JPH07239990A - 濡れ状態報知装置及びそれに用いる尿検出装置 - Google Patents

濡れ状態報知装置及びそれに用いる尿検出装置

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JPH07239990A
JPH07239990A JP6031649A JP3164994A JPH07239990A JP H07239990 A JPH07239990 A JP H07239990A JP 6031649 A JP6031649 A JP 6031649A JP 3164994 A JP3164994 A JP 3164994A JP H07239990 A JPH07239990 A JP H07239990A
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JP
Japan
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signal
urine
detecting
unit
detection
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Application number
JP6031649A
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English (en)
Inventor
Takahiro Shibakawa
柴川  高広
Kazuaki Minami
見並  一明
Hidehiko Tsuji
辻  秀彦
Tomoki Takagi
高木  知己
Taiji Inobe
泰二 射延
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH07239990A publication Critical patent/JPH07239990A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 患者の動きを制限すること無く、おむつの濡
れ具合を検出し、また介護者に負担をかけることなく患
者のおむつの濡れ具合を報知できる装置の提供を目的と
する。 【構成】 患者のおむつに取り付けられた尿センサ5の
信号を基に患者ユニット1が、おむつの濡れ状態を検出
し、この患者ユニット1から無線通信にて受信ユニット
2に送信される。受信ユニット2にて受信された信号
は、無線もしくは有線にて病室の入口に取り付けられた
病室ユニット3と、管理室に設けられた管理ユニット4
に送信され、表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、濡れ状態報知装置及び
それに用いる尿検出装置に関し、特に、家庭や病院など
において一人または複数の患者のおむつの濡れ具合を第
三者に報知する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】高齢化社会を迎え、病院や施設等では多
くの体の不自由な老人が入院しており、介護者にとって
おむつの交換は非常に負荷の大きい仕事である。入院患
者に対し、介護者のマンパワーの不足により現在は時間
によって交換しており、老人の快適性は必ずしも満たさ
れていない。こういった問題を解決するために、病院等
で多人数の汚物発生を管理室で知ることのできる管理装
置が実開昭63−68322号公報に開示されている。
しかし、管理室で知ることができても、実際におむつ等
を交換する介護者等にとってはその病室等の入口などで
どの人が濡れているのか知りたいにもかかわらずその場
ではわからない。また、おむつを交換したことを表示ま
たはリセットする必要があるがそのような機能を有して
いない。
【0003】また、尿センサ使用時にセンサの装着に対
し、特開平3−264060号公報、実公平3−300
99号公報などでは電気的な導通で測定しているにもか
かわらず、センサが確実に組み込まれたかどうか確認し
ておらず、もし濡れても出力が出ない場合がある。さら
に、おむつの濡れを検出し報知するのに、おむつに回路
部分を付けかつ無線等で行うことを特開平2−1748
46号公報などで提案しているが、消費電力が大きく電
池等の交換頻度が高くなってしまう。そこでセンサの電
極材質を変えて排尿時の尿の起電力により検出しようと
の出願(特開平4−138155号公報)も見られる
が、電極材質を変えることは製造上などコストが上がる
問題がある。
【0004】また、おむつの濡れを検出する回路をおむ
つに取り付けようとする特開平1−295149号公
報、特開平2−174846号公報などがあるが、おむ
つという濡れる場所であるのに防水対策がなされていな
いため故障する可能性がある。また、おむつの濡れを検
出する手段として、おむつの中に発色剤を入れ、濡れに
たいして発色にて目でみてわかるという特開平3−22
1039号公報、実公平3−40272号公報などがあ
るが、これらは直接目でしか確認できなく、介護者等の
負荷は軽減されていない。また、おむつの濡れを検出す
る手段として温度によるものは提案されていない。
【0005】また、高齢の痴呆患者には痴呆による徘徊
問題と共に尿失禁をかかえる患者が多い。こうした状況
において徘徊老人に対して無線で情報を持った機器を持
たせて徘徊をできないようにしようと実用化が進められ
ている。しかし、尿失禁とは別に進められており、いく
つもの機器を持つことになり、患者の負担が大きくなる
という問題がある。
【0006】また、おむつの濡れを検出するセンサは保
管時、輸送時やセンサ装着時に信頼性を保持したままで
取扱いの容易さが求められている。しかし、その取扱い
に対してこれまでに何等工夫がされていない。さらに、
センサは衛生面などからも使い捨てが望まれている。こ
れまでに出願されている特開平2−174846号公
報、特開平3−186259号公報などでは、再使用す
るためまたは捨てられないものにて構成されているため
に、おむつ交換時に回収する必要があり、介護者の手間
が非常にかかる。
【0007】また、手間の点からみると特開平3−26
4060号公報のようにテープを使用してセンサをおむ
つに固定する出願がされているが、実際にセンサを装着
する介護者は複数人でありおむつのどこにセンサを装着
して良いかを、各介護者にて判断できないという問題が
ある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は上記
の如き状況を鑑みて、患者の動きを制限することなく、
おむつの濡れ具合を検出し、また介護者に負担をかける
ことなく一人または複数の患者のおむつの濡れ具合を報
知できる装置を提供することを課題とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、請求項1記載の
本発明は、排尿を検出する尿検出手段と、この尿検出手
段が検知した信号を送信する信号送信手段と、この信号
送信手段の信号を受信して表示する表示手段と、前記信
号送信手段の信号を管理して処理する管理手段と、を具
備することを要旨とする。
【0010】また、請求項2記載の本発明は、請求項1
記載の濡れ状態報知装置において、前記表示手段が、前
記信号送信手段の信号を受信する受信部と、この受信部
にて受信された信号を表示する表示部とからなることを
要旨とする。また、請求項3記載の本発明は、請求項1
もしくは請求項2記載の濡れ状態報知装置において、前
記信号送信手段の信号を受信したとき、前記表示手段と
前記管理手段の両方またはいずれか一方で報知する報知
手段を具備したことを要旨とする。
【0011】また、請求項4記載の本発明は、請求項3
記載の濡れ状態報知装置において、前記報知手段が、音
声で介護者に報知する音声発信部を備えることを要旨と
する。また、請求項5記載の本発明は、請求項1乃至請
求項4記載の濡れ状態報知装置において、前記表示手段
と前記管理手段の両方またはいずれか一方において、デ
ータを入力するデータ入力手段を具備したことを要旨と
する。
【0012】また、請求項6記載の本発明は、請求項5
記載の濡れ状態報知装置において、前記データ入力手段
が、各患者毎のデータを入力することを要旨とする。ま
た、請求項7記載の本発明は、請求項5もしくは請求項
6記載の濡れ状態報知装置において、前記データ入力手
段が、データを入力するタッチパネルまたはキーボード
または可変ボリュームまたはバーコードスキャナーまた
はそれらの組み合わせであることを要旨とする。
【0013】また、請求項8記載の本発明は、請求項1
乃至請求項7記載の濡れ状態報知装置において、前記表
示手段と前記管理手段の両方またはいずれか一方におい
て、前記信号送信手段の配置を表示する配置表示部を備
えることを要旨とする。また、請求項9記載の本発明
は、請求項1乃至請求項8記載の濡れ状態報知装置にお
いて、前記表示手段と前記管理手段の両方またはいずれ
か一方において、前記尿検出手段が排尿を検出してから
の経過時間または濡れ具合またはその両方を表示する排
尿状態表示部を備えることを要旨とする。
【0014】また、請求項10記載の本発明は、請求項
1乃至請求項9記載の濡れ状態報知装置において、前記
表示手段を病室の入口近傍に設置することを要旨とす
る。また、請求項11記載の本発明は、請求項1乃至請
求項9記載の濡れ状態報知装置において、前記表示手段
を、一般家庭の居間または台所に設置することを要旨と
する。
【0015】また、請求項12記載の本発明は、請求項
3記載の濡れ状態報知装置において、前記音声発信部
は、マニュアルで音声を設定可能であることを要旨とす
る。また、請求項13記載の本発明は、請求項3記載の
濡れ状態報知装置において、前記音声発信部は、設定し
た時間帯に応じて音量を調節する自動音量調節部を備え
ることを要旨とする。
【0016】また、請求項14記載の本発明は、請求項
1記載の濡れ状態報知装置において、前記信号送信手段
に信号を受信する手段を付加し、前記表示手段と前記管
理手段のいずれか一方から信号を送信する手段を付加す
ることを要旨とする。また、請求項15記載の本発明
は、請求項1乃至請求項14記載の濡れ状態報知装置に
おいて、前記信号送信手段にエネルギーを受信するエネ
ルギー受信手段を付加し、前記表示手段または前記受信
手段のいずれか一方にエネルギーを供給するエネルギー
供給手段を具備することを要旨とする。
【0017】また、請求項16記載の本発明は、請求項
1乃至請求項15記載の濡れ状態報知装置において、前
記管理手段が、各患者の排尿データを演算処理する演算
機能部を具備することを要旨とする。また、請求項17
記載の本発明は、請求項1乃至請求項16記載の濡れ状
態報知装置にいおいて、前記表示手段を前記送信手段を
保持する人とは異なる第三者が保持できるように前記表
示手段が携帯可能であることを要旨とする。
【0018】また、請求項18記載の本発明は、排尿を
検出する尿検出手段と、この尿検出手段が検知した信号
を送信する信号送信手段と、この信号送信手段の信号を
受信して表示する表示手段と、を具備し、前記表示手段
は、介護者が保持できるように携帯可能であることを要
旨とする。
【0019】また、請求項19記載の本発明は、排尿を
検出する尿検出手段と、交流を発生する交流発生手段
と、この交流発生手段にて発生する交流により駆動さ
れ、前記尿検出手段が検出した信号を検知する信号検知
手段と、この信号検知手段が検知した信号を送信する信
号送信手段と、を具備することを要旨とする。
【0020】また、請求項20記載の本発明は、排尿を
検出する尿検出手段と、この尿検出手段が検出した信号
を検知する信号検知手段と、この信号検知手段が検知し
た信号を送信する信号送信手段と、前記信号検知手段と
前記信号送信手段に電力を供給する電源と、前記信号検
知手段と前記信号送信手段が消費する電力を調節する省
電力回路と、を具備することを要旨とする。
【0021】また、請求項21記載の本発明は、排尿を
検出する尿検出手段と、この尿検出手段が検出した信号
を検知する信号検知手段と、この信号検知手段が検知し
た信号を送信する信号送信手段と、前記尿検出手段が前
記信号検知手段に接続されているかどうかを検査する接
続検査手段と、を具備することを要旨とする。
【0022】また、請求項22記載の本発明は、請求項
21記載の尿検出装置において、前記信号送信手段が、
前記接続信号検査手段からの検査信号を送信する検査信
号送信部を具備することを要旨とする。また、請求項2
3記載の本発明は、排尿を検出する尿検出手段と、この
尿検出手段が検出した信号を検知する信号検知手段と、
この信号検知手段が検知した信号を送信する信号送信手
段と、前記信号検出手段を初期化する初期化手段と、を
具備することを要旨とする。
【0023】また、請求項24記載の本発明は、請求項
23記載の尿検出手段において、前記初期化手段が初期
化したことを報知する報知手段を具備することを要旨と
する。また、請求項25記載の本発明は、請求項23も
しくは請求項24記載の尿検出装置において、前記尿検
出手段が取り外し可能に形成され、前記初期化手段が前
記尿検出手段の取り付けに連動して初期化することを要
旨とする。
【0024】また、請求項26記載の本発明は、排尿を
検出する尿検出手段と、この尿検出手段が検出した信号
を検知する信号検知手段と、この信号検知手段が検知し
た信号を送信する信号送信手段と、前記検出回路が複数
台同時に作動するときのそれぞれの前記検出回路を識別
するための識別符号を保持する識別符号保持手段と、を
具備することを要旨とする。
【0025】また、請求項27記載の本発明は、請求項
26記載の尿検出装置において、前記信号送信手段が、
前記信号検知手段が検知した信号の送信と共に前記識別
符号保持手段が保持している識別符号を送信することを
要旨とする。また、請求項28記載の本発明は、排尿を
検出する尿検出手段と、この尿検出手段が検出した信号
を検知する信号検知手段と、この信号検知手段が検知し
た信号を送信する信号送信手段と、前記尿検出手段が前
記信号検知手段に接続されているかどうかを検査する接
続検査手段と、前記信号検出手段を初期化する初期化手
段と、前記信号検知手段と前記信号送信手段が消費する
電力を調節する省電力回路と、前記検出回路が複数台同
時に作動するときのそれぞれの前記検出回路を識別する
ための識別符号を保持する識別符号保持手段と、を備
え、前記信号送信手段は、前記信号検知手段が検知した
信号の送信と共に前記識別符号保持手段が保持している
識別符号を送信することを要旨とする。
【0026】また、請求項29記載の本発明は、排尿を
検出する尿検出手段と、この尿検出手段が検出した信号
を検知する信号検知手段と、この信号検知手段が検知し
た信号を送信する信号送信手段と、この尿検出手段が尿
を検出した時に前記信号検知手段及び前記信号送信手段
に電力を供給して駆動する自動駆動手段と、を具備する
ことを要旨とする。
【0027】また、請求項30記載の本発明は、請求項
29記載の尿検出装置において、前記信号検知手段と前
記信号送信手段が消費する電力を調節する省電力回路を
具備することを要旨とする。また、請求項31記載の本
発明は、排尿を検出する尿検出手段と、この尿検出手段
が検出した信号を検知する信号検知手段と、この信号検
知手段が検知した信号を送信する信号送信手段と、この
尿検出手段が尿を検出した時に前記信号検知手段及び前
記信号送信手段に電力を供給して駆動する自動駆動手段
と、前記検出回路が消費する電力を調節する省電力回路
と、前記尿検出手段が前記検出回路に接続されているか
どうかを検査する接続検査手段と、前記検出回路を初期
化する初期化手段と、前記初期化手段が作動したとき、
前記回路の状態を表示する表示手段と、前記検出回路が
複数台同時に作動させる場合、それぞれの前記検出回路
を識別するための識別符号を保持する識別符号保持手段
と、を備え、前記信号検知手段が信号を検知した時、該
信号と前記識別符号保持手段が保持している識別符号の
どちらか一方または両方を送信することを要旨とする。
【0028】また、請求項32記載の本発明は、排尿を
検出する尿検出手段と、この尿検出手段が検出した信号
を検知する信号検知手段と、前記信号検知手段により検
知された信号を記憶する記憶手段と、この信号検知手段
が検知した信号を送信する信号送信手段と、を具備する
ことを要旨とする。
【0029】また、請求項33記載の本発明は、排尿を
検出する尿検出手段と、この尿検出手段が検出した信号
を検知する信号検知手段と、この信号検知手段が検知し
た信号を送信する信号送信手段と、を備え、前記信号検
知手段及び前記信号送信手段が防水構造であることを要
旨とする。
【0030】また、請求項34記載の本発明は、排尿を
検出する尿検出手段と、この尿検出手段が検出した信号
を検知する信号検知手段と、この信号検知手段が検知し
た信号を送信する信号送信手段と、前記信号検知手段と
前記信号送信手段に電力を供給する電源と、を備え、前
記信号検知手段及び前記信号送信手段と前記電源が別々
に防水構造であることを要旨とする。
【0031】また、請求項35記載の本発明は、排尿を
検出する尿検出装置であって、光を発する発光部と、こ
の発光部からの光を受ける受光部と、この受光部にて受
光した光を識別する演算手段と、を具備することを要旨
とする。
【0032】また、請求項36記載の本発明は、排尿を
検出する尿検出装置であって、温度を検知する温度検知
手段と、この温度検知手段にて検知された温度に基づき
排尿の有無を判断する判断手段と、を具備することを要
旨とする。
【0033】また、請求項37記載の本発明は、排尿を
検出する尿検出手段と、前記尿検出手段が検知した信号
を処理する信号処理手段と、尿検出手段が取り外し可能
に設けられ、かつ前記信号処理手段と取り外し可能に接
続された接続部材と、を具備することを要旨とする。
【0034】また、請求項38記載の本発明は、排尿を
検出する尿検出手段と、前記尿検出手段が検知した信号
を処理する信号処理手段と、を備え、前記尿検出手段と
前記信号処理手段とが一体構造であることを要旨とす
る。また、請求項39記載の本発明は、請求項38記載
の尿検出装置において、前記信号処理手段が、前記信号
検知手段により検知された信号を記憶する記憶手段を有
することを要旨とする。
【0035】また、請求項40記載の本発明は、請求項
38もしくは請求項39記載の尿検出装置において、前
記尿検出手段が交換可能であることを要旨とする。ま
た、請求項41記載の本発明は、請求項38乃至請求項
40記載の尿検出装置において、前記信号処理手段が、
外部からの情報を記憶する記憶手段と、この記憶手段に
記憶された情報に基づいて報知する報知手段と、を備え
ることを要旨とする。
【0036】また、請求項42記載の本発明は、排尿を
検出する尿検出手段と、前記尿検出手段が検知した信号
を送信する信号送信手段と、から構成され、前記送信手
段が有する識別符号と別の識別符号を前記送信手段に有
することを要旨とする。また、請求項43記載の本発明
は、粘着性テープと、この粘着性テープの粘着面側に配
置された電極と、を備えることを要旨とする。
【0037】また、請求項44記載の本発明は、請求項
43記載の尿センサにおいて、前記粘着性テープの粘着
面に剥離紙を具備することを要旨とする。また、請求項
45記載の本発明は、排尿を検出する尿センサにおい
て、可溶性のテープと、このテープ上に設けられた可溶
性の電極とを備えることを要旨とする。
【0038】また、請求項46記載の本発明は、排尿を
検出する尿センサにおいて、テープと、このテープ上に
設けられた導電性の電極部とからなり、前記電極部は、
尿により溶けることを要旨とする。また、請求項47記
載の本発明は、排尿を検出する尿センサにおいて、並列
に設けられ、尿を検出する一対の電極部と、この一対の
電極と測定回路との接続を確認する第3の電極部と、を
備えることを要旨とする。
【0039】また、請求項48記載の本発明は、排尿を
検出する尿センサにおいて、テープと、このテープ上に
設けられた導電性の電極部とからなり、前記電極部間に
高抵抗な高抵抗部を備えることを特徴とする尿センサ。
また、請求項49記載の本発明は、排尿を検出する尿検
出手段と、この尿検出手段の信号を検知する信号検知手
段と、尿中の成分と反応して起電力を発生し、この起電
力により前記信号検知手段を駆動する起電力発生物質
と、を具備することを要旨とする。
【0040】また、請求項50記載の本発明は、排尿を
検出する尿検出手段を使用するおむつであって、前記尿
検出手段を設置する場所を記す設置位置表記手段を備え
ることを要旨とする。また、請求項51記載の本発明
は、請求項50記載のおむつにおいて、前記設置位置表
記手段が、前記尿検出手段を収納可能なポケットである
ことを要旨とする。
【0041】また、請求項52記載の本発明は、排尿を
検出する尿検出手段を備えるおむつであって、水分透過
性不織布に電極を配置したことを要旨とする。
【0042】
【作用及び発明の効果】請求項1記載の本発明によれ
ば、表示手段を管理手段とは別に設けることで、介護者
等は、管理手段のみでなく、表示手段にて排尿検出手段
にて検出された排尿の有無を把握できる。さらに、請求
項2記載の本発明によれば、表示手段を受信部と表示と
から構成することで、別配置することができる。
【0043】さらに、請求項3記載及び請求項4記載の
如く、報知手段を設けることで、例えば音声発信部によ
る音声によって、介護者により明瞭に排尿状態を報知す
ることができる。さらに、請求項5記載の如く、データ
入力手段を備えることで、患者毎のデータを入力するこ
とができる。そして、請求項6記載の如く各患者毎にデ
ータを入力することが可能である。また、請求項7記載
の如く、データ入力手段は、タッチパネル、可変ボリュ
ーム、バーコードスキャナーからなり、例えば、バーコ
ードスキャナーによれば、各患者のデータを間違いなく
入力することが可能である。
【0044】さらに、請求項8記載の如く、配置表示部
を備えることにより、複数の患者の配置を明示すること
ができ、それぞれの患者の状態を的確にえることができ
る。さらに、請求項9記載の如く、尿検出手段が排尿を
検出してからの経過時間または濡れ具合を表示すること
で、介護者がおむつを交換する時期を判断する際の目安
とすることができる。
【0045】さらに、請求項10記載の如く、表示手段
を病室の入口近傍に配することで、介護者が通路を通る
際に見ることができる。さらに、請求項11記載の如
く、一般家庭の居間または台所に設置することで、一般
家庭に濡れ状態報知装置を配した際に、患者の居る部屋
以外で、通常良く居る場所にて見ることができる。
【0046】さらに、請求項12記載の如く、音声発信
部の音量をマニュアルで設定可能とすることで、時間帯
に応じて音量を調節することが可能となる。また、請求
項13記載の如く、自動音量調節部を設けることで、時
間帯に応じて音量を自動調節することができる。これら
の如く、音量を調節する機能を持つことで、例えば、昼
間においては音量を大きくし、夜間には音量を小さくし
て、環境に応じて調節することができる。
【0047】さらに、請求項14の如く、信号送信手段
に信号受信手段を設け、表示手段または管理手段から信
号受信手段に信号を送って信号検出手段と信号送信手段
を駆動することにより、このように外部からの信号によ
り駆動することにより消費電力を低減することが可能で
ある。さらに、請求項15の如く、エネルギー受信手段
を設け、このエネルギー受信手段にて受信したエネルギ
ーを、表示手段もしくは受信手段から供給することで信
号送信手段側で電源を保有すること無く、駆動すること
ができ、電源を取り替える必要が無くなるという効果が
ある。
【0048】さらに、請求項16の如く、各患者の排尿
データを演算処理する機能を有することで、各患者の排
尿パターン等を検出することができる。さらに、請求項
17の如く、表示手段を携帯可能にすることで、介護者
が常時患者の状態を把握することができる。また、請求
項18記載の本発明によれば、表示手段を携帯可能にす
ることで、介護者は、常時表示手段にて排尿検出手段に
て検出された排尿の有無を把握できる。
【0049】また、請求項19記載の本発明によれば、
交流発生手段により発生した交流により信号検知手段が
駆動される。尿検出手段には、例えば、一対の電極が用
いられ、この尿検出手段には信号検出手段からの電力が
供給されるが、直流電力では、液体が分極状態となり測
定が難しいが、交流電力によれば液体の電気分解がなく
なり、測定が確実に行われる。また、交流駆動によれ
ば、リニアに測定することが可能となり、濡れ量の多少
を判断することが可能となる。
【0050】また、請求項20記載の本発明によれば、
省電力回路を設けることで消費電力を調節することがで
き、省電力化することができる。このため、電源となる
電池の交換回数を削減することもできる。また、請求項
21記載の本発明によれば、接続検査手段を備え、この
接続検査手段は、尿検出手段が信号検知手段に接続され
ているか否かを検査するため、確実に排尿の検出が可能
な状態にすることができる。
【0051】また、請求項22記載の本発明によれば、
接続検査手段による検査信号を送信する検査信号送信部
を信号送信手段が備えるため、尿検出手段による検出信
号とともに送信され、介護者にとって表示手段等により
その情報を得ることが可能となる。また、請求項23記
載の本発明によれば、信号検出手段を初期化する初期化
手段を備えるため、検出状態を初期化することができ
る。
【0052】また、請求項24記載の本発明によれば、
初期化手段にて初期化されたことを報知する報知手段を
備えるため、介護者にとって表示手段等によりその情報
を得ることが可能となる。また、請求項25記載の本発
明によれば、尿検出手段が取り外し可能に形成され、こ
の尿検出手段の取り替え時には、この取り付けに連動し
て初期化するため、初期化の作業の手間を省くことが可
能となる。
【0053】また、請求項26記載の本発明は、識別符
号保持手段により、識別符号を保持しているため、複数
台の尿検出回路の作動に対しても、さらに、請求項27
記載の如く、識別符号を信号検知手段が検知した信号の
送信とともに送信することで、どの尿検出回路が作動し
ているかを、例えば、表示手段等により受ける際にさら
に間違うことが無いという効果がある。
【0054】また、請求項28記載の本発明によれば、
上記請求項20と請求項21と請求項23と請求項26
及び請求項27記載のそれぞれを併せ持つ高機能な尿検
出装置を提供することができる。また、請求項29記載
の本発明によれば、自動駆動手段により、尿検出手段が
尿を検出した時に信号検知手段及び信号送信手段に電力
を供給するため、自動的に電力を供給することが可能と
なる。
【0055】さらに、請求項30記載の如く、省電力回
路を備えるため、消費電力を調節することができ、省電
力化することができる。このため、電源となる電池の交
換回数を削減することもできる。また、請求項31記載
の本発明によれば、請求項28及び請求項29の機能を
兼ね備えた濡れ状態の報知装置を提供することができ
る。
【0056】また、請求項32記載の本発明によれば、
記憶手段にて、信号検知手段にて検知された信号を記憶
しておくため、例えば、患者の排尿パターンを導出し、
解析することができる。また、請求項33記載の本発明
によれば、信号検知手段及び信号送信手段が防水構造で
あるため、おむつ内での使用に際して、信号検知手段及
び信号送信手段が尿にさらされることが無い。さらに、
請求項34記載の如く、電源と信号検知手段及び信号送
信手段とを別々に防水構造とすることで、電池交換の際
に上記信号検知手段及び信号送信手段に水分が浸入する
のを防ぐことができる。
【0057】また、請求項35記載の本発明によれば、
例えば、紙おむつにおいて尿により発色や消光などして
外部からその漏れが分かるものに取り付け、この紙おむ
つに向けて発光部より光を発し、その反射光を受光部に
て受光すれば、おむつが濡れている時と濡れていない時
とで反射光の強度が変化する。この反射光の強度を演算
部にて識別することで、おむつの濡れを検出することが
できる。また、請求項36記載の本発明によれば、排尿
の有無によりおむつ内の温度が変化するのに着目して、
温度を検知し、この温度に基づき排尿の有無を検知する
ことができる。
【0058】また、請求項37記載の本発明によれば、
尿検出手段と信号処理手段との接続部が交換可能に設け
られているため、測定毎もしくは一定期間後に尿検出手
段を交換することができる。従って、電極の劣化による
信頼性の低下を防止でき、衛生的である。また、請求項
38記載の本発明によれば、信号検知手段と信号処理手
段が一体になっているため、信号検知手段の交換が不要
で作業性が向上する。また、非常に小型化することが可
能になり失禁パッド等のおむつ以外のものにも使用可能
になる。
【0059】さらに、請求項39記載の如く、記憶する
手段を設けることにより、排尿回数や排尿時刻を容易に
把握することが可能になる。さらに、請求項40記載の
如く、信号検知手段が交換可能であることにより検知部
の劣化による信頼性低下が防止できるとともに衛生的で
ある。さらに、請求項41記載の如く、外部からの情報
記憶手段とその情報により報知する報知手段を設けるこ
とにより、患者自身が排尿したことがわかり失禁の治療
等に使える。
【0060】また、請求項42記載の本発明によれば、
信号送信手段が尿検出手段にて検出された識別符号とは
別の識別符号を送信することで、痴呆患者に尿失禁患者
が多いという状況から、尿センサと痴呆患者の位置を検
出する機能を一体化することができる。また、請求項4
3記載の本発明によれば、電極が粘着性テープの粘着面
側に設けられているため、おむつに対して尿センサを取
り付ける際に、粘着面にてセンサを確実に保持すること
ができる。
【0061】さらに、請求項44記載の如く、剥離紙を
粘着性テープの粘着面に付加することで、おむつに取り
付ける前に尿センサが粘着することが無く、取り扱いが
良くなる。また、請求項45記載の本発明によれば、テ
ープ及び電極を可溶性の物質にて形成することで、おむ
つに取り付けたまま洗濯しても洗濯中に溶け、後処理を
必要としないという効果がある。なお、ここでいう可溶
性とは、洗濯時にばらばらになり、後処理が必要無いこ
とを指す。
【0062】また、請求項46記載の本発明によれば、
尿により電極が溶けることで、検出初期には電極が導通
しているものの、尿がかかると電極が溶け、導通しなく
なり排尿を検出することが可能になる。また、請求項4
7記載の本発明によれば、第3の電極により一対の電極
と測定回路との接続を確認することで、この電極間の抵
抗が所定範囲内にあれば測定可能状態にあり、所定範囲
外にあれば尿センサが外れていると判断できる。
【0063】また、請求項48記載の本発明によれば、
電極部の間に高抵抗な高抵抗部を備えることで、通常は
電極端子間の導通状態が確認できるとともに、排尿があ
り、尿がこの電極部に触れると、高抵抗部よりも抵抗の
低い尿を通って電流が電極間を流れる。従って、電極間
の電流量を検出することで排尿を検出することができ
る。
【0064】また、請求項49記載の本発明によれば、
起電力発生物質により尿中の成分と反応して起電力を発
生し、この起電力により信号検知手段を駆動するため、
電源を必要としないという効果がある。また、請求項5
0記載の本発明によれば、設置位置表示手段を備えるこ
とにより尿検出手段をおむつに取り付ける際の設置場所
を表示することができ、介護者などが誰でもおむつの同
じ所に尿検出手段を装着すことができる。
【0065】さらに、請求項51記載の如く、設置位置
表示手段をポケットとすることで、尿検出手段の保持を
も兼ねることができる。また、請求項52記載の本発明
は、水分透過性不織布に電極を配置したことにより、不
透過性のシート上に形成するよりも感度が向上する。
【0066】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面に基づ
き説明する。 〔第1実施例〕図1は、尿センサ及びその濡れ状態報知
装置のシステム構成の例である。全体システムは、患者
一人一人が装着する患者ユニット1、病室の天井の中央
などに設置される受信ユニット2、病室の外の通路等か
ら確認できる位置に設置される表示ユニット3、ナース
ステーションに設置される管理ユニット4とから構成さ
れる。
【0067】おむつ濡れ状態は尿センサの信号を元に患
者ユニット1が検出し、その信号は患者ユニット1から
無線通信で受信ユニット2に送られ、受信ユニット2か
ら表示ユニット3を経由または直接で、有線または無線
通信にて管理ユニット4に送られる。表示ユニット3は
複数の患者のおむつ濡れを病室単位で表示したり、おむ
つの濡れを介護者などに報知するブザー音を出す機能を
併せもつ装置であり、管理ユニット4は関連するすべて
の表示ユニット3の情報の一元管理し表示をする機能を
持つ装置である。
【0068】患者ユニット1は患者のおむつの腹部側あ
るいは側面に直接固定されるか、または患者の衣服のポ
ケットなどに入れられるか、または患者のベッドサイド
に置かれる。患者ユニット1は尿センサ5からの入力信
号を加工して処理し、排尿の有無や排尿量や患者のID
を電波にて受信ユニット2に送信する。受信ユニット2
は病室内の天井の中央などに設置され、患者ユニットか
らの信号を受信し、有線にてそのままの信号でまたは増
幅などの加工をして送る。
【0069】表示ユニット3はナースなどの介護者が通
路を通る際に容易に見える場所に設置されている。通路
を通る際に容易に見える位置としては、病室の入口扉の
左横、右横、上の壁、または介護者が入口扉を開けて見
える位置、例えば病室の中央の壁がある。この表示ユニ
ット3は、後に詳述するように、受信ユニット2から受
信した信号と、あらかじめ管理ユニット4から送られて
いる患者ユニット1の識別IDと該患者のベットの位置
との対応データおよび患者に適したおむつ交換報知レベ
ルのデータをもとにおむつ交換が必要な患者を判断し、
該当する患者のLED表示を変更しておむつ交換が必要
なことを知らせる。
【0070】さらに、介護者がおむつを交換する時期を
判断する際の目安となるように、おむつ交換が必要と判
断されてからの経過時間を表示する。経過時間はLED
による数字表示またはバー表示により表示される。介護
者の視認性の点では段階的に色の変わるバー表示が最も
望ましい。なお、患者ユニット1のIDは患者の数が一
人の場合はなくても良い。
【0071】管理ユニット4はナースステーションなど
介護者が常に待機している部屋に設置される。介護者は
患者ユニット1の識別IDと該患者のベットの位置との
対応データおよび患者に適したおむつ交換報知レベルの
データをキーボードまたはバーコードリーダ、タッチパ
ネルなどにより管理ユニット4に入力する。これらのデ
ータは前記の表示ユニット3に送られる。さらに管理ユ
ニット4は個々の患者ユニット1からの信号を受け取り
患者ユニットのIDとともに保存する。保存されたデー
タは、個々の患者の排尿パターンを解析するのに利用さ
れる。解析結果の利用法としては、患者の体調管理、失
禁治療薬の効果の確認がある。その他の利用法として機
能性尿失禁患者の次回の排尿時刻を予想し、その時刻に
患者をトイレに誘導することを繰り返し行い機能回復を
はかるといったリハビリに活用できる。
【0072】(患者ユニット1の詳細説明)患者ユニッ
ト1のブロック図を図2に示す。患者ユニット1は、電
力供給用の電源11、時間計測と基準タイミング作成用
の発振回路12、低消費電力化のためにおむつ濡れ検出
と無線通信動作時(検出動作モードと呼ぶ)以外は設定
されたタイマー機能のみを動作(低消費電力モードと呼
ぶ)させ、そのタイマーに設定されたランダムな時間経
過後におむつ濡れ検出動作を開始させるためのランダム
パワーオン回路13、検出動作モードから低消費電力モ
ードに移行させるオートパワーOFF回路14を持つ。
なお、電源11は、乾電池やボタン電池等直流電源であ
れば良い。
【0073】ランダムパワーON回路13は、オートパ
ワーOFF回路14と共に消費電力を低減させ、かつ複
数の患者ユニットから受信ユニット同時に信号が送られ
て信号が受信できなくなるのを回避や低減する働きを持
つ。患者ユニットのその他の構成部品としては、おむつ
の濡れ状態をセンシングするためのセンシング信号駆動
回路としての分周回路15、センサ信号からおむつ濡れ
状態を抽出するための全波整流回路16、ローパス回路
17、A/D変換器を備える演算回路18、ROM、R
AM、患者ユニットの自己識別ナンバー(患者ユニット
ID)記憶用のEEPROM22、コネクタの接続不良
を検出するためのコネクタ接続セルフチェック部23、
無線通信データ変調のための周波数変調(Frequency Sh
ift Keying)回路24、高周波数化のための3逓倍回路
25、おむつを交換した際に回路をリセットするおむつ
交換スイッチ26、おむつの交換が完了したことを表示
するおむつ交換完了表示LED27がある。
【0074】このうち、コネクタ接続セルフチェック部
23は、患者の動きによって取り外し可能な排尿検出セ
ンサ部と患者ユニット本体とを電気的に接続しているコ
ネクタが誤って外れた際に速やかに介護者に知らせるた
めのフェールセーフ機構である。この時の接続不良は表
示ユニットまたは管理ユニットまたは表示ユニット、管
理ユニットの両方に表示される。
【0075】次に、患者ユニット1の動作概略フロー図
を図3及び図4に示す。患者ユニット1は通常はオート
パワーOFF回路14により低消費電力モードにある
が、発振回路12によりランダムパワーON回路13が
起動し、検出動作モードに移る。検出動作モード(図3
参照)になり、ステップ500にて制御を開始すると、
まず初めにステップ502にて、尿センサ5と患者ユニ
ット1が電気的に接続しているかを、コネクタ接続セル
フチェック部23によりセルフチェックを行う。セルフ
チェックの結果が異常である場合は、ステップ508に
移行し、患者ユニット1のIDとセルフチェック異常の
信号とを受信ユニット2に送信し、ステップ510に移
行する。
【0076】セルフチェックの結果が正常である場合
は、ステップ504に移行して、おむつ濡れ量のセンシ
ング処理を行う。そして、次のステップ506にて、患
者ユニット1のIDとおむつ濡れ量を受信ユニット2に
送信し、ステップ510に移行する。ステップ510で
は、次の検出動作モード起動時間をランダムに設定した
後、次のステップ512にて低消費電力モードに移行さ
せる。
【0077】図3の検出動作モードにおいて、おむつ濡
れ量が一定量に達し、おむつ交換後におむつ交換スイッ
チ26がON時(図4参照)になると、ステップ520
にて制御を開始し、まず初めに、ステップ522にて、
尿センサ5と患者ユニット1が電気的に接続しているか
セルフチェックを行う。セルフチェックの結果が異常で
ある場合は、ステップ528に移行し、患者ユニット1
のIDとセルフチェック異常の信号とを受信ユニット2
に送信して次のステップ530に移行する。
【0078】セルフチェックの結果が正常である場合
は、ステップ524に移行し、このステップ524に
て、患者ユニット1のIDと交換したことを示すデータ
を送信する。さらに、次のステップ526において、お
むつ交換完了表示LED27を点灯させる。ステップ5
30では、次の検出動作モード起動時間をランダムに設
定し、次のステップ532では、おむつ交換完了表示L
ED27を消灯させ、さらにステップ534にて低消費
電力モードに移行させる。
【0079】(管理ユニット4の詳細説明)管理ユニッ
ト4のブロック図を図5に示す。管理ユニット4はキー
ボード41により入力された患者ユニット1の識別ID
と該患者の病室とベットの位置との対応データおよび患
者に適したおむつ交換報知レベルのデータとを、該当す
る表示ユニットに通信用IC(UART)42を通して
有線あるいは無線送信する。さらに各表示ユニット3か
ら受信したおむつ濡れ情報などを一括管理し、そのデー
タを液晶(LCD)43などの表示デバイスに表示す
る。管理ユニット4はこれらの処理を行うために前記構
成部品の他にCPU44、ROM/RAM/EEPRO
M45などを内蔵している。
【0080】管理ユニット4による各患者ユニット1の
IDの登録の仕方を説明する。管理ユニット4のLCD
は、通常、図6(a) に示すように各病室におむつ交換が
必要な患者が何名いるかを表示している。そこで、表示
を図6(b) のように切り替えて入力モードにする。次
に、図7(a) のフロー図にしたがって各患者の登録方法
を説明する。
【0081】ステップ540にて患者登録がスタートす
ると、まず、ステップ542にて、おむつ交換報知レベ
ルを設定し、おむつ濡れ検出時に発生させるブザー音量
を設定する。本実施例ではおむつ交換報知レベルを全病
室共通としたが、病室毎あるいは患者毎にレベルを設定
することも可能である。またブザー音量についても病室
毎に設定することも可能である。次に、ステップ544
にて、各病室のベットの数やベッドの配置をキーボード
から入力する。続いて、ステップ546にて、各患者と
その使用する患者ユニット1の対応付け、つまり患者の
ID登録およびその患者の使用するベッドの対応付け
を、キーボードから入力する。患者のID入力は例えば
バーコードスキャナー等で入力すれば入力ミスの減少が
はかれる。そして、ステップ548にて、これらの情報
を有線あるいは無線通信を用いて各表示ユニット3に送
信し、その後はステップ550に移行し、各表示ユニッ
ト3からおむつ濡れ情報を受信してその管理や表示を行
うモードに移行する。
【0082】次に、表示ユニット3からのデータの受信
時(受信割り込み時)の動作を図7(b) のフロー図に基
づき説明する。ステップ560にてデータ受信モードが
スタートすると、ステップ562にて、受信データの患
者ユニットIDをチェックし、当装置で管理しているも
のに該当するIDであれば、次のステップ564にて、
患者ユニット1のセルフチェックが異常かどうか確認す
る。セルフチェックが異常の場合は、ステップ576に
移行し、このステップ576にて、該当する病室とベッ
トナンバーを表示し介護者に知らせる。
【0083】セルフチェックが正常の場合は、ステップ
566に移行し、時刻とおむつ濡れ量と患者ユニット1
のIDをメモリに保存する。次に、ステップ568に
て、おむつ交換スイッチ26がONであるか否かをチェ
ックする。おむつ交換スイッチ26がONである時に
は、ステップ578に移行し、おむつ交換スイッチ26
がONで無い時には、ステップ570に移行する。
【0084】ステップ570では、おむつの濡れ量が規
定値以上なのかどうか判断する。規定値以上であれば、
ステップ572に移行し、規定値以下であれば、ステッ
プ580に移行する。ステップ572では、患者の表示
をおむつの濡れに切り替え、次のステップ574にて、
交換要求メッセージを表示し、チャイムなどで介護者に
知らせる。その際チャイムの音を徐々に大きくしたり、
チャイムの鳴る間隔を徐々に短くすることで介護者に分
かりやすく報知することも可能である。
【0085】一方、ステップ568にておむつ交換スイ
ッチ26がONであり、ステップ578に移行すると、
装着チェックの表示を切り替え、ステップ580では、
患者のおむつ濡れ量を無しに切り換える。なお、管理ユ
ニット4には市販のパソコンなどのコンピュータを利用
しても良く、市販のパソコンを使用すれば、コスト低減
にもなるし、一般家庭で普及しているので容易に家庭で
使用することが可能になる。
【0086】上記の如く、本実施例では個々の患者のお
むつ濡れ量が規定以上になった度毎に警報を発するよう
にしたが、患者の数が多い場合にはこの方式では介護者
の負担が大きくなる可能性がある。その様な場合は、お
むつが濡れてからの許容時間を例えば30分、一度に交
換する患者数を例えば5人と決めておき、最初の患者の
おむつが濡れてから30分以内に、おむつが濡れた患者
の合計が5人に達した場合はその時点で警報を発し、5
人に達しなかった場合は30分後に警報を発する方式を
とることも可能である。
【0087】(受信ユニット2と表示ユニット3の詳細
説明)受信ユニット2と表示ユニット3のブロック図を
図8に示す。受信ユニット2は患者ユニット1からの無
線送信データを受信するアンテナ71とRFアンプ(高
周波アンプ)72とFM−IF(周波数復調回路)7
3、キャリア検出(Carrier Sense )回路74とから主
に構成される。
【0088】表示ユニットの動作概略フロー図を図9に
示し、この動作概略フロー図に基づき表示ユニット3に
ついて説明する。表示ユニット3は、ステップ590に
て動作を開始すると、ステップ592にて、各患者ユニ
ット1のIDからその患者の病室とベットとの位置とを
特定するデータを通信用IC(UART)75を通じて
管理ユニット4から無線あるいは有線通信により受信
し、そのデータを内部保存する。さらに受信ユニット2
から送られてくる患者ユニット1のIDとおむつ濡れデ
ータを受信し、受信エラーがなければ、次のステップ5
94にて、その受信データを管理ユニット4に有線ある
いは無線送信する。
【0089】そして、ステップ596にて、その患者ユ
ニット1のIDが該表示ユニット3が表示すべき病室の
ものに該当する場合には、ステップ598に移行し、患
者ユニット1のセルフチェックの結果が異常ありか、異
常無しかを判断し、異常がなければ、ステップ600に
て、図7の管理ユニット4の動作概略フローのA部と同
様に、おむつ濡れ状態を濡れ判定規定値(管理ユニット
4から受信する場合や内蔵のボリュームで設定される場
合あり)より上回っている場合には、内蔵の表示デバイ
ス(例えばLED、液晶など)76に表示出力したり、
チャイム77により警報を出したりする。また、ステッ
プ598により、セルフチェックの結果が異常ありの場
合には、ステップ602に移行し、ベッド番号を点滅さ
せ、さらに、チャイムで知らせる。
【0090】上記の如く、患者ユニット1のIDが該表
示ユニット3が表示すべき病室のものに該当するか確認
することにより、担当する病室以外の病室の患者が患者
ユニット1を装着して入ってきている際に誤って表示す
ることを防止できる。なお、本実施例では受信ユニット
2と表示ユニット3は独立しているが、受信ユニット2
が表示ユニット3に内蔵される場合もある。
【0091】また、表示ユニット3の表示は、図10及
び図11に示ように、その病室にいる患者のベッドの配
置に合わせてある。すなわち、図10に示す病室の患者
Aの人は、図11に示すように表示器のAの位置に、B
の人はBの位置に表示するようになっている。これによ
って介護者は、どの患者のおむつ交換をすればよいのか
一目で確認することができる。
【0092】図11に示すように、表示ユニット3によ
る患者の排尿の有無は2つのランプ82、83の点灯
(具体的には緑82は排尿無し、赤83は排尿有り)に
よって示す。その際にチャイムなどの音声により表示ユ
ニットが見えない場所にいる介護者にも報知できる。そ
の音量81は環境条件(日中、夜間等)により変えるこ
とができる。すなわち時間帯に応じて自動的に音量81
を切り換える機構と介護者自身がマニュアルで音量81
を調整できる機構をもつ。さらに介護者がおむつを交換
する時期を判断する際の目安となるように、その患者が
排尿してからの経過時間をLED84による数字表示ま
たはバー表示により表示できるようになっている。ま
た、本実施例では患者に適したおむつ交換報知レベルを
一括して設定する方式をとっているが、患者によって早
めの交換が必要な場合は、各患者ごとにおむつ交換報知
レベルを設定する方式をとることも可能である。
【0093】また、管理ユニットの保存されたデータを
利用する例として排尿時刻と排尿信号をグラフ化した一
例を図12に示す。この図のように時刻に対しランダム
な点として出力される。そこでこの図を朝一番の排尿時
刻を起点に処理し直すと図13のようになる。この図の
患者2では2.5時間後、4.5時間後、6.5時間後
に排尿がある傾向がわかる。すなわちこの患者の排尿が
パターンとして確認でき、排尿パターンが把握できる。
排尿パターンが把握できると排尿パターンに従って排尿
誘導などに利用できる。すなわち、排尿パターンにあわ
せて排尿パターンを患者ユニット1のメモリーに保存
し、保存されたデータからその患者の排尿時刻のある時
間、例えば10分前に患者ユニット1が自ら患者に排尿
があることを知らせることも可能である。
【0094】また、尿センサ5からの信号として温度に
よる信号であっても良い。すなわち、尿の温度はほぼ3
7℃でおむつ内の温度より高いので、尿センサがサーミ
スターなどであれば排尿をサーミスターで検出すること
ができる。サーミスターで構成することにより濡れ検出
回路の構成が簡単になるという効果がある。 〔第2実施例〕上記第1実施例の構成用件において、受
信ユニット2を表示ユニット3に組み込み、患者ユニッ
ト1からの信号を無線または有線で直接表示ユニット3
に送る構成とする。これにより受信ユニット2が省略で
き、コスト低減がはかれる。
【0095】〔第3実施例〕図14は尿センサ及びその
濡れ状態報知装置のシステム図に関するものである。シ
ステムの構成の内、患者ユニット1、受信ユニット2は
第1実施例と同じである。それ以外の構成用件について
は、管理ユニット4から管理ユニット7へ、表示ユニッ
ト3から表示ユニット6へ変更する。管理ユニット4と
7の違い、表示ユニット3と6の違いは、後述するよう
に、ユニットが持つ機能の違いである。
【0096】おむつ濡れは尿センサ5の信号を元に患者
ユニット1が検出し、その信号は患者ユニット1から無
線通信で受信ユニット2に送られ、受信ユニット2から
表示ユニット6を経由または直接で、有線または無線通
信にて管理ユニット7に送られる。(表示ユニット6の
詳細説明)表示ユニット6と受信ユニット2のブロック
図を図15に示す。
【0097】表示ユニット6は、通常図16(a) に示す
ように各患者のおむつの濡れ状態を表示しているので設
定ボタン133にて、図16(b) に示すように患者ID
の入力モードに切り換え、タッチパネル134により各
患者のIDを入力する。濡れ報知レベルとチャイムの音
量は図16(b) に示すスライドボリューム131、13
2によって設定する。本実施例ではおむつ交換報知レベ
ルを病室共通としたが、タッチパネル134により患者
毎にレベルを設定することも可能である。
【0098】そして、その作動としては、データの受信
割り込み時に送られてきたIDが担当する病室の患者ユ
ニット1のIDかどうかをチェックする。担当する病室
の患者のIDであればおむつの濡れ量が規定値以上なの
かどうか比較する。規定値以上であれば該患者の表示を
おむつの濡れに切り替え、チャイムなどで介護者に知ら
せ、管理ユニットにデータを送った後データを受信する
状態に戻る。おむつ濡れでない場合は管理ユニット7に
データを送信した後データを受信する状態に戻る。送ら
れてきたIDが担当する病室の患者のIDでない場合は
濡れ量の比較はせずに管理ユニット7にデータを送った
後データを受信する状態に戻る。
【0099】また、管理ユニット7のブロック図を図1
7に示す。本実施例では管理ユニット7は患者ユニット
1のIDなどの入力機能(図5、キーボード41)は持
たず、表示ユニット6から送られてくるデータの保存と
各病室のおむつが濡れている患者数の表示およびチャイ
ムなどによる報知のみをおこなうものである。
【0100】なお、本実施例の構成用件から受信ユニッ
ト2を表示ユニット6に組み込み、患者ユニット1から
の信号を無線または有線で直接表示ユニット6に送るこ
とで、受信ユニット2が省略でき、コスト低減がはかれ
る。 〔第4実施例〕上記第3実施例の構成用件から管理ユニ
ット41を除き、表示ユニット6でのみ表示を行う。こ
れにより、コストの低減を図ることができ、一般家庭の
場合はこの様な構成で十分機能する。家庭の場合は表示
装置は居間や台所などが考えれれる。
【0101】〔第5実施例〕図18は、本実施例の尿セ
ンサ及びその濡れ状態報知装置のシステム図に関するも
のである。システムの構成の内、患者ユニット1、受信
ユニット2、尿センサ5、管理ユニット4は実施例1と
同じ、表示ユニット6は実施例5と同じである。
【0102】おむつ濡れは尿センサの信号を元に患者ユ
ニット1が検出し、その信号は患者ユニット1から無線
通信で受信ユニット2に送られ、受信ユニット2から表
示ユニット6を経由または直接で、有線または無線通信
にて管理ユニット4に送られる。本実施例の特徴は、管
理ユニット4からでも表示ユニット6からでも患者のI
Dやおむつ交換報知レベルを入力可能な点である。これ
により、例えば、患者IDの登録は病室で各患者ユニッ
ト1のIDを確認しながら表示ユニット6でおこない、
濡れ報知レベルの設定は例えば過去のデータを参考にし
ながら最適値に変更するといったことが可能である。
【0103】なお、本実施例においても、受信ユニット
2を表示ユニット6に組み込み、患者ユニット1からの
信号を無線または有線で直接表示ユニット6に送ること
ができ、これにより受信ユニット2が省略できてコスト
低減がはかれる。 〔第6実施例〕本実施例では、尿を検出する手段である
尿センサ5と、前記尿セン5が検知した信号を送信、お
よび受信する患者ユニット1と、この信号を受信し報知
または表示および送信が可能な受信ユニット2または表
示ユニット6または管理ユニット4から構成される。
【0104】患者ユニット1は、通常は微少な電力を使
用するだけの休止状態にある。受信ユニット2または表
示ユニット6または管理ユニット4は、これらから信号
を発信して、患者ユニット1を作動させて濡れを調べた
り、信号に基づき患者ユニット1から患者に報知したり
する。外部からの信号で作動することにより、患者ユニ
ットの消費電力を低減することが可能である。
【0105】使用例としては患者の排尿パターンが確認
できると、排尿パターンに基づき排尿の予想される時間
の何分か前に患者ユニットを作動させる。通常は患者ユ
ニットが休止状態にあるが、受信ユニットまたは表示ユ
ニットまたは管理ユニットからの信号により患者ユニッ
トを作動させて濡れを調べる。この時、濡れていること
を検知すれば直ちに表示ユニットまたは管理ユニットに
濡れていることを報知し、濡れていないときは次の作動
を待つ休止状態になる。こうすることにより通常は2時
間おきの排尿がある患者であれば測定も2時間おきにな
り測定する回数が低減でき、消費電力の低減になる。
【0106】また、患者の排尿パターンが確認できると
排尿パターンに基づき排尿の予想される時間の何分か
前、例えば、10分前とか20分前に患者ユニットを作
動させて患者に振動や音などによって報知し、もうすぐ
排尿があることを促し、患者の排尿誘導を行う。またそ
の時に表示ユニットや管理ユニットにも報知することに
より介護者にも知らせ、排尿誘導を円滑に進めることが
可能になる。
【0107】〔第7実施例〕本実施例は、図19に示す
ように尿を検出する手段である尿センサ165と、前記
尿センサ165が検知した信号を送信する患者ユニット
161と、介護者などが携帯でき前記信号を受信し報知
または表示できる受信ユニット162から構成され家庭
などで1人の患者が使用する際の実施例である。
【0108】受信ユニット162は携帯可能なもので、
介護者などが日常生活で身につけているものに組み込ま
れるまたは身につけていても邪魔にならないものであれ
ば良い。例えば、腕時計やペンダント、ポケットベルな
どが考えられる。その作動について以下に説明する。お
むつ濡れは尿センサ165の信号を元に患者ユニット1
61が検出し、その信号は患者ユニット161から無線
通信で受信ユニット162に送られる。家庭の場合など
は患者ユニット161のIDは必ずしも必要ないので、
患者ユニット161のIDを入力したり、識別したりす
る機能を省略し低価格化することができる。また、おむ
つが濡れたかどうかを判断し報知または表示するだけの
場合は患者ユニット161のIDを信号として送信する
ことにより濡れたことを受信ユニット162に報知また
は表示しても良い。そうすれば、家庭であってもパソコ
ンと患者ユニット161からの信号を受信を受信する手
段、例えば受信ユニット162やその他の受信装置など
を使って尿センサ165の出力をデータとして保存し、
そのデータを解析することにより患者の排尿パターンが
把握できるという特徴がある。
【0109】〔第8実施例〕本実施例は、患者ユニット
1と尿を検出手段である尿センサ5と患者ユニットにエ
ネルギーを供給する装置(図示省)から構成される。患
者ユニットは濡れを検出し無線によって報知する機能を
有すると共にエネルギー供給装置からのエネルギーを受
け取り、そのエネルギーによって患者ユニットを作動さ
せる機能を有している。エネルギーは電磁波などが考え
られる。エネルギー供給装置は受信ユニットまたは表示
ユニットを兼ねていても問題ない。本構成にすることに
より、患者ユニットが電源を持つ必要がなく、電源の交
換などの手間が省け、介護者の負荷が低減される。
【0110】別の構成としては、患者ユニットは電源を
有しており、患者ユニットだけでは作動できないが、エ
ネルギー供給装置からの信号により、作動しても良い。 〔第9実施例〕本実施例のブロック図を図20に示し、
この実施例における動作フローを図21に示す。
【0111】図20に示すように、尿を検出する手段で
ある尿センサ175と、前記尿センサ175が検知した
信号を送信する患者ユニット171とから構成される。
尿センサ175は患者ユニット171と患者ユニット1
はセンサが濡れていないときは休止状態であり尿センサ
175が濡れた時は尿センサ175の抵抗が低下し、そ
れをトリガーとして起動する方式により低消費電力化を
はかった例である。
【0112】おむつ濡れは尿センサ175の信号を元に
患者ユニット171が検出し、その信号は患者ユニット
171から無線通信で送られる。おむつが濡れていない
場合は尿センサ175の抵抗が無限大となり電源OFF
の状態である。おむつが濡れると尿センサ175の抵抗
が数kΩとなり回路が作動する。おむつ交換スイッチ1
68が押された後は再び電源OFFの状態になる。この
方式を用いればおむつが濡れてない時間は電力を消費し
ないため大幅に消費電力が低減できる。
【0113】患者ユニット171は、電力供給用の電源
170、時間計測と基準タイミング作成用の発振回路1
72、低消費電力化のためにおむつ濡れによる抵抗変化
により作動するトランジスター167と無線通信動作時
(検出動作モードと呼ぶ)以外は設定されたタイマー機
能のみを動作(低消費電力モードと呼ぶ)させ、そのタ
イマーに設定されたランダムな時間経過後におむつ濡れ
検出動作を開始させるためのランダムパワーオン回路1
73、検出動作モードから低消費電力モードに移行させ
るオートパワーOFF回路174を持つ。ランダムパワ
ーON回路173はオートパワーOFF回路174と共
に消費電力を低減させ、かつ複数の患者ユニットから同
時に信号が送られて信号が受信できなくなるのを回避す
る働きを持つ。
【0114】患者ユニット171のその他の構成部品と
しては、患者ユニットの自己識別ナンバー(患者ユニッ
トID)記憶用のEEPROM176、コネクタの接続
不良を検出するためのコネクタ接続セルフチェック部1
77、無線通信データ変調のための周波数変調(Freque
ncy Shift Keying)回路178、高周波数化のための3
逓倍回路179、おむつを交換した際に回路をリセット
するおむつ交換スイッチ168、おむつの交換が完了し
たことを表示するおむつ交換完了表示LED169があ
る。このうちコネクタ接続セルフチェック177は、患
者の動きによって取り外し可能な排尿検出センサ部と患
者ユニット本体とを電気的に接続しているコネクタが誤
って外れた際に速やかに介護者に知らせるためのフェー
ルセーフ機構である。
【0115】上記実施例における作動を説明すると、図
21(a)に示すように、センサが濡れている場合に入
れる検出動作モード時において、ステップ610により
動作を開始すると、ステップ612にて、患者ユニット
171のIDと、おむつ濡れ量を送信する。そして、ス
テップ614にて、次の検出動作モードの起動時間をラ
ンダムに設定し、次のステップ616にて、低消費電力
モードに移行する。
【0116】また、おむつ交換スイッチのON時におけ
る作動を図21(b)に基づき説明する。ステップ62
0にて、動作を開始すると、ステップ622にて、尿セ
ンサ175と患者ユニット171が電気的に接続してい
るかを、コネクタ接続セルフチェック部177によりセ
ルフチェックを行う。セルフチェックの結果が異常であ
る場合は、ステップ632に移行し、患者ユニット17
1のIDとセルフチェック異常の信号とを受信ユニット
2に送信し、次の起動時間をランダムに設定するステッ
プ633を経てから、ステップ634に移行し、低消費
電力モードに移行する。
【0117】ステップ622により、コネクタ接続が正
常であると判断された時には、ステップ624に移行
し、患者ユニット171のIDと交換データを送信す
る。そして、ステップ626にて、表示ユニットのLE
Dを表示し、回路の電源をOFFする。本機能により、
外れたことを検知したときは、外部の表示装置等に報知
することも可能である。
【0118】〔第10実施例〕本実施例は患者ユニット
に関するものであり、図22に示すように、尿を検出す
る手段である尿センサ155と、前記尿センサ155が
検知した信号を送信する患者ユニット151とから構成
される。なお、図22(b)は、その横断面図であり、
(a)図は、(b)の図示矢印方向から見た図である。
また、(c)は、(b)図の部分的詳細図である。
【0119】おむつ濡れは、尿センサ155の信号を患
者ユニット151が検出し、その信号は患者ユニット1
51から無線通信で送られる。図22において、患者ユ
ニット151はハウジング181、182と、プッシュ
ピン183と、ホルダー184と、ホルダーカバー18
5と、スプリング186と、電極187と、ホルダーピ
ン188と、リセットスイッチ189と、濡れ測定回路
150と、電源152とから構成され、尿センサ接続部
と回路部が一つのハウジング内にある一体構造をしたも
のである。
【0120】リセットスイッチ189は患者ユニット1
51の濡れたことを報知する信号をリセットし、初期状
態にする。187の電極と尿センサ155センサの電極
は186のスプリングの力により直接接触している。ま
たホルダーピン188はセンサが抜けないようにするた
めのものである。尿センサ155は矢印の部分からプッ
シュピン183を押したまま挿入される。プッシュピン
183とリセットスイッチ189は連動しており、尿セ
ンサ155の交換時には必ずプッシュピン183を押す
ことにより自動的にリセットする構造になっており、リ
セットスイッチを押し忘れることがないことを特徴とす
る。スプリング186は必ずしもバネである必要はな
く、弾性体であれば何でも良い。
【0121】本図ではリセットスイッチが押すタイプに
なっているが必ずしも押すタイプである必要はなく、ス
ライド式でも良い。尿センサを交換する機能と連動して
いることが本実施例における特徴である。 〔第11実施例〕本実施例は、患者ユニットに関するも
のであり、図23を用いて説明する。なお、(a)図
は、患者ユニットの横断面図であり、(b)図は、その
上面図、(c)図は、図示矢印方向から見た側面図であ
る。
【0122】本実施例における患者ユニットは、図23
に示すように、尿を検出する手段である尿センサ195
と、前記尿センサ195が検知した信号を送信する患者
ユニット191とから構成される。おむつ濡れは尿セン
サ195の信号を患者ユニット191が検出し、その信
号は患者ユニット191から無線通信で送られる。図2
3において患者ユニット191はハウジング196、1
97と、プッシュピン193と、リセットスイッチ19
9と、濡れ測定回路194とから主に構成される。
【0123】上記の第9実施例に対して、リセットスイ
ッチ199によりリセットされたことを表示するための
LED192が付加されており、また尿センサ接続部1
98と濡れ測定回路194が分離している構造を取って
いる。本実施例では、表示機能としてLED192を使
用しているが、その他の発光部品や音で知らせるもので
も良い。この表示は連続である必要はなく、点滅表示と
か、断続音で充分であり、またある一定時間例えば1分
とかで充分である。表示することにより、リセットされ
たことがその場でわかる特徴を持つ。リセットされたこ
とは外部の表示装置などに表示または報知しても良い。
さらに分離構造を取っているのでセンサ接続部が摩耗等
により交換の必要性が生じても簡単に交換できる。交換
の必要性が低い場合は、センサ接続部198と濡れ測定
回路194が一体でもかまわない。
【0124】なお、本実施例を示す図23ではリセット
スイッチ199がプッシュピン193と連動している
が、必ずしも連動している必要はなく、別々の機能によ
りリセットしても良い。 〔第12実施例〕本実施例は、患者ユニットに関するも
のであり、図24に示す横断面図に基づき説明する。
【0125】本実施例の患者ユニットは、尿を検出する
手段である尿センサ218と、前記尿センサ218が検
知した信号を送信する患者ユニット200とから構成さ
れる。おむつ濡れは尿センサ218の信号を患者ユニッ
ト200が検出し、その信号は患者ユニット200から
無線通信で送られる。本実施例は、患者ユニットの防水
構造を示すものである。
【0126】図24について示すと、201、204は
ハウジングで、202はセンサ接続部、209は電源で
ある電池、217は濡れ測定回路217である。導体2
03はセンサ接続部202と濡れ測定回路217を接続
するもので、また導体205、206は電源209と濡
れ測定回路217を接続するもので何れも導体であれば
良く、201のハウジングと一体成形にて作製する。
【0127】一体成形したハウジング201に濡れ測定
回路217を入れ、半田づけ等で接続する。ハウジング
201と204の接着は熱融着などで防水が保持できる
ように確実に接着する。Oリングやパッキン、接着剤で
も可能である。208のキャップは207のOリングを
介して防水機能を有したまま208の爪により201に
固定される。219は回転させることにより上下移動す
るもので上下移動により尿センサ218を患者ユニット
200に固定するものである。
【0128】患者ユニット200は使用する場所の関係
上、尿がかかる可能性が高く、回路等の保護から防水機
能は必要である。電池209と濡れ測定回路217を分
けて示したのは、電池209の交換は頻度が高く、その
際に濡れ測定回路217に尿等の水分が浸入することを
防ぐためである。なお、本図では電池と回路部分が別々
になっているが一つの場所にあっても良い。また、Oリ
ング207はゴム等の弾性体であれば何でも良い。
【0129】〔第13実施例〕本実施例は、患者ユニッ
トに関するものであり、図25の斜視図に基づき説明す
る。本実施例の患者ユニットは、尿を検出する手段であ
る尿センサ215と、前記尿センサ215が検知した信
号を送信する患者ユニット211とから構成される。お
むつ濡れは尿センサ215の信号を患者ユニット211
が検出し、その信号は患者ユニット211から無線通信
で送られる。
【0130】本実施例の特徴はセンサ接続部が交換可能
なことにある。図25について示すと、患者ユニット2
11は、ユニット本体214と尿センサ接続部212か
ら構成される。ユニット本体214と尿センサ接続部2
12の接続は機械的に213のロックピンで接続されて
いる。本図のロックは樹脂の弾性力と剛性で保持してい
るが、ネジ、摩擦力などによる保持でもかまわない。ま
た、図ではロックピン213はユニット本体211の構
成要素であるが、センサ接続部212の構成要素であっ
てもかまわない。ロックピン213の目的は確実な接合
にあり、他の方法であってもかまわない。センサ部の交
換頻度は高いため、上記の構成によれば、センサ接続部
が摩耗等により交換の必要性が生じても簡単に交換でき
る。
【0131】〔第14実施例〕本実施例は、患者ユニッ
トに関するものであり、図26に基づき説明する。な
お、(a)図は、患者ユニットの斜視図であり、(b)
図は、その断面図である。また、(c)図は患者ユニッ
トの紙おむつへの取り付け状態を示す図であり、(d)
図は、その詳細図である。
【0132】本実施例の患者ユニットは、尿を検出する
手段と検知した信号を送信する患者ユニットとが一体に
なった構成をとる。おむつ濡れは、図25に示す患者ユ
ニット211が検出し、その信号を患者ユニット211
から無線通信で送り知らせる。なお、患者ユニット21
1は無線通信で信号を送らずに自分で報知しても良い。
【0133】本実施例を図26にて説明する。患者ユニ
ット221は、発光部222、受光部223、濡れ測定
回路224、患者ユニット221をおむつ225に固定
するための粘着材225から構成される。濡れ測定回路
224は、濡れを測定する回路、電源、信号を無線で送
信する回路などから構成される。最近では紙おむつの使
用が増え、紙おむつでは尿により発色や消光などして外
部からその濡れがわかるものが多い。すなわち、光の受
発光を利用すれば濡れによる光の強度が変化するので濡
れを検知して報知できるものである。
【0134】発光部222からでた光は、おむつ225
にあたる。おむつ内の濡れにより吸収したりした光を受
光部223で受け濡れ測定回路224で濡れの有無を判
定し、報知する。図では発光部222と受光部223が
別々の構成になっているが、くっついた構造や一つのパ
ッケージに入った一体になっていてもかまわない。一般
に売られている紙おむつで濡れると色の変わるものがあ
るが、患者ユニット221をおむつ225の発色する部
分に装着することにより非常に簡便でしかも尿には非接
触で濡れを検出できる。現在の紙おむつでは吸収材が尿
を吸収すると膨潤し、外部から肉眼で濡れを判断するこ
とができるのでおむつの濡れやすいところに装着するだ
けでも濡れを判断することができる。このように構成す
ることで、非接触で測定でき、かつ紙おむつ225にセ
ンサを装着する必要がないので誰でもが操作することが
可能である。
【0135】患者ユニット221の固定は粘着材226
でなくても吸盤などの負圧を利用したものや、紙おむつ
にあらかじめポケットを設けておいてそこに患者ユニッ
ト221を入れるだけで使用することも可能である。さ
らに、発光部222を持たずに受光部223のみで外部
のからの光を利用しても良い。
【0136】〔第15実施例〕本実施例は、患者ユニッ
トに関するものであり、図27に基づき説明する。な
お、(a)図は、本実施例の患者ユニットの全体図であ
り、(b)図は、患者ユニットの詳細図、(c)図は、
その断面図である。尿を検出する手段と検知した信号を
送信する患者ユニットとが一体になった構成をとる。お
むつ濡れは患者ユニット231が検出し、その信号を患
者ユニット231から無線通信で受信ユニット236に
送り報知するものでおむつの中に患者ユニットを直接入
れて使用するものである。
【0137】図27において、患者ユニット231は、
ハウジング233、電極237、238、濡れ測定回路
234、電源235から構成される。236は受信ユニ
ットまたは表示ユニットである。本図では237、23
8の電極とハウジング233が一体成形で成形されて作
製される例を示した。ハウジング233の中に濡れ測定
回路234及び電源238、送信回路等が組み込まれて
いる。電極237、238および濡れ測定回路234に
て尿による電気的導通を検出し、報知する。報知は患者
ユニット231が直接報知することも可能であるが、図
に示したように無線にて受信ユニット236に信号を送
り報知しても良い。また無線に限らず有線でも良い。こ
のように構成することで、尿を検出する手段を交換する
こと必要が無く作業性が向上するとともに、非常にコン
パクトにすることにより違和感なく直接おむつの中で使
用できる。
【0138】使用後は全体を軽く拭くだけで再使用でき
る。特にハウジング233の材料は使用感、コスト等か
ら樹脂材料が好ましく、撥水性材料を使用するかまたは
表面をできるだけ平滑にすると再使用時の拭き取りが非
常に簡単である。電極237、238の間のハウジング
233の材料に撥水性の樹脂である例えばポリテトラフ
ルオロエチレンなどを使用すると表面張力や濡れ性の関
係で濡れたことを報知する感度を低下させることができ
る。逆に親水性の樹脂では感度を高めることもできる。
おむつだけでなく尿失禁パッド使用時にも利用できる。
【0139】また、患者ユニットが記憶手段を有し、そ
の記憶手段により患者ユニットが作動した回数または作
動したときの時刻またはその両方を記憶、また、その時
の排尿量を記憶することも可能である。そして、その記
憶情報を外部の解析装置により引き出す。その時に患者
ユニットの初期化装置により初期化されるか、または外
部の解析装置により初期化される。
【0140】この構成により、その患者ユニット使用者
が排尿した回数または排尿したときの時刻またはその両
方を知ることができる。特に尿失禁患者の治療において
その治療薬の効果を確認するためにはその患者の失禁回
数やその時刻を知る必要があり、患者ユニットに記憶手
段を付加することにより非常に簡便にかつ正確に失禁患
者の情報を入手することが可能になる。
【0141】さらに、この患者ユニットの記憶手段を使
って、その患者ユニット使用者に排尿時刻を報知するこ
とが可能である。つまり、患者ユニットの記憶手段を使
用してその患者の排尿時刻や排尿量などから排尿パター
ンを把握する。その排尿パターンからその患者が排尿が
予想される時刻のある、時間例えば10分前とか20分
前に患者ユニットから、患者にまもなく排尿があること
を、患者ユニットが直接または報知手段が報知する。こ
の時の報知は音とか振動、電気的刺激等が考えられる。
この信号により患者はトイレ等にいくことにより失禁を
防ぐことが可能になる。さらに失禁の治療にもなる。
【0142】〔第16実施例〕本実施例は、上記第14
実施例の患者ユニットに関するものであり、図24に基
づき説明する。なお、(a)図は、その斜視図であり、
(b)図は、部分断面図である。本実施例は、尿を検出
する手段である尿センサ241と、前記尿センサ241
が検知した信号を送信する患者ユニット244とから構
成される。おむつ濡れは尿センサ241の信号を患者ユ
ニット244が検出し、その信号は患者ユニット244
から無線通信で送られ報知する。なお、患者ユニット2
44は無線通信で信号を送らずにそれ自身が報知しても
良い。本実施例の特徴は尿センサ241がカートリッジ
式に交換可能なことにある。
【0143】図28において、カートリッジ式尿センサ
241は、242、243の電極、フック245とハウ
ジング248から構成される。246、247は電極接
点、患者ユニット244にはハウジング内に濡れ測定回
路や電源、送信回路などが組み込まれている。フック2
45は尿センサ241と患者ユニット244を勘合させ
るためのものである。図ではフック5が全面にあるが尿
センサ241と患者ユニット244の勘合に十分な強度
と電極242、243と電極接点246、247の確実
な接続が可能であれば部分的でも良い。
【0144】使用方法は、尿センサ241と患者ユニッ
ト244を勘合させ、電極242、243と電極接点2
46、247をそれぞれ電気的に接続させる。また、電
極242、243と電極接点246、247を電気的に
確実に接続するために凹凸をつけても良い。さらにカー
トリッジ式尿センサ241に尿センサ241と患者ユニ
ット244がずれないようにストッパーをつけて移動し
ないようにすることも考えられる。電極242、243
および患者ユニット244にて尿による電気的導通を検
出し濡れを報知する。尿センサ241の部分がカートリ
ッジ式になっており、測定毎またはある一定期間後にカ
ートリッジ式尿センサ241を交換して使用する。それ
により電極の劣化による信頼性低下の防止、衛生面で優
れる。
【0145】〔第17実施例〕本実施例は、患者ユニッ
トに関するものであり、図25に基づき説明する。本実
施例の患者ユニットは、尿を検出する手段である尿セン
サと、前記尿センサが検知した信号を送信する患者ユニ
ット251とから構成される。おむつ濡れは尿センサの
信号を患者ユニット251が検出し、その信号は患者ユ
ニット244から無線通信で送られる。本実施例はこの
患者ユニット251に徘徊防止機能を持たせたものであ
る。
【0146】図29において説明すると、尿センサの患
者ユニット251に内蔵で徘徊防止機能を持たせたもの
で、痴呆性老人の場合、尿失禁と共に痴呆による徘徊行
動をする傾向にあり、本患者ユニット251を保持する
ことによりおむつの濡れを検知すると共に徘徊防止をも
はかるものである。患者ユニット251が識別用のID
を持つようにし、またこのIDを認識する装置である受
信ユニット252を例えば戸外に通じるドア253など
に設置することにより本装置を保有する徘徊老人がドア
に近づくと感知してドアを自動的に施錠する、またはナ
ースステーションに設置した表示ユニット254などに
送信し、第三者に報知する。両方の症状を持つ患者にと
って一つで済むことは携帯性で優れ、またコスト的にも
安価に供給できる。表示ユニット254、受信ユニット
252はおむつの濡れを報知するものと同じもの共用し
て使用しても良いし、別のものであっても良い。
【0147】また患者ユニットが受信機能を有すること
により、外部より信号を受信し発信することにより、そ
の人が患者ユニットを有していることがわかる。 〔第18実施例〕本実施例は、尿を検出する手段である
尿センサに関するもので、図30に基づき説明する。
【0148】本実施例の尿センサは、この尿センサ26
5が検知した信号を送信する患者ユニットとから構成さ
れ使用される。おむつ濡れは尿センサ265の信号を患
者ユニットが検出し、その信号は患者ユニットから無線
通信で送られる。患者ユニットは無線通信で信号を送ら
ずにそれ自身が報知しても良い。本実施例について図3
0にて説明する。
【0149】尿センサ265は、電極260、261と
テープ262と剥離紙263から構成される。尿センサ
265は複数個剥離紙263に固定されている。電極2
60、261は金、銀、銅、ニクロム、アルミニウム、
ステンレス、カーボン等の導電性材料からなるが、望ま
しくはカーボンペーストの印刷により形成される。電極
260、261は帯状をしており、その長さは10cm〜10
0cm 、望ましくは50cm〜70cmで幅は0.2cm 〜1cm であ
る。
【0150】図中においては電極260、261は2本
であるが複数の電極を用いる場合もある。電極が複数の
場合は2本の電極間に浮遊状態の電極を形成して複数の
電極が尿によって架橋されると電気的に導通して検出で
きるもので感度を適当に調整することが可能である。テ
ープ262はポリエステル、布、紙などの材料でできて
おり片面が粘着力をもっており、かつ同じ側の面(粘着
面264)に例えば印刷法により電極260、261が
付着している。剥離紙263はテープ262の粘着面2
64が密着することにより電極260、261を保護す
る。
【0151】尿センサ265をこの様な構成にするとセ
ンサ電極260、261を保護した状態でコンパクトに
保管できるとともに、使用時には簡単に取り扱える。さ
らに剥離紙263からはがした後もテープ2が粘着性を
保持しているため、図31のようにおむつ271の内側
に粘着面264にてセンサを確実に固定できるため少量
の排尿でも確実に検出できるという特徴を持つ。
【0152】センサの固定位置はおむつ271とおむつ
272の間でおむつの271の裏側(肌の反対側)が出
力として良好な結果が得られた。図ではおむつ271は
肌側に位置し、おむつ272はおむつカバー273の内
側でおむつ271より外側に位置する。しかし、この位
置に限定するものではない。尿センサ265はテープ2
62にあらかじめ電極260、261を形成しておいて
から電極部260、261以外の部分にだけ粘着材を塗
布することにより作製しても良い。
【0153】〔第19実施例〕本実施例は、尿を検出す
る手段である尿センサ285に関するもので、図32に
その構成を示す。本実施例は、尿センサ285が検知し
た信号を送信する患者ユニットから構成され使用され
る。おむつ濡れは尿センサ285の信号を患者ユニット
が検出し、その信号は患者ユニットから無線通信で送ら
れ、報知される。患者ユニットは無線通信で信号を送ら
ずにそれ自身が報知しても良い。本実施例は、センサの
取扱い性や信頼性を向上するとともにコスト低減をはか
ったもので、図32に示すように上記第17実施例に対
して電極基板286を付加したものである。
【0154】電極基板286は紙、布、ポリエステルな
ど望ましくはポリエチレンテレフタレート製の厚さ10〜
100 μm で幅1cm 〜5cm 、長さ10cm〜100cm 望ましくは
50cm〜70cm短冊状のシートである。電極基板286にあ
らかじめ電極280、281を形成しておいてからテー
プ282に貼ると、テープ282の粘着面284に電極
280、281を直接スクリーン印刷する際にスクリー
ンにテープ280、281が粘着して作業性が悪いとい
ったことが避けられるし、あるいはあらかじめテープ2
82に電極280、281を形成しておいてから電極部
280、281以外の部分にだけ粘着材を塗布するとい
う複雑な工程をとる必要がなくなり、コストの低減がは
かれる。
【0155】〔第20実施例〕本実施例は、上記第17
実施例と第18実施例の尿センサの製造に関するもの
で、取扱い性を改良したものである。第17実施例と第
18実施例のテープに対し、本実施例では面積の大きい
テープを使用し、テープ上に電極を複数形成した後剥離
紙に密着させる。その後個々の尿センサに分かれるよう
に切れ目を入れる。切れ目は個々の尿センサ分かれても
良いし、ミシン目のように尿センサ使用時に容易に分離
して使用できるようになっていれば良い。これによりセ
ンサ部の構造が簡略化でき、コストの低減がはかれる。
また、おむつを交換する介護者などは取扱いが簡単にな
り、作業性も向上する。
【0156】〔第21実施例〕本実施例は、第17実施
例に対して改良したものであり、その構成を図33に示
す。本実施例は、尿センサ294は電極290、291
とテープ292から構成され、テープ292の粘着面上
に電極290、291を直接形成させたものである。
【0157】センサ294は、テープ292につけられ
たミシン目293により容易に切り放すことが可能であ
る。装着状態を図に示すとおむつを交換する人は尿セン
サ294をミシン目293より切り放し、おむつ295
に粘着面を利用して装着する。その後患者ユニット29
6に尿センサ294を接続する。この時テープ292粘
着面を利用して患者ユニット296に接続しても良い。
【0158】本実施例によれば、尿センサ294がテー
プ状になっておりかつコンパクトに構成されているので
介護者はいつもポケット等に尿センサ294を保持する
ことが可能になり、交換に対して対応がしやすいという
効果がある。 〔第22実施例〕本実施例は、尿を検出する手段である
尿センサに関するもので、図34に基づき説明する。
【0159】本実施例では、尿センサ300が検知した
信号を送信する患者ユニットと共に構成され使用され
る。おむつ濡れは、尿センサ300の信号を患者ユニッ
トが検出し、その信号は患者ユニットから無線通信で送
られ報知される。患者ユニットは無線通信で信号を送ら
ずにそれ自身が報知しても良い。本実施例は尿センサ3
00の介護者による取扱い性を向上させたものである。
【0160】本実施例を図34にて説明すると、尿セン
サ300は電極基板301の上に電極302、303を
形成させたものから構成される。電極基板301の材料
は水溶性材料でゼラチンなどのタンパク質、でんぷんな
どの多糖類、ポリビニルアルコールなどの水溶性高分子
材料などが考えられるが、必ずしも水溶性でなくても例
えば洗濯機などで洗濯時に容易にバラバラになるような
紙類例えばトイレットペーパーなどでも良い。電極30
2、303の材料としては金、銀、カーボンなどを印刷
や蒸着により基板上に形成させる。
【0161】尿センサ300の動作としては、電極30
2、303の間の電気的導通により濡れを検出するもの
で、電極基板301は電気的導通を検出するのに必要な
時間溶けることなく電極302、303を保持すること
ができれば良い。そのためには基板301の厚さを調整
するとか、溶けにくい物質を混合するなどしても良い。
【0162】また、電極302、303は水溶性の電極
材料が考えられ、ポリアニリン系の材料などが考えられ
る。尿センサ300は尿がかかることにより電極30
2、303が電気的に導通し濡れがあったことを検出す
る。この様な構成をとることによりおむつを洗濯する時
には溶けてなくなり介護者がおむつを交換する際におむ
つから尿センサ300をいちいち回収する必要がなくな
り、介護者の作業性、取扱い性が非常に向上する。
【0163】〔第23実施例〕本実施例は、尿を検出す
る手段である尿センサに関するもので、図35に基づき
説明する。本実施例の尿センサと、この尿センサ310
が検知した信号を送信する患者ユニットとから構成され
使用される。
【0164】おむつ濡れは、尿センサ310の信号を患
者ユニットが検出し、その信号は患者ユニットから無線
通信で送られ報知される。患者ユニットは無線通信で信
号を送らずにそれ自身が報知しても良い。本実施例は尿
センサ310の介護者による取扱い性を向上させたもの
である。本実施例を図35にて説明すると、尿センサ3
10は電極基板311と電極基板311の上にループ状
に形成した電極312と電極313から構成される。電
極基板311材料としては第21実施例と同様の材料が
考えられる。また、水溶性の電極材料としてはポリアニ
リン系の材料などが考えられる。
【0165】尿センサ310の動作は、電極基板311
の上の電極312や電極313が尿により溶けることに
よって断線し電気的導通のなくなることによりおむつの
濡れを検知するものである。尿センサ310の検出感度
を調整する方法としては、電極312や電極313の尿
による溶ける早さを調整する方法が考えられ、電極31
2や電極313の厚みや材料の変更が考えられる。
【0166】この様な構成をとることにより、おむつを
洗濯する時にはすべて溶けてなくなり介護者がおむつを
交換する際におむつから尿センサ310をいちいち回収
する必要がなくなり、介護者の作業性、取扱い性が非常
に向上する。さらに電極312や電極313をループ状
に形成させる。この時電極313の抵抗は電極312よ
り大きくする必要があり、そのために電極313の幅を
細くしたり、電極材質を変えたりする。本構成にするこ
とにより尿センサ310が前記患者ユニットと電気的接
触しているか判断する、すなわち電極312の両端の電
気的導通を尿センサ310を前記患者ユニットに装着し
たときに測定し尿センサが前記患者ユニットに正しく装
着されているか判断するセルフチェック機構が非常に簡
単に可能になる。
【0167】なお、上記にて、電極をループ状に形成し
た例について説明したが、ループ状でなくてもよく、直
線状であってもよい。要は、電極間に高抵抗部があれば
よい。 〔第24実施例〕本実施例は、尿を検出する手段である
尿センサに関するもので、図36に基づき説明する。
【0168】本実施例は、尿センサ320が検知した信
号を送信する患者ユニット325とともに構成され使用
される。おむつ濡れは、尿センサ320の信号を患者ユ
ニット325が検出し、その信号は患者ユニット325
から無線通信で送られる。患者ユニット325は無線通
信で信号を送らずにそれ自身が報知しても良い。本実施
例について図36に従い示す。
【0169】尿センサ320は電極基板321と、電極
基板321の上に形成された濡れを検出するための電極
322、323と、電極322、323が患者ユニット
325に電気的に接続されているかどうか確認するため
の電極324から構成される。また、患者ユニット32
5はハウジング316、318と、尿センサ320の装
着状態を検出する回路315と、濡れを検出し送信また
は報知する回路及び電源319と、電極322、323
と濡れを検出し送信または報知する回路及び電源319
とを接続する導体327と、電極324とセンサの装着
状態を検出する回路315とを接続する導体328と、
電極322、323、324と導体327、328をそ
れぞれ確実に電気的に接続するための弾力性を有するゴ
ム326と、ハウジング316、318を勘合させるた
めのフック317から主に構成される。
【0170】電極322、323を2つ持ち、その間の
電気的導通を検出するタイプの尿センサでは、初期と尿
センサの外れた時が共に抵抗が無限大であり、両方の違
いを検出することが困難である。患者ユニット325の
作動は次のようである。第3の電極324の例えば図の
電極324のA−B間の電気的導通を測定する。そのと
きの抵抗がある設定値以上または以下になると尿センサ
320の装着状態を検出する回路315は尿センサ32
0が外れたと判断して、濡れを検出し送信または報知す
る回路及び電源319に信号を送り警報を発する。
【0171】本図では、濡れを検出し送信または報知す
る回路及び電源319と尿センサ320の装着状態を検
出する回路315が別回路になっているが一体になって
いてもかまわない。電極322、323、324と導体
327、328をそれぞれ確実に電気的に接続するため
の弾力性を有するゴム326は弾性体であれば良く、バ
ネなどでも良い。また、導体327、328を材料や形
状を工夫することにより弾性力を有するようにすること
も可能で、その時は尿センサ320は必ずしも弾性体で
押さえる必要はなく、確実に電気的導通がはかれる構成
にすれば良い。電極の作製は3つの電極であっても例え
ば印刷で行えば非常に簡単でコスト的にも優れるセンサ
になる。
【0172】本構成をとることにより尿センサ320の
接続に関して信頼性が非常に高くなり、かつそれが非常
にコスト的に有利に作製できることにある。 〔第25実施例〕本実施例は、尿を検出する手段である
尿センサに関するもので、前記尿センサが検知した信号
を送信する患者ユニットとから構成され使用される。お
むつ濡れは尿センサの信号を患者ユニットが検出し、そ
の信号は患者ユニットから無線通信で送られる。患者ユ
ニットは無線通信で信号を送らずにそれ自身が報知して
も良い。
【0173】本尿センサは尿センサの電極上に固定した
化学反応物質にて、例えばグルコースを発酵させエタノ
ールにし、それをエネルギーとして起電力を得るもので
ある。エネルギーとして水素にして利用することも可能
である。尿中の成分としてはグルコースの他に乳酸、ア
スコルビン酸などが考えられる。この時の起電力にて患
者ユニットの電源をONにする事により消費電力を低減
することが可能である。またこのエネルギーにて患者ユ
ニットの電源として使用することも可能である。
【0174】〔第26実施例〕本実施例は、尿を検出す
る手段である尿センサ333を使用するときに使用する
おむつ331、332に関するもので、図37に基づき
説明する。本実施例は、前記おむつ331、332と前
記尿センサ333と前記尿センサ333が検知した信号
を送信する患者ユニットとから構成され使用される。お
むつ濡れは、尿センサ333の信号を患者ユニットが検
出し、その信号は患者ユニットから無線通信で送られ
る。患者ユニットは無線通信で信号を送らずにそれ自身
が報知しても良い。
【0175】本実施例について図37にて説明する。一
般的に患者はおむつを2枚程度使用し、図ではおむつ3
31が患者の肌側、おむつ332がおむつカバー側にあ
る。おむつ332は尿センサ333装着用のポケット3
34を付けたものである。図ではポケット334の3方
向が閉じているが少なくとも2方向が閉じていれば良
く、作業性は2方向の方が優れる。おむつ332にポケ
ット334を付けることにより、尿センサ333を装着
する際に誰でも決まった位置に尿センサ333を装着で
き作業性が非常に向上するとともに、尿センサ333と
おむつ332の密着性が向上し、患者が寝返り等をうっ
ても尿センサ333ずれないために信号の信頼性も向上
する。
【0176】また、図ではおむつ332にポケットが付
いているが、おむつ331でも良く限定しない。またポ
ケットの位置がおむつの表裏どちらでも良い。本出願人
らの実験ではおむつ331の裏側(おむつ332側)か
ら最も良好な出力が得られた。また、図は布おむつの例
を示したが、紙おむつの場合は肌側の水分透過性の不織
布にポケットを設けておいても良い。ポケットは不織布
の表面側(肌側)でも内側(吸収材側)でも良い。
【0177】〔第27実施例〕本実施例は、尿を検出す
る手段である尿センサを使用するときに使用するおむつ
341に関するもので、図38に基づき説明する。本実
施例は、前記おむつ341と前記尿センサと前記尿セン
サが検知した信号を送信する患者ユニットとから構成さ
れ使用される。おむつ濡れは尿センサ333の信号を患
者ユニットが検出し、その信号は患者ユニットから無線
通信で送られる。患者ユニットは無線通信で信号を送ら
ずにそれ自身が報知しても良い。
【0178】本実施例を図38にて説明する。本実施例
は、紙おむつ341に尿センサの装着位置を表示するマ
ーカー342を付けたものである。マーカー342は紙
おむつ341製造時に肌側の水分透過性の不織布に印刷
などにより表示しても良いし、表示後の不織布でおむつ
を製造するなど考えられる。また完成後の紙おむつ34
1にマーカー342をつけても良い。マーカー342は
記号、絵、言葉など何れの表示でも良く、大きさは尿セ
ンサとほぼ同じくらいで良い。図では水分透過性の不織
布にマーカー342を表示したが、内部の吸収材などに
表示しても良く、おむつ341に尿センサを装着すると
きに肉眼で確認できる所であれば良い。
【0179】また、図では紙おむつについて説明した
が、布おむつについても同様に表示することが可能であ
る。布おむつでは刺繍などにより表示するのが洗濯して
も取れないので良いと考えられるが、非水溶性のインク
などにより表示することも可能で刺繍に限るものではな
い。この様におむつに取り付け位置を表示することによ
り、介護者等がおむつに尿センサを装着するときに誰で
もが同じ位置に装着することが可能で、尿センサの信頼
性と尿センサ装着の作業性が非常に向上する。
【0180】〔第28実施例〕本実施例は、尿を検出す
る手段である尿センサに関するもので、図39に基づき
説明する。本実施例は、前記尿センサを紙おむつの中に
形成させ、前記尿センサが検知した信号を送信する患者
ユニットと構成され使用される。
【0181】おむつ濡れは、紙おむつ内の尿センサの信
号を患者ユニットが検出し、その信号は患者ユニットか
ら無線通信で送られる。患者ユニットは無線通信で信号
を送らずにそれ自身が報知しても良い。本実施例は、お
むつに直接電極を形成させたものである。本実施例を図
39にて説明する。
【0182】本実施例の紙おむつ351は、電極35
2、353と、水分透過性不織布354と、吸収材35
5と、水分不透過性表面シート356から構成される。
肌に最も近い水分透過性不織布354に電極352、3
53を形成する。電極352、353の材料は金、銀、
銅、ニクロム、アルミニウム、ステンレス、カーボン等
の導電性材料からなり、また電極352、353の形成
する方法としては蒸着や印刷などがあるが、望ましくは
カーボンペーストの印刷により形成される。電極35
2、353を水分透過性不織布354上に形成させるこ
とにより、水分不透過性表面シート356上に形成させ
たときよりも感度が非常に向上する。水分不透過性表面
シート356上に電極352、353を形成させると、
本出願人らの実験によると紙おむつの装着の仕方により
出力が変化する。これは実験後のおむつを観察すると、
吸収材が股のところでねじれてしまい均一に吸収しない
ために尿の量が少ないときは出力が一定しないためと考
えられる。
【0183】本実施例のおむつ351の作動は電極35
2、353間の電気的導通を検知して前記患者ユニット
に信号を送り、報知する。本構成にすることにより、お
むつの濡れをコストを低く押さえながら、感度良く検出
することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】尿センサ及びその濡れ状態報知装置のシステム
構成図である。
【図2】患者ユニットのブロック図である。
【図3】患者ユニットの検出動作モード時における動作
概略フロー図である。
【図4】患者ユニットのおむつ交換スイッチON時にお
ける動作概略フロー図である。
【図5】管理ユニットのブロック図である。
【図6】管理ユニットの表示例である。
【図7】管理ユニットの患者登録時(a)とデータ受信
時(b)の動作概略フロー図である。
【図8】受信ユニットと表示ユニットのブロック図であ
る。
【図9】表示ユニットの患者ユニットからのデータ受信
時における動作概略フロー図である。
【図10】病室の配置の一例を示す図である。
【図11】表示ユニットの表示例である。
【図12】管理ユニットに保存された排尿時刻と排尿信
号のデータをグラフ化した例である。
【図13】図10のデータをデータ処理し、その結果を
グラフ化した例である。
【図14】尿センサ及びその濡れ状態報知装置のシステ
ム構成図である。
【図15】受信ユニットと表示ユニットのブロック図で
ある。
【図16】表示ユニットの表示例(a)と管理ユニット
の表示例(b)である。
【図17】管理ユニットのブロック図である。
【図18】尿センサ及びその濡れ状態報知装置のシステ
ム構成図である。
【図19】一般家庭における尿センサ及びその濡れ状態
報知装置のシステム構成図である。
【図20】患者ユニットのブロック図である。
【図21】(a)は、患者ユニットの検出動作モード時
における動作の動作概略フロー図である。(b)は、お
むつ交換スイッチON時における動作の動作概略フロー
図である。
【図22】患者ユニットの断面図である。
【図23】患者ユニットの断面図である。
【図24】患者ユニットの断面図である。
【図25】患者ユニットの斜視図である。
【図26】患者ユニットの外観斜視図、断面図および患
者ユニットをおむつに装着したときの断面図である。
【図27】患者ユニットをおむつに装着したときの外観
図および患者ユニットの外観斜視図、患者ユニットの断
面図である。
【図28】患者ユニットおよびカートリッジ式尿センサ
の外観斜視図、および部分断面図である。
【図29】患者ユニットに徘徊防止機能を付加したとき
のシステム構成図である。
【図30】尿センサの外観図および断面図である。
【図31】図30のおむつへの装着状態を示す図および
A視図、断面AA図である。
【図32】尿センサの外観図および断面図である。
【図33】尿センサの外観斜視図(a)およびおむつに
装着したときの状態を示す図(b)である。
【図34】尿センサの外観斜視図である。
【図35】尿センサの外観斜視図である。
【図36】尿センサの外観斜視図および患者ユニットの
断面図である。
【図37】尿センサをおむつに装着したときの状態を示
した図である。
【図38】おむつに尿センサを装着する位置を示した図
である。
【図39】尿センサが一体になったおむつの断面図であ
る。
【符号の簡単な説明】
1、151、161、171、191、200、21
1、221、231、244、251、325 患者ユ
ニット 2、236、252 受信ユニット 3、6、254 表示ユニット 4、7 管理ユニット 5、155、165、175、195、215、21
8、265、285、294、320、333 尿セン
サ 13、173 ランダムパワーON回路 14 コネクタ接続セルフチェック 16 全波整流回路 22、176 EEPROM 26、168 おむつ交換スイッチ 131 濡れレベル設定スライドボリューム 132 音量設定スライドボリューム 133 表示切り換え設定ボタン 162 携帯可能な表示ユニット 167 尿センサの抵抗変化により作動するトランジス
ター 174 オートパワーOFF回路 177 コネクタ接続セルフチェック 183、193 プッシュピン 189、199 リセットスイッチ 198、212 尿センサ接続部 192 リセットされたことを表示するLED 207 Oリング 217、224 濡れ測定回路 222 発光部 223 受光部 237、238、324 電極 241 カートリッジ式尿センサ 253 ドア 262、282 テープ 263、283 剥離紙 271、272、295、331、332 おむつ 286 電極基板 293 ミシン目 315 320の尿センサの装着状態を検出する回路 334 おむつについたポケット 341 紙おむつ 342 マーカー 351 尿センサ付きおむつ 354 水分透過性不織布 352、353 電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01N 25/00 Z 27/04 A 9115−2J (72)発明者 高木 知己 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内 (72)発明者 射延 泰二 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内

Claims (52)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排尿を検出する尿検出手段と、 この尿検出手段が検知した信号を送信する信号送信手段
    と、 この信号送信手段の信号を受信して表示する表示手段
    と、 前記信号送信手段の信号を管理して処理する管理手段
    と、 を具備した濡れ状態報知装置。
  2. 【請求項2】 前記表示手段は、前記信号送信手段の信
    号を受信する受信部と、 この受信部にて受信された信号を表示する表示部と、 からなる請求項1記載の濡れ状態報知装置。
  3. 【請求項3】 前記信号送信手段の信号を受信したと
    き、前記表示手段と前記管理手段の両方またはいずれか
    一方で報知する報知手段を具備した請求項1もしくは請
    求項2記載の濡れ状態報知装置。
  4. 【請求項4】 前記報知手段は、音声で介護者に報知す
    る音声発信部を備えることを特徴とする請求項3記載の
    濡れ状態報知装置。
  5. 【請求項5】 前記表示手段と前記管理手段の両方また
    はいずれか一方において、データを入力するデータ入力
    手段を具備した請求項1乃至請求項4記載の濡れ状態報
    知装置。
  6. 【請求項6】 前記データ入力手段は、各患者毎のデー
    タを入力することを特徴とする請求項5記載の濡れ状態
    報知装置。
  7. 【請求項7】 前記データ入力手段は、データを入力す
    るタッチパネルまたはキーボードまたは可変ボリューム
    またはバーコードスキャナーまたはそれらの組み合わせ
    であることを特徴とする請求項5もしくは請求項6記載
    の濡れ状態報知装置。
  8. 【請求項8】 前記表示手段と前記管理手段の両方また
    はいずれか一方において、前記信号送信手段の配置を表
    示する配置表示部を備えることを特徴とする請求項1乃
    至請求項7記載の濡れ状態報知装置。
  9. 【請求項9】 前記表示手段と前記管理手段の両方また
    はいずれか一方において、前記尿検出手段が排尿を検出
    してからの経過時間または濡れ具合またはその両方を表
    示する排尿状態表示部を備えることを特徴とする請求項
    1乃至請求項8記載の濡れ状態報知装置。
  10. 【請求項10】 前記表示手段を、病室の入口近傍に設
    置することを特徴とする請求項1乃至請求項9記載の濡
    れ状態報知装置。
  11. 【請求項11】 前記表示手段を、一般家庭の居間また
    は台所に設置することを特徴とする請求項1乃至請求項
    9記載の濡れ状態報知装置。
  12. 【請求項12】 前記音声発信部は、マニュアルで音声
    を設定可能であることを特徴とする請求項3記載の濡れ
    状態報知装置。
  13. 【請求項13】 前記音声発信部は、設定した時間帯に
    応じて音量を調節する自動音量調節部を備えることを特
    徴とする請求項3記載の濡れ状態報知装置。
  14. 【請求項14】 前記信号送信手段に信号を受信する手
    段を付加し、前記表示手段と前記管理手段のいずれか一
    方が信号を送信する手段を付加することを特徴とする請
    求項1記載の濡れ状態報知装置。
  15. 【請求項15】 前記信号送信手段にエネルギを受信す
    るエネルギ受信手段を付加し、前記表示手段または前記
    受信手段のいずれか一方にエネルギを供給するエネルギ
    供給手段を具備することを特徴とする請求項1乃至請求
    項14記載の濡れ状態報知装置。
  16. 【請求項16】 前記管理手段は、各患者の排尿データ
    を演算処理する演算機能部を具備することを特徴とする
    請求項1乃至請求項15記載の濡れ状態報知装置。
  17. 【請求項17】 前記表示手段は、請求項1乃至請求項
    16記載の濡れ状態報知装置。
  18. 【請求項18】 排尿を検出する尿検出手段と、 この尿検出手段が検知した信号を送信する信号送信手段
    と、 この信号送信手段の信号を受信して表示する表示手段
    と、 を具備し、前記表示手段は、介護者が保持できるように
    携帯可能であることを特徴とする濡れ状態報知装置。
  19. 【請求項19】 排尿を検出する尿検出手段と、 交流を発生する交流発生手段と、 この交流発生手段にて発生する交流により駆動され、前
    記尿検出手段が検出した信号を検知する信号検知手段
    と、 この信号検知手段が検知した信号を送信する信号送信手
    段と、 を具備する尿検出装置。
  20. 【請求項20】 排尿を検出する尿検出手段と、 この尿検出手段が検出した信号を検知する信号検知手段
    と、 この信号検知手段が検知した信号を送信する信号送信手
    段と、 前記信号検知手段と前記信号送信手段に電力を供給する
    電源と、 前記信号検知手段と前記信号送信手段が消費する電力を
    調節する省電力回路と、 を具備する尿検出装置。
  21. 【請求項21】 排尿を検出する尿検出手段と、 この尿検出手段が検出した信号を検知する信号検知手段
    と、 この信号検知手段が検知した信号を送信する信号送信手
    段と、 前記尿検出手段が前記信号検知手段に接続されているか
    どうかを検査する接続検査手段と、 を具備する尿検出装置。
  22. 【請求項22】 前記信号送信手段は、前記接続信号検
    査手段からの検査信号を送信する検査信号送信部を具備
    する請求項21記載の尿検出装置。
  23. 【請求項23】 排尿を検出する尿検出手段と、 この尿検出手段が検出した信号を検知する信号検知手段
    と、 この信号検知手段が検知した信号を送信する信号送信手
    段と、 前記信号検出手段を初期化する初期化手段と、 を具備する尿検出装置。
  24. 【請求項24】 前記初期化手段が初期化したことを報
    知する報知手段を具備する請求項23記載の尿検出手
    段。
  25. 【請求項25】 前記尿検出手段が取り外し可能に形成
    され、 前記初期化手段は、前記尿検出手段の取り付けに連動し
    て初期化することを特徴とする請求項23もしくは請求
    項24記載の尿検出装置。
  26. 【請求項26】 排尿を検出する尿検出手段と、 この尿検出手段が検出した信号を検知する信号検知手段
    と、 この信号検知手段が検知した信号を送信する信号送信手
    段と、 前記検出回路が複数台同時に作動するときのそれぞれの
    前記検出回路を識別するための識別符号を保持する識別
    符号保持手段と、 を具備する尿検出装置。
  27. 【請求項27】 前記信号送信手段は、前記信号検知手
    段が検知した信号の送信と共に前記識別符号保持手段が
    保持している識別符号を送信することを特徴とする請求
    項26記載の尿検出装置。
  28. 【請求項28】 排尿を検出する尿検出手段と、 この尿検出手段が検出した信号を検知する信号検知手段
    と、 この信号検知手段が検知した信号を送信する信号送信手
    段と、 前記尿検出手段が前記信号検知手段に接続されているか
    どうかを検査する接続検査手段と、 前記信号検出手段を初期化する初期化手段と、 前記信号検知手段と前記信号送信手段が消費する電力を
    調節する省電力回路と、 前記検出回路が複数台同時に作動するときのそれぞれの
    前記検出回路を識別するための識別符号を保持する識別
    符号保持手段と、 を備え、前記信号送信手段は、前記信号検知手段が検知
    した信号の送信と共に前記識別符号保持手段が保持して
    いる識別符号を送信することを特徴とする尿検出装置。
  29. 【請求項29】 排尿を検出する尿検出手段と、 この尿検出手段が検出した信号を検知する信号検知手段
    と、 この信号検知手段が検知した信号を送信する信号送信手
    段と、 この尿検出手段が尿を検出した時に前記信号検知手段及
    び前記信号送信手段に電力を供給して駆動する自動駆動
    手段と、 を具備する尿検出装置。
  30. 【請求項30】 前記信号検知手段と前記信号送信手段
    が消費する電力を調節する省電力回路を具備する請求項
    29記載の尿検出装置。
  31. 【請求項31】 排尿を検出する尿検出手段と、 この尿検出手段が検出した信号を検知する信号検知手段
    と、 この信号検知手段が検知した信号を送信する信号送信手
    段と、 この尿検出手段が尿を検出した時に前記信号検知手段及
    び前記信号送信手段に電力を供給して駆動する自動駆動
    手段と、 前記検出回路が消費する電力を調節する省電力回路と、 前記尿検出手段が前記検出回路に接続されているかどう
    かを検査する接続検査手段と、 前記検出回路を初期化する初期化手段と、 前記初期化手段が作動したとき、前記回路の状態を表示
    する表示手段と、 前記検出回路が複数台同時に作動させる場合、それぞれ
    の前記検出回路を識別するための識別符号を保持する識
    別符号保持手段と、 を備え、前記信号検知手段が信号を検知した時、該信号
    と前記識別符号保持手段が保持している識別符号のどち
    らか一方または両方を送信することを特徴とする濡れ状
    態報知装置。
  32. 【請求項32】 排尿を検出する尿検出手段と、 この尿検出手段が検出した信号を検知する信号検知手段
    と、 前記信号検知手段により検知された信号を記憶する記憶
    手段と、 この信号検知手段が検知した信号を送信する信号送信手
    段と、 を具備する尿検出装置。
  33. 【請求項33】 排尿を検出する尿検出手段と、 この尿検出手段が検出した信号を検知する信号検知手段
    と、 この信号検知手段が検知した信号を送信する信号送信手
    段と、 を備え、前記信号検知手段及び前記信号送信手段が防水
    構造であることを特徴とする尿検出装置。
  34. 【請求項34】 排尿を検出する尿検出手段と、 この尿検出手段が検出した信号を検知する信号検知手段
    と、 この信号検知手段が検知した信号を送信する信号送信手
    段と、 前記信号検知手段と前記信号送信手段に電力を供給する
    電源と、 を備え、前記信号検知手段及び前記信号送信手段と前記
    電源が別々に防水構造であることを特徴とする尿検出装
    置。
  35. 【請求項35】 排尿を検出する尿検出装置であって、 光を発する発光部と、 この発光部からの光を受ける受光部と、 この受光部にて受光した光を識別する演算手段と、 を具備する尿検出装置。
  36. 【請求項36】 排尿を検出する尿検出装置であって、 温度を検知する温度検知手段と、 この温度検知手段にて検知された温度に基づき排尿の有
    無を判断する判断手段と、 を具備する尿検出装置。
  37. 【請求項37】 排尿を検出する尿検出手段と、 前記尿検出手段が検知した信号を処理する信号処理手段
    と、 尿検出手段が取り外し可能に設けられ、かつ前記信号処
    理手段と取り外し可能に接続された接続部材と、 を具備することを特徴とする尿検出装置。
  38. 【請求項38】 排尿を検出する尿検出手段と、 前記尿検出手段が検知した信号を処理する信号処理手段
    と、 を備え、前記尿検出手段と前記信号処理手段とが一体構
    造であることを特徴とする尿検出装置。
  39. 【請求項39】 前期信号処理手段が、前記信号検知手
    段により検知された信号を記憶する記憶手段を有するこ
    とを特徴とする請求項38記載の尿検出装置。
  40. 【請求項40】 前記尿検出手段が交換可能であること
    を特徴とする請求項38もしくは請求項39記載の尿検
    出装置。
  41. 【請求項41】 前記信号処理手段が、外部からの情報
    を記憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶された情報に基づいて報知する報知
    手段と、 を備えることを特徴とする請求項38乃至請求項40記
    載の尿検出装置。
  42. 【請求項42】 排尿を検出する尿検出手段と、 前記尿検出手段が検知した信号を送信する信号送信手段
    と、 から構成され、前記送信手段が有する識別符号と別の識
    別符号を前記送信手段に有することを特徴とする尿検出
    装置。
  43. 【請求項43】 粘着性テープと、 この粘着性テープの粘着面側に配置された電極と、 を備えることを特徴とする尿センサ。
  44. 【請求項44】 前記粘着性テープの粘着面に剥離紙を
    具備することを特徴とする請求項43記載の尿センサ。
  45. 【請求項45】 排尿を検出する尿センサにおいて、 可溶性のテープと、このテープ上に設けられた可溶性の
    電極とを備える尿センサ。
  46. 【請求項46】 排尿を検出する尿センサにおいて、 テープと、このテープ上に設けられた導電性の電極部と
    からなり、前記電極部は、尿により溶けることを特徴と
    する尿センサ。
  47. 【請求項47】 排尿を検出する尿センサにおいて、 並列に設けられ、尿を検出する一対の電極部と、 この一対の電極と測定回路との接続を確認する第3の電
    極部と、 を備える尿センサ。
  48. 【請求項48】 排尿を検出する尿センサにおいて、 テープと、このテープ上に設けられた導電性の電極部と
    からなり、前記電極部間に高抵抗な高抵抗部を備えるこ
    とを特徴とする尿センサ。
  49. 【請求項49】 排尿を検出する尿検出手段と、 この尿検出手段の信号を検知する信号検知手段と、 尿中の成分と反応して起電力を発生し、この起電力によ
    り前記信号検知手段を駆動する起電力発生物質と、 を具備することを特徴とする尿検出装置。
  50. 【請求項50】 排尿を検出する尿検出手段を使用する
    おむつであって、 前記尿検出手段を設置する場所を記す設置位置表記手段
    を備えることを特徴とするおむつ。
  51. 【請求項51】 前記設置位置表記手段は、前記尿検出
    手段を収納可能なポケットであることを特徴とする請求
    項50記載のおむつ。
  52. 【請求項52】 排尿を検出する尿検出手段を備えるお
    むつであって、 水分透過性不織布に電極を配置したことを特徴とするお
    むつ。
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