JPH0743022Y2 - 半練物用容器 - Google Patents

半練物用容器

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JPH0743022Y2
JPH0743022Y2 JP1988062987U JP6298788U JPH0743022Y2 JP H0743022 Y2 JPH0743022 Y2 JP H0743022Y2 JP 1988062987 U JP1988062987 U JP 1988062987U JP 6298788 U JP6298788 U JP 6298788U JP H0743022 Y2 JPH0743022 Y2 JP H0743022Y2
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JP
Japan
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piston plug
tubular
fitted
protrusion
tubular body
Prior art date
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Expired - Lifetime
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JP1988062987U
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English (en)
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JPH01168483U (ja
Inventor
厚 丸田
治夫 土田
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Pola Chemical Industries Inc
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Pola Chemical Industries Inc
Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は半練物用容器に係り、特に、半練内容物Aの吐
出に伴って筒状容器底部に設けたピストン栓が上昇し
て、内容物を円滑に取り出せるようにした形式のものに
関する。
〔従来の技術〕
従来より、練り歯磨き等の半練物を収容する容器として
は容器自体を変形させることによって内容物を吐出させ
るチューブ容器が知られている。
一方、これとは別に、容器を変形させることなく内容物
を吐出できるようにしたものがあり、例えば実開昭61−
153772号公報に記載されているものがある。
これは第4図に示すように、筒状胴体1の上部に注出ポ
ンプ部2を設ける一方、この筒状胴体1の底部にピスト
ン栓3を嵌合して構成され、 ピストン栓3は筒状胴体1に内容物Aを充填した後装着
するようになっている。
なお、ピストン栓は空気が流出しないような構造になっ
ている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、前記した従来のものにおいては、ピストン栓の
装着に際して容器内の空気を抜くことができず、その装
着が困難であるとともに、容器内部に気室が残存してし
まうという虞がある。また、ピストン栓を容器内に装着
する際に内部の空気を抜くようにした構造のものもある
が、ピストン栓の正確な装着と言う点での配慮はなく、
空気抜きの構造を利用してピストン栓の適正な装着も行
うことができる容器の提供が望まれていた。
本考案は前記事項に鑑みてなされたもので、内圧を適正
に排出することができるとともに、ピストン栓の正確な
装着を行うことが可能な半練物用容器を提供することを
技術的課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は前記技術的課題を解決するために、筒状胴体1
の上部に注出ポンプ部2を設ける一方、この筒状胴体1
の底部にピストン栓3を嵌合し、筒状胴体1の下部に底
蓋4を取り付けるようにした半練物用容器において以下
の構成を採った。
即ち、前記ピストン栓3に空気抜孔5を設けるととも
に、この空気抜孔5の周囲に管状部6を垂設する。
一方、前記底蓋4には前記管状部6に嵌合すべき突起部
7を形成し、この突起部7の基部周囲に弱め部8を形成
する。
そして筒状胴体1の底部からピストン栓3を挿入した位
置で底蓋4を嵌合し、底蓋4の底部側から突起部7を前
記管状部6に圧入して半練物用容器とした。
〔作用〕
筒状胴体1の上部に設けられた注出ポンプ部2は負圧を
発生するように作用し、筒状胴体1内に充填された半練
物を吸い上げるようになっている。
この筒状胴体1の底部にピストン栓3を嵌合するに際し
ては、半練の内容物Aを充填した後にピストン栓3を押
し込む。すると、空気抜孔5からは内容物Aが余剰の空
気ととにも排出される。
ここで筒状胴体1の底部に底蓋4を取り付け、さらに治
具により前記突起部7を底蓋4の底部側から押圧する。
これにより、突起部7は弱め部8から破断し前記管状部
6に圧入される。
このようにしてピストン栓3を装着した後、注出ポンプ
部2を作動させて内容物Aを吐出させると、容器内は負
圧となるが、空気抜孔5は前記突起部7によって閉塞さ
れているため空気が流入してしまうことはない。
〔実施例〕
本考案の実施例を第1図乃至第3図に基づいて説明す
る。
第1図に注出ポンプ部2の構造を示す。この部分の構造
は本考案の要旨ではないため簡単に説明すると、筒状胴
体1に固定されているシリンダ部20にピストン21が摺動
自在に嵌合されている。このピストン21は複数の部品を
介して吐出ヘッド部22に接続されており、吐出ヘッド部
22を下動させることによってピストン21上部に形成した
流出孔23から内容物Aが上昇するようになっている。こ
のように上昇した内容物Aは吐出ヘッド部22に設けられ
た吐出孔24から外部に流出するようになっている。
前記ピストン21はコイルスプリング25で上方に付勢され
ており、吐出ヘッド部22から指を離すとボール弁26が上
方に持ち上がりつつ内容物Aがシリンダ内に吸い上げら
れる。なお、注出ポンプ部2についてはこの構成例に限
らず、負圧を発生するよう構成した周知のものを使用す
ることができる。
筒状胴体1の上部には前記注出ポンプ部2が取り付けら
れている。そして筒状胴体1の下部からピストン栓3が
嵌入されるようになっている。また、筒状胴体1の底部
には有底筒状の底蓋4が取り付けられている。
前記ピストン栓3は、弾性合成樹脂で略つづみ状に形成
したピストン部3aの上下縁にパッキン部3b、3cを形成す
るとともに、ピストン部3aから略水平に延出した隔離壁
3dの中央に空気抜孔5を穿設したものである。この隔離
壁3dの下面における中心部であって空気抜孔5の基部周
囲には管状部6が垂設されており、この管状部6の内壁
には係合溝6aが形成されている。
一方、筒状胴体1の底部外周に嵌合する筒状周囲部と底
面部とからなる底蓋4のその底面部中心位置には前記管
状部6に嵌合すべき突起部7が形成されており、この突
起部7の基部周囲には脆弱線部8が形成されている。こ
の突起部7は内部が中空であり、その中空部は底蓋4の
底部に開口させてある。そして突起部7には係合凸部7a
が周設してある。前記脆弱線部8は底蓋4を部分的に肉
薄にするとともに破線を刻設して構成したものである。
ここでピストン栓3を筒状胴体1に装着するに際して
は、ピストン栓3を筒状胴体1の下部から矢示F方向に
嵌入する。すると内容物Aは筒状胴体内で圧縮されるこ
ととなり、余剰の空気と少量の内容物Aとは空気抜孔5
から外部に流出する。
そして、筒状胴体1の底部に底蓋4を取り付ける。この
時、管状部6と突起部7とは、底蓋4が筒状胴体1の底
部外周に嵌合された時に軽く嵌合するような長さ関係に
設計されている。
ところで、底蓋4がその筒状周囲部を筒状胴体1の下部
外周に嵌め込まれているため、底蓋4の中心軸線と筒状
胴体1の中心軸線とは完全に一致し、これにより底蓋4
の底面部中心位置に形成された突起部7は筒状胴体1の
中心軸線上に正確に位置することになる。その結果、ピ
ストン栓3が管状部6を介して底蓋4の底面部突起部7
により所謂心合わせされることになり、当初ピストン栓
3が筒状胴体1に多少ゆがんで、即ち傾斜して嵌入され
た場合でもその嵌入状態が正確に修正され、その後のピ
ストン栓3の安定的動作を保障することができる。
次いで、治具9の頭部10を突起部7の空洞部部分に挿入
して押圧すると、脆弱線部8が破断して突起部7が底蓋
4から分離し、突起部7の空洞部分に嵌入する。これに
より空気抜孔5は閉塞される。
このようにしてピストン栓3を装着した後、注出ポンプ
部2を作動させて内容物Aを吐出させると、容器内は負
圧となるが、空気抜孔5は既に閉塞されているため空気
漏れ等の虞れはない。
以上述べたように、空気抜孔5から容器内圧を抜くこと
ができるため、ピストン栓3の装着が容易である。ま
た、ピストン栓3の装着後は突起部7を外部から押し込
むだけで容易に空気抜孔5を塞ぐことができるようにし
たので、外気が容器内部に侵入することはない。
〔考案の効果〕
本考案によれば、ピストン栓に空気抜孔を形成したの
で、ピストン栓の装着に際しては容器内圧を適正に排出
することができる。
また、ピストン栓の装着後は突起部を外部から押し込む
だけで容易に空気抜孔を塞ぐことができるようにしたの
で、外気が容器内部に侵入することはなく円滑かつ確実
な吐出操作を行うことができる。更に、本考案の半練物
用容器によれば、底蓋が筒状胴体の下部に嵌合された
時、底蓋の底面部中心に形成された突起部の先端がピス
トン栓の中心部に形成さた管状部内に僅かに進入するよ
うに構成されていることから、ピストン栓が管状部を介
して底蓋の底面部突起部により所謂心合わせされること
になり、当初ピストン栓が筒状胴体に多少ゆがんで嵌入
された場合でもその嵌入状態が正確に修正されてその後
のピストン栓の安定的動作を保障することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の一実施例を示し、第1図は
注出ポンプ部の断面図、第2図は要部の断面図、第3図
は完成状態を示す要部の断面図、第4図は従来の半練物
用容器を示す断面図である。 1……筒状胴体、2……注出ポンプ部、3……ピストン
栓、4……底蓋、5……空気抜孔、6……管状部、7…
…突起部、8……弱め部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒状胴体1の上部に設けられた注出ポンプ
    部2と、この筒状胴体1の底部に嵌入されるピストン栓
    3と、前記筒状胴体1に下部から嵌合されて装着される
    有底筒状の底蓋4と、前記ピストン栓3に形成された空
    気抜孔5と、前記筒状胴体1に嵌合された前記ピストン
    栓3の外表面中心部に形成され、前記空気抜孔5を内側
    に位置して垂設された管状部6と、前記底蓋4の底面部
    の中心位置に形成され、前記筒状胴体1の下部から嵌入
    された前記ピストン栓3の前記管状部6に圧入されてこ
    れを閉塞可能な形状の突起部7と、前記突起部7を所定
    の圧力で前記ピストン栓3方向へ押圧した際に前記突起
    部7を前記底蓋4の前記底面部から切り離して前記管状
    部6内へ進入可能な切り離し用の脆弱線部8とを含み、
    前記底蓋が筒状胴体の下部に嵌合された時に前記ピスト
    ン栓の前記管状部内に僅かに嵌入するように前記管状部
    と前記突起部との長さが設定されていることを特徴とす
    る半練物用容器。
JP1988062987U 1988-05-13 1988-05-13 半練物用容器 Expired - Lifetime JPH0743022Y2 (ja)

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JPH01168483U JPH01168483U (ja) 1989-11-28
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