JPH10146366A - 看護支援装置 - Google Patents

看護支援装置

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JPH10146366A
JPH10146366A JP32220896A JP32220896A JPH10146366A JP H10146366 A JPH10146366 A JP H10146366A JP 32220896 A JP32220896 A JP 32220896A JP 32220896 A JP32220896 A JP 32220896A JP H10146366 A JPH10146366 A JP H10146366A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 病院内のナースコール装置連動の看護支援装
置がナースステーションで起呼患者を表示する際に、ナ
ースに対して看護活動の個別的指針を与えるような起呼
患者固有の個人看護情報を同時的に表示することで、看
護情報の取扱いを的確、容易にする。 【構成】 ベッドに設置された患者起呼情報手段A1か
らの患者起呼情報に応答して、起呼患者特定手段Bがベ
ッド対応で起呼患者を特定する。特定された起呼患者の
患者起呼情報を患者起呼情報表示手段Cが起呼患者対応
の患者起呼情報表示部位Caとしての「患者」枠を変色
させて表示する。この間、個人看護情報表示手段Dが
「患者」枠内に「分護区分情報」などの第1群個人看護
情報を記号で経常的に表示する。個人看護情報表示手段
Dは、また、「患者」枠とは別の画面上の頁に起呼患者
に対応する「疾患情報」などの第2群個人看護情報を改
頁操作により随時的に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、病院内に設置され
て、患者とナースステーション間の音声通信の用に供さ
れるインタホン装置(ナースコール装置と通称されてい
る)であって、患者側からナースステーションへの呼び
出し(以下患者起呼という)が、その呼び出しの行われ
る病院内の場所(以下起呼場所という)としてのベッド
に対応させて、その呼び出しを行った患者(以下起呼患
者という)を特定するものの拡張改良に関連し、とりわ
け、ナースステーションにおける起呼患者の表示に際し
て、看護婦による看護活動の個別的指針を与えるような
起呼患者個有の看護情報(以下、個人看護情報という)
を同時的に表示可能とした看護支援装置に関する。
【0002】
【従来の技術】病院内に設置されて、主として起呼場所
としてのベッド対応の起呼患者からの患者起呼に対し
て、ナースステーション側の操作者(主として看護婦)
が被呼者として応答し、又は逆にナースステーション側
の操作者からの起呼に対して、操作者により被呼者とし
て指定された患者(以下被呼患者という)が応答し、起
呼患者と被呼者としての操作者との間、又は起呼者とし
ての操作者と被呼患者との間に電気的通話路を確立し、
両者間の通話を可能にするようなナースコール装置に関
しては従前から種々のものが実用化されて多用されてい
る。これら従前のナースコール装置は、専ら、通信装置
としての機能、即ち、通話路の確立を含めた通話機能の
達成を主眼とするものであった。従って、かかる従前装
置にあっては、起呼患者又は被呼患者の個人看護情報に
関しては、ナースコール装置とは別個独立に備えられた
看護記録台帳などに帳簿形式で纏めて記録されていて、
その一部分の情報、例えば、介護区分情報(担送、護
送、独歩)、看護婦担当情報(看護婦チーム)、担当医
師情報などがそこから抽出されて、ナースステーション
内のボード上に起呼患者又は被呼患者との対応関係の特
定を欠いたまま、一覧表形式で包括的に表示されるのが
普通である。そして、ナースコール装置による通話路確
立機能を看護記録台帳などからの個人看護情報の検索表
示機能に対して連係させることで、起呼患者又は被呼患
者との対応関係の下で個人看護情報を個別的に検索表示
するような機能はいまだ達成されていない。近時、看護
記録台帳などの個人看護情報の記録媒体自体が、コンピ
ュータ内のファイルとして形成される場合もしばしばあ
るが、その場合でも、ナースコール装置による通話路確
立機能と、個人看護情報の起呼患者又は被呼患者対応の
個別的な検索表示機能との連係は達成されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】故に、従前のナースコ
ール装置にあっては、ベッド対応の起呼患者からの患者
起呼情報が、ナースステーション側の操作者である看護
婦に対して発せられた場合に、ナースステーション側の
看護婦はそのたびに、看護活動の個別的な指針を与える
起呼患者に個有の個人看護情報、例えば、介護区分情報
(担送、護送、独歩)、看護区分情報(看護度)、看護
担当情報(看護婦チーム)、疾患情報(病名+付記)、
医師担当情報、患者状況情報(在室、外泊中、外出)を
即座に参照して適切な看護行動を起すのに、ナースコー
ル装置とは別個独立に備えられた看護記録台帳などをい
ちいち捲って、又は、それに対応してコンピュータ内に
形成されている看護記録ファイルをキーボード操作で検
索して対処する作業は、煩雑に耐えないし、そのことに
起因する看護情報の錯綜も避け難いという問題点があっ
た。この場合、個人看護情報中の所定部分を予めナース
ステーション内のボード上に表示しておくにしても、通
常的なボード上で表示可能な情報量(文字数)は相当に
制約されたものにならざるを得ず、しかも、個人看護情
報は変動性の情報であるので、ボード上での表示の書き
直しなどの更新処理作業に混乱を生じ、そのことも看護
情報の錯綜の原因になり易いという問題点があった。そ
して、このような問題点は、ナースステーション側の操
作者である看護婦からの起呼情報が、ベッド対応の被呼
患者に対して発せられる場合にも全く同様に妥当する。
さらに、従前のナースコール装置に患者起呼情報手段と
して採用されている押ボタンなどは、ベッド上での起呼
患者の起呼操作に応動して、患者起呼情報を発し、起呼
場所としてのベッドに関係付けて、即ち、ベッド対応
で、起呼患者を特定するものであるので、ベッド以外の
場所、例えば、トイレ、浴室、洗面所、洗濯室、汚物
室、処置室、休憩室などからの起呼情報(以下、場所起
呼情報という)に関しては、起呼場所と起呼患者とを一
義的に関係付けることができないので、場所起呼情報の
みに基づいて、個人看護情報を参照することはできな
い。従って、このような場所起呼情報は、ベッド対応の
患者起呼情報から区別して情報処理されない限り、個人
看護情報の処理に錯綜を生じてしまうという問題点もあ
った。そして、上述のような場所起呼情報が発せられた
場合には、ナースステーション側の操作者である看護婦
は、場所起呼情報に対しても場所起呼情報が発せられた
場所において、場所起呼情報を発した患者との通話を即
刻開始することで、患者の状況を把握したうえで、ベッ
ド対応の関係付けを離れて、場所起呼情報を発した患者
を特定しなければならず、さもなくば、場所起呼情報を
発した患者の個人看護情報を参照することができないと
いう問題点もあった。さらに、ナースステーション側の
操作者である看護婦が1つの患者起呼情報又は1つの場
所起呼情報を受けてから、この起呼情報に対処すべく、
起呼患者又は起呼場所(そこで、場所起呼情報を発した
患者)との通話を開始する以前に、1つ又はそれ以上の
数の患者起呼情報又は場所起呼情報が発せられた場合
(以下、重複起呼情報の場合という)には、どの起呼情
報に対してどのような通話優先順位で対処して、優先通
話起呼患者又は優先通話起呼場所を特定すべきかを個人
看護情報に基づいて適切に判断するのに、いちいち看護
記録台帳を捲ったり、コンピュータ内の看護記録ファイ
ルをキーボード操作で検索したりするのは煩雑に耐えな
いという問題点もあった。
【0004】それに加えて、ベッド対応の患者起呼情報
とベッド以外の場所対応の場所起呼情報との併存を前提
とするナースコール装置にあっては、とりわけ、患者起
呼情報の通話優先順位との関係で、場所起呼情報のそれ
が適切に設定されていない限り、トイレや浴室などのよ
うに、急性病状への緊急の対応が必要とされる可能性の
高い場所からの場所起呼情報に対して適切な通話優先順
位を確保して、優先通話起呼場所を特定することができ
ないという問題点もあった。さらに、従前のナースコー
ル装置にあっては、ベッド対応で患者を特定する患者起
呼情報に関係付けて、個人看護情報を検索表示するもの
である以上、患者が他のベッドに移動した場合には、移
動先のベッド対応で患者を特定し直さなければならない
ので、従前装置がそうであったように、ナースステーシ
ョン内のボードや装置近傍の表示箇所などにベッド対応
で個人看護情報が表示されている場合には、そこに表示
されている個人看護情報のすべてを移動先のベッド対応
のものに表示し直すための表示変更作業が必要となり、
このような表示変更作業は煩雑に耐えないばかりか、作
業に際しての誤記などに起因して個人看護情報の表示に
錯綜を生じ易いという問題点もあった。さらに、従前の
ナースコール装置にあっては、個人看護情報、とりわけ
患者状況情報(在室、外泊中、外出)の検索処理作業と
の連係が確保されておらず、個人看護情報は、別個独立
の看護記録ファイルの検索処理により把握されていたの
で、病院内を移動中の婦長や医師がハンドセット(携帯
用無線送受信機)からナースコール装置のナースステー
ション側に対して起呼情報を発して、ナースステーショ
ン側の操作者である看護婦に空きベッド数などの在室状
況数を問い合せて、即座の回答を得ることが困難である
という問題点もあった。以上の諸問題点を解消するよう
な看護支援装置を提供することが請求項1〜18記載の
発明の課題である。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1〜5記載の発明
は、上記従前装置における個人看護情報の検索処理作業
の煩雑さやそれに伴う情報の錯綜の問題点に鑑み、起呼
患者ごとの個人看護情報表示部位に起呼患者の個人看護
情報を検索して表示することにより、上記問題点を解消
し、起呼患者の確認と同時平行的に当該起呼患者の個人
看護情報の確認をも可能にするものである。請求項6記
載の発明は、上記従前装置におけるベッド以外の場所対
応の場所起呼情報の取扱いに起因する個人看護情報処理
上の錯綜の問題点に鑑み、場所起呼情報をベッド対応の
患者起呼情報から区別して情報処理することにより、上
記問題点を解消し、場所起呼情報に関しては、起呼場所
に関係付けるような個人看護情報の検索表示処理を行わ
ないようにするものである。請求項7・9記載の発明
は、上記従前装置におけるベッド以外の場所対応の場所
起呼情報を発した患者の個人看護情報の検索表示処理の
問題点に鑑み、場所起呼情報が発せられた場所に居る起
呼者の患者とナースステーション側の被呼者との間にも
通話路を確立することにより、上記問題点を解消し、被
呼者が起呼者の患者の状況を把握しながら起呼患者を特
定して当該患者の個人看護情報を即座に参照可能とする
ものである。請求項8・9記載の発明は、上記従前装置
における重複起呼情報の場合の優先通話起呼患者と優先
通話起呼場所の特定の煩雑さの問題点に鑑み、各起呼患
者の個人看護情報対応の通話優先順位情報に基づいて、
優先通話起呼患者を特定し、各起呼場所対応の通話優先
順位情報に基づいて、優先通話起呼場所を特定すること
によって、上記問題点を解消し、重複起呼情報に対処し
て、優先通話起呼患者と優先通話起呼場所とを即座に自
動的に特定できるようにするものである。請求項10〜
12記載の発明は、上記従前装置における被呼患者につ
いての個人看護情報の検索処理作業の煩雑さやそれに伴
う情報の錯綜の問題点に鑑み、ナースステーション側の
操作者である看護婦からの起呼情報が被呼患者に対して
発せられる場合でも、ベッド対応で被呼患者の個人看護
情報を検索して表示することにより、上記問題点を解消
し、被呼者の確認と同時平行的に当該被呼患者の個人看
護情報を確認することをも可能にするものである。請求
項13〜16記載の発明は、上記従前装置における患者
移動時の表示変更作業の煩雑さやそれに伴う表示の錯綜
の問題点に鑑み、移動対象患者の患者起呼情報表示部位
を移動先の患者起呼情報表示部位に変更する処理に連動
させて、移動対象患者の個人看護情報のすべてを移動先
のベッド対応のものに変更することにより、上記問題点
を解消し、患者移動処理時に、移動対象患者についての
患者起呼情報表示部位の変更処理と同時平行的に個人看
護情報についての変更処理を即座に自動的に行うことが
できるようにするものである。請求項17〜18記載の
発明は、従前装置における空ベッド数などの在室状況数
の把握の問題点に鑑み、ナースステーション側の操作者
による在室状況数確認操作に応答して、個人看護情報の
うちの患者状況情報(在室、外泊中、外出)とベッド総
数とに基づいて在室状況数計数処理を行うことにより、
上記問題点を解消し、在室状況数に関するナースコール
装置経由の問い合せに対して即座の回答が得られるよう
にするものである。
【0006】
【作用】請求項1〜5記載の発明の構成は、図1のクレ
ーム対応図に示されるように、病院内の所定の起呼場所
としてのベッドに設置された患者起呼情報手段A1,A
2…が患者による起呼操作に応動して、患者起呼情報を
発すると、これに応答して、起呼患者特定手段Bが起呼
場所としてのベッド対応で起呼患者を特定し、そこで特
定された起呼患者の患者起呼情報を患者起呼表示手段C
が当該起呼患者の患者起呼情報表示部位Caに表示し、
これに連動して、個人看護情報表示手段Dが当該特定さ
れた起呼患者の個人看護情報、例えば患者状況情報(在
室、外泊中、外出)、介護区分情報(担送、護送、独
歩)、看護区分情報(看護度)、看護婦担当情報(看護
婦チーム)、疾患情報(病名+付記)、医師担当情報な
どを個人看護情報記憶手段Eから読み出して、当該起呼
患者の個人看護情報表示部位Daに表示するように作用
する。とりわけ、請求項2〜5記載の発明の構成は、個
人看護情報のうちの患者状況情報、介護区分情報、看護
婦担当情報などの第1群個人看護情報を患者起呼情報表
示部位と画面上の同一頁に形成された第1群個人看護情
報表示部位に表示し、個人看護情報のうちの看護区分情
報、疾患情報、医師担当情報などの第2群個人看護情報
を患者起呼情報表示部位の画面上の頁に後続する画面上
の頁に形成された第2群個人看護情報表示部位に表示す
るように作用する。請求項6記載の発明の構成は、図1
のクレーム対応図に示されるように、病院内の所定の起
呼場所としてのベッド以外の場所、例えば、トイレ、浴
室、洗面所、洗濯室、汚物室、処置室、休憩室などに設
置された場所起呼情報手段F1,F2…がそこで患者に
よる起呼操作に応動して場所起呼情報を発すると、これ
に応答して、起呼場所特定手段Gがベッド以外の場所対
応で起呼場所を特定し、そこで特定された起呼場所の場
所起呼情報を場所起呼表示手段Hが該当の場所起呼情報
表示部位Haに表示し、その際、個人看護情報表示手段
Dの表示動作をこれに自動的に連動させないように作用
する。
【0007】請求項7記載の発明の構成は、図1のクレ
ーム対応図に示されるように、患者起呼情報又は場所起
呼情報を確認して、ナースステーション側の操作者が被
呼通話操作を行うと、それに応動して、被呼通話信号生
成手段Iが被呼通話信号を生成し、これに応答して、イ
ンタホンなどの電気的通話手段JA,JBが起呼患者特
定手段Bにより特定された起呼患者又は起呼場所特定手
段Gにより特定された起呼場所とナースステーション側
の操作者との間に電気的通話路を確立し、起呼患者又は
起呼場所と操作者とを通話可能にするように作用する。
請求項8記載の発明の構成は、図1のクレーム対応図に
示されるように、優先通話起呼患者・場所特定手段Kが
被呼通話信号生成手段Iからの被呼通話信号の生成以前
における患者起呼情報手段A1,A2…からの患者起呼
情報又は場所起呼情報手段F1,F2…からの場所起呼
情報の発生が2以上であること、即ち、重複起呼情報で
あることを検出した場合には、当該検出された2以上の
各患者起呼情報又は各場所起呼情報を発した各起呼患者
又は各起呼場所を起呼患者特定手段B又は起呼場所特定
手段Gにより特定し、当該特定されたベッド対応の各起
呼患者の通話優先順位情報又は起呼場所としてのベッド
以外の場所の通話優先順位情報を通話優先順位情報記憶
手段Lから読み出して、当該読み出された通話優先順位
情報に基づいて、当該重複起呼情報を発した各起呼患者
又は各起呼場所の中から優先通話起呼患者又は優先通話
起呼場所を特定し、電気通話手段JA,JBが被呼通話
信号生成手段Iからの被呼通話信号に応答して、優先通
話起呼患者又は優先通話起呼場所とナースステーション
側の操作者との間に電気的通話路を確立し、優先通話起
呼患者又は優先通話起呼場所と操作者とを通話可能にす
るように作用する。
【0008】請求項10〜12記載の発明の構成は、図
1のクレーム対応図に示されるように、ナースステーシ
ョン側の操作者がベッド対応で被呼患者指定操作を行う
と、これに応動して、被呼患者指定手段Mが被呼患者を
指定し、次いで操作者が起呼通話操作を行うと、これに
応動して、起呼通話信号生成手段Mがナースステーショ
ン側からの起呼信号を生成し、これに応答して、電気的
通話手段JAが指定された被呼患者とナースステーショ
ン側の操作者との間に電気的通話路を確立し、被呼患者
と操作者とを通話可能にするように作用する。請求項1
3〜16記載の発明の構成は、図1のクレーム対応図に
示されるように、操作者による患者移動処理操作に応動
して、患者移動処理信号生成手段Oが患者移動処理信号
を生成し、操作者による移動対象患者指定操作に応動し
て、移動対象患者指定信号生成手段Pが移動対象患者指
定信号を生成し、操作者による移動先指定操作に応動し
て、移動先指定信号生成手段Qが移動先指定信号を生成
し、患者移動処理手段Rが患者移動処理信号と移動対象
患者指定信号と移動先指定信号とに応答して、移動対象
患者の患者起呼情報表示部位Caを移動先指定部位であ
る移動先の患者起呼情報表示部位に変更する処理に連動
させて、個人看護情報記憶手段Eに記憶されている移動
対象患者の個人看護情報のすべてを移動先の個人看護情
報として記憶し直すことで、患者移動処理を行うように
作用する。請求項17〜18記載の発明の構成は、図1
のクレーム対応図に示されるように、操作者による在室
状況数確認操作に応答して、在室状況数確認信号生成手
段Sが在室状況数確認信号を生成し、在室状況数確認信
号に応答して、在室状況数計数手段Tが個人看護情報記
憶手段Eからすべての患者についての個人看護情報中の
患者状況情報(在室、外泊中、外出)を読み出し、当該
読み出された患者状況情報と予め設定されたベッド総数
とに基づいて、在室状況数(在室患者数、外泊患者数、
外出患者数、空きベッド数)を計数し、在室状況数表示
手段Uが在室状況数を表示するように作用する。
【0009】
【実施の形態】この発明の実施の形態について、図1以
下の図面を参照しつつ説明すれば以下のとおりである。
図2は、1つの実施の形態としての装置全体のハードウ
エア上の構成を示すブロック図であり、病院内の病室な
どに設置された多数のナースコール押ボタン1のうちの
1つとこれに対応して設置されたインタホン子機2とが
途中分岐で、病院内に布設された通信線3に接続されて
いて、この通信線3経由でナースステーションに設置さ
れた通信制御装置4に接続されている。ナースステーシ
ョンでは、通信制御装置4の近傍に、インタホン親機5
のほか、マイクロコンピュータを含みサーバなどの記憶
装置を備えたデータ処理装置6が設置されていて、その
上部には、さらにタッチパネル7を備えたCRTディス
プレイ8が設置されていて、データ処理装置6に対して
電気的に接続されている。さらに好適には、通信制御装
置4に対して無線制御機9を介して、接続無線機10が
電気的に接続されていて、複数の携帯用無線電話機11
をインタホン親機5との代替でインタホン子機2に対し
て通話可能にしている。図2に示されるハードウエア上
の構成の動作について図1のクレーム対応図と対比しつ
つ以下に説明を進める。病室内の所定の起呼場所として
のベッドに対して固定的に対応させて設置されたナース
コール押ボタン1を患者が押込んで起呼操作を行うと、
これに応動して、ナースコール押ボタン1が接点閉成動
作などにより、通信制御装置4に対してベッド対応の患
者起呼情報を発する。かくて、ナースコール押ボタン1
は、図1における患者起呼情報手段A1を構成し、各ベ
ッド対応の各ナースコール押ボタン(図2中での図示が
省略されている)は同様に図1における患者起呼情報手
段A2以下を構成する。
【0010】ベッド対応の患者起呼情報を受けた通信制
御装置4は、「押された」ナースコール押ボタン1を常
法により特定することで、そのナースコール押ボタン1
が設置されているベッドを特定し、これにより、間接的
にそのベッドに割当てられた患者を起呼患者として特定
する。かくて、この場合、通信制御装置4は、図1にお
ける起呼患者特定手段Bを構成する。次いで、通信制御
装置4で構成される起呼患者特定手段Bから、ベッド対
応で特定可能な起呼患者の患者起呼情報を受けたデータ
処理装置6は、マイクロコンピュータのプログラム実行
により実現される図1中の患者起呼情報表示手段Cを介
して、当該起呼患者に対して固定的に割当てられて、C
RTディスプレイ8の画面上に地図様に実現される患者
起呼情報表示部位Caに該当の起呼患者からの患者起呼
情報を表示する。この場合の患者起呼情報のCRTディ
スプレイ8の画面上での表示形態の一例が図3Aに示さ
れていて、図中において、患者氏名を囲む「患者」枠が
ベッドに対応(「患者」枠内左上の数字は患者番号であ
る)しているが、患者起呼情報の表示は、該当の「患
者」枠内全体を変色させることにより好適に行われる。
そして、ここでの患者起呼情報表示手段Cを実現するの
に、データ処理装置6内のマイクロコンピュータで実行
されるプログラムフローを例示するのが図4である。図
4において、マイクロコンピュータがスタート(図4中
a)すると、先ず、ナースコール押ボタン1が押された
かどうかを判別し(図4中b)、該押ボタン1が押され
て、ここでの判別結果が「Yes」に転ずるのを待つ。
判別結果が「Yes」に転じた場合には、マイクロコン
ピュータは、起呼情報を受信した通信制御装置4におい
て特定済みの「押された」押ボタンのハードウエア上の
アドレスと当該押ボタンの「押された」状態とを通信制
御装置4から読み込む(図4中c)。次いで、マイクロ
コンピュータは、「押された」押ボタンのハードウエア
上のアドレスに基づいて、「押された」押ボタンがヘッ
ド対応のもの、従って、ここでの起呼情報が患者起呼情
報であるのか、或いは、当該押ボタンが「トイレ」など
の場所対応のもの、従って、ここでの起呼情報が場所起
呼情報であるのかを判別し(図4中d)、起呼情報が場
所起呼情報であって、ここでの判別結果が「No」であ
る場合(図4中e)には、後に説明する図5のフローチ
ャートに従う演算処理を実行するのであるが、起呼情報
が患者起呼情報であって、ここでの判別結果が「Ye
s」である場合には、当該押ボタンのハードウエア上の
アドレスから、対応のベッド番号をテーブル検索により
特定する(図4中f)。続いて、マイクロコンピュータ
は、CRTディスプレイ8上での患者起呼情報の表示形
態を特定するための表示信号を生成して(図4中g)、
これをCRTディスプレイ8に対して出力すると、CR
Tディスプレイ8の画面上には、図3Aに示されるよう
な表示形態の患者起呼情報表示部位Caが形成されて、
ここにおいて、「押された」押ボタンに対応する「患
者」枠(図3A中Ca)内全体が変色することで、患者
起呼の発生が患者を特定して好適に表示される(図4中
h)。
【0011】図2に戻って、多数のナースコール押ボタ
ン1の中には、ベッド対応で図1の患者起呼情報手段A
1,A2…を構成するもののほか、病院内の所定の起呼
場所としてのベッド以外の場所、例えば、トイレ、浴
室、洗面所、洗濯室、汚物室、処置室、休憩室などに設
置されていて、それが押し込まれると、それを押し込ん
だ起呼患者に関係付けられる患者起呼情報を発するので
はなく、それが押し込まれた場所のみに関係付けられる
場所起呼情報を発するものがある。そのような場所起呼
情報を発するナースコール押ボタン1を所定の起呼場所
で患者が押し込んで起呼操作を行うと、これに応動し
て、ナースコール押ボタン1が今度は、通信制御装置4
に対してベッド以外の起呼場所対応の場所起呼情報を発
する。かくて、この場合のナースコール押ボタン1は、
図1における場所起呼情報手段F1を構成し、ベッド以
外の各場所対応の各ナースコール押ボタンは同様に図1
における場所起呼情報手段F2以下を構成する。場所起
呼情報を受けた通信制御装置4は、患者起呼情報の場合
と同様に作動し、ナースコール押ボタン1が押し込まれ
た場所を起呼場所として特定するが、ナースコール押ボ
タンを押した起呼患者を特定することはしない。かく
て、この場合、通信制御装置4は図1における起呼場所
特定手段Gを構成する。次いで、起呼場所特定手段Gか
ら場所起呼情報を受けたデータ処理装置6は、マイクロ
コンピュータのプログラム実行により実現される図1中
の場所起呼情報表示手段Hを介して、当該起呼場所に固
定的に割当てられて、CRTディスプレイ8の画面上に
地図様に実現される場所起呼情報表示部位Haに該当の
起呼場所からの場所起呼情報を表示するが、このとき、
個人看護情報の表示には関与しない。この場合の場所起
呼情報に関してのCRTディスプレイ8の画面上での表
示形態例も図3A中に示されていて、図中において、
「トイレ」「浴室」「洗面所」「洗濯室」「汚物室」
「処置室」「休憩室」の表記を囲む「場所」枠(図3A
中Ha)内全体を変色させることで、場所起呼情報の表
示が好適に行われる。そして、ここで場所起呼情報表示
手段Hを実現するのに、データ処理装置6内のマイクロ
コンピュータにより実行されるプログラムのフローを例
示するのが図5である。
【0012】図5において、ステップa〜cは、図4に
おけるステップa〜cと同一のものであり、ステップc
の実行に続いて、マイクロコンピュータは、図4におけ
るステップdと同様のステップを実行して、この場合の
起呼情報が場所起呼情報であるのか、或いは、患者起呼
情報であるのかを判別し(図5中d)、起呼情報が患者
起呼情報であって、ここでの判別結果が「No」である
場合(図5中e)には、説明済みの図4のフローチャー
トに従う演算処理を実行するのであるが、起呼情報が場
所起呼情報であって、ここでの判別結果が「Yes」で
ある場合には、「押された」押ボタンのハードウエア上
のアドレスに基づいて、対応の場所番号を特定する(図
5中f)。続いて、マイクロコンピュータは、図4にお
けるステップg、hと同様のステップを実行して、CR
Tディスプレイ8の画面上に形成される図3A例示の表
示形態の場所起呼情報表示部位Haにおいて、「押され
た」押ボタンに対応する「場所」枠(図3A中Ha)内
全体を変色させることで、場所起呼の発生を場所ごとに
好適に表示する(図5中g、h)。以上の説明は、患者
起呼情報、即ち、患者ごとに、患者起呼が発生したかど
うかの情報をCRTディスプレイ8の画面上で「押され
た」押ボタンに対応する患者起呼情報表示部位としての
「患者」枠(図3A中Ca)全体の変色により表示し、
さらには、これと同時並行的な場所起呼情報、即ち、
「トイレ」などの場所ごとに、場所起呼が発生したかど
うかの情報を、同様に、「押された」押ボタンに対応す
る場所起呼情報表示部位としての「場所」枠(図3A中
Ha)全体の変色により表示する場合の動作例に関する
ものであるが、患者ごとの既述の個人看護情報の1部分
(第1群個人看護情報)を上述の患者起呼情報との関連
付けが容易な表示形態で、CRTディスプレイ8の画面
上に経常的に表示し、さらに、当該個人看護情報の他の
1部分(第2群個人看護情報)をCRTディスプレイ8
の画面上にタッチ操作により随時的に表示し、とりわ
け、上述の患者起呼情報の発生時には、これに対処する
タッチ操作により、上記第2群個人看護情報を上述の患
者起呼情報に対して有効に関連付けて表示可能にする場
合の動作例に関して説明を進めると、以下のとおりであ
る。
【0013】即ち、図2に戻って、データ処理装置6
は、プログラムの実行により実現される図1中の個人看
護情報表示手段Dを介して、当該起呼患者に対して固定
的に割当てられて、CRTディスプレイ8の画面上に実
現される個人看護情報表示部位Daにすべての起呼患者
の個人看護情報を公知の記憶媒体で成る個人看護情報記
憶手段Eから読み出して表示する。この場合の個人看護
情報のCRTディスプレイ8の画面上での表示形態の一
例が図3Bに示されていて、図中において、患者起呼情
報表示部位としての「患者」枠Ca内の右上隅部のドッ
トaを3色に変色させることで、介護区分情報、即ち、
担架使用の「担送」と看護婦付添の「護送」と単独移動
の「独歩」とを区別する表示が好適に行われる。同様
に、図3B中において、「患者」枠内の右上隅部のドッ
トaの左側のマークbを3通り(例えば、「マークな
し」「三角」「四角」)に変化させることで、患者状況
情報、即ち、「在室」と「外泊中」と「外出」とを区別
する表示が好適に行われる。さらに同様に、図3B中に
おいて、「患者」枠Ca内の左上隅部の三角マークcを
5色に変色させることで、看護婦担当情報、即ち、5個
の看護婦チームを区別する表示が好適に行われる。な
お、「患者」枠Ca内の文字dは患者氏名を表すもので
あり、当該文字dの左上部に位置する数字eはベッド番
号を表すものである。そして、図3Bに抽出例示された
表示形態の場合には、CRTディスプレイ8の画面上に
実現される患者起呼情報表示部位Caと個人看護情報表
示部位Daとが画面上の同一頁に形成されているが、デ
ータ処理装置6により、個人看護情報表示手段Dを介し
て、個人看護情報の一部分である第1群個人看護情報を
患者起呼情報表示部位Caと画面上の同一頁(図示の例
では同一部位)に形成された第1群個人看護情報表示部
位Daに表示し、一方、個人看護情報の残りの一部分で
ある第2群個人看護情報を患者起呼情報表示部位Caの
画面上の頁に後続する画面上の別の頁(図示の例では次
頁)に形成された第2群個人看護情報表示部位に表示し
てもよい。こうすることにより、患者起呼情報表示部位
Caと画面上の同一頁において、瞬時的に視認容易に表
示可能な情報量に対する表示部位面積上の制約から解放
されて、「頁捲り」の電気的操作と瞬時的な視認容易性
の若干の減退という代償を払うだけで、表示可能な個人
看護情報の情報量を格段に増大させることができる。こ
の場合の代償の観点からすれば、第1群個人看護情報と
して「患者状況情報」「介護区分情報」「看護婦担当情
報」を選定し、第2群個人看護情報として「看護区分情
報」「疾患情報」「医師担当情報」と第1群個人看護情
報自体を選定するのが好適である。
【0014】さらにCRTディスプレイ8の画面上に
は、公知のタッチパネル(例えば、タッチパネルシステ
ムズ株式会社製タッチモニターMODEL 6450T
D17/Dとして市販されている)がハードウエア上の
構成として組み込まれていて、かかるタッチパネルは画
面上に表示された所定の操作部位ないし指令部位に対し
て操作者が体接触を与えることで、これに応動して、画
面自体から直接的に所定の操作信号ないし指令信号を生
成可能とするものである。図3Aに戻って、患者起呼情
報表示部位Caと同一画面上の頁の右端列、第3行の
「個人情報」枠a(「個人看護情報」が略記されたも
の)の操作部位に対して操作者が指などを触れて体接触
を与えると、当該操作部位からの改頁操作信号を受けた
データ処理装置6は、個人看護情報表示手段Dを介し
て、図3Cに例示されるような表示形態で第2群個人看
護情報の頁をCRTディスプレイ8の画面上に表示す
る。図3Cの画面表示形態において、上半面(中央の仕
切横線の上側)Aは、患者を特定するための書誌的事項
であり、下半面(中央の仕切横線の下側)Bの第1行の
「科名」(図3C中a)及び「医師」(図3C中b)は
医師担当情報であり、同行の「看護婦」(図3C中c)
及び「G」(図3C中d)(チームを意味する)は看護
婦担当情報であり、第2行の「病名」(右側の合併症記
入欄を含む)(図3C中e)及び第3行の「入院日時」
(図3C中f)「入院事由」(図3C中g)は疾患情報
であり、第4行の「介護区分」(図3C中h)は介護区
分情報であり、同行の「看護度」(図3C中i)「重症
設定」(図3C中j)は看護度情報であり、第4行の
「在室」(図3C中k)は患者状況情報である。ここに
言う「看護度」(図3Ci)としては、例えば、「観察
の必要程度」と「生活の自由度」の2つの観点からの以
下のような等級化に従って、2つの観点から評価された
2つの等級の組み合わせによる表現が看護実務上、好適
に採用可能である。 「観察の必要程度」 A:絶えず観察が必要 B:1〜2時間ごとの観察が必要 C:特段の観察が不必要 「生活の自由度」 1:常に寝たまま 2:ベッドの上で体を起こせる 3:病室内歩行ができる 4:日常生活に不自由がない
【0015】そして、上述の第2群個人看護情報を表示
する場合の個人看護情報表示手段Dを実現するのに、デ
ータ処理装置6内のマイクロコンピュータにより実行さ
れるプログラムフローを例示するのが図6である。図6
において、マイクロコンピュータがスタートすると(図
6中a)、CRTディスプレイ8の画面上の図3A例示
の表示形態での「患者」枠(図3A中Ca)対応のタッ
チパネル7が操作者により体接触(タッチ)されたかど
うかを判別し(図6中b)、当該タッチパネルがタッチ
されて、ここでの判別結果が「Yes」に転ずるのを待
つ。判別結果が「Yes」に転じた場合には、マイクロ
コンピュータは、さらに、上記図3A例示の表示形態で
の「個人情報」枠(図3A中a)対応のタッチパネル7
が操作者により体接触(タッチ)されたかどうかを判別
し(図6中c)、ここでの判別結果が「Yes」に転ず
るのを待つ。判別結果が「Yes」に転じた場合には、
次いで、マイクロコンピュータは、「タッチされた」
「患者」枠Ca対応のタッチパネル7のハードウエア上
のアドレスに対応するベッド番号をテーブル検索により
特定して(図6中d)から、ここで特定されたベッド番
号をキーにして、ベッド番号対応で、個人看護情報記憶
手段(図1中E)に形成されている個人看護情報ファイ
ルから、「タッチされた」「患者」枠対応のものを呼び
出す(図6中e)。続いて、マイクロコンピュータは、
呼び出された個人看護情報ファイルに基づいて、CRT
ディスプレイ8上での個人看護情報の表示形態を特定す
るための表示信号を生成して(図6中f)、これをCR
Tディスプレイ8に対して出力すると、CRTディスプ
レイ8の画面上には、図3Cに示されるような表示形態
の第2群個人看護情報表示部位Daが形成されて、ここ
において、「タッチされた」「患者」枠対応の第2群個
人看護情報が表示される(図6中g)。なお、CRTデ
ィスプレイ8の画面上の患者起呼情報表示部位Caに図
3B例示の表示形態ですべての患者について経常的に表
示されるような第1群個人看護情報に関しては、図6中
のステップd〜gを、すべての「患者」枠について巡回
的に繰り返し実行することで、患者起呼情報表示部位C
aに重畳表示可能である。
【0016】ここで再び、図2に戻って、CRTディス
プレイ8の画面上に地図様に実現された患者起呼情報表
示部位Caの「患者」枠又は同様に実現された場所起呼
情報表示部位Haの「場所」枠の変色により、記載順序
に対応して患者起呼情報又は場所起呼情報を視認し、こ
れと同時的に、通信制御装置4経由の常法によるインタ
ホン親機5からの呼び出し鳴動音を聴取したナースステ
ーション側操作者の看護婦は、CRTディスプレイ8の
画面上の患者起呼情報表示部位Ca及び場所起呼情報表
示部位Haと同一頁に形成された被呼通話操作部位、即
ち、図3Aに示されている表示形態例によれば、画面の
右端列最下行の「通話」枠bに対して体接触を与えるよ
うにして、被呼通話操作を行うと、これに応動して、答
当該画面上のタッチパネル7の当該部位から直接的に被
呼通話信号が生成されて、これが、データ処理装置6を
介して、通信制御装置4に伝えられる。かくて、ここで
のCRTディスプレイ8のタッチパネル7は図1におけ
る被呼通話信号生成手段Iを構成する。このとき、すで
に、ナースコール押ボタン1が押込まれて発せられた患
者起呼情報又は場所起呼情報を受けた通信制御装置4
は、常法により、図1における起呼患者特定手段B又は
起呼場所特定手段Gとして作動して、押し込まれたナー
スコール押ボタン1とインタホン親機5との間の通信線
3の接続関係、ひいては、当該ナースコール押ボタンに
対応してそこに分岐接続されているインタホン子機2と
インタホン親機5との間の通信線3の接続関係を特定し
ているので、タッチパネル7からの被呼通話信号に応答
して、当該ナースコール押ボタン1に対応する起呼患者
又は起呼場所に関係付けられたインタホン子機2とナー
スステーション側のインタホン親機5との間にインタホ
ンシステムとしての電気的通話路を確立することで、起
呼患者又は起呼場所とナースステーション側の操作者と
を通話可能にする。かくて、ここでの通信制御装置4に
制御されるインタホン子機2とインタホン親機5は図1
における電気的通話手段JA,JBを構成する。
【0017】なお、図2に示されている構成では、病院
内で移動中の看護婦も、無線制御機9、接続無線機10
経由で携帯用無線機11から発せられる患者起呼情報又
は場所起呼情報を確認可能であるので、ナースステーシ
ョン側操作者による被呼通話操作に代えて、病院内で移
動中の看護婦が携帯用無線機11に対して被呼通話操作
を行うことで、ナースステーション側操作者に代って、
当該移動中の看護婦が携帯用無線機11経由で起呼患者
又は起呼場所と通話することができる。ところで、上述
のような患者起呼情報又は場所起呼情報の確認に基づく
被呼通話操作の際に、データ処理装置6は、通信制御装
置4で構成される起呼患者特定手段B、起呼場所特定手
段Gによる起呼患者特定動作又は起呼場所特定動作に連
係して、被呼通話操作による被呼通話信号の生成時点以
前に2以上の患者起呼情報又は場所起呼情報を検出した
場合、即ち、重複起呼情報の場合には、内蔵のマイクロ
コンピュータのプログラム実行により実現される優先通
話起呼患者・場所特定手段Kが通常的な記憶媒体で成る
通話優先順位情報記憶手段Lから、当該検出された重複
起呼情報を発した起呼患者又は起呼場所の各々について
予め設定された通話優先順位情報を読み出して、これに
基づいて優先通話起呼患者又は優先通話起呼場所を特定
することで、通信制御装置4により制御されるインタホ
ン子機2とインタホン親機5とで構成される電気的通話
路JA,JBにおいて、インタホン親機5又はインタホ
ン子機11と、優先通話起呼患者又は優先通話起呼場所
に関係付けられたインタホン子機2との間に電気的通話
路を確立させる。
【0018】そして、ここで優先通話起呼患者・場所特
定手段Kを実現するのに、データ処理装置6内蔵のマイ
クロコンピュータにより実行されるプログラムのフロー
を例示するのが図7A、図7Bである。図7Aにおい
て、先ず、通話優先順位設定のための処理として、マイ
クロコンピュータがスタートすると(図7A中a)、C
RTディスプレイ8の画面上の図3A例示の表示形態で
の「患者」枠(図3A中Ca)、又は「場所」枠(図3
A中Ha)対応のタッチパネル7が操作者により、通話
優先順位設定対象の「患者」枠又は「場所」枠として体
接触(タッチ)されたかどうかを判別し(図7A中
b)、当該タッチパネルがタッチされて、ここでの判別
結果が「Yes」に転ずるのを待つ。判別結果が「Ye
s」に転じた場合には、マイクロコンピュータは、さら
に、上記図3A例示の表示形態での「優先順位」枠(図
3A中c)対応のタッチパネル7が操作者により体接触
(タッチ)されたかどうかを判別し(図7A中c)、こ
こでの判別結果が「Yes」に転ずるのを待つ。判別結
果が「Yes」に転じた場合には、次いで、マイクロコ
ンピュータは、例えば、上記図3A例示の表示形態中に
部分的に抽出表示(ポップアップ)される数字キー対応
のタッチパネル7に対する体接触(タッチ)によるキー
操作を読み込んで、通話優先順位を設定して(図7中
d)から、ここで設定された「患者」枠又は「場所」枠
ごとの通話優先順位を通話優先順位記憶手段(図2中
L)内に、当該「患者」枠対応のベッド番号又は当該
「場所」枠対応の場所番号をキーとして読み出し可能に
記憶する(図7A中e)。このような通話優先順位設定
のための処理の終了後に、設定された通話優先順位に従
って、同時的発生の複数の起呼情報対応の複数の起呼患
者又は起呼場所のうちの、優先起呼患者又は優先起呼場
所のインタホン子機(図2中2)に対してインタホン親
機(図2中5)の通話接続を行う場合には、スタート
(図7B中a)したマイクロコンピュータが、インタホ
ン親機(図2中5)のフックが上げられ(オフされ)た
かどうかを判別し(図7B中b)、ここでの判別結果が
「Yes」に転ずるのを待つ。判別結果が「Yes」に
転じた場合には、マイクロコンピュータは、起呼情報を
受診した通信制御装置4において特定済みの「押され
た」押ボタンのハードウエア上のアドレスと当該押ボタ
ンの「押された」状態とを通信制御装置4から読み込む
(図7B中c)。次いで、マイクロコンピュータは、当
該押ボタンのハードウエア上のアドレスから、対応のベ
ッド番号又は対応の場所番号をテーブル検索により特定
する(図7B中d)。ここで特定されたベッド番号又は
場所番号をキーとして、マイクロコンピュータは、上述
の通話優先順位記憶手段(図1中L)内に図7A例示の
フローチャートに沿う演算処理により予め記憶されてい
る起呼情報ごとの通話優先順位を同時的発生の複数の起
呼情報のすべてについて読み出しておいて(図7B中
e)、このような同時的発生の複数の患者起呼情報の中
から、ここで読み出された通話優先順位の最上位のもの
(同順位のものが複数存在する場合には、例えば、当該
同順位のものの中で「押された」押ボタンのハードウエ
ア上のアドレスが最小のもの)を発した起呼患者を優先
通話起呼患者として特定し、同様に、同時的発生の複数
の場所起呼情報の中から、ここで読み出された通話優先
順位の最上位のものを発した起呼場所を優先通話起呼場
所として特定し(図7B中f)、現在の優先通話起呼患
者又は優先通話起呼場所による通話が終了した場合に
は、残りの複数の患者起呼情報又は場所起呼情報の中か
ら、同様処理により、次ぎの優先通話起呼患者又は優先
通話起呼場所を特定し直す。
【0019】続いて、マイクロコンピュータは、ここで
特定された優先通話起呼患者のベッド番号又は優先通話
起呼場所の場所番号を通話制御装置4に転送すること
で、インタホン親機(図2中5)と優先通話起呼患者又
は優先通話起呼場所対応のインタホン子機2との間に電
気的通話路を確立する(図7B中g)。ところで、通話
優先順位情報記憶手段Lに対して予め設定されるベッド
対応の各起呼患者についての通話優先順位情報に関して
は、個人看護情報記憶手段Eに予め記憶されている各患
者の個人看護情報のうち、とりわけ、看護区分情報を参
考にして、評価決定されるのが好適であると言える。一
方、同様に通話優先順位情報記憶手段Lに対して予め設
定されるベッド以外の場所対応の各起呼場所についての
通話優先順位情報に関しては、看護上の経験則に照らし
て、「トイレ」「浴室」などのように、患者の容態が急
変し易い場所に対して高い通話優先順位を割当てるのが
好適であると言える。以上に言及されている実施形態の
動作例では、起呼情報が患者起呼情報又は場所起呼情報
として、ナースコール押ボタン1から発せられている
が、逆にナースステーション側の操作者からベッド対応
の被呼患者に対して起呼情報を発する場合には、操作者
が、CRTディスプレイ8の画面上の患者起呼情報表示
部位Ca及び場所起呼情報表示部位Ha と同一頁に形成
された被呼患者指定部位、即ち、図3Aに示されている
表示形態例によれば、患者起呼情報表示部位の「患者」
枠Caそのものの上に形成されたベッド対応の所望の被
呼患者指定部位に対して体接触を与えるようにして、被
呼患者指定操作を行うと、これに応動して、CRTディ
スプレイ8の画面上のタッチパネル7の当該部位から直
接的に生成される被呼患者指定信号がデータ処理装置6
を介して、通信制御装置4に伝えられて、ナースステー
ション側のインタホン親機5に接続されるべきベッド対
応のインタホン子機2が指定される。かくて、ここでの
CRTディスプレイ8の画面上のタッチパネル7は、図
1における被呼患者指定手段Mを構成する。
【0020】次いで、操作者が、CRTディスプレイ8
の画面上の患者起呼情報表示部位Ca 及び場所起呼情報
表示部位Ha と同一頁に形成されたナースステーション
側からの通話操作のための起呼通話操作部位、即ち、図
3Aに示されている表示形態例によれば、画面の右端列
最下行に位置し、既述の被呼通話操作部位そのものであ
る「通話」枠bに対して体接触を与えるようにして、起
呼通話操作を行うと、これに応動して、当該画面上のタ
ッチパネル7の当該部位から直接的に起呼通話信号が生
成されて、これがデータ処理装置6を介して通信制御装
置4に伝えられる。かくて、ここでのタッチパネル7は
図1における起呼通話信号生成手段Nを構成する。次い
で、ナースステーション側のインタホン親機5とベッド
対応のインタホン子機2との間の通話線3の接続関係を
常法により特定した通信制御装置4は、タッチパネル7
からの起呼通話信号を受けて、インタホン親機5と指定
されたインタホン子機2との間にインタホンシステムと
しての電気的通話路を確立することで、ナースステーシ
ョン側の操作者とベッド対応の被呼患者とを通話可能に
する。かくて、ここでの通信制御装置4により制御され
るインタホン親機5とインタホン子機2は図1における
電気的通話手段JAに包含される。続いて、病院内の患
者が医療役務上の都合や患者自身の希望などにより、或
るベッドから他のベッドに移動する場合の実施形態の動
作について以下に説明する。
【0021】患者のベッド移動に際して、ナースステー
ション側の操作者が、CRTディスプレイ8の画面上の
患者起呼情報表示部位Ca 及び場所起呼情報表示部位H
a と同一頁に形成された患者移動処理操作部位、即ち、
図3Aに示されている表示形態例によれば、画面の右端
列下から第4行に位置する「病床移動」枠dに対して体
接触を与えるようにして、患者移動処理操作を行うと、
これに応動して、当該画面上のタッチパネル7の当該部
位から直接的に患者移動処理信号が生成されて、該信号
がデータ処理装置6に伝えられる。かくて、ここでのタ
ッチパネル7は図1における患者移動処理信号生成手段
Oを構成する。次いで、操作者がCRTディスプレイ8
の画面上の患者起呼情報表示部位Ca 及び場所起呼情報
表示部位Ha と同一頁に形成された移動対象患者指定操
作部位、即ち、図3Aに示されている表示形態例によれ
ば、患者起呼情報表示部位そのもので或る「患者」枠C
aに対して体接触を与えるようにして、移動対象患者指
定操作を行うと、これに応動して、当該画面上のタッチ
パネル7の当該部位から直接的に移動対象患者指定信号
が生成されて、これがデータ処理装置6に伝えられる。
かくて、ここでのタッチパネル7は、図1における移動
対象患者指定信号生成手段Pを構成する。さらに続い
て、操作者が、CRTディスプレイ8の画面上の患者起
呼情報表示部位Ca 及び場所起呼情報表示部位Ha と同
一頁に形成された移動先指定操作部位、即ち、図3Aに
示されている表示形態例によれば、患者起呼情報表示部
位そのものである「患者」枠Caに対して体接触を与え
るようにして、移動先指定操作を行うと、これに応動し
て、当該画面上のタッチパネル7の当該部位から直接的
に移動先指定信号が生成されて、これがデータ処理装置
6に伝えられる。かくて、ここでのタッチパネル7は、
図1における移動先指定信号生成手段Qを構成する。そ
して、このとき、データ処理装置6内のマイクロコンピ
ュータのプログラム実行により実現される図1中の患者
移動処理手段Rは、患者移動処理信号生成手段Oからの
患者移動処理信号と移動対象患者指定信号生成手段Pか
らの移動対象患者指定信号と、移動先指定信号生成手段
Qからの移動先指定信号とに応答して、移動対象患者の
患者起呼情報表示部位を移動先指定部位である移動先の
患者起呼情報表示部位に変更する処理を行う。移動処理
の場合のCRTディスプレイ8の画面上の表示形態例
は、図3Aに示されている患者起呼情報表示部位Ca そ
のものであり、これに対して、移動処理を施して、例え
ば、移動対象患者指定操作により図3A例示の表示形態
における左端列第1行(図3A中e)の「0083綱島
一郎」(0083はベッド番号である)を指定し、移動
先指定操作により図3A例示の表示形態における左端列
第6行(図3A中f)の「0061 −」(0061は
ベッド番号である)を指定すると、図3A中eの「00
83綱島一郎」が図3A中fの「0061 − 」に移
動する。その際、かかる患者起呼情報表示部位Ca 上の
表示変更に連動して、個人看護情報記憶手段Eに記憶さ
れている個人看護情報のうち、移動対象患者、例えば、
この動作例における図3A中eの「0083綱島一郎」
の個人看護情報のすべてが移動先、例えば、この動作例
における図3A中fの「0061 − 」の個人看護情
報として記憶し直される。そして、ここで患者移動処理
手段Rを実現するのに、データ処理装置6内のマイクロ
コンピュータにより実行されるプログラムのフローを例
示するのが図8である。
【0022】図8において、マイクロコンピュータがス
タートすると(図8中a)、CRTディスプレイ8の画
面上の図3A例示の表示形態において、「患者」枠(図
3A中Ca)対応のタッチパネル7が操作者により、移
動対象の「患者」枠として体接触(タッチ)されたかど
うかを判別し(図8中b)、当該タッチパネルがタッチ
されて、ここでの判別結果が「Yes」に転ずるのを待
つ。判別結果が「Yes」に転じた場合には、マイクロ
コンピュータは、さらに、上記図3A例示の表示形態に
おいて、患者移動処理信号生成用の「病床移動」枠(図
3A中d)が操作者により、体接触(タッチ)されたか
どうかを判別し(図8中c)、当該タッチパネルがタッ
チされて、ここでの判別結果が「Yes」に転ずるのを
待つ。判別結果が「Yes」に転じた場合には、マイク
ロコンピュータは、さらに、上記図3A例示の表示形態
において、別の「患者」枠(図3A中Ca)(但し、患
者名未記入の空ベッド対応のものも含まれる)対応のタ
ッチパネル7が操作者により、移動先の「患者」枠とし
て体接触(タッチ)されたかどうかを判別し(図8中
d)、当該タッチパネルがタッチされて、ここでの判別
結果が「Yes」に転ずるのを待つ。判別結果が「Ye
s」に転じた場合には、次いで、マイクロコンピュータ
は、「タッチ」された移動対象の「患者」枠(図3A中
e)対応のタッチパネル7のハードウエア上のアドレス
に対応するベッド番号と「タッチ」された移動先の「患
者」枠(図3A中f)対応のタッチパネル7のハードウ
エア上のアドレスに対応するベッド番号とをテーブル検
索により特定する(図8中e)。
【0023】続いて、マイクロコンピュータは、ここで
特定された移動対象の「患者」枠に対応するベッド番号
をキーにして、ベッド番号対応で、個人看護情報記憶手
段(図1中E)内に記憶されている個人看護情報ファイ
ル群から、移動対象の「患者」枠対応のものを呼び出し
た(図8中f)後、ここで呼び出された移動対象の「患
者」枠対応の個人看護情報ファイルを移動先の「患者」
枠対応のベッド番号に関係付けて、移動先の「患者」枠
対応のものとして、個人看護情報記憶手段(図1中E)
内に呼び出し可能に更新記憶する(図8中g)。その
際、同時的に移動先の「患者」枠(図3A中f)の患者
を逆に移動対象の「患者」枠(図3A中e)の方に移す
ことで、ベッド交換を行う場合には、マイクロコンピュ
ータは、図8中のステップf、gと同様のステップを実
行することにより、先ず、個人看護情報記憶手段(図1
中E)内の個人看護情報ファイル群から、移動先の「患
者」枠(図3A中f)対応のもの(例示の移動先の「患
者」枠は空ベッドであるが、患者対応の個人看護情報フ
ァイルの存在を仮定する)を呼び出した(図8中f相
当)後、これを、移動対象の「患者」枠(図3A中e)
対応のものとして、個人看護情報記憶手段(図1中E)
内に呼び出し可能に更新記憶すれば(図8中g相当)よ
い。
【0024】次いで、マイクロコンピュータは、上述の
更新記憶済みの個人看護情報群から呼び出されたすべて
の患者についての個人看護情報ファイルに基づいて、C
RTディスプレイ8上での個人看護情報の表示形態を特
定するための表示信号を生成して(図8中h)、これを
CRTディスプレイ8に対して出力して、CRTディス
プレイ8の画面上に、図3Aに示されるような表示形態
で第1群個人看護情報を表示する(図8中i)。続い
て、病院内全体の入院患者の在室状況数(在室患者数、
外泊患者数、外出患者数、空ベット数)を確認する場合
の実施形態の動作について以下に説明する。入院患者の
在室状況数の確認に際して、ナースステーション側の操
作者が、CRTディスプレイ8の画面上の患者起呼情報
表示部位Ca 及び場所起呼情報表示部位Ha と同一頁に
形成された在室状況数確認操作部位、即ち、図3Aに示
されている表示形態例によれば、画面の右端列下から第
5行に位置する「在室状況」枠(図3A中g)に対して
体接触を与えるようにして、在室状況数操作を行うと、
これに応動して、当該画面上のタッチパネル7の当該部
位から直接的に在室状況数確認信号が生成されて、該信
号がデータ処理装置6に伝えられる。かくて、ここでの
タッチパネル7は、図1における在室状況数確認信号生
成手段Sを構成する。そして、このとき、データ処理装
置6内のマイクロコンピュータのプログラム実行により
実現される図1中の在室状況数計数手段Tは、在室状況
数確認信号生成手段Sからの在室状況数確認信号に応答
して、個人看護情報記憶手段Eからすべての患者につい
ての個人看護情報中の患者状況情報(在室、外泊中、外
出)を読み出し、当該読み出された患者状況情報と予め
設定された病院内のベッド定数とに基づいて、在室状況
数(在室患者数、外泊患者数、外出患者数、空ベット
数)を計数する。そして、ここで計数された在室状況数
は、CRTディスプレイ8の画面上に図9例示の表示形
態で在室状況数表示手段Uを介して表示される。その
際、在室状況数計数手段T及び在室状況数表示手段Uを
実現するのに、データ処理装置6内のマイクロコンピュ
ータにより実行されるプログラムフローを例示するのが
図10である。
【0025】図10において、マイクロコンピュータが
スタートすると(図10中a)、CRTディスプレイ8
の画面上の図3A例示の表示形態において、「在室状
況」枠(図3A中g)対応のタッチパネル7が操作者に
より、体接触(タッチ)されたかどうかを判別し(図1
0中b)、当該タッチパネルがタッチされて、ここでの
判別結果が「Yes」に転ずるのを待つ。判別結果が
「Yes」に転じた場合には、マイクロコンピュータ
は、個人看護情報記憶手段(図1中E)から、すべての
ベッドについて個人看護情報ファイルを読み出して(図
10中c)おいて、患者ごとのファイル中の「在室」ス
テータス、「外泊中」ステータス及び「外出」ステータ
スをすべての患者について累積集計することにより、記
載順の対応で「在室患者数」、「外泊患者数」及び「外
出患者数」を算出し、さらに、予め設定されている病院
内のベッド定数から全患者数(「在室患者数」と「外泊
患者数」と「外出患者数」の合計)を減算することによ
り、空ベッド数を算出する(図10中d)。続いて、マ
イクロコンピュータは、ここで算出済みの上記在室状況
数のCRTディスプレイ8上の表示形態を特定するため
の表示信号を生成して(図10中e)、これを、CRT
ディスプレイ8に対して出力すると、CRTディスプレ
イ8の画面上で、図9に示されるような表示形態で在室
状況数が表示される(図10中f)。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の機能ブロック図である。
【図2】この発明の実施の形態におけるハードウエア上
の構成を示すブロック図である。
【図3A】この発明の実施の形態におけるCRTディス
プレイ8の画面上での表示形態の説明図である。
【図3B】この発明の実施の形態におけるCRTディス
プレイ8の画面上での第1群個人看護情報の「患者」枠
としての表示形態の説明図である。
【図3C】この発明の実施の形態におけるCRTディス
プレイ8の画面上での第2群個人看護情報の表示形態の
説明図である。
【図4】この発明の実施の形態におけるデータ処理装置
6内のマイクロコンピュータで実行されるプログラムの
フローチャートであり、患者起呼情報表示手段Cを実現
する。
【図5】この発明の実施の形態におけるデータ処理装置
6内のマイクロコンピュータで実行されるプログラムの
フローチャートであり、場所起呼情報表示手段Hを実現
する。
【図6】この発明の実施の形態におけるデータ処理装置
6内のマイクロコンピュータで実行されるプログラムの
フローチャートであり、個人起呼情報表示手段Dを実現
する。
【図7A】この発明の実施の形態におけるデータ処理装
置6内のマイクロコンピュータで実行されるプログラム
のフローチャートであり、優先通話起呼患者・場所特定
手段Kを実現する。
【図7B】この発明の実施の形態におけるデータ処理装
置6内のマイクロコンピュータで実行されるプログラム
のフローチャートであり、優先通話起呼患者・場所特定
手段Kを実現する。
【図8】この発明の実施の形態におけるデータ処理装置
6内のマイクロコンピュータで実行されるプログラムの
フローチャートであり、患者移動処理手段Rを実現す
る。
【図9】この発明の実施の形態におけるディスプレイ8
の画面上での在室状況数の表示形態の説明図である。
【図10】この発明の実施の形態におけるデータ処理装
置6内のマイクロコンピュータで実行されるプログラム
のフローチャートであり、在室状況数計数手段T及び在
室状況数表示手段Uを実現する。
【符号の説明】
1 ナースコール押しボタン 2 インタホン子機 3 通信線 4 通信制御装置 5 インタホン親機 6 データ処理装置 7 タッチパネル 8 CRTディスプレイ 9 無線制御機 10 接続無線機 11 携帯用無線機 A1、A2 患者起呼情報手段 B 起呼患者特定手段 C 患者起呼情報表示手段 Ca 患者起呼情報表示部位 D 個人看護情報表示手段 E 個人看護情報記憶手段 F1、F2 場所起呼情報手段 G 起呼場所特定手段 H 場所起呼情報表示手段 Ha 場所起呼情報表示部位 I 被呼通話信号生成手段 JA、JB 電気的通話手段 K 優先通話起呼患者・場所特定手段 L 通話優先順位情報記憶手段 M 被呼患者指定手段 N 起呼通話信号生成手段 O 患者移動処理信号生成手段 P 移動対象患者指定信号生成手段 Q 移動先指定信号生成手段 R 患者移動処理手段 S 在室状況数確認信号生成手段 T 在室状況数計数手段 U 在室状況数表示手段

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 病院内の所定の起呼場所としてのベッド
    に設置され、患者による起呼操作に応動して、起呼患者
    からの患者起呼情報を発する患者起呼情報手段と、 患者起呼情報手段からの患者起呼情報に応答して、起呼
    場所としてのベッド対応の起呼患者を特定する起呼患者
    特定手段と、 患者ごとの患者起呼情報表示部位を有し、起呼患者特定
    手段により特定された起呼患者の患者起呼情報表示部位
    に患者起呼情報を表示する患者起呼情報表示手段と、 起呼患者ごとの個人看護情報を読み出し可能に記憶する
    個人看護情報記憶手段と、 患者ごとの個人看護情報表示部位を有し、起呼患者特定
    手段により特定された起呼患者の個人看護情報表示部位
    に、当該起呼患者の個人看護情報を個人看護情報記憶手
    段から読み出して表示する個人看護情報表示手段とが設
    けられていることを特徴とする看護支援装置。
  2. 【請求項2】 個人看護情報には、少なくとも、患者状
    況情報(在室、外泊中、外出)、介護区分情報(担送、
    護送、独歩)、看護区分情報(看護度)、看護婦担当情
    報(看護婦チーム)疾患情報(病名+付記)及び医師担
    当情報のうちのいずれか1つ以上が含まれている請求項
    1記載の看護支援装置。
  3. 【請求項3】 個人看護情報のうちの、第1群個人看護
    情報を表示するための第1群個人看護情報表示部位が患
    者起呼情報表示部位と画面上の同一頁に形成され、個人
    看護情報のうちの、第2群個人看護情報表示部位が患者
    起呼情報表示部の画面上の頁に後続する画面上の頁に形
    成されている請求項2記載の看護支援装置。
  4. 【請求項4】 第1群個人看護情報を表示するための第
    1群個人看護情報表示部位が患者起呼情報表示部位上に
    形成されている請求項3記載の看護支援装置。
  5. 【請求項5】 第1群個人看護情報が患者状況情報、介
    護区分情報、看護婦担当情報であり、第2群個人看護情
    報が看護区分情報、疾患情報、医師担当情報と第1群個
    人看護情報自体である請求項3又は4記載の看護支援装
    置。
  6. 【請求項6】 病院内の所定の起呼場所としてのベッド
    以外の場所に設置され、患者による起呼操作に応動し
    て、起呼場所からの場所起呼情報を発する場所起呼情報
    手段と、 場所起呼情報手段からの場所起呼情報に応答して、起呼
    場所としてのベッド以外の場所対応の起呼場所を特定す
    る起呼場所特定手段と、 場所ごとの場所起呼情報表示部位を有し、起呼場所特定
    手段により特定された起呼場所の場所起呼表示部位に場
    所起呼情報を表示する場所起呼情報表示手段とが付設さ
    れている請求項1又は2又は3又は4又は5記載の看護
    支援装置。
  7. 【請求項7】 起呼患者からの患者起呼情報又は起呼場
    所からの場所起呼情報を確認した操作者による被呼通話
    操作に応動して、被呼通話信号を生成する被呼通話信号
    生成手段と、 被呼通話信号生成手段からの被呼通話信号に応答して、
    起呼患者特定手段又は起呼場所特手段により特定された
    起呼患者又は起呼場所と、患者起呼情報又は場所起呼情
    報を確認した操作者との間に電気的通話路を確立し、起
    呼患者又は起呼場所と操作者とを通話可能にする電気的
    通話手段とが付設されている請求項1又は2又は3又は
    4又は5又は6記載の看護支援装置。
  8. 【請求項8】 起呼患者からの患者起呼情報又は起呼場
    所からの場所起呼情報を確認した操作者による被呼通話
    操作に応動して、被呼通話信号を生成する被呼通話信号
    生成手段と、 起呼場所としてのベッド対応の患者又は起呼場所として
    のベッド以外の場所について予め設定された通話優先順
    位情報を読み出し可能に記憶する通話優先順位情報記憶
    手段と、 被呼通話信号生成手段からの被呼通話信号の生成以前に
    おける患者起呼情報手段又は場所起呼情報手段からの患
    者起呼情報又は場所起呼情報の発生が2以上であること
    を検出した場合には、当該検出された2以上の各患者起
    呼情報又は各場所起呼情報を発した各起呼患者又は各起
    呼場所を起呼患者特定手段又は起呼場所特定手段により
    特定し、当該特定された各起呼場所としてのベッド対応
    の各起呼患者の通話優先順位情報又は各起呼場所として
    のベッド以外の場所の通話優先順位情報を通話優先順位
    情報記憶手段から読み出して、当該読み出された通話優
    先順位情報に基づいて、当該2以上の患者起呼情報又は
    場所起呼情報を発した各起呼患者又は各起呼場所の中か
    ら優先通話起呼患者又は優先通話起呼場所を特定する優
    先通話起呼患者・場所特定手段と、 被呼通話信号生成手段からの被呼通話信号に応答して、
    優先通話起呼患者・場所特定手段により特定された優先
    通話起呼患者又は優先通話起呼場所と、患者起呼情報又
    は場所起呼情報を確認した操作者との間に電気的通話路
    を確立し、優先通話起呼患者又は優先通話起呼場所と操
    作者とを通話可能にする電気的通話手段とが付設されて
    いる請求項1又は2又は3又は4又は5又は6記載の看
    護支援装置。
  9. 【請求項9】 被呼通話信号生成手段が、患者起呼情報
    表示手段の患者起呼情報表示部位と画面上の同一頁に形
    成された被呼通話操作部位に対しての、操作者の体接触
    による被呼通話操作に応動する被呼通話信号生成手段で
    ある請求項7又は8記載の看護支援装置。
  10. 【請求項10】 操作者による被呼患者指定操作に応動
    して、被呼患者を指定する被呼患者指定手段と、 操作者による起呼通話操作に応動して、起呼通話信号を
    生成する起呼通話信号生成手段と、 起呼通話信号生成手段からの起呼通話信号に応答して、
    被呼患者指定手段により指定された被呼患者と操作者と
    の間に電気的通話路を確立し、被呼患者と操作者とを通
    話可能にする電気的通話手段とが付設されている請求項
    1又は2又は3又は4又は5又は6又は7又は8又は9
    記載の看護支援装置。
  11. 【請求項11】 被呼患者指定手段が、患者起呼情報表
    示手段の患者ごとの患者起呼情報表示部位に形成された
    被呼患者指定部位に対しての、操作者の体接触による被
    呼患者指定操作に応動する被呼患者指定手段である請求
    項11記載の看護支援装置。
  12. 【請求項12】 起呼通話信号生成手段が、患者起呼情
    報表示手段の患者起呼情報表示部位と画面上の同一頁に
    形成された起呼通話操作部位に対しての、操作者の体接
    触による起呼通話操作に応動する起呼通話信号生成手段
    である請求項11記載の看護支援装置。
  13. 【請求項13】 操作者による患者移動処理操作に応動
    して、患者移動処理信号を生成する患者移動処理信号生
    成手段と、 操作者による移動対象患者指定操作に応動して、移動対
    象患者指定信号を生成する移動対象患者指定信号生成手
    段と、 操作者による移動先指定操作に応動して、移動先指定信
    号を生成する移動先指定信号生成手段と、 患者移動処理信号と移動対象患者指定信号と移動先指定
    信号とに応答して、移動対象患者の患者起呼情報表示部
    位を移動先指定部位である移動先の患者起呼情報表示部
    位に変更する処理に連動させて、個人看護情報記憶手段
    に記憶されている移動対象患者の個人看護情報のすべて
    を移動先の個人看護情報として記憶し直すことで、患者
    移動処理を行う患者移動処理手段とが付設されている請
    求項1又は2又は3又は4又は5又は6又は7又は8又
    は9又は10又は11又は12記載の看護支援装置。
  14. 【請求項14】 患者移動処理信号生成手段が、患者起
    呼情報表示手段の患者起呼情報表示部位と画面上の同一
    頁に形成された患者移動処理操作部位に対しての、操作
    者の体接触による患者移動処理操作に応動する患者移動
    処理信号生成手段である請求項13記載の看護支援装
    置。
  15. 【請求項15】 移動対象患者指定信号生成手段が、患
    者起呼情報表示手段の患者起呼情報表示部位上に形成さ
    れた起呼場所としてのベッド対応の移動対象患者指定部
    位に対しての、操作者の体接触による移動対象患者指定
    操作に応動する移動対象患者指定信号生成手段である請
    求項13記載の看護支援装置。
  16. 【請求項16】 移動先指定信号生成手段が、患者起呼
    情報表示手段の患者起呼情報表示部位上に形成された起
    呼場所としてのベッド対応の移動先指定部位に対して
    の、操作者の体接触による移動先指定操作に応動する移
    動先指定信号生成手段である請求項13記載の看護支援
    装置。
  17. 【請求項17】 操作者による在室状況数確認操作に応
    動して、在室状況数確認信号を生成する在室状況数確認
    信号生成手段と、 在室状況数確認信号に応答して、個人看護情報記憶手段
    からすべての患者についての個人看護情報中の患者状況
    情報(在室、外泊中、外出)を読み出し、当該読み出さ
    れた患者状況情報と予め設定されたベッド総数とに基づ
    いて、在室状況数(在室患者数、外泊患者数、外出患者
    数、空きベッド数)を計数する在室状況数計数手段と、 在室状況数を表示する在室状況数表示手段とが付設され
    ている請求項1又は2又は3又は4又は5又は6又は7
    又は8又は9又は10又は11又は12又は13又は1
    4又は15又は16記載の看護支援装置。
  18. 【請求項18】 在室状況数確認信号生成手段が、患者
    起呼情報表示手段の患者起呼情報表示部位又は場所起呼
    情報表示手段の場所起呼情報表示部位と画面上の同一頁
    に形成された在室状況数確認操作部位に対しての、操作
    者の体接触による在室状況数確認操作に応動する在室状
    況数確認信号生成手段である請求項17の看護支援装
    置。
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