JP2540015Y2 - 片持ステー型ヘッド・レストレイント付きシート・バック - Google Patents
片持ステー型ヘッド・レストレイント付きシート・バックInfo
- Publication number
- JP2540015Y2 JP2540015Y2 JP8229191U JP8229191U JP2540015Y2 JP 2540015 Y2 JP2540015 Y2 JP 2540015Y2 JP 8229191 U JP8229191 U JP 8229191U JP 8229191 U JP8229191 U JP 8229191U JP 2540015 Y2 JP2540015 Y2 JP 2540015Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stay
- seat back
- cantilever
- frame
- head restraint
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は、乗り物シート、例え
ば、自動車シートに使用される片持ステー型ヘッド・レ
ストレイント付きシート・バックに関する。
ば、自動車シートに使用される片持ステー型ヘッド・レ
ストレイント付きシート・バックに関する。
【０００２】
【背景技術】通常、自動車シートに使用される片持ステ
ー型ヘッド・レストレイント付きシート・バックでは、
ヘッド・レストレイントの片持ステーがシート・バック
・ボードのステー・カバー・ホルダーとそのホルダーに
組み付けられるステー・カバーとで覆われる構造が採用
されているので、パッドが表皮の上から押し潰される
際、その表皮の端末が、そのステー・カバーの下端に食
み出される状態にめくれる不具合があった。
ー型ヘッド・レストレイント付きシート・バックでは、
ヘッド・レストレイントの片持ステーがシート・バック
・ボードのステー・カバー・ホルダーとそのホルダーに
組み付けられるステー・カバーとで覆われる構造が採用
されているので、パッドが表皮の上から押し潰される
際、その表皮の端末が、そのステー・カバーの下端に食
み出される状態にめくれる不具合があった。
【０００３】
【考案の課題】この考案の課題は、ヘッド・レストレイ
ントの片持ステーを覆うステー・カバーの取付け箇所に
おいて、表皮の端末がめくれてそのステー・カバーの下
端に食み出されることを防止するところの片持ステー型
ヘッド・レストレイント付きシート・バックの提供にあ
る。
ントの片持ステーを覆うステー・カバーの取付け箇所に
おいて、表皮の端末がめくれてそのステー・カバーの下
端に食み出されることを防止するところの片持ステー型
ヘッド・レストレイント付きシート・バックの提供にあ
る。
【０００４】
【課題に相応する手段およびそれの作用】この考案は、
シート・バック・ボードが片持ステーの後側を覆うステ
ー・カバー・ホルダーを備えてシート・バック・フレー
ムの背裏に配置され、そして、ステー・カバーが、内側
に突き出されて表皮上からシート・バック・パッドに食
い込む押し殺しフランジを下端に備え、その片持ステー
の前側からそのステー・カバー・ホルダーに組み付けら
れ、そのパッドがその表皮の上から押し潰される際にも
その押し殺しフランジとそのパッドとの間にその表皮の
端末を挟み止めるところである。
シート・バック・ボードが片持ステーの後側を覆うステ
ー・カバー・ホルダーを備えてシート・バック・フレー
ムの背裏に配置され、そして、ステー・カバーが、内側
に突き出されて表皮上からシート・バック・パッドに食
い込む押し殺しフランジを下端に備え、その片持ステー
の前側からそのステー・カバー・ホルダーに組み付けら
れ、そのパッドがその表皮の上から押し潰される際にも
その押し殺しフランジとそのパッドとの間にその表皮の
端末を挟み止めるところである。
【０００５】
【具体例の説明】以下、特定されて図面に示された具体
例に基づいて、この考案の片持ステー型ヘッド・レスト
レイント付きシート・バックを説明するに、図１および
図２は、乗用車のフロント・サイド・シートに適用され
たこの考案の片持ステー型ヘッド・レストレイント付き
シート・バックの具体例１０を部分的に示し、このシー
ト・バック１０では、シート・バック・フレーム（図示
せず）が、シート・クッション（図示せず）に組み付け
られ、また、シート・バック・パッド１１が、そのフレ
ームに支持され、さらに、表皮１２が、そのパッド１１
を覆ってそのフレームに止められ、またさらに、片持ス
テー型ヘッド・レストレイント１３が、ブラケット（図
示せず）でそのフレームのトップ・コーナー部分に片持
ステー（図示せず）を組み付けてそのフレームに支持さ
れ、さらには、シート・バック・ボード１４が、その片
持ステーの後側を覆うステー・カバー・ホルダー１５を
備えて樹脂から成形され、そのシート・バック背裏に配
置されてそのフレームに止められ、またさらには、ステ
ー・カバー１６が、内側に突き出されてその表皮１２上
からそのパッド１１に食い込む押し殺しフランジ１７を
下端に備えて樹脂から成形され、その片持ステーの前側
からそのステー・カバー・ホルダー１５に組み付けられ
たところで、製造された。
例に基づいて、この考案の片持ステー型ヘッド・レスト
レイント付きシート・バックを説明するに、図１および
図２は、乗用車のフロント・サイド・シートに適用され
たこの考案の片持ステー型ヘッド・レストレイント付き
シート・バックの具体例１０を部分的に示し、このシー
ト・バック１０では、シート・バック・フレーム（図示
せず）が、シート・クッション（図示せず）に組み付け
られ、また、シート・バック・パッド１１が、そのフレ
ームに支持され、さらに、表皮１２が、そのパッド１１
を覆ってそのフレームに止められ、またさらに、片持ス
テー型ヘッド・レストレイント１３が、ブラケット（図
示せず）でそのフレームのトップ・コーナー部分に片持
ステー（図示せず）を組み付けてそのフレームに支持さ
れ、さらには、シート・バック・ボード１４が、その片
持ステーの後側を覆うステー・カバー・ホルダー１５を
備えて樹脂から成形され、そのシート・バック背裏に配
置されてそのフレームに止められ、またさらには、ステ
ー・カバー１６が、内側に突き出されてその表皮１２上
からそのパッド１１に食い込む押し殺しフランジ１７を
下端に備えて樹脂から成形され、その片持ステーの前側
からそのステー・カバー・ホルダー１５に組み付けられ
たところで、製造された。
【０００６】特に、そのヘッド・レストレイント１３の
片持ステーは、そのシート・バック・フレームのブラケ
ットにボルトーナットで締め付けられ、そして、そのス
テー・カバー１６は、そのシート・バック・フレームの
ブラケットおよびステー・カバー・ホルダー１５にスナ
ップ的にかみ合い結合された。
片持ステーは、そのシート・バック・フレームのブラケ
ットにボルトーナットで締め付けられ、そして、そのス
テー・カバー１６は、そのシート・バック・フレームの
ブラケットおよびステー・カバー・ホルダー１５にスナ
ップ的にかみ合い結合された。
【０００７】したがって、そのステー・カバー１６のま
わりにおいて、そのパッド１１がその表皮１２の上から
押し潰されてもその表皮１２の端末は、予めその押し殺
しフランジ１７で押し潰されたパッド１１とその押し殺
しフランジ１７との間に挟み止められてそのステー・カ
バー１６の下端にめくれて食み出されることが回避され
た。
わりにおいて、そのパッド１１がその表皮１２の上から
押し潰されてもその表皮１２の端末は、予めその押し殺
しフランジ１７で押し潰されたパッド１１とその押し殺
しフランジ１７との間に挟み止められてそのステー・カ
バー１６の下端にめくれて食み出されることが回避され
た。
【０００８】
【考案の便益】上述から理解されるように、この考案の
片持ステー型ヘッド・レストレイント付きシート・バッ
クは、シート・バック・ボードが片持ステーの後側を覆
うステー・カバー・ホルダーを備えてシート・バック・
フレームの背裏に配置され、そして、ステー・カバー
が、内側に突き出されて表皮上からシート・バック・パ
ッドに食い込む押し殺しフランジを下端に備え、その片
持ステーの前側からそのステー・カバー・ホルダーに組
み付けられるので、そのステー・カバーのまわりにおい
て、そのパッドがその表皮の上から押し潰される際に、
その表皮の端末は、予めその押し殺しフランジで押し潰
されたパッドとその押し殺しフランジとの間に挟み止め
られ、そのステー・カバーの下端にめくれて食み出され
ることが回避され、見栄が維持可能になり、乗り物シー
トにとって非常に有用で実用的である。
片持ステー型ヘッド・レストレイント付きシート・バッ
クは、シート・バック・ボードが片持ステーの後側を覆
うステー・カバー・ホルダーを備えてシート・バック・
フレームの背裏に配置され、そして、ステー・カバー
が、内側に突き出されて表皮上からシート・バック・パ
ッドに食い込む押し殺しフランジを下端に備え、その片
持ステーの前側からそのステー・カバー・ホルダーに組
み付けられるので、そのステー・カバーのまわりにおい
て、そのパッドがその表皮の上から押し潰される際に、
その表皮の端末は、予めその押し殺しフランジで押し潰
されたパッドとその押し殺しフランジとの間に挟み止め
られ、そのステー・カバーの下端にめくれて食み出され
ることが回避され、見栄が維持可能になり、乗り物シー
トにとって非常に有用で実用的である。
【０００９】先のように、図面を参照して説明されたこ
の考案の具体例から明らかであるように、この考案の属
する技術の分野における通常の知識を有する者にとっ
て、この考案の内容は、その考案の課題を成し遂げるた
めにその考案の成立に必須であってその考案の性質であ
るところのその考案の技術的本質に由来し、そして、そ
れを内在させると客観的に認められる態様に容易に具体
化される。
の考案の具体例から明らかであるように、この考案の属
する技術の分野における通常の知識を有する者にとっ
て、この考案の内容は、その考案の課題を成し遂げるた
めにその考案の成立に必須であってその考案の性質であ
るところのその考案の技術的本質に由来し、そして、そ
れを内在させると客観的に認められる態様に容易に具体
化される。
【図１】乗用車のフロント・サイド・シートに適用され
たこの考案の片持ステー型ヘッド・レストレイント付き
シート・バックの具体例を示した部分斜視図である。
たこの考案の片持ステー型ヘッド・レストレイント付き
シート・バックの具体例を示した部分斜視図である。
【図２】図１の２−２線に沿って示した断面図である。
１４ シート・バック・ボード １５ ステー・カバー・ホルダー １６ ステー・カバー １７ 押し殺しフランジ
Claims (1)
- 【請求項１】 シート・クッションに組み付けられるシ
ート・バック・フレームと、そのフレームに支持される
シート・バック・パッドと、そのパッドを覆ってそのフ
レームに止められる表皮と、ブラケットでそのフレーム
のトップ・コーナー部分に片持ステーを組み付けてその
フレームに支持される片持ステー型ヘッド・レストレイ
ントと、その片持ステーの後側を覆うステー・カバー・
ホルダーを備えてそのフレームの背裏に配置されるシー
ト・バック・ボードと、内側に突き出されてその表皮上
からそのパッドに食い込む押し殺しフランジを下端に備
え、その片持ステーの前側からそのステー・カバー・ホ
ルダーに組み付けられるステー・カバーとを含む片持ス
テー型ヘッド・レストレイント付きシート・バック。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8229191U JP2540015Y2 (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | 片持ステー型ヘッド・レストレイント付きシート・バック |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8229191U JP2540015Y2 (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | 片持ステー型ヘッド・レストレイント付きシート・バック |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0523951U JPH0523951U (ja) | 1993-03-30 |
| JP2540015Y2 true JP2540015Y2 (ja) | 1997-07-02 |
Family
ID=13770439
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8229191U Expired - Lifetime JP2540015Y2 (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | 片持ステー型ヘッド・レストレイント付きシート・バック |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2540015Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-09-13 JP JP8229191U patent/JP2540015Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0523951U (ja) | 1993-03-30 |
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