JPH07259806A - フローティングバルブ - Google Patents

フローティングバルブ

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JPH07259806A
JPH07259806A JP7643194A JP7643194A JPH07259806A JP H07259806 A JPH07259806 A JP H07259806A JP 7643194 A JP7643194 A JP 7643194A JP 7643194 A JP7643194 A JP 7643194A JP H07259806 A JPH07259806 A JP H07259806A
Authority
JP
Japan
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floating
cylinder
valve
circuit
passages
Prior art date
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Pending
Application number
JP7643194A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuichi Masuda
修一 増田
Yutaka Kameda
豊 亀田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd filed Critical Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd
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  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Magnetically Actuated Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 流量に影響されることがなく、確実なフロー
ティングを行う。 【構成】 電磁式シリンダ操作用方向制御弁VAの対を
なすシリンダ通路2,3にそれぞれ接続され、両シリン
ダ通路2,3の遮断位置11と、両シリンダ通路2,3
をタンク回路Taへ連結するフローティング回路12と
を備えた2位置電磁切換弁であり、常時は遮断位置11
に保持されるも、ソレノイドの操作により上記両シリン
ダ通路2,3をフローティング回路12により連結し、
タンク回路Taへ接続する。 【効果】 フローティングの操作に際しては、両シリン
ダ通路は連結されてタンク回路に接続されるから、両シ
リンダ通路間の圧力差を生ずることがなく、フローティ
ングを効果的に行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばショベルカー等
で地均しを行うとき、該ショベルを浮いた状態に保持す
るため、ショベルの昇降用油圧シリンダの両回路をタン
ク回路に切替え接続するためのフローティングバルブに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の上記フローティングバルブの一例
を図2及び図3に示す。このフローティングバルブ50
は手動式の4位置センターバイパス型で、スプール51
を中立位置a(図の位置)では周知の如くポンプポート
Pからの圧力油はバイパス通路Bを通過してタンクポー
トTに流出する。スプール51をストロークbの位置に
押し込むときは筐体52の一方のシリンダポート53か
ら圧力油はシリンダCYに供給され、シリンダからの帰
還油は他方のシリンダポート54を介してタンクポート
Tに流出する。またストロークcの位置に引き出すとき
は、圧力油はシリンダポート54に供給され、帰還油は
53ポートを介してタンクポートTに流出する。更にま
たストロークdの位置にまで引き出すときは、シリンダ
ポート53及び54は共にタンクポートTに接続される
(この状態を図3において回路55で示す。なお、この
回路55をフローティング回路という)。なお、この4
位置センターバイパス型操作弁は周知構造であり、構造
の詳細な説明は省略する。
【0003】しかし上記手動式の操作弁では、操作が煩
雑で近時は上記フローティング操作を電磁弁により行う
ことが試みられている。その一例を図4に示す。図はス
タックバルブを利用したもので、スタッキングバルブ6
0を構成する多数の単位操作弁Vのうち、例えば単位操
作弁VAによるシリンダCYに対してフローティング操
作を行うとする。但し各操作弁Vは何れもセンターバイ
パス型3位置電磁操作弁とする。61は、一方のシリン
ダ通路62に接続されフローティング回路を形成するた
めの2位置電磁切換弁である。、該2位置電磁切換弁6
1は通常は回路遮断の位置にあり、操作弁VAの操作に
よりシリンダCYに対しシリンダ通路62に圧力油を供
給し、シリンダ通路63を介してタンク通路Taに返還
し、或いは逆にシリンダ通路63に圧力油を供給し、シ
リンダ通路62から帰還油をタンク通路Taに排出す
る。
【0004】次にフローティング操作に際しては、操作
弁VAの操作によりシリンダ通路63側をタンク通路に
切替えると共に、2位置電磁切換弁61に通電し、シリ
ンダ通路63をタンク通路Taに導通させる。これによ
り両シリンダ通路はタンク通路に導通され、シリンダC
Yはフローティング状態となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記フローティング操
作に際しては、一方のシリンダ通路63は操作弁VAを
介してタンク通路に接続されるが、他方のシリンダ通路
62は2位置電磁切換弁61を介して流通する。しかし
該2位置電磁切換弁61と操作弁VAとの間には通過抵
抗に差があることが知られており、特に流量が増すこと
によりその抵抗が大となる。例えば実験結果によると、
スタックバルブの入口流量が、毎分5リットルの少量の
ときは、シリンダ通路62側では2、3kg/平方センチ
であるのに対し、シリンダ通路63側では0、8kg/平
方センチである。しかし、流量が25、2リットルに増
加すればシリンダ通路62側は44、4kg/平方センチ
であるのに対し、シリンダ通路63側は1、8kg/平方
センチと、両者の差圧は大となる。これは2位置電磁切
換弁自体の圧損によるものであり、両シリンダ回路に圧
力差が生じるとシリンダは片側に移行し、正確なフロー
ティングを行うことは困難である。本発明はかゝる点に
鑑み、流量に影響されることがなく、確実なフローティ
ングを行うフローティングバルブを提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明のフローティングバルブの第1の発明は、電磁
式シリンダ操作用方向制御弁の対をなすシリンダ通路に
それぞれ接続され、両シリンダ通路の遮断位置と、両シ
リンダ通路をタンク回路へ連結するフローティング回路
とを備えた2位置電磁切換弁とし、常時は遮断位置に保
持されるも、ソレノイドの操作により上記両シリンダ通
路をフローティング回路により連結し、タンク回路へ接
続することを要旨とするものである。
【0007】また第2の発明は、上記遮断位置及びフロ
ーティング回路ではセンターバイパス構造とし、シリン
ダ操作用制御弁と共にスタツクバルブ構造としたことを
要旨とするものである。
【0008】
【作 用】シリンダのフローティングに際してはフロ
ーティングバルブの操作によりシリンダ操作用方向切換
弁の対をなすシリンダ通路を、フローティング回路によ
り連結しタンク回路に接続する。これにより両シリンダ
回路に圧力差を生ずることはない。
【0009】
【実 施 例】図1は本発明のフローティングバルブを
スタッキングバルブに組み込んだ例を示す。該スタッキ
ングバルブ1を構成する多数の単位電磁方向制御弁Vの
うち、VAをフローティングを必要とする所要のシリン
ダCYに対する単位電磁方向制御弁とする。このシリン
ダ操作用方向制御弁VAは通常の電磁式三位置センター
バイパス型でありシリンダ通路2、3を介してシリンダ
CYに接続されている。Pはポンプポート、Taはタン
ク回路、また4は主リリーフ弁、5は抵抗弁、6は減圧
弁を示し、制御弁VAの中立位置(図示の位置)ではポ
ンプポートPから送られる圧力油は、バイパス通路7を
通過してタンク回路Taに返還される。
【0010】ソレノイドSA、SBへの通電によりスプ
ール8は移動してシリンダ通路2に圧力油を供給し、他
方のシリンダ通路3からの帰還油はタンク回路Taに、
またはシリンダ通路3に圧力油を供給し、シリンダ通路
2から帰還油をタンク回路Taに流出する。その他の構
造は通常のスタッキングバルブと同一構造であり、説明
を省略する。
【0011】上記対をなすシリンダ通路2、3は本発明
の電磁フローティングバルブ10を介してタンク回路T
aに接続される。このフローティングバルブ10は、前
記制御弁VAに隣接して組み込まれ、電磁式二位置セン
ターバイパス型切換弁構造としたもので、ソレノイドS
Cへの通電の行なわれない遮断時には両シリンダ通路
2、3の遮断位置11と、ソレノイドSCへの通電によ
り両回路を接続し排出側と接続するフローティング回路
12を備えている。13は副リリーフ弁を示す。
【0012】上記構成において、通常はフローティング
バルブ10は遮断位置に位置し、方向切換弁VAの操作
により所要のシリンダCYを操作する。ついでフローテ
ィングを必要とするときは、上記方向制御弁VAを中立
位置とし、フローティングバルブ10に通電し両シリン
ダ通路2、3をフローティング回路12側に移行する。
これにより両シリンダ通路2、3は該フローティング回
路により連結され、タンク通路Taに接続される。即ち
フローティング状態に保持される。
【0013】なお、上記実施例は本発明のフローティン
グバルブをスタッキングバルブに組み込んだ例を示した
が、これに限るものではなく、通常の単体構造としたシ
リンダ駆動用操作弁に上記フローティングバルブを並列
し、シリンダ通路にこれを前記要領で取付けるようにし
てもよい。
【0014】
【発明の効果】以上の如く本発明によるときは、シリン
ダのフローティングに際しては、シリンダ操作用方向操
作弁を中立位置に保持し、フローティングバルブを操作
することにより、両シリンダ通路は連結されてタンク回
路に接続されるから、両シリンダ通路間の圧力差を生ず
ることがない。従ってフローティングを効果的に行うこ
とができる。特に本願のフローティングバルブを2位置
のセンタバイパス式電磁切換弁構造とするときは、スタ
ッキングバルブに組み込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフローティングバルブを組み込んだス
タッキングバルブの回路図である。
【図2】従来の手動式フローティングバルブの縦断面図
である。
【図3】その回路図である。
【図4】従来の電磁式スタッキングバルブに組み込んだ
フローティングバルブの回路図である。
【符号の説明】
1 スタッキングバルブ 2 シリンダ通路 3 シリンダ通路 10 フローティングバルブ 11 遮断位置 12 フローティング回路 VA シリンダ操作用電磁方向制御弁 Ta タンク回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁式シリンダ操作用方向制御弁の対を
    なすシリンダ通路にそれぞれ接続され、両シリンダ通路
    の遮断位置と、両シリンダ通路をタンク回路へ連結する
    フローティング回路とを備えた2位置電磁切換弁であっ
    て、常時は遮断位置に保持されるも、ソレノイドの操作
    により上記両シリンダ通路をフローティング回路により
    連結し、タンク回路へ接続することを特徴とするフロー
    ティングバルブ。
  2. 【請求項2】 遮断位置及びフローティング回路ではセ
    ンターバイパス構造とし、シリンダ操作用制御弁と共に
    スタツクバルブ構造としたことを特徴とする請求項1記
    載のフローティングバルブ。
JP7643194A 1994-03-22 1994-03-22 フローティングバルブ Pending JPH07259806A (ja)

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JP7643194A JPH07259806A (ja) 1994-03-22 1994-03-22 フローティングバルブ

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JP7643194A JPH07259806A (ja) 1994-03-22 1994-03-22 フローティングバルブ

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001014648A1 (de) * 1999-08-21 2001-03-01 O & K Orenstein & Koppel Aktiengesellschaft Verfahren und arbeitsmaschine zur herstellung von bodenflächen
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