JPH0722334Y2 - ドアトリムにおけるスイッチユニットの取付構造 - Google Patents
ドアトリムにおけるスイッチユニットの取付構造Info
- Publication number
- JPH0722334Y2 JPH0722334Y2 JP10437290U JP10437290U JPH0722334Y2 JP H0722334 Y2 JPH0722334 Y2 JP H0722334Y2 JP 10437290 U JP10437290 U JP 10437290U JP 10437290 U JP10437290 U JP 10437290U JP H0722334 Y2 JPH0722334 Y2 JP H0722334Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switch unit
- door trim
- mounting structure
- front panel
- power seat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、ドアトリムのアームレスト側面に取付けら
れるスイッチユニットの取付構造の改良に関する。
れるスイッチユニットの取付構造の改良に関する。
〈従来の技術〉 第5図は、自動車用ドアトリム1を室内側から見た外観
図であり、第5図ならびに第6図に示すように、ドアト
リム1は、所要形状に成形され、保形性ならびに車体パ
ネルへの取付剛性を備えた芯材2と、芯材2の表面側に
貼着される装飾性を付与する表皮材3とから構成されて
おり、乗員が肘をかけて休めるように、アームレスト部
4が、そのほぼ中央部に車室側に向け膨出状に形成され
ている。
図であり、第5図ならびに第6図に示すように、ドアト
リム1は、所要形状に成形され、保形性ならびに車体パ
ネルへの取付剛性を備えた芯材2と、芯材2の表面側に
貼着される装飾性を付与する表皮材3とから構成されて
おり、乗員が肘をかけて休めるように、アームレスト部
4が、そのほぼ中央部に車室側に向け膨出状に形成され
ている。
さらに、ドアトリム1には、通常パワーウインドー用ス
イッチやパワーシート用スイッチ等各種のスイッチユニ
ットが取付けられており、この従来例では、ドアトリム
1にパワーシート用スイッチユニット5が取付けられて
いる。
イッチやパワーシート用スイッチ等各種のスイッチユニ
ットが取付けられており、この従来例では、ドアトリム
1にパワーシート用スイッチユニット5が取付けられて
いる。
このパワーシート用スイッチユニット5は、表面パネル
6と、表面パネル6の裏面側に設けられるユニット部7
とからなり、このユニット部7の裏面をドアトリム1に
固定されたブラケット8にビス9止めにより固定されて
いる。
6と、表面パネル6の裏面側に設けられるユニット部7
とからなり、このユニット部7の裏面をドアトリム1に
固定されたブラケット8にビス9止めにより固定されて
いる。
〈考案が解決しようとする課題〉 このように、ドアトリム1に取付けられるパワーシート
用スイッチユニット5は、ユニット部7をブラケット8
にビス9を介して固定するという構成であり、表面パネ
ル6の特に下端縁6a側はフリーな状態である。
用スイッチユニット5は、ユニット部7をブラケット8
にビス9を介して固定するという構成であり、表面パネ
ル6の特に下端縁6a側はフリーな状態である。
したがって、パワーシート用スイッチユニット5の取付
時、取付誤差等により、表面パネル6の下端縁6aがトリ
ム1表面よりも図中寸法a室内側に突出するケースが多
く、そうした場合、見栄えおよび感触が非常に悪いもの
となっている。
時、取付誤差等により、表面パネル6の下端縁6aがトリ
ム1表面よりも図中寸法a室内側に突出するケースが多
く、そうした場合、見栄えおよび感触が非常に悪いもの
となっている。
さらに、このように表面パネル6の下端縁6aが室内側に
突出した場合、スイッチ操作時など衣服等をひっかける
おそれがあり、表面パネル6の破損や衣服の破れ等のお
それがある。
突出した場合、スイッチ操作時など衣服等をひっかける
おそれがあり、表面パネル6の破損や衣服の破れ等のお
それがある。
また、この表面パネル6の下端縁6aは、取付時トリム1
表面より奥側に位置していても、自重や変形により室内
側に突出する方向に変形する傾向にある。
表面より奥側に位置していても、自重や変形により室内
側に突出する方向に変形する傾向にある。
本考案は、このような事情に鑑みてなされたもので、本
考案の目的とするところは、ドアトリムのアームレスト
部側面に取付けられるスイッチユニットの取付構造にお
いて、トリム側開口の造形誤差や、スイッチユニットの
取付誤差が生じても、常にスイッチユニットを適正位置
に取付けることができ、見栄えの向上ならびに良好なス
イッチの操作性を保証したスイッチユニットの取付構造
を提供することにある。
考案の目的とするところは、ドアトリムのアームレスト
部側面に取付けられるスイッチユニットの取付構造にお
いて、トリム側開口の造形誤差や、スイッチユニットの
取付誤差が生じても、常にスイッチユニットを適正位置
に取付けることができ、見栄えの向上ならびに良好なス
イッチの操作性を保証したスイッチユニットの取付構造
を提供することにある。
〈課題を解決するための手段〉 上記目的を達成するために、本考案は、ドアトリムのア
ームレスト側面に開設される開口に嵌挿されるスイッチ
ユニットの取付構造において、 前記スイッチユニットの表面パネル裏面にサポート用リ
ブを突設形成し、このサポート用リブを上記開口下縁に
当接させることにより、表面パネルの下端縁を適正位置
に保持したことを特徴とする。
ームレスト側面に開設される開口に嵌挿されるスイッチ
ユニットの取付構造において、 前記スイッチユニットの表面パネル裏面にサポート用リ
ブを突設形成し、このサポート用リブを上記開口下縁に
当接させることにより、表面パネルの下端縁を適正位置
に保持したことを特徴とする。
〈作用〉 以上の構成から明らかなように、アームレスト部側面の
開口にスイッチユニットを嵌挿すれば、表面パネルの裏
面に突設形成したサポート用リブが開口下縁に当接する
ことになり、このことにより、表面パネルの下端縁をド
アトリム側に対して適正位置にロケートすることが可能
となる。
開口にスイッチユニットを嵌挿すれば、表面パネルの裏
面に突設形成したサポート用リブが開口下縁に当接する
ことになり、このことにより、表面パネルの下端縁をド
アトリム側に対して適正位置にロケートすることが可能
となる。
〈実施例〉 以下、本考案によるスイッチユニットの取付構造の一実
施例について、添付図面を参照しながら詳細に説明す
る。
施例について、添付図面を参照しながら詳細に説明す
る。
第1図は本考案に使用するスイッチユニットを裏面側か
ら見た斜視図、第2図は同ユニットをドアトリム側に取
付ける前の状態を示す断面図、第3図は同ユニットをド
アトリム側に取付けた状態を示す断面図、第4図は本考
案によるスイッチユニットの別実施例を示す断面図であ
る。
ら見た斜視図、第2図は同ユニットをドアトリム側に取
付ける前の状態を示す断面図、第3図は同ユニットをド
アトリム側に取付けた状態を示す断面図、第4図は本考
案によるスイッチユニットの別実施例を示す断面図であ
る。
第1図において、パワーシート用スイッチユニット10
は、表面パネル11と、この表面パネル11の裏面側に設け
られ、スイッチ機構を内蔵するユニット部12と、このユ
ニット部12より下方に位置し、同様に表面パネル11裏面
側に突設形成されるサポート用リブ13とから構成されて
いる。
は、表面パネル11と、この表面パネル11の裏面側に設け
られ、スイッチ機構を内蔵するユニット部12と、このユ
ニット部12より下方に位置し、同様に表面パネル11裏面
側に突設形成されるサポート用リブ13とから構成されて
いる。
なお、サポート用リブ13は、ドアトリム側と当接するサ
ポート部の両側部並びに中央部に、補強用の補強リブ14
が一体に設けられている。
ポート部の両側部並びに中央部に、補強用の補強リブ14
が一体に設けられている。
次に、第2図に基づいて、パワーシート用スイッチユニ
ット10をドアトリム20に取付ける構造について説明する
と、まず、ドアトリム20は、所要形状に成形された繊維
板,複合樹脂板等の芯材21と、この芯材21の表面側にパ
ッド材22を介して、表皮材23がその表面側に貼着されて
構成されており、中央部には、乗員が肘をかけて休める
ようにアームレスト部24が室内側に膨出状に形成されて
おり、アームレスト部24の側面に開口25が開設され、こ
の開口25に上述したパワーシート用スイッチユニット10
が嵌挿されることになる。
ット10をドアトリム20に取付ける構造について説明する
と、まず、ドアトリム20は、所要形状に成形された繊維
板,複合樹脂板等の芯材21と、この芯材21の表面側にパ
ッド材22を介して、表皮材23がその表面側に貼着されて
構成されており、中央部には、乗員が肘をかけて休める
ようにアームレスト部24が室内側に膨出状に形成されて
おり、アームレスト部24の側面に開口25が開設され、こ
の開口25に上述したパワーシート用スイッチユニット10
が嵌挿されることになる。
そして、パワーシート用スイッチユニット10をドアトリ
ム20に取付けた状態を第3図に示すと、開口25にパワー
シート用スイッチユニット10を挿入し、ドアトリム20側
に予め固定されているブラケット26に、ビス27を介して
ユニット部12が固定されるとともに、表面パネル11の裏
面に突設形成されたサポート用リブ13が開口25の下縁25
aに当接することになり、このサポート用リブ13の当接
作用により、表面パネル11の下端縁11aは上方に持ち上
げられ、ドアトリム20の表面よりわずかに奥側に埋没し
た状態となり、極めて体裁のよいものになるとともに、
スイッチ操作の際、手や衣服等が出っ張りにひっかかる
ことがなく、安全上も好ましい。
ム20に取付けた状態を第3図に示すと、開口25にパワー
シート用スイッチユニット10を挿入し、ドアトリム20側
に予め固定されているブラケット26に、ビス27を介して
ユニット部12が固定されるとともに、表面パネル11の裏
面に突設形成されたサポート用リブ13が開口25の下縁25
aに当接することになり、このサポート用リブ13の当接
作用により、表面パネル11の下端縁11aは上方に持ち上
げられ、ドアトリム20の表面よりわずかに奥側に埋没し
た状態となり、極めて体裁のよいものになるとともに、
スイッチ操作の際、手や衣服等が出っ張りにひっかかる
ことがなく、安全上も好ましい。
したがって、パワーシート用スイッチユニット10が体裁
よく取付けられるとともに、安全に操作できるため操作
性も向上する。
よく取付けられるとともに、安全に操作できるため操作
性も向上する。
次に、第4図に示すものは、サポート用リブ13の下面を
傾斜状に設定した実施例であり、このようにすれば、パ
ワーシート用スイッチユニット10の組付けと同時に表面
パネル11自体が上方に持ち上がり、ドアトリム20とパワ
ーシート用スイッチユニット10との合わせがさらに向上
する。
傾斜状に設定した実施例であり、このようにすれば、パ
ワーシート用スイッチユニット10の組付けと同時に表面
パネル11自体が上方に持ち上がり、ドアトリム20とパワ
ーシート用スイッチユニット10との合わせがさらに向上
する。
以上、本実施例においては、パワーシート用スイッチユ
ニット10の取付構造について説明したが、端末側がフリ
ー状態となる樹脂パネルであれば広く適用でき、本考案
の適用範囲は広くその実用価値が高いものである。
ニット10の取付構造について説明したが、端末側がフリ
ー状態となる樹脂パネルであれば広く適用でき、本考案
の適用範囲は広くその実用価値が高いものである。
〈考案の効果〉 以上説明した通り、本考案によれば、スイッチユニット
の裏面にサポート用リブを突設形成し、このサポート用
リブをトリム開口縁部に当接させることにより、表面パ
ネルのフリー端末を適正位置にロケートし、トリム表面
に対して若干埋没させた形で取付けることができ、見栄
えが極めて優れるという効果を有する。
の裏面にサポート用リブを突設形成し、このサポート用
リブをトリム開口縁部に当接させることにより、表面パ
ネルのフリー端末を適正位置にロケートし、トリム表面
に対して若干埋没させた形で取付けることができ、見栄
えが極めて優れるという効果を有する。
したがって、美観向上とともに、端末部分がトリムより
外方に出っ張ることがないため、スイッチユニットを損
傷したり、衣服が破れる等の不具合を可及的に防止でき
るという効果を有する。
外方に出っ張ることがないため、スイッチユニットを損
傷したり、衣服が破れる等の不具合を可及的に防止でき
るという効果を有する。
第1図は本考案に使用するパワーシート用スイッチユニ
ットを裏面側から見た斜視図、第2図は同パワーシート
用スイッチユニットをドアトリム側に取付ける前の状態
を示す断面図、第3図は同パワーシート用スイッチユニ
ットをドアトリムに取付けた状態を示す断面図、第4図
は本考案に使用するパワーシート用スイッチユニットの
別実施例を示す要部断面図、第5図は従来のドアトリム
を示す正面図、第6図は第5図中VI-VI線断面図であ
る。 10……パワーシート用スイッチユニット 11……表面パネル 12……ユニット部 13……サポート用リブ 14……補強リブ 20……自動車用ドアトリム 21……芯材 22……パッド材 23……表皮材 24……アームレスト部 25……開口 26……ブラケット
ットを裏面側から見た斜視図、第2図は同パワーシート
用スイッチユニットをドアトリム側に取付ける前の状態
を示す断面図、第3図は同パワーシート用スイッチユニ
ットをドアトリムに取付けた状態を示す断面図、第4図
は本考案に使用するパワーシート用スイッチユニットの
別実施例を示す要部断面図、第5図は従来のドアトリム
を示す正面図、第6図は第5図中VI-VI線断面図であ
る。 10……パワーシート用スイッチユニット 11……表面パネル 12……ユニット部 13……サポート用リブ 14……補強リブ 20……自動車用ドアトリム 21……芯材 22……パッド材 23……表皮材 24……アームレスト部 25……開口 26……ブラケット
Claims (1)
- 【請求項1】ドアトリム(20)のアームレスト部(24)
側面に開設される開口(25)に嵌挿されるスイッチユニ
ット(10)の取付構造において、 前記スイッチユニット(10)の表面パネル(11)裏面に
サポート用リブ(13)を突設形成し、このサポート用リ
ブ(13)を上記開口(25)下縁に当接させることによ
り、表面パネル(11)の下端縁を適正位置に保持したこ
とを特徴とするドアトリムにおけるスイッチユニットの
取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10437290U JPH0722334Y2 (ja) | 1990-10-03 | 1990-10-03 | ドアトリムにおけるスイッチユニットの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10437290U JPH0722334Y2 (ja) | 1990-10-03 | 1990-10-03 | ドアトリムにおけるスイッチユニットの取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0460711U JPH0460711U (ja) | 1992-05-25 |
JPH0722334Y2 true JPH0722334Y2 (ja) | 1995-05-24 |
Family
ID=31849620
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10437290U Expired - Lifetime JPH0722334Y2 (ja) | 1990-10-03 | 1990-10-03 | ドアトリムにおけるスイッチユニットの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0722334Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-10-03 JP JP10437290U patent/JPH0722334Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0460711U (ja) | 1992-05-25 |
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