JPS6244919Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6244919Y2 JPS6244919Y2 JP12029180U JP12029180U JPS6244919Y2 JP S6244919 Y2 JPS6244919 Y2 JP S6244919Y2 JP 12029180 U JP12029180 U JP 12029180U JP 12029180 U JP12029180 U JP 12029180U JP S6244919 Y2 JPS6244919 Y2 JP S6244919Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle
- container
- plate
- valve
- outflow hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 7
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本案はクリーム状物収納容器に係る。
「従来の技術」
クリーム状物を収納させる容器として種々のも
のが知られており、例えば実開昭53−28038号公
報の考案では、容器体内に底壁から起立する棒体
を挿入させて該棒体に中皿を、底壁押上げにより
棒体を上昇させると中皿が共に上昇し、又、棒体
を下降させると上昇した位置に中皿が止まるよう
に取付けておき、棒体を上下動させることによつ
て中皿が一定距離ずつ上昇して、収納容器の狭小
化により定量のクリーム状物が容器外に押出され
るように形成させている。
のが知られており、例えば実開昭53−28038号公
報の考案では、容器体内に底壁から起立する棒体
を挿入させて該棒体に中皿を、底壁押上げにより
棒体を上昇させると中皿が共に上昇し、又、棒体
を下降させると上昇した位置に中皿が止まるよう
に取付けておき、棒体を上下動させることによつ
て中皿が一定距離ずつ上昇して、収納容器の狭小
化により定量のクリーム状物が容器外に押出され
るように形成させている。
「考案が解決しようとする問題点」
上記従来例の容器のように、棒体の上下動によ
つて中皿が一定距離ずつ上昇するように形成する
と構造が複雑となつて高価となるものであつた。
つて中皿が一定距離ずつ上昇するように形成する
と構造が複雑となつて高価となるものであつた。
本案は、容器体内の内圧を変化させることでク
リーム状物を吸い出せるように形成して構造の簡
易化を図り、よつて、廉価に形成できるようにし
たものである。
リーム状物を吸い出せるように形成して構造の簡
易化を図り、よつて、廉価に形成できるようにし
たものである。
「問題点を解決するための手段」
内部が負圧化することで収納容積が狭小化可能
に設けた胴部３を有する容器１の上部に筒状で上
端開口の外形部６を形成させて、該外形部からは
ノズル５を横外方へ突出させると共に、該外形部
の下端内面には流出孔９付きの仕切板８を横設さ
せ、又該外形部内には吸込み用弁と吐出用弁とを
有する弁付き板１１を横設させて、上記流出孔９
と吸込み用弁とを、又吐出用弁と上記ノズルのノ
ズル孔とを連通させ、上記外形部上端には上方へ
突出させて球面状弾性キヤツプ１７を嵌合させ
る。
に設けた胴部３を有する容器１の上部に筒状で上
端開口の外形部６を形成させて、該外形部からは
ノズル５を横外方へ突出させると共に、該外形部
の下端内面には流出孔９付きの仕切板８を横設さ
せ、又該外形部内には吸込み用弁と吐出用弁とを
有する弁付き板１１を横設させて、上記流出孔９
と吸込み用弁とを、又吐出用弁と上記ノズルのノ
ズル孔とを連通させ、上記外形部上端には上方へ
突出させて球面状弾性キヤツプ１７を嵌合させ
る。
「作用」
球面状弾性キヤツプ１７を押下げると、弁付き
板１１と弾性キヤツプ間の筒部内空間たる加圧室
２０内が加圧され、弁付き板１１の吐出用弁が開
いて加圧空気がノズル５を通つて外方に排出され
る。次に、球面状弾性キヤツプ１７を離すと、該
キヤツプの弾性復帰により加圧室２０内が負圧化
することとなり、弁付き板１１の吸込み用弁が開
いて胴部内収納物が吸上げられる。上記操作を数
回反復することで、胴部内収納物はノズル５から
注出され、以後操作の都度必要量の収納物を注出
させることができる。
板１１と弾性キヤツプ間の筒部内空間たる加圧室
２０内が加圧され、弁付き板１１の吐出用弁が開
いて加圧空気がノズル５を通つて外方に排出され
る。次に、球面状弾性キヤツプ１７を離すと、該
キヤツプの弾性復帰により加圧室２０内が負圧化
することとなり、弁付き板１１の吸込み用弁が開
いて胴部内収納物が吸上げられる。上記操作を数
回反復することで、胴部内収納物はノズル５から
注出され、以後操作の都度必要量の収納物を注出
させることができる。
「実施例」
１は容器の全体を示す。該容器は、下端を大径
の台部２とした胴部３を有し、該胴部上端から
は、上端開口の筒部４を上方へ突出させている。
該筒部の上部側面の一部からはノズル５が外方へ
突出させてある。ノズル付きの該筒部を外形部６
とする。尚本実施例では、該外形部を胴部と一体
に形成しているが、該外形部を容器体のキヤツプ
として胴部と別部材として形成させることも出来
る。
の台部２とした胴部３を有し、該胴部上端から
は、上端開口の筒部４を上方へ突出させている。
該筒部の上部側面の一部からはノズル５が外方へ
突出させてある。ノズル付きの該筒部を外形部６
とする。尚本実施例では、該外形部を胴部と一体
に形成しているが、該外形部を容器体のキヤツプ
として胴部と別部材として形成させることも出来
る。
筒部上端内面には突条７が周設させてある。
上記筒部のノズル下方部分内面には、仕切板８
が横設させてある。該仕切板のノズルと対向する
筒部内壁部分には流出孔９を穿設させておく。
が横設させてある。該仕切板のノズルと対向する
筒部内壁部分には流出孔９を穿設させておく。
上記仕切板の上方筒部内をノズルを有する側と
流出孔を有する側とに上下方向において区分手段
１０によつて区分する。
流出孔を有する側とに上下方向において区分手段
１０によつて区分する。
上記区分手段上方において筒部内には弁付き板
１１が嵌合させてある。該弁付き板は、筒部内壁
面に気密に嵌合できる周壁１２を有し、該周壁下
端の底壁の一半に穿設された透孔周縁からは第１
小筒１３を上方に、又底壁他半に穿設された透孔
周縁からは第２小筒１４を下方にそれぞれ突出さ
せてある。第１小筒下端内面の一部からは、該第
１小筒下端面をほぼ閉塞する底面を有し、かつ先
端にいたるに従がい次第に上昇して第１小筒内面
をほぼ閉塞する傾斜面１５ａを上面とする舌片状
第１弾性弁体１５が突出させてある。又第２小筒
上端内面の一部からは、第２小筒上端面をほぼ閉
塞する上面を有し、かつ先端にいたるに従い次第
に下降し、ほぼ第２小筒内面を閉塞する傾斜面１
６ａを下面とする舌片状第２弾性弁体１６が突出
させてある。該第１、第２弾性弁体は、後述球面
状弾性キヤツプを押下げて加圧室２０内を加圧す
ると、共に下方へ押されて回動しようとするが、
第１弾性弁体上面は、傾斜状態において第１小筒
内面をほぼ閉塞する傾斜面としてあるため、回動
につれて上面周縁部は第１小筒内面に圧接し、よ
つて下方への回動が阻止される。他方第２弾性弁
体１６は下方へ回動して第２小筒孔が開孔される
こととなる。又、弾性キヤツプが復元して加圧室
２０内が負圧化すると、第２弾性弁体１６は元位
置に弾性復帰した後、加圧室２０内方向へ回動し
ようとするが、第１弾性弁体が下方への回動を阻
止されることと同じ理由によつて第２小筒孔は気
密に閉塞されるだけであり、他方第１弾性弁体１
５は上方へ回動して第１小筒孔が開孔されること
となる。上記底壁は第１小筒側を低く、第２小筒
側を高くして形成させることで弁付き板全体高さ
を低くすることが出来る。第１小筒は、流出孔９
を有する空間上方に、第２小筒はノズルを有する
空間上方に位置させ、底壁下面を区分手段１０上
面に当接させて嵌合する。周壁１２上端は筒部上
端内面の突条７下縁に係合させて抜出しが防止さ
せてある。本実施例では上記実施例のようにして
あるが、流出孔９を有する側の空間上面と、ノズ
ルを有する側の空間上面とは別々に閉塞させても
よい。
１１が嵌合させてある。該弁付き板は、筒部内壁
面に気密に嵌合できる周壁１２を有し、該周壁下
端の底壁の一半に穿設された透孔周縁からは第１
小筒１３を上方に、又底壁他半に穿設された透孔
周縁からは第２小筒１４を下方にそれぞれ突出さ
せてある。第１小筒下端内面の一部からは、該第
１小筒下端面をほぼ閉塞する底面を有し、かつ先
端にいたるに従がい次第に上昇して第１小筒内面
をほぼ閉塞する傾斜面１５ａを上面とする舌片状
第１弾性弁体１５が突出させてある。又第２小筒
上端内面の一部からは、第２小筒上端面をほぼ閉
塞する上面を有し、かつ先端にいたるに従い次第
に下降し、ほぼ第２小筒内面を閉塞する傾斜面１
６ａを下面とする舌片状第２弾性弁体１６が突出
させてある。該第１、第２弾性弁体は、後述球面
状弾性キヤツプを押下げて加圧室２０内を加圧す
ると、共に下方へ押されて回動しようとするが、
第１弾性弁体上面は、傾斜状態において第１小筒
内面をほぼ閉塞する傾斜面としてあるため、回動
につれて上面周縁部は第１小筒内面に圧接し、よ
つて下方への回動が阻止される。他方第２弾性弁
体１６は下方へ回動して第２小筒孔が開孔される
こととなる。又、弾性キヤツプが復元して加圧室
２０内が負圧化すると、第２弾性弁体１６は元位
置に弾性復帰した後、加圧室２０内方向へ回動し
ようとするが、第１弾性弁体が下方への回動を阻
止されることと同じ理由によつて第２小筒孔は気
密に閉塞されるだけであり、他方第１弾性弁体１
５は上方へ回動して第１小筒孔が開孔されること
となる。上記底壁は第１小筒側を低く、第２小筒
側を高くして形成させることで弁付き板全体高さ
を低くすることが出来る。第１小筒は、流出孔９
を有する空間上方に、第２小筒はノズルを有する
空間上方に位置させ、底壁下面を区分手段１０上
面に当接させて嵌合する。周壁１２上端は筒部上
端内面の突条７下縁に係合させて抜出しが防止さ
せてある。本実施例では上記実施例のようにして
あるが、流出孔９を有する側の空間上面と、ノズ
ルを有する側の空間上面とは別々に閉塞させても
よい。
筒部４の上端には、球面状弾性キヤツプ１７を
気密に、かつ凸状に嵌合させる。該弾性キヤツプ
は、その中心部を下方に押下げすることで弾性に
抗して凹み、かつ手を離すと弾性により元形に復
帰するよう設けておく。
気密に、かつ凸状に嵌合させる。該弾性キヤツプ
は、その中心部を下方に押下げすることで弾性に
抗して凹み、かつ手を離すと弾性により元形に復
帰するよう設けておく。
１８はノズルキヤツプ、１９は胴部３内に上方
向へ摺動可能に設けられた底板である。該底板は
収納物の減少につれて上昇して胴部内の負圧化を
防止するものであるが、該底板は必しも必要では
なく、例え第１図二点鎖線が示すように、収納物
を柔かい袋２１内に入れ、又該袋を胴部内に入れ
て該袋口部を仕切板の流出孔９に気密に嵌合させ
てもよい。該袋は収納物が減少するにつれて変形
するためその内部が負圧となることはない。
向へ摺動可能に設けられた底板である。該底板は
収納物の減少につれて上昇して胴部内の負圧化を
防止するものであるが、該底板は必しも必要では
なく、例え第１図二点鎖線が示すように、収納物
を柔かい袋２１内に入れ、又該袋を胴部内に入れ
て該袋口部を仕切板の流出孔９に気密に嵌合させ
てもよい。該袋は収納物が減少するにつれて変形
するためその内部が負圧となることはない。
「考案の効果」
球面状弾性キヤツプ押下げ、離すだけで収納物
注出操作が出来るから、該操作は極めて容易であ
り、吸込み用弁と吐出用とを有する弁付き板１１
を外形部６内へ嵌合させるだけで流出孔９と吸込
み用弁とを、又ノズル５のノズル孔と吐出用弁と
を連通させることが出来るから弁機構を簡易化す
ることが出来、又球面弾性キヤツプも簡易な構造
で、該キヤツプを外形部６上端へ嵌合させるだけ
でよいから全体構造も簡易化でき、廉価にするこ
とが出来る。
注出操作が出来るから、該操作は極めて容易であ
り、吸込み用弁と吐出用とを有する弁付き板１１
を外形部６内へ嵌合させるだけで流出孔９と吸込
み用弁とを、又ノズル５のノズル孔と吐出用弁と
を連通させることが出来るから弁機構を簡易化す
ることが出来、又球面弾性キヤツプも簡易な構造
で、該キヤツプを外形部６上端へ嵌合させるだけ
でよいから全体構造も簡易化でき、廉価にするこ
とが出来る。
第１図は本案容器の縦断面図、第２図は第１図
−線の横断面図である。 ６……外形部、８……仕切板、１０……区分手
段、１７……球面状弾性キヤツプ。
−線の横断面図である。 ６……外形部、８……仕切板、１０……区分手
段、１７……球面状弾性キヤツプ。
Claims (1)
- 内部が負圧化することで収納容積が狭小化可能
に設けた胴部３を有する容器１の上部に筒状で上
端開口の外形部６を形成させて、該外形部からは
ノズル５を横外方へ突出させると共に、該外形部
の下端内面には流出孔９付きの仕切板８を横設さ
せ、又該外形部内には吸込み用弁と吐出用弁とを
有する弁付き板１１を横設させて、上記流出孔９
と吸込み用弁とを、又吐出用弁と上記ノズルのノ
ズル孔とを連通させ、上記外形部上端には上方へ
突出させて球面状弾性キヤツプ１７を嵌合させた
ことを特徴とするクリーム状物収納容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12029180U JPS6244919Y2 (ja) | 1980-08-23 | 1980-08-23 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12029180U JPS6244919Y2 (ja) | 1980-08-23 | 1980-08-23 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5744041U JPS5744041U (ja) | 1982-03-10 |
| JPS6244919Y2 true JPS6244919Y2 (ja) | 1987-11-30 |
Family
ID=29480946
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12029180U Expired JPS6244919Y2 (ja) | 1980-08-23 | 1980-08-23 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6244919Y2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59112772U (ja) * | 1983-01-18 | 1984-07-30 | 株式会社吉野工業所 | クリ−ム状物収納容器 |
| JPS60110554U (ja) * | 1983-12-29 | 1985-07-26 | 新日軽株式会社 | フエンス |
| JPH0627057B2 (ja) * | 1984-06-29 | 1994-04-13 | ライオン株式会社 | 流動性組成物 |
| JPH0439191Y2 (ja) * | 1985-03-13 | 1992-09-14 | ||
| JPH066058Y2 (ja) * | 1987-03-23 | 1994-02-16 | 株式会社吉野工業所 | 注出容器 |
-
1980
- 1980-08-23 JP JP12029180U patent/JPS6244919Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5744041U (ja) | 1982-03-10 |
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