JPH10184739A - 無励磁作動型電磁ブレーキ/クラッチの手動解放装置 - Google Patents

無励磁作動型電磁ブレーキ/クラッチの手動解放装置

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JPH10184739A
JPH10184739A JP8356660A JP35666096A JPH10184739A JP H10184739 A JPH10184739 A JP H10184739A JP 8356660 A JP8356660 A JP 8356660A JP 35666096 A JP35666096 A JP 35666096A JP H10184739 A JPH10184739 A JP H10184739A
Authority
JP
Japan
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armature
bolt
hub
clutch
brake
Prior art date
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Pending
Application number
JP8356660A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinko Murase
真弘 村瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinko Electric Co Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Shinko Electric Co Ltd filed Critical Shinko Electric Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D65/00Parts or details
    • F16D65/14Actuating mechanisms for brakes; Means for initiating operation at a predetermined position
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D2127/00Auxiliary mechanisms
    • F16D2127/02Release mechanisms
    • F16D2127/04Release mechanisms for manual operation

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 停電などにより通電されない時は、常に永久
磁石からの磁束のみが作用して強い吸引力でブレーキが
かかっているので、システムの試運転の場合などに必要
に応じてブレーキを解放させる必要がある場合でも、電
源が無いと解放できないという欠点があった。 【解決手段】 本発明では、下記の3つの手段により課
題を解決した。(1)アーマチュア3’の円周方向で等
間隔の位置に複数個の雌ねじ3aを設け、ハブ8’を貫
通してアーマチュアの前記の雌ねじにねじこまれるボル
ト10を取り付け、ボルト頭10aとハブの外面との間
にコイルばね11などの圧縮ばねを挿入し、通常のブレ
ーキのON/OFFの作動では、従来の板ばねの作用に
前記コイルばねが協働するが、ブレーキの手動解放では
前記ボルト10を回転してアーマチュアをハブ側へ引き
寄せて制動を解放する。(2)従来の板ばねを除去し
て、前記のボルト10にアーマチュア3’の保持も受け
持たせる。(3)前記コイルばね11の代わりに皿ばね
12、その他の弾性体を使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般に電磁ブレーキ
/クラッチに関し、特に永久磁石を使用する無励磁作動
型電磁ブレーキ/クラッチの手動解放装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ブレーキとクラッチは原理的には同一な
ので、 従来の無励磁作動型電磁ブレーキの半体縦断面図
である図6を参照して、 その構成と作動を説明する。こ
の電磁ブレーキ10のフィールドコア1にコイル2が内
蔵される。一方、永久磁石4を内蔵する円環状のアーマ
チュア3は、一端部をハブ8に座金とボルト6によって
ばね座金7で固定され、他端部を図7に示されるように
ボルト7によってハブ8に固定されて弧形板ばね5によ
って保持される。フィールドコア1は図示しない固定体
に、ハブ8は回転軸にそれぞれ固着される。この電磁ブ
レーキの作用は、永久磁石4の磁束φ1が実線で示すよ
うに反時計回りに形成され、コイル2に通電されると磁
束φ2が時計回りに形成されて、磁束φ1と相殺されてア
ーマチュア3は板ばね4によりハブ側8へ引き寄せら
れ、図6に示すように、アーマチュア3とフィールドコ
ア1との間に隙間aが生じてアーマチュア3、ハブ8及
び回転軸は一体となって回転する。次にコイル2への通
電が遮断されると、図8(A)に示すように、コイル2
による点線で示される磁束φ2は無くなるので、アーマ
チュア3は、ばね5の弾性力に抗して永久磁石4の磁束
φ1によりフィールドコア1に吸引され、隙間aはゼロ
となり摩擦力でアーマチュア3、ハブ8及び回転軸はブ
レーキがかかり停止する。クラッチの場合はアーマチュ
ア3とハブ8が回転軸と連結されたままになる。図8
(B)はコイル静止型クラッチの一例で、アーマチュア
3とフィールドコア1との間にロータ13が配設され、
このロータ13が回転軸に固定される点以外は図6〜図
8(A)と同様である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように停電など
により通電されない時は、常に永久磁石からの磁束のみ
が作用し、強い吸引力でブレーキがかかり、あるいは連
結されたままの状態になるので、例えば、あるシステム
の試運転の場合に必要に応じてブレーキの制動またはク
ラッチとの接続を解放させたい時に、電源が無いと解放
できないという欠点があった。このための手動解放装置
も提案されたが、構造が複雑で製作や取付に多くの工数
を要するという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では、下記の3つ
の手段により課題を解決した。 (1)アーマチュアの円周方向で等間隔の位置に複数個
の雌ねじを設け、ハブを貫通してアーマチュアの前記の
雌ねじにねじこまれるボルトを取り付け、ボルト頭とハ
ブの外面との間にコイルばねを挿入し、通常のブレーキ
のON/OFFの作動では、従来の板ばねの作用に前記
コイルばねが協働するが、ブレーキまたはクラッチの手
動解放では前記ボルトを回転してアーマチュアをハブ側
へ引き寄せて行う。 (2)従来の板ばねを除去して、前記のボルトにアーマ
チュアの保持も受け持たせる。 (3)前記コイルばねの代わりに皿ばね、その他の弾性
体を使用する。
【0005】
【発明の実施の形態】図1は、本発明による無励磁作動
型電磁ブレーキ/クラッチの手動解放装置の第1の実施
の形態を示す半体縦断面図であり、この場合はハブ8’
はプーリを兼ねて、外周にはベルトを掛ける溝が設けら
れている。この実施の形態ではハブ8’はプーリを兼ね
たものとして図示したが、通常のハブではベルトを掛け
る溝部は設けられない。従来のブレーキにおいて、板ば
ね5を取付ける中間位置に複数個の開口8’aを明け、
この開口8’aにボルト10を貫通させて、 アーマチュ
ア3’の円周等間隔位置に設けた複数個の雌ねじ3aに
ねじ込む。ボルト10のボルト頭10aの内面とハブ
8’の軸方向外表面8’bとの間にはコイルばね11が
配置される。通電のON/OFFによるアーマチュア
3’の作動は図6の場合と同様で、図2はコイル2への
通電がOFFとされた場合を示し、ONになるとコイル
ばね11は弧形板ばね5と協働してアーマチュア3をフ
ィールドコア1から引き離す。図2のブレーキ状態を手
動解放するには、ボルト10を手などで回転してコイル
ばね11を圧縮すると、 ばね力が強くなって磁束φ1
吸引力に打ち勝ち、図1に示す状態になり隙間aを生じ
てブレーキは解放される。
【0006】図3は第2の実施の形態であり、従来の弧
形板ばね5を除去して、コイルばね11’とボルト1
0’とは手動解放の役目の他に、アーマチュア3’を保
持する役目をも行う。
【0007】図4は第3の実施の形態を示し、第2の実
施の形態のコイルばね11’の代わりに皿ばね12を使
用するもので、図5は通電OFFの場合、図4は図5の
状態からボルト10”を回転して永久磁石4による吸引
力に抗してブレーキまたはクラッチ制動または連結の状
態から手動解放にした状態を示す。
【0008】
【発明の効果】ハブの円周方向に明けられた複数の穴を
貫通して複数個のボルトの先端をアーマチュアにねじ込
み、 ボルトの頭部の下面とハブの外面との間にコイルば
ねまたは皿ばねを介在させるという簡単な構成にして、
このボルトを締め付ける簡単な作業により、 コイルに通
電されていない状態でもブレーキまたはクラッチが制動
または連結の状態から容易に解放され、しかもボルト、
皿ばねはJIS規格の標準品を使用でき、コイルばねも
簡単なため極めて安価に製作組立が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による無励磁作動型電磁ブレーキ/クラ
ッチの手動解放装置の第1の実施の形態を示す半体縦断
面図である。
【図2】図1の手動解放にする前の状態を示す部分図で
ある。
【図3】本発明による無励磁作動型電磁ブレーキ/クラ
ッチの手動解放装置の第2の実施の形態を示す半体縦断
面図である。
【図4】本発明による無励磁作動型電磁ブレーキ/クラ
ッチの手動解放装置の第3の実施の形態を示す半体縦断
面図である。
【図5】図4の手動解放にする前の状態を示す部分図で
ある。
【図6】従来の無励磁作動型電磁ブレーキ/クラッチの
手動解放装置の半体縦断面図である。
【図7】図6に示す板ばねのハブ側取付を示す部分図で
ある。
【図8】同図(A)は図6のコイルに通電OFFの場合
を示す半体縦断面図であり、同図(B)はクラッチの構
成を示す半体縦断面図である。
【符号の説明】
1:フィールドコア 2:コイル 3’:アーマチュア 3a:雌ねじ 4:永久磁石 5:弧形板ばね 8’:ハブ 8’a:開口 8’b:ハブ表面 10、10’、10”:ボルト 10a:ボルト頭 11、11’:コイルばね 12:皿ばね 13:ロータ a:隙間 φ1:磁束

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイル(2)を内蔵し固定体に取り付け
    られるフィールドコア(1)と、このフィールドコアに
    対し同軸に配置され内蔵された永久磁石(4)により、
    軸方向に摺動して所定の隙間(a)を形成、あるいは閉
    止可能にされ一方の端部がボルトと弧形板ばね(5)に
    よって保持されたアーマチュア(3’)と、このアーマ
    チュア(3’)の軸方向外側に同軸に配置されたハブ
    (8)とを含んで成る無励磁作動型電磁ブレーキにおい
    て、 前記のハブ(8)に代わり、その円周方向の所定の位置
    にボルトを貫通させるための貫通穴(8’a)が明けら
    れたハブ(8’)と、 この貫通穴に対応する位置に雌ね
    じ(3a)が切られたアーマチュア(3’)と、前記雌
    ねじ(3a)にねじ込まれたボルト(10)と、 このボ
    ルト(10)の頭部の下面と前記ハブの外面との間に配
    置され、常時は緩んだ状態で配置された圧縮コイルばね
    (11)とを含んで成り、 前記のボルトをねじ込むことにより前記圧縮コイルばね
    が圧縮されて前記アーマチュア(3’)を永久磁石の磁
    気吸引力に抗して前記フィールドコア(1)から引き離
    し、制動を解除する無励磁作動型電磁ブレーキの手動解
    放装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電磁ブレーキにおい
    て、前記フィールドコア(1)とアーマチュア(3')と
    の間に回転軸に固定されたロータ(13)が配置されて
    電磁クラッチとされ、連結が解除される無励磁作動型電
    磁クラッチの手動解放装置。
  3. 【請求項3】 従来の弧形板ばね(5)が除去され、コ
    イルばね(11’)とボルト(10’)とがアーマチュ
    ア(3’)を保持し、 ボルト(10’)をねじ込むこと
    により、通電が遮断された状態でフィールドコア(1)
    に接触しているアーマチュア(3’)が接触から外さ
    れ、制動またはクラッチの連結が解除されることを特徴
    とする請求項1または2に記載の無励磁作動型電磁ブレ
    ーキ/クラッチの手動解放装置。
  4. 【請求項4】 前記のコイルばねに代えて皿ばねが使用
    されることを特徴とする請求項1または2に記載の無励
    磁作動型電磁ブレーキ/クラッチの手動解放装置。
JP8356660A 1996-12-27 1996-12-27 無励磁作動型電磁ブレーキ/クラッチの手動解放装置 Pending JPH10184739A (ja)

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ID=18450148

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8151950B2 (en) * 2006-04-17 2012-04-10 Otis Elevator Company Permanent magnet elevator disk brake
CN105712232A (zh) * 2014-12-01 2016-06-29 鞍钢股份有限公司 一种吊车制动器快速打开装置及方法
CN106594126A (zh) * 2016-12-30 2017-04-26 安徽创新电磁离合器有限公司 一种带自锁功能的电磁制动器

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