JP2012041024A - タイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】 トレッド幅方向に沿って複数のサイプが形成されたブロックを有するタイヤにおいて、エッジを減少させることなく、タイヤ周方向における偏摩耗を抑制したタイヤを提供する。
【解決手段】トレッド部5において、複数の溝部によって区画され、トレッド幅方向に延びるサイプが3本以上形成されたブロック10を備えたタイヤ1であって、タイヤ周方向及びタイヤ径方向に沿った断面において、ブロック踏面10aからタイヤ径方向内側のサイプの底部までのタイヤ径方向深さをサイプ深さDとすると、前記断面において、タイヤ周方向におけるブロック10の中心Oから、タイヤ周方向におけるブロック10の側面10bに向かうにつれ、サイプ深さは浅くなる
【選択図】図3

Description

本発明は、トレッド幅方向に沿って複数のサイプが形成されたブロックを有するタイヤに関する。
従来、ブロックにトレッド幅方向に延びるサイプを形成したタイヤが広く知られている。サイプの形成によって、ブロックのエッジが増加して、特に、氷雪路でのトラクション性能が向上する。しかしながら、タイヤ周方向におけるブロックの端部は、サイプの形成により、倒れ込みやすくなるため、ブロックの端部と中央部との間にブロック剛性の差が生じ、偏摩耗が発生してしまう。
偏摩耗の発生を抑制するために、ブロックの端部に形成されるサイプを、いわゆる3次元サイプにしたり、サイプの形成間隔を変えたりする方法が知られている(特許文献1参照)。
トレッド幅方向及びタイヤ径方向にジグザグ状に延びる3次元サイプによって、ブロック内部に凹凸が形成される。ブロックの凹凸がサイプを挟んで隣接するブロック部分の凹凸と互いに支え合いブロック剛性が向上する。
また、タイヤ周方向におけるブロックの側面に最も近いサイプからブロックの側面までの距離を他のサイプの間隔よりも広くすることによって、ブロック端部を倒れ込み難くしている。
特開2005−41339号公報
しかしながら、3次元サイプによってブロック剛性が向上しても、ブロックの中央部と端部とのブロック剛性に差があり、偏摩耗が生じることもあった。また、ブロックの側面から側面に近いサイプまでの間隔を広くした場合、ブロックに形成できるサイプの数が限られてしまう。従って、ブロックのエッジが減少し、求められるトラクション性能が得られないこともあった。
また、特許文献1のタイヤでは、ブロックの端部と中央部分との間についてのブロック剛性については、考慮されていなかった。すなわち、ブロックの側面に近いサイプから次に側面に近いサイプまでのブロック部分のブロック剛性は、ブロックの中央部及び端部のブロック剛性よりも小さく、偏摩耗が生じることもあった。
そこで、本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、トレッド幅方向に沿って複数のサイプが形成されたブロックを有するタイヤにおいて、エッジを減少させることなく、タイヤ周方向における偏摩耗を抑制したタイヤを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明は、次のような特徴を有している。本発明の特徴は、トレッド部において、複数の溝部によって区画され、トレッド幅方向に延びるサイプが3本以上形成されたブロックを備えたタイヤであって、タイヤ周方向及びタイヤ径方向に沿った断面において、前記ブロックの路面と接するブロック踏面から前記タイヤ径方向内側の前記サイプの底部までのタイヤ径方向深さをサイプ深さとすると、前記断面において、前記タイヤ周方向における前記ブロックの中心から、前記タイヤ周方向における前記ブロックの側面に向かうにつれ、前記サイプ深さは浅くなることを要旨とする。
本発明の特徴によれば、タイヤ周方向及びタイヤ径方向に沿った断面において、タイヤ周方向におけるブロックの中心から、タイヤ周方向におけるブロックの側面に向かうにつれ、サイプ深さは浅くなる。サイプ深さが浅い方がサイプで区切られるブロック部分は、倒れ込みにくくなる。このため、ブロックの端部のブロック剛性は向上する。ブロックの中央部は、サイプ深さが深いという点では、倒れ込みやすいが、隣接するブロック部分と互いに支え合うため、ブロックの剛性は大きい。従って、ブロックの中央部と端部とのブロック剛性の差が小さくなり、ブロックの中央から側面にかけてブロック剛性を均一にすることができる。その結果、ブロックの偏摩耗を抑制することができる。
サイプの間隔を調整しなくともブロック剛性の差を小さくできるため、エッジを形成するサイプの数が少なくなることもない。
本発明の他の特徴は、前記断面において、前記ブロックの中心から前記ブロックの側面までに形成された前記サイプの底部どうしを結ぶ線が直線になるように、前記サイプ深さは浅くなることを要旨とする。
本発明の他の特徴は、前記サイプは、ジグザグ状に前記トレッド幅方向に延び、直線状に前記タイヤ径方向に延びる2次元サイプと、ジグザグ状に前記トレッド幅方向に延び、ジグザグ状に又は屈折して前記タイヤ径方向に延びる3次元サイプとを含み、前記ブロックを前記タイヤ周方向に3つに等分したときに、中央に位置する領域を中央領域とし、前記タイヤ周方向の両端に位置する領域を端部領域とすると、前記2次元サイプは、前記中央領域に形成され、前記3次元サイプは、前記端部領域に形成されることを要旨とする。
本発明の他の特徴は、前記タイヤ周方向において、前記側面の最も近くに形成される側面側サイプの前記サイプ深さは、前記ブロック踏面から前記溝部の底面までの深さである溝部深さの半分よりも深いことを要旨とする。
本発明の他の特徴は、前記タイヤ周方向における前記ブロックの中心を含むブロック中心部に形成され、前記サイプ深さが最も深いサイプを最深サイプとすると、前記最深サイプの前記サイプ深さは、前記ブロック踏面から前記溝部の底面までの深さである溝部深さの70%以上の深さであることを要旨とする。
本発明の他の特徴は、前記最深サイプの前記サイプ深さは、前記溝部深さの80%以上の深さであることを要旨とする。
本発明の他の特徴は、前記サイプは、ジグザグ状に前記トレッド幅方向に延び、直線状に前記タイヤ径方向に延びる2次元サイプを含み、前記断面において、前記タイヤ周方向における前記ブロックの中心から前記タイヤ周方向における前記ブロックの側面までの長さであるブロック長さをAとし、前記ブロック踏面から前記溝部の底面までの深さである溝部深さをBとし、前記タイヤ周方向における前記ブロックの中心を含むブロック中心部に形成され、前記サイプ深さが最も深いサイプである最深サイプのサイプ深さをCとし、前記タイヤ周方向における前記ブロックの側面から前記2次元サイプまでの前記タイヤ周方向長さをxとし、前記タイヤ周方向長さがxとなる前記2次元サイプのサイプ深さをD2とすると、D2=(B/2)+{C−(B/2)}×(x/A)、(x≦A)を満たすように、前記2次元サイプは、形成されることを要旨とする。
本発明の他の特徴は、前記サイプは、ジグザグ状に前記トレッド幅方向に延び、ジグザグ状に又は屈折して前記タイヤ径方向に延びる3次元サイプを含み、前記断面において、前記タイヤ周方向における前記ブロックの中心から前記タイヤ周方向における前記ブロックの側面までの長さであるブロック長さをAとし、前記ブロック踏面から前記溝部の底面までの深さである溝部深さをBとし、前記タイヤ周方向における前記ブロックの中心を含むブロック中心部に形成され、前記サイプ深さが最も深いサイプである最深サイプのサイプ深さをCとし、前記タイヤ周方向における前記ブロックの側面から最も近くに形成される前記サイプまでの前記タイヤ周方向長さをxとし、0.80以上0.95以下の範囲にある定数をRとし、前記3次元サイプのサイプ深さをD3とすると、D3={(B/2)+[C−(B/2)]×(x/A)}×R、(x≦A)を満たすように、前記3次元サイプは、形成されることを要旨とする。
本発明の他の特徴は、前記サイプは、ジグザグ状に前記トレッド幅方向及び前記タイヤ径方向に延びる3次元サイプを含み、前記断面において、前記タイヤ径方向に延びる前記3次元サイプは、ジグザグ状のジグザグサイプ部分と、前記タイヤ径方向において前記ジグザグサイプ部分と前記ブロック踏面とに挟まれた直線状の直線サイプ部分とを含んで構成され、前記ジグザグサイプ部分の前記タイヤ径方向長さは、直線サイプ部分の前記タイヤ径方向長さよりも長いことを要旨とする。
本発明によれば、トレッド幅方向に沿って複数のサイプが形成されたブロックを有するタイヤにおいて、エッジを減少させることなく、タイヤ周方向における偏摩耗を抑制したタイヤを提供できる。
図1は、本実施形態に係るタイヤ1のトレッド幅方向及びタイヤ径方向に沿った断面図である。 図2は、本実施形態に係るタイヤ1のトレッド部5のブロックの配置を説明するための説明図である。 図3(a)は、本実施形態に係るブロック10の斜視図である。図3(b)は、図3(a)のA−A断面図である。 図4(a)は、本実施形態の変形例に係るブロック10の斜視図である。図4(b)は、図4(a)のB−B断面図である。 図5(a)は、本実施形態の変形例に係るブロック10の斜視図である。図5(b)は、図5(a)のC−C断面図である。 図6(a)は、本実施形態の変形例に係るブロック10の斜視図である。図6(b)は、図6(a)のD−D断面図である。 図7(a)は、本実施形態の変形例に係るブロック10の斜視図である。図7(b)は、図7(a)のE−E断面図である。
本発明に係るタイヤの一例について、図面を参照しながら説明する。具体的には、(1)タイヤ1の概略構成、(2)ブロック10、(3)サイプ100の変形例、(4)その他実施形態、(5)作用効果、(6)比較評価、について説明する。
以下の図面の記載において、同一または類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。図面は模式的なのものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることを留意すべきである。従って、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきものである。図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
(1)タイヤ1の概略構成
本実施形態に係るタイヤ1の概略構成について、図1及び図2を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係るタイヤ1のトレッド幅方向及びタイヤ径方向に沿った断面図である。図2は、本実施形態に係るタイヤ1のトレッド部5のブロックの配置を説明するための説明図である。
図1及び図2に示されるように、本実施形態に係るタイヤ1は、ブロック10、周方向溝部20、幅方向溝部25、ビードコア40、カーカス50及びベルト60を備える。
図1及び図2に示されるように、ブロック10は、トレッド部5において、複数の周方向溝部20及び幅方向溝部25によって区画される。本実施形態において、ブロック10は、タイヤ周方向長さL、トレッド幅方向長さW、となるように区画される。周方向溝部20は、タイヤ周方向に沿って延びる溝部である。幅方向溝部25は、トレッド幅方向に沿って延びる溝部である。
ビードコア40は、ビード部に配置される。カーカス50は、一対のビードコア40を間に跨るように配置される。ベルト60は、トレッド部5において、カーカス50のタイヤ径方向外側に2つ配置される。
(2)ブロック10
本実施形態に係るブロック10について、図3(a)及び図3(b)を参照しながら説明する。図3(a)は、本実施形態に係るブロック10の斜視図である。図3(b)は、図3(a)のA−A断面図である。従って、図3(b)は、本実施形態に係るブロック10のタイヤ径方向及びタイヤ周方向に沿った断面図である。
図3(a)及び図3(b)に示されるように、ブロック10には、トレッド幅方向に延びるサイプが3本以上形成される。具体的には、ブロック10には、サイプ100が5本形成される。サイプ100は、3種類のサイプ110、サイプ120、サイプ130とからなる。サイプ110は、ブロック10のタイヤ周方向中心Oに位置する。サイプ120は、タイヤ周方向において、サイプ110とサイプ130との間に位置する。サイプ130は、タイヤ周方向において、ブロック10のタイヤ周方向の側面10bに最も近くに位置する。サイプ100は、タイヤ周方向において、等間隔に形成されている。
図3(b)に示されるように、タイヤ周方向におけるブロック10の中心Oから側面10bまでの長さであるブロック長さをAとする。従って、L=2Aである。ブロック踏面10aから幅方向溝部25の底面28までの深さである溝部深さをBとする。中心Oを含むブロック中心部に形成され、サイプ深さが最も深いサイプである最深サイプのサイプ深さをCとする。従って、本実施形態において、最深サイプは、サイプ110である。ブロック10の路面と接するブロック踏面10aからタイヤ径方向内側のサイプ100の底部までのタイヤ径方向深さは、サイプ深さDである。従って、サイプ110のサイプ深さDは、Cとなる。また、側面10bの最も近くに形成される側面側サイプのサイプ深さをDsとする。従って、本実施形態において、側面側サイプは、サイプ130である。よって、サイプ130のサイプ深さDは、Dsとなる。
図3(b)に示されるように、ブロック踏面10aからサイプ110の底部115までの深さCは、ブロック踏面10aからサイプ120の底部125までのサイプ深さDよりも深い。ブロック踏面10aからサイプ120の底部125までのサイプ深さDは、ブロック踏面10aからサイプ130の底部135までのサイプ深さDsよりも深い。従って、中心Oから、タイヤ周方向における側面10bに向かうにつれ、サイプ深さは浅くなる。より具体的には、中心Oから側面10bまでに形成されたサイプ100の底部どうし、すなわち、底部115、底部125、底部135を結ぶ線が直線になるように、サイプ深さは浅くなる。
サイプ130のサイプ深さCは、幅方向溝部25の底面28までの深さである溝部深さBと等しい。従って、サイプ130のサイプ深さCは、溝部深さBの70%以上の深さである。このように、サイプ130のサイプ深さCは、溝部深さBの70%以上の深さであることが好ましい。サイプ130のサイプ深さCは、溝部深さBの80%以上の深さであることがより好ましい。また、側面側サイプのサイプ深さDsは、溝部深さBの半分よりも深いことがより好ましい。
サイプ100は、ブロック10が接地したときに閉じることが可能な溝幅をもつものである。具体的には、サイプ100は、1.5mm以下の溝幅をもつ。ただし、TBRタイヤといった大型のバスやトラックに用いられるタイヤにおいては、サイプの溝幅は、1.5mm以上であっても良い。サイプは、このような溝幅を持つため、接地時にブロックが互いに支え合うため、ブロック剛性を高めることができる。
(3)サイプ100の変形例
本実施形態に係るタイヤ1の変形例について、図4から図7を参照しながら説明する。以下の説明において、上記実施形態に係るタイヤと同様の部分は、適宜省略する。図4(a)は、本実施形態の変形例に係るブロック10の斜視図である。図4(b)は、図4(a)のB−B断面図である。図5(a)は、本実施形態の変形例に係るブロック10の斜視図である。図5(b)は、図5(a)のC−C断面図である。図6(a)は、本実施形態の変形例に係るブロック10の斜視図である。図6(b)は、図6(a)のD−D断面図である。図7(a)は、本実施形態の変形例に係るブロック10の斜視図である。図7(b)は、図7(a)のE−E断面図である。
(3.1)変形例1
図4(a)及び図4(b)に示されるように、ブロック10には、トレッド幅方向に延びるサイプ200が6本形成される。サイプ200は、ジグザグ状にトレッド幅方向に延び、直線状にタイヤ径方向に延びる2次元サイプからなる。
サイプ200は、3種類のサイプであるサイプ210とサイプ220とサイプ230とからなる。サイプ210は、ブロック10のタイヤ周方向中心部に位置する。サイプ210は、ブロック10のタイヤ周方向中心である中心Oからは、ずれている。サイプ220は、タイヤ周方向において、サイプ210とサイプ230との間に位置する。サイプ230は、タイヤ周方向において、側面10bに最も近くに位置する。サイプ200は、タイヤ周方向において、サイプ間隔が均等でない。具体的には、タイヤ周方向において、サイプ210どうしの間隔と、サイプ210とサイプ220との間隔は、同じであるが、サイプ210とサイプ220との間隔と、サイプ220とサイプ230との間隔とは異なっている。
サイプ200は、タイヤ周方向において、サイプ間隔が均等でないが、中心Oから側面10bまでに形成されたサイプ200の底部どうし、すなわち、底部215、底部225、底部235を結ぶ線が直線になるように、サイプ深さは浅くなる。
ここで、タイヤ周方向における側面10bからサイプ200までのタイヤ周方向長さをxとする。タイヤ周方向長さがxとなるサイプのサイプ深さD2は、以下の式1を満たす。
D2=(B/2)+{C−(B/2)}×(x/A)・・・(式1)
xは、A以下(すなわち、x≦A)の数値となる。
この式1を満たすように、サイプ200を形成すれば、タイヤ周方向における偏摩耗を抑制できる。
(3.2)変形例2
図5(a)及び図5(b)に示されるように、ブロック10には、トレッド幅方向に延びるサイプ300が5本形成される。サイプ300は、ジグザグ状にトレッド幅方向に延び、屈折してタイヤ径方向に延びる3次元サイプからなる。
サイプ300は、3種類のサイプであるサイプ310とサイプ320とサイプ330とからなる。サイプ310は、ブロック10のタイヤ周方向中心に位置する。サイプ320は、タイヤ周方向において、サイプ310とサイプ330との間に位置する。サイプ330は、タイヤ周方向において、側面10bに最も近くに位置する。サイプ300は、タイヤ周方向において、等間隔に形成されている。
サイプ300は、中心Oから側面10bまでに形成されたサイプ300の底部どうし、すなわち、底部315、底部325、底部335を結ぶ線が直線になるように、サイプ深さは浅くなる。
ここで、タイヤ周方向における側面10bからサイプ300までのタイヤ周方向長さをxとする。0.80以上0.95以下の範囲にある定数をRとする。タイヤ周方向長さがxとなるサイプのサイプ深さD3は、以下の式2を満たす。
D3={(B/2)+[C−(B/2)]×(x/A)}×R
xは、A以下(すなわち、x≦A)の数値となる。
この式2を満たすように、サイプ300を形成すれば、タイヤ周方向における偏摩耗を抑制できる。
(3.3)変形例3
図6(a)及び図6(b)に示されるように、ブロック10には、トレッド幅方向に延びるサイプ400が5本形成される。サイプ400は、ジグザグ状にトレッド幅方向に延び、ジグザグ状にタイヤ径方向に延びる3次元サイプからなる。
サイプ400は、3種類のサイプであるサイプ410とサイプ420とサイプ430とからなる。サイプ410は、ブロック10のタイヤ周方向中心に位置する。サイプ420は、タイヤ周方向において、サイプ410とサイプ430との間に位置する。サイプ430は、タイヤ周方向において、側面10bに最も近くに位置する。サイプ400は、タイヤ周方向において、等間隔に形成されている。
サイプ400は、ジグザグ状のジグザグサイプ部分と、タイヤ径方向において前記ジグザグサイプ部分とブロック踏面10aとに挟まれた直線状の直線サイプ部分とを含んで構成される。ジグザグサイプ部分のタイヤ径方向長さd2は、直線サイプ部分のタイヤ径方向長さd2よりも長い。具体的には、サイプ410は、直線サイプ部分412とジグザグサイプ部分417とによって構成される。ジグザグサイプ部分417のタイヤ径方向長さd2は、直線サイプ部分412のタイヤ径方向長さd2よりも長い。同様に、サイプ420は、直線サイプ部分422とジグザグサイプ部分427とによって構成される。ジグザグサイプ部分427のタイヤ径方向長さd2は、直線サイプ部分422のタイヤ径方向長さd2よりも長い。サイプ430は、直線サイプ部分432とジグザグサイプ部分437とによって構成される。ジグザグサイプ部分437のタイヤ径方向長さd2は、直線サイプ部分432のタイヤ径方向長さd2よりも長い。
サイプ400は、中心Oから側面10bまでに形成されたサイプ400の底部どうし、すなわち、底部415、底部425、底部435を結ぶ線が直線になるように、サイプ深さは浅くなる。また、変形例3と同様に、式2を満たすように、サイプ400は、形成される。
(3.4)変形例4
図7(a)及び図7(b)に示されるように、ブロック10には、トレッド幅方向に延びるサイプ500が7本形成される。サイプ500は、ジグザグ状にトレッド幅方向に延び、直線状にタイヤ径方向に延びる2次元サイプと、ジグザグ状にトレッド幅方向に延び、ジグザグ状にタイヤ径方向に延びる3次元サイプとからなる。
ブロック10をタイヤ周方向に3つに等分したときに、中央に位置する領域を中央領域CRとし、タイヤ周方向の両端に位置する領域を端部領域ERとする。従って、中央領域CR及び端部領域ERのタイヤ周方向長さは、それぞれL/3となる。2次元サイプであるサイプ510、サイプ520は、中央領域CRに形成される。3次元サイプであるサイプ530、サイプ540は、端部領域ERに形成される。
サイプ510は、ブロック10のタイヤ周方向中心Oに位置する。サイプ520は、タイヤ周方向において、サイプ510とサイプ530との間に位置する。サイプ530は、タイヤ周方向において、サイプ530とサイプ540との間に位置する。サイプ530は、直線サイプ部分532とジグザグサイプ部分537とによって構成される。サイプ540は、タイヤ周方向において、側面10bに最も近くに位置する。サイプ540は、直線サイプ部分542とジグザグサイプ部分547とによって構成される。サイプ100は、タイヤ周方向において、等間隔に形成されている。
中心Oから、タイヤ周方向における側面10bに向かうにつれ、サイプ深さは浅くなる。2次元サイプであるサイプ510、サイプ520は、式1を満たすように、形成される。3次元サイプであるサイプ530、サイプ540は、式2を満たすように、形成される。このため、サイプ530の底部535、サイプ540の底部545は、側面10bからサイプ500までのタイヤ周方向長さxが同じ位置に、2次元サイプの底部が形成された場合に比べて、サイプ深さが浅くなる。従って、サイプ500は、中心Oから側面10bまでに形成されたサイプ500の底部どうし、すなわち、底部515、底部525、底部535、底部545を結ぶ線は、直線とならない。このように、3次元サイプの深さを浅くして、端部領域ERのブロック剛性を調整する。その結果、中央領域CRと端部領域ERとのブロック剛性に差がなくなり、タイヤ周方向における偏摩耗を抑制できる。 なお、サイプ530及びサイプ540は、ジグザグ状のジグザグサイプ部分と、タイヤ径方向において前記ジグザグサイプ部分とブロック踏面10aとに挟まれた直線状の直線サイプ部分とを含んで構成される。この点について、変形例3と同様である。
(4)その他の実施形態
本発明の実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。本発明はここでは記載していない様々な実施形態を含む。
例えば、本実施形態及び変形例において、サイプ深さは、ブロック踏面10aから底面28までの深さである溝部深さBの半分よりも深かったが必ずしもそうでなくても良い。例えば、側面側サイプのサイプ深さDsがB/2であっても良い。さらにDs<B/2を満たしても良い。
他にも、ブロック10にトレッド幅方向及びタイヤ径方向に直線状の1次元サイプと、2次元サイプと3次元サイプとが形成されていても良い。
本発明に係るタイヤは、空気入りタイヤであっても良いし、ゴムが充填されたタイヤであっても良い。また、アルゴン等の希ガスが入れられた空気以外の気体入りタイヤであっても良い。
(5)作用効果
本発明によれば、タイヤ周方向及びタイヤ径方向に沿った断面において、タイヤ周方向におけるブロック10の中心Oから、タイヤ周方向における側面10bに向かうにつれ、サイプ深さDは浅くなる。サイプ深さDが浅い方がサイプで区切られるブロック部分は、倒れ込みにくくなる。このため、ブロックの端部のブロック剛性は向上する。ブロックの中央部分は、サイプ深さDが深いという点では、倒れ込みやすいが、隣接するブロック部分と互いに支え合うため、ブロック中央部分のブロックの剛性は大きい。従って、ブロック10の中央部分と端部とのブロック剛性の差が小さくなり、ブロック10の中央から側面にかけてブロック剛性を均一にすることができる。その結果、ブロック10の偏摩耗を抑制することができる。
また、サイプの間隔を調整しなくともブロック10の中央部分と端部とのブロック剛性の差を小さくできるため、エッジを形成するサイプの数が少なくなることもない。従って、トラクション性能は維持できる。
本発明によれば、ブロック10の中心Oから側面10bまでに形成されたサイプの底部どうしを結ぶ線が直線になるように、サイプ深さDは浅くなる。このように、サイプを形成することにより、ブロック10の中心Oから側面10bにかけてブロック剛性を均一にすることができる。その結果、ブロック10の偏摩耗を抑制することができる。
本発明によれば、2次元サイプと3次元サイプとを含み、2次元サイプは、中央領域CRに形成され、3次元サイプは、端部領域ERに形成される。2次元サイプよりも剛性が高くなる3次元サイプを端部領域ERに形成することにより、ブロック剛性の均一化を図ることができる。
本発明によれば、タイヤ周方向において、側面10bの最も近くに形成される側面側サイプのサイプ深さDは、ブロック踏面10aから幅方向溝部25の底面28までの深さである溝部深さBの半分よりも深い。スタッドレスタイヤにおいて、ブロック10の高さが、ブロック踏面10aから底面28までの高さの半分にすり減ると、安全性の面からスタッドレスタイヤとして用いることはできない。サイプ深さDがブロック踏面10aから底面28までの高さの半分よりも深くすることにより、ブロック10がスタッドレスタイヤとして有効に使える半分まですり減っても、サイプが存在して、有効なトラクション性能を発揮できる。
本発明によれば、タイヤ周方向におけるブロック10の中心Oを含むブロック中心部に形成され、サイプ深さが最も深いサイプを最深サイプとすると、最深サイプのサイプ深さCは、ブロック踏面10aから底面28までの深さである溝部深さBの70%以上の深さである。また、最深サイプのサイプ深さCは、溝部深さの80%以上の深さである。最深サイプを70%以上深くすることにより、ブロックの倒れ込みにより、エッジが効果的に作用して、有効なトラクション性能を発揮できる。また、最深サイプのサイプ深さCを深くすることにより、側面側サイプのサイプ深さDを溝部深さBの半分よりも深くすることができる。
本発明によれば、サイプは、2次元サイプを含み、2次元サイプのサイプ深さをD2とすると、D2=(B/2)+{C−(B/2)}×(x/A)、(x≦A)を満たすように、2次元サイプは、形成される。また、サイプは、3次元サイプを含み、2次元サイプのサイプ深さをD2とすると、D3={(B/2)+[C−(B/2)]×(x/A)}×R、(x≦A)を満たすように、3次元サイプは、形成される。これら式を満たすようにサイプ深さを決定することにより、ブロック10の中心Oから側面10bにかけてブロック剛性を均一にすることができる。その結果、ブロック10の偏摩耗を抑制することができる。
本発明によれば、サイプは、ジグザグ状にトレッド幅方向及びタイヤ径方向に延びる3次元サイプを含み、3次元サイプは、ジグザグ状のジグザグサイプ部分と、タイヤ径方向においてジグザグサイプ部分とブロック踏面10aとに挟まれた直線状の直線サイプ部分とを含んで構成され、ジグザグサイプ部分のタイヤ径方向長さは、直線サイプ部分のタイヤ径方向長さよりも長い。ジグザグサイプ部分の方が直線サイプ部分よりも長いため、ブロック剛性をより向上させることができる。ジグザグサイプ部分がブロック踏面10aと接していた場合、ブロック踏面10aとジグザグ部分とによって、タイヤ径方向におけるエッジ角度が鋭角な部分と、鈍角な部分とが形成される。エッジ角度が鋭角な部分は、摩耗が早い。直線サイプ部分をブロック踏面10a側に形成することにより、ブロック表面が均等に摩耗させることができ、偏摩耗を抑制できる。
(6)比較評価
本発明の効果を確かめるために、摩耗量の比較を行った。評価に用いたタイヤは、ブロックにサイプがトレッド幅方向に5本形成されている。実施例1のブロックには、2次元のサイプを形成した。実施例2のブロックには、3次元のサイプを形成した。実施例3のブロックには、ブロックの中心に形成されるサイプ及びブロックの中心に隣接するサイプは、2次元のサイプとした。タイヤ周方向側面近くに形成されるサイプは、3次元のサイプとした。比較例1のブロックには、2次元のサイプを形成した。サイプの距離関係は、表1に示す。なお、Aは、ブロックのタイヤ周方向側面10bからブロック10の中心Oまでの距離である。Bは、ブロック踏面10aから幅方向溝部25の底面28までの距離である。xaは、側面10bからタイヤ周方向側面近くに形成されるサイプまでのタイヤ周方向距離である。xbは、側面10bから次にタイヤ周方向側面近くに形成されるサイプまでのタイヤ周方向距離である。Cは、ブロック10の中心Oに形成されるサイプの溝深さである。Caは、タイヤ周方向側面近くに形成されるサイプの溝深さである。Cbは、次にタイヤ周方向側面近くに形成されるサイプの溝深さである。
以下の測定条件により、各サイプが形成されたタイヤを走行させて摩耗量を測定した。具体的には、ブロック10の中心O部分(中心部)の摩耗量と、ブロック10の周方向端部の摩耗量を測定した。また、端部の摩耗量に対する中心部の摩耗量を偏摩耗率とした。偏摩耗率が1に近いほど、タイヤ周方向における偏摩耗が抑制されている。結果を表1に示す。
・タイヤサイズ:195/65R15
・リムサイズ:6JJ
・車両:FF車
・内圧:230kPa
・荷重:60kg及びドライバー
・走行距離:5000km
Figure 2012041024
表1に示されるように、サイプの溝深さが全て同じである比較例に比べると、実施異例に係るタイヤは、いずれも偏摩耗率が1に近くなっている。すなわち、タイヤ周方向における偏摩耗が抑制されている。特に、実施例3では、中心部と端部との摩耗量が等しくなっている。以上より、本発明によれば、タイヤ周方向における偏摩耗を抑制できることが分かった。
なお、本発明の技術的範囲は、この実施例に限定されず、上述した明細書全ての説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
1…タイヤ、 5…トレッド部、 10…ブロック、 10a…ブロック踏面、 10b…側面、 20…周方向溝部、 25…幅方向溝部、 28…底面、 40…ビードコア、 50…カーカス、 60…ベルト、 100,110,120,130,200,220,230,300,310,320,330,400,410,420,430,500,510,520,530,540…サイプ、 115,125,135,215,225,235,315,325,335,415,425,435,515,525,535,545…底部、 412,422,432,532,542…直線サイプ部分、 417,427,437,537,547…ジグザグサイプ部分

Claims (9)

  1. トレッド部において、複数の溝部によって区画され、トレッド幅方向に延びるサイプが3本以上形成されたブロックを備えたタイヤであって、
    タイヤ周方向及びタイヤ径方向に沿った断面において、前記ブロックの路面と接するブロック踏面から前記タイヤ径方向内側の前記サイプの底部までのタイヤ径方向深さをサイプ深さとすると、
    前記断面において、前記タイヤ周方向における前記ブロックの中心から、前記タイヤ周方向における前記ブロックの側面に向かうにつれ、前記サイプ深さは浅くなるタイヤ。
  2. 前記断面において、前記ブロックの中心から前記ブロックの側面までに形成された前記サイプの底部どうしを結ぶ線が直線になるように、前記サイプ深さは浅くなる請求項1に記載のタイヤ。
  3. 前記サイプは、ジグザグ状に前記トレッド幅方向に延び、直線状に前記タイヤ径方向に延びる2次元サイプと、ジグザグ状に前記トレッド幅方向に延び、ジグザグ状に又は屈折して前記タイヤ径方向に延びる3次元サイプとを含み、
    前記ブロックを前記タイヤ周方向に3つに等分したときに、中央に位置する領域を中央領域とし、前記タイヤ周方向の両端に位置する領域を端部領域とすると、
    前記2次元サイプは、前記中央領域に形成され、
    前記3次元サイプは、前記端部領域に形成される請求項1又は2に記載のタイヤ。
  4. 前記タイヤ周方向において、前記側面の最も近くに形成される側面側サイプの前記サイプ深さは、前記ブロック踏面から前記溝部の底面までの深さである溝部深さの半分よりも深い請求項1から3の何れか1項に記載のタイヤ。
  5. 前記タイヤ周方向における前記ブロックの中心を含むブロック中心部に形成され、前記サイプ深さが最も深いサイプを最深サイプとすると、
    前記最深サイプの前記サイプ深さは、前記ブロック踏面から前記溝部の底面までの深さである溝部深さの70%以上の深さである請求項1から4の何れか1項に記載のタイヤ。
  6. 前記最深サイプの前記サイプ深さは、前記溝部深さの80%以上の深さである請求項5に記載のタイヤ。
  7. 前記サイプは、ジグザグ状に前記トレッド幅方向に延び、直線状に前記タイヤ径方向に延びる2次元サイプを含み、
    前記断面において、前記タイヤ周方向における前記ブロックの中心から前記タイヤ周方向における前記ブロックの側面までの長さであるブロック長さをAとし、前記ブロック踏面から前記溝部の底面までの深さである溝部深さをBとし、前記タイヤ周方向における前記ブロックの中心を含むブロック中心部に形成され、前記サイプ深さが最も深いサイプである最深サイプのサイプ深さをCとし、前記タイヤ周方向における前記ブロックの側面から前記2次元サイプまでの前記タイヤ周方向長さをxとし、前記タイヤ周方向長さがxとなる前記2次元サイプのサイプ深さをD2とすると、
    D2=(B/2)+{C−(B/2)}×(x/A)、(x≦A)
    を満たすように、前記2次元サイプは、形成される請求項1から6の何れか1項に記載のタイヤ。
  8. 前記サイプは、ジグザグ状に前記トレッド幅方向に延び、ジグザグ状に又は屈折して前記タイヤ径方向に延びる3次元サイプを含み、
    前記断面において、前記タイヤ周方向における前記ブロックの中心から前記タイヤ周方向における前記ブロックの側面までの長さであるブロック長さをAとし、前記ブロック踏面から前記溝部の底面までの深さである溝部深さをBとし、前記タイヤ周方向における前記ブロックの中心を含むブロック中心部に形成され、前記サイプ深さが最も深いサイプである最深サイプのサイプ深さをCとし、前記タイヤ周方向における前記ブロックの側面から最も近くに形成される前記サイプまでの前記タイヤ周方向長さをxとし、0.80以上0.95以下の範囲にある定数をRとし、前記3次元サイプのサイプ深さをD3とすると、
    D3={(B/2)+[C−(B/2)]×(x/A)}×R、(x≦A)
    を満たすように、前記3次元サイプは、形成される請求項1から7の何れか1項に記載のタイヤ。
  9. 前記サイプは、ジグザグ状に前記トレッド幅方向及び前記タイヤ径方向に延びる3次元サイプを含み、
    前記断面において、前記タイヤ径方向に延びる前記3次元サイプは、ジグザグ状のジグザグサイプ部分と、前記タイヤ径方向において前記ジグザグサイプ部分と前記ブロック踏面とに挟まれた直線状の直線サイプ部分とを含んで構成され、
    前記ジグザグサイプ部分の前記タイヤ径方向長さは、直線サイプ部分の前記タイヤ径方向長さよりも長い請求項1から8の何れか1項に記載のタイヤ。
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