JPH0414137Y2 - - Google Patents

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JPH0414137Y2
JPH0414137Y2 JP12335485U JP12335485U JPH0414137Y2 JP H0414137 Y2 JPH0414137 Y2 JP H0414137Y2 JP 12335485 U JP12335485 U JP 12335485U JP 12335485 U JP12335485 U JP 12335485U JP H0414137 Y2 JPH0414137 Y2 JP H0414137Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ポンプ式の液体噴出装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の液体噴出装置としては、実開昭
58−112470号公報(第8図)に記載されているよ
うなものが一般的である。
これは、容器81の口部に螺着される栓体82
の下面にシリンダ83を垂設するとともに、この
シリンダ83内に摺動自在かつ水密に嵌合され、
ばね84で上方へと付勢される筒状ピストン85
を設け、この筒状ピストン85に連結して栓体8
2から上方へと突出する注出管86を設けて、こ
の注出管86の先端に、ノズル87を側方に向け
て突出させた噴出ヘツド88を設けてあり、前記
シリンダ83の下端にはさらに容器内底部へと延
出した吸込管89が連結されているとともに、逆
止弁90が設けられ、さらに、前記ピストン85
と注出管86との接続部分に注出弁91を設けた
構造である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このような構造の性質上、この種の液体噴出装
置はシリンダ83の上に栓体82、栓体82の上
に噴出ヘツド88を積み重ねた形となり、単に液
体を噴出できればよいという安易な考えで製造す
ると、その高さが高くて嵩張つたものとなり、小
型化できないこととなる。
また、前記従来のものは、シリンダ83を栓体
82の下面に垂設した構造であるから、底の浅い
容器81では、シリンダ83が底部にぶつかつて
装着できないこともあり、装着できる深さであつ
てもシリンダ83が容器81の容積を小さくして
しまうこととなる。
また、従来のものでは、とかく部品点数が多く
なり、製造工数も増え、コスト高となることが多
かつた。
本考案は、このような点に鑑みなされたもの
で、偏平な形状で小型化でき、しかも部品点数が
少なく安価な液体噴出装置とすることを技術的課
題とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、前記技術的課題を解決するため、次
のような技術的手段をとつた。
すなわち、容器口部に取り付けられてこの口部
を閉塞する栓体1の中央に導出口2を形成し、さ
らに、栓体1の上面に上端を開放した少なくとも
2以上のシリンダ筒4,4a,4b,4cを同心
円的に立設する。
また、この栓体1の上側に栓体1との間に架設
されたばね14で上方へと付勢される噴出ヘツド
21を設ける。この噴出ヘツド21は下面側にピ
ストン体31を有しているとともに、このピスト
ン体31内を通過してくる液体を外部に噴出させ
るノズル22を有している。
そして、前記ピストン体31には、下端を開放
して前記栓体1の2以上のシリンダ筒4の内、内
側から2つのシリンダ筒4,4a,4bの内側に
それぞれ挿入され、そのそれぞれに先端がシリン
ダ筒4,4a,4bの内壁面に気密に当接するス
カート部36a,36bとなつた2つのピストン
筒37a,37bを同心円的に垂設してある。ま
たこのピストン体31は前記ばね14で噴出ヘツ
ド21とともに上方へと付勢されている。
さらに、前記栓体1の導出口2に接続されて容
器内底部へと向かう吸込管41が垂設されてい
る。
そして、この吸込管41から導出口2、ピスト
ン体31内、ノズル22へと続く注出路42の、
吸込管41とノズル22との間の部分に容器内へ
の液体の逆流を防止する逆止弁7,64と、ノズ
ル22から容器内側への空気の侵入を防止する注
出弁35,52,72とを設けて液体噴出装置が
形成されている。
〔作用〕 栓体1の上面に上端を開放した少なくとも2以
上のシリンダ筒4,4a,4b,4cを同心円的
に立設し、これに対応して、下端を開放して前記
栓体1の2以上のシリンダ筒4,4a,4b,4
cの内、内側から2つのシリンダ筒4,4a,4
bの内側にそれぞれ挿入され、そのそれぞれに先
端がシリンダ筒4,4a,4bの内壁面に気密に
当接するスカート部36a,36bとなつた2つ
のピストン筒37a,37bをピストン体31に
同心円的に垂設してあるので、積み上げる形で形
成する点では、従来と同じではあるが、偏平な形
状に形成でき、しかもポンプ室がシリンダ筒4,
4aによつて栓体1とピストン体31との間に形
成され、容器内に突出することはない。
〔実施例〕
以下、本考案の第1乃至第7の実施例を第1図
乃至第7図に基づいて説明する。なお、各実施例
において同様の部分については、第1の実施例で
のみ説明し、他の実施例では同一の符号を付して
その説明を省略する。
<実施例 1> まず、第1図に基づいて第1の実施例を説明す
る。
図示しない容器の口部に螺着筒12によりこの
口部を閉塞する栓体1が取り付けられている。こ
の栓体1は中央に導出口2を形成する導出筒3を
立設してあり、その外側となる栓体1上面に第1
シリンダ筒4aを立設し、さらに、この第1シリ
ンダ筒4aの外側をなる栓体1上面に第2シリン
ダ筒4bが立設されている。そして、この第1、
第2シリンダ筒4a,4bはそれぞれ上端を開放
しており、また、前記導出筒3と第1、第2シリ
ンダ筒4a,4bは同心円状となつている。
そして、導出筒3の上端縁内周に開閉口5aを
有する第1弁座6が形成され、この第1弁座6に
逆止弁としての第1玉弁7が保持されて前記開閉
口5aを開閉するようになつている。
また、前記第1シリンダ筒4aの上端縁外周に
第1環状突起8が突設されているとともに、第1
シリンダ筒4aの基端部の栓体1が下方へと落ち
込み、この部分に第1螺子部9が形成されている
とともに、容器内に通じる吸気孔10が穿設され
ている。
さらに、第2シリンダ筒4bの中間部内周面は
環状の凹部が形成されているとともに、第2シリ
ンダ筒4bの中間部外周面に前記螺着筒12が設
けられている。そして、この螺着筒12内には環
状のシールパツキン13が取り付けられている。
このように形成された栓体1の上方には、下面
側にピストン体31を有しているとともに、この
ピストン体31内を通過する容器内からの液体を
外部に噴出するノズル22を有した噴出ヘツド2
1が、栓体1との間に架設されたコイルばね14
で上方へと付勢されて設けられている。この噴出
ヘツド21は下面に前記第2シリンダ筒4b内に
挿入される外筒体23を垂設してあるとともに、
その内側下面に筒部24を有し、かつ、下面中央
に軸25を垂設してあり、筒部24の一側に形成
した連通口26から側方へ向かつて前記ノズル2
2を突出させている。
前記ピストン体31は、この噴出ヘツド21の
筒部24内外に嵌合する2重の嵌合筒32を上面
に有して噴出ヘツド21に取り付けられている。
そして、ピストン体31の中央には連通筒33が
垂設されているとともに、この連通筒33の下端
に開閉口5bを有する第2弁座34が設けられ、
この第2弁座34に保持されて前記開閉口5bを
開閉する注出弁としての第2玉弁35が設けられ
ている。さらに、ピストン体31の下面側には、
連通筒33を取り巻くように、下端を開放して、
前記第1、第2シリンダ筒4a,4bの内側にそ
れぞれ挿入され、そのそれぞれの先端が各シリン
ダ筒4a,4bの内壁面に気密に当接する第1、
第2スカート部36a,36bとなつている第
1、第2ピストン筒37a,37bを同心円的に
垂設している。
そして、第2ピストン筒37bは噴出ヘツド2
1の外筒体23内に嵌合した状態となり、その下
端である先端内周縁に第2環状突起38が突設さ
れ、かつ、前記栓体1の第1螺子部9に螺合する
第2螺子部39が形成されている。そして、外筒
体23の内壁面と第2ピストン筒37bの外壁面
にそれぞれ形成されたローレツト部40が互いに
噛合して外筒体23を回転させると第2ピストン
筒37bも回転して第1螺子部9に第2螺子部3
9を螺着するようになつている。
さらに、前記コイルばね14は、導出筒3の上
端とピストン体31の連通筒33の根元部分との
間に架設されて、ピストン体31とともに前記噴
出ヘツド21を上方へと付勢している。
また、前記栓体1の導出口2を形成する導出筒
3に容器内底部へと向かう吸込管41が嵌合して
接続されて垂設されている。
そして、この吸込管41から導出口2、導出筒
3、第1ピストン筒37a,37b内、筒部24
内、連通口26、ノズル22へと続く注出路42
が形成されている。
最後に、この液体噴出装置は、金属製である第
1、第2玉弁7、35及びコイルばね14を除き
合成樹脂で形成されているが、栓体1と噴出ヘツ
ド21を形成する樹脂は比較的硬い樹脂で形成さ
れ、ピストン体31を形成する樹脂はピストンと
しての役割を果たすため、すなわち、シリンダ筒
4,4a,4bとの気密性を高めるため比較的柔
らかい樹脂で形成されている。
次に、この液体噴出装置の作動について説明す
る。
使用しない時、第2ピストン筒37bの第2螺
子部39を第2シリンダ筒4bの第1螺子部9に
螺着しておく。そして、使用する時は、噴出ヘツ
ド21を回して第1、第2の螺子部9,39の螺
着を解くと、コイルばね14の付勢力でピストン
体31とともに噴出ヘツド21が、第2ピストン
筒37b先端に第2環状突起38が第1シリンダ
筒4a先端の第1環状突起8に当接するまで上昇
し、これにより第1シリンダ筒4a内が負圧化
し、注出弁たる第2玉弁35が閉じるとともに、
逆止弁たる第1玉弁7が開いて吸込管41から容
器内の液体が第1シリンダ筒4a内へと吸い込ま
れる。
ピストン体31の上昇の途中、第2ピストン筒
37bの先端に形成したスカート部36a,36
bが第2シリンダ筒4b内周面の環状凹部11内
に入つて第2シリンダ筒4bとの間に外気の侵入
しうる間隙を形成するので、液体の第1シリンダ
筒4a内への吸い込みにより負圧化した容器内に
この間隙から吸気孔10を通つて外気が入り込
み、容器内の圧力を外気と同一にする。
そして、噴出ヘツド21を押して下降させる
と、第1シリンダ筒4a内が高圧化し、第1玉弁
7が閉じ、第1玉弁7が開くので、第1シリンダ
筒4a内の液体は筒部24内へと流出し、連通口
26を通つてノズル22から噴出される。
<実施例 2> 次に、本考案の第2の実施例を第2図に基づい
て説明する。
この実施例のものは、栓体1について、導出筒
3が第1シリンダ筒4aと同様の高さを有してい
るとともに、第2シリンダ筒4bの外側に第3の
シリンダ筒4cが立設されている。そして、第1
螺子部9は第2シリンダ筒4bの根元でなく、第
3シリンダ筒4cの根元の内周に形成され、螺着
筒12も第3シリンダ筒4cの外周に設けられて
いる。また、第1螺子部9に螺着される第2螺子
部39も第2ピストン筒37bの先端に形成され
るのではなく、外筒体23の先端外周に設けられ
ている。
また、第1実施例では噴出ヘツド21の外筒体
23内に栓体1の第2ピストン筒37bが嵌合し
た状態となつて、その両者が第1シリンダ筒4a
と第2シリンダ筒4bとの間に挿入されるように
なつているが、この実施例では第2ピストン筒3
7bは第2シリンダ筒4bの内側に、外筒体23
は第3シリンダ筒4cの内側に別個に挿入される
ようになつており、双方のローレツト部40は省
略されている。
また、噴出ヘツド21の上昇を規制する第1、
第2環状突起8,38は、それぞれ外筒体23の
先端外周と第3シリンダ筒4cの先端内周に設け
られている。
次に、注出弁として第1実施例のような第2弁
座34、第2玉弁35はなく、噴出ヘツド21の
外筒体23と筒部24との間に環状弁座筒51が
形成されており、これに対向するようにピストン
体31上面の嵌合筒32が2重ではなく筒部24
の外側にのみ嵌合するように形成され、この嵌合
筒32の上端に可撓性を有する環状弁52が一体
に形成されて環状弁座筒に当接し、ノズル22か
ら筒部24の連通口26内へと空気が流入するの
を防いでいる。
この実施例では不使用時に螺着する第1螺子部
9と第2螺子部39とをそれぞれ硬い樹脂で形成
されている栓体1と噴出ヘツド21とに設けてい
るため、一方のみが摩擦でつぶれてしまうことが
なく、螺着が確実にされる。これに対し、第1実
施例では第1螺子部9を硬い樹脂の栓体1に設
け、第2螺子部39を柔らかい樹脂のピストン体
31に設けているため、摩擦により第2螺子部3
9がつぶれたり、締め付けすぎて第2螺子部39
が第1螺子部9を乗り越えてしまつたりして確実
な螺着がされないおそれがある。また、第1実施
例では第2螺子部39をピストン体31に設けて
いるため、噴出ヘツド21の回転とともにピスト
ン体31が回転できるようローレツト部40を設
ける必要があるが、この実施例では噴出ヘツド2
1側に第2螺子部39を設けているため、ローレ
ツト部40は必要でなく、よつて第1実施例より
製造が容易である。
但し、第1実施例のもは第1及び第2シリンダ
を有しているのに対し、第2実施例のものは第1
から第3シリンダ筒4cまで有しているため、射
出成形における栓体1の型抜きが第1実施例のも
のより第2実施例のものの方が容易でない。
さらに、第1実施例では注出弁としての第2玉
弁35が金属製であるのに対し、第2実施例では
注出弁が環状弁52にてピストン体31に一体に
形成されているので部品点数が減り、製造工程も
減つて安価となる。
<実施例 3> これは、第3図に示すように、第1実施例のも
のにおいて、その栓体1に代えて、第2実施例の
栓体1を組み合わせてシリンダ筒4,4a,4
b,4cを3つにし、それに対応して各部所を設
計変更したものである。
<実施例 4> これは、第4図に示すように、第2実施例のも
のにおいて、その栓体1に代えて、第1実施例の
栓体1を組み合わせてシリンダ筒4,4a,4b
を2つにし、それに対応して各部所を設計変更し
たものである。
<実施例 5> この実施例のものは、第1実施例と比較して述
べると、第5図に示すように、とりわけ逆止弁と
注出弁部分に特徴を有している。
すなわち、栓体1中央の導出筒3の上端開口を
絞り込んで円錐傾斜板61にて閉塞するととも
に、この円錐傾斜板61途中に開閉口5cを形成
し、かつ、円錐傾斜板61の頂部から上方へと延
出するとともに、先端が太くなつて前記第1環状
突起8の代わりのストツパ62となつたガイド杆
63が立設されている。
そして、逆止弁として第1玉弁7の代わりにゴ
ムなどの可撓性材料で形成された環状逆止弁64
が導出筒3の上端に前記開閉口5cを覆うように
嵌着されている。
また、栓体1中央の連通筒33がガイド杆63
に沿つてこのガイド杆63を内包しつつ設けられ
ており、この連通筒33の下端が噴出ヘツド21
の下降時に前記環状逆止弁64に当接して円錐傾
斜板61に圧接して導出口2を閉じた状態に保持
しており、また、連通筒33の上端に第2弁座筒
65が形成され、この第2弁座筒65内に注出弁
としての第2玉弁35が収容されている。
この実施例によれば金属製の第1玉弁7が省略
されて環状逆止弁64となつたので、安価に形成
できる。
<実施例 6> 第6図に示す第6実施例のものは、第5実施例
において、第2弁座筒65と第2玉弁35に代え
て、噴出ヘツド21の筒部24内側の下面に環状
弁座筒71を垂設し、この環状弁座筒71の下端
外周縁に当接する注出弁としての環状弁72を前
記連通筒33の上端に設けたものである。
このようにすることで、金属製の玉弁を一切使
用せず、部品点数が減り、製造が簡単で安価なも
のとすることができる。
<実施例 7> これは、第7図に示すように、第6実施例のも
のにおいて、その栓体1に代えて第2図に示す第
2実施例の栓体1のように3つのシリンダ筒4
a,4b,4cを有する栓体1としたものであ
る。
なお、図示しないが、第5実施例のものに、第
7実施例と同様に3つのシリンダ筒4a,4b,
4cを有する栓体1を設けることもできる。
以上のように、各実施例に共通して言えること
は、栓体1の上面側に複数のシリンダ筒が立設さ
れ、噴出ヘツド21の下面に2つのピストン筒3
7a,37bを垂設したピストン体31を設け
て、前記各シリンダ筒4内に挿入するようにし
て、いずれもポンプ室となるべきシリンダ筒37
が栓体1の下面側に形成されず、上面側に形成さ
れて、これにより液体噴出装置を偏平に形成して
いることである。
そして、部品点数も第1実施例のものが栓体
1、シールパツキン13、コイルばね14、噴出
ヘツド21、ピストン体31、第1及び第2玉弁
35、吸込管41の8つで、第2実施例のものが
第2玉弁35がなくなつたので7つで、第3実施
例のものも第1実施例と同様に8つ、第4実施例
のものも第2実施例と同様に7つ、第5実施例の
ものも第1実施例の第1玉弁7の代わりに環状逆
止弁64となつているだけであるら第1実施例と
同様に8つ、第6実施例のものが第5実施例から
第2玉弁35を省略したので7つ、第7実施例の
ものも第6実施例と同様に7つといずれも少な
い。
〔考案の効果〕
本考案によれば、装置を偏平にすることができ
て小形にすることができる。そして、シリンダ筒
を栓体1に下面側に設けていないため、底の浅い
容器にも装着できるとともに、装着すべき容器の
容積を小さくすることがなく、容器の容量を大き
く保持して多量の液体の収容を可能とする。
また、部品点数を少なくでき、組み立て工数も
少なく、安価に製造できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示す縦断面図、
第2図は第2実施例を示す縦断面図、第3図は第
3実施例を示す縦断面図、第4図は第4実施例を
示す縦断面図、第5図は第5実施例を示す縦断面
図、第6図は第6実施例を示す縦断面図、第7図
は第7実施例を示す縦断面図、第8図は従来例を
示す縦断面図である。 1……栓体、2……導出口、4,4a,4b,
4c……シリンダ筒、7,64……逆止弁、14
……ばね、21……噴出ヘツド、22……ノズ
ル、31……ピストン体、35,52,72……
注出弁、36a,36b……スカート部、41…
…吸込管、42……注出路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 容器口部に取り付けられてこの口部を閉塞する
    とともに、中央に導出口2を形成してあり、さら
    に、上面に上端を開放した少なくとも2以上のシ
    リンダ筒4を同心円的に立設してある栓体1と、 下端を開放して、前記栓体1の2以上のシリン
    ダ筒4の内、内側から2つのシリンダ筒4a,4
    bの内側にそれぞれ挿入され、そのそれぞれの先
    端がシリンダ筒4の内壁面に気密に当接するスカ
    ート部36a,36bとなつた2つのピストン筒
    37a,37bを同心円的に垂設してあるピスト
    ン体31を下面側に有するとともに、ピストン体
    31内を通過する液体を外部に噴出するノズル2
    2を有し、前記栓体1との間に架設されるばね1
    4でピストン体31とともに上方へ付勢される噴
    出ヘツド21とを備え、 前記栓体1の導出口2に接続されて容器内底部
    へと向かう吸込管41が垂設され、この吸込管4
    1から導出口2、ピストン体31内、ノズル22
    へと続く注出路42の、吸込管41とノズル22
    との間の部分に容器内への液体の逆流を防止する
    逆止弁7,64と、ノズル22から容器内側への
    空気の侵入を防止する注出弁35,52,72と
    を設けて形成した液体噴出装置。
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