JPH07279905A - 作動シリンダの制御装置 - Google Patents

作動シリンダの制御装置

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JPH07279905A
JPH07279905A JP6582394A JP6582394A JPH07279905A JP H07279905 A JPH07279905 A JP H07279905A JP 6582394 A JP6582394 A JP 6582394A JP 6582394 A JP6582394 A JP 6582394A JP H07279905 A JPH07279905 A JP H07279905A
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pressure
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working cylinder
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和則 池井
Keisuke Ko
圭介 高
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンパクトで、しかも主リリーフ弁を複数の
作動シリンダで共通にできるようにする。 【構成】 方向制御弁23の第1アクチュエーポート2
6をロック弁34を介して作動シリンダ30の保持圧発
生室31に接続し、このロック弁34を保持圧によって
遮断方向に押す受圧部36を切換弁40を介してタンク
42に接続し、その切換弁40をばね力で遮断位置とな
り、受圧部44の圧力で連通位置となるようにし、その
受圧部44に方向切換弁切換用のパイロット圧を供給
し、前記ロック弁34の出力側を逆止弁47を介して主
リリーフ弁45に接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油圧ショベルのブーム
シリンダ、アームシリンダ、バケットシリンダ等の作動
シリンダに圧油を供給して伸び、縮み制御する作動シリ
ンダの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】作動シリンダに圧油を供給する制御装置
としては、油圧ポンプの吐出圧油を方向制御弁により作
動シリンダの第1室と第2室の一方に供給すると共に、
第1室と第2室の他方の圧油をタンクに流出して作動シ
リンダを伸び、縮み作動するものが一般的である。
【0003】前述の方向制御弁は弁ブロックのスプール
孔にスプールを摺動自在に嵌挿し、そのスプールを中立
位置から第1位置、第2位置に切換えることでポンプポ
ートを第1・第2アクチュエータポートの一方に連通
し、かつタンクポートを第1・第2アクチュエータポー
トの他方に連通することで前述のように圧油を供給し、
スプールを中立位置とすると各ポートを遮断して第1・
第2アクチュエータポートに流入した作動シリンダから
の戻り油がタンクに流出しないようにしている。
【0004】しかしながら、弁ブロックのスプール孔と
スプールとの間には微少な隙間があって油が洩れ、一方
作動シリンダの第1室又は第2室には外部負荷によって
保持圧が発生し、その保持圧によって戻り油の一部が前
述の隙間よりタンクに流れて作動シリンダが伸び又は縮
み作動(以下自然降下という)してしまう。
【0005】このために、従来は作動シリンダの保持圧
が生じる室と方向制御弁のアクチェータポートを接続す
る回路にロック弁を設け、方向制御弁が中立位置の時に
はこのロック弁によって作動シリンダからの戻り油が方
向制御弁のアクチュエータポートに流れないようにして
自然降下を防止し、方向制御弁を第1・第2位置とした
時にはロック弁を開いて方向制御弁と作動シリンダとの
間に圧油を流通できるようにしている。
【0006】しかしながら、前述のようにロック弁を設
けると作動シリンダに慣性負荷や外力が作用した時に保
持圧が異常昇圧してしまう。
【0007】このことを解消する作動シリンダ制御装置
としては、例えば実開平2−91201号公報の第3図
に示すように方向制御弁の1つのアクチュエータポート
と作動シリンダの保持圧発生室を接続する回路にシーケ
ンス弁と呼ばれるロック弁を設け、このロック弁と作動
シリンダとの間の回路にリリーフ弁を設けて慣性負荷や
外力が作用した時に保持圧が昇圧するとリリーフ弁より
タンクにリリーフ作動するようにしたものが知られてい
る。
【0008】また、実開平2−91201号公報の第1
図に示すものが知られている。つまり図1に示すよう
に、方向制御弁1の1つのアクチュエータポート2と作
動シリンダ3の保持圧発生室4を接続する回路5にロジ
ック弁と呼ばれるロック弁6を設け、このロック弁6の
ばね室7とタンク8を連通・遮断するパイロット弁9を
設け、作動シリンダ3の保持圧発生室4内の保持圧が高
圧となるとパイロットリリーフ弁10がリリーフ作動
し、そのリリーフした圧油でパイロット弁9を連通位置
としてロック弁6のばね室7をタンク8に連通してロッ
ク弁6を開き、保持圧発生室4を回路5に連通し、作動
シリンダ3の保持圧を主リリーフ弁11よりリリーフ作
動するようにしたものが知られている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前者のものであるとリ
リーフ弁は大容量が流通するために大型となり、そのリ
リーフ弁とロック弁を組み合せたユニットが大型化し、
複数の作動シリンダを有する場合にはその作動シリンダ
の数だけのユニットを設置するので設定面積が大きくな
ってしまう。
【0010】後者のものであると、ロック弁6とパイロ
ット弁9とパイロットリリーフ弁10を用いているか
ら、構成部品が多くコストが高くなるし、大型化し、前
述と同様に複数の作動シリンダを有する場合には設置面
積が大きくなってしまう
【0011】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした作動シリンダの制御装置を提供することを目
的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】方向制御弁23のアクチ
ュエータポートと作動シリンダ30の保持圧発生室31
を接続する回路に設けられ、方向制御弁23の出力圧と
作動シリンダ30の保持圧によって連通方向に押され、
かつ受圧部36に作用する作動シリンダ30の保持圧と
ばね35で遮断方向に押されるロック弁34と、前記ロ
ック弁34の受圧部36をタンク42に連通・遮断する
切換弁40と、この切換弁40を常時遮断位置とし、作
動シリンダの保持圧発生室31をタンクに連通した時に
連通位置とする切換手段と、前記回路におけるロック弁
34より保持圧発生室31寄りを主リリーフ弁45の上
流側回路46に接続する逆止弁47より構成した作動シ
リンダの制御装置。
【0013】
【作 用】切換弁40を遮断位置とすればロック弁3
4は保持圧で遮断位置となるから作動シリンダ30の自
然降下を防止できるし、作動シリンダ30に慣性負荷、
外力が作用したにはその高圧油が逆止弁47より主リリ
ーフ弁45からリリーフ作動するから異常高圧を防止で
きる。切換弁40を連通位置とすればロック弁34は保
持圧、つまり作動シリンダ30の戻り油で連通位置とな
るから、作動シリンダ30からの戻り油を方向制御弁2
3に流出できる。主リリーフ弁45の上流側回路46に
逆止弁47を介して接続しているから、複数の作動シリ
ンダ30に設けたロック弁34の出力側を1つの主リリ
ーフ弁45に接続して主リリーフ弁45を共通とするこ
とができる。
【0014】
【実 施 例】図2に示すように油圧ポンプ20の吐出
路21には複数の圧力補償弁22が設けられ、各圧力補
償弁22の出力側に方向制御弁23がそれぞれ設けてあ
り、この方向制御弁23はポンプポート24、タンクポ
ート25、第1・第2アクチュエータポート26,2
7、負荷圧検出ポート28を連通・遮断するものであ
り、その第1アクチュエータポート26が第1回路29
で作動シリンダ30の保持圧発生室31に接続し、第2
アクチュエータポート27が第2回路32で作動シリン
ダ30の他の室33に接続している。
【0015】前記第1回路29にはロック弁34が設け
られ、このロック弁34は第1回路29の圧油で連通方
向に押され、ばね35と受圧部36の圧力で遮断方向に
押され、その受圧部36には絞り37を備えた回路38
で作動シリンダ30の保持圧発生室31の圧力が作用
し、かつ絞り39と切換弁40を備えたドレーン路41
でタンク42に接続し、その切換弁40はばね43で遮
断位置に保持され、受圧部44の圧力で連通位置に押さ
れる。
【0016】主リリーフ弁45の上流側回路46には前
記第1回路29におけるロック弁34より作動シリンダ
30側及び第2回路32が逆止弁47を介してそれぞれ
接続され、各第1回路29、第2回路32における最も
高い圧力が主リリーフ弁45のセット圧以上となると主
リリーフ弁45がリリーフ作動するようにしてある。こ
のようにすることで複数の作動シリンダを備えた回路に
おいて主リリーフ弁を1つのみとすることができる。
【0017】前記方向制御弁23はポンプポート24と
第1・第2アクチュエータポート26,27をそれぞれ
遮断し、負荷圧検出ポート28をタンクポート25に連
通する中立位置Aに保持され、第1受圧室48に供給さ
れる圧油で第1圧油供給位置Bとなり、第2受圧室49
に供給される圧油で第2圧油供給位置Cとなる。
【0018】方向制御弁23が第1圧油供給位置Bとな
るとポンプポート24が第1アクチュエータポート26
と負荷圧検出ポート28に連通し、第2アクチュエータ
ポート27がタンクポート25に連通し、第2圧油供給
位置Cとなるとポンプポート24が第2アクチュエータ
ポート27と負荷圧検出ポート28に連通し、第1アク
チュエータポート26がタンクポート25に連通する。
【0019】前記圧力補償弁22はチェック弁部50と
減圧弁部51を備え、そのチェック弁50は受圧部aに
作用する入口側圧力で連通方向に押され、受圧部bに作
用する出口側圧力で遮断方向に押され、その入口52が
吐出路21に接続し、出口53が方向制御弁23のポン
プポート24に連通している。
【0020】前記減圧弁部51は受圧部cに作用する圧
力によって入口54と出口55を連通する方向に押さ
れ、受圧部dとばね56で入口54と出口55を遮断
し、かつチェック弁部50を遮断方向に押す方向に押さ
れ、その受圧部cは方向制御弁23の負荷圧検出ポート
28に接続し、受圧部dは出口55に接続し、入口54
は吐出路21に接続し、各圧力補償弁22の出口55は
連通して負荷圧検出路57に接続しており、これによっ
て複数の方向制御弁23を同時操作して複数の作動シリ
ンダ30を同時に作動する際に最も高い負荷圧によって
各圧力補償弁22がセットされて負荷圧の異なる作動シ
リンダ30に1つの油圧ポンプの吐出圧油を同時に供給
できるようにしてある。
【0021】前記油圧ポンプ20は斜板58の傾転角度
を変更することで容量が増減する可変容量型となり、そ
の斜板58の傾転角度を制御するシリンダ60には制御
弁61よりポンプ吐出圧が供給され、その制御弁61は
ポンプ吐出圧と負荷圧検出路57の負荷圧によって切換
えられる。
【0022】以上の圧力補償弁22、斜板58を傾転す
るシリンダ60、制御弁61は1つの油圧ポンプ20の
吐出圧油を複数の作動シリンダ30に同時に供給される
ために設けたものであり、1つの作動シリンダ30のみ
を作動する場合や、複数の作動シリンダ30を同時作動
する必要がない場合には不要である。前記方向制御弁2
3の第1・第2受圧室48,49にはパイロット弁62
によってパイロット圧油が供給され、切換弁40の受圧
部44には第2受圧室49のパイロット圧油が供給され
る。
【0023】次に作動を説明する。方向制御弁23が中
立位置Aの時には切換弁40の受圧部44にパイロット
圧が供給されずに切換弁40が遮断位置となるから、作
動シリンダ30の保持圧発生室31内の圧力(保持圧)
はロック弁34の受圧部36に作用してロック弁34は
ばね35で遮断位置に保持され、保持圧が方向制御弁2
3に流れないのでタンクに洩れることがなく作動シリン
ダ30の自然降下を防止できる。この時保持圧は主リリ
ーフ弁45に作用するがセット圧より低いために主リリ
ーフ弁45はリリーフ作動しない。
【0024】前述の状態で慣性負荷や外力によって保持
圧受圧室31内の圧力が異常昇圧すると、その圧力は逆
止弁47より主リリーフ弁45に作動して主リリーフ弁
45のセット圧以上となるとリリーフ作動してタンクに
流出するから、保持圧が異常高圧となることを防止でき
る。
【0025】パイロット弁62を操作して方向制御弁2
3の第1受圧室48にパイロット圧油を供給すると第1
圧油供給位置Bとなり、第1回路29に圧油が供給され
てロック弁34が開となる。
【0026】パイロット弁62を操作して方向制御弁2
3の第2受圧室49にパイロット圧油を供給すると第2
圧油供給位置Cとなると共に、切換弁40の受圧部44
に圧油が供給されて連通位置となり、ロック弁34のド
レーン路41がタンク42に連通するからロック弁34
は開となり、作動シリンダ30の保持圧発生室31内の
圧油が方向制御弁23のタンクポート25よりタンクに
流出する。
【0027】次に具体構造を説明する。方向制御弁23
は図3に示すように弁ブロック70を備え、この弁ブロ
ック70のスプール71にはポンプポート24、第1・
第2負荷圧検出ポート28−1、28−2、第1・第2
アクチュエータポート26,27、第1・第2タンクポ
ート25−1、25−2が形成され、これらポートはス
プール孔71に嵌挿したスプール72を摺動することで
連通・遮断される。なお、第1・第2負荷圧検出ポート
28−1,28−2は図示しない油孔で連通している。
【0028】前記スプール72には第1・第2小径部7
3,74と中間小径部75が形成されスプール72が図
3に示す中立位置の時には各ポートを遮断し、スプール
72が図3で右方に摺動して第1圧油供給位置となると
ポンプポート24が第2負荷圧検出ポート28−2に連
通し、第1負荷圧検出ポート28−1が第1アクチュエ
ータポート26に連通し、第2アクチュエータポート2
7が第2タンクポート25−2に連通してポンプポート
24に流入した圧油は第1アクチュエータポート26に
流入し、第2アクチュエータポート27より第2タンク
ポート25−2に戻り油が流出する。
【0029】スプール72を図3の状態から左に摺動し
て第2圧油供給位置とすると、ポンプポート24が第1
負荷圧検出ポート28−1に連通し、第2負荷圧検出ポ
ート28−2が第2アクチュエータポート27に連通し
てポンプポート24の圧油が第2アクチュエータポート
27に流入し、第1アクチュエータポート26が第1タ
ンクポート25−1に連通する。
【0030】前記弁ブロック70のスプール長手方向の
一端面70aには第1のばね箱76が取付けられ、この
第1のばね箱76内に第1ばね受77と第2ばね受78
が設けてあり、その第1ばね受77が弁ブロック70の
一端面70aとスプール72の端面に当接し、第2ばね
受78が底壁76aとスプール72の段部79に当接
し、第1・第2ばね受77,78間にばね80が設けら
れてスプール72を中立位置に保持し、かつ第1のばね
箱76内部が第1受圧室48となっている。前記弁ブロ
ック70の他端面70bには第2のばね箱81が取付け
られて第2受圧室49を構成している。前記弁ブロック
70の下部にはチェック弁部50を構成するスプール8
2と、減圧弁部51を構成するスプール83が相対向し
て嵌挿してある。
【0031】前記弁ブロック70の合せ面70cにはブ
ロック90の合せ面90aが接合して連結され、このブ
ロック90には第1合せ面90aに開口した第1油孔9
1と第2油孔92が形成してあり、その第1油孔91は
弁ブロック70の合せ面70cに開口した第1アクチュ
エータポート26と連通し、第2油孔92は弁ブロック
70の合せ面70cに開口した第2アクチュエータポー
ト27に開口し、第1油孔91にロック弁34が設けて
ある。
【0032】前記ロック弁34はブロック90の第2合
せ面90bに開口した弁孔93に嵌合したポペット94
を有し、このポペット94はばね35で閉じ方向に押さ
れ、そのばね35はブロック90の第2合せ面90bに
取付けた蓋95で支持されてばね室96(図2の受圧部
36)を構成し、このばね室96はポペット94に形成
した軸孔97、細孔98(図2の絞り37を有する回路
38)で第1油孔91に開口し、その軸孔97は細孔9
9で弁孔93のポート100に連通している。
【0033】前記ブロック90には第1合せ面90aと
第2合せ面90bに開口した孔101が形成され、この
孔101は前記ポート100に油孔102で連通し、か
つ弁ブロック70の合せ面90aに形成した凹部103
よりタンク42に連通し、その孔101は前記切換弁4
0を構成するバルブ104が嵌挿され、そのバルブ10
4は蓋95の盲孔105に臨み、かつばね106で一方
向に付勢されて円錐部107が孔101のシート108
に圧接して前記ポート100と凹部103を遮断し、そ
のばね室109(図2の受圧部44)は蓋95の油孔1
10、ブロック90の油孔111、弁ブロック70の油
孔112で前記第2受圧室49に連通し、その第2受圧
室49の圧油が油孔112、油孔111、油孔110よ
りばね室109に流入してバルブ104を押し下げて円
錐部107がシート108より離れてポート100と凹
部103が連通し、第1油孔91内の圧油がタンク42
に流出するようになって前述の切換弁40を構成してい
る。
【0034】前記弁ブロック70にはドレーンポート1
13が形成され、このドレーンポート113は第1逆止
弁114で第1油孔91に連通し、かつ第2逆止弁11
5で第2アクチュエータポート27に連通し、この第1
・第2逆止弁114,115はバルブ116をばね11
7でシート118に圧着して成り、第1逆止弁114は
第1油孔91からドレーンポート113への圧油流れを
許容し、第2逆止弁115は第2アクチュエータポート
27からドレーンポート113への圧油流れを許容す
る。
【0035】前記ドレーンポート113は図4に示すよ
うに弁ブロック70の幅方向両側の接合面70dにそれ
ぞれ開口し、複数の方向制御弁23の弁ブロック70を
接合することで各弁ブロック70のドレーンポート11
3が連通するようになり、その端部に位置する弁ブロッ
ク70に主リリーフ弁45を取付けるようにしてある。
【0036】以上の様であるから、ロック弁34と切換
弁40を備えたブロック90を弁ブロック70で連結す
ることで図2に示す回路を構成できるから、方向切換弁
23とロック弁34と切換弁40を配管で接続する必要
がなくなる。
【0037】
【発明の効果】保持圧発生室31内の異常高圧を防止す
る主リリーフ弁45を別置きにできるので、ロック弁3
4と切換弁40のみを設ければ良く、しかもその主リリ
ーフ弁45は複数の作動シリンダ30に共通することが
できるから、作動シリンダの自然降下を防止するユニッ
トの設置面積が小さくできるし、1つの主リリーフ弁を
設ければ良いからコストを安くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の説明図である。
【図2】本発明の実施例を示す説明図である。
【図3】方向制御弁の具体構造を示す断面図である。
【図4】図3の右側面図である。
【符号の説明】
23…方向制御弁、24…ポンプポート、25…タンク
ポート、26…第1アクチュエータポート、27…第2
アクチュエータポート、29…第1回路、30…作動シ
リンダ、31…保持圧発生室、32…第2回路、33…
他の室、34…ロック弁、35…ばね、36…受圧部、
40…切換弁、43…ばね、44…受圧部、45…主リ
リーフ弁、46…上流側回路、47…逆止弁。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 方向制御弁23のアクチュエータポート
    と作動シリンダ30の保持圧発生室31を接続する回路
    に設けられ、方向制御弁23の出力圧と作動シリンダの
    保持圧によって連通方向に押され、かつ受圧部36に作
    用する作動シリンダの保持圧とばね35で遮断方向に押
    されるロック弁34と、前記ロック弁34の受圧部36
    をタンク42に連通・遮断する切換弁40と、切換弁4
    0を常時遮断位置とし、作動シリンダの保持圧発生室3
    1をタンクに連通した時には切換弁40を連通位置とす
    る切換手段と、前記回路におけるロック弁34より保持
    圧発生室31寄りを主リリーフ弁45の上流側回路46
    に接続する逆止弁47より構成した作動シリンダの制御
    装置。
  2. 【請求項2】 ポンプポート24とタンクポート25と
    第1・第2アクチュエータポート26,27を備え、中
    立位置の時には第1・第2アクチュエータポート26,
    27を遮断し、第1圧油供給位置の時にはポンプポート
    24と第1アクチュエータポート26を連通し、かつ第
    2アクチュエータポート27をタンクポート25に連通
    し、第2圧油供給位置の時にはポンプポート24と第2
    アクチュエータポート27を連通し、かつ第1アクチュ
    エータポート26とタンクポート25を連通する方向切
    換弁23と、 前記第1アクチュエータポート26を作動シリンダ30
    の保持圧発生室31に接続する第1回路29と、第2ア
    クチュエータポート27を他の室33に接続する第2回
    路32と、 前記第1回路29に設けられ方向切換弁出力圧と保持圧
    の圧力で連通方向に押され、ばね35と受圧部36に作
    用する作動シリンダの保持圧で遮断方向に押されるロッ
    ク弁34と、 前記ロック弁34の受圧部36に接続したドレーン路4
    1に設けられ、ばね43で遮断位置に保持され受圧部4
    4の圧力で連通位置となる切換弁40と、 前記ロック弁34と保持圧発生室31との間の第1回路
    29及び第2回路32を主リリーフ弁45の上流側回路
    46にそれぞれ接続する逆止弁47とを備え、 前記方向制御弁23を第2圧油供給位置とする第2受圧
    室49を前記切換弁40の受圧部44に接続した作動シ
    リンダの制御装置。
  3. 【請求項3】方向制御弁23の弁ブロック70にロック
    弁34と切換弁40を備えたブロック90を連結してロ
    ック弁34の入口側を弁ブロック90の第1アクチュエ
    ータポート26に開口し、かつロック弁34の出口側を
    アクチュエーポートとし、前記ブロック90と弁ブロッ
    ク70に切換弁40のばね室109を方向切換弁23の
    第2受圧室49に連通する油孔を形成した請求項2記載
    の作動シリンダの制御装置。
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