JPH07215017A - スタッドレスタイヤ - Google Patents

スタッドレスタイヤ

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JPH07215017A
JPH07215017A JP6031786A JP3178694A JPH07215017A JP H07215017 A JPH07215017 A JP H07215017A JP 6031786 A JP6031786 A JP 6031786A JP 3178694 A JP3178694 A JP 3178694A JP H07215017 A JPH07215017 A JP H07215017A
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groove
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tread
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】雪上走行を維持しつつ耐偏摩耗性を高め耐久性
を向上する。 【構成】ブロックパターンとしたスタッドレスタイヤで
あり、各ブロック5におけるサイピング群6Gのサイピ
ング6は、第1発明では、ブロックの中央部分Mを最深
部として、周方向両端部9、9からこの中央部分に向か
って溝深さsdを漸増させており、第2発明では、タイ
ヤ赤道に向く側縁7Cからトレッド縁に向く側縁7Eに
向かって溝深さsdを漸減させている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、雪上走行性能を維持し
つつ耐偏摩耗性を高め耐久性を向上したスタッドレスタ
イヤに関する。
【0003】
【従来の技術】冬期、氷雪路面を走行するタイヤとして
スパイクタイヤが知られている。しかし、このスパイク
タイヤは、乾いた路面を走行した場合には、スパイクに
よって路面を損傷させ、さらには騒音、粉塵が発生する
など環境の低下を招くことがある。このため、スパイク
タイヤに代わるタイヤとして、近年スパイクを用いない
いわゆるスタッドレスタイヤが普及しつつある。
【0004】スタッドレスタイヤは、雪路性能を充分確
保したうえで、凍結路における走行性能を出来る限り高
める必要がある。そのため大気低温時においても柔軟性
を保持するゴムが開発され、そのゴムをトレッド部に採
用する一方、タイヤの実接地面を広くするなど雪、氷上
でも路面を充分にグリップすることが出来、雪氷路面で
の走行性能の向上を目的としてタイヤの開発が進められ
てきた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなタ
イヤは、雪氷路における走行性能は向上するものの耐摩
耗性及びヒールアンドトウ摩耗などの耐偏摩耗性が低下
し、耐久性に劣る。又タイヤの交換を頻繁に行わなけれ
ばならないので、春季においても装着し続ける場合が多
々あり、トレッド面の摩耗を増大させ耐久性をさらに低
下させている。
【0006】なお、従来からスタッドレスタイヤは、雪
上走行性能を高めるため下記に述べる改善が試みられて
きた。
【0007】1)トレッドゴムのモジュラスを低くす
る。 走行時におけるタイヤの摩擦力は、そのタイヤが路面と
接する実接地面積に比例する。この技術思想をとり入れ
特開昭63−43803号公報に開示するようにトレッ
ドゴムのモジュラスを低くして実接地面積を広くするこ
とが提案されている。この提案は、ゴムの弾性率は温度
に比例して低温になると硬くなる性質があるため、低温
でも柔らかいゴム特性を保持しうることが特徴である。
【0008】しかし、このような性質のゴムをタイヤの
トレッドゴムとして用いた場合、高温時には柔らかすぎ
耐摩耗性、耐偏摩耗性が低下することとなり、ゴムのモ
ジュラスの改善のみでは、耐久性の向上は解決し得な
い。
【0009】2)排水性を高める 雪上路を走行する際に潤滑膜として作用する水膜を破断
させてトレッド面の摩擦力を高めることが知られてい
る。このためトレッド面にブロックパターンを採用し、
そのブロックの数を多くする、或いは、ブロックの表面
に設けるサイピング数及びサイピングの総長さを大とす
ることが行われてきた。
【0010】例えば、特開昭59−199306号公報
において、サイピングの表面部を波状に折曲げ、サイピ
ングの実長を長くする提案、又特開平2−246810
号公報においては、サイピングを溝底部において折り曲
げることにより、サイピングの実長をブロック巾よりも
長くする提案がなされている。
【0011】しかし、単なるサイピング数又はその総長
さを増加することは、ブロック自体の剛性低下を招き、
その結果、走行時において図12(B)に示すようにブ
ロックが倒れ込むこととなり実接地面積が低下し、耐摩
耗性、耐偏摩耗性の劣化を招くこととなり、完全な解決
には至っていない。殊にブロックに多数のサイピングを
配したブロックパターンのタイヤにあっては、偏摩耗の
発生によって耐久性が損なわれている。
【0012】偏摩耗は、接地面内における摩耗エネルギ
ーが不均一になることにより発生すると考えられてい
る。又この摩耗エネルギーは、 圧力×すべり=摩耗エネルギー によって表され、接地面内において圧力が不均一又はす
べりが不均一、すべりが不均一であると偏摩耗が発生し
やすいこととなる。
【0013】なお圧力の均一化、及びすべりの均一化を
促進するために、従来より、 (1)タイヤ子午面におけるトレッド曲率半径の適正
化、 (2)接地面の輪郭形状の適正化 が進められてきた。
【0014】他方、ヒールアンドトウ摩耗に対しては、
従来、ブロックの表面において圧力集中する位置ではブ
ロック剛性を低くしている。即ち、図12(A)に示す
ようにブロックbの回転方向後縁側nにおいてサイピン
グsの溝深さhを前縁側mより深くすることによって、
後縁側nの剛性を和らげブロック全体の剛性の均一化を
図ったものも存在する。
【0015】しかし、図12(A)に示す前記構成のサ
イピングsを施した場合図12(C)に示すような後縁
nにおいて大きな摩耗が生じる。これは、図12(B)
に示すようにブロックbが後縁nにおいて大きく倒れ込
み、この前縁部が大きく摩耗することが判明した。
【0016】発明者は、前記調査結果に基づき、ブロッ
クの剛性の分布を、タイヤ周方向に対しては、中央部の
剛性に比して前縁及び後縁側の剛性を高めること、又、
タイヤ軸方向に対してはトレッド縁側よりもタイヤ赤道
面側の剛性を高めること、さらにブロックに剛性差を与
えるにはサイピングの溝深さによって行うのが最も効果
的であることを見出したのである。
【0017】本発明は、ブロックに配されるサイピング
群を形成する各サイピングの溝深さを傾向づけることに
より、雪上走行性能を維持しつつトレッド面の耐偏摩耗
性を高め耐久性を向上しうるスタッドレスタイヤの提供
を目的としている。
【0018】
【課題を解決するための手段】本願の第1発明は、トレ
ッド面に、周方向にのびる複数本の縦溝及びこの縦溝間
又は縦溝とトレッド縁との間を結ぶ横溝を設けることに
より、トレッド部を周方向に並ぶ複数のブロックを有す
るブロックパターンとしたスタッドレスタイヤであっ
て、リムに嵌着しかつ正規内圧と正規荷重とを加えた正
規状態において、接地する接地巾域内に少なくともブロ
ック表面の重心が位置する各ブロックに、前記縦溝と交
わる向きにのびかつタイヤ周方向に隔たる複数のサイピ
ングからなるサイピング群を形成するとともに、前記各
ブロックにおけるサイピング群の前記サイピングは、そ
れぞれのブロックの周方向中央部分を最深部分として周
方向両端部からこのブロックの周方向中央部分に向かっ
て溝深さが漸増し、しかもサイピング群のうち最も深い
溝深さを有するサイピングの最大溝深さを前記縦溝の溝
深さの0.6倍以上かつ0.9倍以下としたことを特徴
とするスタッドレスタイヤである。
【0019】又本願の第2発明は、前記第1発明におけ
る各ブロックのサイピングがそれぞれ周方向中央部分を
最深部分として周方向両端部からこのブロックの周方向
中央部分に向かって溝深さが漸増していたのに代えて、
そのブロックの両側縁のうちタイヤ赤道に向く側縁から
トレッド縁に向かって溝深さが漸減するよう形成したス
タッドレスタイヤである。
【0020】さらには前記第1発明の構成に前記第2発
明の構成を加えたスタッドレスタイヤであってもよい。
【0021】なお前記接地巾域内に少なくともブロック
の表面の重心が位置するブロックは、それらのブロック
の表面の面積の総和が前記接地巾域内の面積の60%以
上かつ80%以下であることが好ましい。
【0022】
【作用】
A)第1発明について 各ブロックにおけるサイピング群を形成するサイピング
は、それぞれのブロックの周方向中央部分を最深部分と
して、周方向両端部からこのブロックの周方向中央部分
に向かって溝深さが漸増している。
【0023】ブロックの周方向中央部分を深くすること
によって、ブロック全体の剛性が低下し、路面との接触
性が向上し、ブロックのグリップ力が増すことから氷上
及び雪上の走行性能が高まる。
【0024】又周方向の端部のうち後着側において溝深
さを浅くすることによって、制動時におけるブロックの
倒れが後着側に集中するのを防止でき、後着側に大きな
ヒールアンドトウの偏摩耗が生じるのを防止でき耐久性
を向上する。
【0025】ヒールアンドトウ摩耗は通常駆動輪より誘
導輪に発生しやすい。又ブロックの後着側が先着側に比
べて大きく摩耗する傾向にある。これはタイヤが転動す
る際の転がり抵抗及び制動によりブロックの倒れにより
ヒールアンドトウが発生する。殊にスタッドレスタイヤ
においては、タイヤの前後方向の力が発生しやすいよう
にサイピングをタイヤの子午面方向に向け、しかも多数
本設けているため、ブロックが周方向に倒れやすく、通
常のタイヤに比べて滑りが発生しやすくヒールアンドト
ウ摩耗も発生しやすい。
【0026】しかし本願の第1発明にあっては、前記構
成を具えることによって、スタッドレスタイヤにあって
もヒールアンドトウ摩耗を低下し得たのである。
【0027】なお周方向端部の先着側も後着側と同様に
溝深さを浅くすることによって、タイヤの方向性が解消
され、左右のローテーションが容易となる。
【0028】さらに前記サイピング群のうち最も深い溝
深さを有するサイピングの最大溝深さを縦溝の溝深さの
0.6倍以上かつ0.9倍以下としている。最大溝深さ
が縦溝のそれの0.6倍未満では、氷雪路走行に際して
グリップ力を得ることが出来ず、雪氷路の走行性能が劣
る一方、0.9倍をこえるとブロックの剛性が著しく低
下し、偏摩耗の発生を抑制し得ない。
【0029】B)第2発明について 各ブロックにおけるサイピング群を形成するサイピング
は、そのブロックの両側縁のうちタイヤ赤道に向く側縁
からトレッド縁に向く側縁に向かって溝深さを漸減して
いる。
【0030】ブロックのタイヤ軸方向両側縁は旋回時に
作用し、この旋回時に生じるフェザーエッジ摩耗もタイ
ヤ軸方向のヒールアンドトウ摩耗であり、旋回時には、
ブロックがトレッド縁側に倒れることからトレッド縁側
がタイヤ赤道側に比べて摩耗量が大となる。このためサ
イピングはタイヤ赤道側よりもトレッド縁側を浅くして
前記偏摩耗の発生を抑制しているのである。
【0031】C)第1、第2発明について 接地巾域に存するブロックの表面の面積の総和が接地巾
域の面積の60%未満となった場合には、実接地面積が
少なくなるため、接地圧が増大することからブロック剛
性が低下し、偏摩耗を抑制するという効果を達成し得な
いことがある。
【0032】又85%をこえた場合には、縦溝、横溝の
面積が減少するため排水不良が生じることによって、ブ
ロックの表面に存在する水膜を破断し得ずブロック摩擦
力が低下し、制動性能に劣る危険があるからである。
【0033】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づき説明す
る。図においてスタッドレスタイヤ1は、ビードコア1
2が通る一対のビード部13と、各ビード部13からタ
イヤ半径方向外方にのびるサイドウォール部14と、そ
の外方端間を継ぐとともに外周面がトレッド面2をなす
トレッド部15とを具える。本例では、乗用車用の偏平
ラジアルタイヤとして形成される。
【0034】又前記ビード部13、13間には、トレッ
ド部15からサイドウォール部14をへてビードコア1
2の廻りで折返されるカーカス16が架け渡されるとと
もに、該カーカス16の半径方向外側かつトレッド部1
5の内方にはベルト層17が巻装される。
【0035】前記カーカス16は、カーカスコードをタ
イヤ赤道に対して70〜90度の角度で配列した1枚以
上、本例では2枚のカーカスプライから形成され、又カ
ーカスコードとしては、スチールコードの他、ナイロ
ン、レーヨン、ポリエステル等の有機繊維コードが採用
される。
【0036】又ベルト層17は、ベルトコードを例えば
タイヤ赤道Cに対して0〜30度の角度で配列した、本
例では2枚のベルトプライからなり、各コードがプライ
間相互で交差するように向きを違えて配置する。なおベ
ルトコードとしては、カーカスコードと同様に、スチー
ル等の金属繊維コード、及びナイロン、ポリエステル、
レーヨン等の有機繊維コードが用いられる。
【0037】トレッド面2には、タイヤ周方向にのびる
複数本、本例では4本の縦溝3A、3A、3B、3Bが
配設される。又トレッド面2にはこれらの周方向溝間を
それぞれ結ぶ内の横溝4Aと、トレッド縁Eに最も近い
前記周方向溝3Bとトレッド縁Eとを結ぶ外の横溝4B
とからなる横溝4…が配されることにより、トレッド面
2には、複数のブロック5…からなるブロックパターン
が形成される。従ってこれらの横溝4…はタイヤ周方向
に対して交わる向きにのび、かつ少なくとも一端がトレ
ッド縁E又は縦溝3A、3B(総称するときには縦溝3
という)で開放される。
【0038】本実施例では、縦溝3、横溝4は、その溝
深さGD1、GD2を10mm以上としかつトレッド巾の
0.16倍以下としている。又溝巾GWはトレッド面2
で開口するその開口部において少なくとも6mmかつトレ
ッド巾の0.12倍以下としている。本例では、溝深さ
GD1、2は縦溝3、横溝4とも同じ深さに形成してい
る。前記縦溝3、横溝4は、その溝深さGD1、GD2
を10mm以上、溝巾G2を6mm以上とすることによって
雪上走行性能、特にグリップ性能が保持される。
【0039】なお溝深さGDは、前記の深さ範囲におい
て、縦溝3を横溝4よりも深くしてもよく、さらには、
横溝4を縦溝3よりも深くしてもよい。
【0040】縦溝3、横溝4の前記溝深さGD1、GD
2を確保するため、縦溝3、横溝4の各溝壁面23、2
4のトレッド面に垂直な法線Nに対する傾き角度θ1、
θ2をともに10°以上かつ15°以下の範囲としブロ
ック6を台形状とするのが好ましい。
【0041】このように、ブロック6を台形状とするこ
とによって、前述の如く縦溝3、横溝4の溝深さGD
1、GD2が確保でき、雪上走行性能の保持に加えて、
ブロック6のタイヤ周方向及びタイヤ軸方向の剛性が高
まり、直進時にあっては、ブロック6の進行方向後端へ
の倒れ込み、又旋回時にあっては、ブロック6のトレッ
ド縁E側への倒れ込みが抑制され、ブロック6の倒れ込
みによる偏摩耗の発生を更に低減することが出来る。
【0042】前記傾き角度θ1、θ2が10°未満で
は、偏摩耗の抑制効果を発揮し得ず、15°をこえると
縦溝3、横溝4の溝深さGD1、GD2が10mmに達し
ないことがあり、雪氷路走行に際してグリップ性、又は
旋回性能を保持し得ないことがある。
【0043】又、トレッド面2には、タイヤをリムJに
嵌着しかつ該タイヤに規定される正規内圧と正規荷重を
加えた正規状態において、トレッド面2が路面に接地す
る接地領域が存在する。この接地領域のタイヤ軸方向の
距離である接地巾WSが周方向に連なることにより形成
される接地巾域内で、少なくともブロック表面の重心が
位置するブロック5…にあっては、複数の、本実施例で
は4本のサイピング6…からなくサイピング群6Gを設
けている。
【0044】前記サイピング6は、縦溝3と交わる向き
に、実質的にはタイヤ子午線方向にのびかつタイヤ周方
向に略等間隔で隔たり配される。
【0045】本実施例では、前記サイピング6は、ブロ
ック5のタイヤ赤道Cに向く側縁7Cからトレッド縁E
に向く側縁7Eの間をブロック5を貫通してのびるいわ
ゆるオープン形として形成され、かつその中間部に波状
に折れ曲がる波状部21を具える。このような波状部2
1をブロック5の中間部に設けることにより、サイピン
グの実質的な長さが増し、直進走行時においてグリップ
力を高めるのみならず旋回時などにおいて、タイヤ軸方
向の剪断力が作用した場合、互いに拘束し合いブロック
5のタイヤ軸方向の剛性を高め、耐横すべり性及び旋回
性能を高めることが出来る。なお、波状部21の波高
(Sr)は隣り合うサイピング6、6間の距離であるサ
イピング間隔spの0.5〜1.0倍とするのが好まし
い。
【0046】0.5倍未満では、ブロック5のタイヤ軸
方向の剛性を充分に高めることができず、また1.0倍
をこえると波高srが大きすぎ、波状部21にはさまれ
たブロック部分の領域で剛性が下がり、偏摩耗が生じる
原因ともなる。さらにブロック5の周方向長さに対して
波高srが大きくなりすぎるため充分な数のサイピング
6…をブロック5に設けられないことがあるからであ
る。
【0047】又、図2において、タイヤ赤道Cを跨がり
配される中央のブロック5Mについては、前記サイピン
グ6は両側縁7、7間を挿通している。
【0048】又これらのサイピング6は、一方の側縁側
にのみ連通したセミオープン形、さらには、サイピング
の両端が側縁で開口しないクローズ形であってもよい。
なおサイピング6の溝巾swは0.5〜1.5mmである
ことが好ましい。
【0049】各ブロック5…におけるサイピング群6G
のサイピング6は、それぞれのブロック5の周方向中央
部分Mを最深部分として、周方向両端部9、9からこの
ブロンル5の周方向中央部分Mに向かって溝深さsdが
漸増している。
【0050】又、本実施例では、サイピング群6Gのう
ち最も深い溝深さを有するサイピング6の最大溝深さs
dmを前記縦溝3の溝深さGDの0.6倍以上かつ0.
9倍以下としている。
【0051】なお、前記最大溝深さsdmに対する周方
向両端部に位置するサイピング6の溝深さsdsの比s
ds/sdmを0.3〜0.7とするのが好ましい。前
記比sds/sdmが0.3未満では雪氷路面走行時に
グリップ力が不足し、又0.7をこえるとトウアンドヒ
ール摩耗の抑制効果が現れないことがあるからである。
【0052】さらに前記各ブロック5におけるサイピン
グ群6Gのサイピング6は、そのブロック5の両側縁の
うちタイヤ赤道Cに向く側縁7Cからトレッド縁Eに向
く側縁7Eに向かって溝深さsdを暫減させている。
【0053】サイピング6のタイヤ赤道Cに向く側縁7
Cでの溝深さsdcに対するトレッド縁に向く側縁7E
における溝深さsdeの比sde/sdcを0.5〜
0.8とするのが好ましい。前記比sde/sdcが
0.5未満では雪氷路面走行時にグリップ力が不足し、
逆に0.8をこえると旋回時に生じるフェザーエッジ摩
耗(ヒールアンドトウ摩耗)の抑制効果が現れないこと
がある。
【0054】なお図2において、タイヤ赤道Cを跨がり
配される中央のブロック5Mについては、前述の規定は
適用されず、本実施例ではタイヤ赤道C線上も最深部と
して両側縁に向かってそれぞれ溝深さが漸減するよう形
成されている。
【0055】又、本実施例では、接地巾wsの領域内
に、少なくともブロック5の表面の重心が位置させて存
するブロックについては、それらのブロック5…の表面
の面積の総和ΣSiが前記接地巾域の面積Aの60%以
上かつ85%以下となるよう規制している。
【0056】なお第1発明において、サイピング群6G
の各サイピング6…は、図5(A)、図6、図7(A)
に示すように一方の側縁7Cと他方の側縁7Eとの間で
直線でのびるものであってもよい。
【0057】又図5(A)及び(B)に示すように、各
サイピング6の一方の側縁7C側と他方の側縁7E形を
同一溝深さsdとしたものの他、図6に示すように側縁
7c側の他方の側縁7E側とにおいて溝深さsdを違え
るように形成してもよい。
【0058】さらには図7(A)及び(B)に示す如
く、一方の側縁7C側では、周方向に並ぶサイピング6
…間で同一溝深さとし、他方の側縁7E側でのみ、ブロ
ック5の周方向中央部分を最深部分Mとして周方向両端
部9、9から中央部分に向かって溝深さsdが漸増する
よう形成してもよい。
【0059】第2発明においては、図8に示す如く周方
向に並ぶサイピング6間においてはそれらの溝深さsg
を同一とし、各サイピング6においては、タイヤ赤道C
に向く側縁7Cからトレッド縁Eに向く側縁7Eに向か
って溝深さsdが漸減するように形成してもよい。
【0060】さらに、図9〜図11は、ブロック6の周
方向両端部9、9又は、側縁7C、7Eの縦溝3又は横
溝4に向く溝壁面24、23を傾斜面とした態様を示
す。
【0061】図9は、周方向端部9、9の溝壁面24を
トレッド面2に対する法線Nに対して10〜15°傾け
ており、これによって、横溝4の溝深さGD2を保持し
つつ、ブロック6の周方向への倒れ込みを防ぎ、直進走
行時における周方向端部9に生じる偏摩耗の発生を防ぎ
前記第1発明の効果を一層高めうる。
【0062】図10においては、ブロック6のタイヤ軸
方向の側縁7C、7Eにおける溝壁面23を図9のもの
と同様に法線Nに対して10〜15°傾けており、縦溝
3の溝深さGD1を保持しつつブロック6のタイヤ軸方
向への倒れ込みを防いでいる。これによって、旋回時等
において、タイヤ軸方向側縁7C、7Eに生じるフェザ
ーエッジ摩耗などの偏摩耗の発生を防ぎかつ耐横すべり
性を高め前記第2発明の効果を一層高めうる。
【0063】さらに図11のように、ブロック6の周方
向端部9、9及びタイヤ軸方向端縁7C、7Eにおける
溝壁面24、23をともに傾斜面とすることにより、直
進走行時と旋回時ともに偏摩耗の発生を防ぎかつ耐横す
べり性を高めることが出来、第1発明及び第2発明にお
ける効果をともに一層高めうる。このように第1、第2
発明はともに種々な態様のものに変形できる。
【0064】
【具体例】タイヤサイズが165SR13であり、かつ
図1に示す構成と図2に示すパターンを有するタイヤに
ついて表1に示す仕様で試作する(実施例1〜22)と
ともに、その性能についてテストを行った。なお従来の
構成のタイヤ(従来例)及び本願構成外のタイヤ(比較
例1、2)についても併せてテストを行いその性能を比
較した。
【0065】テストは下記要領で行った。 1)摩擦係数−スリップ率特性(μ−s特性) 室内ドラムテストによって実施し、図13に示すように
回転円板Fの表面に圧雪Sを付着させ試供タイヤTを速
度40km/h、タイヤ内圧1.9kg/cm2 、荷重340
kgの条件で回転円板F上を走行させ図14に示すように
摩擦係数−スリップ特性を求めるとともに、タイヤの回
転が止まり100%スリップの状態であるスリップ率1
00%の摩擦係数であるロックμをもって判定した。表
1に示す数値は、従来例を100とする指数で表示し
た。数値が大きいほど良好である。
【0066】2)偏摩耗テスト 試供タイヤを全輪駆動車の前輪に装着し、テストコース
において、90km/hから50km/hまでの間1500
mmごとに減速し300km走行させた後、ブロックの周方
向両端縁における最大摩耗量と最小摩耗量との差δを測
定するとともに、従来例を100とする指数で表示し
た。数値が大きいほどヒールアンドトウ摩耗が少なく良
好であることを示す。テスト結果を表1に示す。
【0067】
【表1】
【0068】テストの結果、下記の事項が確認できた。 (1)実施例1〜5について 従来例に比べて耐偏摩耗性は向上する。しかし比sd
s′/sdm′及び比sds/sdmが0.17ではロ
ックμがやや劣り、又0.83になると耐摩耗性の向上
が余り期待出来ないため、前記比を0.3〜0.7の範
囲とするのがより好ましい。
【0069】(2)実施例6〜10について 従来例に比べて耐摩耗性は向上する。しかし比(sdm
+sds)/(sdm′+sds′)が0.44ではロ
ックμがやや劣り、又0.89になると耐偏摩耗性の向
上が余り期待できないため、前記比を0.5〜0.8の
範囲とするのがより好ましい。
【0070】(3)実施例3と実施例13、及び実施例
11と実施例14、の対比について 何れも波状部の有無についての対比であり、波状部を設
けた実施例13、14の方が耐摩耗性がより優れている
ことが確認出来た。
【0071】(4)実施例15〜22は、実施例1に対
してタイヤ周方向端部の溝壁面をθ1度傾けた(実施例
15〜18)もの、タイヤ軸方向側縁の溝壁面をθ2度
傾けた(実施例19〜21)もの、双方の溝壁面をθ1
度、θ2度傾けたものの対比であり、耐偏摩耗性は、タ
イヤ軸方向側縁側の溝壁面の傾斜、タイヤ周方向端部側
の溝壁面の傾斜、双方の溝壁面とも傾斜の順で良好とな
る。又角度θ1、θ2が大きくなるほど耐摩耗性が良好
となるが角度θ1、θ2が過大となるとロックμが低下
することが判明した。
【0072】前記テストにより、各実施例のものは従来
例、比較例のものに比し、雪上の制動性能などの走行性
能を保持しつつ耐偏摩耗性を高めうることが確認でき
た。
【0073】
【発明の効果】叙上の如く本発明の空気入りスタッドレ
スタイヤは、第1発明においては、各ブロックにおける
サイピングは、ブロックの中央部分を最深部として周方
向両端部からこの中央部に向かって溝深さが漸増するこ
とを要旨としており、又第2発明においては、各ブロッ
クにおけるサイピングは、タイヤ赤道に向く側縁からト
レッド縁に向く側縁に向かって溝深さが漸減することを
要旨としているため、第1、第2発明とともに、雪上走
行性能を保持しつつヒールアンドトウ摩耗などの偏摩耗
の発生を減じ耐久性を向上しうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すタイヤ軸方向断面図で
ある。
【図2】そのトレッド面を例示する平面図である。
【図3】そのブロックを例示する斜視図である。
【図4】(A)は縦溝(B)は横溝のそれぞれ溝底ライ
ンと直角方向の形状を示す断面図である。
【図5】(A)、(B)ともにサイピング群の他の例を
示す斜視図である。
【図6】サイピング群の他の例を示す斜視図である。
【図7】(A)、(B)ともにサイピング群の他の例を
示す斜視図である。
【図8】サイピング群の他の例を示す斜視図である。
【図9】ブロックの他の態様を示す斜視図である。
【図10】ブロックの他の態様を示す斜視図である。
【図11】ブロックの他の態様を示す斜視図である。
【図12】(A)、(B)、(C)はヒールアンドトウ
摩耗を説明する略線図である。
【図13】μ−s特性を測定する試験機の概要を示す斜
視図である。
【図14】μ−s特性を説明するグラフである。
【図15】従来技術を例示する斜視図である。
【符号の説明】
2 トレッド面 3、3A、3B 縦溝 4、4A、4B 横溝 5、5M ブロック 6 サイピング 6G サイピング群 7、7C、7E 側縁 9 端部 C タイヤ赤道 E トレッド縁 GD 縦溝の溝深さ J リム M 中央部分 sd サイピングの溝深さ sdm 最深部分の溝深さ WS 接地巾 WT トレッド巾
【表1】
【表1】
【表1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B60C 11/12 A 8408−3D B 8408−3D

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トレッド面に、周方向にのびる複数本の縦
    溝及びこの縦溝間又は縦溝とトレッド縁との間を結ぶ横
    溝を設けることにより、トレッド部を周方向に並ぶ複数
    のブロックを有するブロックパターンとしたスタッドレ
    スタイヤであって、 リムに嵌着しかつ正規内圧と正規荷重とを加えた正規状
    態において、接地する接地巾域内に少なくともブロック
    表面の重心が位置する各ブロックに、前記縦溝と交わる
    向きにのびかつタイヤ周方向に隔たる複数のサイピング
    からなるサイピング群を形成するとともに、 前記各ブロックにおけるサイピング群の前記サイピング
    は、それぞれのブロックの周方向中央部分を最深部分と
    して周方向両端部からこのブロックの周方向中央部分に
    向かって溝深さが漸増し、 しかもサイピング群のうち最も深い溝深さを有するサイ
    ピングの最大溝深さを前記縦溝の溝深さの0.6倍以上
    かつ0.9倍以下としたことを特徴とするスタッドレス
    タイヤ。
  2. 【請求項2】前記各ブロックにおけるサイピング群の前
    記サイピングは、そのブロックの両側縁のうちタイヤ赤
    道に向く側縁からトレッド縁に向く側縁に向かって溝深
    さが漸減することを特徴とする請求項1記載のスタッド
    レスタイヤ。
  3. 【請求項3】前記接地巾領域内に少なくともブロックの
    表面の重心が位置するブロックは、それらのブロックの
    表面の面積の総和が前記接地巾域の面積の60%以上か
    つ85%以下としたことを特徴とする請求項1又は2記
    載のスタッドレスタイヤ。
  4. 【請求項4】トレッド面に、周方向にのびる複数本の縦
    溝及びこの縦溝間又は縦溝とトレッド縁との間を結ぶ横
    溝を設けることにより、トレッド部を周方向に並ぶ複数
    のブロックを有するブロックパターンとしたスタッドレ
    スタイヤであって、 リムに嵌着しかつ正規内圧と正規荷重とを加えた正規状
    態において、接地する接地巾域内に少なくともブロック
    表面の重心が位置する各ブロックに、前記縦溝と交わる
    向きにのびかつタイヤ周方向に隔たる複数のサイピング
    からなるサイピング群を形成するとともに、 前記各ブロックにおけるサイピング群の前記サイピング
    は、そのブロックの両側縁のうちタイヤ赤道に向く側縁
    からトレッド縁に向く側縁に向かって溝深さが漸減し、 しかもサイピング群のうち最も深い溝深さを有するサイ
    ピングの最大溝深さを前記縦溝の溝深さの0.6倍以上
    かつ0.9倍としたことを特徴とするスタッドレスタイ
    ヤ。 【0001】
  5. 【請求項5】前記接地巾領域内に少なくともブロックの
    表面の重心が位置するブロックは、それらのブロックの
    表面の面積の総和が前記接地巾域の面積の60%以上か
    つ85%以下としたことを特徴とする請求項4記載のス
    タッドレスタイヤ。
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