手段》 上記目的を達成するために、本考案は、内装部品の裏面
側に収容される車載用スピーカの前面側に位置し、内装
部品に開設されるスピーカ用開口を覆うように内装部品
の表面側に取付けられる車載用スピーカグリルにおい
て、 前記車載用スピーカグリルは、フレーム状の樹脂製グリ
ルベースと、この樹脂製グリルベースに取付固定される
金属製ネットとからなり、樹脂製グリルベースは、金属
製ネットの外周縁を固定する取付用フランジと、金属製
ネットの内周面を支持する縦壁部とを備えた断面略L字
状の樹脂成形体から構成されているとともに、上記取付
用フランジの側壁部を覆い、内装部品の表面と、金属製
ネットの表面との間に外観上の一体感を与える段部が内
装部品の開口周縁に沿って形成されていることを特徴と
する。
《作用》 以上の構成から明らかなように、樹脂製グリルベース
は、取付用フランジと縦壁部とを備えた断面略L字状の
樹脂成形体から構成されており、従来の溝部を備えた構
成のものに比べ、軽量化、並びに小型化が可能となる。
さらに、外部に露出するグリルベースの取付用フランジ
を覆うように内装部品の開口周縁に段部が形成されてい
るため、グリルベースは外部に露出することがなく、ま
た内装部品と金属製ネットとの間に一体感を現出でき
る。
《実施例》 以下、本考案による車載用スピーカグリルの実施例につ
いて添付図面を参照しながら詳細に説明する。
第1図は本考案による車載用スピーカグリル並びにドア
パネル,ドアトリムを示す全体斜視図、第2図は同車載
用スピーカグリルをドアトリムに取付けた状態を示す断
面図である。
まず、第1図において、本考案による車載用スピーカグ
リル10は、ドアトリム11に開設された開口12を覆うよう
にドアトリム11に取付けられ、上記スピーカグリル10並
びに開口12は、車載用スピーカ13の前面側に位置してい
る。
なお、上記車載用スピーカ13はドアパネル14にビス15に
より取付固定されている。
ところで、上記スピーカグリル10はABS樹脂,ポリエチ
レン樹脂,ポリプロピレン樹脂等の合成樹脂を射出成形
することにより、フレーム状に成形された樹脂製グリル
ベース16と、この樹脂グリルベース16の表面に固定され
る金属製ネット17とから大略構成されている。
上記金属製ネット17はパンチングメタル,平織り金網,
エクスツルーディングメタル等を包含するものであり、
多数の穴部をもつ金属薄板を意味する。
さらに、樹脂製グリルベース16は、金属製ネット17の外
周縁を固定する取付用フランジ18と、金属製ネット17の
内周面を支持する縦壁部とを備えた断面略L字状の樹脂
成形体から構成されており、この取付用フランジ18の上
面に金属製ネット17の周縁端末17aが電磁誘導加熱等に
より取付固定されている。
したがって、樹脂製グリルベース16は従来のグリルベー
スに比べ、非常に小型化でき、軽量化達成できるととも
に、材料費を節約できるため、大幅なコストダウンが見
込める。
そして、第2図に示すように、金属製ネット17を樹脂製
グリルベース16に取付固定して構成するスピーカグリル
10をドアトリム11に取付けた状態では、図面から明らか
なように、ドアトリム11側の開口12周縁に沿って、上記
取付用フランジ18の側壁部18aを覆うように段部19が形
成されているため、樹脂製グリルベース16はこの段部19
により外部に露見することがなく、しかも、スピーカグ
リル10とドアトリム11との一体感が図れ、外観意匠性が
向上する。特に、ドアトリム11の表面形状と金属製ネッ
ト17との表面形状とを連続感をもたせるように設定すれ
ば、さらに意匠性は良好なものとなる。
なお、スピーカグリル10をドアトリム11に取付けるに
は、グリルベース16にインサートされた係止片20をドア
トリム11に設けた取付孔21内に挿入して折曲することに
より、確実かつ堅固にスピーカグリル10をドアトリム11
に取付けることができる。
また、本考案においては、樹脂製グリルベース16に、当
てリブ22が適宜箇所に設けられ、金属製ネット17を樹脂
製グリルベース16に容易に位置決めできるように構成さ
れている。
《考案の効果》 以上記載したように、本考案による車載用スピーカグリ
ルによれば以下に記載する格別の作用効果を有する。
本考案による車載用スピーカグリルによれば、金属製
ネットを支持固定する樹脂製グリルベースは、その外周
に沿って取付用フランジが形成されているだけなので、
従来の溝部を形成するタイプのグリルベースに比べ、大
幅に小型化でき、製品の軽量化を可能にするとともに、
材料費節約に伴う大幅なコストダウンを招来するという
効果を有する。
本考案による車載用スピーカグリルによれば、ドアト
リムに取付けた状態において、樹脂製グリルベースの外
周縁に沿って形成されるフランジの側壁部を覆うように
ドアトリム側に段部が形成されているため、樹脂製グリ
ルベースは外部に露出することがなく、別物を取付けた
印象を乗員に与えることがなく、しかもドアトリムとス
ピーカグリルとの一体感が図れ、外観意匠性を向上させ
るという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による車載用スピーカグリル、ドアパネ
ル,及びドアトリムを示す全体斜視図、第2図は同車載
用スピーカグリルをドアトリムに取付けた状態を示す断
面図、第3図は従来の車載用スピーカグリルを取付けた
自動車用ドアトリムを示す正面図、第4図は第3図中IV
-IV線断面図である。 10……車載用スピーカグリル 11……自動車用ドアトリム 12……開口 13……車載用スピーカ 14……ドアパネル 16……樹脂製グリルベース 17……金属製ネット 18……取付用フランジ 19……段部 22……当てリブ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内装部品(11)の裏面側に収容される車載
    用スピーカ(13)の前面側に位置し、内装部品(11)に
    開設されるスピーカ用開口(12)を覆うように内装部品
    (11)の表面側に取付けられる車載用スピーカグリル
    (10)において、 前記車載用スピーカグリル(10)は、フレーム状の樹脂
    製グリルベース(16)と、この樹脂製グリルベース(1
    6)に取付固定される金属製ネット(17)とからなり、
    樹脂製グリルベース(16)は、金属製ネット(17)の外
    周縁を固定する取付用フランジ(18)と、金属製ネット
    (17)の内周面を支持する縦壁部とを備えた断面略L字
    状の樹脂成形体から構成されているとともに、上記取付
    用フランジ(18)の側壁部(18a)を覆い、内装部品(1
    1)の表面と、金属製ネット(17)の表面との間に外観
    上の一体感を与える段部(19)が内装部品(11)の開口
    (12)周縁に沿って形成されていることを特徴とする車
    載用スピーカグリル。
  2. 【請求項2】樹脂製グリルベース(16)には金属製ネッ
    ト(17)を位置決めするための当てリブ(22)が形成さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の車載用スピー
    カグリル。
JP1989130293U 1989-11-08 1989-11-08 車載用スピーカグリル Expired - Lifetime JPH0722949Y2 (ja)

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DE102012112998B4 (de) 2011-12-22 2023-07-06 Kia Motors Corporation Montagestruktur eines tieftöners für ein fahrzeug

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JPH0368147U (ja) 1991-07-04

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