JPH0737549Y2 - リクライニングシート - Google Patents

リクライニングシート

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JPH0737549Y2
JPH0737549Y2 JP1988161067U JP16106788U JPH0737549Y2 JP H0737549 Y2 JPH0737549 Y2 JP H0737549Y2 JP 1988161067 U JP1988161067 U JP 1988161067U JP 16106788 U JP16106788 U JP 16106788U JP H0737549 Y2 JPH0737549 Y2 JP H0737549Y2
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  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はリクライニングシートに関し、特に、シートク
ッションの後端部にシートバックの下端部をリクライニ
ング装置を介して支持して同シートバックの前後方向の
傾斜角度を調整可能とするとともに、前記シートクッシ
ョンをシートトラックのアッパレールに支持してロアレ
ール上にて前後方向の位置を調整可能としてなるリクラ
イニングシートに関する。
(従来技術) リクライニングシートを構成するリクライニング装置の
一形式として、刊行物「自動車工学便覧第6編第26頁
(自動車技術会発行)」、および実開昭63−26443号公
報に示されているように、シートクッション側に固定し
たロアブラケットと、ロアブラケットに前後方向へ回動
可能に枢着されるとともにシートバック側に固定された
アッパブラケットと、これら両ブラケットの枢着部を中
心とする円弧状歯部を有しアッパブラケットに設けられ
たラチェットと、ロアブラケットに回動可能に組付けら
れラチェットの歯部の一部に解除可能に噛合するポール
と、ポールを付勢してラチェットの歯部に噛合させるバ
ネ部材と、ロアブラケットに回動可能に組付けられバネ
部材に抗する回動動作によりポールのラチェットに対す
る噛合を解除するレリーズレバーを備えた構成のリクラ
イニング装置がある。
この種形式のリクライニング装置によれば、レリーズレ
バーをバネ部材に抗して回動操作することによりポール
のラチェットに対する噛合を解除させ、シートバックを
シートクッションに対して前後方向へ回動可能とするこ
とができ、シートバックを前後方向に回動させてリレー
ズレバーの回動操作を解除すれば、ポールのラチェット
に対する噛合位置を変更してシートバックの傾斜角度を
適宜調整することができる。
一方、シートクッションを支持してリクライニングシー
トの前後方向の位置を調整可能とするシートトラックと
しては、ロアレールと、ロアレールに長手方向方向へ摺
動可能に組付けられたアッパレールと、アッパレールを
ロアレールの適宜の位置で解除可能にロックするロック
機構を備えた構成のシートトラックが知られている。こ
の種形式のシートトラックによれば、ロック機構を構成
するシートトラックハンドルの回動操作により、ロック
解除レバーが回動操作されてアッパレールのロアレール
に対するロックが解除され、シートを前後方向に移動さ
せてシートトラックハンドルの回動操作を解除すれば、
アッパレールのロアレールに対するロック位置を変更し
てシートの前後方向の位置を調整することができる。
(考案が解決しようとする課題) このように、当該形式のリクライニングシートにおいて
は、シートバックの回動操作の途中でレリーズレバーの
操作を解除するとバネ部材の作用によりポールがラチェ
ットに噛合して、シートバックのそれ以上の回動操作を
し得ないことになり、シートバックの回動操作の終了ま
での間はレリーズレバーの操作を維持しなければならな
い。また、シートの前後方向への移動途中においても同
様で、移動操作の終了までの間はシートトラックハンド
ルの操作を維持しなければならない。
このため、乗員が身体を横たえる目的で、または長尺物
を搭載する目的で、シートを前方へ移動するとともにシ
ートバックを後方へ倒して水平またはこれに近い状態
(以下この状態をフラットな状態という)にする場合に
は、シートトラックハンドルの回動操作を維持してシー
トを前方へ移動するとともに、レリーズレバーの回動操
作を維持してシートバックを後方へ倒さなけばならず、
シートをフラット状態にする操作が甚だ面倒である。
従って、本考案の目的は、当該形式のリクライニングシ
ートにおいて、リクライニング装置のレリーズレバーを
回動操作して一旦シートバックを所定量前方へ回動させ
れば、シートトラックのロック機構によるアッパレール
のロアレールに対するロックが同時に解除されるととも
に、その後レリーズレバーの回動操作を解除してもポー
ルのラチェットに対する噛合が規制されるとともに、シ
ートバックの前傾状態ではアッパレールのロアレールに
対するロックが規制されて、レリーズレバーの回動操作
を解除した状態でシートをフラットにすることができる
リクライニングシートを提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本考案は、シートクッションの後端部にシートバックの
下端部をリクライニング装置を介して支持して同シート
バックの前後方向の傾斜角度を調整可能とするととも
に、前記シートクッションをシートトラックのアッパレ
ールに支持してロアレール上にて前後方向の位置を調整
可能としてなるリクライニングシートにおいて、前記リ
クライニング装置を、前記シートクッション側に固定し
たロアブラケットと、同ロアブラケットに前後方向へ回
動可能に枢着されるとともに前記シートバック側に固定
されたアッパブラケットと、これら両ブラケットの枢着
部を中心とする円弧状歯部を有し前記アッパブラケット
に設けられたラチェットと、前記ロアブラケットに回動
可能に組付けられ前記ラチェットの歯部の一部に解除可
能に噛合するポールと、同ポールを付勢して前記ラチェ
ットの歯部に噛合させるバネ部材と、前記ロアブラケッ
トに回動可能に組付けられ前記バネ部材に抗する回動動
作により前記ポールの前記ラチェットに対する噛合を解
除するレリーズレバーと、前記ラチェットの歯部を外周
側から覆蓋して前記ポールとの噛合を規制する円弧状カ
バー部を有し前記両ブラケットの枢着部にて前記ロアブ
ラケットに対しては回動可能にかつ前記アッパブラケッ
トに対しては所定量回動可能に支持された噛合規制部材
と、同噛合規制部材を付勢して前方への量大回動位置に
位置決めするバネ部材とを備えた構成とするとともに、
前記アッパレールを前記ロアレールにロックするロック
機構のロック解除レバーと前記アッパブラケットとを連
結部材にて連結して、前記シートバックが前方へ所定量
回動した際前記連結部材を介して前記アッパレールの前
記ロアレールに対するロックが解除されるように構成し
たことを特徴とするものである。
(考案の作用、効果) このように構成したリクライニングシートにおいては、
リクライニング装置を構成するレリーズレバーをバネ部
材に抗して回動操作すると、ラチェットに対するポール
の噛合が解除される。このため、シートバックが前後方
向へ回動可能となり、シートバックを前後方向へ回動さ
せればアッパブラケットおよびラチェットが一体的に回
動し、シートバックを所望の位置に回動した後レリーズ
レバーの回動操作を解除すれば、ラチェットに対するポ
ールの噛合位置が変更されてシートバックの前後方向の
傾斜角度が適宜調整される。
また、当該リクライニングシートにおいては、シートト
ラックを構成するシートトラックハンドルを回動操作す
ると、ロック解除レバーが回動操作されてロアレールに
対するアッパレールのロックが解除される。このため、
シートが前後方向へ移動可能となり、シートを所望の位
置へ移動してシートトラックハンドルの回動操作を解除
すれば、ロック解除レバーが回動復帰してロアレールに
対するアッパレールのロック位置が変更され、シートの
前後方向の位置が適宜調整される。
一方、レリーズレバーを回動操作してラチェットに対す
るポールの噛合を解除した後、シートバックを一旦前方
へ所定量回動させると、シートトラックのロック機構を
構成するロック解除レバーが回動操作され、ロアレール
に対するアッパレールのロックが解除されてシートが前
方へ移動可能となり、同時に前方への最大回動位置に位
置決めされている噛合規制部材がアッパブラケットと一
体に回動して同規制部材のカバー部がポールの歯部に対
向する位置へ移行する。このため、レリーズレバーの回
動操作を解除すれば、ポールはバネ部材の作用により噛
合規制部材のカバー部の外周に当接してラチェットに対
する噛合が規制され、レリーズレバーの回動操作を解除
した状態でシートを前方へ移動させることができるとと
もに、その後シートバックを後方へ回動可能させること
ができる。
従って、レリーズレバーの回動操作を解除した状態でシ
ートを前方へ移動し、この状態でシートバックを後方へ
所定量回動させると、噛合規制部材のアッパブラケット
に対する相対位置が噛合規制部材の後方への最大回動位
置となり、さらにシートバックを後方へ回動すると、噛
合規制部材がアッパブラケットと一体に回動してそのカ
バー部がポールとラチェット間から後方へ移行する。そ
の結果、ポールがラチェットの終端部に噛合して、シー
トバックのそれ以上の回動が規制されてシートがフラッ
トな状態に保持される。
このように、当該リクライニングシートによれば、シー
トバックの前後方向の傾斜角度を適宜調整することがで
きることは勿論のこと、一旦レリーズレバーを回動操作
してシートバックを前方へ所定量回動させれば、レリー
ズレバーの回動操作を解除した状態でシートを前方へ移
動させることができるとともに、その後シートバックを
後方へ回動させることができる。従って、当該リクライ
ニングシートを前方へ移動した状態でフラットにする場
合、シートトラックハンドルの回動操作を維持したり、
レリーズレバーの回動操作を維持する必要がなくなり、
シートをフラットな状態にする操作が極めて容易にな
る。
(実施例) 以下に本考案の一実施例を図面に基づき説明するに、第
1図には本考案に係るリクライニングシートに採用する
リクライニング装置が示され、また第2図には本考案に
係るリクライニングシートの一例である車両用セカンド
シートS2が示されている。
当該リクライニング装置10は、後述するシートトラツク
20のアツパレール23,24に組付けたシートクツションSC
の後端部に固定したロアブラケツト11と、このロアブラ
ケツト11に枢着軸12を支点にして前後方向へ回動可能に
枢着されたアツパブラケツト13を備えている。このアツ
パブラケツト13はシートバツクSBの下端部に固定されて
同シートバツクSBを前後方向へ回動可能に支持するとと
もに、一端を枢着軸12に固着し他端を同ブラケツト13に
固着したコイルスプリング14にて前方へ付勢されてい
る。また、アツパブラケツト13の下端部には円弧状のラ
チエツト15が一体に形成されている。
一方、ロアブラケツト11にはラチエツト15に噛合可能な
複数の歯部16aを刻設するとともにカム孔16bを穿設した
ポール16が回動可能に組付けられ、同歯部16aはアツパ
ブラケツト13が前方へ回動されたとき、第1図に示すよ
うにラチエツト15の始端側に噛合し、アツパブラケツト
13が後方へ回動されたときラチエツト15の終端側に噛合
する。
また、ロアブラケツト11には枢着軸12にてレリーズレバ
ー17が回動可能に組付けられている。このレリーズレバ
ー17には前記カム孔16bに貫入するピン17aが植設される
とともに第1スプリング17bにて矢印B方向へ付勢され
ている。これにより、レリーズレバー17を第1スプリン
グ17bに抗して矢印A方向へ回動させるとピン17aがカム
孔16bに沿って摺動し、その結果ポール16が回動してラ
チエツト15に対する噛合が解除され、かつ矢印B方向へ
回動させると第1図に示すようにポール16がラチエツト
15に噛合する。
枢着軸12には本考案の噛合規制部材に該当する扇形のカ
バープレート18が回動可能に組付けられ、同カバープレ
ート18の先端部にはラチエツト15の歯部15aを覆蓋して
ポール16のラチエツト15に対する噛合を規制するカバー
部18aが形成されるとともに円弧状の長孔18bが穿設され
ている。長孔18bは枢着軸12を中心とする円周上に位置
している。一方、アツパブラケツト13には、この長孔18
bに遊貫するストツパピン13aが植設され、第1図に示す
ようにストツパピン13aが長孔18bの一端に当接したと
き、カバープレート18はアツパブラケツト13に対して、
カバー部18aがラチエツト15の始端側から退避した位置
に係止される。すなわち、カバープレート18は前方への
最大回動位置に位置決めされる。また、ストツパピン13
aが長孔18bの他端に当接したとき、カバープレート18は
アツパブラケツト13に対して、カバー部18aにてラチエ
ツト15の歯部15aを大きく覆蓋し後端部のみを露呈させ
た位置に係止される。カバープレート18は同プレート18
とアツパブラケツト13間に装着した第2スプリング18c
にてストツパピン13aが、第1図に示すように長孔18bの
一端に当接する方向へ付勢されている。
シートトラツク20は車両フロアに固定された左右一対の
ロアレール21,22と両ロアレール21,22に前後方向へ摺動
可能に組付けたアツパレール23,24を備え、前述したよ
うにアツパレール23,24にシートクツションSCが固定さ
れている。またロアレール21とアツパレール23間にはア
ツパレール23をロアレール21に対して解除可能に固定す
るロツク機構30が配設され、ロツク機構30とリクライニ
ング装置10がケーブル41にて連結されている。さらにア
ツパレール24と車両フロア間には同レール24を前方へ付
勢するヘルパスプリング42が装着されている。
ロツク機構30は、本出願人の出願に係る実開昭63−2644
3号公報に示したロツク機構と同様のもので、ロアレー
ル21に固設され同レール21の前後方向に沿って複数の係
合部を有する図示しないロツクプレートと、アツパレー
ル23の側面に回動可能に組付けられたシートトラックハ
ンドル31と、同ハンドル31に固設され前記ロツクプレー
トの各係合部と係脱可能に係合する図示しないロツクレ
バーを前記ロツクプレートの係合部に係合させる方向へ
付勢するスプリングと、ハンドル31に回動可能に支持さ
れてケーブル41に連結され回動時ロツクレバーと係合し
て同レバーを一体的に回動させるオープンレバー32とを
備えており、同レバー32は本考案のロック解除レバーに
該当する。ケーブル41の他端はアツパブラケツト13のガ
イド部13bの上端部に連結されている。これにより、第
1図に示す状態からアツパブラケツト13を前方へ所定量
回動させると、ケーブル41のインナワイヤ41aが引張さ
れてオープンレバー32を回動させ、同時に同レバー32が
ロツクレバーをハンドル31と一体的に回動させて、アツ
パレール23のロアレール21に対するロツクを解除させ
る。なお、ハンドル31を回動操作した場合には上記ロツ
クレバーのみが回動してアツパレール22のロアレール21
に対するロツクを解除させる。
本実施例は以上の構成からなり、第1図に示す状態から
レリーズレバー17を第1スプリング17bに抗して矢印A
方向へ回動すると、ポール16が回動してラチエツト15に
対するポール16の噛合が解除される。そこでシートバツ
クSBを後方へ回動すれば、アツパブラケツト13も一体に
回動してラチエツト15に対する歯部16aの噛合位置が変
更され、シートバツクSBの傾斜角度が適宜調整される。
一方、レリーズレバー17を操作してラチエツト15に対す
るポール16の噛合を解除したあと、第6図に示すように
一旦シートバツクSBを前方へ最大限回動すると、シート
バツクSBと一体にアツパブラケツト13の回動によりイン
ナワイヤ41aが引張されてシートトラツクハンドル31が
回動され、ロアレール21に対するアツパレール23の固定
が解除されるので、第7図に示すようにセカンドシート
S2がヘルパスプリング42にて前方へ移動される。
また、このときストツパピン13aが第2スプリング18cに
付勢されて長孔18bの一端に当接しているので、アツパ
ブラケツト13の前方への回動に伴い、第3図に示すよう
にカバープレート18もアツパブラケツト13と一体に回動
してカバー部18aがポール16の歯部16aに対向する位置へ
ともたらされる。
そこで、レリーズレバー17の操作を解除すれば、第1ス
プリング17bにて矢印B方向へ付勢されたレリーズレバ
ー17によりポール16の歯部16aがカバー部18aに弾撥的に
当接される。そのため、ラチエツト15がポール16と噛合
する位置へ回動されても、ラチエツト15に対するポール
16の噛合が規制されるので、レリーズレバー17から手を
離してもシートバツクSBを後方へ回動させることが可能
となる。そこで、シートバツクSBを後方へ回動するとア
ツパブラケツト13も後方へ回動してインナワイヤ41aが
弛緩する。その結果、シートトラツクハンドル31が復帰
し、ロツク機構30にてアツパレール23がロアレール21に
固定され、セカンドシートS2が前方位置に固定される。
しかして、アツパブラケツト13を後方へ所定量回動させ
ると、第4図に示すようにストツパピン13aが長孔18bの
他端に当接する。さらに、アツパブラケツト13を後方へ
回動すると、カバープレート18がアツパブラケツト13と
一体に回動して、カバー部18aがポール16の歯部16aに対
して後方へ回動する。そのため、第5図に示すようにポ
ール16の歯部16aがラチエツト15の終端部に噛合し、ア
ツパブラケツト13がロアブラケツト11に対して固定さ
れ、その結果、セカンドシートS2は第8図に示すように
フラツトに設定される。
このように、本実施例によれば、シートバツクSBの傾斜
角度を適宜調整できることは勿論のこと、一旦レリーズ
レバー17を操作してシートバツクSBを前方へ所定量回動
させれば、セカンドシートS2が前方へと自動的に移動
し、その後はレリーズレバー17から手を離してもシート
バツクSBを後方へ回動させることができる。従つて、セ
カンドシートS2をフラツトに設定する場合、シートトラ
ツクハンドル31を操作したり、セカンドシートS2を前方
へ押動させたり、あるいはレリーズレバー17を操作し続
ける必要がなく、操作が極めて容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る車両用シートのリクラ
イニング装置を示す側面図、第2図は同装置を備えたセ
カンドシートの斜視図、第3図ないし第5図は同装置の
作動を説明するための側面図、第6図ないし第8図はセ
カンドシートの作動を説明するための側面図である。 符号の説明 10……リクライニング装置、11……ロアブラケツト、12
……枢着軸、13……アツパブラケツト、13a……ストツ
パピン、15……ラチエツト、16……ポール、17……レリ
ーズレバー、17b……第1スプリング、18……カバープ
レート、18a……カバー部、18b……長孔、18c……第2
スプリング、20……シートトラツク、S2……セカンドシ
ート、SB……シートバツク、SC……シートクツション。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シートクッションの後端部にシートバック
    の下端部をリクライニング装置を介して支持して同シー
    トバックの前後方向の傾斜角度を調整可能とするととも
    に、前記シートクッションをシートトラックのアッパレ
    ールに支持してロアレール上にて前後方向の位置を調整
    可能としてなるリクライニングシートにおいて、前記リ
    クライニング装置を、前記シートクッション側に固定し
    たロアブラケットと、同ロアブラケットに前後方向へ回
    動可能に枢着されるとともに前記シートバック側に固定
    されたアッパブラケットと、これら両ブラケットの枢着
    部を中心とする円弧状歯部を有し前記アッパブラケット
    に設けられたラチェットと、前記ロアブラケットに回動
    可能に組付けられ前記ラチェットの歯部の一部に解除可
    能に噛合するポールと、同ポールを付勢して前記ラチェ
    ットの歯部に噛合させるバネ部材と、前記ロアブラケッ
    トに回動可能に組付けられ前記バネ部材に抗する回動動
    作により前記ポールの前記ラチェットに対する噛合を解
    除するレリーズレバーと、前記ラチェットの歯部を外周
    側から覆蓋して前記ポールとの噛合を規制する円弧状カ
    バー部を有し前記両ブラケットの枢着部にて前記ロアブ
    ラケットに対しては回動可能にかつ前記アッパブラケッ
    トに対しては所定量回動可能に支持された噛合規制部材
    と、同噛合規制部材を付勢して前方への最大回動位置に
    位置決めするバネ部材とを備えた構成とするとともに、
    前記アッパレールを前記ロアレールにロックするロック
    機構のロック解除レバーと前記アッパブラケットとを連
    結部材にて連結して、前記シートバックが前方へ所定量
    回動した際前記連結部材を介して前記アッパレールの前
    記ロアレールに対するロックが解除されるように構成し
    たことを特徴とするリクライニングシート。
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JPS59155214A (ja) * 1983-02-22 1984-09-04 白木金属工業株式会社 リクライニング装置

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