JPH1156826A - 排尿チャートの作成方法とその装置 - Google Patents

排尿チャートの作成方法とその装置

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JPH1156826A
JPH1156826A JP9235441A JP23544197A JPH1156826A JP H1156826 A JPH1156826 A JP H1156826A JP 9235441 A JP9235441 A JP 9235441A JP 23544197 A JP23544197 A JP 23544197A JP H1156826 A JPH1156826 A JP H1156826A
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JP
Japan
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urination
time
chart
e2prom
vrl
Prior art date
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Application number
JP9235441A
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English (en)
Inventor
Akinori Nakao
昭則 中尾
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FOR RIIBUSU KK
Original Assignee
FOR RIIBUSU KK
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 おむつ内の雰囲気をファンで吸引し、ガスセ
ンサ信号のピークから排尿を検出する。排尿時のセンサ
信号を積算して、時刻と共にE2PROMに記憶し、排
尿チャートをE2PROMに作成する。 【効果】 24時間以上の時間に渡って、電池駆動で排
尿チャートを自動作成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の利用分野】この発明は、排尿チャートの作成に
関する。
【0002】
【従来技術】泌尿器の検査では、排尿チャートの作成が
必要である。このチャートは排尿の時刻を記録したもの
で、好ましくはおおよその排尿量も記録するようにす
る。しかしながら排尿チャートの作成は患者本人や家
族,看護人に取って負担となる。
【0003】
【発明の課題】この発明の課題は、自動的に排尿チャー
トを作成できるようにすることにある。
【0004】
【発明の構成】この発明では、おむつ内の雰囲気をチュ
ーブとファンとを用いてガスセンサに導いて排尿を検出
し、計時手段により排尿時刻を示す信号を求めて、排尿
時刻をメモリに記憶させ、前記メモリに記憶した排尿時
刻から排尿チャートを作成する。またこの発明は、電池
電源と、一端をおむつの内部に装着するためのチューブ
と、このチューブからおむつ内の雰囲気を吸引するため
のファンと、チューブにより吸引した雰囲気に接触させ
るためのガスセンサと、ガスセンサの信号から排尿を検
出するための排尿検出手段と、排尿検出手段の信号を用
いて、排尿時刻を示す信号を求めるための計時手段と、
計時手段で求めた排尿時刻を示す信号を記憶するための
メモリ、とを設けた排尿検出装置にある。
【0005】
【発明の作用と効果】この発明では、おむつ内の雰囲気
をチューブとファンとを用いてガスセンサに導く。ガス
センサはおむつ内に直接取り付けるには大きすぎるが、
このようにすればガスセンサをおむつの外に配置して違
和感を除き、また尿等によりガスセンサが壊れることを
防止できる。ガスセンサで排尿を検出すると、計時手段
により排尿時刻あるいは計時手段の基準時刻に対する相
対時刻等の排尿時刻を示す信号を求めて、メモリに記憶
させる。この結果メモリには排尿時刻のチャートが作成
され、メモリのデータを読み出すだけで排尿チャートを
作成することができる。
【0006】ガスセンサやファンの電源には電池電源が
好ましく、例えば単三1.5V×4の6V電源等によ
り、24時間〜1週間程度の排尿チャートを作成でき
る。この結果簡易に排尿チャートを作成することができ
る。
【0007】
【実施例】図1〜図5に実施例を示す。図1に、排尿検
出装置6の取り付けを示すと、2はおむつであり、4は
チューブで、その一端をおむつ2の内部に取り付け、他
端を排尿検出装置6に接続してある。8はマジックテー
プで、例えばズボンの内側等に排尿検出装置6を取り付
けるためのものである。
【0008】図2に排尿検出装置6の構成を示す。10
は金属酸化物半導体ガスセンサ等のガスセンサで、金属
酸化物半導体をヒータにより加熱し、半導体の抵抗値の
変化からガスを検出するようにしたものである。そして
排尿の場合、絶対湿度の増加やアンモニア等から排尿を
検出する。ガスセンサ10にはこれ以外に、プロトン導
電体ガスセンサ等を用いても良い。ガスセンサ10は尿
に直接触れると壊れるので、テフロン膜等の発水性膜1
1により尿が侵入することを防止する。12はファン
で、14は排尿検出装置6のケーシングである。16は
電源で、ガスセンサ10が5V駆動であることに応じ
て、例えばここでは単三1.5V×4の6V電源を用
い、図示しないスイッチで電源16の出力をオン/オフ
して、実効的に5Vの電圧を供給する。18は信号処理
用のマイクロコンピュータで、20はそのバス、22は
ADコンバータで、ガスセンサ10に接続した負荷抵抗
RLへの出力電圧をAD変換する。24は排尿検出手段
で、26は計時手段としてのタイマ、28はE2PRO
M制御で、30はE2PROMである。そしてE2PRO
M30には、排尿の検出をスタートした時点の時刻、患
者に固有のID番号、排尿検出手段24で必要とするパ
ラメータK,L等のデータをスタート時に書き込む。E
2PROM30に記憶させる他のデータは、排尿の時刻
と排尿時のガスセンサ信号のピーク面積である。そして
排尿時刻は、スタート時刻にタイマ26でスタートから
の時間を加算したものを用い、ピーク面積は排尿検出手
段24で排尿時のセンサ信号のピーク面積を求めたもの
を記録し、この面積は排尿の量に対応する。
【0009】図3にマイクロコンピュータ18の構成を
示すと、排尿検出手段24にはセンサ信号VRLの定常値
を検出するためのブロックと、センサ信号VRLを時間微
分するためのブロックがある。これらの2つのブロック
はセンサ信号VRLに対する演算を行うためのブロック
で、演算結果を記憶するためのブロックとして、センサ
信号VRLのベースレベルを記憶するためのブロックと、
排尿時のセンサ信号のピーク面積を記憶するための積算
ブロックとがある。またE2PROM30から供給され
た検出用のパラメータK,Lを記憶するためのブロック
が備えられている。そして排尿検出手段24では、セン
サ信号VRLの定常値をベースレベルとして用い、センサ
信号VRLを時間微分して排尿を検出する。排尿を検出す
ると、積算を開始し、この積算値を排尿に伴うピーク面
積とする。タイマ26にはスタート時刻を記憶するため
のブロックと現在時刻を記憶するためのブロック、及び
タイマ本体とが設けられている。この内のスタート時刻
はE2PROM30から供給されたもので、これにタイ
マ本体でマイクロコンピュータ18のリセットからの経
過時間を求めて現在時刻として記憶する。E2PROM
制御28にはバッファデータを記憶するためのブロック
と、E2PROM30に対する書き込み及び読み出し制
御するためのブロックの2つの部分がある。
【0010】図4,図5に実施例の動作を示す。排尿検
出装置の使用を開始する前に、泌尿器科等でE2PRO
M30にスタート時刻と患者に固有のID番号及び検出
用の定数K,L等をE2PROM30に書き込む。次い
でE2PROM30をマイクロコンピュータ18に接続
し、電源16を投入して動作を開始する。この後ファン
12は例えば常時チューブ4からおむつ内の雰囲気を吸
引し、ガスセンサ10には電源16からヒータ電源を供
給して検出を開始する。
【0011】排尿が無い場合、センサ信号VRLは安定し
ているので、例えばVRLの定常値を求めてこれをベース
レベルとする。次に図5に示すように、排尿があるとセ
ンサ信号は極めて急激に立ち上がるので、センサ信号の
時間微分がKよりも大きい場合に排尿があるものとす
る。なお排尿の検出は微分に限るものではなく、例えば
センサ信号がベース信号の2倍以上となった場合に、排
尿があるものとしても良い。排尿の有無を検出すると、
各時点でのセンサ信号VRLからベースレベルとマージン
Lを引算したものを積算し、この積算値を排尿時のピー
ク面積として、E2PROMに書き込む。図5の後半の
6つのピーク(S5〜S10)に示すように、2つのピ
ークが重なり、分離不能になる場合がある。これらは短
い間隔で排尿が行われた場合である。このような場合、
前のピークに対する積算の途中で、微分信号が再度排尿
の検出条件を満たすこととして表れる。この場合は、そ
の時点で前の排尿のピークに対する積算処理を終了し
て、ピーク面積をE2PROM30に書き込み、またそ
の時点から次の排尿のピーク面積の積算を開始する。セ
ンサ信号がベースレベル+マージンL以下に減少して正
常に積算が終了した場合、同様に積算信号をE2PRO
Mへ記録し、センサ信号が新たな定常値に達した場合に
は、その時点でベースレベルを変更する。そして排尿の
検出と同時に、その時点の現在時刻をE2PROM30
に書き込む。このようにするとE2PROM30には図
2に示したように、排尿時刻とそのピーク面積との表が
作成される。そして例えば翌日泌尿器科に赴いた際に、
電源16をリセットし、E2PROM30を取り外して
読み込みを行う。すると排尿時刻とおおよその排尿の量
とがE2PROM30から取り込まれ、排尿チャートが
自動的に作成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の排尿チャート作成装置の装着状態
を示す図
【図2】 実施例の排尿チャート作成装置の要部ブロ
ック図
【図3】 実施例で用いたマイクロコンピュータのブ
ロック図
【図4】 実施例の制御アルゴリズムを示すフローチ
ャート
【図5】 排尿時のセンサ信号を示す特性図
【符号の説明】
2 おむつ 4 チューブ 6 排尿検出装置 8 マジックテープ 10 ガスセンサ 11 発水性膜 12 ファン 14 ケーシング 16 電源 18 マイクロコンピュータ 20 バス 22 ADコンバータ 24 排尿検出手段 26 タイマ 28 E2PROM制御 30 E2PROM

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 おむつ内の雰囲気をチューブとファンと
    を用いてガスセンサに導いて排尿を検出し、計時手段に
    より排尿時刻を示す信号を求めて、排尿時刻をメモリに
    記憶させ、前記メモリに記憶した排尿時刻から排尿チャ
    ートを作成することを特徴とする、排尿チャートの作成
    方法。
  2. 【請求項2】 電池電源と、一端をおむつの内部に装着
    するためのチューブと、このチューブからおむつ内の雰
    囲気を吸引するためのファンと、チューブにより吸引し
    た雰囲気に接触させるためのガスセンサと、ガスセンサ
    の信号から排尿を検出するための排尿検出手段と、排尿
    検出手段の信号を用いて、排尿時刻を示す信号を求める
    ための計時手段と、計時手段で求めた排尿時刻を示す信
    号を記憶するためのメモリ、とを設けた排尿検出装置。
JP9235441A 1997-08-15 1997-08-15 排尿チャートの作成方法とその装置 Pending JPH1156826A (ja)

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