JP2017024476A - タイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】ブロックの変形を効果的に抑制しうるタイヤを提供する。【解決手段】トレッド部2に、複数のブロック5が形成されたタイヤである。ブロック5に配されたサイプ10は、ブロック5の両外側に配された一対の第1サイプ11と、一対の第1サイプ11の間に配されかつ第1サイプ11よりも大きい深さを有する第2サイプ12とを含む。タイヤ周方向に沿ったブロック縦断面において、第1サイプ11及び前記第2サイプ12は、タイヤ半径方向内側に向かってタイヤ周方向に振幅する周期模様部分15を含む。第1サイプ11の周期模様部分15は、第2サイプ12の周期模様部分15の第2波長λ2よりも小さい第1波長λ1を有する。【選択図】図3

Description

本発明は、接地時のブロックの変形を抑制しうるタイヤに関する。
例えば、下記特許文献1には、ブロックにタイヤ軸方向にのびる複数本のサイプが設けられたタイヤが提案されている。このタイヤでは、ブロックのタイヤ周方向の端部の剛性低下を抑制するために、ブロックのタイヤ周方向の両外側に配された一対の第1サイプの深さが、その間に設けられた第2サイプの深さよりも小さく構成されている。さらに、第1サイプ及び第2サイプは、タイヤ半径方向内側に向かってタイヤ周方向に振幅する周期模様部分を含んでいる。周期模様部分には、タイヤ周方向の一方側又は他方側に凸となる複数のコーナ部が形成されている。このようなコーナ部を有するサイプは、ブロックに接地圧及びせん断力が作用したとき、向き合うサイプ壁が互いに噛み合い、ブロックの倒れ込みを抑制するという効果が期待されている。
しかしながら、特許文献1のタイヤでは、第1サイプが第2サイプよりも小さい深さで形成されているため、第1サイプのコーナ部の個数が、第2サイプのコーナ部の個数よりも少ない。従って、このような第1サイプは、ブロックの端部において、上述の倒れ込みを十分に抑制することができないという問題があった。
特開2012−41024号公報
本発明は、以上のような問題点に鑑み案出なされたもので、サイプの深さ及びその周期模様部分の波長を改善することを基本として、ブロックの変形を効果的に抑制しうるタイヤを提供することを主たる目的としている。
本発明は、トレッド部に、複数のブロックが形成されたタイヤであって、前記ブロックの少なくとも1つは、タイヤ軸方向にのびる複数本のサイプが設けられており、前記サイプは、前記ブロックのタイヤ周方向の両外側に配された一対の第1サイプと、前記一対の第1サイプの間に配されかつ前記第1サイプよりも大きい深さを有する少なくとも1本の第2サイプとを含み、タイヤ周方向に沿ったブロック縦断面において、前記第1サイプ及び前記第2サイプは、タイヤ半径方向内側に向かってタイヤ周方向に振幅する周期模様部分を含み、前記第2サイプの前記周期模様部分は第2波長を有し、前記第1サイプの前記周期模様部分は前記第2波長よりも小さい第1波長を有することを特徴としている。
本発明のタイヤは、前記ブロック縦断面において、前記第1サイプ及び前記第2サイプは、それぞれ、タイヤ周方向の一方側又は他方側に凸となる複数のコーナ部を有し、前記第1サイプの前記コーナ部の個数は、前記第2サイプの前記コーナ部の個数と同一又はそれよりも大きいのが望ましい。
本発明のタイヤにおいて、前記第2サイプの前記周期模様部分は、第2振幅を有し、前記第1サイプの前記周期模様部分は、前記第2振幅よりも小さい第1振幅を有するのが望ましい。
本発明のタイヤにおいて、前記ブロック縦断面において、前記第1サイプは、前記第2サイプと相似形であるのが望ましい。
本発明のタイヤにおいて、前記サイプは、複数の前記第2サイプを含み、前記複数の第2サイプは、それぞれ、同一の深さを有するのが望ましい。
本発明のタイヤのブロックに設けられたサイプは、ブロックのタイヤ周方向の両外側に配された一対の第1サイプと、一対の第1サイプの間に配されかつ第1サイプよりも大きい深さを有する少なくとも1本の第2サイプとを含んでいる。第1サイプ及び第2サイプは、エッジ効果によって氷上でのトラクション性能を高めるとともに、ブロックのタイヤ周方向の両端部の剛性の低下を抑制する。
タイヤ周方向に沿ったブロック縦断面において、第1サイプ及び第2サイプは、タイヤ半径方向内側に向かってタイヤ周方向に振幅する周期模様部分を含む。このような第1サイプ及び第2サイプは、ブロックに接地圧及びせん断力が作用したとき、向き合うサイプ壁が互いに噛み合い、ブロックの過度な変形や倒れ込みを抑制し、ひいては走行性能を高めることができる。
第2サイプの周期模様部分は第2波長を有し、第1サイプの周期模様部分は第2波長よりも小さい第1波長を有する。これにより、第1サイプの深さが第2サイプの深さよりも小さく構成されていても、第1サイプにおいて、タイヤ周方向の一方側又は他方側に凸となるコーナ部の個数の減少が抑制される。従って、第1サイプ付近でのブロックの倒れ込みが効果的に抑制される。
本発明の一実施形態の空気入りタイヤのトレッド部の展開図である。 図1のブロックの拡大図である。 図2のA−A線断面図である。 図3の第1サイプ及び第2サイプの拡大断面図である。 従来のサイプの断面図である。 第2サイプのサイプ壁の斜視図である。 (a)及び(b)は、本発明の他の実施形態のサイプを示す断面図である。 本発明の他の実施形態のサイプを示す断面図である。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1は、本実施形態のタイヤ1のトレッド部2の展開図である。本実施形態のタイヤ1は、例えば、冬用の乗用車用タイヤとして好適に使用される。
図1に示されるように、本実施形態のタイヤ1のトレッド部2には、例えば、タイヤ周方向にのびる複数の縦溝3と、タイヤ軸方向にのびる複数の横溝4と、縦溝3及び横溝4で区分された複数のブロック5とが形成されている。本実施形態のブロック5は、例えば、四角形状の踏面を有している。但し、ブロック5の踏面の形状は、このような態様に限定されるものではない。
図2には、ブロック5の拡大図が示されている。図2に示されるように、ブロック5の少なくとも1つは、タイヤ軸方向にのびる複数本のサイプ10が設けられている。
本実施形態の各サイプ10は、トレッド平面視において、例えば、タイヤ軸方向にジグザグ状にのびている。各サイプ10は、トレッド平面視において、タイヤ軸方向に直線状にのびるものでも良い。
サイプ10は、ブロック5のタイヤ周方向の両外側に配された一対の第1サイプ11、11と、一対の第1サイプ11、11の間に配された少なくとも1本の第2サイプ12とを含んでいる。これらの各サイプは、例えば、エッジ効果によって氷上でのトラクション性能を高める。
第2サイプ12は、第1サイプ11、11の間に少なくとも1本設けられているが、望ましくは複数本設けられる。本実施形態では、3本の第2サイプ12が設けられている。
図3には、タイヤ周方向に沿ったブロック縦断面として、図2のA−A線断面図が示されている。図3に示されるように、第1サイプ11は、深さd1を有している。第2サイプ12は、第1サイプ11の深さd1よりも大きい深さd2を有している。これにより、第1サイプ11の深さが相対的に小さくなるため、第1サイプ11は、第2サイプ12よりも開口し難い。従って、ブロック5は、そのタイヤ周方向の両端部の剛性低下を防ぎ、例えば、ヒールアンドトゥ摩耗が抑制される。
特に限定されるものではないが、第1サイプ11の深さd1と第2サイプ12の深さd2との比d1/d2は、例えば、0.6〜0.8が望ましい。これにより、氷上での優れたトラクションを得つつ、ブロックの両端部での偏摩耗が抑制される。
本実施形態の各第2サイプ12は、例えば、互いに同一の深さを有している。これにより、ブロック5の中央部の剛性分布が均一となり、ブロック5の偏摩耗が抑制される。
第1サイプ11及び第2サイプ12は、タイヤ周方向に沿ったブロック縦断面において、タイヤ半径方向内側に向かってタイヤ周方向に振幅する周期模様部分15を含んでいる。本実施形態では、第1サイプ11及び第2サイプ12は、ジグザグ状に振幅しているが、このような態様に限定されず、例えば、正弦波状に振幅するものでも良い。また、本実施形態では、第1サイプ11及び第2サイプ12が周期模様部分15のみから構成されるが、例えば、その一端側にタイヤ半径方向に沿ってのびる非周期模様部分を含んでいても良い。第1サイプ11及び第2サイプ12は、それぞれ、周期模様部分15を含むことにより、タイヤ周方向の一方側又は他方側に凸となる複数のコーナ部16を有している。
第1サイプ11及び第2サイプ12は、ブロック5に接地圧及びせん断力が作用したとき、向き合うサイプ壁が互いに噛み合い、ブロックの過度な変形や倒れ込みを抑制し、ひいては走行性能を高めることができる。
図4には、図3の第1サイプ11及び第2サイプ12の拡大断面図が示されている。図4に示されるように、第2サイプ12の周期模様部分15bは、第2波長λ2を有している。一方、第1サイプ11の周期模様部分15aは、第2波長λ2よりも小さい第1波長λ1を有する。
従来、周期模様部分を有しかつ深さの異なる複数本のサイプが形成される場合、図5に示されるように、各サイプの周期模様部分は、同一の波長を有し、深さのみが変更されて形成されていた。一般に、周期模様部分を有しかつ深さの異なる複数本のサイプが成形される場合、加硫金型に取り付けられるサイプ成形用のナイフブレードとしては、最も深いサイプに対応した1種類のナイフブレードが複数用意され、深さが小さいサイプには、このナイフブレードが切断されて用いられる。従って、従来のタイヤでは、深さが小さいサイプは、ブロックのせん断変形を抑制するのに役立つコーナ部16の個数が少なくなり、ブロックが接地したとき、その両端部が特に大きく倒れ込む傾向があった。
これに対し、図4に示されるように、本実施形態の第1サイプ11の第1波長λ1は、第2サイプ12の第2波長λ2よりも小さいため、第1サイプ11の深さd1が第2サイプ12の深さd2よりも小さく形成された場合であっても、そのコーナ部16の個数の減少が抑制される。従って、第1サイプ11付近でのブロックの倒れ込みが効果的に抑制される。
上述の効果を発揮させるために、第1波長λ1と第2波長λ2との比λ1/λ2は、例えば、0.6〜0.8であるのが望ましい。
第1サイプ11のコーナ部16の個数は、第2サイプ12のコーナ部16の個数と同一であるのが望ましい。又は、図8に示されるように、第1サイプ11のコーナ部16の個数は、第2サイプ12のコーナ部16の個数よりも大きいのが望ましい。これにより、ブロック5の端部の倒れ込みが効果的に抑制される。
図4に示されるように、第1サイプ11の周期模様部分15aの第1振幅A1、及び、第2サイプ12の周期模様部分15bの第2振幅A2は、例えば、2.0〜5.0mmである。第1振幅A1及び第2振幅A2が2.0mmよりも小さい場合、ブロックが変形し易くなるおそれがある。第1振幅A1及び第2振幅A2が5.0mmよりも大きい場合、加硫成形後、ブロックからサイプ成形用のナイフブレードが引き抜かれるとき、ブロックの割れが生じるおそれがある。
第1振幅A1と第2振幅A2とが等しい場合、前記ナイフブレードが引き抜かれるときに第1サイプ11側でブロックの割れが生じるおそれがある。このため、第1振幅A1は、第2振幅A2よりも小さいのが望ましい。具体的には、第1振幅A1は、例えば、第2振幅A2の0.65〜0.80倍であるのが望ましい。これにより、ブロックの割れが効果的に抑制される。
さらに望ましい態様として、本実施形態では、ブロック縦断面において、第1サイプ11は、第2サイプ12と相似形である。これにより、ブロック5の端部での変形がさらに効果的に抑制される。
図2に示されるように、本実施形態の第1サイプ11及び第2サイプ12は、例えば、ブロック5を横切るフルオープンサイプである。このような第1サイプ11及び第2サイプ12は、氷上で優れたエッジ効果を発揮する。但し、第1サイプ11は、一端又は両端がブロック内で終端するクローズドサイプでも良い。このような第1サイプ11は、ブロック5の端部での倒れ込みを抑制するのに役立つ。
第1サイプ11とブロック5のタイヤ軸方向のエッジ17とのタイヤ周方向の最小の距離L2は、好ましくはブロック5のタイヤ周方向の長さL1の0.05倍以上、より好ましくは0.08倍以上であり、好ましくは0.15倍以下、より好ましくは0.12倍以下である。このような第1サイプ11は、ブロック5の端部の倒れ込みを抑制しつつ、優れたエッジ効果を発揮する。
第1サイプ11と第2サイプ12とのタイヤ周方向の距離L3は、好ましくはブロック5の前記長さL1の0.10倍以上、より好ましくは0.15倍以上であり、好ましくは0.25倍以下、より好ましくは0.20倍以下である。これにより、第1サイプ11と第2サイプ12との間のブロック片の剛性が維持されつつ、優れたエッジ効果が発揮される。
図6には、各サイプ10のサイプ壁の形状を説明するための図として、第2サイプ12のサイプ壁の斜視図が示されている。図6に示されるように、各サイプ10のサイプ壁は、例えば、所謂ミウラ折り状に形成されているのが望ましい。換言すれば、本実施形態のサイプ10は、ブロックの踏面で開口する開口縁形状が、ジグザグ状部分18を有し、かつ、深さ方向には、開口縁形状を実質的に保持しつつ、ジグザグ状部分18がサイプ10の長さ方向に変位している。しかも、前記ジグザグ状部分18の変位は、コーナ部16でその向きを変えている。
このようなミウラ折り状の壁面を有するサイプ10は、サイプの各壁面が互いにさらに強く噛み合うことができ、ブロックの剛性を維持することができる。
図7(a)及び(b)には、本発明の他の実施形態のブロックの縦断面図が示されている。図7(a)に示されるように、この実施形態のサイプ10は、例えば、ブロック5のタイヤ周方向の両外側に配された一対の第1サイプ11、11の間に、第1サイプ11よりも大きい深さを有する第2サイプ12と、第1サイプ11と同じ深さの第3サイプ13とを含んでいる。このようなサイプの配置は、相対的に深さが小さい第3サイプ13が設けられているため、ブロック5の変形をさらに抑制することができる。
図7(b)に示される実施形態では、ブロック5のタイヤ周方向の両外側に配された一対の第1サイプ11、11の間に、互いに深さの異なる第2サイプ12a、12bが設けられている。このようなサイプの配置は、第2サイプ12a、12bの間のブロック片のタイヤ周方向の一方側(図7(b)では左側)の変形を抑制するのに役立つ。このようなサイプの配置は、トラクション性能又は制動時の手応えを高めることができる。
以上、本発明の一実施形態のタイヤが詳細に説明されたが、本発明は、上記の具体的な実施形態に限定されることなく、種々の態様に変更して実施され得る。
図1の基本トレッドパターンを有し、かつ、ブロックに、図3又は図7(a)若しくは(b)で示されたサイプが配されたサイズ195/65R15のタイヤが、表1の仕様に基づき試作された。比較例として、図5に示されるように、第1サイプと第2サイプとの波長が同じであり、第1サイプのコーナ部の個数が、第2サイプのコーナ部の個数よりも小であるタイヤが試作された。各テストタイヤのドライ性能、耐摩耗性、及び、氷上ブレーキ性能がテストされた。各テストタイヤの共通仕様やテスト方法は、以下の通りである。
リム:15×6.0J
タイヤ内圧:240kPa
テスト車両:排気量1600cc、前輪駆動車
テストタイヤ装着位置:全輪
<ドライ性能>
各テストタイヤを装着したテスト車両の乾燥したアスファルト路面での走行性能が、運転者の官能により評価された。結果は、比較例を100とする評点であり、数値が大きい程、ドライ性能が優れていることを示す。
<耐摩耗性>
上記テスト車両で一定距離走行したときのブロックの摩耗量が測定された。結果は、摩耗量の逆数であり、比較例を100とする指数で表示されている。数値が大きい程、耐摩耗性に優れていることを示す。
<氷上ブレーキ性能>
上記テスト車両で氷路に一定速度で進入し、急制動したときの制動距離が測定された。結果は、制動距離の逆数であり、比較例100とする指数で表示されている。数値が大きい程、氷上ブレーキ性能に優れていることを示す。
テストの結果が表1に示される。
テストの結果、実施例のタイヤは、ブロックの変形を抑制することにより、ドライ性能、耐摩耗性、及び、氷上ブレーキ性能がバランス良く向上していることが確認できた。
2 トレッド部
5 ブロック
10 サイプ
11 第1サイプ
12 第2サイプ
15 周期模様部分
λ1 第1波長
λ2 第2波長

Claims (5)

  1. トレッド部に、複数のブロックが形成されたタイヤであって、
    前記ブロックの少なくとも1つは、タイヤ軸方向にのびる複数本のサイプが設けられており、
    前記サイプは、前記ブロックのタイヤ周方向の両外側に配された一対の第1サイプと、前記一対の第1サイプの間に配されかつ前記第1サイプよりも大きい深さを有する少なくとも1本の第2サイプとを含み、
    タイヤ周方向に沿ったブロック縦断面において、前記第1サイプ及び前記第2サイプは、タイヤ半径方向内側に向かってタイヤ周方向に振幅する周期模様部分を含み、
    前記第2サイプの前記周期模様部分は第2波長を有し、前記第1サイプの前記周期模様部分は前記第2波長よりも小さい第1波長を有することを特徴とするタイヤ。
  2. 前記ブロック縦断面において、前記第1サイプ及び前記第2サイプは、それぞれ、タイヤ周方向の一方側又は他方側に凸となる複数のコーナ部を有し、
    前記第1サイプの前記コーナ部の個数は、前記第2サイプの前記コーナ部の個数と同一又はそれよりも大きい請求項1記載のタイヤ。
  3. 前記第2サイプの前記周期模様部分は、第2振幅を有し、
    前記第1サイプの前記周期模様部分は、前記第2振幅よりも小さい第1振幅を有する請求項1又は2記載のタイヤ。
  4. 前記ブロック縦断面において、前記第1サイプは、前記第2サイプと相似形である請求項1乃至3のいずれかに記載のタイヤ。
  5. 前記サイプは、複数の前記第2サイプを含み、
    前記複数の第2サイプは、それぞれ、同一の深さを有する請求項1乃至4のいずれかに記載のタイヤ。
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