JP2017500247A - 周方向に偏りがあるサイプ深さを有するタイヤ - Google Patents

周方向に偏りがあるサイプ深さを有するタイヤ Download PDF

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Abstract

タイヤは、赤道面の第1の側に第1の複数のトレッドブロック及び第2の側に第2の複数のトレッドブロックを有するトレッドを含む。第1の複数のトレッドブロックのそれぞれは、第1の前方ラグ壁と、第1の後方ラグ壁と、第1の前方ラグ壁に近接した第1の前方サイプと、第1の後方ラグ壁に近接した第1の後方サイプとを有する。第2の複数のトレッドブロックのそれぞれは、第2の前方ラグ壁と、第2の後方ラグ壁と、第2の前方ラグ壁に近接した第2の前方サイプと、第2の後方ラグ壁に近接した第2の後方サイプとを有する。第1の前方サイプは、第1の後方サイプの深さより大きい深さを有する。第2の前方サイプは、第2の後方サイプの深さより小さい深さを有する。【選択図】図2

Description

本開示は、複数のトレッドブロック又は他のトレッド要素を含む周方向トレッドを有し、複数のサイプがトレッドに配設されているタイヤに関する。より詳しくは、本開示は、複数のトレッドブロック又は他のトレッド要素を含む周方向トレッドを有し、深さが変化する複数のサイプがタイヤの残留アライニングトルク(RAT)に影響を与えるような形でトレッドに配設されているタイヤに関する。
旅客トラック及び軽トラックのため用いられるタイヤのようなタイヤは、タイヤの周方向に延在するトレッドパターンを有する。トレッドは、複数の周方向溝と、トレッドを複数の連続的もしくは非連続的なトレッドブロックにより形成されたほぼ周方向に延在するリブに分割する横方向に延在するスロットとで構成されることがある。大半のトレッドブロックは、サイプによってさらに分割されたスロットによって形成される。これらのサイプは、サイプブレードと呼ばれる金型の中に置かれた薄い金属片によって形成される。これらのサイプは、車両のためのある程度の乗り心地特性及びハンドリング特性も与えるトレッドブロックに様々なトラクション特性及び剛性特性を与える。タイヤのリブがタイヤの赤道面に関して対称的に離間しているときでさえ、リブは、道路との接触面でトレッドにモーメントを生成し、タイヤ上にねじり力を引き起こす可能性がある。このモーメントは、ステアリングを自由にしたとき、回転タイヤが左右にカーブを切り、車両が左右にドリフトする傾向をもたらす。接触面におけるこのモーメントもしくはトルクは、残留アライニングトルク(RAT)と呼ばれる。フットプリントに作用する全体的なトルクは、各トレッドラグの接触面に発生した局部剪断力の分布によって引き起こされる。これらのタイヤ特性の制御は、道路の頂部又は他の車両ステアリング特性に起因する車両横滑り−引き寄せを無効にする利点がある。
一実施形態では、タイヤを製造する方法は、タイヤの周方向に延在するトレッドパターンに少なくとも赤道面の第1の側にある第1のリブと赤道面の第2の側にある第2のリブとを設けることを含む。第1のリブは、第1の複数のトレッドブロックを含む。第1の複数のトレッドブロックのそれぞれは、第1の前方ラグ壁と、第1の後方ラグ壁と、第1の前方ラグ壁に近接した第1の前方サイプ及び第1の後方ラグ壁に近接した第1の後方サイプを含む第1の複数のサイプと、を有する。第2のリブは、第2の複数のトレッドブロックを含む。第2の複数のトレッドブロックのそれぞれは、第2の前方ラグ壁と、第2の後方ラグ壁と、第2の前方ラグ壁に近接した第2の前方サイプ及び第2の後方ラグ壁に近接した第2の後方サイプを含む第2の複数のサイプと、を有する。この方法は、所望の残留アライニングトルクが達成されるまでタイヤの残留アライニングトルクを変更するために、第1の複数のサイプのそれぞれ及び第2の複数のサイプのそれぞれの深さを変化させることをさらに含む。第1の前方サイプのそれぞれは、第1の後方サイプのそれぞれの深さより大きい深さを有し、第2の前方サイプのそれぞれは、第2の後方サイプのそれぞれの深さより大きい深さを有する。この方法は、周方向に延在するトレッドパターンを有するタイヤを形成することをさらに含む。
別の実施形態では、タイヤは、第1の側及び第2の側を画定する赤道面を有する。タイヤは、タイヤの第1の側に第1のトレッド要素の組をさらに含む。第1のトレッド要素の組は、前半分及び後半分を有する第1のトレッド要素を含む。第1のトレッド要素は、第1のトレッド要素の前半分に配設されている1つ以上の第1の前部サイプ及び第1のトレッド要素の後半分に配設されている1つ以上の第1の後部サイプを含んでいる第1の複数のサイプを含む。1つ以上の第1の前部サイプのそれぞれは、1つ以上の第1の後部サイプのそれぞれより大きい深さを有する。タイヤは、タイヤの第2の側に第2のトレッド要素の組をさらに含む。第2のトレッド要素の組は、前半分及び後半分を有する第2のトレッド要素を含む。第2のトレッド要素は、第2のトレッド要素の前半分に配設されている1つ以上の第2の前部サイプ及び第2のトレッド要素の後半分に配設されている1つ以上の第2の後部サイプを含んでいる第2の複数のサイプを含む。1つ以上の第2の後部サイプのそれぞれは、1つ以上の第2の前部サイプのそれぞれより大きい深さを有する。
さらに別の実施形態では、タイヤは、少なくとも赤道面の第1の側に第1の複数のトレッドブロック及び赤道面の第2の側に第2の複数のトレッドブロックを有する周方向トレッドパターンを含む。第1の複数のトレッドブロックのそれぞれは、第1の前方ラグ壁と、第1の後方ラグ壁と、第1の前方ラグ壁に近接した第1の前方サイプ及び第1の後方ラグ壁に近接した第1の後方サイプを含む第1の複数のサイプと、を有する。第2の複数のトレッドブロックのそれぞれは、第2の前方ラグ壁と、第2の後方ラグ壁と、第2の前方ラグ壁に近接した第2の前方サイプ及び第2の後方ラグ壁に近接した第2の後方サイプを含む第2の複数のサイプと、を有する。第1の前方サイプのそれぞれは、第1の後方サイプのそれぞれの深さより大きい深さを有し、第2の前方サイプのそれぞれは、第2の後方サイプのそれぞれの深さより小さい深さを有する。
添付の図面では、以下の詳細な説明と共に、請求項に係る発明の例示的実施形態を説明する構造が図示される。類似する要素は、同一の符号を用いて識別される。当然のことながら、単一の構成要素として示されている要素は、複数の構成要素に置き換えられることがあり、複数の構成要素として示されている要素は、単一の構成要素に置き換えられることがある。図面は正確な縮尺ではなく、特定の要素の大きさは、例示の目的のため誇張されることがある。
タイヤトレッド100の一実施形態の概略平面図である。 タイヤトレッド100の一部の拡大概略斜視図である。 図1の線3−3によるタイヤの第1の側にあるトレッド要素の一実施形態の断面図である。 図1の線4−4によるタイヤの第2の側にあるトレッド要素の一実施形態の断面図である。 タイヤの第1の側にあるトレッド要素の代替的な実施形態の断面図である。 タイヤの第2の側にあるトレッド要素の代替的な実施形態の断面図である。 タイヤの第1の側にあるトレッド要素の別の代替的な実施形態の断面図である。 タイヤの第2の側にあるトレッド要素の別の代替的な実施形態の断面図である。 タイヤの第1の側にあるトレッド要素のさらに別の代替的な実施形態の断面図である。 タイヤの第2の側にあるトレッド要素のさらに別の代替的な実施形態の断面図である。 タイヤの第1の側にあるトレッド要素のさらに別の代替的な実施形態の断面図である。 タイヤの第2の側にあるトレッド要素のさらに別の代替的な実施形態の断面図である。 タイヤの第1の側にあるトレッド要素のさらに別の代替的な実施形態の断面図である。 タイヤの第2の側にあるトレッド要素のさらに別の代替的な実施形態の断面図である。 タイヤトレッドの代替的な実施形態の概略平面図である。 タイヤの第1の側にあるトレッド要素のさらに別の代替的な実施形態の側面図である。 タイヤの第2の側にあるトレッド要素のさらに別の代替的な実施形態の側面図である。
以下は、本明細書で用いられる、選択された用語の定義である。これらの定義は、用語の範囲に含まれ、実施のために使用されることがある構成要素の様々な例又は形態を含む。例は、限定的であることを意図しない。用語の単数形及び複数形がいずれも定義の範囲に入ることがある。
「軸方向」及び「軸方向に」は、タイヤの回転軸に平行である方向を指す。
「周方向」及び「周方向に」は、軸方向に垂直であるトレッドの表面の外周に沿って延在する方向を指す。
「赤道面」は、タイヤの回転軸に垂直であり、タイヤのトレッドの中心を通る平面を指す。
「リブ」又は「リブ群」は、トレッドの少なくとも1つの周方向溝か第2の幅広い溝、又は横方向の縁によって画定されたトレッド上のゴムの周方向に延在する片又は片群を定義する。
「トレッド」は、標準的な膨張及び荷重の下で道路と接触するタイヤの一部を指す。
本明細書では、方向は、タイヤの回転軸を基準にして規定される。用語「上向きの」及び「上向きに」は、タイヤのトレッドの接触面に向かう大まかな方向を指し、「下向きの」及び「下向きに」は、タイヤの回転軸に向かう大まかな方向を指す。それ故に、「上方」及び「下方」又は「上」及び「下」などの相対的な方向指示用語が要素に関連して使用されるとき、「上方」又は「上」の要素は、「下方」又は「下」の要素よりトレッド面に接近した間隔で配置される。加えて、「上」又は「下」などの相対的な方向指示用語が要素に関連して使用されるとき、別の要素の「上」にある要素は、他の要素よりトレッドに接近している。
用語「内側」及び「内側に」は、タイヤの赤道面に向かう大まかな方向を指し、「外側」及び「外側に」は、タイヤの赤道面から離れ、タイヤのサイドウォールに向かう大まかな方向を指す。それ故に、「内部」及び「外部」などの相対的な方向指示用語が要素に関連して使用されるとき、「内部」の要素は、「外部」の要素よりタイヤの赤道面の接近した間隔で配置される。
図1は、赤道面Eを有するタイヤのためのトレッドパターン100の一部の平面図を示す。例示された実施形態では、トレッドパターンは、1対のショルダーリブ105a、105bと、1対の中間リブ110a、bと、中央リブ115とを含む。1対の外側周方向溝120a、bは、中間リブ110a、bからショルダーリブ105a、bを分離する。加えて、1対の内側周方向溝125a、bは、中央リブ115から中間リブ110a、bを分離する。例示された実施形態では5つのリブが示されているが、代替的な実施形態では、2つ以上のリブを有するタイヤトレッドであればどれでも採用されることがある。例示された実施形態では、直線状溝が示されているが、代替的な実施形態では、ジグザグ状、曲線状、又は他の形状の溝が採用されることがある。別の代替的な実施形態では、複数のトレッドブロック又はトレッド要素が明確なリブ及び溝の代わりに採用されることがある。
例示された実施形態では、第1及び第2のショルダーリブ105a、bは、赤道面Eから等距離である。同様に、第1及び第2の中間リブ110a、bは、赤道面Eから等距離である。代替的な実施形態(図示せず)では、対向するリブは、赤道面から異なる距離であってもよい。最も一般的な事例では、リブは、赤道面に平行である指定された平面の対の間に含まれている周方向トレッドゴム片によって画定される可能性がある。この定義によると、どんなトレッドパターンでも本発明の実施の目的のため周方向リブの一群に分離される可能性がある。
第1のショルダーリブ105aは、第1のショルダー横方向溝135aにより分離された第1の複数のショルダートレッドブロック130aによって形成される。第1の複数のショルダートレッドブロック130aのそれぞれは、第1のショルダー前方ラグ壁140a及び第1のショルダー後方ラグ壁145aを有する。同様に、第2のショルダーリブ105bは、第2のショルダー横方向溝135bにより分離された第2の複数のショルダートレッドブロック130bによって形成される。第2の複数のショルダートレッドブロック130bのそれぞれは、第2のショルダー前方ラグ壁140b及び第2のショルダー後方ラグ壁145bを有する。例示された実施形態では、ショルダートレッドブロック130は、ほぼ逆V字形であり、ショルダー横方向溝135は、ほぼV字形である。しかしながら、当然のことながら、これは、単に例示の目的であり、ショルダー横方向溝は、直線状でも曲線状でもよく、又は、任意の幾何形状をもつショルダートレッドブロックを画定するために複数の角を有することがあり得る。
第1の中間リブ110aは、第1の中間横方向溝155aにより分離された第1の複数の中間トレッドブロック150aによって形成される。第1の複数の中間トレッドブロック150aのそれぞれは、第1の中間前方ラグ壁160a及び第1の中間後方ラグ壁165aを有する。同様に、第2の中間リブ110bは、第2の中間横方向溝155bにより分離された第2の複数の中間トレッドブロック150bによって形成される。第2の複数の中間トレッドブロック150bのそれぞれは、第2の中間前方ラグ壁160b及び第2の中間後方ラグ壁165bを有する。例示された実施形態では、中間レッドブロック150は、ほぼ正方形であり、中間横方向溝155は、ほぼ直線状である。しかしながら、当然のことながら、これは、単に例示の目的であり、中間横方向溝は、曲線状でもよく、又は、任意の幾何形状をもつ中間トレッドブロックを画定するために複数の角を有することがあり得る。
中央リブ115は、中央横方向溝175により分離された複数の周方向に離間した中央トレッドブロック170によって形成される。例示された実施形態では、中央トレッドブロック170は、ほぼ長方形であり、中央横方向溝175は、ほぼ直線状である。しかしながら、当然のことながら、これは、単に例示の目的であり、中央横方向溝は、曲線状でもよく、又は、任意の幾何形状をもつ中央トレッドブロックを画定するために複数の角を有することがあり得る。
例示された実施形態では、第1の複数の中間トレッドブロック150aのそれぞれは、第1の複数のサイプ180aを含み、第2の複数の中間トレッドブロックのそれぞれは、第2の複数のサイプ180bを含む。第1及び第2の複数のサイプ180a、bのそれぞれは、上から見たとき、直線状サイプであり、横方向ではトレッドブロック全体に延在する。代替的な実施形態(図示せず)では、サイプは、上から見たとき、角度が付けられる、曲線状である、又は、異なる角度で複数のセグメントを含むことがある。別の代替的な実施形態(図示せず)では、サイプは、トレッドブロックの一部だけに延在することがある。
3つのサイプが中間トレッドブロック150a、bのそれぞれに示されているが、当然ながら、いくつのサイプでも採用されることがある。加えて、サイプの個数は、ブロックとブロックとの間で変化することがある。さらに、サイプは、中間ブロック上のサイプの代わりに、もしくは、加えて、複数の中央トレッドブロック上又は複数のショルダーブロック上で採用されることがある。
例示された実施形態では、サイプの深さは、図2〜4に示されるように変化する。図2は、タイヤトレッド100の一部の拡大概略斜視図である。図3は、図1の線3−3による第1の中間トレッドブロック150aのうち1つの断面図である。図4は、図1の線4−4による第2の中間トレッドブロック150bのうち1つの断面図である。
図2及び3を参照すると、第1の複数の中間トレッドブロック150aのそれぞれは、第1の前方ラグ壁160aに近接した第1の前方サイプ185aと、第1の後方ラグ壁165aに近接した第1の後方サイプ190aと、第1の前方サイプ185aと第1の後方サイプ190aとの間に配設された第1の中間サイプ195aとを含む。第1の前方サイプ185aは、第1の中間サイプ195a及び第1の後方サイプ190aの両方の深さより大きい深さを有する。第1の中間サイプ195aは、第1の後方サイプ190aの深さより大きい深さを有する。一実施形態では、第1の前方サイプは、第1の後方サイプの2倍の深さである。しかしながら、どのような深さの範囲でも採用されることがある。
図2及び4を参照すると、第1の複数の中間トレッドブロック150bのそれぞれは、第2の前方ラグ壁160bに近接した第2の前方サイプ185bと、第2の後方ラグ壁165bに近接した第2の後方サイプ190bと、第2の前方サイプ185bと第2の後方サイプ190bとの間に配設された第2の中間サイプ195bとを含む。第2の後方サイプ190bは、第2の中間サイプ195b及び第2の前方サイプ185bの両方の深さより大きい深さを有する。第2の中間サイプ195bは、第2の前方サイプ190bの深さより大きい深さを有する。一実施形態では、第2の後方サイプ195bは、第2の前方サイプ190bの2倍の深さである。しかしながら、どのような深さの範囲でも採用されることがある。
第1及び第2の中間トレッドブロック150a、b内のサイプ180a、bの深さは、逆向きに変化する。各サイプの深さは、所望のRATを達成するように選択されることがある。一実施形態では、サイプ180a、bは、0.038から0.2センチメートル(0.015から0.06インチ)の範囲に入る幅で形成されるであろう。1つの特有の実施形態では、幅は、およそ0.08センチメートル(0.03インチ)である。サイプ180a、bの幅は、中間トレッドブロック150a、bの高さの20%から100%の範囲に入るであろう。
一実施形態では、第1の前方サイプ185aのそれぞれは、第2の後方サイプ190bのそれぞれの深さに実質的に等しい深さを有する。同様に、第1の後方サイプ190aのそれぞれは、第2の前方サイプ185bのそれぞれの深さに実質的に等しい深さを有する。しかしながら、当然のことながら、どのようなサイプ深さの変化でも採用されることがある。
図1〜4は、同一のサイプ構造を有する第1の複数の中間トレッドブロック150aのそれぞれを示すが、当然ながら、第1の複数の中間トレッドブロック150aのうち1つ以上は、異なるサイプ構造を有することがある。実際のところ、所望のRATを達成するために第1の複数の中間トレッドブロック上でいくつのサイプ構造が採用されてもよい。第1の複数のトレッドブロックのそれぞれにおけるサイプの個数は、サイプの配置及び深さに応じて変化することがある。最も極端な実施例では、第1の複数のトレッドブロックのそれぞれは、独特のサイプ構造を有することがある。
同様に、図1〜4は、同一のサイプ構造を有する第2の複数の中間トレッドブロック150bのそれぞれを示すが、当然ながら、第2の複数の中間トレッドブロック150bのうち1つ以上は、異なるサイプ構造を有することがある。この場合も、所望のRATを達成するために第2の複数の中間トレッドブロック上でいくつのサイプ構造が採用されてもよい。第2の複数のトレッドブロックのそれぞれにおけるサイプの本数は、サイプの配置及び深さに応じて変化することがある。最も極端な実施例では、第2の複数のトレッドブロックのそれぞれは、独特のサイプ構造を有することがある。
図1及び2において、タイヤの左側は、タイヤの第1の側と表され、ダイヤの右側は、第2の側として表されるが、本発明は、このように限定されるものではない。タイヤの右側のトレッド要素は、前方ラグ壁の近くでより深いサイプを有することがあり、タイヤの左側のトレッド要素は、後方ラグ壁の近くでより深いサイプを有することがある。
図1〜4に示されたトレッドパターン100は、タイヤを製造する方法で用いられることがある典型的なトレッドパターンである。このような方法では、設計者は、指定RATを有するタイヤを設計したいと思うことがある。設計者は、少なくとも赤道面の第1の側にある第1のリブと赤道面の第2の側にある第2のリブとを含む、トレッドパターン100のような、タイヤの周方向に延在するトレッドパターンが与えられる。非限定的な実施例として図1を使用すると、第1の中間リブ110aは、第1のリブであり、第2の中間リブ110bは、第2のリブである。
設計者は、次に、所望の残留アライニングトルクが達成されるまでタイヤのRATを変更するために、第1の複数のサイプ180aのそれぞれ及び第2の複数のサイプ180bのそれぞれの深さを変化させる。設計者は、次に、設計されたトレッドパターンを有する1つ又はそれ以上のタイヤを形成することがある。
図1〜4は、サイプ構造の一実施例を示すが、当然のことながら、所望のRATを達成するためにいくつのサイプ構造が採用されてもよい。図5〜14は、深さが変化するサイプを有するトレッドブロックの付加的な実施例を示す。図1は、サイプを有する中間トレッドブロックと、サイプを含まないショルダーブロックとを示すが、当然のことながら、タイヤのブロックはどれでも深さが変化するサイプを有することがある。
図5及び6は、それぞれタイヤの第1の側及び第2の側にある第1及び第2のトレッド要素200a、bの代替的な実施形態の断面図を示す。本実施形態では、第1のトレッド要素200aは、第1の前方ラグ壁210a及び第1の後方ラグ壁220aを含む。第1の前方サイプ230aは、第1の前方ラグ壁210aに近接し、第1の後方サイプ240aは、第1の後方ラグ壁220aに近接し、第1の中間サイプ250aは、第1の前方サイプ230aと第1の後方サイプ240aとの間に配設される。第1の前方サイプ230aは、第1の中間サイプ250aの深さに等しい深さを有する。第1の前方サイプ230a及び第1の中間サイプ250aはいずれも第1の後方サイプ240aより大きい深さを有する。一実施形態では、第1の前方サイプ230a及び第1の中間サイプ250aの深さは、第1の後方サイプ240aの深さの2倍の大きさである。しかしながら、どのような深さの範囲でも採用されることがある。
加えて、本実施形態では、第2のトレッド要素200bは、第2の前方ラグ壁210b及び第2の後方ラグ壁220bを含む。第2の前方サイプ230bは、第2の前方ラグ壁210bに近接し、第2の後方サイプ240bは、第2の後方ラグ壁220bに近接し、第2の中間サイプ250bは、第2の前方サイプ230bと第2の後方サイプ240bとの間に配設される。第2の後方サイプ240bは、第2の中間サイプ250bの深さに等しい深さを有する。第2の後方サイプ240b及び第2の中間サイプ250bはいずれも第2の前方サイプ230bより大きい深さを有する。一実施形態では、第2の後方サイプ240b及び第2の中間サイプ250bの深さは、第2の前方サイプ230bの深さの2倍の大きさである。しかしながら、どのような深さの範囲でも採用されることがある。
図7及び8は、それぞれタイヤの第1の側及び第2の側にある第1及び第2のトレッド要素300a、bの別の代替的な実施形態の断面図を示す。本実施形態では、第1のトレッド要素300aは、第1の前方ラグ壁310a及び第1の後方ラグ壁320aを含む。第1の前方サイプ330aは、第1の前方ラグ壁310aに近接し、第1の後方サイプ340aは、第1の後方ラグ壁320aに近接し、第1の中間サイプ350aは、第1の前方サイプ330aと第1の後方サイプ340aとの間に配設される。第1の後方サイプ340aは、第1の中間サイプ350aの深さに等しい深さを有する。第1の前方サイプ330aは、第1の後方サイプ340a及び第1の中間サイプ350aのいずれよりも大きい深さを有する。一実施形態では、第1の前方サイプ330aの深さは、第1の後方サイプ340a及び第1の中間サイプ350aの深さの2倍の大きさである。しかしながら、どのような深さの範囲でも採用されることがある。
加えて、本実施形態では、第2のトレッド要素300bは、第2の前方ラグ壁310b及び第2の後方ラグ壁320bを含む。第2の前方サイプ330bは、第2の前方ラグ壁310bに近接し、第2の後方サイプ340bは、第2の後方ラグ壁320bに近接し、第2の中間サイプ350bは、第2の前方サイプ330bと第2の後方サイプ340bとの間に配設される。第2の前方サイプ330bは、第2の中間サイプ350bの深さに等しい深さを有する。第2の後方サイプ340bは、第2の前方サイプ330b及び第2の中間サイプ350bの両方の深さより大きい深さを有する。一実施形態では、第2の後方サイプ340bの深さは、第2の後方サイプ330b及び第2の中間サイプ350bの深さの2倍の大きさである。しかしながら、どのような深さの範囲でも採用されることがある。
図9及び10は、それぞれタイヤの第1及び第2の側での第1及び第2のトレッド要素400a、bのさらに別の代替的な実施形態の断面図を示す。本実施形態では、第1のトレッド要素400aは、第1の前方ラグ壁410a及び第1の後方ラグ壁420aを含む。第1のトレッド要素400aは、第1の前方ラグ壁410aから異なる距離に配設された1対の第1の前部サイプ430aをさらに含む。第1のトレッド要素400aは、第1の後方ラグ壁420bから異なる距離に配設された1対の第1の後部サイプ440aをさらに含む。本実施形態では、サイプのそれぞれは、第1の前方ラグ壁410aに向かって増大する異なった深さを有する。
同様に、第2のトレッド要素400bは、第2の前方ラグ壁410b及び第2の後方ラグ壁420bを含む。第2のトレッド要素400bは、第2の前方ラグ壁410bから異なる距離に配設された1対の第2の前部サイプ430bをさらに含む。第2のトレッド要素400bは、第2の後方ラグ壁420bから異なる距離に配設された1対の第2の後部サイプ440bをさらに含む。本実施形態では、サイプのそれぞれは、第2の後方ラグ壁420bに向かって増大する異なった深さを有する。
図11及び12は、それぞれタイヤの第1及び第2の側にある第1及び第2のトレッド要素500a、bのさらに別の代替的な実施形態の断面図を示す。本実施形態では、第1のトレッド要素500aは、第1の前方ラグ壁510a及び第1の後方ラグ壁520aを含む。第1のトレッド要素500aは、第1の前方ラグ壁510aから異なる距離に配設された1対の第1の前部サイプ530aをさらに含む。第1のトレッド要素500aは、第1の後方ラグ壁520bから異なる距離に配設された1対の第1の後部サイプ540aをさらに含む。本実施形態では、1対の第1の前部サイプ530aのそれぞれは、実質的に同一の第1の深さを有し、複数の第1の後部サイプ540aのそれぞれは、実質的に同一の第2の深さを有し、第1の深さは、第2の深さより大きい。
同様に、第2のトレッド要素500bは、第2の前方ラグ壁510b及び第2の後方ラグ壁520bを含む。第2のトレッド要素500bは、第2の前方ラグ壁510bから異なる距離に配設された1対の第2の前部サイプ530bをさらに含む。第2のトレッド要素500bは、第2の後方ラグ壁520bから異なる距離に配設された1対の第2の後部サイプ540bをさらに含む。本実施形態では、複数の第2の前部サイプ530bのそれぞれは、実質的に同一の第3の深さを有し、複数の第2の後部サイプ540bのそれぞれは、実質的に同一の第4の深さを有し、第4の深さは、第3の深さより大きい。
本例示実施形態では、第1の深さは、第4の深さに実質的に等しく、第2の深さは、第3の深さに実質的に等しい。しかしながら、当然のことながら、代替的な実施形態では、これらの深さは、等しくなる必要がない。
図13及び14は、それぞれタイヤの第1及び第2の側にある第1及び第2のトレッド要素600a、bのさらに別の代替的な実施形態の断面図を示す。本実施形態では、第1のトレッド要素600aは、第1の前方ラグ壁610a及び第1の後方ラグ壁620aを含む。第1の前方サイプ630aは、第1の前方ラグ壁610aに近接し、第1の後方サイプ640aは、第1の後方ラグ620aに近接する。第1の前方サイプ630aは、第1の後方サイプ640aの深さより大きい深さを有する。一実施形態では、第1の前方サイプ630aの深さは、第1の後方サイプ640aの深さの2倍の大きさである。しかしながら、どのような深さの範囲でも採用されることがある。
加えて、本実施形態では、第2のトレッド要素600bは、第2の前方ラグ壁610b及び第2の後方ラグ壁620bを含む。第2の前方サイプ630bは、第2の前方ラグ壁610bに近接し、第2の後方サイプ640bは、第2の後方ラグ620bに近接する。第1の後方サイプ640bは、第2の前方サイプ630bの深さより大きい深さを有する。一実施形態では、第2の後方サイプ640bの深さは、第2の前方サイプ630bの深さの2倍の大きさである。しかしながら、どのような深さの範囲でも採用されることがある。
図1〜14に示された実施例構成は、限定的に解釈されるべきではない。当然のことながら、上記概念は、タイヤの第1の側にあるどんな第1のトレッド要素の組でも、及び、タイヤの第2の側にあるどんな第2のトレッド要素の組でも適用されることがある。2つ、3つ、又は4つのサイプを有するトレッド要素例が明らかにされているが、当然のことながら、いくつのサイプが採用されてもよい。
図15は、赤道面Eを有するタイヤのためのトレッドパターン700の代替的な実施形態の概略平面図を示す。トレッドパターン700は、後述の相違点を除けば、図1のトレッドパターン100と実質的に同一である。当然のことながら、トレッドパターン700は、トレッドパターン100に関して前述した様々な代替的な実施形態の対象になる。
例示された実施形態では、トレッドパターンは、1対のショルダーリブ705a、bと、1対の中間リブ710a、bと、中央リブ715とを含む。1対の外側周方向溝720a、bは、中間リブ710a、bからショルダーリブ705a、bを分離する。加えて、1対の内側周方向溝725a、bは、中央リブ715から中間リブ710a、bを分離する。
第1のショルダーリブ705aは、第1のショルダー横方向溝735aにより分離された第1の複数のショルダートレッドブロック730aによって形成される。第1の複数のショルダートレッドブロック730aのそれぞれは、第1のショルダー前方ラグ壁730a及び第1のショルダー後方ラグ壁745aを有する。同様に、第2のショルダーリブ705bは、第2のショルダー横方向溝735bにより分離された第2の複数のショルダートレッドブロック730bによって形成される。第2の複数のショルダートレッドブロック730bのそれぞれは、第2のショルダー前方ラグ壁740b及び第2のショルダー後方ラグ壁745bを有する。
第1の中間リブ710aは、第1の中間横方向溝755aにより分離された第1の複数の中間トレッドブロック750aによって形成される。第1の複数の中間トレッドブロック750aのそれぞれは、第1の中間前方ラグ壁760a及び第1の中間後方ラグ壁765aを有する。同様に、第2の中間リブ710bは、第2の中間横方向溝755bにより分離された第2の複数の中間トレッドブロック750bによって形成される。第2の複数の中間トレッドブロック750bのそれぞれは、第2の中間前方ラグ壁760b及び第2の中間後方ラグ壁765bを有する。中央リブ715は、中央横方向溝775により分離された複数の周方向に離間した中央トレッドブロック770によって形成される。
例示された実施形態では、第1の複数の中間トレッドブロック750aのそれぞれは、第1の複数のサイプ780aを含み、第2の複数の中間トレッドブロックのそれぞれは、第2の複数のサイプ780bを含む。第1及び第2の複数のサイプ780a、bのそれぞれは、上から見たとき、直線状サイプであり、横方向ではトレッドブロック全体に延在する。代替的な実施形態では、サイプは、曲線状である、角度を付けられる、又は複数の角度を付けられたセグメントから形成されることがある。例示された実施形態は、各中間トレッドブロックの全長に亘って延在するサイプを示すが、当然のことながら、サイプは、ブロック全体の一部しか延在しないことがある。
図16は、第1の中間トレッドブロック750aのうち1つの断面図である。同図に示されているように、サイプ780aの深さは可変であり、サイプ780aは、第1の前方ラグ壁760aにおいてより大きい深さを有し、第1の後方ラグ壁765aにおいてより小さい深さを有する。サイプ780aの深さは、直線状に変化するものとして示されているが、当然のことながら、変化が直線状である必要はない。例えば、サイプ780aの底辺は、曲線状である、波状である、階段状である、又は何らかの所望のパスを辿ることがある。唯一のサイプ780aだけが同図に示されているが、当然のことながら、第1の複数のサイプ780aのうち1つ又はそれ以上が可変深さを有することがある。第1の複数のサイプのそれぞれは、同一の外形を有することがあり、又は、第1の複数のサイプのうち1つ以上が異なる外形を有することがある。
図17は、第2の中間トレッドブロック750bのうち1つの断面図である。同図に示されているように、サイプ780bの深さは可変であり、サイプ780bは、第1の後方ラグ壁765bにおいてより大きい深さを有し、第1の前方ラグ壁760bにおいてより小さい深さを有する。サイプ780bの深さは、直線状に変化するものとして示されているが、当然のことながら、変化が直線状である必要はない。例えば、サイプ780bの底辺は、曲線状である、波状である、階段状である、又は何らかの所望のパスを辿ることがある。唯一のサイプ780bだけが同図に示されているが、当然のことながら、第1の複数のサイプ780aのうち1つ以上が可変深さを有することがある。第1の複数のサイプのそれぞれは、同一の外形を有することがあり、又は、第1の複数のサイプのうち1つ以上が異なる外形を有することがある。
本実施形態におけるサイプの深さは、前述の方法と同様のやり方で所望のRATを達成するために変化することがある。
用語「含み(includes)」又は「含む(including)」は、本明細書又は特許請求の範囲において使用される限りで、用語「備える(comprising)」が請求項の中で移行句として用いられる際に解釈されるものと同様に開放的であることが意図されている。さらに、用語「又は(or)」が用いられる限りで(例えば、A又はB)、「AもしくはB、又は両方とも」であることが意図されている。本出願人らが「A又はBの両方ではなく一方のみ」を示すことを意図する場合、用語「A又はBの両方ではなく一方のみ」が用いられるであろう。したがって、本明細書における用語「又は(or)」の使用は、排他的ではなく、包含的な用法である。Bryan A.Garner,A Dictionary of Modern Legal Usage 624(2d.Ed.1995)を参照されたい。また、用語「中(in)」又は「中へ(into)」は、本明細書又は特許請求の範囲において使用される限りで、加えて「上(on)」又は「上へ(onto)」を意味することが意図されている。さらに、用語「接続する(connect)」は、本明細書又は特許請求の範囲において使用される限りで、「直接的に〜に接続される(directly connected to)」だけではなく、別の構成要素又は構成要素群を介して接続されるような「間接的に〜に接続される(indirectly connected to)」を意味することが意図されている。
本出願はこれの実施形態の説明によって例示され、これらの実施形態はかなり詳細に説明されているが、請求項の範囲をこのような細部に限定すること、又は多少なりとも制限することは、出願人の意図ではない。さらなる利点及び改良は、当業者にとって容易に明らかとなるであろう。したがって、本出願は、この出願のより広い態様において、具体的な詳細と、典型的な装置及び方法と、図示及び記載された例示的な実施例とに制限されることがない。その結果、このような詳細にとらわれないようにすることは、本出願人の全体的な発明思想の趣旨又は範囲から逸脱することなく、なされることがある。

Claims (20)

  1. タイヤを製造する方法であって、
    前記方法は、前記タイヤの周方向に延在するトレッドパターンに少なくとも赤道面の第1の側にある第1のリブと前記赤道面の第2の側にある第2のリブとを設けることであって、
    前記第1のリブは、第1の複数のトレッドブロックを含み、前記第1の複数のトレッドブロックのそれぞれは、第1の前方ラグ壁と、第1の後方ラグ壁と、前記第1の前方ラグ壁に近接した第1の前方サイプ及び前記第1の後方ラグ壁に近接した第1の後方サイプを含む第1の複数のサイプとを有し、
    前記第2のリブは、第2の複数のトレッドブロックを含み、前記第2の複数のトレッドブロックのそれぞれは、第2の前方ラグ壁と、第2の後方ラグ壁と、前記第2の前方ラグ壁に近接した第2の前方サイプ及び前記第2の後方ラグ壁に近接した第2の後方サイプを含む第2の複数のサイプとを有する、設けることと、
    所望の残留アライニングトルクが達成されるまで前記タイヤの残留アライニングトルクを変更するために、前記第1の複数のサイプのそれぞれ及び前記第2の複数のサイプのそれぞれの深さを変化させることであって、
    前記第1の前方サイプのそれぞれは、前記第1の後方サイプのそれぞれの深さより大きい深さを有し、
    前記第2の前方サイプのそれぞれは、前記第2の後方サイプのそれぞれの深さより小さい深さを有する、変化させることと、
    前記周方向に延在するトレッドパターンを有するタイヤを形成することとを含む、方法。
  2. 前記第1のリブ及び前記第2のリブは、前記赤道面から等距離に位置している、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1の前方サイプのそれぞれは、前記第2の後方サイプのそれぞれの深さに実質的に等しい深さを有する、請求項1に記載の方法。
  4. 前記第1の後方サイプのそれぞれは、前記第2の前方サイプのそれぞれの深さに実質的に等しい深さを有する、請求項1に記載の方法。
  5. 前記第1の前方サイプのそれぞれは、前記第1の後方サイプのそれぞれの2倍の深さである、請求項1に記載の方法。
  6. 前記第1の複数のサイプは、少なくとも1つの第1の中間サイプをさらに含み、前記第2の複数のサイプは、少なくとも1つの第2の中間サイプをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記少なくとも1つの第1の中間サイプの深さは、前記第1の前方サイプの深さより小さく、前記第1の後方サイプの深さより大きく、前記少なくとも1つの第2の中間サイプの深さは、前記第2の前方サイプの深さより大きく、前記第2の後方サイプの深さより小さい、請求項6に記載の方法。
  8. 第1の側及び第2の側を画定する赤道面を有するタイヤであって、
    前記タイヤは、前半分及び後半分を有する第1のトレッド要素を含む第1のトレッド要素の組を前記タイヤの前記第1の側に備え、
    前記第1のトレッド要素は、前記第1のトレッド要素の前記前半分に配設されている1つ以上の第1の前部サイプ及び前記第1のトレッド要素の前記後半分に配設されている1つ以上の第1の後部サイプを含んでいる第1の複数のサイプを含み、
    前記1つ以上の第1の前部サイプのそれぞれは、前記1つ以上の第1の後部サイプのそれぞれより大きい深さを有し、前記タイヤは、
    前半分及び後半分を有する第2のトレッド要素を含む第2のトレッド要素の組を前記タイヤの前記第2の側に備え、
    前記第2のトレッド要素は、前記第2のトレッド要素の前記前半分に配設されている1つ以上の第2の前部サイプ及び前記第2のトレッド要素の前記後半分に配設されている1つ以上の第2の後部サイプを含んでいる第2の複数のサイプを含み、
    前記1つ以上の第2の後部サイプのそれぞれは、前記1つ以上の第2の前部サイプのそれぞれより大きい深さを有する、タイヤ。
  9. 前記1つ以上の第1の前部サイプは、前記第1のトレッド要素の前方ラグ壁から異なる距離に配設された複数の第1の前部サイプを含み、前記1つ以上の第1の後部サイプは、前記第1のトレッド要素の後方ラグ壁から異なる距離に配設された複数の第1の後部サイプを含み、前記1つ以上の第2の前部サイプは、前記第2のトレッド要素の前方ラグ壁から異なる距離に配設された複数の第2の前部サイプを含み、前記1つ以上の第2の後部サイプは、前記第2のトレッド要素の後方ラグ壁から異なる距離に配設された複数の第2の後部サイプを含む、請求項8に記載のタイヤ。
  10. 前記複数の第1の前部サイプのそれぞれは、実質的に同一の第1の深さを有し、前記複数の第1の後部サイプのそれぞれは、実質的に同一の第2の深さを有し、前記複数の第2の前部サイプのそれぞれは、実質的に同一の第3の深さを有し、前記複数の第2の後部サイプのそれぞれは、実質的に同一の第4の深さを有する、請求項9に記載のタイヤ。
  11. 前記第1の深さは、前記第4の深さに実質的に等しく、前記第2の深さは、前記第3の深さに実質的に等しい、請求項10に記載のタイヤ。
  12. 前記複数の第1の前部サイプの深さは、前記第1のトレッド要素の前記前方ラグ壁に近接した第1の前部サイプが前記第1のトレッド要素の前記前方ラグ壁から遠くにある第1の前部サイプの深さより大きい深さを有するように変化し、前記複数の第1の後部サイプの深さは、前記第1のトレッド要素の前記後方ラグ壁に近接した第1の後部サイプが前記第1のトレッド要素の前記後方ラグ壁から遠くにある第1の後部サイプの深さより小さい深さを有するように変化し、前記複数の第2の前部サイプの深さは、前記第2のトレッド要素の前記前方ラグ壁に近接した第2の前部サイプが前記第2のトレッド要素の前記前方ラグ壁から遠くにある第2の前部サイプの深さより小さい深さを有するように変化し、前記複数の第2の後部サイプは、前記第2のトレッド要素の前記後方ラグ壁に近接した第2の後部サイプが前記第2のトレッド要素の前記後方ラグ壁から遠くにある第2の後部サイプの深さより大きい深さを有するように変化する、請求項9に記載のタイヤ。
  13. 前記1つ以上の第1の前部サイプの深さは、前記第1のトレッド要素の高さに実質的に等しく、前記1つ以上の第2の後部サイプの深さは、前記第2のトレッド要素の高さに実質的に等しい、請求項8に記載のタイヤ。
  14. 前記1つ以上の第1の後部サイプの深さは、前記第1のトレッド要素の高さの50%に実質的に等しく、前記1つ以上の第2の前部サイプの深さは、前記第2のトレッド要素の高さの50%に実質的に等しい、請求項8に記載のタイヤ。
  15. タイヤであって、
    赤道面の第1の側に第1の複数のトレッドブロック及び前記赤道面の第2の側に第2の複数のトレッドブロックを有する周方向トレッドパターンを備え、
    前記第1の複数のトレッドブロックのそれぞれは、第1の前方ラグ壁と、第1の後方ラグ壁と、前記第1の前方ラグ壁に近接した第1の前方サイプ及び前記第1の後方ラグ壁に近接した第1の後方サイプを含む第1の複数のサイプとを有し、
    前記第2の複数のトレッドブロックのそれぞれは、第2の前方ラグ壁と、第2の後方ラグ壁と、前記第2の前方ラグ壁に近接した第2の前方サイプ及び前記第2の後方ラグ壁に近接した第2の後方サイプを含む第2の複数のサイプとを有し、
    前記第1の前方サイプのそれぞれは、前記第1の後方サイプのそれぞれの深さより大きい深さを有し、
    前記第2の前方サイプのそれぞれは、前記第2の後方サイプのそれぞれの深さより小さい深さを有する、タイヤ。
  16. 各サイプの深さは、所望の残留アライニングトルクを達成するように選択される、請求項15に記載のタイヤ。
  17. 前記第1の複数のサイプは、前記第1の前方サイプと前記第1の後方サイプとの間に配設された少なくとも1つの第1の中間サイプを含み、前記第2の複数のサイプは、前記第2の前方サイプと前記第2の後方サイプとの間に配設された少なくとも1つの第2の中間サイプを含む、請求項15に記載のタイヤ。
  18. 前記少なくとも1つの第1の中間サイプは、前記第1の前方サイプの深さに等しい深さを有し、前記少なくとも1つの第2の中間サイプは、前記第2の後方サイプの深さに等しい深さを有する、請求項17に記載のタイヤ。
  19. 前記少なくとも1つの第1の中間サイプは、前記第1の後方サイプの深さに等しい深さを有し、前記少なくとも1つの第2の中間サイプは、前記第2の前方サイプの深さに等しい深さを有する、請求項17に記載のタイヤ。
  20. 前記少なくとも1つの第1の中間サイプは、前記第1の前方サイプの深さより小さく、前記第1の後方サイプの深さより大きい深さを有し、前記少なくとも1つの第2の中間サイプは、前記第2の前方サイプの深さより大きく、前記第2の後方サイプの深さより小さい深さを有する、請求項17に記載のタイヤ。
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