JP3206929B2 - 走行直進回路装置 - Google Patents

走行直進回路装置

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JP3206929B2 JP13353891A JP13353891A JP3206929B2 JP 3206929 B2 JP3206929 B2 JP 3206929B2 JP 13353891 A JP13353891 A JP 13353891A JP 13353891 A JP13353891 A JP 13353891A JP 3206929 B2 JP3206929 B2 JP 3206929B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、各種建設車両
において、左右両走行用切換弁とその他の切換弁とを同
時に作動させたとき、走行曲進を防止するようにした走
行直進回路装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の走行直進回路装置は、例えば、図
5に示すような構成になっている。まず、第1油圧ポン
プ及び第2油圧ポンプとしての油圧ポンプ1、3があ
り、これら油圧ポンプ1、3の吐出側には、右走行用切
換弁5、左走行用切換弁7が配置されており、さらに、
これら右走行用切換弁5、左走行用切換弁7の間には、
左右両走行以外の切換弁9、11、13がそれぞれ配置
されている。
【0003】上記油圧ポンプ1、3とは別に第3油圧ポ
ンプとしての油圧ポンプ15が配置されている。この油
圧ポンプ15の吐出側には、切換弁17、19、21が
配置されている。又、これら切換弁17、19、21の
二次側には、パイロット操作切換弁23が配置されてい
る。又、既に述べた切換弁5、7、9、11、13に
は、サブ切換弁25、27、29、31、33がそれぞ
れ連結されている。
【0004】又、信号用油圧源として、油圧ポンプ35
が設置されている。この油圧ポンプ35の吐出側と、上
記パイロット操作切換弁23、サブ切換弁25、27、
29、31、33との間には、信号通路37が配設され
ている。さらに、タンク39が配置されている。
【0005】以上の構成を基にその作用を説明する。例
えば、右走行用切換弁5、左走行用切換弁7を作動させ
るとともに、油圧ポンプ1、3の吐出側のその他の切換
弁9、11、13を同時に作動させたとする。上記右走
行用切換弁5、左走行用切換弁7を作動させると、それ
より二次側への作動油の供給通路41、43が遮断され
るために、油圧ポンプ1、3からの作動油はその他の切
換弁9、11、13側には供給されない。
【0006】一方、その他の切換弁9、11、13を作
動させると、サブ切換弁29、31、33が切換わっ
て、信号通路37が遮断されることになるので、信号通
路37の圧力が上昇する。この信号通路37の圧力の上
昇によってパイロット操作切換弁23が切換わる。この
パイロット操作切換弁23の切換によって、油圧ポンプ
15からの作動油が、通路45を介して、その他の切換
弁9、11、13に供給されることになり、それによっ
て、走行直進を可能にしている。
【0007】又、上記した以外の操作パターンの場合に
は、信号通路37がタンク39に連通した状態にあるの
で、パイロット操作切換弁23が切換わることはない。
又、油圧ポンプ15の吐出側に配置された切換弁17、
19、21は、油圧ポンプ1、3の吐出側の切換弁9、
11、13とは独立して配置されているので、走行直進
は可能である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成による
と次のような問題があった。まず、走行直進を可能にす
るための構成が複雑であり、多くの機器を必要としてし
まうという問題があった。すなわち、信号用油圧源とし
ての油圧ポンプ35が必要であり、又、信号処理用のサ
ブ切換弁25、27、29、31、33が必要になるか
らである。又、各サブ切換弁25、27、29、31、
33の切換弁5、7、9、11、13への連結作業も煩
雑であった。
【0009】本発明はこのような点に基づいてなされた
ものでその目的とするところは、少ない機器による簡単
な構成で走行直進を可能とする走行直進回路装置を提供
することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するべく
本願発明による走行直進回路装置は、第1油圧ポンプ
と、第2油圧ポンプと、第3油圧ポンプと、上記第1油
圧ポンプの吐出側に配置された右走行用切換弁と、上記
第2油圧ポンプの吐出側に配置された左走行用切換弁
と、上記右走行用切換弁及び左走行用切換弁の間にタン
デムに介挿された任意個数の切換弁と、上記第3油圧ポ
ンプの吐出側に配置された切換手段と、上記切換手段を
切り換える信号を導く信号通路と、を有してなる走行直
進回路装置において、上記信号手段は、上記右走行用切
換弁の中立流路、上記左走行用切換弁の中立流路、及び
切換弁の中立流路を介してタンクに接続するとともに、
上記各中立流路をそれぞれパラレルに接続し、上記切換
手段は、上記信号通路がタンクに開放されたとき、第3
油圧ポンプからの作動流体をタンク側に排出し、上記信
号通路が遮断されたとき、第3油圧ポンプから供給され
る作動流体を切換弁側に供給するようにしたことを特徴
とするものである。
【0011】
【作用】例えば、信号通路がタンクに開放されている場
合には、切換手段によって第3油圧ポンプから供給され
る作動流体がタンク側に排出される。これに対して、上
記右走行用切換弁及び左走行用切換弁を作動させるとと
もに上記切換弁を作動させることによって、上記信号通
路が遮断された場合には、上記切換手段を作動させて上
記第3油圧ポンプから供給される作動流体を切換弁側に
供給する。それによって、走行直進が可能になる。本発
明の場合には、従来のように、信号用油圧源としての油
圧ポンプが不要であり、又、右走行用切換弁、左走行用
切換弁、任意個数の切換弁にサブ切換弁を連結する必要
もなく、極めて簡単な構成で所望の機能を発揮させるこ
とができる。
【0012】
【実施例】以下、図1を参照して本発明の第1実施例を
説明する。尚、従来と同一部分には同一符号を付して示
しその説明は省略する。切換弁21の二次側には、切換
手段としてのポペット弁101が介挿されている。上記
ポペット弁101から右走行用切換弁5及び左走行用切
換弁7には、信号通路103、105が配設されてい
る。上記信号通路103、105はタンク39に連絡し
ている。又、切換弁9、11、13には、ポペット弁1
01に連絡する信号通路107が直列に一本配設されて
いて、この信号通路107は、切換弁9を介してタンク
39に連絡している。
【0013】上記ポペット弁101は、油圧ポンプ15
より供給される作動油を、通路102を介してタンク3
9側に、又は、通路45を介して、切換弁9、11、1
3側に選択的に流通させるものである。つまり、上記信
号通路103、105、107側がタンク39側に開放
されている場合には、弁体104をコイルスプリング1
06のスプリング力に抗して押し下げて、作動油を通路
102を介してタンク39側に排出させる。これに対し
て、信号通路103、105、107が遮断された場合
には、それによる圧力上昇によって弁体104を押し上
げて、タンク39側への通路102を遮断し、作動油を
通路45を介して、切換弁9、11、13側に供給する
ものである。尚、図中符号108はオリフィスである。
【0014】以上の構成を基にその作用を説明する。右
走行用切換弁5、及び左走行用切換弁7を作動させると
ともに、その他の切換弁9、11、13を作動させる
と、信号通路103、105、107が遮断された状態
となり、ポペット弁101が閉鎖する。これにより、第
3油圧ポンプ15からの作動油通路45を介して、切
換弁9、11、13に供給されるしたがって、通路4
5は、切換弁11と切換弁13とに作動油を供給する通
路と、切換弁9に作動油を供給する通路とに分かれ、各
切換弁の上流側に設けたチェック弁を介して供給され
る。つまり、右走行用には第1油圧ポンプの作動油のみ
が、左走行用には第2油圧ポンプの作動油のみが供給さ
れることとなり、切換弁の作動が直進走行の妨げになら
ない。
【0015】次に、上記した以外の操作パターンの場合
には、少なくとも、信号通路103、105、107の
何れかがタンク39に連通した状態になる。ポペット弁
101は開放状態となり、第3油圧ポンプ15からの作
動油は通路102からタンク39に排出され、切換弁
9、11、13に供給されることはない。ただし、例え
ば、左走行用切換弁7が中立位置にあり、信号通路10
3がタンク39に連通しているときで、切換弁11,1
3のいずれかが切り換わっているときには、第2油圧ポ
ンプ3からの作動油が左走行用切換弁7の中立流路を通
過して上記切換弁11,13に供給される。つまり、こ
のような場合には、第3油圧ポンプ15からではなく、
第2油圧ポンプ3から切換弁11,13に作動油が供給
される。また、右走行用切換弁5が中立位置にあり、信
号通路105がタンク39に連通しているときには、第
1油圧ポンプ1からの作動油が右走行用切換弁5の中立
流路を通過して切換弁9に供給される。つまり、右走行
用切換弁5及び左走行用切換弁7を作動させた状態で、
他の切換弁9,11,13を作動させた場合以外は、切
換弁9,11,13に供給される作動油が第3油圧ポン
プからではなく、第2もしくは第1油圧ポンプから供給
されることになる。
【0016】以上本実施例によると次のような効果を奏
することができる。まず、走行直進を可能にするための
構成が簡略化された。すなわち、従来のように、信号用
油圧源としての油圧ポンプ35(図5に示す)が不要と
なり、又、各切換弁5、7、9、11、13に、サブ切
換弁25、27、29、31、33(図5に示す)を連
結させる必要もなくなったからである。よって、装置と
してもコンパクトになり、コストの低減を図ることがで
きる。
【0017】又、ポペット弁101を使用したことによ
り、上記装置のコンパクト化をさらに促進させることが
できる。つまり、従来のパイロット操作切換弁23(図
5に示す)の場合には、油圧ポンプ15(図5に示す)
からの作動油の全量が通過するために、スプールのサイ
ズを小さくして、パイロット操作切換弁23の幅を小さ
くするといったことができないからである。これに対し
て、ポペット弁101の場合には、そのようなことはな
く、それ自体コンパクトなものであるからである。
【0018】次に、図2及び図3を参照して本発明の第
2実施例を説明する。この実施例の場合には、切換手段
として面積差のないスプールタイプの切換弁109を使
用した例を示すものである。信号通路103、105、
107が遮断されていない場合には、スプール111は
コイルスプリング113のスプリング力に抗して、図中
右側に付勢されている。よって、油圧ポンプ15からの
作動油は、ノッチ通路115、タンク通路117を介し
て、タンク39に排出される。
【0019】これに対して、信号通路103、105、
107が遮断された場合には、スプール111が図中左
側に移動して、ノッチ通路115とタンク通路117と
を遮断する。よって、油圧ポンプ15からの作動油は、
図1に示した通路45を介して切換弁9、11、13に
供給されることになる。尚、図中符号119はオリフィ
スである。よって、前記第1実施例の場合と同様の効果
を奏することができる。
【0020】次に、図4を参照して第3実施例を説明す
る。これも切換手段として別のタイプの切換弁120を
使用したものである。この場合にも、信号通路103、
105、107が遮断されていない場合には、スプール
121はコイルスプリング123のスプリング力に抗し
て、図中右側に付勢されている。よって、油圧ポンプ1
5からの作動油は、切換弁120を介してタンク39に
排出される。
【0021】これに対して、信号通路103、105、
107が遮断された場合には、スプール121が図中左
側に移動して、切換弁120を遮断する。よって、油圧
ポンプ15からの作動油は、図1に示した通路45を介
して切換弁9、11、13に供給されることになる。
尚、図中符号125はオリフィスである。よって、この
場合にも、前記第1及び第2実施例の場合と同様の効果
を奏することができる。
【0022】
【発明の効果】以上詳述したように本発明による走行直
進回路装置によると、少ない機器よりなる簡単な構成
で、走行直進を可能にすることができ、装置のコンパク
ト化、コストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す図で走行直進回路装
置の構成を示す図である。
【図2】本発明の第2実施例を示す図で切換手段の構成
を示す断面図である。
【図3】本発明の第2実施例を示す図で図2のIII-III
矢視図である。
【図4】本発明の第3実施例を示す図で切換手段の構成
を示す図である。
【図5】 従来の走行直進回路装置の構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 油圧ポンプ(第1油圧ポンプ) 3 油圧ポンプ(第2油圧ポンプ) 5 右走行用切換弁 7 左走行用切換弁 9 切換弁 11 切換弁 13 切換弁 15 油圧ポンプ(第3油圧ポンプ) 39 タンク 101 ポペット弁(切換手段) 103 信号通路 105 信号通路 107 信号通路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1油圧ポンプと、第2油圧ポンプと、
    第3油圧ポンプと、上記第1油圧ポンプの吐出側に配置
    された右走行用切換弁と、上記第2油圧ポンプの吐出側
    に配置された左走行用切換弁と、上記右走行用切換弁及
    び左走行用切換弁の間にタンデムに介挿された任意個数
    の切換弁と、上記第3油圧ポンプの吐出側に配置され
    切換手段と、上記切換手段を切り換える信号を導く信号
    通路と、を有してなる走行直進回路装置において、上記
    信号手段は、上記右走行用切換弁の中立流路、上記左走
    行用切換弁の中立流路、及び切換弁の中立流路を介して
    タンクに接続するとともに、上記各中立流路をそれぞれ
    パラレルに接続し、上記切換手段は、上記信号通路がタ
    ンクに開放されたとき、第3油圧ポンプからの作動流体
    をタンク側に排出し、上記信号通路が遮断されたとき、
    第3油圧ポンプから供給される作動流体を切換弁側に供
    給するようにしたことを特徴とする走行直進回路装置。
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