JPH0719884Y2 - ドアトリム用アームレスト - Google Patents
ドアトリム用アームレストInfo
- Publication number
- JPH0719884Y2 JPH0719884Y2 JP1989118904U JP11890489U JPH0719884Y2 JP H0719884 Y2 JPH0719884 Y2 JP H0719884Y2 JP 1989118904 U JP1989118904 U JP 1989118904U JP 11890489 U JP11890489 U JP 11890489U JP H0719884 Y2 JPH0719884 Y2 JP H0719884Y2
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- Japan
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- armrest
- door trim
- support member
- pad
- skin
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Description
【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この考案はドアトリムに取付けられるドアトリム用アー
ムレストに関するもので、特に、一般仕様、ならびにク
ロス貼り仕様の両仕様にアームレスト支持部材を共用で
きるようにしたドアトリム用アームレストに関する。
ムレストに関するもので、特に、一般仕様、ならびにク
ロス貼り仕様の両仕様にアームレスト支持部材を共用で
きるようにしたドアトリム用アームレストに関する。
《従来の技術》 第７図は乗用車のドアパネルに内装されるドアトリム１
であり、ドアトリム１の表面ほぼ中央部には乗員が肘を
掛けて休めるように、ドアトリム用アームレスト２が設
置されている。
であり、ドアトリム１の表面ほぼ中央部には乗員が肘を
掛けて休めるように、ドアトリム用アームレスト２が設
置されている。
このドアトリム用アームレスト２は第８図，第９図に示
すように、ドアトリム１に取付固定される樹脂成形体か
らなるアームレスト支持部材３と、このアームレスト支
持部材３の上面に装着固定されるアームレストパッド４
とから大略構成される。
すように、ドアトリム１に取付固定される樹脂成形体か
らなるアームレスト支持部材３と、このアームレスト支
持部材３の上面に装着固定されるアームレストパッド４
とから大略構成される。
また、アームレストパッド４はポリプロピレン樹脂等の
樹脂芯材５の上面にポリウレタンフォーム等のパッド材
６が一体化され、さらに、このパッド材６の表面を表皮
材としての軟質塩ビ７により被包して構成されている。
樹脂芯材５の上面にポリウレタンフォーム等のパッド材
６が一体化され、さらに、このパッド材６の表面を表皮
材としての軟質塩ビ７により被包して構成されている。
更に、第９図に示すように、表皮材として軟質塩ビ７の
外周にクロス等の布地シート８を被覆したタイプのもの
も実用化されている。
外周にクロス等の布地シート８を被覆したタイプのもの
も実用化されている。
このように第８図に示す一般仕様のものと第９図に示す
クロス貼り仕様のそれぞれのアームレストパッド４を使
い分けることにより、製品外観のバリエーションを持た
せている。
クロス貼り仕様のそれぞれのアームレストパッド４を使
い分けることにより、製品外観のバリエーションを持た
せている。
《考案が解決しようとする課題》 しかしながら、このようにアームレストパッド４として
一般仕様のものとクロス貼り仕様のものとを使用する場
合には、クロス８の折り返し部分の厚みが厚くなるた
め、その厚み分を許容する段部９を一般仕様のものに比
べ大きくとる必要があり、第８図に示す一般仕様のアー
ムレストパッド４を使用する場合と第９図に示すクロス
貼り仕様のアームレストパッド４を仕様する場合には、
アームレスト支持部材３の形状を変えなければならず、
アームレスト支持部材３を成形する射出成形用金型を変
更する必要があり、大幅なコストアップを招来するとい
う問題点が指摘されている。
一般仕様のものとクロス貼り仕様のものとを使用する場
合には、クロス８の折り返し部分の厚みが厚くなるた
め、その厚み分を許容する段部９を一般仕様のものに比
べ大きくとる必要があり、第８図に示す一般仕様のアー
ムレストパッド４を使用する場合と第９図に示すクロス
貼り仕様のアームレストパッド４を仕様する場合には、
アームレスト支持部材３の形状を変えなければならず、
アームレスト支持部材３を成形する射出成形用金型を変
更する必要があり、大幅なコストアップを招来するとい
う問題点が指摘されている。
この考案は、このような事情に鑑みてなされたもので、
本考案の目的とするところは一般仕様のアームレストパ
ッド、ならびにクロス貼り仕様のアームレストパッドの
両タイプに共用できるアームレスト支持部材を採用する
ことにより、製造設備を大幅に簡略化でき、著しいコス
トダウンを招来するドアトリム用アームレストを提供す
ることにある。
本考案の目的とするところは一般仕様のアームレストパ
ッド、ならびにクロス貼り仕様のアームレストパッドの
両タイプに共用できるアームレスト支持部材を採用する
ことにより、製造設備を大幅に簡略化でき、著しいコス
トダウンを招来するドアトリム用アームレストを提供す
ることにある。
《課題を解決するための手段》 上記目的を達成するために、本考案は、ドアトリムの表
面側略中央部に取付固定されるアームレスト支持部材
と、このアームレスト支持部材の上面に装着固定される
アームレストパッドとからなり、上記アームレストパッ
ドは樹脂フレームと、この樹脂フレームの表面側に積層
一体化されるパッド材と、さらにその表面を被包する表
皮材とから構成されているドアトリム用アームレストに
おいて、 前記表皮材は、スラッシュ表皮単体か、あるいはスラッ
シュ表皮表面に布地シートが貼着された複合体が選択的
に使用されるとともに、 上記スラッシュ表皮の前面側下縁に沿って下方向に向く
フランジが形成され、アームレスト支持部材の上端縁に
はこのフランジと対応する段部が設けられ、布地シート
の折返し端末がフランジ内面と段部との間の空間部内に
収容可能となるように構成されていることを特徴とす
る。
面側略中央部に取付固定されるアームレスト支持部材
と、このアームレスト支持部材の上面に装着固定される
アームレストパッドとからなり、上記アームレストパッ
ドは樹脂フレームと、この樹脂フレームの表面側に積層
一体化されるパッド材と、さらにその表面を被包する表
皮材とから構成されているドアトリム用アームレストに
おいて、 前記表皮材は、スラッシュ表皮単体か、あるいはスラッ
シュ表皮表面に布地シートが貼着された複合体が選択的
に使用されるとともに、 上記スラッシュ表皮の前面側下縁に沿って下方向に向く
フランジが形成され、アームレスト支持部材の上端縁に
はこのフランジと対応する段部が設けられ、布地シート
の折返し端末がフランジ内面と段部との間の空間部内に
収容可能となるように構成されていることを特徴とす
る。
《作用》 以上の構成から明らかなように、スラッシュ表皮の前面
側下縁に下方向に延在するフランジを設け、このフラン
ジと対応する段部をアームレスト支持部材に形成するこ
とにより、アームレストパッドのスラッシュ表皮とアー
ムレスト支持部材とは、面接触ではなくほぼ線接触する
という関係になり、クロスを表皮材の外周に設置した場
合でも、クロス折り返し部の厚みがかさばることがな
く、フランジ内面と段部との間の空間部内に収容され
る。
側下縁に下方向に延在するフランジを設け、このフラン
ジと対応する段部をアームレスト支持部材に形成するこ
とにより、アームレストパッドのスラッシュ表皮とアー
ムレスト支持部材とは、面接触ではなくほぼ線接触する
という関係になり、クロスを表皮材の外周に設置した場
合でも、クロス折り返し部の厚みがかさばることがな
く、フランジ内面と段部との間の空間部内に収容され
る。
《実施例》 以下、本考案によるドアトリム用アームレストの実施例
について添付図面を参照しながら詳細に説明する。
について添付図面を参照しながら詳細に説明する。
第１図は本考案によるアームレストを取付けたドアトリ
ムを示す正面図、第２図は同ドアトリムの断面図、第３
図は本考案によるドアトリム用アームレストの構成を示
す断面図、第４図は本考案によるドアトリム用アームレ
ストの別実施例を示す断面図、第５図，第６図は同様に
本考案によるドアトリム用アームレストの別実施例を示
す各断面図である。
ムを示す正面図、第２図は同ドアトリムの断面図、第３
図は本考案によるドアトリム用アームレストの構成を示
す断面図、第４図は本考案によるドアトリム用アームレ
ストの別実施例を示す断面図、第５図，第６図は同様に
本考案によるドアトリム用アームレストの別実施例を示
す各断面図である。
第１図，第２図において、本考案によるアームレストは
第１図に示すようにドアトリム10の表面側略中央部に装
着固定されている。
第１図に示すようにドアトリム10の表面側略中央部に装
着固定されている。
上記ドアトリム10は、繊維板，樹脂板等を所要形状に成
形してなり、適度の保形性と、車体パネルへの取付剛性
を備えた芯材11と、芯材11の表面側に、緩衝性ならびに
装飾性を付与するために一体貼着された表皮材12とから
大略構成される。
形してなり、適度の保形性と、車体パネルへの取付剛性
を備えた芯材11と、芯材11の表面側に、緩衝性ならびに
装飾性を付与するために一体貼着された表皮材12とから
大略構成される。
この表皮材12としては、塩ビシートの裏面にポリウレタ
ンフォーム等のパッド材をラミネートしたものを本実施
例では使用している。
ンフォーム等のパッド材をラミネートしたものを本実施
例では使用している。
次に、ドアトリム10に取付けられるアームレスト13とし
ては、ドアトリム10と図示しない車体パネルとに共締め
される、射出成形体からなるアームレスト支持部材14
と、このアームレスト支持部材14の上面に装着固定され
るアームレストパッド15とから大略構成されている。
ては、ドアトリム10と図示しない車体パネルとに共締め
される、射出成形体からなるアームレスト支持部材14
と、このアームレスト支持部材14の上面に装着固定され
るアームレストパッド15とから大略構成されている。
上記アームレストパッド15は、本実施例においてはポリ
プロピレン樹脂等の樹脂フレーム16と、樹脂フレーム16
の表面に積層一体化されるポリウレタンフォーム等のパ
ッド材17と、パッド材17の表面を被覆する表皮材18（ス
ラッシュ表皮19の外周をクロス20により被覆して成る）
とから構成される。
プロピレン樹脂等の樹脂フレーム16と、樹脂フレーム16
の表面に積層一体化されるポリウレタンフォーム等のパ
ッド材17と、パッド材17の表面を被覆する表皮材18（ス
ラッシュ表皮19の外周をクロス20により被覆して成る）
とから構成される。
さらに詳しくは、樹脂フレーム16は図示はしないがアー
ムレスト支持部材14に対してクリップ止めなどにより装
着固定され、また、パッド材17はポリウレタン注入成形
により、予め樹脂フレーム16並びにスラッシュ表皮19を
モールド金型内に設置して、樹脂フレーム16とパッド材
17及びスラッシュ表皮19とをモールド一体化してなり、
更に、スラッシュ表皮19の外周にクロス20を貼着して構
成されている。
ムレスト支持部材14に対してクリップ止めなどにより装
着固定され、また、パッド材17はポリウレタン注入成形
により、予め樹脂フレーム16並びにスラッシュ表皮19を
モールド金型内に設置して、樹脂フレーム16とパッド材
17及びスラッシュ表皮19とをモールド一体化してなり、
更に、スラッシュ表皮19の外周にクロス20を貼着して構
成されている。
ところで、本考案によるアームレスト13において、アー
ムレスト支持部材14とアームレストパッド15との突合わ
せ部分における外表面は、スラッシュ表皮19の表面側下
縁に沿って下方向にフランジ21が形成されており、この
フランジ21と対応する段部22がアームレスト支持部材14
の上端縁に沿って形成されている。
ムレスト支持部材14とアームレストパッド15との突合わ
せ部分における外表面は、スラッシュ表皮19の表面側下
縁に沿って下方向にフランジ21が形成されており、この
フランジ21と対応する段部22がアームレスト支持部材14
の上端縁に沿って形成されている。
従って、本実施例のようにスラッシュ表皮19とクロス20
との複合表皮材を使用した場合でも、クロス20の巻込み
端部は図示するようにフランジ21に沿って添設され、ス
ラッシュ表皮19に接合固定されるため、従来のように、
クロス20の差込み部分の厚みがかさばることがなく、ア
ームレスト支持部材14とアームレストパッド15との間に
空きが生じるという不具合は有効に解決される。
との複合表皮材を使用した場合でも、クロス20の巻込み
端部は図示するようにフランジ21に沿って添設され、ス
ラッシュ表皮19に接合固定されるため、従来のように、
クロス20の差込み部分の厚みがかさばることがなく、ア
ームレスト支持部材14とアームレストパッド15との間に
空きが生じるという不具合は有効に解決される。
次に、第４図はドアトリム用アームレスト13として使用
する一般仕様のアームレストであり、表皮材18としては
スラッシュ成形による表皮19が単独で使用される。
する一般仕様のアームレストであり、表皮材18としては
スラッシュ成形による表皮19が単独で使用される。
このものにおいても、表皮材18の室内側下縁に沿ってフ
ランジ21が下方向に形成され、このフランジ21を許容す
る段部22がアームレスト支持部材14に形成されており、
上述実施例で使用したアームレスト支持部材14が使用可
能である。
ランジ21が下方向に形成され、このフランジ21を許容す
る段部22がアームレスト支持部材14に形成されており、
上述実施例で使用したアームレスト支持部材14が使用可
能である。
従って、アームレスト13としてクロス貼り仕様ならびに
一般仕様の両仕様において同一のアームレスト支持部材
14を使用できることから、射出成形用金型を共用化で
き、著しいコストダウンがもたらされる有利さがある。
一般仕様の両仕様において同一のアームレスト支持部材
14を使用できることから、射出成形用金型を共用化で
き、著しいコストダウンがもたらされる有利さがある。
更に、アームレストパッド15の表皮材18に形成されるフ
ランジ21の内奥側は外部に露出しないため、アームレス
ト支持部材14と表皮材18との間にはクロスの厚みを吸収
する間隙が設定されているが、強度的に剛性を強化した
い場合には第５図に示すようにスラッシュ表皮19成形時
に図示するようなリブ23を一体に形成すれば良く、この
ようにした場合、クロス20をスラッシュ表皮19の外表面
に被覆するにはクロス20に取付孔24を設け、補強リブ23
を取付孔24内に嵌め込れてクロス20の巻込み端部を接合
固定すれば良い（第６図参照）。
ランジ21の内奥側は外部に露出しないため、アームレス
ト支持部材14と表皮材18との間にはクロスの厚みを吸収
する間隙が設定されているが、強度的に剛性を強化した
い場合には第５図に示すようにスラッシュ表皮19成形時
に図示するようなリブ23を一体に形成すれば良く、この
ようにした場合、クロス20をスラッシュ表皮19の外表面
に被覆するにはクロス20に取付孔24を設け、補強リブ23
を取付孔24内に嵌め込れてクロス20の巻込み端部を接合
固定すれば良い（第６図参照）。
《効果》 以上説明したように、本考案によるドアトリム用アーム
レストは以下に記載する格別の作用効果を有する。
レストは以下に記載する格別の作用効果を有する。
本考案によれば、アームレストパッドのスラッシュ
表皮の前面側下縁に沿って下方向に延在するフランジを
設け、アームレスト支持部材にはこのフランジと対応す
る段部をその上端縁に沿って設けるという構成であるか
ら、クロス貼り仕様のアームレストにおいて、クロスの
巻込みはフランジに沿って行なわれ、コーナー部等クロ
スの重なり部分はフランジの内奥側に隠れ、コーナー部
分においてクロスの皺，弛み等が見えず、製品の外観意
匠性が向上するという効果を有する。
表皮の前面側下縁に沿って下方向に延在するフランジを
設け、アームレスト支持部材にはこのフランジと対応す
る段部をその上端縁に沿って設けるという構成であるか
ら、クロス貼り仕様のアームレストにおいて、クロスの
巻込みはフランジに沿って行なわれ、コーナー部等クロ
スの重なり部分はフランジの内奥側に隠れ、コーナー部
分においてクロスの皺，弛み等が見えず、製品の外観意
匠性が向上するという効果を有する。
本考案によれば、アームレストパッドのスラッシュ
表皮の前面側下縁に沿ってフランジを設け、このフラン
ジと対応する段部をアームレスト支持部材の上端縁に沿
って設定するというものであるから、クロス貼り仕様の
アームレストにおいて、クロスの巻込み部の厚みを吸収
する空隙部をアームレストパッドとアームレスト支持部
材との間に設けてもフランジにより隠されるため、クロ
ス厚みの悪影響を排除することができるため、一般仕様
のアームレストおよびクロス貼り仕様のアームレストに
おいて同一のアームレスト支持部材を共用することがで
き、部品統一による大幅なコストダウンを招来するとい
う効果を有する。
表皮の前面側下縁に沿ってフランジを設け、このフラン
ジと対応する段部をアームレスト支持部材の上端縁に沿
って設定するというものであるから、クロス貼り仕様の
アームレストにおいて、クロスの巻込み部の厚みを吸収
する空隙部をアームレストパッドとアームレスト支持部
材との間に設けてもフランジにより隠されるため、クロ
ス厚みの悪影響を排除することができるため、一般仕様
のアームレストおよびクロス貼り仕様のアームレストに
おいて同一のアームレスト支持部材を共用することがで
き、部品統一による大幅なコストダウンを招来するとい
う効果を有する。
第１図は本考案によるアームレストを取付けたドアトリ
ムを示す正面図、第２図は第１図中II-II線断面図、第
３図は本考案によるドアトリム用アームレストの構成を
示す要部断面図、第４図は本考案によるドアトリム用ア
ームレストの別実施例を示す要部断面図、第５図，第６
図は本考案によるドアトリム用アームレストのさらに別
実施例を示す各断面図、第７図は従来のアームレストを
取付けたドアトリムを示す正面図、第８図は第７図中VI
II-VIII線断面図であり、一般仕様のアームレストの構
造を示す断面図、第９図はクロス貼り仕様の従来のアー
ムレストの構造を示す断面図である。 10……自動車用ドアトリム 11……芯材 12……表皮材 13……アームレスト 14……アームレスト支持部材 15……アームレストパッド 16……樹脂フレーム 17……パッド材 18……表皮材 19……スラッシュ表皮 20……クロス 21……フランジ 22……段部
ムを示す正面図、第２図は第１図中II-II線断面図、第
３図は本考案によるドアトリム用アームレストの構成を
示す要部断面図、第４図は本考案によるドアトリム用ア
ームレストの別実施例を示す要部断面図、第５図，第６
図は本考案によるドアトリム用アームレストのさらに別
実施例を示す各断面図、第７図は従来のアームレストを
取付けたドアトリムを示す正面図、第８図は第７図中VI
II-VIII線断面図であり、一般仕様のアームレストの構
造を示す断面図、第９図はクロス貼り仕様の従来のアー
ムレストの構造を示す断面図である。 10……自動車用ドアトリム 11……芯材 12……表皮材 13……アームレスト 14……アームレスト支持部材 15……アームレストパッド 16……樹脂フレーム 17……パッド材 18……表皮材 19……スラッシュ表皮 20……クロス 21……フランジ 22……段部
Claims (1)
- 【請求項１】ドアトリム（10）の表面側略中央部に取付
固定されるアームレスト支持部材（14）と、このアーム
レスト支持部材（14）の上面に装着固定されるアームレ
ストパッド（15）とからなり、上記アームレストパッド
（15）は樹脂フレーム（16）と、この樹脂フレーム（1
6）の表面側に積層一体化されるパッド材（17）と、さ
らにその表面を被包する表皮材（18）とから構成されて
いるドアトリム用アームレスト（13）において、 前記表皮材（18）は、スラッシュ表皮（19）単体か、あ
るいはスラッシュ表皮（19）表面に布地シート（20）が
貼着された複合体が選択的に使用されるとともに、 上記スラッシュ表皮（19）の前面側下縁に沿って下方向
に向くフランジ（21）が形成され、アームレスト支持部
材（14）の上端縁にはこのフランジ（21）と対応する段
部（22）が設けられ、布地シート（20）の折返し端末が
フランジ（21）内面と段部との間の空間部内に収容可能
となるように構成されていることを特徴とするドアトリ
ム用アームレスト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989118904U JPH0719884Y2 (ja) | 1989-10-11 | 1989-10-11 | ドアトリム用アームレスト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989118904U JPH0719884Y2 (ja) | 1989-10-11 | 1989-10-11 | ドアトリム用アームレスト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0357132U JPH0357132U (ja) | 1991-05-31 |
| JPH0719884Y2 true JPH0719884Y2 (ja) | 1995-05-10 |
Family
ID=31667046
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989118904U Expired - Lifetime JPH0719884Y2 (ja) | 1989-10-11 | 1989-10-11 | ドアトリム用アームレスト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0719884Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4554438B2 (ja) * | 2004-12-28 | 2010-09-29 | 株式会社デルタツーリング | ランバーサポート、シート用クッション及び座席構造 |
| JP4765026B2 (ja) * | 2005-06-21 | 2011-09-07 | 株式会社エルゴジャパン | 背凭れカバー |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6198635A (ja) * | 1984-10-18 | 1986-05-16 | Nissan Motor Co Ltd | ア−ムレスト |
| JPS62179835U (ja) * | 1986-05-07 | 1987-11-14 | ||
| JP2512908Y2 (ja) * | 1987-04-03 | 1996-10-02 | 日産自動車株式会社 | 自動車用ア−ムレスト構造 |
-
1989
- 1989-10-11 JP JP1989118904U patent/JPH0719884Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0357132U (ja) | 1991-05-31 |
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