JPH0735176A - 手動開放装置を備える無励磁電磁ブレーキ - Google Patents
手動開放装置を備える無励磁電磁ブレーキInfo
- Publication number
- JPH0735176A JPH0735176A JP5181755A JP18175593A JPH0735176A JP H0735176 A JPH0735176 A JP H0735176A JP 5181755 A JP5181755 A JP 5181755A JP 18175593 A JP18175593 A JP 18175593A JP H0735176 A JPH0735176 A JP H0735176A
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- Japan
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- cover
- braking
- screw
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D65/00—Parts or details
- F16D65/14—Actuating mechanisms for brakes; Means for initiating operation at a predetermined position
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D2127/00—Auxiliary mechanisms
- F16D2127/02—Release mechanisms
- F16D2127/04—Release mechanisms for manual operation
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】無励磁で制動状態の可動鉄心の手動開放が、カ
バーを取り外すことなく可能であり、手動開放用の開放
ボルトの脱落、紛失の恐れを無くする。 【構成】ブレーキの構成は一般的で、電磁石１と制動ば
ね２と可動鉄心３と制動板４と回転円板５とセンタハブ
６とを持ち、固定鉄心１ａと制動板４との間隔をスタッ
ドなどで確保し、全体を断面コ字状のカバー２１で囲
む。可動鉄心３に鉄心めねじ１１を、固定鉄心１ａに挿
通孔１２を、カバー２１にカバーめねじ２２を設ける。
開放ボルト２３は、外側おねじ２３ａと内側おねじ２３
ｂと両者の間の胴太部２３ｃと外端のねじ回し部２３ｄ
とを持つ。外側おねじ２３ａとカバーめねじ２２との結
合を外すように回して内側おねじ２３ｂが鉄心めねじ１
１にねじ込まれると、ばね２に抗して可動鉄心３が固定
鉄心１ａ側に引き戻されて制動を手動開放する。
バーを取り外すことなく可能であり、手動開放用の開放
ボルトの脱落、紛失の恐れを無くする。 【構成】ブレーキの構成は一般的で、電磁石１と制動ば
ね２と可動鉄心３と制動板４と回転円板５とセンタハブ
６とを持ち、固定鉄心１ａと制動板４との間隔をスタッ
ドなどで確保し、全体を断面コ字状のカバー２１で囲
む。可動鉄心３に鉄心めねじ１１を、固定鉄心１ａに挿
通孔１２を、カバー２１にカバーめねじ２２を設ける。
開放ボルト２３は、外側おねじ２３ａと内側おねじ２３
ｂと両者の間の胴太部２３ｃと外端のねじ回し部２３ｄ
とを持つ。外側おねじ２３ａとカバーめねじ２２との結
合を外すように回して内側おねじ２３ｂが鉄心めねじ１
１にねじ込まれると、ばね２に抗して可動鉄心３が固定
鉄心１ａ側に引き戻されて制動を手動開放する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、電源が遮断されたり
電源がない状態でも、開放ボルトを使用して手動で制動
を開放できる手動開放装置を備える無励磁電磁ブレーキ
に関する。
電源がない状態でも、開放ボルトを使用して手動で制動
を開放できる手動開放装置を備える無励磁電磁ブレーキ
に関する。
【０００２】
【従来の技術】無励磁電磁ブレーキは、電磁石に吸引さ
れて制動を解放し制動ばねで押されて制動をする。この
ため、運転中に電源側の事故により電源が遮断されると
必ず制動が働くので安全ブレーキともいわれる。しか
し、電源が遮断されている状態で無励磁電磁ブレーキを
電動機や電動機の負荷と組み立てるときには、無励磁電
磁ブレーキの回転軸を寸動させたいことが多いので、手
動開放装置がどうしても必要となる。
れて制動を解放し制動ばねで押されて制動をする。この
ため、運転中に電源側の事故により電源が遮断されると
必ず制動が働くので安全ブレーキともいわれる。しか
し、電源が遮断されている状態で無励磁電磁ブレーキを
電動機や電動機の負荷と組み立てるときには、無励磁電
磁ブレーキの回転軸を寸動させたいことが多いので、手
動開放装置がどうしても必要となる。
【０００３】図３は従来例の手動開放装置を備える無励
磁電磁ブレーキの半断面図である。図において、この無
励磁電磁ブレーキの構成は、よく知られるように、固定
鉄心１ａとコイル１ｂとを持つ電磁石１と、この電磁石
１に吸引されて制動を解放し制動ばね２で押されて制動
をする可動鉄心３と、この可動鉄心３と制動板４との間
に配置され両側にブレーキライニング５ａを持つ回転円
板５と、この回転円板５と例えばスプラインのように軸
方向に移動可能に結合されるセンタハブ６と、このセン
タハブ６に固定され軸受７で支承される回転軸８と、固
定鉄心１ａと制動板４との相互位置を確保する図示しな
い例えばスタッドのような連結部材とを備える。
磁電磁ブレーキの半断面図である。図において、この無
励磁電磁ブレーキの構成は、よく知られるように、固定
鉄心１ａとコイル１ｂとを持つ電磁石１と、この電磁石
１に吸引されて制動を解放し制動ばね２で押されて制動
をする可動鉄心３と、この可動鉄心３と制動板４との間
に配置され両側にブレーキライニング５ａを持つ回転円
板５と、この回転円板５と例えばスプラインのように軸
方向に移動可能に結合されるセンタハブ６と、このセン
タハブ６に固定され軸受７で支承される回転軸８と、固
定鉄心１ａと制動板４との相互位置を確保する図示しな
い例えばスタッドのような連結部材とを備える。
【０００４】この従来例の場合はブレーキ電動機として
構成され、電動機のブラケット９に、制動板４と軸受７
とを取付ける。ブラケット９には防塵、防音のために、
無励磁電磁ブレーキを電磁石１側から囲むように断面コ
字状のカバー３１がねじ１０で固定される。手動で制動
を開放するために、可動鉄心３に鉄心めねじ１１を設
け、この鉄心めねじ１１の軸方向に向かう挿通孔１２を
固定鉄心１ａに設ける。挿通孔１２には座１２ａを設け
るとよい。手動開放するときには、ボルト１０を外して
カバー３１を取り外し、適当な長さのボルト３２を探し
て来る。このボルト３２を挿通孔１２に挿通して鉄心め
ねじ１１にねじ込み、制動ばね２に抗して可動鉄心３を
固定鉄心１ａ側に引き戻して制動を手動開放する。
構成され、電動機のブラケット９に、制動板４と軸受７
とを取付ける。ブラケット９には防塵、防音のために、
無励磁電磁ブレーキを電磁石１側から囲むように断面コ
字状のカバー３１がねじ１０で固定される。手動で制動
を開放するために、可動鉄心３に鉄心めねじ１１を設
け、この鉄心めねじ１１の軸方向に向かう挿通孔１２を
固定鉄心１ａに設ける。挿通孔１２には座１２ａを設け
るとよい。手動開放するときには、ボルト１０を外して
カバー３１を取り外し、適当な長さのボルト３２を探し
て来る。このボルト３２を挿通孔１２に挿通して鉄心め
ねじ１１にねじ込み、制動ばね２に抗して可動鉄心３を
固定鉄心１ａ側に引き戻して制動を手動開放する。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】前記の従来例では、制
動を手動開放するには、その都度、カバー３１を取り外
さなければならないし、適当な長さのボルト３２を探し
て来なければならない。カバー３１を取り外さないよう
にカバー３１にボルト３２のための孔を設けておけば防
塵、防音性が損なわれるし、適当な長さのボルト３２を
予めカバー３１の内側や外側にクランプして置いても脱
落、紛失の恐れがある。
動を手動開放するには、その都度、カバー３１を取り外
さなければならないし、適当な長さのボルト３２を探し
て来なければならない。カバー３１を取り外さないよう
にカバー３１にボルト３２のための孔を設けておけば防
塵、防音性が損なわれるし、適当な長さのボルト３２を
予めカバー３１の内側や外側にクランプして置いても脱
落、紛失の恐れがある。
【０００６】この発明の目的は、無励磁で制動状態の可
動鉄心の手動開放が、カバーを取り外すことなく可能で
あり、手動開放用の開放ボルトの脱落、紛失の恐れがな
いような手動開放装置を備える無励磁電磁ブレーキを提
供することにある。
動鉄心の手動開放が、カバーを取り外すことなく可能で
あり、手動開放用の開放ボルトの脱落、紛失の恐れがな
いような手動開放装置を備える無励磁電磁ブレーキを提
供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この発明の手動開放装置
を備える無励磁電磁ブレーキは、電磁石に吸引されて制
動を解放し制動ばねで押されて制動をする可動鉄心と、
この可動鉄心と制動板との間に配置される回転円板と、
この回転円板と軸方向に移動可能に結合されるセンタハ
ブと、このセンタハブに固定され軸受で支承される回転
軸と、電磁石の固定鉄心と制動板との相互位置を確保す
る連結部材とを備える無励磁電磁ブレーキにおいて、こ
の無励磁電磁ブレーキを電磁石側から囲む断面コ字状の
カバーと、固定鉄心の挿通孔に挿通される開放ボルトと
を備え、この開放ボルトは、カバーのカバーめねじにね
じ結合可能な外側おねじと、可動鉄心の鉄心めねじにね
じ結合可能な内側おねじと、外側おねじと内側おねじと
の間の胴太部と、外側おねじの外端に形成され外側おね
じの谷の径より細いねじ回し部とを備え、開放ボルトの
寸法は、外側おねじが前記カバーめねじにねじ結合して
胴太部がカバーに当接する状態で内側おねじが固定鉄心
の内側端面より引き込んでおり、外側おねじが前記カバ
ーめねじとねじ結合が外れて胴太部が固定鉄心の外側端
面に当接する状態で内側おねじが前記鉄心めねじにねじ
結合する関係にあるものである。
を備える無励磁電磁ブレーキは、電磁石に吸引されて制
動を解放し制動ばねで押されて制動をする可動鉄心と、
この可動鉄心と制動板との間に配置される回転円板と、
この回転円板と軸方向に移動可能に結合されるセンタハ
ブと、このセンタハブに固定され軸受で支承される回転
軸と、電磁石の固定鉄心と制動板との相互位置を確保す
る連結部材とを備える無励磁電磁ブレーキにおいて、こ
の無励磁電磁ブレーキを電磁石側から囲む断面コ字状の
カバーと、固定鉄心の挿通孔に挿通される開放ボルトと
を備え、この開放ボルトは、カバーのカバーめねじにね
じ結合可能な外側おねじと、可動鉄心の鉄心めねじにね
じ結合可能な内側おねじと、外側おねじと内側おねじと
の間の胴太部と、外側おねじの外端に形成され外側おね
じの谷の径より細いねじ回し部とを備え、開放ボルトの
寸法は、外側おねじが前記カバーめねじにねじ結合して
胴太部がカバーに当接する状態で内側おねじが固定鉄心
の内側端面より引き込んでおり、外側おねじが前記カバ
ーめねじとねじ結合が外れて胴太部が固定鉄心の外側端
面に当接する状態で内側おねじが前記鉄心めねじにねじ
結合する関係にあるものである。
【０００８】
【作用】このような構成によれば、開放ボルトの外側お
ねじがカバーめねじにねじ結合して胴太部がカバーに当
接する状態では、内側おねじが固定鉄心の内側端面より
引き込んでいる。このため、内側おねじの先端は運転中
の制動時に可動鉄心に干渉しない。また、開放ボルトの
脱落、紛失の恐れもないし、カバーめねじが塞がれて防
塵、防音性を損なわない。そして、外側おねじとカバー
めねじとのねじ結合を外すように回して内側おねじが鉄
心めねじにねじ込まれ、胴太部が固定鉄心の外側端面に
当接する状態では、内側おねじが制動ばねに抗して可動
鉄心を固定鉄心側に引き戻して制動を手動開放する。こ
のため、カバーを取り外す必要がない。また、ねじ回し
部は外側おねじの谷の径より細いので、外側おねじがカ
バーめねじから外れるときに、ねじ回し部はカバーめね
じに干渉しない。
ねじがカバーめねじにねじ結合して胴太部がカバーに当
接する状態では、内側おねじが固定鉄心の内側端面より
引き込んでいる。このため、内側おねじの先端は運転中
の制動時に可動鉄心に干渉しない。また、開放ボルトの
脱落、紛失の恐れもないし、カバーめねじが塞がれて防
塵、防音性を損なわない。そして、外側おねじとカバー
めねじとのねじ結合を外すように回して内側おねじが鉄
心めねじにねじ込まれ、胴太部が固定鉄心の外側端面に
当接する状態では、内側おねじが制動ばねに抗して可動
鉄心を固定鉄心側に引き戻して制動を手動開放する。こ
のため、カバーを取り外す必要がない。また、ねじ回し
部は外側おねじの谷の径より細いので、外側おねじがカ
バーめねじから外れるときに、ねじ回し部はカバーめね
じに干渉しない。
【０００９】
【実施例】図１は実施例の運転状態で制動中の半断面
図、図２は図１の手動開放状態の要部の断面図である。
従来例及び各図において同一符号をつけるものはおよそ
同一機能を持ち、重複説明を省くこともある。図におい
て、この無励磁電磁ブレーキの構成は、従来例と同様
に、固定鉄心１ａとコイル１ｂとを持つ電磁石１と、こ
の電磁石１に吸引されて制動を解放し制動ばね２で押さ
れて制動をする可動鉄心３と、この可動鉄心３と制動板
４との間に配置され両側にブレーキライニング５ａを持
つ回転円板５と、この回転円板５と例えばスプラインの
ように軸方向に移動可能に結合されるセンタハブ６と、
このセンタハブ６に固定され軸受７で支承される回転軸
８と、固定鉄心１ａと制動板４との相互位置を確保する
図示しない例えばスタッドのような連結部材とを備え
る。
図、図２は図１の手動開放状態の要部の断面図である。
従来例及び各図において同一符号をつけるものはおよそ
同一機能を持ち、重複説明を省くこともある。図におい
て、この無励磁電磁ブレーキの構成は、従来例と同様
に、固定鉄心１ａとコイル１ｂとを持つ電磁石１と、こ
の電磁石１に吸引されて制動を解放し制動ばね２で押さ
れて制動をする可動鉄心３と、この可動鉄心３と制動板
４との間に配置され両側にブレーキライニング５ａを持
つ回転円板５と、この回転円板５と例えばスプラインの
ように軸方向に移動可能に結合されるセンタハブ６と、
このセンタハブ６に固定され軸受７で支承される回転軸
８と、固定鉄心１ａと制動板４との相互位置を確保する
図示しない例えばスタッドのような連結部材とを備え
る。
【００１０】この実施例の場合もブレーキ電動機として
構成され、電動機のブラケット９に、制動板４と軸受７
とを取付ける。ブラケット９には防塵、防音のために、
無励磁電磁ブレーキを電磁石１側から囲むように断面コ
字状のカバー２１がねじ１０で固定される。手動で制動
を開放するために、可動鉄心３に鉄心めねじ１１を設
け、この鉄心めねじ１１の軸方向に向かう挿通孔１２を
固定鉄心１ａに設ける。挿通孔１２には座１２ａを設け
るとよい。
構成され、電動機のブラケット９に、制動板４と軸受７
とを取付ける。ブラケット９には防塵、防音のために、
無励磁電磁ブレーキを電磁石１側から囲むように断面コ
字状のカバー２１がねじ１０で固定される。手動で制動
を開放するために、可動鉄心３に鉄心めねじ１１を設
け、この鉄心めねじ１１の軸方向に向かう挿通孔１２を
固定鉄心１ａに設ける。挿通孔１２には座１２ａを設け
るとよい。
【００１１】実施例の特徴として、鉄心めねじ１１の軸
方向に向かう、すなわち挿通孔１２の軸方向に向かうカ
バーめねじ２２をカバー２１に設け、特別な開放ボルト
２３を予め用意する。この開放ボルト２３は、カバー２
１のカバーめねじ２２にねじ結合可能な外側おねじ２３
ａと、可動鉄心３の鉄心めねじ１１にねじ結合可能な内
側おねじ２３ｂと、外側おねじ２３ａと内側おねじ２３
ｂとの間の胴太部２３ｃと、外側おねじ２３ａの外端に
形成され外側おねじ２３ａの谷の径より細いねじ回し部
２３ｄとを備える。四角柱からなるねじ回し部２３ｄ
は、工具に適応するように、六角柱やすり割りや角穴で
もよい。
方向に向かう、すなわち挿通孔１２の軸方向に向かうカ
バーめねじ２２をカバー２１に設け、特別な開放ボルト
２３を予め用意する。この開放ボルト２３は、カバー２
１のカバーめねじ２２にねじ結合可能な外側おねじ２３
ａと、可動鉄心３の鉄心めねじ１１にねじ結合可能な内
側おねじ２３ｂと、外側おねじ２３ａと内側おねじ２３
ｂとの間の胴太部２３ｃと、外側おねじ２３ａの外端に
形成され外側おねじ２３ａの谷の径より細いねじ回し部
２３ｄとを備える。四角柱からなるねじ回し部２３ｄ
は、工具に適応するように、六角柱やすり割りや角穴で
もよい。
【００１２】開放ボルト２３の寸法は、外側おねじ２３
ａがカバーめねじ２２にねじ結合して胴太部２３ｃがカ
バー２１の内側に当接する状態で内側おねじ２３ｂが固
定鉄心１ａの内側端面より引き込んでいる。そして、外
側おねじ２３ａがカバーめねじ２２とねじ結合が外れて
胴太部２３ｃが固定鉄心１ａの外側端面に、この場合、
座１２ａの底に、当接する状態で内側おねじ２３ｂが鉄
心めねじ１１にねじ結合する関係にある。
ａがカバーめねじ２２にねじ結合して胴太部２３ｃがカ
バー２１の内側に当接する状態で内側おねじ２３ｂが固
定鉄心１ａの内側端面より引き込んでいる。そして、外
側おねじ２３ａがカバーめねじ２２とねじ結合が外れて
胴太部２３ｃが固定鉄心１ａの外側端面に、この場合、
座１２ａの底に、当接する状態で内側おねじ２３ｂが鉄
心めねじ１１にねじ結合する関係にある。
【００１３】このような構造によれば、開放ボルト２３
の外側おねじ２３ａがカバーめねじ２２にねじ結合して
胴太部２３ｃがカバー２１の内側に当接する状態では、
図１に示すように、内側おねじ２３ｂが固定鉄心１ａの
内側端面より引き込んでいる。このため、内側おねじ２
３ｂの先端は運転中の制動時に可動鉄心３に干渉しない
し、開放ボルト２３の脱落、紛失の恐れもないし、カバ
ーめねじ２２が塞がれて防塵、防音性を損なわない。そ
して、外側おねじ２３ａとカバーめねじ２２とのねじ結
合を外すように回して内側おねじ２３ｂが鉄心めねじ１
１にねじ込まれ、胴太部２３ｃが固定鉄心１ａの外側端
面に、この場合、座１２ａの底に、当接する状態では、
図２に示すように、内側おねじ２３ｂが制動ばね２に抗
して可動鉄心３を固定鉄心１ａ側に引き戻して制動を手
動開放する。このため、カバー２１を取り外す必要がな
い。また、ねじ回し部２３ｄは外側おねじ２３ａの谷の
径より細いので、外側おねじ２３ａがカバーめねじ２２
から外れるときに、ねじ回し部２３ｄはカバーめねじ２
２に干渉しない。
の外側おねじ２３ａがカバーめねじ２２にねじ結合して
胴太部２３ｃがカバー２１の内側に当接する状態では、
図１に示すように、内側おねじ２３ｂが固定鉄心１ａの
内側端面より引き込んでいる。このため、内側おねじ２
３ｂの先端は運転中の制動時に可動鉄心３に干渉しない
し、開放ボルト２３の脱落、紛失の恐れもないし、カバ
ーめねじ２２が塞がれて防塵、防音性を損なわない。そ
して、外側おねじ２３ａとカバーめねじ２２とのねじ結
合を外すように回して内側おねじ２３ｂが鉄心めねじ１
１にねじ込まれ、胴太部２３ｃが固定鉄心１ａの外側端
面に、この場合、座１２ａの底に、当接する状態では、
図２に示すように、内側おねじ２３ｂが制動ばね２に抗
して可動鉄心３を固定鉄心１ａ側に引き戻して制動を手
動開放する。このため、カバー２１を取り外す必要がな
い。また、ねじ回し部２３ｄは外側おねじ２３ａの谷の
径より細いので、外側おねじ２３ａがカバーめねじ２２
から外れるときに、ねじ回し部２３ｄはカバーめねじ２
２に干渉しない。
【００１４】
【発明の効果】この発明の手動開放装置を備える無励磁
電磁ブレーキによれば、無励磁電磁ブレーキの運転中に
は、開放ボルトの外側おねじがカバーのカバーめねじに
固着される。そして、電源が遮断されているとき、カバ
ーの外側から開放ボルトをねじ回せば、内側おねじが可
動鉄心を引き戻して制動を手動開放する。このため、無
励磁で制動状態の可動鉄心の手動開放がカバーを取り外
すことなく可能であるという効果があり、手動開放用の
開放ボルトの脱落、紛失の恐れがく、カバーの防塵、防
音性を損なわないという効果がある。
電磁ブレーキによれば、無励磁電磁ブレーキの運転中に
は、開放ボルトの外側おねじがカバーのカバーめねじに
固着される。そして、電源が遮断されているとき、カバ
ーの外側から開放ボルトをねじ回せば、内側おねじが可
動鉄心を引き戻して制動を手動開放する。このため、無
励磁で制動状態の可動鉄心の手動開放がカバーを取り外
すことなく可能であるという効果があり、手動開放用の
開放ボルトの脱落、紛失の恐れがく、カバーの防塵、防
音性を損なわないという効果がある。
【図１】実施例の運転状態で制動中の半断面図
【図２】図１の手動開放状態の要部の断面図
【図３】従来例の運転状態で制動中の半断面図
１ 電磁石 １ａ 固定鉄心 １ｂ コイル ２ 制動ばね ３ 可動鉄心 ４ 制動板 ５ 回転円板 ６ センタハブ ７ 軸受 ９ ブラケット １１ 鉄心めねじ １２ 挿通孔 ２１ カバー ２２ カバーめ
ねじ ２３ 開放ボルト ２３ａ 外側おね
じ ２３ｂ 内側おねじ ２３ｃ 胴太部 ２３ｄ ねじ回し部
ねじ ２３ 開放ボルト ２３ａ 外側おね
じ ２３ｂ 内側おねじ ２３ｃ 胴太部 ２３ｄ ねじ回し部
Claims (1)
- 【請求項１】電磁石に吸引されて制動を解放し制動ばね
で押されて制動をする可動鉄心と、この可動鉄心と制動
板との間に配置される回転円板と、この回転円板と軸方
向に移動可能に結合されるセンタハブと、このセンタハ
ブに固定され軸受で支承される回転軸と、電磁石の固定
鉄心と制動板との相互位置を確保する連結部材とを備え
る無励磁電磁ブレーキにおいて、 この無励磁電磁ブレーキを電磁石側から囲む断面コ字状
のカバーと、固定鉄心の挿通孔に挿通される開放ボルト
とを備え、 この開放ボルトは、カバーのカバーめねじにねじ結合可
能な外側おねじと、可動鉄心の鉄心めねじにねじ結合可
能な内側おねじと、外側おねじと内側おねじとの間の胴
太部と、外側おねじの外端に形成され外側おねじの谷の
径より細いねじ回し部とを備え、 開放ボルトの寸法は、外側おねじが前記カバーめねじに
ねじ結合して胴太部がカバーに当接する状態で内側おね
じが固定鉄心の内側端面より引き込んでおり、外側おね
じが前記カバーめねじとねじ結合が外れて胴太部が固定
鉄心の外側端面に当接する状態で内側おねじが前記鉄心
めねじにねじ結合する関係にあることを特徴とする手動
開放装置を備える無励磁電磁ブレーキ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5181755A JPH0735176A (ja) | 1993-07-23 | 1993-07-23 | 手動開放装置を備える無励磁電磁ブレーキ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5181755A JPH0735176A (ja) | 1993-07-23 | 1993-07-23 | 手動開放装置を備える無励磁電磁ブレーキ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0735176A true JPH0735176A (ja) | 1995-02-03 |
Family
ID=16106325
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5181755A Pending JPH0735176A (ja) | 1993-07-23 | 1993-07-23 | 手動開放装置を備える無励磁電磁ブレーキ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0735176A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6171141B1 (en) | 1996-11-25 | 2001-01-09 | Nippon Cable Systems | Fixing apparatus |
| KR100807124B1 (ko) * | 2007-04-20 | 2008-02-27 | 주식회사 신라공업 | 자동차용 마그네트 클러치에 적용되는 일렉트릭 코일의하우징 |
-
1993
- 1993-07-23 JP JP5181755A patent/JPH0735176A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6171141B1 (en) | 1996-11-25 | 2001-01-09 | Nippon Cable Systems | Fixing apparatus |
| US6332806B1 (en) | 1996-11-25 | 2001-12-25 | Nippon Cable System Inc. | Fixing apparatus |
| KR100807124B1 (ko) * | 2007-04-20 | 2008-02-27 | 주식회사 신라공업 | 자동차용 마그네트 클러치에 적용되는 일렉트릭 코일의하우징 |
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